JP4968514B2 - 衝突検知手段 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に取り付けられ車両に対する衝突物の衝突を検知する衝突検知手段に関し、詳しくは、車両のバンパへの衝突物を検知する衝突検知手段に関する。
近年、車両において事故時の安全性の向上が図られている。車両の安全性に関して、事故時に車両の搭乗者の安全性を確保するだけでなく、車両に歩行者が衝突したときに歩行者が致命的なダメージを受けないことも求められてきている。
車両に衝突した歩行者の保護手段としては、車両に衝突してボンネットに倒れ込んできた歩行者が受ける傷害値(歩行者が受ける衝撃)を下げる方法が考えられている。歩行者が受ける衝撃を下げることで、歩行者が致命的なダメージを受けることを抑える。このような保護装置において歩行者などの車両への衝突を検知することが重要となっている。
車両への衝突を検知する手段としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1には、車両のバンパを構成するバンパリンフォースメントとアブソーバとの間に設けられた空間に、チャンバ空間を区画するチャンバ部材を配置し、このチャンバ空間内の圧力の変化から車両のバンパへの衝突を検知する衝突検知手段が開示されている。
しかしながら、このような構成の衝突検知手段は、その組み付けが困難であるという問題があった。具体的には、バンパリンフォースメントとアブソーバは、いずれも金属で形成されており、アブソーバはバンパリンフォースメントに溶接で固定されていた。そして、チャンバ部材はバンパリンフォースメントとアブソーバの間に配設されており、アブソーバの溶接前にチャンバ部材を組み付ける必要があった。しかし、チャンバ部材は衝突による荷重が加わると変形を生じ、荷重が加わらなくなったときに元の形状に復帰することができる軟質な材料で形成されており、溶接作業等が行われると損傷を生じるおそれがある。このため、バンパリンフォースメントとアブソーバの接合をボルト固定などにする必要があり、作業工程の複雑化を招いていた。
さらに、アブソーバは金属で形成されていることから、アブソーバ自身の剛性が衝突時に付与される荷重を減少させ、結果として、チャンバ部材に加わる荷重を減少させるおそれもあった。つまり、衝突の検知精度が低下するおそれがあった。
国際公開2005/098384号
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、簡単に製造でき、高い精度で車両のバンパへの歩行者の衝突を検知できる衝突検知手段を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明者らは車両のバンパへ組み付けることができる衝突検知手段について検討を重ねた結果本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の衝突検知手段は、車両のサイドメンバに固定されたバンパリンフォースメントと、バンパリンフォースメントの前方に配置されたアブソーバと、アブソーバの前方に配置された密閉されたチャンバ空間を区画するチャンバ部材と、チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、を有し、チャンバ空間の圧力の変化から衝突を検知する衝突検知手段であって、チャンバ部材の表面でありかつアブソーバとの対向面の一部には、対向面から突出した、その内部が衝突に伴い収縮するチャンバ空間となる係合凸部が形成され、アブソーバの表面でありかつ係合凸部と対向した部分には、係合凸部が挿入・固定される係合凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明の衝突検知手段は、係合凸部を係合凹部に挿入することでチャンバ部材の組付けを行うことができるため、車両バンパを簡単に組み付けを行うことができる。
また、チャンバ部材は、アブソーバの前面に配置されたことで、車両バンパの全面へ衝突物が衝突したときに、その衝撃によるチャンバ部材の変形が阻害されなくなっており、高い精度で衝突を検知(判定)できる。つまり本発明の衝突検知手段は、衝突の検知精度の低下が抑えられている。
