JP6797615B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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本発明は、燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2010−180758号公報(特許文献1)に記載された燃料噴射弁が知られている。この燃料噴射弁は、
筒状のハウジングと、ハウジング内の予め定める位置に固定され内側の空間が上流側燃料通路となる筒状の固定コアと、ハウジング内に設けられ軸方向に往復変位することにより噴孔を開閉して噴孔からの燃料の噴射を断続する弁部材と、ハウジング内の固定コアより噴孔側に設けられコイルに通電されることにより固定コアに磁気吸引される筒状の可動コアと、を備え、可動コアの外周面部とハウジングの内周面部とが接触して、可動コアが軸方向に変位する際の可動コア案内部となっている(段落0007参照)。またこの燃料噴射弁は、軸方向に延びる筒部材を備え、筒部材は一端部に入口部材が設けられ他端部にノズルホルダが設けられ、筒部材とノズルホルダとで筒状のハウジングを構成している(段落0024及び0028参照)。さらにこの燃料噴射弁は、可動コアの径方向外側の外周面部に、残余の面部よりも径方向外方に突出する凸部を備え、この凸部が筒部材(ハウジング)の内周面部と接触するように構成されている(段落0040参照)。この凸部は、開弁方向に位置する可動コアの端部に設けられる(段落0040参照)。
特開2010−180758号公報
特許文献1の燃料噴射弁では、筒部材(ハウジング)の内周面部と接触する凸部は、開弁方向に位置する可動コア(以下、可動鉄心という)の端部(上流側端部又は基端側端部)に設けられている。この凸部の部分では、弁部材(以下、弁体という)及び可動鉄心を有する可動子の倒れを防ぐために、可動鉄心を囲繞する筒部材(以下、筒状体という)の内周面との間のクリアランスが小さく設定される。一方、凸部を除く可動鉄心の外周面部においては、筒状体の内周面との摺動抵抗を低減するため、凸部におけるクリアランスに比べて十分な大きさのクリアランスが設定される。
一方、閉弁方向に位置する可動鉄心の端部(下流側端部又は先端側端部)側の、特に可動鉄心の外周面側には、燃料流れの死水域(澱み)が形成され易い。この死水域には組立工程において混入する異物が滞留し易い。この異物を取り除くために、燃料噴射弁の組立が完了した後、洗浄工程又は慣らし運転(以下、慣らし運転という)が実行される。この慣らし運転の際に、死水域に滞留する異物が可動鉄心の下流側端部の側から可動鉄心の外周面と筒状体の内周面との間の隙間(クリアランス)に入り込み、可動鉄心の動作に支障を来す恐れがある。
本発明の目的は、可動鉄心の下流側端部の側から可動鉄心の外周面と筒状体の内周面との間の隙間に異物が混入し難い構造を有する燃料噴射弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁は、
協働して燃料通路を開閉する弁座及び弁体と、一端部に前記弁体が設けられ他端部に可動鉄心が設けられ前記弁体と前記可動鉄心との間にロッド部を有する可動子と、前記可動鉄心を囲繞する筒状体と、前記可動子の変位を案内する上流側ガイド部及び下流側ガイド部と、を備えた燃料噴射弁において、
前記可動鉄心は、前記弁体が設けられた側に形成された上端面と、前記弁体が設けられた側とは反対側に形成された下端面と、前記上端面と前記下端面との間に形成された外周面と、前記上端面から前記下端面の側に向かって窪んだ凹部と、を有し、
前記ロッド部は、前記凹部の底部に開口し軸方向に延設された孔と、前記上流側ガイド部よりも下流側で且つ前記下流側ガイド部よりも上流側に設けられ前記孔と前記ロッド部の外側の燃料通路とを連通する連通孔と、を有し、
さらに前記可動鉄心は、前記外周面の前記弁体が設けられた側の一端部に、径方向外方に突出する第1の凸部を備えると共に、前記外周面の前記第1の凸部に対して前記上端面の側に第2の凸部を備え、
前記第1の凸部の外径と、前記第2の凸部の外径と、前記第1の凸部及び前記第2の凸部を除く残余の外周面部の外径とは、前記第1の凸部の外径が最も大きく、前記外周面部の外径が最も小さく構成されている。
