JP5962435B2 - 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ - Google Patents

歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ Download PDF

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本発明は、歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパに関する。
下記の特許文献1に記載された車両用衝突検知装置では、バンパリインフォースメントの車両前側にチャンバ部材が配置されている。また、バンパリインフォースメントとバンパカバーとの間にアブソーバ部材が配置されており、アブソーバ部材は、チャンバ部材の車両下側に配置されたアブソーバ本体(本体部)と、チャンバ部材の車両前側に配置されたスペーサ部と、を含んで構成されている。さらに、スペーサ部の前端部における上部が、車両前側(バンパカバー側)へ突出されており、これにより、バンパカバーのべこつきが防止されている。
そして、例えば、歩行者がバンパカバーに衝突すると、スペーサ部がチャンバ部材を押圧して、チャンバ部材内のチャンバ空間における圧力が変化する。さらに、圧力センサが、チャンバ空間における圧力変化に応じた信号を歩行者保護装置ECUに出力して、歩行者がバンパカバーに衝突したか否かを歩行者保護装置ECUが判別している。なお、車両用衝突検知装置としては、下記の特許文献2〜特許文献4に記載されたものがある。
特開2010−179668号公報 特開2010−132040号公報 特開2011−143825号公報 特開2006−220783号公報
しかしながら、上記特許文献1の車両用衝突検知装置では、バンパカバーへの衝突体が歩行者であるのか歩行者以外(例えば、ロードサイドマーカーやポストコーン等)の衝突体であるのかを良好に判別できない場合がある。すなわち、この車両用衝突検知装置では、チャンバ部材の変形量によって生じるチャンバ空間内の圧力変化に応じた信号に基づいて、歩行者保護装置ECUがバンパカバーへの衝突体を判別しているが、この変形量のバラツキが大きく、バンパカバーへの衝突体を判別するための閾値を設定することが困難な場合がある。これにより、バンパカバーへの衝突体を良好に判別できない場合がある。
本発明は、上記事実を考慮し、車両用バンパへの衝突体が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を向上させることができる歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパを提供することを目的とする。
請求項1に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパは、車両幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に隣接して車両幅方向を長手方向として配置されると共に、内部が圧力チャンバとされたチャンバ部材と、前記圧力チャンバの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器と、前記圧力検出器によって出力された信号に基づいて歩行者と衝突したか否かを判定する衝突判定部と、前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側に配置されたバンパカバーと前記バンパリインフォースメントとの間に介在されると共に、前記チャンバ部材の車両下側に配置された本体部を有するアブソーバと、前記アブソーバの一部を構成すると共に、前記チャンバ部材と前記バンパカバーとの間で前記本体部の車両上側に配置され、車両前後方向外側面が前記本体部の車両前後方向外側面よりも車両前後方向内側に配置されたスペーサ部と、を備え、前記スペーサ部は、前記チャンバ部材側へ突出され且つ前記チャンバ部材と対向して配置された突出部を有し、衝突体との衝突時に前記チャンバ部材を押圧する前記突出部の車両前後方向内側面が、車両上下方向において、前記チャンバ部材の車両前後方向外側面の車両上側及び車両下側の角部の間に配置されている。
請求項1に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパでは、バンパリインフォースメントの車両前後方向外側(車両前部に設けられたバンパリインフォースメントに対しては車両前側、車両後部に設けられたバンパリインフォースメントに対しては車両後側)にバンパカバーが配置されている。また、バンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に隣接してチャンバ部材が配置されており、チャンバ部材の内部が圧力チャンバとされている。さらに、バンパリインフォースメントとバンパカバーとの間には、アブソーバが介在されており、アブソーバは、チャンバ部材の車両下側に配置された本体部と、チャンバ部材とバンパカバーとの間で本体部の車両上側に配置されたスペーサ部と、を含んで構成されている。
