JP4365422B2 - コネクタ及びコネクタを備える携帯端末 - Google Patents

コネクタ及びコネクタを備える携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、コネクタ及びコネクタを備える携帯端末に関する。
急速なデジタル化が進行中の携帯端末(携帯電話やPDA等)あるいは家電の分野においては、処理信号量の増加、及び信号の高速伝送化が進んでいるため、これらの機器に内蔵されるコネクタには優れた伝送性能が要求される。そのためには、コネクタに優れたノイズ遮蔽機能(コネクタの外部のノイズがコネクタの伝送路であるコンタクトに及んだり、コネクタのコンタクトから生じるノイズがコネクタ周辺の回路に影響を及ぼすのを防止する機能)を付与する必要がある。
特許文献1及び特許文献2には、このような目的で発明されたコネクタが開示されている。
特許文献1のコネクタはリセプタクルコネクタAとプラグコネクタBを具備している。
リセプタクルコネクタAの平面視長方形をなすコネクタハウジング1の表面(下面)には多数の接触端子29が固定してあり、各接触端子29の端部がコネクタハウジング1の裏面(上面)を実装したプリント配線基板に半田付けしてある。そして、コネクタハウジング1の4つの側面を4つのシールド部材31、40で覆っている。隣り合うシールド部材31、40同士は互いに接触しており、かつ各シールド部材31、40の端部はプリント配線基板の接地回路に半田付けしてある。
一方、プラグコネクタBの平面視長方形をなすコネクタハウジング51の表面(上面)には凹部が形成してある。この凹部の表面には多数の接触端子70が固定してあり、各接触端子70の端部がコネクタハウジング51の裏面(下面)を実装したプリント配線基板に半田付けしてある。そして、コネクタハウジング51の4つの側面を4つのシールド部材81、82で覆っており、各シールド部材81、82の端部はプリント配線基板の接地回路に半田付けしてある。
このような構造のリセプタクルコネクタAをプラグコネクタBの凹部に嵌合することによりリセプタクルコネクタAとプラグコネクタBが接続し、各接触端子29と各接触端子70が互いに接触する。
特許文献2のコネクタはコンタクト4、6を固定したインシュレータ2の4つの側面を、共に平面視で略コ字形をなす上シェル8aと下シェル8bで覆い、下シェル8bに突設したラッチアーム16を上シェル8aに穿設した係合孔10に係合することにより、上シェル8aと下シェル8bの両端部同士を互いに接続している。さらに、上シェル8aには一対の脚部48が突設してあり、一対の脚部48を基板の接地回路に半田付けしている。
特許文献1及び特許文献2に開示されたコネクタでは、それぞれのインシュレータの各側面をシールド部材(特許文献1のシールド部材31、40、81、82、特許文献2の上シェル8aと下シェル8b)で覆っているので、コネクタ外部のノイズがコネクタのコンタクト(特許文献1の接触端子29、70、特許文献2のコンタクト4、6)に及んだり、コネクタのコンタクトで発生したノイズがコネクタ周辺の回路に及ぶのが効果的に防止される。
特開2006−59589号公報 特開2003−187916号公報
しかし、特許文献1ではリセプタクルコネクタAとプラグコネクタBにおける隣り合うシールド部材31、40、81、82同士は単に当接しているだけで完全に固定されていない。そのため、コネクタの経時的変化(使用環境の影響による基板の歪みや微小な寸法的変化等)やコネクタに掛かった振動等の外的要因により各シールド部材31、40、81、82に微摺動やチャタリングが生じると、隣り合うシールド部材31、40、81、82同士の接触部の接触抵抗が変動してしまう。各シールド部材31、40、81、82の接触部の接触抵抗が変動すると、コネクタのインピーダンスが上昇し不要な電圧が発生することにより接地効果が低減したり、基板の接地回路にノイズが発生するので、コネクタは優れた伝送性能を発揮できなくなる。
また、特許文献2では、ラッチアーム16と係合孔10を利用することにより上シェル8aと下シェル8bの両端部同士を互いに接続しているが、上シェル8aと下シェル8bの両端部同士の固定状態は確実ではない。そのため、特許文献1のコネクタと同様の問題が生じるおそれがある。
なお、隣り合うシールド部材同士を、弾性力を利用して接触させたり、かしめることにより接続する方法も考えられるが、このような方法によっても隣り合うシールド部材同士は完全に固定されない。さらに、近年はコネクタの小型化に伴ってシールド部材が小型化しているので、弾性力を利用する場合やかしめる場合も上記問題は生じやすい。