本発明によれば、可動鉄心の外周面の弁体が設けられた側の一端部に凸部を設けたことにより、可動鉄心の下端面の側から可動鉄心の外周面と筒状体の内周面との間の隙間に異物が混入し難くなる。これにより、燃料噴射弁の慣らし運転中に生じる不具合を低減することができ、燃料噴射弁の生産効率を向上することができる。本発明に係るその他の効果は、実施例の説明の中で説明する。
本発明に係る燃料噴射弁の一実施例について、弁軸心(中心軸線)に沿う断面を示す断面図である。 図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図である。 可動子27の近傍を拡大して示す断面図である。 可動鉄心27aAの凸部27ajの近傍を拡大して示す断面図である。 可動子27の外観を示す斜視図である。 図5の可動子27を組み付けた燃料噴射弁の可動鉄心27aAの近傍を拡大して示す断面図である。 可動子27の第1変更例の外観を示す斜視図である。 図7の可動子27を組み付けた燃料噴射弁の可動鉄心27aBの近傍を拡大して示す断面図である。 可動子27の第2変更例の外観を示す斜視図である。 図9の可動子27を組み付けた燃料噴射弁の可動鉄心27aCの近傍を拡大して示す断面図である。 燃料噴射弁1が搭載された内燃機関の断面図である。
本発明に係る実施例について、図1乃至図3を用いて説明する。
図1を参照して、燃料噴射弁1の全体構成について説明する。図1は、本発明に係る燃料噴射弁の一実施例について、弁軸心(中心軸線)に沿う縦断面を示す縦断面図である。なお、中心軸線1xは、弁体27c、ロッド部(接続部)27b及び可動鉄心27aAが一体に設けられた可動子27の軸心(弁軸心)に一致し、筒状体5の中心軸線に一致している。
図1において、燃料噴射弁1の上端部(上端側)を基端部(基端側)と呼び、下端部(下端側)を先端部(先端側)と呼ぶ場合がある。基端部(基端側)及び先端部(先端側)という呼び方は、燃料の流れ方向或いは燃料配管に対する燃料噴射弁1の取り付け構造に基づいている。また、本明細書において説明される上下関係は図1を基準とするもので、燃料噴射弁1を内燃機関に搭載した形態における上下方向とは関係がない。
燃料噴射弁1には、金属材製の筒状体(筒状部材)5によって、その内側に燃料流路(燃料通路)3がほぼ中心軸線1xに沿うように構成されている。筒状体5は、磁性を有するステンレス等の金属素材を用い、深絞り加工等のプレス加工により中心軸線1xに沿う方向に段付きの形状に形成されている。これにより、筒状体5は、一端側5aの径が他端側5bの径に対して大きくなっている。
筒状体5の基端部には燃料供給口2が設けられ、この燃料供給口2に、燃料に混入した異物を取り除くための燃料フィルタ13が取り付けられている。
筒状体5の基端部は径方向外側に向けて拡径するように曲げられた鍔部(拡径部)5dが形成され、鍔部5dとカバー47の基端側端部47aとで形成される環状凹部(環状溝部)4にOリング11が配設されている。
筒状体5の先端部には、弁体27cと弁座部材15とからなる弁部7が構成されている。弁座部材15は、筒状体5の先端側内側に挿入され、レーザ溶接19により筒状体5に固定されている。レーザ溶接19は、筒状体5の外周側から全周に亘って実施されている。この場合、弁座部材15を筒状体5の先端側内側に圧入した上で、弁座部材15をレーザ溶接により筒状体5に固定してもよい。
本実施例の筒状体5は、燃料供給口2が設けられる部分から弁座部材15及びノズルプレート21n(図2参照)が固定される部分までが一部材で構成されているが、燃料供給口2が設けられる部分(基端側部分)と、弁座部材15及びノズルプレート21nが固定される部分(先端側部分)とを、別部材で構成してもよい。筒状体5の先端側部分はノズルホルダを構成し、本実施例はノズルホルダが筒状体5の基端側部分と共に一部材で構成されている。