本発明の衝突検知手段は、車両のサイドメンバに固定されたバンパリンフォースメントと、バンパリンフォースメントの前方に配置されたアブソーバと、アブソーバの前方に配置された密閉されたチャンバ空間を区画するチャンバ部材と、チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、を有し、チャンバ空間の圧力の変化から衝突を検知する衝突検知手段である。
そして、チャンバ部材の表面でありかつアブソーバとの対向面の一部には、対向面から突出した、その内部が衝突に伴い収縮するチャンバ空間となる係合凸部が形成され、アブソーバの表面でありかつ係合凸部と対向した部分には、係合凸部が挿入・固定される係合凹部が形成されている。つまり、本発明の衝突検知手段は、係合凸部が係合凹部に挿入された状態で固定されることで、チャンバ部材がアブソーバに固定される。このことは、アブソーバをバンパリンフォースメントに固定した状態でチャンバ部材を組み付けることができることを示し、本発明の衝突検知手段を備えた車両バンパを簡単に組み付けを行うことができる。さらに、係合凸部を係合凹部に挿入して組み付けを行うことから、係合凸部が係合凹部にガイドされるようになり、簡単に組み付けを行うことができる。
また、本発明の衝突検知手段は、アブソーバの前面にチャンバ部材を配設する構成となっている。このような構成は、従来のようにアブソーバとバンパリンフォースメントとの間の空間にチャンバ部材を配置する構成とは異なり、バンパへの衝突の荷重がアブソーバに減衰されることなくチャンバ部材に加わる。つまり、本発明の衝突検知手段は、衝突の検知精度の低下が抑えられた構成となっている。
本発明の衝突検知手段は、係合凸部がチャンバ部材に形成され、係合凹部がアブソーバに形成される。係合凸部がチャンバ部材に形成されることで、衝突物が衝突したときにチャンバ部材が変形する変形ストロークを十分に確保することができ、本発明の衝突検知手段が誤検知を生じなくなる。
より具体的には、本発明の衝突検知手段は車両の前方から後方に向かって、チャンバ部材、アブソーバ、バンパリンフォースメントの順序で配置され、車両の前後方向に衝突の荷重が加わる。車両のバンパに衝突物が衝突したときに、チャンバ部材にはアブソーバ方向に荷重が加わり、この方向に圧縮される。このとき、車両の前後方向のチャンバ部材の長さが短ければ、チャンバ部材の変形が底付きして一定以上の変形を生じなくなる。チャンバ部材が一定以上の変形を生じなくなると、その変形を生じさせる以上の大きさの荷重を検知できなくなる。つまり、衝突検知性能の検出性能が低下する。そして、係合凸部がアブソーバに存在すると、この係合凸部の部分ではチャンバ部材の変形のストロークが確保できずに底付きを生じやすくなる。対して、チャンバ部材が係合凸部を持つことで、アブソーバの前面から前方の全てをチャンバ部材の変形に利用でき、底付きが生じにくくなる。この結果、本発明の衝突検知手段の衝突の検出精度の低下が抑えられる。
本発明の衝突検知手段において、係合凸部と係合凹部は係合凸部を係合凹部に挿入した状態で固定できる形態であれば、形状および数は特に限定されるものではない。つまり、アブソーバとチャンバ部材の対向面の一カ所に係合凸部および係合凹部を形成しても、複数箇所に係合凸部および係合凹部を形成してもよい。チャンバ部材は複数の係合凸部を有し、アブソーバは複数の係合凹部を有することが好ましい。係合凸部と係合凹部を複数箇所に形成すると、チャンバ部材が複数箇所でアブソーバに固定されることとなり、チャンバ部材の組み付け性が向上する。複数箇所に係合凸部および係合凹部が形成されたときに、係合部は車両の上下方向に並んだ形態であっても、車両の幅方向に並んだ形態であっても、両形態の組み合わせの形態であっても、いずれでもよい。少なくとも車両の幅方向に並んだ形態であることがより好ましい。
本発明の衝突検知手段において、係合凸部および係合凹部は、その形状が限定されるものではない。また、係合凸部は、その内部がチャンバ空間となっている。
係合凸部は略柱状の外周形状を有し、係合凹部は係合凸部の外周形状と略一致する開口を有する凹部よりなることが好ましい。係合凸部の略柱状の外周形状は、円柱形状であっても、角柱形状であっても、いずれでもよい。
係合凸部は、略柱状の外周面に径方向外方に突出したツメ部を持ち、係合凹部はツメ部が係合する係合部を持つことが好ましい。係合ツメ部と係合部を持つことで、係合凹部に係合凸部を挿入したときに、係合凸部が係合凹部から抜けなくなり、その後の車両のバンパの製造を容易にする。
係合凸部は車両の幅方向にのびる帯状の突出部よりなり、係合凹部は車両の幅方向にのびる溝状よりなることが好ましい。
