JP7298781B2 - 管理装置、管理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

管理装置、管理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、管理装置、管理方法及びコンピュータプログラムに関する。本出願は、2020年10月21日に出願した日本特許出願である特願2020-176746号に基づく優先権を主張する。当該日本特許出願に記載された全ての記載内容は、参照によって本明細書に援用される。
特許文献1は、監視対象装置の故障状況を監視する故障監視装置を開示している。特許文献1の故障監視装置の表示画面には、故障の発生/回復が時系列に表示される。
特開2010-170342号公報
本開示のある側面は、管理装置である。開示の管理装置は、複数の部位を有する設備のための管理装置であって、前記設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、が記憶される記憶装置と、前記履歴データ及び前記センサデータから、前記設備の管理画面を表示装置において表示させるための管理画面情報を生成する生成処理を実行するよう構成された処理装置と、を備え、前記管理画面は、前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、を備え、前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示される。
本開示の他の側面は、管理方法である。開示の管理方法は、複数の部位を有する設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、から生成される管理画面を表示装置において表示させることを備え、前記管理画面は、前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、を備え、前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示される。
本開示の他の側面は、コンピュータプログラムである。開示のコンピュータプログラムは、設備の管理画面を表示装置において表示させるための管理画面情報を生成する生成処理を、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記生成処理は、前記設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、から、前記管理画面情報を生成することを備え、前記管理画面は、前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、を備え、前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示される。
図1は、管理装置を有するシステムの全体構成図である。 図2は、第1設備の概略構成図である。 図3は、管理装置の構成図である。 図4は、管理画面を示す図である。 図5は、生成処理102の説明図である。 図6は、管理画面を示す図である。 図7は、管理画面の詳細履歴表示部を示すである。 図8は、履歴データベースのデータ構造図である。 図9は、第2画面領域の表示例を示す図である。 図10は、第1画面領域及び第2画面領域の表示例を示す図である。 図11は、故障・保全時期算出処理のフローチャートである。 図12は、第1画面領域及び第2画面領域の表示例を示す図である。
[本開示が解決しようとする課題]
故障が発生する設備は、保全の適切な実施が望まれる。保全は、例えば、設備が安定的に稼働できるように劣化部品を交換するなどの予防メンテナンスを行うことである。保全を適切に実施するには、設備の状況に応じた適切な保全計画を立てることが望まれる。保全計画を立てるには、どのタイミングで、設備のどの部位の保全を実施するかを決定することが必要となる。
しかし、特許文献1のように、故障の発生/回復が時系列に表示されるだけでは、過去の故障状況を把握できるだけで、将来の適切な保全計画を立てるのに必要な情報は得られない。
したがって、適切な保全計画を立てるのに必要な情報の表示が望まれる。
[本開示の効果]
本開示によれば、適切な保全計画を立てるのに必要な情報の表示が可能である。
[本開示の実施形態の説明]
(1)実施形態に係る管理装置は、複数の部位を有する設備のための管理装置であって、前記設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、が記憶される記憶装置と、前記履歴データ及び前記センサデータから、前記設備の管理画面を表示装置において表示させるための管理画面情報を生成する生成処理を実行するよう構成された処理装置と、を備える。前記管理画面は、前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、を備え、前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示される。この場合、ユーザが適切な保全計画を立てるのに必要な情報の表示が可能である。すなわち、状態表示部と履歴表示部とがレイアウト画面領域内に表示されるため、ユーザにとって状態表示部及び履歴表示部に示される内容の関係が判り易くなり、保全計画を立てやすくなる。
(2)前記複数の状態表示部それぞれは、ユーザの第1選択操作によって選択可能に構成されるのが好ましい。前記管理画面は、第1選択操作によって選択された状態表示部よりも詳細な状態を表示するための領域を更に備えるのが好ましい。この場合、ユーザは、状態表示部よりも詳細な状態を参照することができる。
(3)前記管理画面は、前記履歴データから生成される詳細履歴表示部を更に備えるのが好ましい。前記詳細履歴表示部は、前記複数の履歴表示部が示す前記履歴よりも詳細な履歴を示すよう構成されているのが好ましい。この場合、ユーザは、履歴表示部よりも詳細な履歴を参照することができる。
(4)前記管理画面は、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示されるマーカを更に備えるのが好ましい。前記マーカは、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示されるのが好ましい。この場合、ユーザは、事象が発生した部位を容易に把握できる。
(5)前記処理装置は、前記事象が生じる予想時期を、前記センサデータ及び前記履歴データに基づいて求める算出処理を更に実行するよう構成されているのが好ましい。この場合、事象が生じる予想時期が得られる。
(6)前記履歴表示部に含まれる前記事象は、ユーザの第2選択操作によって選択可能に構成されているのが好ましい。前記管理画面は、前記第2選択操作によって選択された前記事象が生じた時点のセンサデータを表示するよう構成されているのが好ましい。この場合、ユーザは、選択された事象が生じた時点のセンサデータを参照できる。
(7)前記センサデータは、過去センサデータと現在センサデータとを含むことができる。前記管理画面は、前記過去センサデータと現在センサデータとを同時に表示可能に構成されているのが好ましい。この場合、ユーザは、過去センサデータと現在センサデータとを同時に参照し、両者を対比することができる。