そして、歩行者(の脚部)が車両用バンパに衝突した場合には、バンパカバーによって、歩行者が跳ね上げられるようになるため、歩行者からバンパカバーに主として車両前後方向に対して斜め下側の衝突荷重が作用する。このため、バンパカバーが車両前後方向に対して斜め下側へ傾倒されて、主としてアブソーバのスペーサ部に当該衝突荷重が作用する。これにより、スペーサ部が、車両前後方向に対して斜め下側へ傾倒するように変形して、チャンバ部材を押圧する。したがって、チャンバ部材が変形して、圧力チャンバの圧力変化に応じた信号が圧力検出器から衝突判定部へ出力される。
一方、歩行者以外(例えば、ロードサイドマーカーやポストコーン等)の衝突体が車両用バンパに衝突した場合には、当該衝突体がバンパカバーに対して略水平に侵入するため、主に車両前後方向内側への荷重が衝突体からバンパカバーに作用する。このため、バンパカバーが車両前後方向内側へ変形する。
ここで、スペーサ部の車両前後方向外側面が、本体部の車両前後方向外側面よりも車両前後方向内側に配置されている。すなわち、本体部の車両前後方向外側端部がスペーサ部よりもバンパカバー側へ突出されている。これにより、歩行者以外の衝突体が車両用バンパに衝突した場合には、バンパカバーがスペーサ部よりも先に本体部に当たり、車両前後方向内側への衝突荷重がバンパカバーを介して本体部に作用する。このため、本体部が車両前後方向に圧縮変形する。
そして、本体部がさらに圧縮変形すると、車両前後方向内側への衝突荷重がバンパカバーを介して本体部及びスペーサ部に作用する。このため、本体部が車両前後方向に圧縮変形すると共に、スペーサ部が、車両前後方向内側(チャンバ部材側)へ変形して、チャンバ部材を押圧する。これにより、チャンバ部材が変形して、圧力チャンバの圧力変化に応じた信号が圧力検出器から衝突判定部へ出力される。
このように、歩行者以外の衝突体が車両用バンパに衝突した場合には、本体部が圧縮変形した後に、スペーサ部がチャンバ部材側へ変形する。すなわち、バンパカバーに入力された衝突エネルギーが本体部によって吸収されてから、チャンバ部材が変形し始める。このため、歩行者以外の衝突体が車両用バンパに衝突した際のチャンバ部材の変形量(スペーサ部がチャンバ部材に侵入する量)を小さくできる。これにより、歩行者以外の衝突体が車両用バンパに衝突した際の圧力検出器から衝突判定部へ出力される信号の出力値と、歩行者が車両用バンパに衝突した際の当該出力値と、の差を大きくすることができる。したがって、仮にチャンバ部材の変形量にバラツキが生じても、車両用バンパへの衝突体を良好に判別する閾値を設定することができ、車両用バンパへの衝突体が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を向上させることができる。
また、スペーサ部は、チャンバ部材側へ突出された突出部を有しており、突出部はチャンバ部材と対向して配置されている。そして、衝突体との衝突時にチャンバ部材を押圧する突出部の車両前後方向内側面が、車両上下方向において、チャンバ部材の車両前後方向外側面の車両上側及び車両下側の角部の間に配置されている。これにより、突出部がチャンバ部材の車両前後方向外側面の角部を押圧することが抑制されるため、チャンバ部材の車両前後方向外側面における曲げ剛性の低い部分を突出部によって押圧できる。このため、突出部がチャンバ部材を押圧する際のチャンバ部材の変形量が大きくなるため、歩行者がバンパカバーに衝突した際と歩行者以外の衝突体がバンパカバーに衝突した際とにおけるチャンバ部材の変形量の差を一層大きくできる。これにより、歩行者が車両用バンパに衝突したことを容易に判別できる。
請求項2に記載された歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパは、車両幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に隣接して車両幅方向を長手方向として配置されると共に、内部が圧力チャンバとされたチャンバ部材と、前記圧力チャンバの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器と、前記圧力検出器によって出力された信号に基づいて歩行者と衝突したか否かを判定する衝突判定部と、前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側に配置されたバンパカバーと前記バンパリインフォースメントとの間に介在されると共に、前記チャンバ部材の車両下側に配置された本体部を有するアブソーバと、前記アブソーバの一部を構成すると共に、前記チャンバ部材と前記バンパカバーとの間で前記本体部の車両上側に配置され、車両前後方向外側面が前記本体部の車両前後方向外側面よりも車両前後方向内側に配置されたスペーサ部と前記スペーサ部の車両上側に設けられ、車両前後方向外側端部が前記スペーサ部における上部と一体に形成されると共に、車両前後方向内側端部が前記バンパリインフォースメントの車両上側に離間して配置され且つ車両上下方向において前記バンパリインフォースメントとオーバーラップして配置され、前記チャンバ部材を車両上側から覆うカバー部と、を有している。
