JP6812205B2 - ワイヤーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤーハーネスに関する。
従来、外部からのノイズにより各種電子機器が誤動作してしまうことを防止すべく、電線の周囲に金属箔や金属編組などのシールド層で覆ったシールド電線が知られている。さらに、フラットケーブルに対してシールド層を設けたフラットシールドケーブルについても提案されている。このようなフラットシールドケーブルは、並列配置される導体のうち、ドレイン線となる導体の被覆部が除去されており、その外周がシールド層で覆われている。被覆が除去された導体露出部とシールド層との間には、導電性フィラーを含有した接着層や、導電性ペーストが介在しており、この介在物を介してドレイン線とシールド層との電気接続が図られている(特許文献1,2参照)。
特開2008−4464号公報 特開2011−165393号公報
しかし、特許文献1,2に記載のフラットシールドケーブルをワイヤーハーネスの一部に用いた場合において、そのシールド性能については未だ改善の余地があるものであった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、シールド性能を向上させることが可能なワイヤーハーネスを提供することにある。
本発明に係るワイヤーハーネスは、並列配置された複数本の導体と、前記複数本の導体を覆うと共に少なくとも1本の導体の一部を露出させた導体露出部が形成された絶縁性の被覆部と、前記被覆部の外周を覆うシールド部材とを有し、前記導体露出部を通じて導体と前記シールド部材とが電気接続されたフラットシールドケーブルと、前記フラットシールドケーブルの一端側に接続される第1機器と、前記フラットシールドケーブルの他端側に接続される第2機器と、を備え、前記複数本の導体のうち前記導体露出部が形成されていない導体を通じて前記第1機器から前記第2機器に信号伝達するワイヤーハーネスであって、前記少なくとも1本の導体は、前記導体露出部の形成箇所よりも前記第2機器側の箇所においてアース接続されていることを特徴とする。
このワイヤーハーネスによれば、導体露出部が形成される少なくとも1本の導体は、導体露出部の形成箇所よりも第2機器側の箇所においてアース接続されているため、少なくとも1本の導体を流れるノイズにより発生した誘導電流は、第2機器へ向かう方向に流れることとなる。また、導体露出部が形成されていない導体については第1機器から第2機器に流れることから、誘導電流と信号とが同方向に流れることとなる。ここで、本件発明者らは、ノイズにより発生した誘導電流を信号と同方向に移送させてアースすると、ノイズが信号に影響を与え難くなることを見出した。よって、ノイズにより発生した誘導電流と信号とを同方向に流すことで、シールド性能を向上させることができる。
また、本発明に係るワイヤーハーネスにおいて、前記導体露出部は、前記少なくとも1本の導体のうち前記第1機器よりも前記第2機器に近い側に形成されていることが好ましい。
このワイヤーハーネスによれば、導体露出部は、少なくとも1本の導体のうち第1機器よりも第2機器に近い側に形成されているため、ノイズにより発生した誘導電流は少なくとも1本の導体を比較的短い距離しか流れなくなる。このため、ノイズが信号に与える影響をより一層小さくすることができ、シールド性能を一層向上させることができる。
また、本発明に係るワイヤーハーネスにおいて、前記導体露出部は、前記シールド部材の前記第2機器側端部から150mm以下となる箇所に形成されていることが好ましい。
このワイヤーハーネスによれば、導体露出部は、シールド部材の第2機器側端部から150mm以下となる箇所に形成されているため、シールド部材により保護される領域内において、より第2機器側に導体露出部を形成していることとなり、少なくとも1本の導体のうちより一層短い距離しか誘導電流を流さなくなり、より一層のシールド性能の向上を図ることができる。
本発明によれば、シールド性能を向上させることが可能なワイヤーハーネスを提供することができる。