筒状体5の中間部には弁体27cを駆動するための駆動部9が配置されている。駆動部9は電磁アクチュエータ(電磁駆動部)で構成されている。具体的には、駆動部9は、筒状体5の内部(内周側)に固定された固定鉄心25と、筒状体5の内部において固定鉄心25に対して先端側に配置され、中心軸線1xに沿う方向に移動可能な可動子(可動部材)27と、固定鉄心25と可動子27に構成された可動鉄心27aAとが微小ギャップδ1を介して対向する位置で筒状体5の外周側に外挿された電磁コイル29と、電磁コイル29の外周側で電磁コイル29を覆うヨーク33とによって構成されている。
筒状体5の内側には可動子27が収容されており、筒状体5は可動鉄心27aAの外周面と対向して可動鉄心27aAを囲繞するハウジングを構成している。
可動鉄心27aAと固定鉄心25とヨーク33とは、電磁コイル29に通電することにより生じる磁束が流れる閉磁路を構成する。磁束は微小ギャップδ1を通過するが、微小ギャップδ1の部分で筒状体5を流れる漏れ磁束を低減するため、筒状体5の微小ギャップδ1に対応する位置に、非磁性部或いは筒状体5の他の部分よりも弱磁性の弱磁性部5cが設けられている。以下、この非磁性部或いは弱磁性部5cは、単に非磁性部5cと呼んで説明する。非磁性部5cは、筒状体5に対する磁性を有する筒状体5に非磁性化処理を行うことにより形成することができる。このような非磁性化処理は、例えば熱処理によって行うことができる。或いは、筒状体5の外周面に環状凹部を形成することにより非磁性部5cに相当する部分を薄肉化して構成することができる。
電磁コイル29は、樹脂材料で筒状に形成されたボビン31に巻回され、筒状体5の外周側に外挿されている。電磁コイル29はコネクタ41に設けられたターミナル43に電気的に接続されている。コネクタ41には図示しない外部の駆動回路が接続され、ターミナル43を介して、電磁コイル29に駆動電流が通電される。
固定鉄心25は、磁性金属材料からなる。固定鉄心25は筒状に形成され、中心部を中心軸線1xに沿う方向に貫通する貫通孔25aを有する。貫通孔25aは、可動鉄心27aAの上流側の燃料通路(上流側燃料通路)3を構成する。固定鉄心25は、筒状体5の小径部5bの基端側に圧入固定され、筒状体5の中間部に位置している。小径部5bの基端側に大径部5aが設けられていることにより、固定鉄心25の組付けが容易になる。固定鉄心25は溶接により筒状体5に固定してもよいし、溶接と圧入を併用して筒状体5に固定してもよい。
可動子27は、可動鉄心27aAとロッド部(接続部)27bと弁体27cとで構成される。可動鉄心27aAは円環状の部材である。弁体27cは弁座15b(図2参照)と当接する部材である。弁座15b及び弁体27cは協働して燃料通路を開閉する。ロッド部27bは細長い円筒形状であり、可動鉄心27aAと弁体27cとを接続する接続部である。可動鉄心27aAは、弁体27cと連結され、固定鉄心25との間に作用する磁気吸引力によって、弁体27cを開閉弁方向に駆動するための部材である。
本実施例では、ロッド部27bと弁体27cとを別部材で構成し、ロッド部27bに弁体27cを固定している。ロッド部27bと弁体27cとの固定は、圧入又は溶接により行われる。ロッド部27bと弁体27cとは一つの部材で一体化されて構成されてもよい。
ロッド部27bは円筒形状であり、ロッド部27bの上端が可動鉄心27aAの下端部に開口し軸方向に延設された孔27baを有する。ロッド部27bには内側(内周側)と外側(外周側)とを連通する連通孔(開口部)27boが形成されている。ロッド部27bの外周面と筒状体5の内周面との間には燃料室37が形成されている。固定鉄心25の貫通孔25a内の燃料通路3は、孔27ba及び連通孔27boを通じて燃料室37に連通している。孔27ba及び連通孔27boは貫通孔25a内の燃料通路3と燃料室37とを連通する燃料流路3を構成し、孔27baと連通孔27boと燃料室37とは可動鉄心27aAの下流側の燃料通路(下流側燃料通路)3を構成する。
固定鉄心25の貫通孔25aにはコイルばね39が設けられている。コイルばね39の一端は、可動鉄心27aAの内側に設けられたばね座27agに当接している。コイルばね39の他端部は、固定鉄心25の貫通孔25aの内側に配設されたアジャスタ(調整子)35に当接している。コイルばね39は、可動鉄心27aAに設けられたばね座27agとアジャスタ(調整子)35の下端(先端側端面)との間に、圧縮状態で配設されている。