請求項2に記載された歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパでは、請求項1に記載の発明と同様に、スペーサ部の車両前後方向外側面が、本体部の車両前後方向外側面よりも車両前後方向内側に配置されている。このため、車両用バンパへの衝突体が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を向上させることができる。また、チャンバ部材が、車両上側からカバー部によって覆われている。このため、例えば、バンパカバーのバンパグリルから車両用バンパ内へ侵入した異物(小石等)が、チャンバ部材の車両上側へ跳ね上げられても、異物(小石等)によるチャンバ部材の傷つきを抑制できる。
請求項3に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパは、請求項に記載の発明において、前記突出部の下面と前記本体部の上面との間には、車両幅方向に延びる隙間が形成されると共に、前記突出部の下面は、側面視で前記チャンバ部材側へ向かうに従い車両上側へ傾斜して配置されている。
請求項3に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパでは、突出部の下面と前記本体部の上面との間には、車両幅方向に延びる隙間が形成されている。これにより、アブソーバが変形する際の突出部と本体部との干渉が、この隙間によって抑制される。しかも、突出部の下面が、側面視でチャンバ部材側へ向かうに従い車両上側へ傾斜して配置されている。これにより、歩行者がバンパカバーに衝突した際に、主として車両前後方向に対して斜め下側の衝突荷重がアブソーバに作用しても、突出部が本体部に干渉することを抑制できる。
請求項4に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記アブソーバの車両下側には、ロアアブソーバが設けられており、前記ロアアブソーバの車両前後方向外側面の車両前後方向における位置が、前記本体部の車両前後方向外側面の車両前後方向における位置と一致され、又は前記本体部の車両前後方向外側面の車両前後方向における位置よりも車両前後方向外側に設定されている。
請求項4に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパでは、アブソーバの車両下側にロアアブソーバが設けられている。ここで、ロアアブソーバの車両前後方向外側面の車両前後方向における位置が、本体部の車両前後方向外側面の車両前後方向における位置と一致され、又は本体部の車両前後方向外側面の車両前後方向における位置より車両前後方向外側に設定されている。これにより、歩行者以外の衝突体がバンパカバーに衝突した際には、アブソーバの本体部と共にロアアブソーバが車両前後方向に圧縮変形した後に、スペーサ部がチャンバ部材側へ変形する。これにより、歩行者以外の衝突体がバンパカバーに衝突した際のチャンバ部材の変形量(スペーサ部がチャンバ部材に侵入する量)を一層小さくできる。したがって、車両用バンパへの衝突体が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を一層向上させることができる。
請求項に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパは、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の発明において、前記スペーサ部の車両前後方向外側部には、車両幅方向に延びる溝部が形成され、前記溝部内にドレンホースが配置されている。
請求項に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパでは、例えば、車両用バンパが車両の前部に配置された場合に、アブソーバとバンパカバーとの間にドレンホースを配置するスペースを確保することができる。
請求項1及び請求項2に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパによれば、車両用バンパへの衝突体が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を向上させることができる。
