JP6276159B2 - 監視装置および監視方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の監視装置の1構成例において、前記監視対象のシステムは、熱媒が供給される空調機またはユニットが複数台存在し、空調機毎またはユニット毎に熱媒流量を制御する空調システムであり、前記熱媒流量表示処理手段は、前記監視対象のシステムから取得した複数台の空調機または複数台のユニットの熱媒流量の代表値を前記棒グラフ上に重ねるようにしてグラフ表示することを特徴とするものである。
また、本発明の監視装置の1構成例において、前記監視対象のシステムは、VAV空調システムであり、前記熱媒流量はVAV風量、前記熱媒温度は給気温度である。
発明者は、給気温度Sの時系列変化を示すグラフ上に、予め規定した風量比率を基準として風量比率の変化幅を表示し、この風量比率変化幅内に実際の風量比率を示すことで、給気温度SとVAV風量Fとの相互作用による室内負荷の変化イメージを可視化できることに想到した。
さらに、発明者は、1台の空調機に対して複数のVAVユニットがあり、各VAVユニットについて給気温度Sは共通であることに着眼した。そして、発明者は、給気温度SとVAV風量Fとの相互作用を可視化するグラフ中に、複数のVAVユニットの各風量比率や代表値を同時に示すことにより、さらに全般的な室内負荷の変化イメージを可視化できることに想到した。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図4は本実施の形態に係るVAV空調システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態のVAV空調システムは、空調機1と、空調機1への冷水の量を制御する冷水バルブ2と、空調機1への温水の量を制御する温水バルブ3と、空調機1からの給気を被制御エリアであるVAVゾーン9−1〜9−3へ供給する給気ダクト7と、VAVゾーン9−1〜9−3へ供給する給気の量をVAVゾーン毎に制御するVAVユニット8−1〜8−3と、VAVユニット8−1〜8−3を制御する装置であるVAVコントローラ11−1〜11−3と、空調機1を制御する空調機コントローラ12と、VAVゾーン9−1〜9−3の室内温度を計測する温度センサ13−1〜13−3と、還気ダクト14と、外部に排出される空気の量を調整する排気調整用ダンパ15と、空調機1に戻る還気の量を調整する還気調整用ダンパ16と、空調機1に取り入れる外気の量を調整する外気調整用ダンパ17と、給気の温度を計測する温度センサ18と、還気の温度を計測する温度センサ19と、監視装置20とを備えている。
監視装置20は、情報取得部200と、記憶部201と、給気温度表示処理部202(熱媒温度表示処理手段)と、風量比率変化幅表示処理部203(熱媒流量変化幅表示処理手段)と、風量比率表示処理部204(熱媒流量表示処理手段)と、液晶ディスプレイ等の表示装置205とを備えている。
(1)空調負荷はあまり変化していないが、給気温度とVAV風量が相殺的に変化している場合。
(2)空調負荷の変化(急変)に対して給気温度の変化方向は適切だが遅い場合。
(3)空調負荷の変化に対して給気温度の変化方向が不適切な場合。
冬期のオフィスインテリアでのVAV空調においては、午前中、特に空調立ち上がり時は蓄熱負荷処理のため暖房が必要(室内温度よりも高い給気温度が必要)になるが、午後は内部発熱増加により冷房が必要(室内温度よりも低い給気温度が必要)になる場合がある。すなわち、1日で暖房と冷房が切り換わる場合があるため、暖房風量比率、冷房風量比率を併せて表示する必要がある。
監視装置20の情報取得部200と記憶部201と給気温度表示処理部202の動作は第1の実施の形態と同じである。
こうして、本実施の形態では、暖房から冷房に切り換わる場合に対応することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記発明の原理2に対応する例である。本実施の形態においても、VAV空調システムの構成は第1の実施の形態で説明したとおりであり、可視化の処理の流れも第1の実施の形態と同様であるので、図4〜図6の符号を用いて説明する。本実施の形態のトレンドグラフは図3のようになる。
監視装置20の風量比率表示処理部204は、各時刻Tn(n=1,2,・・・)の棒グラフBG上に、当該時刻Tnにおける複数台のVAVユニット8−1〜8−3の風量比率Vnを母集団として、母集団の中の最小値と母集団の中の第1四分位点と母集団の中の中央値(図3中のVmn)と母集団の中の第3四分位点と母集団の中の最大値とを箱ひげ図BPの形式でプロットする(図6ステップS4)。