本発明の衝突検知手段において、チャンバ部材の数は特に限定されるものではなく、一つであっても複数であってもいずれでもより。それぞれのチャンバ部材のつぶれ特性を変化させることができるため、複数のチャンバ部材を有することが好ましい。
本発明の衝突検知手段において、アブソーバはバンパリンフォースメントの前方に配置される構成であり、アブソーバはバンパリンフォースメントに固定されたことがより好ましい。
チャンバ部材は、密閉されたチャンバ空間を区画する部材である。そして、チャンバ部材は、バンパリンフォースメントより前方(車両の前方ではなく、衝突物が衝突する表面方向を示す)に配置される。チャンバ部材がバンパリンフォースメントの前方に配置されることで、車両のバンパに組み付けられ、車両のバンパへの衝突を検知できるようになる。
本発明の衝突検知手段は、車両へ衝突物が衝突をしたときに、衝突物がチャンバ部材(複数のチャンバ部材のうち、衝突物が衝突した部位に対応したチャンバ部材)を押圧し、チャンバ空間内の圧力を変動(上昇)させる。そして、この衝突時のチャンバ空間の圧力変動を圧力センサで測定し、圧力センサの測定結果から衝突を検知する。
本発明の衝突検知手段は、圧力センサの測定結果から衝突の判定を行う演算手段を持つことが好ましい。演算手段を持つことで、車両のバンパに衝突した衝突物の判定を行うことができ、衝突物によってはエアバック等の安全装置をただちに作動することが可能となる。
本発明の衝突検知手段は、車両のバンパに組み付けられる。通常、車両のバンパは、車両の外周面を形成する。つまり、本発明の衝突検知手段は、車両の外周面を形成するバンパカバーを有することが好ましい。
本発明の衝突検知手段がバンパカバーを有するとき、バンパカバーは、チャンバ部材の前方(車両の前方ではなく、衝突物が衝突する表面方向を示す)に位置していればよい。チャンバ部材の前方の表面とバンパカバーとは、間隔を隔てた状態で配置されていても、両者が当接した状態で配置されていても、いずれでもよい。ここで、チャンバ部材とバンパカバーとが間隔を隔てて配置されたときに、衝突物が衝突しない状態でのバンパカバーの変形を規制できることから、両者の間に充填部材を配置したことが好ましい。
以下、実施例を用いて本発明を説明する。
本発明の実施例として、衝突検知手段を製造した。
(実施例1)
本実施例の衝突検知手段は、バンパリンフォースメント1、アブソーバ2、チャンバ部材3、圧力センサ4および演算手段(図示せず)と、から構成される。本実施例の衝突検知手段の構成を図1に断面図で示した。
バンパリンフォースメント1は、表面が車両の前方に対向した車両の幅方向にそってのびる金属製の部材である。バンパリンフォースメント1は、一対のフロントサイドメンバFmに固定される。バンパリンフォースメント1が固定される車両のフロントサイドメンバFmは、車両のエンジンルームの前方に突出した一対の部材である。
アブソーバ2は、表面(車両の前方に対向した表面)がバンパリンフォースメント1から間隔を隔てた位置に配置された断面が略コ字状で車両の幅方向にのびる略帯状の金属板である。アブソーバ2の正面図(車両の前方に対向した表面を示した図)を図2に示した。アブソーバ2は、バンパリンフォースメント1に溶接で固定されている。アブソーバ2は、表面に、開口部の開口形状が円形の開口20が複数箇所(図1〜2においては5カ所)に形成されている。この開口20により、アブソーバ2の外部と内部(バンパリンフォースメント1とアブソーバ2により区画された空間)とが連通している。
チャンバ部材3は、内部にチャンバ空間30を区画した部材である。そして、チャンバ部材3は、アブソーバ2の表面上に固定・配置されている。チャンバ部材3は、アブソーバ2との対向面であって、アブソーバ2の開口20に対向した位置に、開口20の開口形状と略一致する外径を持つ円柱状の突出部31を5カ所に有する。なお、チャンバ部材3をアブソーバ2の表面上に固定したときには、突出部31が開口20に挿入された状態となっている。チャンバ部材3は、突出部31が開口20に挿入されたことで、突出部31が開口20に係合され、アブソーバ2に固定された。突出部31の内部にもチャンバ空間30が形成されている。
圧力センサ4は、チャンバ部材3のチャンバ空間30の圧力を測定するためのセンサであり、チャンバ部材3に組み付けられている。