(8)前記管理画面は、前記複数の部位のいずれかについての新たな履歴データの入力を受け付けるよう構成されているのが好ましい。前記生成処理は、前記複数の履歴表示部のうち、前記新たな履歴データに対応する前記部位の履歴表示部を、前記新たな履歴データに応じて更新するよう構成されているのが好ましい。この場合、新たな履歴データの入力により履歴表示部が更新される。
(9)実施形態に係る管理方法は、複数の部位を有する設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、から生成される管理画面を表示装置において表示させることを備える。前記管理画面は、前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、を備える。前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示される。この場合、ユーザが適切な保全計画を立てるのに必要な情報の表示が可能である。すなわち、状態表示部と履歴表示部とがレイアウト画面領域内に表示されるため、ユーザにとって状態表示部及び履歴表示部に示される内容の関係が判り易くなり、保全計画を立てやすくなる。
(10)実施形態に係るコンピュータプログラムは、設備の管理画面を表示装置において表示させるための管理画面情報を生成する生成処理を、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記生成処理は、前記設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、から、前記管理画面情報を生成することを備える。前記管理画面は、前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、を備える。前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示される。この場合、ユーザが適切な保全計画を立てるのに必要な情報の表示が可能である。すなわち、状態表示部と履歴表示部とがレイアウト画面領域内に表示されるため、ユーザにとって状態表示部及び履歴表示部に示される内容の関係が判り易くなり、保全計画を立てやすくなる。
実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な、非一時的な記憶媒体に格納される。
[本開示の実施形態の詳細]
図1は、実施形態に係る管理装置10を備えるシステムを示している。システムは、監視対象である1又は複数の設備51,51A,51Bと、管理装置10と、を備える。設備51,51A,51Bは、例えば、工場に設置された製造設備である。管理装置10は、ネットワーク70を介して、設備51,51A,51Bと接続されている。管理装置10は、設備51,51A,51Bを遠隔監視するよう構成されていてもよいし、設備51A,51Bの近傍で監視するよう構成されていてもよい。ネットワーク70は、例えば、有線ネットワーク又は無線ネットワークである。管理装置10はディスプレイを備えていてもよい。システムはディスプレイを有するユーザ端末30を備えていてもよい。
図1に示す複数の設備51,51A,51Bは、第1設備51、第2設備51A、第3設備51Bを有する。管理装置10による管理対象となる設備51,51A,51Bの数は、特に限定されない。また、設備51,51A,51Bの種類も特に限定されない。設備51,51A,51Bは、製造設備以外に、検査設備、販売設備、又は管理設備などであってもよい。
以下では、管理装置10による第1設備51に対する管理を一例として説明するが、管理装置10は、他の設備51A,51Bに対しても同様の管理を行える。また、以下では、第1設備51は、一例として、撚り線ケーブルの製造設備として説明する。
図2は、第1設備51としての撚り線ケーブル製造設備を示している。第1設備51は、複数の部位61,62,63,64,65,66,67を有する。複数の部位61,62,63,64,65,66,67それぞれは、第1設備51の構成要素である。第1設備51においては、複数の部位61,62,63,64,65,66,67それぞれで故障が発生し得る。管理装置10は、複数の部位61,62,63,64,65,66,67単位で、第1設備51を管理することができる。
第1設備51は、第1部位61としての電線の送出機61、第2部位62としてのキャプスタン62、第3部位63としての第1撚線機63、第4部位64としての第2撚線機64、第5部位65としての引取機65、第6部位66としての巻取機66、及び第7部位67としての制御盤67を備える。送出機61から送出された電線は、キャプスタン62を介して、第1撚線機63へ供給され、第1撚線機63及び第2撚線機64において撚り合わされる。なお、第1撚線機63は12個のボビンを備え、第2撚線機64は18個のボビンを備える。第2撚線機64から送出された撚り線は、引取機65を経て、巻取機66によって巻き取られる。制御盤67は、第1設備51が備える他の部位61,62,63,64,65,66に接続されており、これら他の部位61,62,63,64,65,66を制御する。
第1設備51が備える複数の部位61,62,63,64,65,66,67それぞれは、1又は複数の機器を備える。各部位61,62,63,64,65,66,67においては、1又は複数の機器それぞれで故障が発生し得る。例えば、第3部位63である第1撚線機63は、複数の機器として複数のボビンを備える。第1撚線機63が備える他の機器は、例えば、給電装置、駆動モータ、及び駆動モータによって回転する回転部である。第2撚線機64も、第1撚線機63と同様に複数の機器を備える。また、第7部位67である制御盤67は、機器としてシーケンサを備える。他の部位61,62,65,66も、1又は複数の機器を備える。管理装置10は、1又は複数の機器単位でも、故障を管理することができる。
第1設備51は、第1設備51の状態を監視するための1又は複数のセンサ73A,73B,74A,74Bを備える。図2示す第1設備51は、複数の部位63,64それぞれの状態を監視するため、複数のセンサ73A,73B,74A,74Bを備える。各部位63,64に設けられているセンサの数は、1でもよいし、複数でもよい。なお、図1に示す第1設備51においては、第3部位63及び第4部位64だけが、センサ73A,73B,74A,74Bを備えているが、他の部位61,62,65,66,67もセンサを備えていてもよい。
センサ73A,73B,74A,74Bは、第1設備51の状態を検出する。第1設備51の状態は、例えば、第1設備51の不具合又は異常である。センサ73A,73B,74A,74Bは、例えば、振動センサ、位置センサ、音センサ、温度センサ、及び電流センサのいずれかである。振動センサは、例えば、部位又は機器の異常な振動を検知する。位置センサは、例えば、部位又は機器の位置の異常を検知する。音センサは、例えば、部位又は機器の異音を検知する。温度センサは、例えば、部位又は機器の異常な温度を検知する。電流センサは、例えば、部位又は機器に流れる異常な電流を検知する。異常な電流は、例えば、過電流又は漏れ電流である。
一例として、第1撚線機63は、振動センサ73A及び位置センサ73Bを備える。振動センサ73Aは、第1撚線機63において生じる振動を測定する。位置センサ73Bは、第1撚線機63の位置を測定する。また、第2撚線機64は、振動センサ74A及び位置センサ74Bを備える。振動センサ74Aは、第2撚線機64において生じる振動を測定する。位置センサ74Bは、第2撚線機64の位置を測定する。各センサ73A,73B,74A,74Bは、測定値をセンサデータとして出力する。