請求項3に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパによれば、突出部が本体部に干渉することを抑制できる。
請求項4に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパによれば、車両用バンパへの衝突体が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を一層向上させることができる。
請求項に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパによれば、アブソーバとバンパカバーとの間にドレンホースを配置するスペースを確保できる。
本実施の形態に係る衝突判定システムを備えたフロントバンパの概略した全体構成を示すフロントバンパの車両幅方向中央部の位置における模式的な側断面図である。 車両が歩行者と衝突した状態を示す図1に対応した側断面図である。 車両が歩行者以外の衝突体と衝突した状態を示す図1に対応した側断面図である。
以下、図1を用いて、本実施の形態に係る衝突判定システム10を備えたフロントバンパ12について説明する。なお、衝突判定システム10が本発明の歩行者衝突検出装置に対応し、フロントバンパ12が本発明の車両用バンパに対応している。また、図面において適宜示される矢印FRは車両前側を示しており、矢印UPは車両上側を示している。
この図に示されるように、衝突判定システム10は、車両(自動車)の前端に配置されたフロントバンパ12に適用されて、該フロントバンパ12への衝突(の有無)を判別するようになっている。以下、具体的に説明する。
フロントバンパ12は、バンパ骨格部材であるバンパリインフォースメント(以下、「バンパR/F」と称する)14を備えている。バンパR/F14は、例えば鉄系やアルミ系等の金属材料により製作されて、車両幅方向を長手方向として配置された骨格部材として構成されている。このバンパR/F14は、車体側の骨格部材を構成する左右一対のフロントサイドメンバ(図示省略)の前端間を架け渡して車体に対し支持されている。
また、フロントバンパ12はバンパカバー16を備えており、バンパカバー16はバンパR/F14を車両前後方向の外側すなわち前側から覆っている。このバンパカバー16は樹脂材等によって構成されており、バンパカバー16とバンパR/F14との間に空間Sが形成されるように、バンパカバー16が図示しない部分で車体に対し固定的に支持されている。また、バンパカバー16は、バンパカバー16の一部を構成するバンパグリル18を備えている。
そして、フロントバンパ12におけるバンパR/F14とバンパカバー16との間の空間S内には、チャンバ部材20が配置されている。チャンバ部材20は、車両幅方向を長手方向として配置された断面略矩形環状の中空構造体として構成されており、バンパR/F14の前面14Aに固定的に取付けられている。また、チャンバ部材20の長手方向両端の位置がバンパR/F14の両端の位置と略一致されている。
このチャンバ部材20は、上記の通りバンパR/F14に固定的に取付けられた状態で、その形状(中空の断面形状)を維持可能な剛性を有しており、図示しない位置に大気と連通された連通孔を有している。従って、通常(静的には)、チャンバ部材20の内部空間である圧力チャンバ22内は、大気圧とされる構成である。そして、チャンバ部材20は、車両前側から比較的低い圧縮荷重を受けて上記連通孔から空気を逃がしながら潰れて、圧力チャンバ22の内圧を動的に変化させながら圧力チャンバ22の体積が減じられるようになっている。
さらに、衝突判定システム10は、圧力センサ24を備えており、圧力センサ24は、衝突判定部としてのECU26に電気的に接続されている。そして、圧力センサ24は、圧力チャンバ22内の圧力に応じた信号をECU26に出力して、ECU26は、圧力センサ24の出力信号に基づいて、衝突荷重を算出するようになっている。また、ECU26には、衝突速度センサ(図示省略)が電気接続されている。この衝突速度センサは、衝突体との衝突速度に応じた信号をECU26に出力して、ECU26が、衝突速度センサの出力信号に基づいて、衝突速度を算出するようになっている。そして、ECU26は、算出された衝突荷重及び衝突速度から衝突体の有効質量を求めると共に、有効質量が閾値を超えるか否かを判断して、フロントバンパ12への衝突体が歩行者であるのか歩行者以外(例えば、ロードサイドマーカーやポストコーン等)であるのかを判定するようになっている。
バンパR/F14とバンパカバー16との間には、ウレタンフォーム等によって構成されたアブソーバとしてのアッパアブソーバ30が車両幅方向を長手方向として配設されている。このアッパアブソーバ30は、アッパアブソーバ30の下部を構成する本体部32と、アッパアブソーバ30の上部を構成するカバー部としてのアッパーカバー部44と、本体部32とアッパーカバー部44とを連結するスペーサ部34と、を含んで構成されている。