演算手段は、圧力センサ4に接続され、圧力センサ4の検出信号からチャンバ空間30の圧力を算出するとともに、算出された圧力から衝突の判定を行う。演算手段は、あらかじめ車両に搭載された演算手段としてもよい。好ましくは、乗員保護装置や歩行者保護装置の演算手段である。
本実施例の衝突検知手段は、まず、バンパリンフォースメント1にアブソーバ2を溶接で接合する。その後、圧力センサ4が組み付けられたチャンバ部材3を車両の前方から、突出部31が開口20に挿入しながら組み付ける。そして、バンパーカバー5を組み付ける。これにより、実施例の衝突検知手段を製造できた。
本実施例の衝突検知手段は、バンパリンフォースメント1にアブソーバ2を溶接で接合した後にチャンバ部材3を組み付けることで製造でき、簡単に製造することができた。すなわち、本実施例の衝突検知手段は、車両バンパを簡単に組み付けを行うことができた。
また、本実施例の衝突検知手段は、金属板を曲成してアブソーバ2を形成しており、複数の開口20に対応した部分は、打ち抜かれた状態となっている。つまり、開口20に相当する部分が肉抜きされた構成となっている。この結果、アブソーバ2を軽量化できる効果も発揮する。
本実施例の衝突検知手段による衝突の検知について以下に説明する。
本実施例の衝突検知手段が組み付けられた車両のバンパは、図3に示したように、バンパーカバー5がチャンバ部材3を被覆し、車両のバンパの外表面を形成している。なお、図3は、図1中のI−I線における断面図である。
バンパーカバー5が組み付けられた状態において、本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材3の前面(車両の前方側の表面)の一部がバンパーカバー5の内周面に当接した状態となっている。つまり、本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材3とバンパーカバー5との間隔が最も短くなるように(チャンバ部材3の前面とバンパーカバー5とのすき間が最も小さくなるように)、チャンバ部材3の外周形状(特に、チャンバ部材3の車両の前後方向の長さ)が決定された。
また、本実施例の衝突検知手段において、チャンバ部材3の前面の一部がバンパーカバー5と当接したことで、バンパーカバー5がチャンバ部材3に支持された。この支持により、バンパに衝突物が衝突していない状態で、バンパーカバー5が変形することが規制され、バンパ(バンパーカバー5)の見栄えの低下が抑えられた。
この車両のバンパに衝突物が衝突すると、衝突物が車両のバンパを押圧することとなる。衝突物は、車両のバンパのバンパーカバー5を介してチャンバ部材3を押圧する。そして、チャンバ部材3を押圧する荷重により、チャンバ部材3が変形する。
このチャンバ部材3の変形により、チャンバ空間30の内部の圧力が上昇し、圧力センサ4が圧力の変化を測定し、演算手段が圧力の変化を検出する。そして、演算手段は、圧力の変化(上昇)から車両に衝突物が衝突したと判定する。また、演算手段は、圧力の変化の度合い(変化割合)から衝突物が歩行者等の人体あるいはそれに類するものであるか、他の車両など硬い構造物であるかを判定することもできる。このとき、演算手段には、車両の速度データも入力され、この速度データも参照して衝突物の判定を行うことが好ましい。
このようにして、衝突物の判定を行うことができる。そして、演算手段は、判定された衝突物によっては、エアバッグ等の保護手段の動作を指示することが好ましい。
上記したように、本実施例の衝突検知手段は、衝突物が衝突したときの衝突の検知および衝突物の判定を高い精度で行うことができる効果を発揮した。つまり、本実施例の衝突検知手段は、検出精度にすぐれた衝突検知手段となっている。
(実施例2)
本実施例は、突出部31の外周面にさらに径方向外方に突出したツメ部32を有する以外は、実施例1と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図4に示した。ここで、図4は、図3に対応した断面図である。
本実施例のチャンバ部材3の突出部31は、実施例1の時と同様に外周形状が略円柱状をなすように形成されている。そして、突出部31の外周面に複数のツメ部32が形成されている。ツメ部32は、チャンバ部材30を区画する隔壁を部分的に厚肉化して形成される。ツメ部32は、突出部31の先端側から基端側に進むにつれて拡径したテーパ状に形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材3の組み付けは、実施例1の時と同様に、アブソーバ2に車両の前方側から組み付けることで行うことができる。突出部31を開口20に挿入する時には、突出部31が径方向に圧縮され、部分的に縮径して開口20に挿入される。そして、開口20をツメ部32が通過し終わったら、突出部31の形状が元に戻る。突出部31の形状が元に戻ると、チャンバ部材3のアブソーバ2との対向面とツメ部32との間で、アブソーバ2の開口20を区画する部分が挟持される。これにより、チャンバ部材3他アブソーバ2に固定される。