第1設備51は、センサ73A,73B,74A,74Bから出力されたセンサデータを、管理装置10へ送信するための送信機90を備える。送信機90は、センサデータを取得できるよう各センサ73A,73B,74A,74Bに接続されている。送信機90は、取得したセンサデータを、ネットワーク70を介して、管理装置10へ送信する。
なお、実施形態において、各センサ73A,73B,74A,74Bから出力されるセンサデータは、経時的に測定値が変化する時系列データである。これらのセンサデータは、後述のデータベース13に格納される。
図3に示す管理装置10は、センサデータに基づいて第1設備51を管理する。実施形態に係る管理装置10は、処理装置(processor)11と、処理装置11に接続された記憶装置12と、を備えるコンピュータによって構成されている。処理装置11は、例えば、CPUである。記憶装置12は、例えば、一次記憶装置及び二次記憶装置を有する。一次記憶装置は、例えば、RAMである。二次記憶装置は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)である。通信インタフェース15は、例えば、送信機90との間の通信、及び後述のユーザ端末30との間の通信に用いられる。
管理装置10を構成するコンピュータは、管理処理100を実行する。記憶装置12は、コンピュータを管理装置10として動作させるためのコンピュータプログラム14を記憶している。コンピュータプログラム14は、管理処理100を処理装置11に実行させるためのプログラムコードを備える。処理装置11は、記憶装置12からコンピュータプログラム14を読み出して、実行する。管理処理100については後述される。
記憶装置12は、データベース13を備える。実施形態に係るデータベース13は、センサデータベース131と、履歴データベース133と、画面設定データ135と、を備える。センサデータベース131は、各センサ73A,73B,74A,74Bから出力されたセンサデータを、センサ73A,73B,74A,74B毎に保存する。履歴データベース133は、第1設備51の故障及び保全の少なくともいずれか一方の事象に関する履歴データを保存する。履歴データベース133については後述される。画面設定データ135は、後述の管理画面情報500Aの生成に用いられる。
図3に示す管理処理100は、センサデータ取得処理101を備える。実施形態に係るセンサデータ取得処理101は、管理装置10が、センサデータを、センサ73A,73B,74A,74Bから取得するよう構成されている。センサデータ取得処理101において、管理装置10は、通信インタフェース15によって、ネットワーク70からセンサデータを取得する。センサデータ取得処理101は、管理装置10が、外部データベースに蓄積されたセンサデータを取得するよう構成されていてもよい。
センサ73A,73B,74A,74Bは、常時、第1設備51を監視しているため、センサデータ取得処理101は、常時、センサデータを取得するよう構成されている。センサデータ取得処理101は、取得したセンサデータをセンサデータベース131に保存するよう構成されている。センサデータベース131に蓄積されたセンサデータは、過去から現在までの所定期間分の時系列データである。すなわち、センサデータは、過去センサデータと現在センサデータとを含む。
図3に示す管理処理100は、管理画面情報500Aの生成処理102を備える。管理画面情報500Aは、ディスプレイ(図示省略)において表示される管理画面500(図4参照)を構成するための表示用データである。管理画面500は、第1設備51の管理者又は保全担当者などのユーザによって参照され、第1設備51の状態の把握又は保全計画の立案に用いられる。実施形態において、管理画面情報500Aは、管理装置10から、管理者又は保全担当者が用いるユーザ端末30へ送信される。管理画面情報500Aを受信したユーザ端末30は、管理画面情報500Aに基づいて構成される管理画面500を、ユーザ端末30が備えるディスプレイに表示させる。なお、ユーザ端末30は、ネットワーク70を介して、管理装置10と接続されている。管理画面500は、管理装置10が備えるディスプレイに表示されてもよい。
図3に示す管理処理100は、履歴更新処理104を備える。履歴更新処理104は、ユーザ操作により入力された新たな履歴データを受け付け、新たな履歴データを履歴データベース133に保存するよう構成されている。図3に示す管理処理100は、故障・保全時期算出処理105を備える。故障・保全時期算出処理105は、故障及び保全のいずれか一方の事象が生じる予想時期を算出するよう構成されている。履歴更新処理104及び故障・保全時期算出処理105については後述される。
図4は、ユーザ端末30のディスプレイに表示される管理画面500の例を示している。図4に示す管理画面500は、前述の生成処理102によって生成される管理画面情報500Aに従って表示される。図5に示すように、生成処理102は、センサデータベース131から読み出したセンサデータと、履歴データベース133から読み出した履歴データと、から、管理画面情報500Aを生成するよう構成されている。
図5に示すように、実施形態に係る生成処理102は、画面設定データ135を更に用いて、管理画面情報500Aを生成する。画面設定データ135は、設備レイアウトデータ137と、表示位置データ139と、を有する。設備レイアウトデータ137は、第1設備51が有する複数の部位61,62,63,64,65,66,67それぞれの配置を示すレイアウト画像データである。表示位置データ139は、後述のレイアウト画面領域501において、状態表示部523A,523B,524A,524B、履歴表示部513,514,517(簡易履歴表示部)、マーカ91,92,93,94,95が表示されるべき位置を示すデータである。
図4に示す管理画面500は、第1設備51のレイアウト画面領域501、第1画面領域530、第2画面領域540、及び詳細履歴表示部550を備える。第1画面領域530及び第2画面領域540は、レイアウト画面領域501の下に表示される。詳細履歴表示部550は、第1画面領域530及び第2画面領域540の下に表示される。
レイアウト画面領域501には、第1設備51が有する複数の部位61,62,63,64,65,66,67それぞれの配置を示すレイアウト画像が表示される。レイアウト画像は、設備レイアウトデータ137に基づいて生成される。管理画面500に第1設備51が有する複数の部位61,62,63,64,65,66,67それぞれの配置が画像表示されることで、ユーザは、各部位61,62,63,64,65,66,67の配置を直感的に理解することができる。なお、レイアウト画面領域501に表示される第1設備51の各部位61,62,63,64,65,66,67の配置は、模式的に表現されていてもよいし、実物の第1設備51に即して厳密に表現されていてもよい。
レイアウト画面領域501内には、複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bが表示される。複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bそれぞれは、センサデータに従った第1設備51の状態を示す。複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bは、第1設備51に設けられた複数のセンサ73A,73B,74A,74Bに対応している。すなわち、第1設備51に4つのセンサ73A,73B,74A,74Bが設けられていることに対応して、4つの状態表示部523A,523B,524A,524Bが、レイアウト画面領域501内に表示される。