本発明の目的は、互いに接触するシールド部材同士を導電性を有する半田により完全に固定接合することにより、従来よりも経時的変化や外的要因に起因する隣り合うシールド部材の接触抵抗の変動をより効果的に抑制することが可能で、安定したノイズ遮蔽性能及び接地性能を有するコネクタ及びコネクタを備える携帯端末を提供することにある。
本発明のコネクタは、絶縁材料からなるインシュレータと、該インシュレータに固定した複数のコンタクトと、該複数のコンタクトと電気的に導通する実装基板と、上記複数のコンタクトの周囲に位置するように上記インシュレータの側面に装着された、複数の金属製のシールド部材と、を備えるコネクタにおいて、上記各シールド部材に、上記インシュレータの周辺に位置し、かつ、上記実装基板の接地パターンと電気的に接続する接続端部を形成し、隣り合う2つの上記シールド部材の一方の上記接続端部と上記インシュレータの周面の間に、他方の上記接続端部を該周面の少なくとも上記実装基板側部分との間に隙間を形成しながら位置させ、一方の上記接続端部における上記周面との対向面と、該対向面と略直交する上記接地パターンとに接触するように形成した、一部が上記隙間に位置する半田内に他方の上記接続端部を位置させることにより、2つの上記接続端部を上記接地パターンに固定したことを特徴としている。
さらに、上記インシュレータの周面の上記他方の接続端部と対向する部分に、該周面を凹ませることにより、上記半田の一部が位置する半田形成用逃げ部を形成してもよい。
隣り合う上記シールド部材の上記各接続端部どうしが互いに重なるのが好ましい。
上記インシュレータの平面視形状が、一対の短手側面及び該短手側面より長い一対の長手側面を具備する略長方形であり、上記シールド部材が、少なくとも一方の上記短手側面を覆う短手用シールド部材と、少なくとも一方の上記長手側面を覆い上記短手シールド部材と接触する長手用シールド部材と、からなるようにしてもよい。
この場合、上記コネクタを、互いに嵌合可能かつ嵌合時に互いに電気的に導通するコンタクトを具備する一対のコネクタからなるものとし、少なくとも一方の上記コネクタに上記シールド部材を設けてもよい。
上記一対のコネクタの一方に設けた上記シールド部材が、上記短手用シールド部材及び上記長手用シールド部材をそれぞれ一対備えるのがよい。
さらに、上記一対のコネクタの一方が他方の内部に嵌合し、該他方のコネクタが、上記短手用シールド部材及び上記長手用シールド部材をそれぞれ一対備えるようにすれば、シールド機能がより向上するので好ましい。
上記一対のコネクタが共に上記短手用シールド部材を具備し、上記一対のコネクタを互いに嵌合したときに、両コネクタの上記短手用シールド部材が互いに接触するのが好ましい。
さらに、隣り合う上記短手用シールド部材と長手用シールド部材の一方に係合孔を係止し、他方に該係合孔と係合する係合突起を突設するのが好ましい。
上記各コネクタは、例えば携帯端末に適用可能である。
本発明によると、隣り合うシールド部材の各接続端部を共通の半田により実装基板の接地パターンに半田付けするので、各シールド部材同士が互いに電気的に導通しながら接合固定される。そのため、コネクタに経時的変化が生じたり、コネクタに振動や捻り等の外的要因が加わっても、各シールド部材同士の接触部の接触抵抗は変動しない。従って、本発明のコネクタは安定したノイズ遮蔽性能及び接地性能を有することができるため、優れた伝送性能を発揮できる。
請求項2記載の発明によると、隣り合うシールド部材の各接続端部を実装基板に実装し易くなると共に、隣り合うシールド部材の電気的な導通性を向上させることができる。
さらに、接続端部同士が接近するので、少量の半田により各接続端部を実装基板に半田付けできるようになる。
請求項3記載の発明によると、平面形状が略長方形である各種コネクタのノイズ遮蔽機能を向上させることが可能になる。
請求項4記載の発明によると、一対のコネクタを具備するコネクタのノイズ遮蔽機能を向上させることができる。
請求項5記載の発明によると、一方のコネクタの4つの側面全体をシールド部材で覆うので、一対のコネクタを具備するタイプのコネクタのノイズ遮蔽機能をさらに向上させられる。
この場合、請求項6のように、一方のコネクタを内部に受け入れる他方のコネクタの側面全体をシールド部材で覆うのが好ましい。このようにすれば、シールド部材によって外側に位置するコネクタ側のコンタクトのみならず内側に位置するコネクタ側のコンタクトもシールドされるので、より大きなシールド効果が得られる。
請求項7記載の発明によると、一方のコネクタを実装した実装基板の接地回路と、他方のコネクタを実装した実装基板の接地回路とを互いに接続可能になる。
請求項8記載の発明によると、短手用シールド部材と長手用シールド部材の一方に設けた係合孔に他方に設けた係合突起が係合するので、隣り合う短手用シールド部材と長手用シールド部材の固定力が向上する。