本実施例の衝突検知手段は、突出部31がツメ部32を持つことで、突出部32が開口20から抜けなくなっている。このため、バンパカバーの組み付け時など、その後のバンパの組み付けの作業性が向上している。
(実施例3)
本実施例は、突出部31の外周面にさらに径方向外方に突出したツメ部32の内部までチャンバ空間30が形成された以外は、実施例2と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図5に示した。ここで、図5は、図3に対応した断面図である。
本実施例のチャンバ部材3の突出部31は、実施例2の時と同様に外周形状が略円柱状をなすように形成されている。そして、突出部31の外周面に複数のツメ部32が形成されている。本実施例においてツメ部32は、突出部31の先端側から基端側に進むにつれて拡径したテーパ状に形成されている。ツメ部32は、チャンバ部材30を区画する隔壁の形状を変化させて形成される。ツメ部32を区画する隔壁は、その厚さがほぼ均一な厚さとなっている。
本実施例においても、実施例2の時と同様な効果を発揮する。
(実施例4)
本実施例の衝突検知手段は、バンパリンフォースメント1、アブソーバ2、チャンバ部材3、圧力センサ4および演算手段(図示せず)と、から構成される。本実施例の衝突検知手段の構成を図6〜7に示した。なお、図7は図6中のII−II線における断面図である。ここで、図7は、図3に対応した断面図である。
バンパリンフォースメント1は、表面が車両の前方に対向した車両の幅方向にそってのびる金属製の部材である。バンパリンフォースメント1は、一対のフロントサイドメンバFmに固定される。バンパリンフォースメント1が固定される車両のフロントサイドメンバFmは、車両のエンジンルームの前方に突出した一対の部材である。
アブソーバ2は、表面(車両の前方に対向した表面)がバンパリンフォースメント1から間隔を隔てた位置に配置された断面が略コ字状で車両の幅方向にのびる略帯状の金属板である。アブソーバ2の正面図(車両の前方に対向した表面を示した図)を図8に示した。アブソーバ2は、バンパリンフォースメント1に溶接で固定されている。アブソーバ2は、その表面に車両の幅方向に伸びる溝条21が形成されている。アブソーバ2は、鉛直方向での中央部近傍が車両後方側にくぼんだ略凹字状に形成されている。
チャンバ部材3は、内部にチャンバ空間30を区画した部材である。そして、チャンバ部材3は、アブソーバ2の表面上に固定・配置されている。チャンバ部材3は、アブソーバ2との対向面であって、アブソーバ2の溝条21に対向した位置に、溝条21に挿入可能な突出部33を有する。突出部33は、チャンバ部材3のアブソーバ2との対向面に略凸字状に突出した、車両の幅方向にのびる凸条である。なお、チャンバ部材3をアブソーバ2の表面上に固定したときには、突出部33が溝条21に挿入された状態となっている。チャンバ部材3は、突出部33が溝条21に挿入されたことで、突出部33が溝条21に係合され、アブソーバ2に固定された。
圧力センサ4は、チャンバ部材3のチャンバ空間30の圧力を測定するためのセンサであり、チャンバ部材3に組み付けられている。
演算手段は、圧力センサ4に接続され、圧力センサ4の検出信号からチャンバ空間30の圧力を算出するとともに、算出された圧力から衝突の判定を行う。演算手段は、あらかじめ車両に搭載された演算手段としてもよい。好ましくは、乗員保護装置や歩行者保護装置の演算手段である。
本実施例の衝突検知手段による衝突の検知は、実施例1の時と同様にして行うことができる。
本実施例の衝突検知手段は、アブソーバ2とチャンバ部材3とが係合するための構造が異なる以外は実施例1と同様の構成を有しており、実施例1の時と同様な効果を発揮する。
(実施例5)
本実施例は、突出部33の断面の外周形状および溝条21の断面の内周形状が異なる以外は、実施例4と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図9に示した。ここで、図9は、図3に対応した断面図である。