複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bは、第1状態表示部523A、第2状態表示部523B、第3状態表示部524A、及び第4状態表示部524Bを含む。生成処理102は、センサデータに基づいて、複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bそれぞれの表示内容を決定するよう構成されている。表示内容は、例えば、センサデータが正常値であるか異常時であるかを示す。正常値であるか異常値であるかは、例えば、センサデータを閾値と比較することにより決定される。
図4に示す第1状態表示部523Aは、第1撚線機63に設けられた振動センサ73Aに対応し、振動センサ73Aのセンサデータが示す第1撚線機63の振動状態を示す。図4において、第1状態表示部523Aには「振動値維持」と表示されている。「振動値維持」は、振動センサ73Aのセンサデータが示す第1撚線機63の振動状態が正常であることを示す。このとき、第1状態表示部523Aは、正常であることを示す色(例えば、緑色)で表示される。
第1撚線機63に設けられた振動センサ73Aに対応する第1状態表示部523Aは、第1設備51において振動センサ73Aが実際に設けられている位置に対応したレイアウト画面領域501内の位置に表示される。すなわち、第1状態表示部523Aは、振動センサ73Aが第1撚線機63に設けられていることに対応して、レイアウト画面領域501に表示された第1撚線機63の画像の付近に表示される。生成処理102は、第1状態表示部523Aが表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。なお、図4では、第1状態表示部523Aと第1撚線機63の画像との関係がより明確になるように、第1状態表示部523Aと第1撚線機63の画像とを接続する点線が、表示されている。
図4に示す第2状態表示部523Bは、第1撚線機63に設けられた位置センサ73Bに対応し、位置センサ73Bのセンサデータが示す第1撚線機63の横位置の状態を示す。図4において、第2状態表示部523Bには「横位置確認OK」と表示されている。「横位置確認OK」は、位置センサ73Bのセンサデータが示す第1撚線機63の横位置が正常であることを示す。このとき、第2状態表示部523Bは、正常であることを示す色(例えば、緑色)で表示される。
第1撚線機63に設けられた位置センサ73Bに対応する第2状態表示部523Bは、第1設備51において位置センサ73Bが実際に設けられている位置に対応したレイアウト画面領域501内の位置に表示される。すなわち、第2状態表示部523Bは、位置センサ73Bが第1撚線機63に設けられていることに対応して、レイアウト画面領域501に表示された第1撚線機63の画像の付近に表示される。生成処理102は、第2状態表示部523Bが表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。なお、図4では、第2状態表示部523Bと第1撚線機63の画像との関係がより明確になるように、第2状態表示部523Bと第1撚線機63の画像とを接続する点線が、表示されている。
図4に示す第3状態表示部524Aは、第2撚線機64に設けられた振動センサ74Aに対応し、振動センサ74Aのセンサデータが示す第2撚線機64の振動状態を示す。図4において、第3状態表示部524Aには「振動値維持」と表示されている。「振動値維持」は、振動センサ74Aのセンサデータが示す第2撚線機64の振動状態が正常であることを示す。このとき、第3状態表示部524Aは、正常であることを示す色(例えば、緑色)で表示される。
第2撚線機64に設けられた振動センサ74Aに対応する第3状態表示部524Aは、第1設備51において振動センサ74Aが実際に設けられている位置に対応したレイアウト画面領域501内の位置に表示される。すなわち、第3状態表示部524Aは、振動センサ74Aが第2撚線機64に設けられていることに対応して、レイアウト画面領域501に表示された第2撚線機64の画像の付近に表示される。生成処理102は、第3状態表示部524Aが表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。なお、図4では、第3状態表示部524Aと第2撚線機64の画像との関係がより明確になるように、第3状態表示部524Aと第2撚線機64の画像とを接続する点線が、表示されている。
図4に示す第4状態表示部524Bは、第2撚線機64に設けられた位置センサ74Bに対応し、位置センサ74Bのセンサデータが示す第2撚線機64の横位置の状態を示す。図4において、第4状態表示部524Bには「横位置確認OK」と表示されている。「横位置確認OK」は、位置センサ74Bのセンサデータが示す第2撚線機64の横位置が正常であることを示す。このとき、第4状態表示部524Bは、正常であることを示す色(例えば、緑色)で表示される。
第2撚線機64に設けられた位置センサ74Bに対応する第4状態表示部524Bは、第1設備51において位置センサ74Bが実際に設けられている位置に対応したレイアウト画面領域501内の位置に表示される。すなわち、第4状態表示部524Bは、位置センサ74Bが第2撚線機64に設けられていることに対応して、レイアウト画面領域501に表示された第2撚線機64の画像の付近に表示される。生成処理102は、第4状態表示部524Bが表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。なお、図4では、第4状態表示部524Bと第2撚線機64の画像との関係がより明確になるように、第4状態表示部524Bと第2撚線機64の画像とを接続する点線が、表示されている。
複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bは、複数のセンサ73A,73B,74A,74Bに対応する、レイアウト画面領域501内の位置に表示される。このため、管理画面500を参照したユーザは、状態表示部523A,523B,524A,524Bが示す状態が、第1設備51におけるどの部位63,64における状態であるかを直感的に理解することができる。
例えば、第1撚線機63に設けられたセンサ73A,73Bのセンサデータが異常値を示した場合、図6に示すように、第1状態表示部523Aは、「振動値増加」と表示され、第1撚線機63の振動状態が異常であることを表示する。また、第2状態表示部523Bは、「横位置確認NG」と表示され、第1撚線機63の横位置が異常であることを表示する。このとき、第1状態表示部523A及び第2状態表示部523Bは、異常であることを示す色(例えば、赤色)で表示される。
なお、複数のセンサ73A,73B,74A,74Bが第1撚線機63及び第2撚線機64にだけ設けられているため、図4では、第1撚線機63及び第2撚線機64に対応する状態表示部523A,523B,524A,524Bだけが表示されている。ただし、センサが、他の部位61,62,65,66,67に設けられている場合、当該他の部位61,62,65,66,67に対応する状態表示部が、レイアウト画面領域501内に表示されてもよい。