コイルばね39は、弁体27cが弁座15b(図2参照)に当接する方向(閉弁方向)に可動子27を付勢する付勢部材として機能している。中心軸線1xに沿う方向におけるアジャスタ35の位置を貫通孔25a内で調整することにより、コイルばね39による可動子27(すなわち弁体27c)の付勢力が調整される。
アジャスタ35は、中心部を中心軸線1xに沿う方向に貫通する燃料流路3を有する。燃料供給口2から供給された燃料は、アジャスタ35の燃料流路3を流れた後、固定鉄心25の貫通孔25aの先端側部分の燃料流路3に流れ、可動子27内に構成された燃料流路3に流れる。
ヨーク33は、磁性を有する金属材料でできており、燃料噴射弁1のハウジングを兼ねている。ヨーク33は大径部33aと小径部33bとを有する段付きの筒状に形成されている。大径部33aは電磁コイル29の外周を覆って円筒形状を成しており、大径部33aの先端側に大径部33aよりも小径の小径部33bが形成されている。小径部33bは筒状体5の小径部5bの外周に圧入又は挿入されている。これにより、小径部33bの内周面は筒状体5の外周面に緊密に接触している。このとき、小径部33bの内周面の少なくとも一部は、可動鉄心27aAの外周面と筒状体5を介して対向しており、この対向部分に形成される磁路の磁気抵抗を小さくしている。
ヨーク33の先端側端部の外周面には周方向に沿って環状凹部33cが形成されている。環状凹部33cの底面に形成された薄肉部において、ヨーク33と筒状体5とがレーザ溶接24により全周に亘って接合されている。
筒状体5の先端部にはフランジ部49aを有する円筒状のプロテクタ49が外挿され、筒状体5の先端部がプロテクタ49によって保護されている。プロテクタ49はヨーク33のレーザ溶接部24の上を覆っている。
プロテクタ49のフランジ部49aと、ヨーク33の小径部33bと、ヨーク33の大径部33aと小径部33bとの段差面とによって環状溝34が形成され、環状溝34にOリング46が外挿されている。Oリング46は、燃料噴射弁1が内燃機関に取り付けられる際に、内燃機関側に形成された挿入口の内周面とヨーク33における小径部33bの外周面との間で液密及び気密を確保するシールとして機能する。
燃料噴射弁1の中間部から基端側端部の近傍までの範囲に、樹脂カバー47がモールドされている。樹脂カバー47の先端側端部はヨーク33の大径部33aの基端側の一部を被覆している。また、樹脂カバー47を形成する樹脂によりコネクタ41が一体的に形成されている。
次に、図2を参照して、ノズル部8の構成ついて、詳細に説明する。図2は、図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図である。
弁座部材15には、中心軸線1xに沿う方向に貫通する貫通孔15d,15c,15v,15eが形成されている。この貫通孔の途中には下流側に向かって縮径する円錐面15vが形成されている。円錐面15v上には弁座15bが構成され、弁体27cが弁座15bに離接することにより、燃料通路の開閉が行われる。なお、弁座15bが形成された円錐面15vを弁座面と呼ぶ場合もある。
なお、弁座15bをシート部と呼んだり、弁座15bと弁体27cの弁座15bと当接する部位とをシート部と呼んだりする場合がある。弁座15bは弁座部材15側のシート部を構成し、弁体27cの弁座15bと当接する部位は弁体27c側のシート部を構成する。また、弁座15bと、弁体27cの弁座15bとの当接部とを、シール部という場合もある。
貫通孔15d,15c,15v,15eにおける、円錐面15vから上側の孔部分15d,15c,15vは、弁体27cを収容する弁体収容孔を構成する。弁体収容孔15d,15c,15vの内周面に、弁体27cを中心軸線1xに沿う方向に案内するガイド面15cが形成されている。ガイド面15cは可動子27を案内する二つのガイド面のうち、下流側に位置する下流側ガイド面を構成する。
下流側ガイド面15cとこの下流側ガイド面15cに摺接する弁体27cの摺接面(摺動面)27cbとは、可動子27の変位を案内する下流側ガイド部50Aを構成する。