請求項9記載の発明によると、大量の処理信号を高速伝送可能な携帯端末が得られる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の前後及び左右の方向は、図1、図2等に記載した矢印の方向を基準としている。
図1から図4に示すように本実施形態のコネクタ10は、互いに着脱可能であり図2から図4に示すように結合することにより互いに電気的に接続するリセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100とを備えている。
本発明のコネクタ10は、例えば携帯端末(例えば、携帯電話、携帯可能なコンピュータを含むPDA(Personal Digital Assistant))内における接続や、携帯端末と外部機器との接続に適用することができる。より具体的には、例えばリセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100の一方を携帯端末内のカメラモジュール側の基板に接続し、他方を主基板側に接続することが可能である。
まず、リセプタクルコネクタ20を図1から図18を利用して説明する。
リセプタクルコネクタ20は大きな構成要素としてインシュレータ25、リセプタクルコンタクト50、及び短手用シールド部材70及び長手用シールド部材90を具備している。
インシュレータ25は絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂料を射出成形することにより得られたものであり、その形状は平面視略長方形(直方体)である。
図1、図5から図12等に示すように、インシュレータ25は平面視長方形の外周壁26を具備しており、外周壁26の4つの外側面は一対の前後方向に延びる長手側面27と一対の左右方向に延びる短手側面28によって構成されている。インシュレータ25の表面(図1及び図12における上面)の中央部には外周壁26から内周側に離間する嵌合凸部30が突設してある。嵌合凸部30の上面には前後方向に延びる係合凹部31が凹設してあり、さらに外周壁26の内周面と嵌合凸部30の外周面の間には平面視長方形の嵌合溝32が形成してある。
外周壁26の前端部33と後端部34の嵌合凸部30との対向部には左右方向に並ぶ一対の収容凹部35がそれぞれ凹設してある。さらに前端部33の前端部と後端部34の後端部には左右方向に伸びる係止溝36が形成してある。
また、外周壁26の4隅には有底の端部保持溝37が形成してある。さらに、長手側面27の両端部近傍には正面視L字形をなす中間部保持部38が突設してあり、中間部保持部38と長手側面27の間に有底の中間部保持溝39を構成している。各端部保持溝37と中間部保持部38の間には上下方向に貫通する上下貫通溝41が形成してあり、各上下貫通溝41の下端部はフィレット形成用逃げ部42となっている(図10及び図11参照)。
外周壁26の左右両側部には多数の外周側凹部44が所定間隔で凹設してあり、さらに、嵌合凸部30の左右両側部の各外周側凹部44と対向する位置には外周側凹部44と同数の内周側凹部45が凹設してある。
この外周側凹部44と内周側凹部45には、スタンピング成形により製造されたリセプタクルコンタクト50が圧入により嵌合保持してある。リセプタクルコンタクト50は、基材(例えばりん青銅、ベリリウム銅、チタン銅、ステンレス、コルソン系銅合金、)上に、下地めっき(例えばニッケル(Ni)めっき)を施した後に、仕上げめっき(例えば金めっき、錫(Sn)−銅(Cu)めっき、錫(Sn)−鉛(Pb)めっき)を施して製造したものである。各リセプタクルコンタクト50は、内周側凹部45に弾性変形可能(相対移動可能)に遊嵌される弾性接触部51と、外周側凹部44に嵌合される保持部52と、弾性接触部51と保持部52を連結し嵌合溝32の底部に接触する連結部と、保持部52の下端部から左方または右方に延出する端子部53と、を有している。
インシュレータ25に装着される短手用シールド部材70と長手用シールド部材90は以下の構造である。この短手用シールド部材70と長手用シールド部材90は共にスタンピング成形により製造された金属製のものであり、その材料及び製法(基材、下地めっき、仕上げめっき等)はリセプタクルコンタクト50と同じである。
前後一対の短手用シールド部材70はインシュレータ25の前端部33と後端部34に装着される部材である。短手用シールド部材70は、前端部33と後端部34の上面を覆う上面部71と、前側の短手用シールド部材70の上面部71の前端と後側の短手用シールド部材70の上面部71の後端から垂下する垂下片72と、垂下片72の下端から水平に延びるテール部73と、短手用シールド部材70の左右両側部から垂下する左右一対の側面部74と、前側の上面部71の後端と後側の上面部71の前端から下方に延びる側面視略C字形の板ばね部75と、を具備している。板ばね部75は、接触凸部76と、接触凸部76から垂下片72側に向かう戻り部77とを有しており、板ばね部75全体が弾性変形可能である。また、側面部74には円形貫通孔79が穿設してあり、側面部74の下端には接続端部80が下向きに突設してある。さらに、垂下片72の左右両端面には係止突起81が突設してある。