図4に示すように、レイアウト画面領域501内には、複数の履歴表示部513,514,517が表示される。なお、レイアウト画面領域501内に表示される履歴表示部513,514,517は、簡易履歴表示部ともいう。履歴表示部513,514,517は履歴データから生成される。
複数の履歴表示部513,514,517は、履歴データに従った第1設備51の故障又は保全の履歴を示す。管理画面500において、履歴表示部513,514,517は、部位63,64,67毎に分かれて表示される。複数の履歴表示部513,514,517は、複数の部位61,62,63,64,65,66,67のうち、故障又は保全といった事象が発生した部位63,64,67に対応している。ここでは、過去において、3つの部位63,64,67に故障又は保全の事象が発生しているため、図4では、3つの履歴表示部513,514,517が、レイアウト画面領域501内に表示される。複数の履歴表示部513,514,517それぞれは、対応する部位において過去生じた1又は複数の事象を表示する。
複数の履歴表示部513,514,517は、第1撚線機63に対応する第1履歴表示部513、第2撚線機64に対応する第2履歴表示部514、及び制御盤67に対応する第3履歴表示部517を含む。生成処理102は、履歴データベース133に含まれる履歴データから、複数の履歴表示部513,514,517それぞれの表示内容を生成するよう構成されている。複数の履歴表示部513,514,517それぞれの表示内容の生成には、後述の簡易履歴データ202が用いられる。
図4に示す第1履歴表示部513は、第1撚線機63において過去生じた複数の事象91N,93N,95Nを表示する。第1撚線機63に対応する第1履歴表示部513は、複数の部位61,62,63,64,65,66,67のうち、事象91N,93N,95Nが発生した第1撚線機63に対応する、レイアウト画面領域501内の位置に表示される。すなわち、第1履歴表示部513は、レイアウト画面領域501に表示された第1撚線機63の画像の付近に表示される。生成処理102は、第1履歴表示部513が表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。なお、図4では、第1履歴表示部513と第1撚線機63の画像との関係がより明確になるように、第1履歴表示部513と第1撚線機63の画像とを接続する点線が、表示されている。
図4に示す第2履歴表示部514は、第2撚線機64において過去生じた事象94Nを表示する。第2撚線機64に対応する第2履歴表示部514は、複数の部位61,62,63,64,65,66,67のうち、事象94Nが発生した第2撚線機64に対応する、レイアウト画面領域501内の位置に表示される。すなわち、第2履歴表示部514は、レイアウト画面領域501に表示された第2撚線機64の画像の付近に表示される。生成処理102は、第2履歴表示部514が表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。なお、図4では、第2履歴表示部514と第2撚線機64の画像との関係がより明確になるように、第2履歴表示部514と第2撚線機64の画像とを接続する点線が、表示されている。
図4に示す第3履歴表示部517は、制御盤67において過去生じた事象92Nを表示する。制御盤67に対応する第3履歴表示部517は、複数の部位61,62,63,64,65,66,67のうち、事象92Nが発生した制御盤67に対応する、レイアウト画面領域501内の位置に表示される。すなわち、第3履歴表示部517は、レイアウト画面領域501に表示された制御盤67の画像の付近に表示される。生成処理102は、第3履歴表示部517が表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。なお、図4では、第3履歴表示部517と制御盤67の画像との関係がより明確になるように、第3履歴表示部517と制御盤67の画像とを接続する点線が、表示されている。
複数の履歴表示部513,514,517は、表示される事象91N,92N,93N,94N,95Nが発生した部位に対応する、レイアウト画面領域501内の位置に表示される。このため、管理画面500を参照したユーザは、履歴表示部513,514,517が示す履歴が、第1設備51におけるどの部位63,64,67における履歴であるかを直感的に理解することができる。
しかも、実施形態においては、複数の履歴表示部513,514,517及び複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bは、第1設備51における部位の配置に対応している。このため、管理画面500を参照したユーザは、状態表示部523A,523B,524A,524Bが示す第1設備51における各部位63,64の現在の状態と、履歴表示部513,514,517が示す各部位の履歴との関係を把握するのが容易になる。この結果、保全担当者等のユーザは、第1設備51の保全計画を立てるのが容易になる。例えば、ユーザは、部位毎の過去の故障発生状況又は保全実施状況と、部位毎の現在の状態と、を考慮することで、次に行うべき保全アクションのタイミング及び部位を容易に決定することができる。
図4に示すように、レイアウト画面領域501内には、故障又は保全といった事象91N,92N,93N,94N,95Nが、どこで生じたかを示す1又は複数のマーカ91,92,93,94,95が表示される。マーカ91,92,93,94,95は履歴データから生成される。
ここでは、過去において5つの事象91N,92N,93N,94N,95Nが発生しているため、図4では、5個のマーカ91,92,93,94,95が表示されている。マーカ91,92,93,94,95は、複数の部位61,62,63,64,65,66,67のうち、事象91N,92N,93N,94N,95Nが発生した部位63,64,67に対応する、レイアウト画面領域501内の位置に表示される。マーカ91,92,93,94,95は、各部位63,64、67において、事象が発生した機器の位置に概ね対応する位置に表示される。
図4に示す第1履歴表示部513には、3つの事象91N,93N,95Nが表示されていることに対応して、図4に示す第1撚線機63の画像中には、3つのマーカ91,93,95が表示される。生成処理102は、マーカ91,93,95が表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。
図4に示す第2履歴表示部514には、1つの事象94Nが表示されていることに対応して、図4に示す第2撚線機64の画像中には、1つのマーカ94が表示される。生成処理102は、マーカ94が表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。
図4に示す第3履歴表示部517には、1つの事象92Nが表示されていることに対応して、図4に示す制御盤67の画像中には、1つのマーカ92が表示される。生成処理102は、マーカ92が表示されるべき位置を表示位置データ139に基づいて決定する。
事象が発生した位置がマーカ91,92,93,94,95によって表示されることで、ユーザは、事象の発生位置を把握するのが容易になる。また、マーカ91,92,93,94,95が事象の発生位置を直接的に示すことで、履歴表示部513,514,517が、各部位63,64,67から多少離れて表示されていても、どこで事象が生じているかを、ユーザは直感的に理解することができる。