本体部32は、チャンバ部材20の車両下側において、バンパR/F14とバンパカバー16との間に設けられている。そして、本体部32の後端部がバンパR/F14の前面14Aに固定(接触)されている。これにより、アッパアブソーバ30がバンパR/F14に固定的に取付けられている。
スペーサ部34は、チャンバ部材20の車両前側に配置されると共に、その下面の前端縁のみで接続部36を介して本体部32と接続されている。換言すれば、アッパアブソーバ30における本体部32とスペーサ部34との境界部には、車両後側から車両前側へ切れ込むスリット38が形成されている。そして、このスリット38が形成されたことにより、スペーサ部34は、本体部32に対してその一部(下面の前端縁側)のみで支持されている。
さらに、スペーサ部34の前面34A(車両前後方向外側面)は、本体部32の前面32A(車両前後方向外側面)よりも車両後側(車両前後方向内側)に配置されている。すなわち、本体部32の前端部がスペーサ部34よりも車両前側(バンパカバー16側)へ突出されている。
また、スペーサ部34の車両後側部分は、突出部40とされており、突出部40はスペーサ部34の車両前側部分から車両後側(チャンバ部材20側)へ突出されている。そして、突出部40の後面40A(車両前後方向内側面)は、チャンバ部材20の前面20Aと対向して配置されると共に、突出部40の後面40Aとチャンバ部材20の前面20Aとの間には、隙間G1が形成されている。さらに、突出部40の上面40Bは、チャンバ部材20の上面20Bよりも車両下側に配置されており、突出部40の下面40Cは、チャンバ部材20の下面20Cよりも車両上側に配置されている。換言すると、突出部40の後面40Aが、車両上下方向において、チャンバ部材20の前面20Aの上下の角部の間に配置されており、突出部40がチャンバ部材20側へ変形する際には、突出部40が、主にチャンバ部材20の前面20Aの平面部21を押圧するように構成されている。
また、突出部40の下面40Cは、側面視で車両後側(チャンバ部材20側)へ向かうに従い車両上側へ傾斜されており、突出部40の下面40C及びチャンバ部材20の下面20Cと、本体部32の上面32Bと、の間には、隙間G2が形成されている。そして、突出部40がチャンバ部材20を押圧してチャンバ部材20が変形した際には、突出部40及びチャンバ部材20が本体部32に干渉しないように、この隙間G2が形成されている。
さらに、スペーサ部34の車両前側部分には、上部において、車両前側へ解放された溝部42が形成されている。この溝部42は、車両幅方向に沿って延びており、溝部42内に空調装置用(図示省略)のドレンホース58が配置されている。
アッパーカバー部44は、略長尺板状に形成されると共に、板厚方向を略車両上下方向にして、車両上側からチャンバ部材20を覆うように配置されている。また、アッパーカバー部44の前端部はスペーサ部34の上部と一体に形成されている。さらに、アッパーカバー部44の後端部は、バンパR/F14の車両上側に離間して配置されると共に、バンパR/F14と車両上下方向においてオーバーラップして配置されている。これにより、アッパーカバー部44の後端部とバンパR/F14との間には、隙間G3が形成されている。さらに、突出部40とアッパーカバー部44との境界部分には、車両後側へ開放されたスリット46が形成されている。
また、アッパアブソーバ30及びバンパR/F14の車両上側には、カバー部としてのアブソーバカバー50が設けられている。このアブソーバカバー50は、略長尺板状に形成されて、板厚方向を略車両上下方向にすると共に車両幅方向を長手方向にして配置されている。また、アブソーバカバー50の後端部は、車両下側へ湾曲されて、バンパR/F14の上端部の車両後側まで延びている。これにより、バンパR/F14とアッパーカバー部44との間の隙間G3及びチャンバ部材20が、車両上側からアブソーバカバー50によって覆われている。
さらに、アブソーバカバー50の後端部には、複数の取付部52が形成されており、取付部52は、車両下側へ膨出されると共に、車両後方及び車両上方へ開放された凹状に形成されている。そして、アッパアブソーバ30には、この取付部52を配置するための切欠部(図示省略)が形成されており、取付部52の底壁が、ボルト56等の締結部材によってバンパR/F14に固定されている。これにより、アブソーバカバー50が、バンパR/F14に固定されている。
また、アブソーバカバー50の前端部には、当接部54が一体に形成されており、当接部54は、側面視で略矩形状に形成されると共に、アブソーバカバー50から車両下側へ突出されている。そして、アッパアブソーバ30には、この当接部54が挿入される凹部(図示省略)が形成されている。