本発明の実施形態に係るフラットシールドケーブルを含むワイヤーハーネスを示す斜視図である。 図1に示したフラットケーブルの詳細を示す斜視図である。 ノイズが信号に与える影響を測定するための測定装置等を示す概略図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示している。 図3に示した装置を利用して各周波数信号に対するシールド効果を測定した結果を示すグラフである。 誘導電流と信号とによる磁界の発生の様子を示す概略図であり、(a)は誘導電流と信号とが同方向である場合を示し、(b)は誘導電流と信号とが反対方向である場合を示している。 図3に示した装置を利用して各周波数信号に対するシールド効果を測定した結果を示す第2のグラフである。 シールド効果とシールド部材の端末から導体露出部までの距離との相関を示すグラフである。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が生じない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係るフラットシールドケーブルを含むワイヤーハーネスを示す斜視図である。図1に示すように、ワイヤーハーネスWHは、フラットシールドケーブル1と、第1機器C1と、第2機器C2とから構成されている。
フラットシールドケーブル1は、フラットケーブル10とフラットケーブル10の外周に巻き回されたシールド部材20とから構成されている。なお、図1では説明の便宜上、シールド部材20については一部展開した状態で示しているが、実際には展開しておらずフラットケーブル10上に巻き回されているものとする。
フラットケーブル10は、並列配置された複数本(図1においては9本)の導体11と、複数本の導体11を一括して覆う絶縁性の被覆部12とからなる。第1機器C1及び第2機器C2は、フラットシールドケーブル1の両端側に設けられる機器であり、フラットシールドケーブル1を通じて第1機器C1からの信号を第2機器C2に送信するものである(単方向へ送信するものである)。なお、図示を省略するが、フラットシールドケーブル1は、その両端にコネクタが取り付けられており、コネクタを通じて第1機器C1及び第2機器C2に接続されている。フラットケーブル10を用いている関係上、取り付けられるコネクタは圧接式であることが好ましい。
図2は、図1に示したフラットケーブル10の詳細を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、フラットケーブル10の被覆部12には1本の導体11aの一部を露出させた導体露出部13が形成されている。導体露出部13が形成された導体11aは、第2機器C2側がアース接続されている。
また、図1に示すシールド部材20は、少なくとも、金属からなる第1層と、フラットケーブル10に巻かれた状態において第1層の内側に位置する第2層とを有する2以上の層からなるシート材である。第1層は、例えば銅などの金属箔で構成されている。第2層は、金属フィラー(例えば銀フィラー)を含有した熱硬化性樹脂、接着剤、又は溶剤等から構成されている。また、第2層は導電性ペーストであってもよい。
シールド部材20は、第2層が内側となってフラットケーブル10に巻き付けられ、この状態でシールド部材20が加熱されることにより、熱硬化性樹脂、接着剤及び溶剤等から油分が揮発して金属化される。この金属化の状態においては、第2層は導体露出部13を通じて導体11aに接続され、導体11aはシールド部材20の第1層と電気接続されることとなる。
このようなフラットシールドケーブル1において、外部からのノイズはシールド部材20の第1層によって受け止められ、誘導電流として第2層から導体露出部13を通じて導体11aに至り、導体11aの第2機器C2側の端部よりアースされる。第1機器C1からの信号は、導体露出部13が形成されていない導体11b(複数本の導体11のうち導体11aを除く導体11b)を通じて第2機器C2まで伝達される。
ここで、本件発明者らは、図1及び図2に示した構成のように、ノイズにより発生した誘導電流を信号と同方向に移送させてアースすると、誘導電流が信号に影響を与え難くなってシールド性能が高まることを見出した。本実施形態では第1機器C1から第2機器C2に信号が送信される。また、ドレイン線となる導体11aは第2機器C2側がアースされている。このため、ドレイン線においては、導体露出部13から第2機器C2側の端部に向かって誘導電流が流れることとなり、第1機器C1から第2機器C2に向かって流れる信号と同方向に誘導電流が流れる構成となっている。
さらに、本件発明者らは、ドレイン線となる導体11aのうち、第1機器C1よりも第2機器C2に近い側(すなわちアース側)に導体露出部13を形成することにより、シールド性能が高まることを見出した。特に、導体露出部13の位置は、シールド部材20の端部から150mm以内であることが好適であることを見出した。よって、本実施形態においては、図1に示すように、シールド部材20の端部(第2機器C2側の端部)から、導体露出部13の第1機器C1側の端部までの距離Lが150mm以内となっている。
次に、本実施形態に係るワイヤーハーネスのシールド効果等について説明する。