図4に示す第1画面領域530及び第2画面領域540は、様々なデータを切り替え可能に表示するための領域である。例えば、図4に示す第1画面領域530には、第1設備51における故障件数推移データ531が表示される。故障件数推移データ531は、履歴データベース133から生成されてもよいし、故障に関する他のデータベースから生成されてもよい。また、図4に示す第2画面領域540には、例えば、第1撚線機63が有する振動センサ73Aの時系列センサデータ541が表示される。
レイアウト画面領域501内に表示された複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bそれぞれは、ユーザの選択操作(第1選択操作)によって選択可能に構成されている。第1選択操作は、例えば、ユーザ端末30が備えるマウスをユーザが操作して、複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bのいずれかをクリックして選択することである。
例えば、第1選択操作によって第1状態表示部523Aが選択されると、図4に示すように、第2画面領域540には、第1状態表示部523Aよりも詳細な第1撚線機63の状態を示すデータ541が表示される。ここで表示されるデータ541は、例えば、過去から現在(図4では、5月27日16:00)までの所定期間分(図4では24時間分)の振動センサ73Aの時系列センサデータ541である。このように、第2画面領域540は、状態表示部523A,523B,524A,524Bよりも詳細な状態を表示するための詳細状態表示領域として機能する。なお、第1画面領域530も、状態表示部523A,523B,524A,524Bよりも詳細な状態を表示するための詳細状態表示領域として機能することができる。
レイアウト画面領域501内に表示された複数の状態表示部523A,523B,524A,524Bは、ユーザが、第1設備51における各部位の状態を全体的に把握するのに有用である。一方、詳細状態表示領域である第2画面領域540は、ユーザが、各部位のより詳細な状態を把握するのに有用である。
図4に示す管理画面500は、前述のように詳細履歴表示部550を備える。ただし、図4においては、便宜上、詳細履歴表示部550の内部が省略されている。詳細履歴表示部550に表示される内容の例は、図7に示されている。なお、図7では、レイアウト画面領域501、第1画面領域530、及び第2画面領域540の内部が省略されている。
詳細履歴表示部550は、履歴データベース133に含まれる履歴データを所定順序で表示するための領域である。所定順序は、故障又は保全といった事象の発生日時順である。詳細履歴表示部550では、履歴が部位毎に分かれて表示されるわけではなく、前述の所定順序で表示される。詳細履歴表示部550は、例えば、スクロール可能に構成されており、履歴データベース133に含まれる全ての履歴データを表示可能である。詳細履歴表示部550は、履歴表示部513,514,517よりも詳細な履歴を示すよう構成されている。ユーザは、詳細履歴表示部550を参照することにより、詳細な履歴の内容の把握することができる。
図8は、履歴データベース133に蓄積される履歴データのデータ構造を示している。履歴データは、履歴番号データ200、発生日時データ201、簡易履歴データ202、及び詳細履歴データ203を有する。履歴番号データ200は、複数の履歴データそれぞれをユニークに特定するための識別子データである。発生日時データ201は、故障又は保全といった事象の発生日時を示す。簡易履歴データ202は、発生した事象の簡易的な説明を含み、レイアウト画面領域501内に表示される履歴表示部513,514,517(簡易履歴表示部)における表示内容(発生日時を除く)を示す。履歴表示部513,514,517の表示内容は、発生日時データ201及び簡易履歴データ202に基づいて生成される。なお、処理装置11は、各履歴データが示す事象がどの部位又は機器で発生したかを、例えば、詳細履歴データ203に含まれる部位名データ244(後述)及び機器名データ245(後述)によって把握することができる。
詳細履歴データ203は、故障現象データ241、故障現象詳細データ242、処置・対策・作業内容データ243、部位名データ244、機器名データ245、停止時間データ246、及び対応センサ識別子247を備える。故障現象データ241は、故障の内容を簡潔に示すテキストデータである。故障現象詳細データ242は、故障の詳細な内容を示すテキストデータである。処置・対策・作業内容データ243は、処置、対策、作業内容のいずれかを示すテキストデータである。部位名データ244は、故障などの事象が発生した部位を示すデータである。機器名データ245は、故障などの事象が発生した部位内の機器を示すデータである。停止時間データ246は、故障などの事象により第1設備51が停止した時間を示すデータである。対応センサ識別子247は、故障などの事象に対応付けられたセンサを示す。例えば、第1撚線機63において発生した故障が、第1撚線機63における異常な振動として現れた場合、振動センサ73Aが、その故障に対応つけられ、その識別子が対応センサ識別子247に格納される。
図7に示す詳細履歴表示部550は、前述の履歴データのデータ構造に概ね沿った表示項目を有する。具体的には、詳細履歴表示部550は、表示項目として、履歴番号1200、発生日時1201、故障現象1241、故障現象詳細1242、処置・対策・作業内容1243、部位名1244、機器名1245、及び停止時間1246を有する。履歴番号1200は、履歴番号データ200に対応する。発生日時1201は、発生日時データ201に対応する。故障現象1241は、故障現象データ241に対応する。故障現象詳細1242は、故障現象詳細データ242に対応する。処置・対策・作業内容1243は、処置・対策・作業内容データ243に対応する。部位名1244は、部位名データ244に対応する。機器名1245は、機器名データ245に対応する。停止時間1246は、停止時間データ246に対応する。
詳細履歴表示部550は、履歴データベース133に保存されている履歴データの一覧を表示するだけでなく、新たに発生した事象についての履歴データの入力を受け付けることができる。前述のように、履歴更新処理104(図3参照)は、ユーザ操作により入力された新たな履歴データを受け付け、新たな履歴データを履歴データベース133に保存するよう構成されている。新たな履歴データが履歴データベース133に保存されると、生成処理102は、新たな履歴データが反映されるよう管理画面情報500Aを更新する。具体的には、新たな事象が発生した部位に対応する履歴表示部513,514,517に、当該新たな事象が表示されるとともに、新たな事象を示すマーカが発生箇所に表示される。なお、管理装置10は、詳細履歴表示部550とは別の画面で、新たな履歴データの入力を受け付けてもよい。
レイアウト画面領域501内に表示された複数の履歴表示部513,514,517に含まれる事象91N,92N,93N,94N,95Nそれぞれは、ユーザの選択操作(第2選択操作)によって選択可能に構成されている。第2選択操作は、例えば、ユーザ端末30が備えるマウスをユーザが操作して、複数の事象91N,92N,93N,94N,95Nのいずれかをクリックして選択することである。
