JP6806922B2 - 衝突検知構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突検知構造に関する。
車両の前突を検知する構造として、特許文献1には、バンパビームの前側に発泡体を配置するとともに、バンパビームと発泡体との間、詳細には、発泡体の後部に形成された凹部内においてチューブを車幅方向に延びるように配置する構造が記載されている。また、特許文献2には、2つの面部が屈曲部を介して連結されている板状部材を備え、2つの面部の間の空間部に衝撃検出用の圧力チューブが設けられている構造が記載されている。圧力チューブは、2つの面部に挟まれることによって変形可能である。
特表2014−505629号公報 特開2015−178316号公報
しかし、特許文献1に記載の構造では、車両の衝突時に発泡体が前突荷重を吸収するように変形するため、衝突の検知遅れが発生するおそれがあった。また、特許文献2に記載の構造では、圧力チューブが板状部材に対して移動可能であるため、走行時や衝突時に圧力チューブがずれることによって、検知不良が発生するおそれがあった。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、衝突の検知遅れ及び検知不良を防止することが可能な衝突検知構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明の衝突検知構造は、車幅方向に延設される圧力発生チューブと、前記圧力発生チューブの後側に設けられる板形状の後壁部と、前記圧力発生チューブの前側に設けられており、前後方向に延設される板形状の延出壁部を有するチューブ圧縮部と、前記延出壁部と対向し、当該延出壁部との間に前記圧力発生チューブを保持するチューブ保持部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、衝突の検知遅れ及び検知不良を防止することができる。
本発明の実施形態に係る衝突検知構造を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る衝突検知構造を模式的に示す断面図である。 後壁部を模式的に示す背面図である。 図1のIV−IV線模式断面図である。 図1のV−V線模式断面図である。 図1のVI−VI線模式断面図である。 図1のVII−VII線模式断面図である。 図1のVIII−VIII線模式断面図である。 本発明の実施形態に係る衝突検知構造の車幅方向端部を模式的に示す平面図である。 本発明の実施形態に係る衝突検知構造の車幅方向端部の一例を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る衝突検知構造の車幅方向端部の一例を模式的に示す斜視図である。 後壁部の車幅方向端部を模式的に示す斜視図である。 後壁部の車幅方向端部を模式的に示す背面図である。 図13のXIV−XIV線模式断面図である。 図13のXV−XV線模式断面図である。 図13のXVI−XVI線模式断面図である。
本発明の実施形態について、本発明の衝突検知構造を、例えば歩行者の衝突を検知するために車両のフロントバンパに適用した場合を例にとり、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る衝突検知構造1は、例えば車両の前部に衝突物(例えば、歩行者)が衝突した際に、かかる衝突を検知するための構造である。図1及び図2に示すように、衝突検知構造1は、車両前部のバンパビーム2とバンパフェース3との間に設けられており、車幅方向に延設される圧力発生チューブ4と、圧力発生チューブ4に接続される左右一対の圧力センサ5,5と、荷重伝達部材6と、チューブ保持部材40と、を備える。
<バンパビーム>
バンパビーム2は、車両前部において車幅方向に延設される金属製部材である。バンパビーム2の車幅方向両端部は、当該バンパビーム2の後側において前後方向に延設される車両の骨格部材(フロントサイドメンバ)に連結されている。車両の衝突(前突)時には、バンパビーム2は、当該バンパビームに入力される衝突荷重を前記骨格部材に伝達する。
図2に示すように、バンパビーム2は、側面視で、前後方向に延設される上壁部2aと、上壁部2aの前端部から下方に延設される後壁部2bと、後壁部2bの下端部から前方に延設される上壁部2cと、を一体に備える。また、バンパビーム2は、側面視で、上壁部2cの前端部から下方に延設される前壁部2dと、前壁部2dの下端部から後方に延設される中間上壁部2eと、中間上壁部2eの後端部から下方に延設される中間前壁部2fと、を一体に備える。また、バンパビーム2は、側面視で、中間前壁部2fの下端部から前方に延設される中間下壁部2gと、中間下壁部2gの前端部から下方に延設される前壁部2hと、前壁部2hの下端部から後方に延設される下壁部2iと、を一体に備える。また、バンパビーム2は、側面視で、下壁部2iの後端部から下方に延設される後壁部2jと、後壁部2jの下端部から後方に延設される下壁部2kと、を一体に備える。
すなわち、バンパビーム2の前面には、中間上壁部2e、中間前壁部2f及び中間下壁部2gによって構成される凹部が形成されている。後記する圧力発生チューブ4、荷重伝達部材6のチューブ圧縮部20及びチューブ保持部材40は、かかる凹部の前方に配置されており、組付及び分解が容易化されている。
<バンパフェース>
バンパフェース3は、バンパビーム2の前方に設けられ、車両の外表面(意匠面)を構成する樹脂製部材又は金属製部材である。バンパフェース3は、側面視で、前後方向に延設される上壁部3aと、上壁部3aの前端部から下方に延設される前壁部3bと、前壁部3bの下端部から後方に延設される下壁部3cと、を一体に備える。
<圧力発生チューブ>
圧力発生チューブ4は、バンパビーム2とバンパフェース3との間において、車幅方向に延設されている。圧力発生チューブ4は、可撓性を有する樹脂製部材であり、荷重によって圧縮されて潰れると、内部の流体(例えば、空気)に圧力を発生させる。
<圧力センサ>
図1に示すように、左右一対の圧力センサ5,5は、それぞれ圧力発生チューブ4の両端部に接続されている。圧力センサ5は、圧力発生チューブ4の潰れ変形によって発生した内部流体の圧力を検出し、検出結果を制御部(図示せず)へ出力する。制御部は、左右一対の圧力センサ5,5の検出結果に基づいて、車両の前部に設けられる動力室のフード(ボンネット)を上げることによって衝突物(例えば、歩行者)を保護する制御を実行する。