一方、バンパカバー16の車両後側には、アッパアブソーバ30の車両下側において、衝撃吸収部材として用いられるロアアブソーバ60が設けられており、ロアアブソーバ60は、樹脂材等によって製作されている。このロアアブソーバ60は、略長尺板状に形成されて、板厚方向を車両上下方向にすると共に車両幅方向を長手方向にして配置されており、ロアアブソーバ60の後端部が図示しないラジエータサポートに固定されている。
また、ロアアブソーバ60の前端部は車両下側へ屈曲されており、このロアアブソーバ60の前面60A(車両前後方向外側面)の車両前後方向における位置が、本体部32の前面32Aの車両前後方向における位置と一致するように設定されている。
ところで、上述したバンパカバー16は、車両上側から見て、車両幅方向中央部から車両幅方向両側へ向かうに従って車両後側へ湾曲されている。これにより、フロントバンパ12では、バンパカバー16とアッパアブソーバ30との間の車両前後方向の隙間が、車両幅方向中央部から車両幅方向両側へ向かうに従って狭くなるように構成されている。なお、バンパカバー16とアッパアブソーバ30との間の車両前後方向の隙間を車両幅方向において略一定にするように、アッパアブソーバ30の車両前側部分を、車両幅方向中央部から車両幅方向両側へ向かうに従って車両後側へ湾曲させてもよい。
次に、本実施の形態における作用及び効果について説明する。なお、以下の説明では、初めに歩行者がフロントバンパ12に衝突した場合について説明し、次いで、歩行者以外(例えば、ロードサイドマーカーやポストコーン等)の衝突体がフロントバンパ12に衝突した場合について説明する。
上記のように構成された衝突判定システム10を備えたフロントバンパ12に歩行者(の脚部)が衝突した場合には、歩行者(の脚部)がバンパカバー16によって跳ね上げられるようになるため、歩行者からバンパカバー16に主として車両後斜め下側(図2の矢印A方向側)の衝突荷重が作用する。このため、バンパカバー16が車両後斜め下側へ傾倒されて、主としてアッパアブソーバ30のスペーサ部34に当該衝突荷重が作用する。これにより、スペーサ部34が、車両後斜め下側へ傾倒するように変形して、スペーサ部34の突出部40がチャンバ部材20を押圧する。したがって、チャンバ部材20が変形して、圧力チャンバ22内の圧力変化に応じた信号を圧力センサ24がECU26に出力する。そして、ECU26が、圧力センサ24から出力された信号に基づいて有効質量を求めると共に、有効質量が閾値を超えると判断することで、歩行者がフロントバンパ12に衝突したことが判定される。
一方、歩行者以外の衝突体がフロントバンパ12に衝突した場合には、該衝突体がバンパカバー16に対して略水平に侵入するため、該衝突体から主として車両後側(図3の矢印B方向側)への衝突荷重がバンパカバー16に作用する。これにより、バンパカバー16が車両後側へ変形する。
ここで、アッパアブソーバ30のスペーサ部34の前面34Aが、アッパアブソーバ30の本体部32の前面32Aよりも車両後側に配置されている。すなわち、本体部32の前端部がスペーサ部34よりも車両前側(バンパカバー16側)へ突出されている。これにより、バンパカバー16はスペーサ部34よりも先に本体部32の前端部に当たり、車両後側への衝突荷重がバンパカバー16を介して本体部32に作用して、本体部32が車両前後方向に圧縮変形する。
そして、本体部32がさらに圧縮変形すると、車両後側への衝突荷重がバンパカバー16を介して本体部32及びスペーサ部34に作用する。これにより、本体部32が車両前後方向に圧縮変形すると共に、スペーサ部34が車両後側(チャンバ部材20側)へ変形して、突出部40が、チャンバ部材20を押圧する。その結果、チャンバ部材20が変形して、圧力チャンバ22内の圧力変化に応じた信号を圧力センサ24がECU26に出力する。そして、ECU26が、圧力センサ24から出力された信号に基づいて有効質量を求めると共に、有効質量が閾値を超えていないと判断することで、歩行者以外の衝突体がフロントバンパ12に衝突したと判定される。
以上説明したように、歩行者以外の衝突体がフロントバンパ12に衝突した場合には、本体部32が圧縮変形した後に、スペーサ部34がチャンバ部材20側へ変形する。すなわち、バンパカバー16に入力された衝突エネルギーが本体部32によって吸収されてから、チャンバ部材20がスペーサ部34(突出部40)によって変形し始める。これにより、歩行者以外の衝突体がバンパカバー16に衝突した場合のチャンバ部材20の変形量(スペーサ部34がチャンバ部材20に侵入する量)を小さくできる。
このため、歩行者以外の衝突体がフロントバンパ12に衝突した場合の圧力センサ24からECU26へ出力される信号の出力値と、歩行者がフロントバンパ12に衝突した場合の当該出力値と、の差を大きくすることができる。すなわち、フロントバンパ12への衝突が歩行者によってされた場合と歩行者以外の衝突体によってされた場合とで、ECU26が求める衝突体の有効質量の差を大きくすることができる。これにより、フロントバンパ12への衝突体を判別するための閾値と、ECU26が求める衝突体の有効質量と、の差(マージン)が大きくなるように、閾値を設定できる。したがって、仮にチャンバ部材20の変形量にバラツキが生じても、フロントバンパ12への衝突体を良好に判別する閾値を設定することができ、フロントバンパ12への衝突体が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を向上させることができる。