例えば、第2選択操作によって、第2履歴表示部514内の事象94N(図4参照)が選択されると、図7に示すように、詳細履歴表示部550には、事象94Nの詳細な履歴データ(図7において履歴番号が「aaa-0004」の履歴データ)が表示される。詳細履歴表示部550は、多数の履歴データを表示可能ではあるが、詳細履歴表示部550の大きさには限りがあるため、ユーザが望む履歴データが表示されているとは限らない。しかし、第2選択操作によって、履歴表示部513,514,517内の事象が選択されることで、ユーザが望む詳細な履歴データが表示される。
また、レイアウト画面領域501内に表示された複数の履歴表示部513,514,517に含まれる事象91N,92N,93N,94N,95Nのいずれかが第2選択操作によって選択されると、選択された事象に対応するセンサのセンサデータが、詳細状態表示部である第2画面領域540に表示される。なお、選択された事象に対応するセンサのセンサデータは、詳細状態表示部である第1画面領域530に表示されてもよい。
例えば、第2選択操作によって、第1履歴表示部513内の事象93N(図4参照)が選択されると、図9に示すように、第2画面領域540には、選択された事象93Nに対応する振動センサ73Aの時系列センサデータ542が、表示される。第2画面領域540に表示される時系列センサデータ542は、事象93Nの発生日時である3月28日時点におけるセンサデータを含む。時系列センサデータ542を参照したユーザは、事象93Nが生じたときの振動状態を把握することができる。なお、処理装置11は、選択された事象93Nに対応するセンサを、選択された事象93Nの履歴データに含まれる対応センサ識別子247を参照することで把握する。
例えば、第2選択操作によって、第2履歴表示部514内の事象94N(図4参照)が選択されると、図7に示すように、詳細履歴表示部550には、事象94Nの詳細な履歴データ(図7において履歴番号が「aaa-0004」の履歴データ)が表示される。詳細履歴表示部550は、多数の履歴データを表示可能ではあるが、詳細履歴表示部550の大きさには限りがあるため、ユーザが望む履歴データが表示されているとは限らない。しかし、第2選択操作によって、履歴表示部513,514,517内の事象が選択されることで、ユーザが望む詳細な履歴データが表示される。
図10は、第1画面領域530及び第2画面領域540の表示の他の例を示している。図10の第1画面領域530には、事象93N(図4参照)に対応する振動センサ73Aの時系列センサデータ533が、表示される。第1画面領域530に表示される時系列センサデータ533は、事象93Nの発生日時である3月28日時点におけるセンサデータを含む。時系列センサデータ533は、例えば、第2選択操作によって、第1履歴表示部513内の事象93Nが選択されることによって表示される。
図10では、事象93Nが発生した過去の時点の時系列センサデータ533(過去センサデータ)が表示される。しかも、事象93N(図4参照)に対応する振動センサ73Aの現在の時点(5月27日)を含む時系列センサデータ543(現在センサデータ)が、第2画面領域540に表示される。過去センサデータと現在センサデータとが同時に両方表示されることで、過去センサデータと現在センサデータとを対比して、第1撚線機63の現在の状況をユーザが把握するのが容易になる。
図11は、図3に示す故障・保全時期算出処理105の手順を示している。故障・保全時期算出処理105は、ユーザが実行を選択した時、又は、所定のタイミングで自動的に実行される。
算出処理105では、まず、処理装置11は、データベース13からセンサデータを読み出す(ステップS311)。読み出されるセンサデータは、例えば、過去のある時点から現在までの所定期間分のセンサデータである。処理装置11は、読み出したセンサデータから、部位又は機器における事象の発生の予想時期を求める(ステップS312)。予想時期は、例えば、機械学習によって予想時期を求めるように学習された学習済みモデルを用いて求められる。予想時期を求める学習済みモデルは、過去のセンサデータと履歴データとを用いた機械学習により構成されている。学習済みモデルは、センサデータが入力されると、故障の予想時期を出力するよう構成されている。処理装置11は、求めた予想時期を出力する(ステップS313)。求めた予想時期は、例えば、生成処理102に与えられ、管理画面情報500Aの生成に用いられる。
図12は、故障・保全時期算出処理105により求められた予想時期を表示するための予想時期表示部534の例を示している。図12に示す予想時期表示部534は、第1撚線機63における故障予想時期(2020年9月21日頃)及び故障機器(駆動モータ)を示している。予想時期表示部534が表示されることで、ユーザは、保全計画を立てるのが容易になる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 管理装置、11 処理装置、12 記憶装置、13 データベース、14 コンピュータプログラム、15 通信インタフェース、30 ユーザ端末、51 第1設備、51A 第2設備、51B 第3設備、61 送出機(第1部位)、62 キャプスタン(第2部位)、63 第1撚線機(第3部位)、64 第2撚線機(第4部位)、65 引取機(第5部位)、66 巻取機(第6部位)、67 制御盤(第7部位)、70 ネットワーク、73A 振動センサ、73B 位置センサ、74A 振動センサ、74B 位置センサ、90 送信機、91 マーカ、91N 事象、92 マーカ、92N 事象、93 マーカ、93N 事象、94 マーカ、94N 事象、95 マーカ、95N 事象、100 管理処理、101 センサデータ取得処理、102 生成処理、104 履歴更新処理、105 故障・保全時期算出処理、131 センサデータベース、133 履歴データベース、135 画面設定データ、137 設備レイアウトデータ、139 表示位置データ、200 履歴番号データ、201 発生日時データ、202 簡易履歴データ、203 詳細履歴データ、241 故障現象データ、242 故障現象詳細データ、243 処理・対策・作業内容データ、244 部位名データ、245 機器名データ、246 停止時間データ、247 対応センサ識別子、500 管理画面、500A
管理画面情報、501 レイアウト画面領域、513 第1履歴表示部、514 第2履歴表示部、517 第3履歴表示部、523A 第1状態表示部、523B 第2状態表示部、524A 第3状態表示部、524B 第4状態表示部、530 第1画面領域、531 故障件数推移データ、533 時系列センサデータ、534 予想時期表示部、540 第2画面領域、541 時系列センサデータ、542 時系列センサデータ、543 時系列センサデータ、550 詳細履歴表示部、1200 履歴番号、1201
発生日時、1241 故障現象、1242 故障現象詳細、1243 処理・対策・作業内容、1244 部位名、1245 機器名、1246 停止時間。

Claims (10)

  1. 複数の部位を有する設備のための管理装置であって、
    前記設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、が記憶される記憶装置と、
    前記履歴データ及び前記センサデータから、前記設備の管理画面を表示装置において表示させるための管理画面情報を生成する生成処理を実行するよう構成された処理装置と、
    を備え、
    前記管理画面は、
    前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、
