JP6809618B2 - 管理装置、管理方法および管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法および管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、管理方法および管理プログラムに関する。
この出願は、2018年5月15日に出願された日本出願特願2018−093474号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
特開2006−208000号公報(特許文献1)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、空気流分配装置は、データセンタ内で使用する空気流分配装置であって、前記データセンタ内の少なくとも1つのサーバにおける複数のファンに結合されている少なくとも1つの空気流センサと、前記少なくとも1つの空気流センサに結合されるとともに、前記複数のファンについて空気流を監視するとともに、検知された空気流に応じて前記データセンタ内での冷却を制御するように構成されるコントローラとを備えることを特徴とする。
特開2006−208000号公報
(1)本開示の管理装置は、1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得する取得部と、計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面および異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行う表示制御部と、前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う演算部とを備え、前記表示制御部は、さらに、異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行い、さらに、前記演算部による前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う出力部とを備える。
(9)本開示の管理方法は、管理装置における管理方法であって、1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得するステップと、計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行うステップと、異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行うステップと、取得した前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行うステップと、前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行うステップとを含む。
(10)本開示の管理プログラムは、管理装置において用いられる管理プログラムであって、コンピュータを、1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得する取得部と、計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面および異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行う表示制御部と、前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う演算部と、前記演算部による前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う出力部、として機能させるためのプログラムである。
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える管理装置として実現され得るだけでなく、管理装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、管理装置を含む管理システムとして実現され得る。
図1は、本発明の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る管理装置における抽出部により抽出されるデータ群の例1を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る管理装置における抽出部により抽出されるデータ群の例2を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る管理装置における抽出部により抽出されるデータ群の例3を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る管理装置における演算部による平均化処理の結果の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される画面の遷移の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるエリア画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される設備画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるセンサ画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるグラフ表示画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される範囲設定画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る表示装置に表示される、監視対象範囲が設定された後のグラフ表示画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態に係る表示装置に表示される、監視対象範囲が設定された後のグラフ表示画面の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される閾値設定画面の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る管理装置の動作手順を定めたフローチャートである。
従来、センサの計測結果を用いて設備の状態を監視する技術が開発されている。
[本開示が解決しようとする課題]
センサの計測結果に基づいて設備の監視を行う場合、当該計測結果からノイズ等の不要な情報を除去し、より適切な監視を行うことのできる技術が求められている。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、センサの計測結果に基づく設備の監視をより適切に行うことができる管理装置、管理方法および管理プログラムを提供することである。
[本開示の効果]
本開示によれば、センサの計測結果に基づく設備の監視をより適切に行うことができる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る管理装置は、1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得する取得部と、計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面および異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行う表示制御部と、前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う演算部と、前記演算部による前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う出力部とを備える。
このように、監視対象範囲および異常判定の判定条件の設定を受け付ける構成により、センサの計測対象等に応じた適切な異常判定を行うことができる。また、範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う構成により、複数のセンサデータをそのまま用いて異常判定を行う場合と比較して、計測値のばらつき等を抑えたデータ群を用いてより適切な異常判定を行うことができる。したがって、センサの計測結果に基づく設備の監視をより適切に行うことができる。
(2)好ましくは、前記表示制御部は、さらに、期間に関する前記監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行い、前記演算部は、前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれ、かつ前記期間に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う。
このように、計測値に関する設定に加えて、さらに、期間に関する監視対象範囲の設定を受け付ける構成により、たとえば、設備の稼働状況が期間に応じて変わる場合であっても、適切な異常判定を行うことができる。
(3)より好ましくは、前記画面において、前記期間として周期的な期間を設定可能である。
このような構成により、周期的に稼働状況等が変わる設備について、適切な異常判定を行うことができる。
(4)好ましくは、前記表示制御部は、さらに、前記範囲内データに含まれない前記センサデータである範囲外データの処理方法の設定を受け付ける画面を表示する制御を行い、前記演算部は、前記範囲内データに、設定された前記処理方法による前記範囲外データの処理結果を加えたデータ群の統計処理を行う。
このような構成により、所望の処理を行った後の範囲外データを含むデータ群を用いて、より適切な異常判定を行うことができる。