<荷重伝達部材>
荷重伝達部材6は、バンパビーム2とバンパフェース3との間に設けられる樹脂製部材(例えば、PP(ポリプロピレン製))である。荷重伝達部材6は、例えば射出成型によって形成されており、衝突検知遅れの無い剛性を有する。荷重伝達部材6は、車両の衝突(前突)時に、圧力発生チューブ4を圧縮して当該圧力発生チューブ4内の流体に圧力を発生させる。図2に示すように、荷重伝達部材6は、後壁部10と、チューブ圧縮部20と、ヒンジ部30と、を一体に備える。
≪後壁部≫
後壁部10は、圧力発生チューブ4の後側に配置されており、上下方向及び左右方向に延設される(すなわち、前額面方向に延びる)長板状部である。図3に示すように、後壁部10には、矩形状を呈する孔部11と、当該孔部11の上縁部から下方に延設される係止部12と、当該孔部11の下縁部から上方に延設される脱落防止部13と、の組み合わせが、車幅方向に複数形成されている。係止部12は、後記する孔部44aの周縁部に係止可能な爪形状を呈する。脱落防止部13は、孔部11の下縁部の両端部にスペースを残して中間部から上方へ延設される舌片形状を呈する。
後壁部10には、上下一対のフランジ部14,14が形成されている。上のフランジ部14は、後壁部10の上縁部から後方へ延設されており、バンパビーム2の上壁部2cの上方に配置されている。下のフランジ部14は、後壁部10の下縁部から後方へ延設されており、バンパビーム2の下壁部2iの下方に配置されている。後壁部10においてフランジ部14が形成されている部位は、後壁部10においてフランジ部14が形成されていない部位(すなわち一般面)よりも側面視での断面積が大きい大断面積部を構成する。かかる大断面積部は、車幅方向に連続して設けられている。
本実施形態において、フランジ部14は、後壁部10の縁部から後方に延設される第一壁部14aと、当該第一壁部14aと対向するように後壁部10から後方に延設される第二壁部14bと、第一壁部14a及び第二壁部14bを繋ぐ複数の架設壁部14cと、を備える。複数の架設壁部14cは、それぞれ、斜めに架設されている。一の架設壁部14cと2つ隣の架設壁部14cとは、平行であり、隣接する一対の架設壁部14cは、ハ字形状を呈する。
後壁部10は、当該後壁部10から後方に突出形成されるボス15によって、バンパビーム2の前壁部2d,2hに固定されている(図5参照)。かかるボス15は、後記する左右一対の固定部16,16(図1及び図6参照)よりも車幅方向内方に設けられている。
≪チューブ圧縮部≫
図2に示すように、チューブ圧縮部20は、圧力発生チューブ4の前側に配置されており、通常時には圧力発生チューブ4を圧縮せず、車両の衝突(前突)時に後壁部10と協働して圧力発生チューブ4を圧縮する部位である。チューブ圧縮部20は、前後方向に延設される延出壁部21と、延出壁部21の前端部から下方に延設される前壁部22と、延出壁部21の前端部近傍から、前壁部22と対向するように下方に延設される対向壁部23と、延出壁部21の後端部近傍から下方に延設される圧縮壁部24と、を一体に備える。
本実施形態において、延出壁部21は、前方に行くにつれて下方に向かうように傾斜している長板状部である。すなわち、延出壁部21の前端部(先端部)は、延出壁部21の後端部(基端部)よりも下方に位置する。つまり、延出壁部21の先端部は、延出壁部21の基端部に対して、上下方向のうち圧力発生チューブ4側にオフセットしている。また、延出壁部21は、側面視で下に凸となるように屈曲形成されている。
前壁部22には、孔部22aが形成されている。孔部22aの周縁部には、後記するチューブ保持部材40の係止部45が係止される。対向壁部23の長さ(上下方向寸法)は、前壁部22よりも短く設定されている。かかる対向壁部23には、後記するチューブ保持部材40の係止部45が当接する。圧縮壁部24は、後壁部10から圧力発生チューブ4の直径だけ離れた位置に設けられている。
≪ヒンジ部≫
ヒンジ部30は、圧力発生チューブ4の上方において、チューブ圧縮部20の延出壁部21の後端部(基端部)を、後壁部10に対して回動可能に連結する。ヒンジ部30は、後壁部10から前方に延設される上壁部(第一壁部)31と、上壁部31の前端部から下方に延設される前壁部(第二壁部)32と、を一体に備える。前壁部32の下端部は、チューブ圧縮部20の延出壁部21の後端部と連結されている。
<チューブ保持部材>
チューブ保持部材40は、チューブ圧縮部20の延出壁部21と対向するように設けられており、当該延出壁部21と協働して圧力発生チューブ4を保持する樹脂製部材(例えばPP(ポリプロピレン)製)である。チューブ保持部材40は、例えば射出成型によって形成されており、チューブ圧縮部20と同様に、衝突検知遅れの無い剛性を有する。チューブ保持部材40は、前後方向に延設される延出壁部41と、延出壁部41の後端部から下方に延設される中間片部42と、中間片部42の下端部から後方に延設される下片部43と、下片部43の後端部から上方に延設される後片部44と、延出壁部41の前端部から上方に延設される係止部45と、を一体に備える。
中間片部42及び下片部43は、延出壁部41にとってのヒンジ部として、ヒンジ部30と同様の機能を有する。後片部44には、矩形状を呈する孔部44aが形成されている。孔部44aの周縁部には、後壁部10の係止部12が係止される。すなわち、チューブ保持部材40は、後壁部10の後側に係止される。係止部45は、孔部22aの周縁部に係止可能な爪形状を呈する。
<チューブ保持部材の荷重伝達部材への組付>
作業者は、荷重伝達部材6の後壁部10と圧縮壁部24との間に圧力発生チューブ4を配置した状態で、チューブ保持部材40を荷重伝達部材6へ組み付ける。ここで、作業者は、チューブ保持部材40の後片部44を後壁部10の孔部11に前方から挿入し、後壁部10の係止部12を後片部44の孔部44aに係止させる。同様に、作業者は、チューブ保持部材40の係止部45を対向壁部23に当接させるとともに前壁部22の孔部22aに係止させる。
ここで、後片部44が孔部11に挿入される際には、脱落防止部13は、後方へ避けるように弾性変形し、後片部44の孔部11への挿入を許容する。一方、係止部12が孔部44aに係止された後には、脱落防止部13は、後片部44の後壁部10からの脱落を防止する。
<衝突時における圧力発生チューブの圧縮>