ガイド面15cの上流側には、上流側に向かって拡径する拡径部15dが形成されている。拡径部15dは弁体27cの組付けを容易にすると共に、燃料通路断面を拡大するのに役立っている。一方、弁体収容孔15d,15c,15vの下端部は燃料導入孔15eに接続され、燃料導入孔15eの下端面が弁座部材15の先端面15tに開口している。
弁座部材15の先端面15tには、ノズルプレート21nが取り付けられている。ノズルプレート21nは弁座部材15にレーザ溶接23により固定されている。レーザ溶接部23は、燃料噴射孔110が形成された噴射孔形成領域を取り囲むようにして、この噴射孔形成領域の周囲を一周している。
また、ノズルプレート21nは板厚が均一な板状部材(平板)で構成されており、中央部に外方に向けて突き出すように突状部21naが形成されている。突状部21naは曲面(例えば球状面)で形成されている。突状部21naの内側には燃料室21aが形成されている。この燃料室21aは弁座部材15に形成された燃料導入孔15eに連通しており、燃料導入孔15eを通じて燃料室21aに燃料が供給される。
突状部21naには複数の燃料噴射孔110が形成されている。燃料噴射孔の形態は特に問わない。燃料噴射孔110の上流側に燃料に旋回力を付与する旋回室を有するものであってもよい。燃料噴射孔の中心軸線110aは燃料噴射弁の中心軸線1xに対して平行であってもよいし、傾斜していてもよい。また、突状部21naが無い構成であってもよい。
本実施例において、燃料噴射孔110を開閉する弁部7は弁座部材15と弁体27cとによって構成され、燃料噴霧の形態を決定する燃料噴射部21はノズルプレート21nによって構成される。そして、弁部7と燃料噴射部21とは、燃料噴射を行うためのノズル部8を構成している。すなわち、本実施例におけるノズル部8は、ノズルプレート21nがノズル部8の本体側(弁座部材15)の先端面15tに接合されて構成されている。
また、本実施例では、弁体27cは、球状を成すボール弁を用いている。このため、弁体27cにおけるガイド面15cと対向する部位には、周方向に間隔を置いて複数の切欠き面27caが設けられ、この切欠き面27caによってシート部に燃料を供給する燃料通路が構成されている。弁体27cはボール弁以外の弁体で構成することも可能である。例えば、ニードル弁を用いてもよい。
図3を参照して、可動子27近傍の構成について、詳細に説明する。図3は、可動子27の近傍を拡大して示す断面図である。
本実施例では、可動鉄心27aAとロッド部27bとが一部材で一体に形成されている。可動鉄心27aAの上端面27abの中央部には、下端側に向けて窪んだ凹部27aaが形成されている。凹部27aaの底部には、ばね座27agが形成され、コイルばね39の一端がばね座27agに支持されている。さらに、凹部27aaの底部には、ロッド部27bの孔27baの内側に連通する開口部27afが形成されている。開口部27afは、固定鉄心25の貫通孔25aから凹部27aa内の空間27aiに流入した燃料を、ロッド部27bの孔27baの内側の空間27biに流す燃料通路を構成する。
本実施例では、ロッド部27bと可動鉄心27aAとを一部材で構成しているが、別々の部材で構成したものを一体に組み付けてもよい。
可動鉄心27aAの上端面(上端部)27abは、固定鉄心25側に位置する端面であり、固定鉄心25の下端面25bと対向する。上端面27abに対して反対側の可動鉄心27aAの端面は、燃料噴射弁1の先端側のノズル側に位置する端面であり、以下、下端面(下端部)27akと呼ぶ。
上端面27abと固定鉄心25の下端面25bとは、相互に磁気吸引力が作用する磁気吸引面を構成する。可動鉄心27aAの外周面27acには、残余の面部よりも径方向外方に突出する凸部27aj1が形成されている。この凸部27aj1は筒状体(ハウジング)5の内周面5eと接触するように構成されている。
本実施例では、凸部27aj1は筒状体5の内周面5eに摺動する摺動面を構成する。内周面5eは、可動鉄心27aAの凸部27aj1が摺接する上流側ガイド面を構成する。上流側ガイド面5eと可動鉄心27aAの凸部27aj1とは、可動子27の変位を案内する上流側ガイド部50Bを構成する。可動子27は、上流側ガイド部50Bと上述した下流側ガイド部50との二点で案内されて、中心軸線1xに沿う方向(開閉弁方向)に往復動作する。