左右一対の長手用シールド部材90は、その両端部の下端から左方または右方に延出する接続端部91と、下面の両端部近傍に凹設した係合凹部92と、長手用シールド部材90の前後両端面に突設した係止突起93と、長手用シールド部材90の内側面の前後両端部近傍に突設した係合突起94と、を有している。
短手用シールド部材70と長手用シールド部材90をインシュレータ25に装着する際にはまず前後の短手用シールド部材70から装着する。具体的には、短手用シールド部材70の垂下片72をインシュレータ25の前後の係止溝36に上方から圧入し、上面部71の下面を前端部33と後端部34の上面に当接させ、側面部74の前端部と後端部を端部保持溝37と中間部保持溝39にそれぞれ圧入し、さらに、左右の板ばね部75を左右の収容凹部35内にそれぞれ遊嵌する。このように垂下片72を係止溝36に圧入すると、垂下片72の両端に突設した左右の係止突起81が係止溝36の左右の端面である係止面40に圧接する。
次いで左右の長手用シールド部材90をインシュレータ25の左右両側部に装着する。具体的には、長手用シールド部材90の前後両端部を上方から前後の端部保持溝37に圧入する。さらに、前後の係合凹部92が形成された部分を前後の中間部保持溝39に圧入し、前後の係合凹部92を中間部保持部38の底部に係合する。すると、前後の係止突起93が前側の端部保持溝37の前端面と後側の端部保持溝37の後端面である係止面47に圧接する。さらに、長手用シールド部材90の内側面に突設した前後の係合突起94が短手用シールド部材70の円形貫通孔79に係合し、かつ長手用シールド部材90の内側面の前後両端部が短手用シールド部材70の側面部74の外側面に面接触する。
以上構成のリセプタクルコネクタ20は、図示を省略したマウンターによりリセプタクル側実装基板60(図1、図9及び図22参照)の上面に載置される。すると、各リセプタクルコンタクト50の端子部53がリセプタクル側実装基板60の上面に形成したパターンPA(図22参照)上に位置し、前後の短手用シールド部材70のテール部73がリセプタクル側実装基板60の上面の対応した位置に形成した接地パターンPB上(図22参照)に位置し、さらに図9に示すようにインシュレータ25の上下貫通溝41(フィレット形成用逃げ部42)内に位置する短手用シールド部材70の接続端部80と長手用シールド部材90の接続端部91が共通の接地パターンPC上に位置する(接地パターンPBと接地パターンPCはリセプタクル側実装基板60の表面または内部において配線により互いに電気的に接続される)。なお、前側または(及び)後側の接地パターンPBと接地パターンPCの代わりに図22に仮想線で示した広領域接地パターンPD(接地パターンPBと接地パターンPCを一体化したパターン)をリセプタクル側実装基板60の表面に形成し、該広領域接地パターンPD上にテール部73と接続端部80,91を実装してもよい。
この状態でパターンPAと上記接地パターンPB、PC上に半田ペーストを塗布し、リセプタクルコネクタ20をリセプタクル側実装基板60に載置する。この際、半田ペーストAを接地パターンPC上に塗布し、一つの塊である半田ペーストAで短手用シールド部材70の接続端部80と長手用シールド部材90の接続端部91を接地パターンPCに接合する。そして、リフロー炉において各半田を加熱溶融し、リセプタクルコンタクト50の端子部53とパターンPA、前後の短手用シールド部材70のテール部73と接地パターンPB、及び、接続端部80と接続端部91と接地パターンPCをそれぞれ半田付けする(図9に示すように接続端部80と接続端部91の上端部は互いに重なる)。
インシュレータ25にフィレット形成用逃げ部42を形成してあるので、このように接続端部80と接続端部91と接地パターンPCを半田Aを利用して半田付けしたときに、半田Aは図9に示すような良好な形状の半田フィレットを形成することが可能である。
続いてプラグコネクタ100について主に図19から図21を利用して説明する。プラグコネクタ100は大きな構成要素としてインシュレータ110とプラグコンタクト120と一対の短手用シールド部材130を具備している。
インシュレータ110は絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂料であり、その形状は平面視略長方形(直方体)である。