図4に示すように、車両の衝突(前突)時には、前突荷重Fは、チューブ圧縮部20の延出壁部21に対して、ヒンジ部30(特に、上壁部31と前壁部32との連結部位である点P)を軸として下方へ回動するモーメントMとして作用する。同様に、前突荷重Fは、チューブ保持部材40の延出壁部41に対して、延出壁部41の基端部(延出壁部41と中間片部42との連結部位)を軸として下方へ回動するモーメントMとして作用する。かかるモーメントMによって、チューブ圧縮部20の圧縮壁部24は、後壁部10との間に圧力発生チューブ4を挟み込み、圧力発生チューブ4を後方へ潰すように圧縮する。
ここで、チューブ保持部材40の延出壁部41の前後方向長さLは、チューブ圧縮部20の延出壁部21の前後方向長さLよりも大きく設定されている。また、上壁部31と前壁部32との連結部位である点Pが、延出壁部21の回動中心となり、延出壁部41と中間片部42との連結部位が、延出壁部41の回動中心となる。延出壁部41の回動中心は、チューブ4の直下であって、延出壁部21の回動中心よりも後方に位置する。そのため、延出壁部21,41が下方へ回動すると、延出壁部21,41の前端部同士が互いに近接することとなり、延出壁部21,41の係止の解除を防止することができる。
図1に示すように、後壁部10には、4個の固定部16が形成されている。固定部16は、後壁部10をバンパビーム2にボルト締結するためのフランジ部であって、後壁部10の上下縁部のいずれかから後方に延設される第一壁部16aと、第一壁部16aの後端部から上下方向外方に延設される第二壁部16bと、を一体に備える。
4個の固定部16は、後壁部10の車幅方向一方側の上下と車幅方向他方側の上下とに配置されている。左上の固定部16の第二壁部16bは、バンパビーム2の後壁部2bにボルト締結されており、左下の固定部16の第二壁部16bは、バンパビーム2の後壁部2jにボルト締結されている(図6参照)。同様に、右上の固定部16の第二壁部16bは、バンパビーム2の後壁部2bにボルト締結されており、右下の固定部16の第二壁部16bは、バンパビーム2の後壁部2jにボルト締結されている。
後壁部10において、車幅方向最外となる左下及び右下の固定部16,16よりも車幅方向外方の部位(すなわち、後壁部10のオーバーハング部分)10Bの剛性は、左下及び右下の固定部16,16よりも車幅方向内方の部位(すなわち、左右一対の固定部16,16間の部位であって、本実施形態では、車幅方向において左右一対の固定部16,16までを含む)10Aの剛性よりも小さく設定される。ここでいう剛性は、前後方向の剛性、すなわち、車両の前突荷重Fに対する剛性である。部位10A,10Bの剛性の設定手法については、以下の例が挙げられる。
・部位10A,10Bの材質を変更する。
この場合における材質としては、材料の種類、組成等に伴うヤング率、耐力、硬度等が挙げられる。かかる後壁部10は、二色成型等によって実現可能である。
・部位10A,10Bの断面積を変更する。
部位10Bの側面視における断面積を、部位10Aの側面視における断面積よりも小さくする。かかる後壁部10は、例えば、部位10Bにおけるフランジ部14の一部又は全部を省略することによって実現可能である。本実施形態において、図9に示すように、後壁部10の部位10Bにおけるフランジ部14には、後方に開放される形状を呈する切欠部17が形成されている。
車両の衝突(前突)時において、荷重伝達部材6の切欠部17よりも車幅方向外方に前突荷重Fが入力される場合には、後壁部10が切欠部17において折れ曲がるように変形する。すなわち、後壁部10において切欠部17よりも車幅方向外方となる部位が後方へ移動するよう折れ曲がるため(図9において点線で図示)、圧力発生チューブ4は、かかる折れ曲がり部位において圧縮され、内部の流体に圧力を発生させる。
なお、後壁部10とバンパビーム2との干渉を防止する観点から、切欠部17は、後壁部10において、バンパビーム2の車幅方向端部よりも車幅方向外方となる部位10Cに形成されていてもよい。また、かかる部位10Cの前方において、延出壁部21,41の前端部は、車幅方向外方に行くにつれて後方に向かうように傾斜している。
図10に示すように、後壁部10の部位10Bにおいて、ヒンジ部30の基端部近傍には、孔部(又は切欠部)18が形成されている。かかる孔部18は、圧力発生チューブ4を後壁部10の後面側に取り回すためのものである。本例において、孔部18は、切欠部18aと一体的に形成されている。切欠部18aの車幅方向内端部は、孔部18と連通しており、切欠部18aの車幅方向外端部は、後壁部10の部位10Bの車幅方向外端部において開放されている。本例において、切欠部18aは、横フランジ壁部51bの前部に形成されており、切欠部18aを挟んだ横フランジ壁部51bの上部及び下部は、切欠部18aの後側において繋がっている。孔部18及び切欠部18aは、それぞれ、後壁部10の部位10Bの剛性を下げてヒンジ部30の剛性に近づける機能を有する。
また、別の例では、図11に示すように、ヒンジ部30の車幅方向両端部には、壁部(第三壁部)33が形成されている。壁部33は、ヒンジ部30の車幅方向端部において、後壁部10と、ヒンジ部30の上壁部31及び前壁部32と、を繋いでいる。すなわち、第三壁部33は、ヒンジ部30の車幅方向外端部において、後壁部10との間に形成される隙間を塞いでいる。本例において、切欠部18aは、後壁部10の部位10Bには形成されていない。なお、図11以外の図面、特に、以降の説明で用いられる図12〜図16では、切欠部18aが形成されていない例が図示されている。
図7に示すように、チューブ保持部材40の延出壁部41において、チューブ圧縮部20の圧縮壁部24よりも前方の部位には、誤組付防止部41aが形成されている。誤組付防止部41aは、上方へ突出する凸部であって、延出壁部21との距離が圧力発生チューブ4の外径(直径)よりも小さく設定されている。誤組付防止部41aは、圧力発生チューブ41aが設定された位置(正規位置:本実施形態では、誤組付防止部41aよりも後方であって、後壁部10、延出壁部21、圧縮壁部24及び延出壁部41によって囲まれた位置)とは異なる位置に配置される、いわゆる誤組付を防止するためのものである。かかる構造において、圧力発生チューブ4、荷重伝達部材6及びチューブ保持部材40を組み付けるときに、圧力発生チューブ4が後壁部10と圧縮壁部24との間から外れた位置にある場合には、作業者は、誤組付防止部41aによって圧力発生チューブ4からの反力を感じる。