本実施例では、凸部27aj1は、可動鉄心27aAの下端面27ak側の端部(下流側端部又は先端側端部)に設けられている。この凸部27aj1の部分では、可動子27の倒れを防ぐために、可動鉄心27aAを囲繞する筒状体5の内周面5eとの間のクリアランス(隙間又は間隔)が小さく設定される。一方、凸部27aj1を除く可動鉄心27aAの外周面部においては、筒状体5の内周面5eとの摺動抵抗を低減するため、凸部27aj1におけるクリアランスC1(図6参照)の大きさ(寸法)に比べて大きな寸法のクリアランスC0(図6参照)が設定される。
ロッド部27bには、内側(孔27ba)と外側(燃料室37)とを連通する開口部(連通孔)27boが形成されている。連通孔27boは、ロッド部27bの軸方向(中心軸線1x方向)において中央部に配置され、燃料通路を構成する。開弁時における燃料は、矢印FF1〜FF3で示すように流れる。この場合、連通孔27boの上端部と可動鉄心27aAの下端面27akとの間に間隔L1が構成され、可動鉄心27aAの下端面27akの下側(先端側)に、燃料流れの死水域(澱み)WDが生じる。
死水域WDには、組立工程において混入した異物が滞留し易い。燃料噴射弁1内に混入した異物を燃料噴射弁1の外側に排出するために洗浄工程や慣らし運転を行が、この洗浄工程や慣らし運転の際に、死水域WDに滞留する異物が可動鉄心27aAの外周面27acと筒状体5の内周面5eとの間のクリアランスC0(図6参照)に入り込む可能性がある。このクリアランスC0に入り込んだ異物を排除するには、洗浄工程や慣らし運転に長時間を要する。また、洗浄工程や慣らし運転の最中に、異物が可動鉄心27aAの外周面27acと筒状体5の内周面5eとの間に食い込み、可動子27の動作不良を引き起こす可能性がある。
本実施例では、可動鉄心27aAの下端面27ak側の端部に凸部27aj1を設け、凸部27aj1におけるクリアランスC1(図6参照)を、凸部27aj1を除く可動鉄心27aAの外周面27acにおけるクリアランスC0よりも小さくしている。このため本実施例は、死水域WDに滞留する異物が可動鉄心27aAの外周面27acと筒状体5の内周面5eとの間のクリアランスC0に入り難い構造を実現している。
図4は、可動鉄心27aAの凸部27aj1の近傍を拡大して示す断面図である。
本実施例では、凸部27aj1の下端部は、可動子27の軸線方向27x方向において、可動鉄心27aAの下端面27akと同じ位置に設けられている。凸部27aj1の下端部及び上端部には面取り部27ajbが設けられ、面取り部27ajbと凸部27aj1の外周面27aj1aとで凸部27aj1が構成される。面取り部27ajbが設けられるため、凸部27aj1の最外周面27aj1bの下端部は、可動鉄心27aAの下端面27akよりも上方に位置する。
図5は、可動子27の外観を示す斜視図である。図6は、図5の可動子27を組み付けた燃料噴射弁の可動鉄心27aAの近傍を拡大して示す断面図である。なお図5に示す可動子27では、弁体27cを省略している。
図5及び図6に示すように、可動鉄心27aAの外周面27acの下端部に、凸部27aj1が形成されている。凸部27aj1は可動鉄心27aAの外周面27acの一部を構成し、外周面27acは凸部27aj1と残余の外周面部27amとで構成される。外周面部27amは外周面27acの中で最も外径が小さい部分であり、可動鉄心27aAの下端面27akと凸部27aj1を介して接続される。
凸部27aj1の外周面27aj1aは、可動鉄心27aAの径方向において、最も外方に位置する外周面であり、外周面27aj1aと筒状体5の内周面5eとの間のクリアランスC1の大きさ(寸法)は外周面部27amと内周面5eとの間のクリアランスC0の大きさ(寸法)よりも小さく、可動鉄心27aAの外周面27acの中で最も小さい値に設定されている。
また、図6に示すように、凸部27aj1はヨーク33と可動鉄心27aAとの間に構成される磁路中に配置される。このため凸部27aj1は、ヨーク33と可動鉄心27aAとの間のギャップ長さを短くし、可動鉄心27aAと固定鉄心25との間に作用する磁力を高める効果を奏する。