(5)好ましくは、前記表示制御部は、さらに、設備を示すとともに前記設備に設置された複数の前記センサの計測結果の状態を示す、センサ画面を表示する制御を行い、前記表示制御部は、前記センサ画面において、対応の前記センサデータが前記判定条件を満たすか否かに応じて前記状態を異なる態様で表示し、前記表示制御部は、前記センサ画面において前記状態に対する所定の操作が行われた場合、前記範囲内データおよび前記判定条件の少なくともいずれか一方に関する画面、または前記画面へ遷移するための画面を表示する。
このような構成により、ユーザにおいて、センサ画面を確認することにより、各センサの計測結果の状態を視覚的に容易に把握することができる。また、ユーザにおいて、各センサの計測結果の状態を把握したうえで1つのセンサを任意に選択し、選択したセンサに対応する、範囲内データおよび判定条件の少なくともいずれか一方に関する画面、または当該画面へ遷移するための画面を表示させることができる。
(6)より好ましくは、前記表示制御部は、さらに、エリアを示すとともに前記エリアに設置された複数の設備の状態を示す、設備画面を表示する制御を行い、前記表示制御部は、前記設備における各前記センサの計測結果の状態のうち、前記状態の種類に関する所定の優先度に応じて前記設備画面における前記設備の状態を決定し、前記表示制御部は、前記設備画面において前記設備の状態に対する所定の操作が行われた場合、前記センサ画面を表示する。
このような構成により、たとえば、設備の状態であって、ユーザに通知すべき優先度の高い種類の状態を設備画面に表示することができる。また、ユーザにおいて、各設備の状態を把握したうえで1つの設備を任意に選択し、選択した設備に対応するセンサ画面を表示させることができる。
(7)より好ましくは、前記表示制御部は、前記設備に設置された前記センサに関する内容をさらに示す前記設備画面を表示する制御を行い、前記表示制御部は、前記設備に設置された複数の前記センサにそれぞれ対応する複数の前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、複数の前記センサのうち、前記判定条件を満たすと判定された日時が最新である前記統計処理の結果に対応する前記センサを選択し、選択した前記センサに関する内容を示す前記設備画面を表示する制御を行う。
たとえば、同一の設備に設置された第1のセンサおよび第2のセンサにおいて、第1のセンサに対応する統計処理の結果が先に判定条件を満たすと判定され、その後、第2のセンサに対応する統計処理の結果が判定条件を満たすと判定されたとする。この場合、上記設備において、第1のセンサに対応する第1の箇所に異常が生じている期間に、第2のセンサに対応する第2の箇所が正常に動作していた期間が含まれる。すなわち、第1の箇所に異常が生じていても第2の箇所を正常化できる可能性が高いので、第2の箇所は、第1の箇所と比較して、正常な状態に戻す必要性が高い。
上記のように、判定条件を満たすと判定された日時が最新であるセンサを選択し、選択したセンサに関する内容を表示する制御を行う構成により、設備画面において、より効果的な通知を行うことができる。
(8)より好ましくは、前記表示制御部は、さらに、複数のエリアの状態を示すエリア画面を表示する制御を行い、前記表示制御部は、前記エリアにおける各設備の状態のうち、前記設備の状態の種類に関する所定の優先度に応じて前記エリア画面における前記エリアの状態を決定し、前記表示制御部は、前記エリア画面において前記エリアの状態に対する所定の操作が行われた場合、前記設備画面を表示する。
このような構成により、たとえば、エリアの状態であって、ユーザに通知すべき優先度の高い種類の状態をエリア画面に表示することができる。また、ユーザにおいて、各エリアの状態を把握したうえで1つのエリアを任意に選択し、選択したエリアに対応する設備画面を表示させることができる。
(9)本発明の実施の形態に係る管理方法は、管理装置における管理方法であって、
1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得するステップと、計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行うステップと、異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行うステップと、取得した前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行うステップと、前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行うステップとを含む。
このように、監視対象範囲および異常判定の判定条件の設定を受け付ける方法により、センサの計測対象等に応じた適切な異常判定を行うことができる。また、範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う構成により、複数のセンサデータをそのまま用いて異常判定を行う場合と比較して、計測値のばらつき等を抑えたデータ群を用いてより適切な異常判定を行うことができる。したがって、センサの計測結果に基づく設備の監視をより適切に行うことができる。
(10)本発明の実施の形態に係る管理プログラムは、管理装置において用いられる管理プログラムであって、コンピュータを、1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得する取得部と、計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面および異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行う表示制御部と、前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う演算部と、前記演算部による前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う出力部、として機能させるためのプログラムである。
このように、監視対象範囲および異常判定の判定条件の設定を受け付ける構成により、センサの計測対象等に応じた適切な異常判定を行うことができる。また、範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う構成により、複数のセンサデータをそのまま用いて異常判定を行う場合と比較して、計測値のばらつき等を抑えたデータ群を用いてより適切な異常判定を行うことができる。したがって、センサの計測結果に基づく設備の監視をより適切に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<構成および基本動作>
[管理システム]
図1は、本発明の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。
図1を参照して、管理システム201は、管理装置101と、1または複数のセンサ121と、表示装置131とを備える。図1では、一例として、2つのセンサ121を示している。
各センサ121は、たとえば、設備Xまたは設備Xの周囲に設けられたセンサであって、設備Xの温度、設備Xの振動、または設備Xの内部を流れる冷却水の流量などを定期的または不定期に計測する。また、センサ121は、たとえば、計測結果、計測日時、およびセンサID(Identification)を示すセンサデータを、無線通信または有線通信により管理装置101へ送信する。
管理装置101は、各センサ121から送信されたセンサデータを受信する。また、管理装置101は、受信した複数のセンサデータに基づいて、各センサ121の計測結果の状態、すなわち当該計測結果の示す設備Xの状態を確認する。そして、管理装置101は、各センサ121の計測結果に状態に基づく画面を表示装置131に表示する制御を行う。なお、管理装置101および表示装置131は、一体であってもよい。
[管理装置]
管理装置101は、取得部11と、記憶部12と、抽出部13と、処理部14と、表示制御部15と、入力受付部16とを備える。処理部14は、演算部21と、判定部(出力部)22とを含む。
記憶部12には、管理装置101の管理対象であるエリアの一覧を示すエリア情報、エリアごとの設備Xの一覧を示す設備情報、および設備Xごとのセンサ121の一覧を示すセンサ情報が予め保存されている。
エリア情報は、さらに、上記各エリアの位置関係を示す。また、設備情報は、さらに、複数のエリアの各々における複数の設備Xの位置関係を示す。また、センサ情報は、さらに、複数の設備Xの各々における複数のセンサ121の位置関係を示す。
取得部11は、各センサ121から送信されたセンサデータを受信し、受信したセンサデータを記憶部12に保存する。
入力受付部16は、設備Xの異常判定に関する設定内容等の入力を受け付ける。たとえば、入力受付部16は、キーボードまたはマウスを介してユーザにより入力された設定内容を示す設定情報を記憶部12に保存する。なお、ユーザは、キーボードまたはマウスの代わりに、タブレットまたはスマートフォンなどにおけるタッチパネルを介して、管理装置101に対する設定内容等の入力を行ってもよい。
抽出部13は、記憶部12に保存されている設定情報に基づいて、記憶部12に保存されている複数のセンサデータの中から、設備Xの異常判定に用いる複数のセンサデータを抽出する。より詳細には、抽出部13は、ユーザにより設定された監視対象範囲Rであって計測値に関する監視対象範囲Rに含まれる複数のセンサデータを含むデータ群を抽出する。ユーザは、センサ121ごとに監視対象範囲Rを設定可能である。
図2は、本発明の実施の形態に係る管理装置における抽出部により抽出されるデータ群の例1を示す図である。図2は、あるセンサ121から送信された複数のセンサデータに基づく計測結果の時系列変化を示している。図2において、縦軸は、センサ121である振動センサによる振動の実効値(RMS)[mG]を示し、横軸は、日にちを示す。
図2を参照して、ユーザが、あるセンサ121の監視対象範囲Rとして、0〜200までの計測値の範囲を設定したとする。この場合、抽出部13は、記憶部12に保存されている複数のセンサデータのうち、当該センサ121から送信されたセンサデータであって、監視対象範囲Rに含まれる計測結果を示す複数のセンサデータ(以下、「範囲内データ」とも称する。)を抽出する。そして、抽出部13は、抽出した複数の範囲内データを含むデータ群を処理部14へ出力する。