図3は、ノイズが信号に与える影響を測定するための測定装置等を示す概略図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示している。図3(a)及び図3(b)に示すように、測定装置は、概略的にスペクトラムアナライザーSAと、銅パイプCPとから構成されている。銅パイプCP内には、フラットシールドケーブル1が収納されている。スペクトラムアナライザーSAは銅パイプCPに接続されており、ノイズに相当する信号を銅パイプCPに付与する。銅パイプCPに付与されたノイズは空間伝搬してフラットシールドケーブル1のシールド部材20に至る。シールド部材20に伝達したノイズに基づく誘導電流は導体露出部13が形成された導体11aに至り、アースされる。
また、フラットシールドケーブル1には、導体11bに対して信号を流しており、スペクトラムアナライザーSAは、フラットシールドケーブル1に入力した信号とフラットシールドケーブル1から出力される信号との差分から、ノイズが信号にどの程度影響を与えたかを算出してシールド効果(dB)を測定する。
また、図3(a)に示す例では、フラットシールドケーブル1の一端側をアース接続することで、誘導電流と信号とが同方向に流れるようにしている。一方、図3(b)に示す例では、フラットシールドケーブル1の他端側をアース接続することで、誘導電流と信号とが反対方向に流れるようにしている。なお、図3(a)と図3(b)との双方において、アース側の端部と導体露出部13までの距離は同じとしている。
図4は、図3に示した装置を利用して各周波数信号に対するシールド効果を測定した結果を示すグラフである。なお、図4において実線は誘導電流と信号とが同方向に流れる場合を示し、破線は誘導電流と信号とが反対方向に流れる場合を示している。
図4に示すように、信号の周波数が100kHz以上100MHz以下である領域において、誘導電流と信号とが同方向に流れる場合の方が、反対方向に流れる場合よりも、シールド効果が高くなる結果となった。このため、ノイズにより発生した誘導電流を信号と同方向に流すようにアースすることでシールド効果を高めることがわかった。これは以下の理由による。
図5は、誘導電流と信号とによる磁界の発生の様子を示す概略図であり、(a)は誘導電流と信号とが同方向である場合を示し、(b)は誘導電流と信号とが反対方向である場合を示している。
図5(a)に示すように、ノイズにより発生した誘導電流と信号とが同方向である場合には、誘導電流と信号との磁界が同方向に発生する。このため、ドレイン線となる導体11aと信号線となる導体11bとの間において磁界は打ち消し合うこととなる。これにより、ノイズが信号に影響を与え難くなると推察される。
これに対して、図5(b)に示すように、誘導電流と信号とが反対方向である場合には、誘導電流と信号との磁界が逆方向に発生する。このため、ドレイン線となる導体11aと信号線となる導体11bとの間において磁界は強め合うこととなる。これにより、ノイズが信号に影響を与え易くなると推察される。
以上のように、誘導電流と信号とが同方向に流れるように、アース接続を行うことによりシールド効果を高めることができる。
図6は、図3に示した装置を利用して各周波数信号に対するシールド効果を測定した結果を示す第2のグラフである。図6においては誘導電流と信号とが同方向に流れるようにしている。図6において実線は、導体露出部13をアース側に形成した場合を示し、破線は導体露出部13をアース反対側に形成した場合を示している。
図6に示すように、信号の周波数が100kHz以上100MHz以下である領域において、導体露出部13をアース側に近くなるように形成した場合には、導体露出部13をアース側から遠くなるように形成した場合よりも、シールド効果が高くなる結果となった。このため、導体露出部13をアース側に形成することでシールド効果を高めることがわかった。
これは、導体露出部13をアース側に近くなるように形成した場合、誘導電流が導体11a上を比較的短い距離しか流れなくなるためである。すなわち、誘導電流の流れる距離が短くなることから、誘導電流による磁界発生距離も短くなって、信号に影響を与え難くなるからである。
図7は、シールド効果とシールド部材20の端末から導体露出部13までの距離との相関を示すグラフである。なお、図7において信号の周波数が10MHzであるときのシールド効果を示している。
図7に示すように、シールド部材20の端末から導体露出部13までの距離L(符号Lは図1参照)が長くなるほど、シールド効果が低下する傾向にある。このため、例えばシールド効果20dBを達成するためには、上記距離が150mm以下である必要がある。なお、シールド効果20dBとはノイズを99%以上防ぐことは言うまでもない。