また、誤組付防止部41aは、チューブ保持部材40と後壁部10との係止部位と車幅方向において同一位置、すなわち、当該係止部位の前方(高さはずれていても可)に設けられている。
図8に示すように、チューブ保持部材40の延出壁部41の後端部には、チューブ位置確認部41bが形成されている。チューブ位置確認部41bは、圧力発生チューブ4が適切な位置に配置されていることを視認可能な孔部である。
図1に示すように、誤組付防止部41a及びチューブ位置確認部41bは、車幅方向に交互に設けられている。なお、衝突検知構造1は、誤組付防止部41aに代えて、図2に示す誤組付防止部21aを備える構成であってもよい。誤組付防止部21aは、延出壁部21の圧縮壁部24よりも前方の部位において下方に突出する凸部であって、延出壁部41との距離が圧力発生チューブ4の外径(直径)よりも小さく設定されている。
図12及び図13に示すように、後壁部10の車幅方向端部には、周縁フランジ壁部51と、一対の溝側壁部52a,52bと、溝側壁部53と、溝底壁部54a及び溝側壁部54bと、取付壁部55と、が形成されている。
周縁フランジ壁部51は、後壁部10の周縁部から後方に延設される壁部である。周縁フランジ壁部51は、上縁部から後方に延設されて上のフランジ部14の第一壁部14aと連続する上フランジ壁部51aと、車幅方向縁部から後方に延設される横フランジ壁部51bと、下縁部から後方に延設される下フランジ壁部51cと、を一体に備える。下フランジ部壁部51cは、後記する溝底壁部54a及び溝側壁部54bに対応する部位には形成されていない。
溝側壁部52aは、孔部18の車幅方向外縁部から車幅方向外方に延設されるともに下方に向けて屈曲形成されており、横フランジ壁部51bと繋がっている。溝側壁部52bは、孔部18の車幅方向外縁部から車幅方向外方に延設されるともに下方に向けて屈曲形成されており、溝側壁部52a及び横フランジ壁部51bと対向する。溝側壁部52a、横フランジ壁部51bの一部、溝側壁部52b及びこれらに対応する部位の後壁部10は、当該後壁部10を底壁部とする溝形状を呈する第一のチューブ収容部50Aである。
溝側壁部53は、横フランジ壁部51b及び下フランジ壁部51cの後端部から車幅方向内方及び上方に延設されている。横フランジ部壁部51b、下フランジ壁部51c、溝側壁部53及びこれらに対応する部位の後壁部10は、横フランジ壁部51b及び下フランジ壁部51cを底壁部とする溝形状を呈する第二のチューブ収容部50Bである。
溝底壁部54aは、後壁部10の下縁部近傍から後方に延設されている。溝側壁部54bは、溝底壁部54aの後端部から下方に延設されている。溝底壁部54a、溝側壁部54b及びこれらに対応する部位の後壁部10は、溝底壁部54aを底壁部とする溝形状を呈する第二のチューブ収容部50Cである。本実施形態において、溝側壁部54bは、溝側壁部53と連続的に繋がっている。
取付壁部55は、溝底壁部54a及び溝側壁部54bの車幅方向内側において後壁部10から後方に延設されており、溝底壁部54a及び溝側壁部54bと繋がっている。取付壁部55の下面には、圧力センサ5が取り付けられている。
後壁部10の後面側において、圧力発生チューブ4は、車幅方向内方に開口を有するU字形状を呈するように配索されている。本実施形態において、圧力センサ5は、後壁部10の切欠部17よりも車幅方向外方となる部位に取り付けられている。そのため、衝突検知構造1は、圧力センサ5が後壁部10の切欠部17よりも車幅方向内方となる部位に取り付けられている場合と比較して、後壁部10が切欠部17において折れ曲がるように変形した場合に、圧力発生チューブ4は、圧力センサ5の近傍における不要な潰れの発生を防止することができる。
図14に示すように、圧力発生チューブ4のうち、孔部18を介して後壁部10の後面側に取り回されて車幅方向から下方に屈曲される部位は、第一のチューブ収容部50Aに収容されている。第一のチューブ収容部50Aは、圧力発生チューブ4の一部が後方への移動を許容するように収容される溝部である。第一のチューブ収容部50Aの溝部の深さは、圧力発生チューブ4の直径(外径)よりも大きい。すなわち、溝側壁部52a,52b及び横フランジ壁部51bの後壁部10からの立設高さは、圧力発生チューブ4の直径(外径)よりも大きい。第一のチューブ収容部50Aにおいて、圧力発生チューブ4は、後壁部10及び溝側壁部52bに接する(2面で接する)ように収容されることが望ましく、溝側壁部52a及び横フランジ壁51b部のいずれかにも接する(3面で接する)ように収容されることがさらに望ましい。
図15に示すように、圧力発生チューブ4のうち、第一のチューブ収容部50Aから出て下方に延設されて車幅方向内方に屈曲される部位は、第二のチューブ収容部50Bに収容されている。第二のチューブ収容部50Bは、圧力発生チューブ4の一部が後壁部10の後面に沿う方向(ここでは、車幅方向内方、及び、上方)への移動を許容するように収容される溝部である。第二のチューブ収容部50Bの溝部の深さは、圧力発生チューブ4の直径(外径)よりも大きい。すなわち、溝側壁部53の横フランジ壁部51bからの立設高さは、圧力発生チューブ4の直径(外径)よりも大きい。第二のチューブ収容部50Bにおいて、圧力発生チューブ4は、後壁部10及び溝側壁部53に接する(2面で接する)ように収容されることが望ましい。
第二のチューブ収容部50Bは、各収容部50A,50B,50Cの中で、特に、圧力発生チューブ4の長さのバラツキ吸収を行う部位である。例えば、圧力発生チューブ4が短い場合には、圧力発生チューブ4は、第二のチューブ収容部50Bにおいて横フランジ壁部51b及び下フランジ壁部51cから離間した位置に収容される(図13における二点鎖線参照)。
図16に示すように、圧力発生チューブ4のうち、第二のチューブ収容部50Bから出て車幅方向内方に延設される」部位は、第二のチューブ収容部50Cに収容されている。第二のチューブ収容部50Cは、圧力発生チューブ4の一部が後壁部10の後面に沿う方向(ここでは、下方)への移動を許容するように収容される溝部である。第二のチューブ収容部50Cは、車幅方向内方にいくにつれて後方に向かうように傾斜している。第二のチューブ収容部50Cの溝部の深さは、圧力発生チューブ4の直径(外径)よりも大きい。すなわち、後壁部10及び溝側壁部54bの溝底壁部54aからの立設高さは、圧力発生チューブ4の直径(外径)よりも大きい。第二のチューブ収容部50Cにおいて、圧力発生チューブ4は、後壁部10及び溝底壁部54aに接する(2面で接する)ように収容されることが望ましく、溝側壁部54bにも接する(3面で接する)ように収容されることがさらに望ましい。