これにより、抽出部13は、当該センサ121から送信されたセンサデータのうち、範囲内データに含まれないセンサデータ(以下、「範囲外データ」とも称する。)が除外されたデータ群を抽出する。
なお、抽出部13は、範囲外データについて設定された方法の処理を行い、範囲内データとともに抽出する構成であってもよい。
たとえば、ユーザが、あるセンサ121について、範囲外データの示す計測結果をゼロに変更する方法を予め設定したとする。この場合、抽出部13は、設定された方法に従い各範囲外データの示す計測結果を変更する処理を行い、範囲内データに範囲外データの処理結果を加えたデータ群を抽出する。
また、たとえば、ユーザが、あるセンサ121について、監視対象範囲Rの上限値より大きい計測結果を当該上限値に変更し、監視対象範囲Rの下限値未満の計測結果を当該下限値に変更する方法を予め設定したとする。この場合、抽出部13は、設定された方法に従い各範囲外データの示す計測結果を変更する処理を行い、範囲内データに範囲外データの処理結果を加えたデータ群を抽出する。
図3は、本発明の実施の形態に係る管理装置における抽出部により抽出されるデータ群の例2を示す図である。図3は、あるセンサ121から送信された複数のセンサデータに基づく計測結果の時系列変化を示している。図3において、縦軸は、センサ121である振動センサによる振動の実効値(RMS)[mG]を示し、横軸は、日にちを示す。
図3を参照して、監視対象範囲Rは、期間に関する範囲であってもよい。たとえば、ユーザは、センサ121ごとに、期間に関する監視対象範囲Rを設定可能である。
具体的には、ユーザが、あるセンサ121の監視対象範囲Rとして、2017年10月26日〜2017年12月7日の期間を設定したとする。この場合、抽出部13は、記憶部12に保存されている複数のセンサデータの中から、当該センサ121から送信されたセンサデータであって、設定された計測値の範囲に含まれ、かつ設定された期間に含まれる計測結果を示す複数のセンサデータを範囲内データとして抽出する。そして、抽出部13は、抽出した複数の範囲内データを含むデータ群を処理部14へ出力する。
図4は、本発明の実施の形態に係る管理装置における抽出部により抽出されるデータ群の例3を示す図である。図4は、あるセンサ121から送信された複数のセンサデータに基づく計測結果の時系列変化を示している。図4において、縦軸は、センサ121である振動センサによる振動の実効値(RMS)[mG]を示し、横軸は、日にちを示す。
図4を参照して、ユーザは、あるセンサ121の監視対象範囲Rとして、連続した期間に限らず、断続的な期間を設定してもよい。
具体的には、ユーザが、あるセンサ121の監視対象範囲Rとして周期的な期間、たとえば毎週月曜日を設定したとする。この場合、抽出部13は、記憶部12に保存されている複数のセンサデータの中から、当該センサ121から送信されたセンサデータであって、毎週月曜日における計測結果を示す複数のセンサデータを範囲内データとして抽出する。そして、抽出部13は、抽出した複数の範囲内データを含むデータ群を処理部14へ出力する。
抽出部13は、上記のようなデータ群の抽出、および抽出したデータ群の処理部14への出力を、センサ121ごとに行う。
処理部14における演算部21は、抽出部13から出力されたデータ群を受けて、当該データ群の統計処理を行う。データ群の統計処理の方法は、たとえばセンサ121ごとにユーザにより予め設定される。たとえば、演算部21は、統計処理として、データ群に含まれる複数のセンサデータに対する平均化処理を行う。
図5は、本発明の実施の形態に係る管理装置における演算部による平均化処理の結果の一例を示す図である。図5は、図2に示す監視対象範囲Rに含まれる複数のセンサデータに対する平均化処理により得られた結果を示している。
図5を参照して、演算部21は、ユーザにより設定された統計処理の方法に従って、監視対象範囲Rとして設定された期間を60分間隔で分割し、分割期間ごとに、当該分割期間における計測結果の平均値を算出する。
これにより、演算部21は、図5に示すような、センサ121の計測結果の60分ごとの時系列変化を示すグラフを統計処理の結果として得ることができる。そして、演算部21は、統計処理の結果を示す処理結果情報を判定部22へ出力する。
なお、演算部21は、複数のセンサデータに対する平均化処理において、分割期間ごとの平均値を算出する代わりに、たとえば、所定数のセンサデータごとに各計測結果の平均値を算出してもよい。
すなわち、演算部21は、監視対象範囲Rとして設定された期間における計測タイミングの複数のセンサデータを、計測タイミングの早いセンサデータから順に、設定された所定数ずつの組に分割し、組ごとに、当該所定数のセンサデータの各々の示す計測結果の平均値を算出してもよい。
また、演算部21は、複数のセンサデータに対する平均化処理を統計処理として行う構成に限らない。たとえば、演算部21は、統計処理として、分割期間ごとに、分割期間における計測結果の、最大値、最小値、当該最大値と当該最小値との平均値、中央値または最頻値を算出してもよい。
演算部21は、上記のような統計処理および処理結果情報の判定部22への出力を、センサ121ごとに行う。このように、演算部21がデータ群の統計処理を行う構成により、データ群に含まれる複数のセンサデータのばらつきを抑え、長期的な傾向を把握しやすくすることができる。なお、演算部21は、所定の統計処理の方法に従って、1または複数の範囲外データに対する統計処理を行う構成であってもよい。
判定部22は、演算部21から出力された処理結果情報を受けて、当該処理結果情報に基づいて、統計処理の結果が異常判定の判定条件を満たすか否かを判断する。
具体的には、判定部22は、図5に示すように、統計処理により得られた複数の平均値のうちの少なくともいずれか1つが警告上限値W1から警告下限値W2の範囲に含まれない場合、対応するセンサ121の計測結果が第1の判定条件を満たすと判定する。
また、判定部22は、統計処理により得られた複数の平均値が、いずれも警告上限値W1から警告下限値W2の範囲に含まれ、これら複数の平均値のうちの少なくともいずれか1つが注意上限値A1から注意下限値A2の範囲に含まれない場合、対応するセンサ121の計測結果が第2の判定条件を満たすと判定する。
警告上限値W1、警告下限値W2、注意上限値A1および注意下限値A2は、たとえばセンサ121ごとにユーザにより予め設定される。
そして、判定部22は、センサ121の計測結果が第1の判定条件または第2の判定条件を満たす場合、所定の出力、たとえば情報の表示処理を行う。より詳細には、判定部22は、第1の判定条件を満たす計測結果に対応するセンサ121(以下、単に「第1の判定条件を満たすセンサ121」と称する。)、および第2の判定条件を満たす計測結果に対応するセンサ121(以下、単に「第2の判定条件を満たすセンサ121」と称する。)を示す判定結果情報を表示制御部15へ出力する。また、判定部22は、判定結果情報を記憶部12に保存する。
表示制御部15は、判定部22から出力された判定結果情報を受けて、当該判定結果情報に基づいて、複数のセンサ121の計測結果の状態、すなわち当該計測結果の示す設備Xの状態に応じた画面を表示装置131に表示する制御を行う。たとえば、表示制御部15は、第1の判定条件または第2の判定条件を満たすセンサ121を認識可能な画面を表示する制御を行う。
なお、判定部22は、上記所定の出力として、判定結果情報を図示しない出力部へ出力してもよい。この場合、出力部は、判定部22から出力された判定結果情報を受けて、当該判定結果情報に基づいて、たとえば、第1の判定結果または第2の判定結果を満たすセンサ121を、メール等を用いてユーザに通知する。
<表示画面の具体例>
図6は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図1および図6を参照して、入力受付部16は、自己の管理装置101が起動し、たとえばユーザによる所定の操作が行われると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を表示制御部15へ出力する。
表示制御部15は、入力受付部16から出力された操作情報を受けて、当該操作情報に基づいて、表示装置131に画面を表示する制御を行う。たとえば、表示制御部15は、記憶部12に保存されているエリア情報に基づいて、自己の管理装置101の管理対象であるエリアの一覧、および各エリアの状態を示すエリア画面G1を表示装置131に表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、表示装置131にエリア画面G1が表示されている状態において、ユーザによりエリア画面G1においてエリアの状態に対する所定の操作が行われた場合、当該エリアに設置された設備Xの一覧、および各設備Xの状態を示す設備画面G2を表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、表示装置131に設備画面G2が表示されている状態において、ユーザにより設備画面G2において設備Xの状態に対する所定の操作が行われた場合、記憶部12に保存されているセンサ情報に基づいて、当該設備Xにおけるセンサ121の一覧、および各センサ121の計測結果の状態を示すセンサ画面G3を表示装置131に表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、表示装置131にセンサ画面G3が表示されている状態において、ユーザによりセンサ画面G3においてセンサ121の計測結果の状態に対する所定の操作が行われた場合、記憶部12に保存されている複数のセンサデータに基づいて、当該センサ121による計測結果の時系列変化を示すグラフ表示画面G4を表示装置131に表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、表示装置131にグラフ表示画面G4が表示されている状態において、ユーザによりグラフ表示画面G4において所定の操作が行われると、監視対象範囲Rの設定を受け付ける範囲設定画面G5を表示装置131に表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、表示装置131に範囲設定画面G5が表示されている状態において、ユーザにより範囲設定画面G5において所定の操作が行われた場合、統計処理の処理方法の設定、および異常判定の判定条件の設定を受け付ける閾値設定画面G6を表示装置131に表示する制御を行う。