図示するように、インシュレータ110は平面視長方形の外周嵌合壁111を具備しており、外周嵌合壁111の4つの外側面は一対の長手側面112と一対の短手側面113によって構成されている。インシュレータ110の表面(図1及び図12における下面。図19及び図20における上面)の中央部には外周嵌合壁111から内周側に離間すると共に前後方向に延びる係合凸部114が突設してある(係合凸部114の横断面形状は係合凹部31と同じである)。
前後の短手側面113の左右両端部には一対の突部116が突設してある。さらに、前後の短手側面113の中央部には、短手側面113より上下寸法が短い連結部117が突設してあり、連結部117の短手側面113と反対側の端部には連結部117より広幅で上下寸法が大きい抜止部118が一体的に設けてある。さらに、連結部117には連結部117を上下方向に貫通する圧入孔119が穿設してある。
外周嵌合壁111の左右の側壁に並べて設けられたプラグコンタクト120は、スタンピング成形により製造された金属製のものである。プラグコンタクト120の材料及び製法(基材、下地めっき、仕上げめっき等)はリセプタクルコンタクト50と同じである。各プラグコンタクト120はインサート成形によってインシュレータ110と一体的に成形される。
各プラグコンタクト120は、外周嵌合壁111の左右の側壁の内側面側に露出する接触部121と、外周嵌合壁111の左右の側壁のインシュレータ110の裏面(図1及び図12における上面。図19及び図20における下面)側の端部から左方または右方に延出する端子部122とを有している。
インシュレータ110の前後の短手側面113に装着される金属製の短手用シールド部材130は以下の構造である。
この短手用シールド部材130はスタンピング成形により製造される金属製のものであり、その材料及び製法(基材、下地めっき、仕上げめっき等)はリセプタクルコンタクト50と同じである。
短手用シールド部材130は、短手側面113を覆う基部131と、基部131の左右両端部から前方または後方に屈曲しながら延びる平面視L字形の側片部132と、側片部132の端部から左方または右方、即ちプラグコンタクト120の端子部122側に延出するテール部133と、を備えている。さらに、基部131には左右一対の凹部135が凹設してあり、左右の凹部135の間に圧入突部136が形成してある。また、基部131の外面(短手側面113と反対側の面)の先端部には左右一対の爪部137が突設してある。
この短手用シールド部材130は、図20に示すようにプラグコネクタ100の裏面側(上方)から基部131の左右両端部を連結部117と突部116の間に圧入し、かつ圧入突部136を圧入孔119に圧入することにより短手側面113に装着する。このようにして短手用シールド部材130を短手側面113に装着すると、基部131が短手側面113を覆い、前側の短手用シールド部材130の側片部132の前端部と後側の短手用シールド部材130の側片部132の後端部が左右の長手側面112の前後の端部を覆い、さらに左右の側片部132の下面が左右の突部116の上面にそれぞれ当接する。
以上構成のプラグコネクタ100は図示を省略したマウンターによりプラグ側実装基板140(図1参照)の下面に載置される。すると、各プラグコンタクト120の端子部122がプラグ側実装基板140の下面に形成したパターン(図示略)上に位置し、かつ短手用シールド部材130の一対のテール部133がプラグ側実装基板140の下面に形成した接地パターン(図示略)上に位置する。
この状態で上記パターンと上記接地パターンに半田ペースト(図示略)を塗布し、リフロー炉において各半田を加熱溶融して、プラグコンタクト120の端子部122と上記パターン、前後の短手用シールド部材130のテール部133と上記接地パターンを半田付けする。
以上構成のリセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100は、プラグコネクタ100の外周嵌合壁111をリセプタクルコネクタ20の嵌合溝32に嵌合し、プラグコネクタ100の係合凸部114をリセプタクルコネクタ20の係合凹部31に嵌合することにより互いに結合する。このようにリセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100を結合すると、リセプタクルコネクタ20の各リセプタクルコンタクト50の弾性接触部51とプラグコネクタ100の各プラグコンタクト120の接触部121が接触し互いに電気的に導通する。
さらに、リセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100を結合する際に、短手用シールド部材130の爪部137が板ばね部75を垂下片72側に弾性変形させながら接触凸部76を乗り越える。そして、リセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100が完全に接続したときに、板ばね部75が弾性復帰することにより接触凸部76が基部131に弾性接触するので(図4参照)、この際クリック感が得られ、優れた作業性と嵌合保持力が得られる。