    前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、
    前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、
    を備え、
    前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、
    前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、
    前記複数の状態表示部は、同一の前記管理画面内において、前記複数の状態表示部を同時に表示可能であり、
    前記複数の履歴表示部においては、前記事象が表示され、表示された前記事象がユーザの事象選択操作によって選択可能に構成され、
    前記管理画面は、
    前記事象選択操作によって選択された前記事象が生じた時点を含む第1期間のセンサデータと、現在時点を含む第2期間のセンサデータとを対比可能に、同時に表示するよう構成され
    前記複数の状態表示部と、前記複数の履歴表示部における前記事象と、前記第1期間のセンサデータと、前記第2期間のセンサデータとが対比可能に同時に表示される
    管理装置。
  2. 前記複数の状態表示部それぞれは、ユーザの状態表示部選択操作によって選択可能に構成され、
    前記管理画面は、前記状態表示部選択操作によって選択された状態表示部よりも詳細な状態を表示するための領域を更に備える
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記管理画面は、前記履歴データから生成される詳細履歴表示部を更に備え、
    前記詳細履歴表示部は、前記複数の履歴表示部が示す前記履歴よりも詳細な履歴を示すよう構成されている
    請求項1又は請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記管理画面は、前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示されるマーカを更に備え、
    前記マーカは、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示される
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記処理装置は、前記事象が生じる予想時期を、前記センサデータ及び前記履歴データに基づいて求める算出処理を更に実行するよう構成され、
    前記管理画面は、前記事象が生じる予想時期が表示される予想時期表示部をさらに備える
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記管理画面は、前記複数の部位のいずれかについての新たな履歴データの入力を受け付けるよう構成され、
    前記生成処理は、前記複数の履歴表示部のうち、前記新たな履歴データに対応する前記部位の履歴表示部を、前記新たな履歴データに応じて更新するよう構成されている
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 複数の部位を有する設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、から生成される管理画面を表示装置において表示させることを備え、
    前記管理画面は、
    前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、
    前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、
    前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、
    を備え、
    前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、
    前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、
    前記複数の状態表示部は、同一の前記管理画面内において、前記複数の状態表示部を同時に表示可能であり、
    前記複数の履歴表示部においては、前記事象が表示され、表示された前記事象がユーザの事象選択操作によって選択可能に構成され、
    前記管理画面は、
    前記事象選択操作によって選択された前記事象が生じた時点を含む第1期間のセンサデータと、現在時点を含む第2期間のセンサデータとを対比可能に、同時に表示するよう構成され
    前記複数の状態表示部と、前記複数の履歴表示部における前記事象と、前記第1期間のセンサデータと、前記第2期間のセンサデータとが対比可能に同時に表示される
    管理方法。
  8. 前記事象が生じる予想時期を、前記センサデータ及び前記履歴データに基づいて求める算出処理を更に実行するよう構成され、
    前記管理画面は、前記事象が生じる予想時期が表示される予想時期表示部をさらに備える
    請求項7に記載の管理方法。
  9. 設備の管理画面を表示装置において表示させるための管理画面情報を生成する生成処理を、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記生成処理は、前記設備における故障及び保全のいずれか一方の事象に関する履歴データと、前記設備に設けられた複数のセンサから出力されたセンサデータと、から、前記管理画面情報を生成することを備え、
    前記管理画面は、
    前記設備が有する複数の部位の配置を示すレイアウト画面領域と、
    前記センサデータから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の状態表示部と、
    前記履歴データから生成され、前記レイアウト画面領域内に表示される複数の履歴表示部と、
    を備え、
    前記複数の状態表示部は、前記設備に設けられた前記複数のセンサに対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、
    前記複数の履歴表示部は、前記複数の部位のうち前記事象が発生した部位に対応する、前記レイアウト画面領域内の位置に表示され、
    前記複数の状態表示部は、同一の前記管理画面内において、前記複数の状態表示部を同時に表示可能であり、
    前記複数の履歴表示部においては、前記事象が表示され、表示された前記事象がユーザの事象選択操作によって選択可能に構成され、
    前記管理画面は、
    前記事象選択操作によって選択された前記事象が生じた時点を含む第1期間のセンサデータと、現在時点を含む第2期間のセンサデータとを対比可能に、同時に表示するよう構成され
    前記複数の状態表示部と、前記複数の履歴表示部における前記事象と、前記第1期間のセンサデータと、前記第2期間のセンサデータとが対比可能に同時に表示される
    コンピュータプログラム。
  10. 前記生成処理は、前記事象が生じる予想時期を、前記センサデータ及び前記履歴データに基づいて求める算出処理を更に実行するよう構成され、
    前記管理画面は、前記事象が生じる予想時期が表示される予想時期表示部をさらに備える
    請求項9に記載のコンピュータプログラム。
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