なお、表示制御部15は、ユーザによりセンサ画面G3において所定の操作が行われた場合、範囲設定画面G5または閾値設定画面G6を表示装置131に表示する制御を行ってもよい。
また、エリア画面G1、設備画面G2、センサ画面G3、グラフ表示画面G4、範囲設定画面G5および閾値設定画面G6のうちのいずれか2つ以上の内容が同一の画面に含まれてもよい。また、表示制御部15は、エリア画面G1、設備画面G2、センサ画面G3およびグラフ表示画面G4のうちの少なくともいずれか1つについては、表示する制御を行わない構成であってもよい。
[エリア画面G1]
図7は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるエリア画面の一例を示す図である。
図7を参照して、表示制御部15は、記憶部12に保存されているエリア情報に基づいて、エリア画面G1を表示する制御を行う。エリア画面G1には、たとえば、複数のエリア、各エリアのエリア名N1、および各エリアの状態を示すアイコンIc1が含まれている。エリアの状態とは、当該エリアに含まれる各センサ121の計測結果の状態に基づく状態である。図7では、アイコンIc1として、アイコンIc1a,Ic1b,Ic1cが示されている。また、図7では、エリア名N1として、エリア名N1a,N1b,N1cが示されている。
より詳細には、表示制御部15は、たとえば、各センサ121の計測結果の状態の種類に関する所定の優先度に応じて、各設備Xの状態を決定する。ここでは、第1の判定条件を満たす状態の方が、第2の判定条件を満たす状態よりも優先度が高いとする。また、第2の判定条件を満たす状態の方が、第2の判定条件を満たさない状態よりも優先度が高いとする。
この場合、たとえば、表示制御部15は、設備Xごとに、第1の判定条件を満たすセンサ121の有無、および第2の判定条件を満たすセンサ121の有無を確認する。そして、表示制御部15は、第1の判定条件を満たすセンサ121が1つ以上存在する設備Xは、異常が生じている状態であると決定する。
また、表示制御部15は、第1の判定条件を満たすセンサ121が存在せず、第2の判定条件を満たすセンサ121が1つ以上存在する設備Xは、異常が生じる可能性が高い状態であると決定する。また、表示制御部15は、第1の判定条件を満たすセンサ121、および第2の判定条件を満たすセンサ121のいずれも存在しない設備Xは、正常な状態であると決定する。
また、表示制御部15は、たとえば、決定した各設備Xの状態の種類に関する所定の優先度に応じて、各エリアの状態を決定する。ここでは、異常が生じている状態の方が、異常が生じる可能性が高い状態よりも優先度が高いとする。また、異常が生じる可能性が高い状態の方が、正常な状態よりも優先度が高いとする。
この場合、たとえば、表示制御部15は、異常が生じている設備Xが1つ以上存在するエリアは、異常が生じている状態であると決定する。また、表示制御部15は、異常が生じている設備Xが存在せず、異常が生じる可能性が高い状態である設備Xが1つ以上存在するエリアは、異常が生じる可能性が高い状態であると決定する。また、表示制御部15は、異常が生じている設備X、および異常が生じる可能性が高い状態である設備Xのいずれも存在しないエリアは、正常な状態であると決定する。
また、表示制御部15は、たとえば、決定した各エリアの状態の種類に応じて、対応のアイコンIc1を異なる態様で表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部15は、異常が生じている状態である「第2エリア」については、対応のアイコンIc1aを赤色で点灯させる制御を行う。また、表示制御部15は、異常が生じる可能性が高い状態である「第1エリア」については、対応のアイコンIc1bを黄色で点灯させる制御を行う。また、表示制御部15は、正常な状態である「第3エリア」については、対応のアイコンIc1cを青色で点灯させる制御を行う。
なお、図7では、赤色で点灯しているアイコンIc1aには右斜めのハッチングを施し、黄色で点灯しているアイコンIc1bには横線のハッチングを施し、青色で点灯しているアイコンIc1cにはハッチングを施していない。
また、表示制御部15は、たとえば、ユーザがマウスまたはキーボード等を操作することにより、エリア画面G1においてポインタPをアイコンIc1またはエリア名N1に重なる位置に移動させた場合、記憶部12に保存されている複数の判定結果情報に基づいて、対応のエリアに設置された設備Xに関する説明欄S1をポップアップ表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部15は、ユーザがアイコンIc1aに重なる位置にポインタPを移動させた場合、アイコンIc1aに対応する「第2エリア」に設置された複数の設備Xのうち、各設備Xの状態の種類に関する上記優先度に応じて選択された1つの設備Xに関する説明欄S1を表示する制御を行う。
たとえば、説明欄S1には、「第2エリア」に設置された設備Xであって、異常が生じている状態である設備Xの設備名である「巻取機」、および当該設備Xにおけるセンサ121が第1の判定条件を満たすと判定された日時が含まれている。
なお、表示制御部15は、ユーザにより選択されたエリアにおいて、異常が生じている状態である複数の設備Xが存在する場合、各設備Xにおけるセンサ121のうち、第1の判定条件を満たすと判定された日時が最新であるセンサ121を選択する。そして、表示制御部15は、選択したセンサ121が設けられた設備Xの名称、および当該センサ121が第1の判定条件を満たすと判定された日時を示す説明欄S1を表示する制御を行う。
また、ユーザにより選択されたエリアにおいて、ある設備Xにおけるセンサ121が第1の判定条件を満たしており、他の設備Xにおけるセンサ121が第2の判定条件を満たしているとする。すなわち、ある設備Xは、異常が生じている状態であり、他の設備Xは、異常が生じる可能性が高い状態であるとする。この場合、表示制御部15は、第1の判定条件を満たすセンサ121が設けられた設備X、すなわち異常が生じている設備Xを優先的に選択し、当該設備Xの名称、および当該センサ121が第1の判定条件を満たすと判定された日時を示す説明欄S1を表示する制御を行う。
また、たとえば、ユーザが、エリア画面G1においてポインタPがエリア名N1またはアイコンIc1に重なっている状態において、上記所定の操作として、キーボードまたはマウス等の操作により当該エリア名N1または当該アイコンIc1を選択する操作を行ったとする。この場合、表示制御部15は、ユーザにより選択されたエリア名N1またはアイコンIc1に対応するエリア、および当該エリアに設置された設備Xの一覧を示す設備画面G2を表示装置131に表示する制御を行う。
[設備画面G2]
図8は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される設備画面の一例を示す図である。
図8を参照して、ここでは、ユーザが図7に示すエリア画面G1において「第2エリア」を選択する操作を行ったとする。この場合、表示制御部15は、記憶部12に保存されている設備情報に基づいて、「第2エリア」、および「第2エリア」に設置された複数の設備Xの位置関係、各設備Xの設備名N2、および各設備Xの状態を示すアイコンIc2を含む設備画面G2を表示装置131に表示する制御を行う。図8では、アイコンIc2として、アイコンIc2a,Ic2b,Ic2cが示されている。また、図8では、設備名N2として、設備名N2a,N2b,N2cが示されている。
より詳細には、表示制御部15は、上述のとおり決定した各設備Xの状態に応じて、対応のアイコンIc2を異なる態様で表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部15は、異常が生じている状態である設備X「巻取機」については、対応のアイコンIc2aを赤色で点灯させる制御を行う。また、表示制御部15は、異常が生じる可能性が高い状態である設備X「圧延機」については、対応のアイコンIc2bを黄色で点灯させる制御を行う。また、表示制御部15は、正常な状態である設備X「鋳造機」については、対応のアイコンIc2cを青色で点灯させる制御を行う。
なお、図8では、赤色で点灯しているアイコンIc2aには右斜めのハッチングを施し、黄色で点灯しているアイコンIc2bには横線のハッチングを施し、青色で点灯しているアイコンIc2cにはハッチングを施していない。
また、表示制御部15は、たとえば、ユーザがマウスまたはキーボード等を操作することにより、設備画面G2においてポインタPをアイコンIc2または設備名N2に重なる位置に移動させた場合、記憶部12に保存されている複数の判定結果情報に基づいて、対応する設備Xにおけるセンサ121に関する説明欄S2をポップアップ表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部15は、ユーザがアイコンIc2aに重なる位置にポインタPを移動させた場合、ポインタPが重なるアイコンIc2aに対応する「巻取機」におけるセンサ121のうち、センサ121の計測結果の状態の種類に関する上記優先度に応じて選択された1つのセンサ121に関する説明欄S2を表示する制御を行う。
説明欄S2には、たとえば、巻取機におけるセンサ121であって、第1の判定条件を満たすセンサ121のセンサ名である「振動センサ西」、および当該センサ121が第1の判定条件を満たすと判定された日時が含まれている。