以上説明したように本実施形態では、短手用シールド部材70の接続端部80と長手用シールド部材90の接続端部91を共通の(一つの塊である)半田ペーストAを利用してリセプタクル側実装基板60の接地パターンPCに半田付けしているので、この半田Aによって隣り合う短手用シールド部材70と長手用シールド部材90の間に機械的な固定力と極めて安定した電気的接続力が付与される。すなわち、隣り合う短手用シールド部材70と長手用シールド部材90同士が従来技術とは異なり半田Aにより接合(完全に固定)されるので、総ての短手用シールド部材70と長手用シールド部材90との間で微摺動やチャタリングの原因となるがたつき(瞬間的な離間等)が生じることがない。そのため、リセプタクルコネクタ20が経時的変化したり、あるいはリセプタクルコネクタ20に外部から振動や捻り等が加わっても、隣り合う短手用シールド部材70と長手用シールド部材90の接触部の接触抵抗は変動しない。
さらに、リセプタクルコネクタ20の4つの長手側面27、短手側面28を4つの短手用シールド部材70と長手用シールド部材90で完全に覆い、その内周側に各リセプタクルコンタクト50を位置させている。さらに、リセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100を結合すると、プラグコネクタ100の各プラグコンタクト120も4つの短手用シールド部材70と長手用シールド部材90の内周側に位置し、かつ一対の短手用シールド部材130によってもシールドされる。
従って、本実施形態のコネクタ10のノイズ遮蔽機能(EMI特性)及び接地性能は従来技術に比べて向上かつ安定する。
特にコネクタ10が小型化し短手用シールド部材70や長手用シールド部材90も小型化した場合は、短手用シールド部材70と長手用シールド部材90同士の係合力(接触力)のみでは短手用シールド部材70と長手用シールド部材90を強固且つ安定的に固定するのが難しかったが、本実施形態によればコネクタ10が小型化しても短手用シールド部材70と長手用シールド部材90を強固に接合(固定)することが可能なので、コネクタが小型化した場合に効果が顕著となる。
しかも、短手用シールド部材70の接続端部80と長手用シールド部材90の接続端部91はリセプタクルコンタクト50のリセプタクル側実装基板60への半田付け時に同時に半田付けできるので、短手用シールド部材70と長手用シールド部材90のリセプタクル側実装基板60への実装は容易である。
さらに、接続端部80と接続端部91は互いに重なった状態(互いに接近した状態)で接地パターンPC(または広領域接地パターンPD)に半田付けされるので、少量の半田Aにより接地パターンPC(または広領域接地パターンPD)に半田付け可能である。
また、短手用シールド部材70の接続端部80と長手用シールド部材90の接続端部91を半田Aを利用してリセプタクル側実装基板60に固定しているので、接続端部80と接続端部91との接合に、従来のような個別な接合工程(例えば溶接・ディスペンサーによる半田塗布等)は不要となる。従って、短手用シールド部材70と長手用シールド部材90は効率よく生産できる。
さらに、短手用シールド部材70と長手用シールド部材90が機械的に接続された状態でありながら、短手用シールド部材70に印加されたノイズは接続端部80から接地パターンPCに直接流れるので隣り合う長手用シールド部材90に伝わらず、長手用シールド部材90に印加されたノイズは接続端部91から接地パターンPCに流れるので隣り合う短手用シールド部材70に伝わらない。従って、電気的な観点からすると、短手用シールド部材70と長手用シールド部材90の間で接触抵抗が変動するという問題が生じない。すなわちリセプタクルコネクタ20自身からノイズを生じたり、EMI特性や接地特性を低下させることがない。
また、リセプタクルコネクタ20に装着した長手用シールド部材90の係合突起94と短手用シールド部材70の円形貫通孔79を互いに係合させているので、短手用シールド部材70と長手用シールド部材90の位置決めを容易に行うことができる。従って、生産上、特性上ばらつきの少ないコネクタとすることが可能であり、しかも短手用シールド部材70と長手用シールド部材90の固定力を向上させることが可能である。
さらに、短手用シールド部材70に突設した一対の係止突起81がインシュレータ25に形成した一対の係止面40に圧接し、かつ長手用シールド部材90に突設した一対の係止突起93がインシュレータ25に形成した一対の係止面47に圧接するので、この点においても短手用シールド部材70と長手用シールド部材90はインシュレータ25に対して強固に固定されている。