なお、図12及び図13に示すように、チューブ保持部材40は、延出壁部41の後端部から下方に延設される中間片部と、中間片部の下端部から後方に延設されて孔部18に挿通される下片部46と、下片部46の後端部から上方に延設される後片部47と、を一体に備える(図1及び図10では図示省略)。後片部47の上端部は、孔部18よりも上方に位置し、後側の部品に取付可能である。このように、孔部18において、チューブ保持部材40は、中間片部、下片部46及び後辺部47によって保護されている。かかる中間片部、下片部46及び後片部47は、チューブ保持部材40に形成された第二のチューブ収容部の変形例であるといえる。
このように、圧力発生チューブ4のうち、後壁部10の後面側に配索される部位は、孔部18側から圧力センサ5側に向かって、チューブ保持部材40の中間片部、下片部46及び後片部47、第一のチューブ収容部50A、第二のチューブ収容部50B、第二のチューブ収容部50Cにそれぞれ収容されて保護されている。
本発明の実施形態に係る衝突検知構造1は、車幅方向に延設される圧力発生チューブ4と、圧力発生チューブ4の後側に設けられる板形状の後壁部10と、圧力発生チューブ4の前側に設けられており、前後方向に延設される板形状の延出壁部21を有するチューブ圧縮部20と、延出壁部21と対向し、当該延出壁部21との間に圧力発生チューブ4を保持するチューブ保持部材40と、を備えることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、チューブ圧縮部20の延出壁部21が前方に延出される板形状を呈するので、発泡材を用いる場合と比較して、衝突の検知遅れを防止することができる。
また、衝突検知構造1は、チューブ保持部材40によって圧力発生チューブ20を保持することができるので、走行時、衝突時等に圧力発生チューブ4がずれることを防ぎ、検知不良を防止することができる。
また、衝突検知構造1は、発泡材を用いていないので、走行中の振動に起因する摩擦によって圧力発生チューブ4等が破損することを防止することができる。
また、衝突検知構造1は、チューブ圧縮部20及び後壁部10が、一体に形成されており、チューブ保持部材40は、後壁部10及び延出壁部21に係止されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、後壁部10及びチューブ圧縮部20が一体成形されているので、圧力発生チューブ4周りの隙間不良による衝突の検知遅れ等の不具合を防止することができる。
また、衝突検知構造1は、チューブ保持部材40が後壁部10及び延出壁部21に係止されているので、組付の容易化を実現することができる。
また、衝突検知構造1は、圧力発生チューブ4の脱落を好適に防止することができる。
また、衝突検知構造1は、チューブ保持部材40が、後壁部10の後側において後壁部10に係止されており、後壁部10には、チューブ保持部材40の後壁部10への係止を許容するように変形可能であるとともに、チューブ保持部材40の後壁部10からの脱落を防止する脱落防止部13が形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、脱落防止部13を備えているので、チューブ保持部材40の後壁部10からの脱落を好適に防止することができる。
また、衝突検知構造1は、延出壁部21の先端部が、延出壁部21の後壁部10側である基端部に対して、上下方向のうち圧力発生チューブ4側にオフセットしていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、衝突(前突)時の前突荷重Fを延出壁部21の座屈ではなく回転方向のモーメントMに変換することができ、衝突を好適に検知することができる。
また、衝突検知構造1は、チューブ圧縮部20が、延出壁部21から圧力発生チューブ4側に延設される圧縮壁部24を備え、衝突時に、圧力発生チューブ4は、圧縮壁部24及び後壁部10によって圧縮されることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、圧縮壁部24によって圧力発生チューブ4を速やかに圧縮することによって、衝突を好適に検出することができる。
また、本発明の実施形態に係る衝突検知構造1は、車幅方向に延設される圧力発生チューブ4と、圧力発生チューブ4の後側に設けられる板形状の後壁部10と、圧力発生チューブ4の前側に設けられており、前後方向に延設される板形状の延出壁部21を有するチューブ圧縮部20と、を備え、衝突時に、圧力発生チューブ4は、チューブ圧縮部20及び後壁部10によって圧縮され、後壁部10の一部は、側面視で当該後壁部10の一般面よりも断面積が大きい大断面積部であることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、大断面積部によって剛性が向上した後壁部10が圧力発生チューブ4に圧縮圧力を発生させるので、衝突を好適に検知することができる。
また、衝突検知構造1は、後壁部10の断面積を一律に大きくする場合と比較して、バンパのデザイン性、及び、周辺部品とのレイアウトの自由度を好適に確保することができる。
また、衝突検知構造1は、大断面積部が、後壁部10の上端部及び下端部の少なくとも一方において、後方に延設されるように形成されており、大断面積部は、車両のバンパビーム2の上下方向外方に配置されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、バンパビーム2と後壁部10との間のスペースを確保しつつ、後壁部10の剛性を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、延出壁部21及び後壁部10が、ヒンジ部30を介して一体に形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、衝突時におけるチューブ圧縮部20の回動がスムーズに行われるようになり、チューブ圧縮部20の回動に伴って圧力発生チューブ4がずれることを好適に防止することができる。