このようにして、本実施形態に係るワイヤーハーネスWHによれば、導体露出部13が形成される導体11aは、導体露出部13の形成箇所よりも第2機器C2側の箇所においてアース接続されているため、導体11aを流れるノイズにより発生した誘導電流は、第2機器C2へ向かう方向に流れることとなる。また、導体露出部13が形成されていない導体11bについては第1機器C1から第2機器C2に流れることから、誘導電流と信号とが同方向に流れることとなる。ここで、本件発明者らは、誘導電流を信号と同方向に移送させてアースすると、ノイズが信号に影響を与え難くなることを見出した。よって、誘導電流と信号とを同方向に流すことで、シールド性能を向上させることができる。
また、導体露出部13は、導体11aのうち第1機器C1よりも第2機器C2に近い側に形成されているため、ノイズにより発生した誘導電流は導体11aを比較的短い距離しか流れなくなる。このため、ノイズが信号に与える影響をより一層小さくすることができ、シールド性能を一層向上させることができる。
また、導体露出部13は、シールド部材20の第2機器C2側端部から150mm以下となる箇所に形成されているため、シールド部材20により保護される領域内において、より第2機器C2側に導体露出部13を形成していることとなり、導体11aのうちより一層短い距離しか誘導電流を流さなくなり、より一層のシールド性能の向上を図ることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、他の技術(周知及び公知の技術を含む)を組み合わせてもよい。
例えば上記実施形態においてフラットケーブル10は、1つの面上において複数本の導体11が並列配置されているが、2つ以上の面上において複数本の導体11が並列配置されたものであってもよい。さらに、フラットケーブル10は9本の導体11を備えるもの(9芯のもの)に限らず、2本以上の導体11を備えるものであればよい。
また、導体露出部13は、2本以上の導体11を露出させるように形成されていてもよい。また、図1において導体露出部13は、導体11aの全周を露出させているが、これに限らず、上面側のみなど周方向に一部のみを露出させるものであってもよい。
さらに、シールド部材20は、第1層と第2層との2層構造に限らず、第3以上の層を備えていてもよい。また、アース接続は導体11aの端部に行われる場合に限らず、端部近傍であれば、導体11aやや中央側にアース接続されてもよい。
さらに、本実施形態に係るワイヤーハーネスWHは、第1機器C1から第2機器C2に信号を送信するものであるが、これに限らず、第2機器C2から第1機器C1に信号を送信する場合や双方向で信号を送信する場合には、以下のようにしてもよい。すなわち、ドレイン線となる導体11aの一方の端部側をアース接続した場合、導体11aのうち、導体露出部13を他方の端部側よりも一方の端部側に近くなるように形成する構成のみを採用してもよい。これによっても、シールド性能を向上させることができるからである。
WH :ワイヤーハーネス
1 :フラットシールドケーブル
10 :フラットケーブル
11 :複数本の導体
12 :被覆部
13 :導体露出部
20 :シールド部材
C1 :第1機器
C2 :第2機器

Claims (3)

  1. 並列配置された複数本の導体と、前記複数本の導体を覆うと共に少なくとも1本の導体の一部を露出させた導体露出部が形成された絶縁性の被覆部と、前記被覆部の外周を覆うシールド部材とを有し、前記導体露出部を通じて導体と前記シールド部材とが電気接続されたフラットシールドケーブルと、
    前記フラットシールドケーブルの一端側に接続される第1機器と、
    前記フラットシールドケーブルの他端側に接続される第2機器と、を備え、
    前記複数本の導体のうち前記導体露出部が形成されていない導体を通じて前記第1機器から前記第2機器に信号伝達するワイヤーハーネスであって、
    前記少なくとも1本の導体は、前記導体露出部の形成箇所よりも前記第2機器側の箇所においてアース接続されている
    ことを特徴とするワイヤーハーネス。
  2. 前記導体露出部は、前記少なくとも1本の導体のうち前記第1機器よりも前記第2機器に近い側に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス。
  3. 前記導体露出部は、前記シールド部材の前記第2機器側端部から150mm以下となる箇所に形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤーハーネス。
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