また、アッパアブソーバ30の突出部40の上面40Bが、チャンバ部材20の上面20Bよりも車両下側に配置されると共に、突出部40の下面40Cが、チャンバ部材20の下面20Cよりも車両上側に配置されている。これにより、突出部40がチャンバ部材20の前面20Aの角部を押圧することが抑制されるため、チャンバ部材20の前面20Aの曲げ剛性の低い部分(平面部21)を突出部40によって押圧できる。このため、突出部40がチャンバ部材20を押圧する際のチャンバ部材20の変形量が大きくなるため、歩行者がバンパカバー16に衝突した際と歩行者以外の衝突体がバンパカバー16に衝突した際のチャンバ部材20の変形量の差を一層大きくできる。したがって、歩行者がフロントバンパ12に衝突したことを容易に判別できる。
さらに、突出部40の下面40Cが、チャンバ部材20の下面20Cよりも車両上側に配置されているため、スペーサ部34と本体部32とを接続する接続部36の車両上下方向の長さを長くできる。これにより、接続部36の車両上下方向における長さを調整することで、接続部36の曲げ剛性を調整できる。したがって、スペーサ部34に突出荷重が入力された際の突出部40のチャンバ部材20側の変形量を調整でき、ひいてはチャンバ部材20の変形量を調整できる。
また、突出部40の下面40Cと本体部32の上面32Bとの間には、車両幅方向に延びる隙間G2が形成されている。これにより、アッパアブソーバ30が変形する際の突出部40と本体部32との干渉が、隙間G2によって抑制される。しかも、突出部40の下面40Cが、側面視で車両後側へ向かうに従い車両上側へ傾斜して配置されている。これにより、歩行者がバンパカバー16に衝突した際に、主として車両後斜め下側の衝突荷重がアッパアブソーバ30(スペーサ部34)に作用しても、突出部40が本体部32に干渉することを抑制できる。
さらに、ロアアブソーバ60の前面60Aの車両前後方向における位置が、本体部32の前面32Aの車両前後方向における位置と一致されている。これにより、歩行者以外の衝突体がバンパカバー16に衝突した際には、本体部32と共にロアアブソーバ60が車両前後方向に圧縮変形した後に、スペーサ部34がチャンバ部材20側へ変形し始める。これにより、歩行者以外の衝突体がフロントバンパ12に衝突した際の圧力センサ24からECU26への出力値を一層下げることができる。したがって、フロントバンパ12への衝突が歩行者であるのか歩行者以外の衝突体であるのかの判別精度を一層向上させることができる。
また、アッパーカバー部44及びアブソーバカバー50は、チャンバ部材20の上面20Bを車両上側から覆っている。このため、例えば、バンパカバー16のバンパグリル18からフロントバンパ12内へ侵入した異物(小石等)が、チャンバ部材20の車両上側へ跳ね上げられても、異物(小石等)によるチャンバ部材20の傷つきをアッパーカバー部44及びアブソーバカバー50によって抑制できる。
さらに、アッパアブソーバ30のスペーサ部34の車両前側部に形成された溝部42にドレンホース58が配置されている。このため、アッパアブソーバ30とバンパカバー16との間にドレンホース58を配置するスペースを確保できる。
なお、本実施の形態では、突出部40の下面40Cが、側面視で車両後側へ向かうに従い車両上側へ傾斜して配置されている。これに替えて、突出部40の下面40Cを車両上下方向に対して直交する方向に沿って配置してもよい。
また、本実施の形態では、ロアアブソーバ60の前面60Aの車両前後方向における位置が、本体部32の前面32Aの車両前後方向における位置と一致されている。これに替えて、ロアアブソーバ60の前面60Aの車両前後方向における位置を、本体部32の前面32Aの車両前後方向における位置より車両前側に設定してもよい。この場合においても、歩行者以外の衝突体がバンパカバー16に衝突した際には、本体部32と共にロアアブソーバ60が車両前後方向に圧縮変形した後に、スペーサ部34がチャンバ部材20側へ変形し始めるため、チャンバ部材20の変形量を小さくできる。
さらに、本実施の形態では、衝突判定システム10がフロントバンパ12に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、上記各構成を前後反転してリヤバンパに適用してもよい。
10 衝突判定システム(歩行者衝突検出装置)
12 フロントバンパ(車両用バンパ)
14 バンパリインフォースメント
16 バンパカバー
20 チャンバ部材
20B 上面
20C 下面