また、衝突検知構造1は、ヒンジ部30を採用して後壁部10と延出壁部21との接続部位の剛性を小さくすることによって、大断面積部による後壁部10の剛性向上と相俟って、圧力発生チューブ4をさらに好適に圧縮することができる。
また、衝突検知構造1は、ヒンジ部30が、後壁部10から前方に延設される第一壁部(上壁部31)と、第一壁部の前端部と延出壁部21の後端部とを繋ぐ第二壁部(前壁部32と、を備えることを特徴とする。
すなわち、衝突検知構造1は、第一壁部と第二壁部との連結部位である点Pをチューブ圧縮部20の回動中心とする。したがって、衝突検知構造1は、延出壁部21の延長線上と後壁部10との交点である点Pをチューブ圧縮部20の回動中心とする場合と比較して、同一の前突荷重Fの場合でもチューブ圧縮部20を大きく回動させることができるので、チューブ圧縮部20によって圧力発生チューブ4に作用する荷重を大きくし、衝突検知性能を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、延出壁部21と対向し、当該延出壁部21との間に圧力発生チューブ4を保持するチューブ保持部材40を備え、チューブ圧縮部20は、延出壁部21の前端部から上下方向に延設される前壁部22を備え、チューブ保持部材40は、前壁部22に後側から係止されることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、衝突時にチューブ保持部材40が前壁部22から脱落することを好適に防止することができる。
また、衝突検知構造1は、延出壁部21の先端部が、延出壁部21の後壁部10側である基端部に対して、上下方向のうち圧力発生チューブ4側にオフセットしており、チューブ保持部材40の後壁部10から前方への長さLは、チューブ圧縮部20の前後方向の長さLよりも大きいことを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、衝突検知構造1は、衝突時にチューブ保持部材40が前壁部22から脱落することを好適に防止することができる。
本発明の実施形態に係る衝突検知構造1は、車幅方向に延設される圧力発生チューブ4と、圧力発生チューブ4の後側に設けられる板形状の後壁部10と、圧力発生チューブ4の前側に設けられており、前後方向に延設される板形状の延出壁部21を有するチューブ圧縮部20と、を備え、衝突時に、圧力発生チューブ4は、チューブ圧縮部20及び後壁部10によって圧縮され、後壁部10は、当該後壁部10の後側に配置される部材に固定される複数の固定部16を備え、複数の固定部16は、車幅方向に配列されており、後壁部10において、車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向外方の部位10Bの剛性は、左右一対の車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向内方の部位10Aの剛性よりも小さいことを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、部位10Bの剛性が部位10Aと同一である場合よりも同一荷重における部位10Bの変位量を大きくすることによって、簡易な構造で、車両のコーナー部(部位10B)における衝突検知性能を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、部位10Bの剛性が部位10Aの剛性よりも小さいので、軽微な衝突時における部位10Bの破損を防止することができる。
また、衝突検知構造1は、全体の剛性を向上する構造と比較して、重量及びコストを抑えつつ設計自由度を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、後壁部10の材質によって、当該後壁部10において、車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向外方の部位10Bの剛性は、左右一対の車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向内方の部位10Aの剛性よりも小さく設定されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、同一荷重における部位10Bの変位量を部位10Aの変位量よりも大きくすることによって、簡易な構造で、車両のコーナー部における衝突検知性能を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、部位10Bの剛性が部位10Aの剛性よりも小さいので、軽微な衝突時の破損を防止することができる。
また、衝突検知構造1は、全体の剛性を向上する構造と比較して、重量及びコストを抑えつつ設計自由度を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、後壁部10の側面視における断面積の大きさによって、当該後壁部10において、車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向外方の部位の剛性は、左右一対の車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向内方の部位の剛性よりも小さく設定されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、衝突検知構造1は、同一荷重における部位10Bの変位量を部位10Aの変位量よりも大きくすることによって、簡易な構造で、車両のコーナー部における衝突検知性能を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、部位10Bの剛性が部位10Aの剛性よりも小さいので、軽微な衝突時の破損を防止することができる。
また、衝突検知構造1は、全体の剛性を向上する構造と比較して、重量及びコストを抑えつつ設計自由度を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、後壁部10の一部は、側面視で当該後壁部10の一般面よりも断面積が大きい大断面積部であって、後壁部10において、車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向外方の部位における大断面積部には、切欠部17が形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、切欠部17という簡易な構成によって、同一荷重における部位10Bの変位量を部位10Aの変位量よりも大きくし、衝突検知性能を向上することができる。