なお、表示制御部15は、ユーザにより選択された設備Xにおいて、第1の判定条件を満たす複数のセンサ121が存在する場合、これら複数のセンサ121のうち、第1の判定条件を満たすと判定された日時が最新であるセンサ121を選択する。そして、表示制御部15は、選択したセンサ121のセンサ名、および当該センサ121が第1の判定条件を満たすと判定された日時を示す説明欄S2を表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、ユーザにより選択された設備Xにおいて、あるセンサ121が第1の判定条件を満たし、他のセンサ121が第2の判定条件を満たす場合、第1の判定条件を満たすセンサ121を優先的に選択し、当該センサ121のセンサ名、および当該センサ121が第1の判定条件を満たすと判定された日時を示す説明欄S2を表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、ユーザにより設備画面G2において設備Xの状態に対する所定の操作が行われた場合、センサ画面G3を表示する制御を行う。
具体的には、ユーザが、設備画面G2においてポインタPが設備名N2またはアイコンIc2に重なっている状態において、上記所定の操作として、キーボードまたはマウス等の操作により当該設備名N2または当該アイコンIc2を選択する操作を行ったとする。この場合、表示制御部15は、ユーザにより選択された設備名N2またはアイコンIc2に対応する設備Xにおけるセンサ121の一覧を示すセンサ画面G3を表示装置131に表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、設備画面G2において所定の操作が行われた場合、エリア画面G1を表示する制御を行う。
具体的には、設備画面G2には、たとえば、「エリア一覧」ボタンB11および「第2エリア」ボタンB12が含まれている。表示制御部15は、ユーザが設備画面G2における「エリア一覧」ボタンB11を選択する操作を行った場合、エリア画面G1を表示装置131に表示する制御を行う。
[センサ画面G3]
図9は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるセンサ画面の一例を示す図である。
図9を参照して、ここでは、ユーザが図8に示す設備画面G2において「巻取機」を選択する操作を行ったとする。この場合、表示制御部15は、記憶部12に保存されているセンサ情報に基づいて、「巻取機」、および「巻取機」における複数のセンサ121、各センサ121のセンサ名N3、および各センサ121の計測結果の状態を示すアイコンIc3を含むセンサ画面G3を表示する制御を行う。図9では、アイコンIc3として、アイコンIc3a,Ic3bが示されている。また、図9では、センサ名N3として、センサ名N3a,N3bが示されている。
より詳細には、表示制御部15は、判定部22から受けた判定結果情報に基づいて、「巻取機」における各センサ121の計測結果の状態を確認し、確認した状態の種類に応じて、対応のアイコンIc3を異なる態様で表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部15は、センサ名N3a「振動センサ西」のセンサ121が第1の判定条件を満たす場合、当該センサ121に対応するアイコンIc3aを赤色で点灯させる制御を行う。また、表示制御部15は、センサ名N3b「振動センサ上」のセンサ121が第1の判定条件および第2の判定条件のいずれも満たさない場合、当該センサ121に対応するアイコンIc3bを青色で点灯させる制御を行う。
なお、図9では、赤色で点灯しているアイコンIc3aには右斜めのハッチングを施し、青色で点灯しているアイコンIc3bにはハッチングを施していない。
また、表示制御部15は、たとえば、ユーザがマウスまたはキーボード等を操作することにより、センサ画面G3においてポインタPをアイコンIc3またはセンサ名N3に重なる位置に移動させた場合、判定部22から受けた判定結果情報に基づいて、対応のセンサ121に関する説明欄S3をポップアップ表示する制御を行う。
具体的には、表示制御部15は、ユーザがアイコンIc3aに重なる位置にポインタPを移動させた場合、アイコンIc3aに対応する「振動センサ西」のセンサ121による複数のセンサデータに対する統計処理により得られた複数の値のうちの少なくともいずれか1つが警告上限値W1より大きい旨、および当該センサ121が第1の判定条件を満たすと判定された日時を示す説明欄S3を表示する制御を行う。
なお、表示制御部15は、たとえば、当該センサ121が第1の判定条件を満たすと複数回判定された場合、第1の判定条件を満たすと判定された最新の日時を示す説明欄S3を表示する制御を行う。
また、たとえば、ユーザが、センサ画面G3においてポインタPがセンサ名N3またはアイコンIc3に重なっている状態において、上記所定の操作として、キーボードまたはマウス等の操作により当該センサ名N3または当該アイコンIc3を選択する操作を行ったとする。この場合、表示制御部15は、ユーザにより選択されたセンサ名N3またはアイコンIc3に対応するセンサ121の計測結果の時系列変化を示すグラフ表示画面G4を表示装置131に表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、センサ画面G3において所定の操作が行われた場合、設備画面G2またはエリア画面G1を表示装置131に表示する制御を行う。
具体的には、センサ画面G3には、たとえば、「エリア一覧」ボタンB11、「第2エリア」ボタンB12および「巻取機」ボタンB13が含まれている。表示制御部15は、ユーザが「第2エリア」ボタンB12を選択する操作を行った場合、設備画面G2を表示する制御を行う。また、表示制御部15は、ユーザが「エリア一覧」ボタンB11を選択する操作を行った場合、エリア画面G1を表示する制御を行う。
[グラフ表示画面G4]
図10は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるグラフ表示画面の一例を示す図である。
図10を参照して、ここでは、ユーザがセンサ画面G3における「振動センサ西」を選択する操作を行ったとする。この場合、表示制御部15は、「振動センサ西」による計測結果の時系列変化を示すグラフを含むグラフ表示画面G4を表示する制御を行う。
このとき、表示制御部15は、ユーザにより選択されたセンサ121が第1の判定条件を満たす場合、グラフ表示画面G4におけるグラフを点滅させるなど、センサ121の計測結果の状態に応じた態様で表示する制御を行う。
また、表示制御部15は、グラフ表示画面G4において所定の操作が行われた場合、センサ画面G3、設備画面G2またはエリア画面G1を表示する制御を行う。
具体的には、グラフ表示画面G4には、たとえば、「エリア一覧」ボタンB11、「第2エリア」ボタンB12、「巻取機」ボタンB13および「振動センサ西」ボタンB14が含まれている。
表示制御部15は、ユーザが「巻取機」ボタンB13を選択する操作を行った場合、センサ画面G3を表示装置131に表示する制御を行う。また、表示制御部15は、ユーザが「第2エリア」ボタンB12を選択する操作を行った場合、設備画面G2を表示する制御を行う。また、表示制御部15は、ユーザが「エリア一覧」ボタンB11を選択する操作を行った場合、エリア画面G1を表示する制御を行う。
また、グラフ表示画面G4には、「監視対象範囲設定」ボタンB21が含まれている。表示制御部15は、ユーザが「監視対象範囲設定」ボタンB21を選択する操作を行った場合、範囲設定画面G5を表示装置131に表示する制御を行う。
[範囲設定画面G5]
図11は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される範囲設定画面の一例を示す図である。
図11を参照して、範囲設定画面G5には、たとえば、監視対象範囲Rとして計測値の上限値および下限値をそれぞれ設定するか否かを選択するためのチェックボックスCh1,Ch2、当該上限値を設定する場合における上限値の入力欄Ip1、ならびに当該下限値を設定する場合における下限値の入力欄Ip2が含まれている。
たとえば、ユーザは、計測値の上限値を設定する場合、チェックボックスCh1にチェックを入れ、入力欄Ip1に任意の値を入力する操作を行う。また、ユーザは、計測値の下限値を設定する場合、チェックボックスCh2にチェックを入れ、入力欄Ip2に任意の値を入力する操作を行う。
また、範囲設定画面G5には、監視対象範囲Rとしての期間の設定方法を指定するためのラジオボタンRd1,Rd2、期間の開始日時の入力欄Ip3、期間の終了日時の入力欄Ip4、ならびに周期的な期間を設定する場合における、曜日の入力欄Ip5、開始時刻の入力欄Ip6、および終了時刻の入力欄Ip7が含まれている。
ユーザは、センサ121ごとに、範囲設定画面G5に含まれるセンサ121の計測結果の時系列変化を示すグラフを見ながら、センサ121による計測対象および当該センサ121が設けられた設備Xの稼働状況等に応じて、監視対象範囲Rを任意に設定することができる。
また、ユーザは、入力欄Ip1〜Ip7への入力を行う代わりに、センサ121の計測結果の時系列変化を示すグラフにおいて任意の範囲をドラッグする操作を行うことにより、監視対象範囲Rを設定してもよい。たとえば、ユーザは、マウスなどのポインティングデバイスを用いて、ポインタPが任意の矩形範囲の角に位置する状態で左クリックボタンを押下し、左クリックボタンを押下した状態を維持しながら当該矩形範囲の上記角に対して対角線上にある他の角にポインタPを移動させて左クリックボタンを離す等の操作を行うことにより、監視対象範囲Rを設定することができる。
なお、ユーザは、タッチパネルを介して監視対象範囲Rを指定する場合、たとえば、タッチパネル上で任意の矩形範囲の角をタッチし、タッチパネルにタッチした状態を維持しながら当該矩形範囲の上記角に対して対角線上にある他の角に指を移動させてタッチパネルから指を離す等の操作を行うことにより、監視対象範囲Rを設定することができる。
また、ユーザは、監視対象範囲Rとしての計測値の範囲を設定する場合、上限値および下限値のいずれか一方を設定してもよい。
