JP4844819B2 - 衝突検知手段の異常検知方法 - Google Patents
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本発明の第一の衝突検知手段の異常検知方法は、裏板と、チャンバ空間を区画するチャンバ部材と、圧力センサと、を有し、チャンバ空間内の圧力の変動から衝突を検知する衝突検知手段の異常を検知する方法であって、衝突前のチャンバ空間の圧力を測定し、測定された圧力とあらかじめ設定された圧力しきい値とを比較して、測定された圧力が該圧力しきい値以上であるときにチャンバ部材の異常と判定する。チャンバ空間の圧力と圧力しきい値とを比較してチャンバ空間の圧力が圧力しきい値未満であると、大きな衝撃をもつ衝突を生じてチャンバ部材が変形しても、変形のストロークを確保でき、チャンバ空間の圧力が飽和しない。チャンバ空間の圧力と圧力しきい値とを比較して、チャンバ空間の圧力が圧力しきい値以上であるときには、大きな衝突を生じたときにチャンバ空間の圧力が飽和することとなり、衝突が検知できなくなくなる判断できる。具体的には、チャンバ部材の変形量はほぼ一定であり、チャンバ部材に変形が残留していると、衝突時にチャンバ部材が変形できる変形量が小さくなり、チャンバ空間の圧力が飽和することとなり、衝突が精度よく検知できなくなくなる。このことから、本発明の異常検知方法は、衝突検知手段の異常を検知する。
所定の時間が経過したときは、前回の衝突から時間が経過してチャンバ空間の圧力が変動しなくなったときであることが好ましい。
本発明の異常が検知される衝突検知手段は、車両のサイドメンバに固定される裏板と、裏板より前方に配置され、密閉されたチャンバ空間を区画するチャンバ部材と、チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、を有し、チャンバ空間の圧力の変動から衝突を検知する。つまり、本発明の衝突検知手段は、車両のサイドメンバが構成するバンパに取り付けられ、車両のバンパへの歩行者等の衝突を検知する。
本発明の第一の衝突検知手段の異常検知方法は、裏板と、チャンバ空間を区画するチャンバ部材と、圧力センサと、を有し、チャンバ空間内の圧力の変動から衝突を検知する衝突検知手段の異常を検知する方法であって、衝突前のチャンバ空間の圧力と衝突後に所定の時間が経過した状態でチャンバ空間の圧力を測定し、衝突により変動したチャンバ空間の圧力とあらかじめ設定された圧力しきい値とを比較して、変動した圧力が圧力しきい値以上であるときにチャンバ部材の異常と判定することを特徴とする。衝突により変化したチャンバ空間の圧力と圧力しきい値とを比較して衝突によるチャンバ空間の圧力変化量が圧力しきい値未満であると、大きな衝撃をもつ衝突を生じてチャンバ部材が変形しても、変形のストロークを確保でき、チャンバ空間の圧力が飽和しない。衝突により変化したチャンバ空間の圧力と圧力しきい値とを比較して、チャンバ空間の圧力変化量が圧力しきい値以上であるときには、大きな衝突を生じたときにチャンバ空間の圧力が飽和することとなり、衝突が検知できなくなくなる判断できる。具体的には、チャンバ部材の変形量はほぼ一定であり、チャンバ部材に変形が残留していると、衝突時にチャンバ部材が変形できる変形量が小さくなり、チャンバ空間の圧力が飽和することとなり、衝突が精度よく検知できなくなくなる。このことから、本発明の異常検知方法は、衝突検知手段の異常を検知する。
所定の時間が経過したときは、前回の衝突から時間が経過してチャンバ空間の圧力が変動しなくなったときであることが好ましい。
本発明の異常が検知される衝突検知手段は、車両のサイドメンバに固定される裏板と、裏板より前方に配置され、密閉されたチャンバ空間を区画するチャンバ部材と、チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、を有し、チャンバ空間の圧力の変動から衝突を検知する。つまり、本発明の衝突検知手段は、車両のサイドメンバが構成するバンパに取り付けられ、車両のバンパへの歩行者等の衝突を検知する。
本実施例の衝突検知手段は、バンパリインフォースメント1、チャンバ部材2、圧力センサ3および演算手段(図示せず)と、から構成される。本実施例の衝突検知手段の構成を図1〜2に示した。なお、図1は、本実施例の衝突検知手段の上面図であり、図2は図1のI−I線における断面を示した図である。
以下に、本実施例の衝突検知手段の第一の異常検知方法について説明をする。
以下に、本実施例の衝突検知手段の第二の異常検知方法について説明をする。
2:チャンバ部材 20:チャンバ空間
3:圧力センサ
4:バンパーカバー
Claims (5)
- 車両のサイドメンバに固定される裏板と、
該裏板より前方に配置された密閉されたチャンバ空間を区画するチャンバ部材と、
該チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、
を有し、該チャンバ空間内の圧力の変動から衝突を検知する衝突検知手段の異常を検知する方法であって、
衝突前の該チャンバ空間の圧力を測定し、測定された圧力とあらかじめ設定された圧力しきい値とを比較して、測定された圧力が該圧力しきい値以上であるときに該チャンバ部材の異常と判定することを特徴とする衝突検知手段の異常検知方法。 - 前記衝突前のチャンバ空間の圧力は、前回の衝突から所定の時間が経過したときの該チャンバ空間の圧力である請求項1記載の衝突検知手段の異常検知方法。
の異常検知方法。 - 前記所定の時間が経過したときは、前記前回の衝突から時間が経過して該チャンバ空間の圧力が変動しなくなったときである請求項2記載の衝突検知手段の異常検知方法。
- 車両のサイドメンバに固定される裏板と、
該裏板より前方に配置された密閉されたチャンバ空間を区画するチャンバ部材と、
該チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、
を有し、該チャンバ空間内の圧力の変動から衝突を検知する衝突検知手段の異常を検知する方法であって、
衝突前の該チャンバ空間の圧力と衝突後に所定の時間が経過した状態で該チャンバ空間の圧力を測定し、衝突により変動した該チャンバ空間の圧力とあらかじめ設定された圧力しきい値とを比較して、変動した該圧力が該圧力しきい値以上であるときに該チャンバ部材の異常と判定することを特徴とする衝突検知手段の異常検知方法。 - 前記所定の時間は、前回の衝突から時間が経過して該チャンバ空間の圧力が変動しなくなったときである請求項4記載の衝突検知手段の異常検知方法。
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