また、衝突検知構造1は、延出壁部21及び後壁部10が、ヒンジ部30を介して一体に形成されており、後壁部10において、車幅方向最外の固定部16よりも車幅方向外方の部位であってヒンジ部30の基端部近傍に、切欠部18a又は孔部18が形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、切欠部18a又は孔部18によって後壁部10の剛性を下げてヒンジ部30の剛性に近づけ、後壁部10とヒンジ部30との連結部位にクラックが発生した場合に、当該クラックが進展することを防止することができる。
また、衝突検知構造1は、延出壁部21及び後壁部10が、ヒンジ部30を介して一体に形成されており、ヒンジ部30は、後壁部10から前方に延設される第一壁部31と、第一壁部31の前端部と延出壁部21の後端部とを繋ぐ第二壁部32と、当該ヒンジ部30の車幅方向端部において、第一壁部31、第二壁部32及び後壁部10を繋ぐ第三壁部33と、を備えることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、第三壁部33によってヒンジ部30の剛性を上げて後壁部10の剛性に近づけ、後壁部10とヒンジ部30との連結部位にクラックが発生した場合に、当該クラックが進展することを防止することができる。
本発明の実施形態に係る衝突検知構造1は、車幅方向に延設される圧力発生チューブ4と、圧力発生チューブ4の後側に設けられる板形状の後壁部10と、圧力発生チューブ4の前側に設けられており、前後方向に延設される板形状の延出壁部21を有するチューブ圧縮部20と、延出壁部21と対向し、当該延出壁部21との間に圧力発生チューブ4を保持するチューブ保持部材40と、を備え、チューブ圧縮部20及びチューブ保持部材40の少なくとも一つに、圧力発生チューブ4が設定された位置とは異なる位置に配置される誤組付を防止する誤組付防止部41aが形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、誤組付防止部41aとして例えば延出壁部21とチューブ保持部材40との間の間隔を圧力発生チューブ4の直径よりも小さくすることによって、誤組付時に作業者へ伝わる組付抵抗を大きくし、圧力発生チューブ4が正規の位置にないことを作業者に認識させ、誤組付を好適に防止することができる。ひいては、衝突検知構造1は、誤組付防止部41aによって、低工数及び低費用での性能保証を実現することができる。
また、衝突検知構造1は、誤組付防止部41aが、延出壁部21とチューブ保持部材40との間の間隔を圧力発生チューブ4の直径よりも小さくすることによって構成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、簡易な構成で圧力発生チューブ4の誤組付を防止することができる。
また、衝突検知構造1は、チューブ保持部材40が、後壁部10に係止されており、誤組付防止部41aは、チューブ保持部材40と後壁部10との係止部位と車幅方向において同一位置に設けられていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、チューブ保持部材40の撓みの影響を最小限に抑えることができ、誤組付防止機能をより確実に発揮することができる。すなわち、衝突検知構造1は、係止部位が誤組付防止部41aの変形を防止することによって、チューブ圧縮部20と誤組付防止部41aとの間に圧力発生チューブ4が挟まれた状態での組付を好適に防止することができる。
また、衝突検知構造1は、後壁部10、チューブ圧縮部20及びチューブ保持部材40の少なくとも一つに、圧力発生チューブ4を視認可能なチューブ位置確認部41bが形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、作動テストを実行しなくても圧力発生チューブ4が正規位置にあるかどうかを確認することが可能となる。
また、衝突検知構造1は、誤組付防止部41a及びチューブ位置確認部41bが、車幅方向に交互に設けられていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、圧力発生チューブ4が正規位置にあることをより確実に保証することができる。
また、衝突検知構造1は、車幅方向に延設される圧力発生チューブ4と、圧力発生チューブ4の後側に設けられる後壁部10と、圧力発生チューブ4の前側に設けられており、前後方向に延設される延出壁部21を有するチューブ圧縮部20と、延出壁部21と対向し、当該延出壁部21との間に圧力発生チューブ4を保持するチューブ保持部材40と、を備え、後壁部10、チューブ圧縮部20及びチューブ保持部材40の少なくとも一つに、圧力発生チューブ4を視認可能なチューブ位置確認部41bが形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、作動テストを実行しなくても圧力発生チューブ4が正規位置にあるかどうかを確認することが可能となる。
本発明の実施形態に係る衝突検知構造1は、車幅方向に延設される圧力発生チューブ4と、記圧力発生チューブ4後側に設けられる板形状の後壁部10と、圧力発生チューブ4の前側に設けられており、前後方向に延設される板形状の延出壁部21を有するチューブ圧縮部20と、後壁部10の後面側に設けられる圧力センサ5と、を備え、圧力発生チューブ4は、後壁部10の車幅方向端部において後壁部10の後面側に配索されて圧力センサ5に接続されており、後壁部10の後面には、圧力発生チューブ4の一部が後方への移動を許容するように収容される第一のチューブ収容部50Aと、圧力発生チューブ4の一部が後壁部10の後面に沿う方向への移動を許容するように収容される第二のチューブ収容部50B,50Cと、の少なくとも一方が形成されていることを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、圧力発生チューブ4の一部が第一のチューブ収容部50A及び第二のチューブ収容部50B,50Cの少なくとも一方に収容されているので、圧力発生チューブ4の長さのバラツキ吸収及び保護機能を両立させることができる。