また、リセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ100の結合が完了したときに短手用シールド部材70の接触凸部76が短手用シールド部材130の基部131に弾性接触することにより電気的に接続されるので、プラグ側実装基板140とリセプタクル側実装基板60の接地回路が互いに接続される。
また、コネクタの嵌合・抜去の作業時に短手用シールド部材70の接触凸部76が短手用シールド部材130の爪部137を乗り越えることでクリック感が得られるので、作業者は嵌合完了を容易に認識でき、さらにリセプタクルコネクタ20とプラグコネクタとの嵌合保持力を向上させることができる。
本発明は本実施形態に限定されるものではなく、様々な変形を施しながら実施可能である。
例えば、短手用シールド部材70の両端部の外側部に接続端部91を形成し、長手用シールド部材90の下端に接続端部80を突設し、長手用シールド部材90の外側面を短手用シールド部材70の側面部74の内側面に接触させてもよい。
さらに、短手用シールド部材70の側面部74に係合突起94を突設し、長手用シールド部材90に円形貫通孔79を穿設してもよい。なお、上記実施形態においてもこの変形例においても、円形貫通孔79は有底孔であってもよい。
また、短手用シールド部材70のテール部73、接続端部80や長手用シールド部材90の接続端部91の形状は実施形態の形状には限定されず、他の形状であってもよい。
また、リセプタクルコネクタ20の長手寸法(リセプタクルコンタクト50の数)が変わった場合、リセプタクルコネクタ20の長手寸法に合わせて長手用シールド部材90のみ長手寸法を変えればよい(短手用シールド部材70の形状は変えない)。そのため、本実施例のように長手用シールド部材90を短手用シールド部材70に較べ単純な形状にしておくと、リセプタクルコネクタ20の長手寸法の変化に対して低コストかつ容易に対応することが可能である。
さらに、プラグコネクタ100(リセプタクルコネクタ20の外周壁26の内周側に嵌合されるコネクタ)の4つの側面を4つのシールド部材で完全に覆い、隣り合うシールド部材の基板との接続部を共通の半田(一つの塊である半田)により基板に半田付けしてもよい。
また、本発明は上記実施形態以外のコネクタにも適用可能である。例えば、アクチュエータ(スライダ)を具備するFPC用コネクタの4つの側面のうちの3つの側面(FPC挿入用開口が形成された面を除く3面)を3つのシールド部材により覆ってもよい。
さらに、電線コネクタ、カード用コネクタ、I/Oコネクタ等にも適用可能である。
さらに、いずれのタイプのコネクタに適用する場合も、シールド部材は最低限2つ(コネクタの隣り合う2つの外側面を覆う)が存在すれば、隣り合うシールド部材を共通の半田により基板に半田付けすることにより、上記の効果を得ることが可能となる。
プラグコネクタとリセプタクルコネクタの互いに分離した状態の斜視図である。 プラグコネクタとリセプタクルコネクタを接続した状態の斜視図である。 プラグコネクタとリセプタクルコネクタを接続した状態の平面図である。 図3のIV−IV矢線に沿う拡大断面図である。である。 リセプタクルコネクタの平面図である。 リセプタクルコネクタの底面図である。 リセプタクルコネクタの側面図である。 図7のVIII−VIII矢線に沿う断面図である。 図8のIV部の拡大図である。 リセプタクルコネクタの下方から見た斜視図である。 図10のVI部の拡大図である。 リセプタクルコネクタのシールド部材を分離した状態の斜視図である。 リセプタクルコネクタ側のシールド部材の斜視図である。 リセプタクルコネクタ側のシールド部材の平面図である。 リセプタクルコネクタ側のシールド部材の側面図である。 図15のXVI−XVI矢線に沿う断面図である。 リセプタクルコネクタ側のシールド部材の下方から見た斜視図である。 図17のXVIII部の拡大図である。 プラグコネクタの底面側から見た斜視図である。 プラグコネクタからシールド部材を分離した状態の底面側から見た斜視図である。 図19のXXI−XXI矢線に沿う断面図である。 リセプタクル側実装基板の表面に形成された各パターンの斜視図である。
符号の説明
10 コネクタ
20 リセプタクルコネクタタ(一対のコネクタ)
25 インシュレータ
26 外周壁
27 長手側面
28 短手側面
30 嵌合凸部
31 係合凹部
32 嵌合溝
33 前端部
34 後端部
35 収容凹部
36 係止溝
37 端部保持溝
38 中間部保持部
39 中間部保持溝
40 係止面
41 上下貫通溝
42 フィレット形成用逃げ部(半田形成用逃げ部)
44 内周側凹部