また、表示制御部15は、範囲設定画面G5において所定の操作が行われた場合、グラフ表示画面G4を表示する制御を行う。具体的には、範囲設定画面G5には、「エリア一覧」ボタンB11、「第2エリア」ボタンB12、「巻取機」ボタンB13および「振動センサ西」ボタンB14が含まれている。表示制御部15は、ユーザが「振動センサ西」ボタンB14を選択する操作を行った場合、グラフ表示画面G4を表示装置131に表示する制御を行う。
図12は、本発明の実施の形態に係る表示装置に表示される、監視対象範囲が設定された後のグラフ表示画面の一例を示す図である。
図12を参照して、ここでは、ユーザが、監視対象範囲Rとして、計測値の範囲および連続する期間を設定したとする。この場合、表示制御部15は、グラフ表示画面G4において、たとえば、計測結果の時系列変化を示すグラフ上に監視対象範囲Rを示す枠を表示させる制御を行う。
図13は、本発明の実施の形態に係る表示装置に表示される、監視対象範囲が設定された後のグラフ表示画面の一例を示す図である。
図13を参照して、ここでは、ユーザが、監視対象範囲Rとして、計測値の範囲および周期的な期間を設定したとする。この場合、表示制御部15は、グラフ表示画面G4において、たとえば、計測結果の時系列変化を示すグラフ上に複数の監視対象範囲Rをそれぞれ示す複数の枠を表示させる制御を行う。
なお、再び図11を参照して、ユーザは、ラジオボタンRa1の内容およびラジオボタンRa2の内容の両方を選択可能であってもよい。
たとえば、ユーザが、上記両方の内容を選択する操作を行い、入力欄Ip3に「2017年10月16日」を入力し、入力欄Ip4に「2017年12月15日」を入力し、入力欄Ip5に「月」を入力し、入力欄Ip6に「9:00」を入力し、入力欄Ip7に「9:30」を入力したとする。この場合、監視対象範囲Rは、2017年10月16日〜2017年12月15日における毎週月曜日の9:00〜9:30の期間となる。
また、表示制御部15は、範囲設定画面G5において所定の操作が行われた場合、閾値設定画面G6を表示する制御を行う。具体的には、範囲設定画面G5には、「監視対象範囲設定」ボタンB21および「閾値設定」ボタンB22が含まれている。表示制御部15は、ユーザが「閾値設定」ボタンB22を選択する操作を行った場合、閾値設定画面G6を表示装置131に表示する制御を行う。
[閾値設定画面G6]
(統計処理に関する閾値の設定)
図14は、本発明の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される閾値設定画面の一例を示す図である。
図14を参照して、閾値設定画面G6には、たとえば、平均化処理の処理方法を指定するためのラジオボタンRa3,Ra4、ならびに平均化処理に用いる、時間の入力欄Ip11およびデータ数の入力欄Ip12が含まれている。
たとえば、ユーザは、ラジオボタンRa3を選択し、入力欄Ip11に「60」を入力したとする。この場合、図1に示す演算部21は、センサデータの平均化処理において、監視対象範囲Rを60分間隔で分割し、分割期間ごとに複数のセンサデータの各々の示す計測結果の平均値を算出する。
また、たとえば、ユーザは、ラジオボタンRa4を選択し、入力欄Ip12に「50」を入力したとする。この場合、演算部21は、センサデータの平均化処理において、監視対象範囲Rにおいて取得された複数のセンサデータを、計測タイミングの早いセンサデータから順に50個ずつの組に分割し、組ごとに、50個のセンサデータの各々の計測結果の平均値を算出する。
また、閾値設定画面G6は、上述の範囲外データ、すなわち範囲内データに含まれないセンサデータの処理方法の設定を受け付けるための画面である。具体的には、閾値設定画面G6には、監視対象範囲Rとしての計測値の範囲に含まれない計測結果(以下、「外れ値」と称する。)に関する設定を行うためのラジオボタンRa5〜Ra7が含まれている。
演算部21は、ユーザがラジオボタンRa5を選択する操作を行った場合、平均化処理において、外れ値をゼロに変更する。また、演算部21は、ユーザがラジオボタンRa6を選択する操作を行った場合、平均化処理において、計測値の範囲の上限値より大きい計測値は当該上限値に変更し、当該範囲の下限値未満の計測値は当該下限値に変更する。また、演算部21は、ユーザがラジオボタンRa7を選択する操作を行った場合、平均化処理において、外れ値を除外する。
(判定処理に関する閾値の設定)
また、閾値設定画面G6には、判定部22による判定処理に関する閾値を設定するためのチェックボックスであって、警告上限値W1、注意上限値A1、注意下限値A2および警告下限値W2をそれぞれ指定するためのチェックボックスCh3〜Ch6が含まれている。
また、閾値設定画面G6には、警告上限値W1、注意上限値A1、注意下限値A2および警告下限値W2をそれぞれ入力する入力欄Ip13〜Ip16が含まれている。
また、閾値設定画面G6には、判定部22が所定の出力を行う条件となる、センサ121の計測結果が警告上限値W1を超える回数を入力する入力欄Ip17、センサ121の計測結果が注意上限値A1を超える回数を入力する入力欄Ip18が含まれている。
また、閾値設定画面G6には、判定部22が所定の出力を行う条件となる、センサ121の計測結果が注意下限値A2を超える回数を入力する入力欄Ip19、センサ121の計測結果が警告下限値W2を超える回数を入力する入力欄Ip20が含まれている。
たとえば、ユーザは、チェックボックスCh3を選択し、入力欄Ip13および入力欄Ip17に任意の値を入力する。この場合、判定部22は、判定処理において、入力欄Ip13に入力された値を計測結果が超えた回数が、入力欄Ip17に入力された回数に到達した場合、センサ121に異常が生じていると判定する。
また、たとえば、ユーザは、チェックボックスCh4を選択し、入力欄Ip14および入力欄Ip18に任意の値を入力する。この場合、判定部22は、判定処理において、入力欄Ip14に入力された値を計測結果が超えた回数が、入力欄Ip18に入力された回数に到達した場合、センサ121に異常が生じる可能性が高いと判定する。
また、たとえば、ユーザは、チェックボックスCh5を選択し、入力欄Ip15および入力欄Ip19に任意の値を入力する。この場合、判定部22は、判定処理において、入力欄Ip15に入力された値より計測結果が小さくなった回数が、入力欄Ip19に入力された回数に到達した場合、センサ121に異常が生じていると判定する。
また、たとえば、ユーザは、チェックボックスCh6を選択し、入力欄Ip16および入力欄Ip20に任意の値を入力する。この場合、判定部22は、判定処理において、入力欄Ip16に入力された値より計測結果が小さくなった回数が、入力欄Ip20に入力された回数に到達した場合、センサ121に異常が生じる可能性が高いと判定する。
なお、ユーザは、警告上限値W1、注意上限値A1、注意下限値A2および警告下限値W2の全部を設定してもよいし、警告上限値W1、注意上限値A1、注意下限値A2および警告下限値W2のうちの一部を設定してもよい。
<動作の流れ>
管理装置101は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリからそれぞれ読み出して実行する。この装置のプログラムは、外部からインストールすることができる。この装置のプログラムは、記録媒体に格納された状態で流通する。
図15は、本発明の実施の形態に係る管理装置の動作手順を定めたフローチャートである。
図15を参照して、まず、取得部11は、各センサ121から送信されたセンサデータを取得し、取得した各センサデータを記憶部12に保存する(ステップS11)。
次に、表示制御部15は、たとえばユーザにより所定の操作が行われると、エリア画面G1を表示装置131に表示する制御を行う(ステップS12)。
次に、表示制御部15は、たとえばユーザによりエリア画面G1において1つのエリアを選択する操作が行われると、当該エリアおよび当該エリアに設置された設備Xの一覧を示す設備画面G2を表示装置131に表示する制御を行う(ステップS13)。
次に、表示制御部15は、たとえばユーザにより設備画面G2において1つの設備Xを選択する操作が行われると、当該設備Xおよび当該設備Xにおけるセンサ121の一覧を示すセンサ画面G3を表示装置131に表示する制御を行う(ステップS14)。
次に、表示制御部15は、たとえばユーザによりセンサ画面G3において1つのセンサ121を選択する操作が行われると、記憶部12に保存されている複数のセンサデータに基づいて、当該センサ121の計測結果の時系列変化を示すグラフ表示画面G4を表示装置131に表示する制御を行う(ステップS15)。
次に、表示制御部15は、たとえばユーザによりグラフ表示画面G4において所定の操作が行われると、監視対象範囲Rの設定を受け付ける範囲設定画面G5を表示装置131に表示する制御を行う(ステップS16)。
次に、入力受付部16は、ユーザによる監視対象範囲Rの設定内容の入力を受け付け、設定内容を示す設定情報を記憶部12に保存する(ステップS17)。
次に、表示制御部15は、たとえばユーザにより範囲設定画面G5において所定の操作が行われると、統計処理の処理方法の設定、および異常判定の判定条件の設定を受け付ける閾値設定画面G6を表示装置131に表示する制御を行う(ステップS18)。
次に、入力受付部16は、ユーザによる統計処理の処理方法の設定内容、および異常判定の判定条件の設定内容の入力を受け付け、設定内容を示す設定情報を記憶部12に保存する(ステップS19)。
次に、抽出部13は、記憶部12に保存されている設定情報に基づいて、複数のセンサデータの中から、監視対象範囲Rに含まれる範囲内データを含むデータ群の抽出を行い、抽出したデータ群を演算部21へ出力する(ステップS20)。
次に、演算部21は、抽出部13からデータ群を受けて、記憶部12に保存されている設定情報に基づいて、データ群に対する統計処理を行い、統計処理の結果を示す処理結果情報を判定部22へ出力する(ステップS21)。