特に、衝突検知構造1は、第一のチューブ収容部50A及び第二のチューブ収容部50B,50Cの両方を備える場合には、圧力発生チューブ4の脱落を好適に防止することができる。
また、衝突検知構造1は、後壁部10には、第一のチューブ収容部50Aが形成されており、第一のチューブ収容部50Aは、後壁部10を底壁部とし、圧力発生チューブ4の直径よりも深い溝形状を呈することを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、第一のチューブ収容部50Aにおいて、圧力発生チューブ4の長さのバラツキを吸収するとともに圧力発生チューブ4を好適に保護することができる。
また、衝突検知構造1は、後壁部10には、第二のチューブ収容部50B,50Cが形成されており、第二のチューブ収容部50B,50Cは、後壁部10から後方へ延設される底壁部を備え、圧力発生チューブ4の直径よりも深い溝形状を呈することを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、第二のチューブ収容部50B,50Cにおいて、圧力発生チューブ4の長さのバラツキを吸収するとともに圧力発生チューブ4を好適に保護することができる。
また、衝突検知構造1は、圧力発生チューブ4が後壁部10の後面側に取り回される部位、及び、圧力発生チューブ4が圧力センサ5と接続される部位、の少なくとも一方の近傍に、第一のチューブ収容部50A又は第二のチューブ収容部50Cが形成されている
ことを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、圧力発生チューブ4の配索経路を好適に設定することができる。
また、衝突検知構造1は、圧力発生チューブ4が後壁部10の後面側に取り回される部位、及び、圧力発生チューブ4が圧力センサ5と接続される部位、の両方の近傍に、第一のチューブ収容部50A又は第二のチューブ収容部50Cが形成されており、形成される第一のチューブ収容部50A又は第二のチューブ収容部50Cは、圧力発生チューブと3面で接することを特徴とする。
したがって、衝突検知構造1は、圧力発生チューブ4をより好適に保護することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、衝突検知構造1は、上下反転の構成であってもよい。
また、大面積部(フランジ部)は、後壁部10の上下縁部から前方に延設される構成であってもよい。
また、孔部18は、後壁部10の車幅方向端部に開放される形状を呈する切欠部であってもよく、後壁部10におけるヒンジ部30の基端部の上側に形成されていてもよい。また、部位10Bの剛性を部位10Aの剛性よりも小さくする手法は、部位10Bの発泡体化、中空化等であってもよい。また、材質変更によって部位10Bの剛性を部位10Aの剛性よりも小さくする場合、部位10Bの少なくとも一部の材質を部位10Aに対して変更する構成であってもよい。
また、誤組付防止部における延出壁部21,41間の間隔は、圧力発生チューブ4の外径(直径)と内径(直径)との差以下であってもよい。また、誤組付防止部は、側面視で延出壁部21,41から交互に突出する櫛状の凸部であってもよい。この場合、隣接する凸部同士の間隔は、圧力発生チューブ4の外径(直径)よりも小さく設定されることが望ましい。
チューブ位置確認部は、後壁部10又は延出壁部21に形成されていてもよい。また、チューブ位置確認部は、孔部に限定されず、例えば後壁部10、延出壁部21及びチューブ保持部材40のいずれかの少なくとも一部を透明樹脂製とすることによっても実現可能である。
また、第二のチューブ収容部50Bにおいて、溝側壁部53は、後壁部10の他部位と別体に形成されて、横フランジ壁部51b及び下フランジ壁部51cに取り付けられたものであってもよい。
また、衝突検知構造1は、第一のチューブ収容部50A、第二のチューブ収容部50B,50Cのいずれか一つを、圧力発生チューブ4の後壁部10の後面側に配索された部位に対応して備える構成であってもよい。
また、衝突検知構造1は、孔部18近傍に、第一のチューブ収容部50Aに代えて第二のチューブ収容部を備える構成であってもよく、圧力センサ5近傍に、第二のチューブ収容部50Cに代えて第一のチューブ収容部を備える構成であってもよい。
1 衝突検知構造
10 後壁部
14 脱落防止部
20 チューブ圧縮部
21 延出壁部
22 前壁部
24 圧縮壁部
30 ヒンジ部
31 上壁部(第一壁部)
32 前壁部(第二壁部)
40 チューブ保持部材

Claims (5)

  1. 車幅方向に延設される圧力発生チューブと、
    前記圧力発生チューブの後側に設けられる板形状の後壁部と、
    前記圧力発生チューブの前側に設けられており、前後方向に延設される板形状の延出壁部を有するチューブ圧縮部と、
    前記延出壁部と対向し、当該延出壁部との間に前記圧力発生チューブを保持するチューブ保持部材と、
    を備えることを特徴とする衝突検知構造。
  2. 前記チューブ圧縮部及び前記後壁部は、一体に形成されており、
    前記チューブ保持部材は、前記後壁部及び前記延出壁部に係止されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の衝突検知構造。
  3. 前記チューブ保持部材は、前記後壁部の後側において前記後壁部に係止されており、
    前記後壁部には、前記チューブ保持部材の前記後壁部への係止を許容するように変形可能であるとともに、前記チューブ保持部材の前記後壁部からの脱落を防止する脱落防止部が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の衝突検知構造。
  4. 前記延出壁部の先端部は、前記延出壁部の前記後壁部側である基端部に対して、上下方向のうち前記圧力発生チューブ側にオフセットしている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の衝突検知構造。
  5. 前記チューブ圧縮部は、前記延出壁部から前記圧力発生チューブ側に延設される圧縮壁部を備え、
    衝突時に、前記圧力発生チューブは、前記圧縮壁部及び前記後壁部によって圧縮される
    ことを特徴とする請求項4に記載の衝突検知構造。
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