45 外周側凹部
47 係止面
50 リセプタクルコンタクト
51 弾性接触部
52 保持部
53 端子部
60 リセプタクル側実装基板
70 短手用シールド部材
71 上面部
72 垂下片
73 テール部
74 側面部
75 板ばね部
76 接触凸部
77 戻り部
79 円形貫通孔(係合孔)
80 接続端部
81 係止突起
90 長手用シールド部材
91 接続端部
92 係合凹部
93 係止突起
94 係合突起
100 プラグコネクタ(一対のコネクタ)
110 インシュレータ
111 外周嵌合壁
112 長手側面
113 短手側面
114 係合凸部
116 突部
117 連結部
118 抜止部
119 圧入孔
120 プラグコンタクト
121 接触部
122 端子部
130 短手用シールド部材
131 基部
132 側片部
133 テール部
135 凹部
136 圧入突部
137 爪部(突起)
140 プラグ側実装基板
PA パターン
PB PC 接地パターン

Claims (10)

  1. 絶縁材料からなるインシュレータと、
    該インシュレータに固定した複数のコンタクトと、
    該複数のコンタクトと電気的に導通する実装基板と、
    上記複数のコンタクトの周囲に位置するように上記インシュレータの側面に装着された、複数の金属製のシールド部材と、
    を備えるコネクタにおいて、
    上記各シールド部材に、上記インシュレータの周辺に位置し、かつ、上記実装基板の接地パターンと電気的に接続する接続端部を形成し、
    隣り合う2つの上記シールド部材の一方の上記接続端部と上記インシュレータの周面の間に、他方の上記接続端部を該周面の少なくとも上記実装基板側部分との間に隙間を形成しながら位置させ
    一方の上記接続端部における上記周面との対向面と、該対向面と略直交する上記接地パターンとに接触するように形成した、一部が上記隙間に位置する半田内に他方の上記接続端部を位置させることにより、2つの上記接続端部を上記接地パターンに固定したことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    上記インシュレータの周面の上記他方の接続端部と対向する部分に、該周面を凹ませることにより、上記半田の一部が位置する半田形成用逃げ部を形成したコネクタ。
  3. 請求項1または2記載のコネクタにおいて、
    隣り合う上記シールド部材の上記各接続端部どうしが互いに重なるコネクタ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    上記インシュレータの平面視形状が、一対の短手側面及び該短手側面より長い一対の長手側面を具備する略長方形であり、
    上記シールド部材が、少なくとも一方の上記短手側面を覆う短手用シールド部材と、少なくとも一方の上記長手側面を覆い上記短手シールド部材と接触する長手用シールド部材と、からなるコネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタにおいて、
    上記コネクタが、互いに嵌合可能かつ嵌合時に互いに電気的に導通するコンタクトを具備する一対のコネクタからなり、
    少なくとも一方の上記コネクタに上記シールド部材を設けたコネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタにおいて、
    上記一対のコネクタの一方に設けた上記シールド部材が、上記短手用シールド部材及び上記長手用シールド部材をそれぞれ一対備えるコネクタ。
  7. 請求項6記載のコネクタにおいて、
    上記一対のコネクタの一方が他方の内部に嵌合し、
    該他方のコネクタが、上記短手用シールド部材及び上記長手用シールド部材をそれぞれ一対備えるコネクタ。
  8. 請求項5から7のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    上記一対のコネクタが共に上記短手用シールド部材を具備し、
    上記一対のコネクタを互いに嵌合したときに、両コネクタの上記短手用シールド部材が互いに接触するコネクタ。
  9. 請求項4から8のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    隣り合う上記短手用シールド部材と長手用シールド部材の一方に係合孔を係止し、他方に該係合孔と係合する係合突起を突設したコネクタ。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載のコネクタを備えたことを特徴とする携帯端末。
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