適用対象が変風量空調システムの場合、トレンドグラフに表示する熱媒温度は給気温度、トレンドグラフに表示する熱媒流量は空調機が吹き出す給気風量である。
適用対象が熱源水搬送システムの場合、トレンドグラフに表示する熱媒温度は熱源水搬送システムが送り出す熱源水の温度、トレンドグラフに表示する熱媒流量は熱源水の流量である。
Claims (8)
- 熱媒流量と熱媒温度とを制御して空調を行う空調システムまたは熱媒流量と熱媒温度とを制御する熱媒搬送システムにおけるシステムの状態監視のための監視装置であって、
監視対象のシステムから取得した熱媒温度をグラフ表示する熱媒温度表示処理手段と、
規定された熱媒流量の値を基準として熱媒流量の変化幅を示す棒グラフを前記熱媒温度と重ねるようにして表示する熱媒流量変化幅表示処理手段と、
前記棒グラフ上に前記監視対象のシステムから取得した熱媒流量を重ねるようにしてグラフ表示する熱媒流量表示処理手段とを備えることを特徴とする監視装置。 - 請求項1記載の監視装置において、
前記熱媒流量変化幅表示処理手段は、規定された熱媒流量の値を基準として暖房時の熱媒流量の変化幅を示す第1の棒グラフを前記熱媒温度と重ねるようにして表示すると同時に、規定された熱媒流量の値を基準として冷房時の熱媒流量の変化幅を示す第2の棒グラフを前記熱媒温度と重ねるようにして表示し、
前記熱媒流量表示処理手段は、前記第1の棒グラフ上に前記監視対象のシステムから取得した暖房時の熱媒流量を重ねるようにしてグラフ表示し、前記第2の棒グラフ上に前記監視対象のシステムから取得した冷房時の熱媒流量を重ねるようにしてグラフ表示することを特徴とする監視装置。 - 請求項1または2記載の監視装置において、
前記監視対象のシステムは、熱媒が供給される空調機またはユニットが複数台存在し、空調機毎またはユニット毎に熱媒流量を制御する空調システムであり、
前記熱媒流量表示処理手段は、前記監視対象のシステムから取得した複数台の空調機または複数台のユニットの熱媒流量の代表値を前記棒グラフ上に重ねるようにしてグラフ表示することを特徴とする監視装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の監視装置において、
前記監視対象のシステムは、VAV空調システムであり、
前記熱媒流量はVAV風量、前記熱媒温度は給気温度であることを特徴とする監視装置。 - 熱媒流量と熱媒温度とを制御して空調を行う空調システムまたは熱媒流量と熱媒温度とを制御する熱媒搬送システムにおけるシステムの状態監視のための監視方法であって、
監視対象のシステムから取得した熱媒温度をグラフ表示する熱媒温度表示処理ステップと、
規定された熱媒流量の値を基準として熱媒流量の変化幅を示す棒グラフを前記熱媒温度と重ねるようにして表示する熱媒流量変化幅表示処理ステップと、
前記棒グラフ上に前記監視対象のシステムから取得した熱媒流量を重ねるようにしてグラフ表示する熱媒流量表示処理ステップとを含むことを特徴とする監視方法。 - 請求項5記載の監視方法において、
前記熱媒流量変化幅表示処理ステップは、規定された熱媒流量の値を基準として暖房時の熱媒流量の変化幅を示す第1の棒グラフを前記熱媒温度と重ねるようにして表示すると同時に、規定された熱媒流量の値を基準として冷房時の熱媒流量の変化幅を示す第2の棒グラフを前記熱媒温度と重ねるようにして表示するステップを含み、
前記熱媒流量表示処理ステップは、前記第1の棒グラフ上に前記監視対象のシステムから取得した暖房時の熱媒流量を重ねるようにしてグラフ表示し、前記第2の棒グラフ上に前記監視対象のシステムから取得した冷房時の熱媒流量を重ねるようにしてグラフ表示するステップを含むことを特徴とする監視方法。 - 請求項5または6記載の監視方法において、
前記監視対象のシステムは、熱媒が供給される空調機またはユニットが複数台存在し、空調機毎またはユニット毎に熱媒流量を制御する空調システムであり、
前記熱媒流量表示処理ステップは、前記監視対象のシステムから取得した複数台の空調機または複数台のユニットの熱媒流量の代表値を前記棒グラフ上に重ねるようにしてグラフ表示するステップを含むことを特徴とする監視方法。 - 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の監視方法において、
前記監視対象のシステムは、VAV空調システムであり、
前記熱媒流量はVAV風量、前記熱媒温度は給気温度であることを特徴とする監視方法。
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