次に、判定部22は、演算部21から受けた処理結果情報、および記憶部12に保存されている設定情報に基づいて、センサ121の計測結果が異常判定の第1の判定条件を満たすか否かを判断する(ステップS22)。
そして、判定部22は、センサ121の計測結果が第1の判定条件を満たす場合(ステップS22において「YES」)、所定の出力を行う。たとえば、判定部22は、当該センサ121が設けられた設備Xに異常が生じている旨をメール等によりユーザに通知する(ステップS23)。
一方、判定部22は、センサ121の計測結果が第1の判定条件を満たさない場合(ステップS22において「NO」)、当該計測結果が第2の判定条件を満たすか否かを判断する(ステップS24)。
そして、判定部22は、センサ121の計測結果が第2の判定条件を満たす場合(ステップS24において「YES」)、所定の出力を行う。たとえば、判定部22は、当該センサ121が設けられた設備Xに異常が生じる可能性が高い旨をメール等によりユーザに通知する(ステップS25)。
なお、図15において、表示制御部15による範囲設定画面G5を表示する制御(ステップS16)、入力受付部16による監視対象範囲Rの設定内容の入力の受け付け(ステップS17)、表示制御部15による閾値設定画面G6を表示する制御(ステップS18)、ならびに入力受付部16による、統計処理の処理方法および異常判定の判定条件の設定内容の入力の受け付け(ステップS19)は、取得部11によるセンサデータの取得(ステップS11)の前であってもよい。
以上のように、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、生産現場において、たとえば設備保全の最適化を行うことができる。また、各設備Xの傾向監視の自動化により、たとえば、各センサ121による計測結果からノイズ等の除去を手作業により行う必要がなく、ユーザが高度の専門知識を有する必要性を低くすることができる。また、大量のセンサデータを容易に処理することができる。したがって、各種コストを削減することができる。
ところで、センサの計測結果に基づいて設備の監視を行う場合、当該計測結果からノイズ等の不要な情報を除去し、より適切な監視を行うことのできる技術が求められている。
これに対して、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、取得部11は、1または複数のセンサ121の計測結果を示すセンサデータを取得する。表示制御部15は、計測値に関する監視対象範囲Rの設定を受け付ける範囲設定画面G5および異常判定の判定条件の設定を受け付ける閾値設定画面G6を表示する制御を行う。演算部21は、取得部11により取得されたセンサデータのうち、監視対象範囲Rに含まれるセンサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う。判定部22は、演算部21による統計処理の結果が判定条件を満たす場合、所定の出力を行う。
このように、監視対象範囲Rおよび異常判定の判定条件の設定を受け付ける構成により、センサ121の計測対象等に応じた適切な異常判定を行うことができる。また、範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う構成により、複数のセンサデータをそのまま用いて異常判定を行う場合と比較して、計測値のばらつき等を抑えたデータ群を用いてより適切な異常判定を行うことができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、センサ121の計測結果に基づく設備Xの監視をより適切に行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、表示制御部15は、さらに、期間に関する監視対象範囲の設定を受け付ける範囲設定画面G5を表示する制御を行う。演算部21は、取得部11により取得されたセンサデータのうち、計測値に関する監視対象範囲Rに含まれ、かつ期間に関する監視対象範囲Rに含まれるセンサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う。
このように、計測値に関する設定に加えて、さらに、期間に関する監視対象範囲Rの設定を受け付ける構成により、たとえば、設備Xの稼働状況が期間に応じて変わる場合であっても、適切な異常判定を行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、範囲設定画面G5において、期間として周期的な期間を設定可能である。
このような構成により、周期的に稼働状況等が変わる設備Xについて、適切な異常判定を行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、表示制御部15は、さらに、範囲内データに含まれないセンサデータである範囲外データの処理方法の設定を受け付ける閾値設定画面G6を表示する制御を行う。そして、演算部21は、範囲内データに、設定された処理方法による範囲外データの処理結果を加えたデータ群の統計処理を行う。
このような構成により、所望の処理を行った後の範囲外データを含むデータ群を用いて、より適切な異常判定を行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、表示制御部15は、さらに、設備Xを示すとともに設備Xに設置された複数のセンサ121の計測結果の状態を示す、センサ画面G3を表示する制御を行う。また、表示制御部15は、センサ画面G3において、対応のセンサデータが異常判定の判定条件を満たすか否かに応じて、センサ121の計測結果の状態を異なる態様で表示する。また、表示制御部15は、センサ画面G3においてセンサ121の計測結果の状態に対する所定の操作が行われた場合、範囲内データに関する範囲設定画面G5、および上記判定条件に関する閾値設定画面G6の少なくともいずれか一方、または範囲設定画面G5もしくは閾値設定画面G6へ遷移するためのグラフ表示画面G4を表示する。
このような構成により、ユーザにおいて、センサ画面G3を確認することにより、各センサ121の計測結果の状態を視覚的に容易に把握することができる。また、ユーザにおいて、各センサ121の計測結果の状態を把握したうえで1つのセンサ121を任意に選択し、選択したセンサ121に対応する、範囲設定画面G5、閾値設定画面G6またはグラフ表示画面G4を表示させることができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、表示制御部15は、さらに、エリアを示すとともに当該エリアに設置された複数の設備Xの状態を示す、設備画面G2を表示する制御を行う。また、表示制御部15は、設備Xにおける各センサ121の計測結果の状態のうち、計測結果の状態の種類に関する所定の優先度に応じて設備画面G2における設備Xの状態を決定する。そして、表示制御部15は、設備画面G2において設備Xの状態に対する所定の操作が行われた場合、センサ画面G3を表示する。
このような構成により、たとえば、設備Xの状態であって、ユーザに通知すべき優先度の高い種類の状態を設備画面G2に表示することができる。また、ユーザにおいて、各設備Xの状態を把握したうえで1つの設備Xを任意に選択し、選択した設備Xに対応するセンサ画面G3を表示させることができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、表示制御部15は、設備Xに設置されたセンサ121に関する内容をさらに示す設備画面G2を表示する制御を行う。また、表示制御部15は、設備Xに設置された複数のセンサ121にそれぞれ対応する複数の統計処理の結果が判定条件を満たす場合、複数のセンサ121のうち、判定条件を満たすと判定された日時が最新である統計処理の結果に対応するセンサ121を選択し、選択したセンサ121に関する内容を示す設備画面G2を表示する制御を行う。
たとえば、同一の設備Xに設置された第1のセンサ121および第2のセンサ121において、第1のセンサ121に対応する統計処理の結果が先に判定条件を満たすと判定され、その後、第2のセンサ121に対応する統計処理の結果が判定条件を満たすと判定されたとする。この場合、上記設備Xにおいて、第1のセンサ121に対応する第1の箇所に異常が生じている期間に、第2のセンサ121に対応する第2の箇所が正常に動作していた期間が含まれる。すなわち、第1の箇所に異常が生じていても第2の箇所を正常化できる可能性が高いので、第2の箇所は、第1の箇所と比較して、正常な状態に戻す必要性が高い。
上記のように、判定条件を満たすと判定された日時が最新であるセンサ121を選択し、選択したセンサ121に関する内容を表示する制御を行う構成により、設備画面G2において、より効果的な通知を行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、表示制御部15は、さらに、複数のエリアの状態を示すエリア画面G1を表示する制御を行う。また、表示制御部15は、エリアにおける各設備Xの状態のうち、設備Xの状態の種類に関する所定の優先度に応じてエリア画面G1におけるエリアの状態を決定する。そして、表示制御部15は、エリア画面G1においてエリアの状態に対する所定の操作が行われた場合、設備画面G2を表示する。
このような構成により、たとえば、エリアの状態であって、ユーザに通知すべき優先度の高い種類の状態をエリア画面G1に表示することができる。また、ユーザにおいて、各エリアの状態を把握したうえで1つのエリアを任意に選択し、選択したエリアに対応する設備画面G2を表示させることができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理方法では、まず、取得部11は、1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得する。次に、表示制御部15は、計測値に関する監視対象範囲Rの設定を受け付ける範囲設定画面G5を表示する制御を行う。次に、表示制御部15は、異常判定の判定条件の設定を受け付ける閾値設定画面G6を表示する制御を行う。次に、演算部21は、取得部11により取得されたセンサデータのうち、監視対象範囲Rに含まれるセンサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う。次に、判定部22は、演算部21による統計処理の結果が上記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う。