22 圧力チャンバ
24 圧力センサ(圧力検出器)
26 ECU(衝突判定部)
30 アッパアブソーバ(アブソーバ)
32 本体部
32A 前面(車両前後方向外側面)
32B 上面
34 スペーサ部
34A 前面(車両前後方向外側面)
40 突出部
40B 上面
40C 下面
42 溝部
44 アッパーカバー部(カバー部)
50 アブソーバカバー(カバー部)
58 ドレンホース
60 ロアアブソーバ
60A 前面
G2 隙間

Claims (5)

  1. 車両幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に隣接して車両幅方向を長手方向として配置されると共に、内部が圧力チャンバとされたチャンバ部材と、
    前記圧力チャンバの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器と、
    前記圧力検出器によって出力された信号に基づいて歩行者と衝突したか否かを判定する衝突判定部と、
    前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側に配置されたバンパカバーと前記バンパリインフォースメントとの間に介在されると共に、前記チャンバ部材の車両下側に配置された本体部を有するアブソーバと、
    前記アブソーバの一部を構成すると共に、前記チャンバ部材と前記バンパカバーとの間で前記本体部の車両上側に配置され、車両前後方向外側面が前記本体部の車両前後方向外側面よりも車両前後方向内側に配置されたスペーサ部と、
    を備え、
    前記スペーサ部は、前記チャンバ部材側へ突出され且つ前記チャンバ部材と対向して配置された突出部を有し、
    衝突体との衝突時に前記チャンバ部材を押圧する前記突出部の車両前後方向内側面が、車両上下方向において、前記チャンバ部材の車両前後方向外側面の車両上側及び車両下側の角部の間に配置されている歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ。
  2. 車両幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に隣接して車両幅方向を長手方向として配置されると共に、内部が圧力チャンバとされたチャンバ部材と、
    前記圧力チャンバの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器と、
    前記圧力検出器によって出力された信号に基づいて歩行者と衝突したか否かを判定する衝突判定部と、
    前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側に配置されたバンパカバーと前記バンパリインフォースメントとの間に介在されると共に、前記チャンバ部材の車両下側に配置された本体部を有するアブソーバと、
    前記アブソーバの一部を構成すると共に、前記チャンバ部材と前記バンパカバーとの間で前記本体部の車両上側に配置され、車両前後方向外側面が前記本体部の車両前後方向外側面よりも車両前後方向内側に配置されたスペーサ部と
    前記スペーサ部の車両上側に設けられ、車両前後方向外側端部が前記スペーサ部における上部と一体に形成されると共に、車両前後方向内側端部が前記バンパリインフォースメントの車両上側に離間して配置され且つ車両上下方向において前記バンパリインフォースメントとオーバーラップして配置され、前記チャンバ部材を車両上側から覆うカバー部と、
    を有する歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ。
  3. 前記突出部の下面と前記本体部の上面との間には、車両幅方向に延びる隙間が形成されると共に、前記突出部の下面は、側面視で前記チャンバ部材側へ向かうに従い車両上側へ傾斜して配置された請求項に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ。
  4. 前記アブソーバの車両下側には、ロアアブソーバが設けられており、
    前記ロアアブソーバの車両前後方向外側面の車両前後方向における位置が、前記本体部の車両前後方向外側面の車両前後方向における位置と一致され、又は前記本体部の車両前後方向外側面の車両前後方向における位置よりも車両前後方向外側に設定された請求項1又は請求項2に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ。
  5. 前記スペーサ部の車両前後方向外側部には、車両幅方向に延びる溝部が形成され、前記溝部内にドレンホースが配置された請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ。
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