図9に示したように、本実施例の溝条21は、鉛直方向での断面における内周面が略台形をなすように区画されている。突出部33は、鉛直方向での断面における外周面が略台形をなすように形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、アブソーバ2とチャンバ部材3とが係合するための構造が異なる以外は実施例4と同様の構成を有しており、実施例4の時と同様な効果を発揮する。
(実施例6)
本実施例は、複数のチャンバ部材をもつこと以外は、実施例1と同様な衝突検知手段である。
本実施例の衝突検知手段は、車両の幅方向に並んだ複数のチャンバ部材をもつ。これらのチャンバ部材は、それぞれのチャンバ空間の圧力を測定する圧力センサをそれぞれが備えた構成となっている。
本実施例の衝突検知手段は、車両の幅方向に並んだ複数のチャンバ部材を持ち、それぞれのチャンバ部材で衝突の検知を行うことができる。そして、チャンバ部材ごとにつぶれ特性を調節することで、より高い精度で衝突の検知を行うことができる効果を発揮する。
(変形形態)
上記の各実施例は、突出部31,33の内部が中空のチャンバ空間30であるが、突出部31,33の内部を中実の構造としてもよい。チャンバ空間30を区画する隔壁を部分的に厚肉化して突出部31,33を中実の構造としても、別部材を配置して中実の構造としてもいずれでもよい。
この変形形態においても、上記の各実施例と同様にして衝突の検知を行うことができ、同様な効果を発揮する。
実施例1〜3は、複数の開口20の開口形状(開口20の大きさ)が開口ごとに異なってもよい。本変形形態の一例を図10に示した。図10は、実施例1の変形形態であり、車両の幅方向に並んだ開口の開口径が隣接する開口とは異なる例である。より具体的には、車両の幅方向の中央部から両端部に向かうにつれて、開口20の開口径(内径)が小さくなっている。なお、図10は、アブソーバ2の正面図であるが、本変形形態においては、この開口20に挿入される突出部31の外径も開口20に対応してそれぞれ異なる外径を有する。
この変形形態においても、上記の実施例1〜3と同様にして衝突の検知を行うことができ、同様な効果を発揮する。
実施例1の衝突検知手段の構成を示した図である。 実施例1のアブソーバの正面図である。 実施例1の衝突検知手段の構成を示した図である。 実施例2の衝突検知手段の構成を示した図である。 実施例3の衝突検知手段の構成を示した図である。 実施例4の衝突検知手段の構成を示した図である。 実施例4の衝突検知手段の構成を示した図である。 実施例4のアブソーバの正面図である。 実施例5の衝突検知手段の構成を示した図である。 実施例1の変形形態のアブソーバの正面図である。
符号の説明
1:バンパリンフォースメント
2:アブソーバ 20:開口
21:溝条
3:チャンバ部材 30:チャンバ空間
31,33:突出部 32:ツメ部
4:圧力センサ
5:バンパーカバー

Claims (4)

  1. 車両のサイドメンバに固定されたバンパリンフォースメントと、
    該バンパリンフォースメントの前方に配置されたアブソーバと、
    該アブソーバの前方に配置された密閉されたチャンバ空間を区画するチャンバ部材と、
    該チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、
    を有し、該チャンバ空間の圧力の変化から衝突を検知する衝突検知手段であって、
    該チャンバ部材の表面でありかつ該アブソーバとの対向面の一部には、該対向面から突出した、その内部が衝突に伴い収縮する該チャンバ空間となる係合凸部が形成され、
    該アブソーバの表面でありかつ該係合凸部と対向した部分には、該係合凸部が挿入・固定される係合凹部が形成されていることを特徴とする衝突検知手段。
  2. 前記チャンバ部材は複数の係合凸部を有し、前記アブソーバは複数の前記係合凹部を有する請求項1記載の衝突検知手段。
  3. 前記係合凸部は略柱状の外周形状を有し、前記係合凹部は該係合凸部の外周形状と略一致する開口を有する凹部よりなる請求項1記載の衝突検知手段。
  4. 前記係合凸部は前記車両の幅方向にのびる帯状の突出部よりなり、前記係合凹部は該車両の幅方向にのびる溝状よりなる請求項1記載の衝突検知手段。
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