このように、監視対象範囲Rおよび異常判定の判定条件の設定を受け付ける方法により、センサ121の計測対象等に応じた適切な異常判定を行うことができる。また、範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う構成により、複数のセンサデータをそのまま用いて異常判定を行う場合と比較して、計測値のばらつき等を抑えたデータ群を用いてより適切な異常判定を行うことができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る管理方法では、センサ121の計測結果に基づく設備Xの監視をより適切に行うことができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
センサの計測結果を示すセンサデータを取得する取得部と、
計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行う表示制御部と、
前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う演算部とを備え、
前記表示制御部は、さらに、異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行い、
さらに、
前記演算部による前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う出力部とを備え、
前記表示制御部は、前記監視対象範囲の設定を受け付ける画面に、前記センサの計測結果の時系列変化を示すグラフを含めて表示する制御を行い、
前記表示制御部は、前記異常判定の設定を受け付ける画面に、前記判定条件に用いられる計測値に関する閾値の入力欄を含めて表示する制御を行い、
前記演算部は、前記統計処理として、複数の前記センサデータに対する平均化処理を行う、管理装置。
11 取得部
12 記憶部
13 抽出部
14 処理部
15 表示処理部
16 入力受付部
21 演算部
22 判定部(出力部)
101 管理装置
121 センサ
131 表示装置
201 管理システム

Claims (9)

  1. 1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得する取得部と、
    計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面および異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行う表示制御部と、
    前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う演算部と、
    前記演算部による前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う出力部とを備え
    前記表示制御部は、さらに、周期的な期間に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行い、
    前記演算部は、前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれ、かつ前記期間に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行い、
    記表示制御部は、前記取得部により取得された前記センサデータの示す前記計測結果に、設定された前記計測値および前記周期的な期間に関する前記監視対象範囲を重畳した画面を表示する制御をさらに行う、管理装置。
  2. 前記表示制御部は、さらに、前記範囲内データに含まれない前記センサデータである範囲外データの処理方法の設定を受け付ける画面を表示する制御を行い、
    前記演算部は、前記範囲内データに、設定された前記処理方法による前記範囲外データの処理結果を加えたデータ群の統計処理を行う、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記表示制御部は、さらに、設備を示すとともに前記設備に設置された複数の前記センサの計測結果の状態を示す、センサ画面を表示する制御を行い、
    前記表示制御部は、前記センサ画面において、対応の前記センサデータが前記判定条件を満たすか否かに応じて前記状態を異なる態様で表示し、
    前記表示制御部は、前記センサ画面において前記状態に対する所定の操作が行われた場合、前記範囲内データおよび前記判定条件の少なくともいずれか一方に関する画面、または前記画面へ遷移するための画面を表示する、請求項1または請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記表示制御部は、さらに、エリアを示すとともに前記エリアに設置された複数の設備の状態を示す、設備画面を表示する制御を行い、
    前記表示制御部は、前記設備における各前記センサの計測結果の状態のうち、前記状態の種類に関する所定の優先度に応じて前記設備画面における前記設備の状態を決定し、
    前記表示制御部は、前記設備画面において前記設備の状態に対する所定の操作が行われた場合、前記センサ画面を表示する、請求項に記載の管理装置。
  5. 前記表示制御部は、前記設備に設置された前記センサに関する内容をさらに示す前記設備画面を表示する制御を行い、
    前記表示制御部は、前記設備に設置された複数の前記センサにそれぞれ対応する複数の前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、複数の前記センサのうち、前記判定条件を満たすと判定された日時が最新である前記統計処理の結果に対応する前記センサを選択し、選択した前記センサに関する内容を示す前記設備画面を表示する制御を行う、請求項に記載の管理装置。
  6. 前記表示制御部は、さらに、複数のエリアの状態を示すエリア画面を表示する制御を行い、
    前記表示制御部は、前記エリアにおける各設備の状態のうち、前記設備の状態の種類に関する所定の優先度に応じて前記エリア画面における前記エリアの状態を決定し、
    前記表示制御部は、前記エリア画面において前記エリアの状態に対する所定の操作が行われた場合、前記設備画面を表示する、請求項または請求項に記載の管理装置。
  7. 前記監視対象範囲は、前記計測値の上限値および下限値の少なくともいずれか一方を規定する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の管理装置。
  8. 管理装置における管理方法であって、
    1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得するステップと、
    計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行うステップと、
    異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行うステップと、
    取得した前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行うステップと、
    前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行うステップと
    周期的な期間に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行うステップとを含み、
    前記統計処理を行うステップにおいては、取得した前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれ、かつ前記期間に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行い、
    前記管理方法は、さらに、
    取得した前記センサデータの示す前記計測結果に、設定された前記計測値および前記周期的な期間に関する前記監視対象範囲を重畳した画面を表示する制御を行うステップを含む、管理方法。
  9. 管理装置において用いられる管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    1または複数のセンサの計測結果を示すセンサデータを取得する取得部と、
    計測値に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面および異常判定の判定条件の設定を受け付ける画面を表示する制御を行う表示制御部と、
    前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行う演算部と、
    前記演算部による前記統計処理の結果が前記判定条件を満たす場合、所定の出力を行う出力部、
    として機能させるためのプログラムであり、
    前記表示制御部は、さらに、周期的な期間に関する監視対象範囲の設定を受け付ける画面を表示する制御を行い、
    前記演算部は、前記取得部により取得された前記センサデータのうち、前記計測値に関する監視対象範囲に含まれ、かつ前記期間に関する監視対象範囲に含まれる前記センサデータである範囲内データを含むデータ群の統計処理を行い、
    記表示制御部は、前記取得部により取得された前記センサデータの示す前記計測結果に、設定された前記計測値および前記周期的な期間に関する前記監視対象範囲を重畳した画面を表示する制御をさらに行う、管理プログラム。
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