次に、可動鉄心27aAの変更例について説明する。なお、以下で説明する変更例において、上述した実施例と同様な構成には同じ符号を付し、説明を省略する。
図7は、可動子27の第1変更例の外観を示す斜視図である。図8は、図7の可動子を組み付けた燃料噴射弁の可動鉄心27aBの近傍を拡大して示す断面図である。なお図7に示す可動子27では、弁体27cを省略している。
図7及び図8に示す第1変更例の可動鉄心27aBでは、上述した実施例の可動鉄心27aAに対して、可動鉄心27aBの外周面27acの上端面27ab側に、凸部27aj2を追加している。凸部27aj2の外周面27aj2aの外径が最も大きく、凸部27aj1及び凸部27aj2を除く外周面部27amの外径が最も小さく、凸部27aj1の外周面27aj1aの外径は外周面27aj2aの外径よりも小さく外周面部27amの外径よりも大きい。
凸部27aj2の下端部及び上端部には、図4で説明した面取り部27ajbと同様な面取り部が設けられ、この面取り部と凸部27aj1の外周面27aj2aとで凸部27aj2が構成される。
本変更例では、凸部27aj2と筒状体5の内周面5eとで上流側ガイド部50Bを構成する。このため、凸部27aj2の外周面27aj2aと筒状体5の内周面5eとのクリアランスC2は図5及び図6で説明したクリアランスC1の大きさ(寸法)と同じ大きさ(寸法)に設定される。
一方、本変更例における、凸部27aj1の外周面27aj1aと筒状体5の内周面5eとのクリアランスC1の大きさ(寸法)は、クリアランスC2の大きさ(寸法)よりも大きく、且つクリアランスC0の大きさ(寸法)よりも小さい。これは、上流側ガイド部50Bの機能を凸部27aj2に持たせ、凸部27aj1の機能をクリアランスC0への異物の侵入防止に限定したことによる。
すなわち、異物の侵入防止のために必要なクリアランスの大きさは、可動子27のガイド部を構成する部分のクリアランスの大きさよりも大きくすることができる。このため、凸部27aj1のクリアランスC1の大きさを図5及び図6で説明したクリアランスC1の大きさよりも大きくしたものである。
これにより、上流側ガイド部50Bを構成する凸部27aj2の外径をより厳しい公差で管理し、凸部27aj1の外径は凸部27aj2の外径よりも緩い公差で管理することができ、可動鉄心27aBの製造が容易になる。
また、クリアランスC1の大きさをクリアランスC2の大きさよりも大きくしたことにより、筒状体5の内周面5eと摺接する可動鉄心27aBの摺接面(摺動面)の面積を小さくすることができ、内周面5eと可動鉄心27aBとの摺動抵抗を小さくすることができる。
さらに本変更例では、上流側ガイド部50Bを構成する凸部27aj2が、可動子27において、より上端部の近くに配置されるため、可動子27の倒れを小さくできる。
第1変更例における変更点は上述した通りであり、それ以外の構成は図1乃至図6で説明した実施例の構成と同様である。従って、図1乃至図6で説明した実施例と同様の作用効果が得られる。
図9は、可動子27の第2変更例の外観を示す斜視図である。図10は、図9の可動子27を組み付けた燃料噴射弁の可動鉄心27aCの近傍を拡大して示す断面図である。
本変更例は、第1変更例の凸部27aj2を可動鉄心27aCの外周面27acの上端部に配置したものである。
本変更例では、凸部27aj2の上端部は、可動子27の軸線方向27x(図4参照)方向において、可動鉄心27aCの上端面27abと同じ位置に設けられている。凸部27aj2の下端部及び上端部には、図4で説明した面取り部27ajbと同様な面取り部が設けられ、この面取り部と凸部27aj2の外周面27aj2aとで凸部27aj2が構成される。凸部27aj2には面取り部が設けられるため、凸部27aj2の外周面27aj2aの上端部は、可動鉄心27aCの上端面27abよりも下方に位置する。そして、凸部27aj1と凸部27aj2との間に構成される外周面部27amは、可動鉄心27aCの下端面27akと凸部27aj2を介して接続される。
本変更例では、クリアランスC0の大きさと、クリアランスC1の大きさと、クリアランスC2の大きさとを、第1変更例と同じ関係にする。これにより、第1変更例と同様の効果が得られる。さらに本変更例では、凸部27aj2を可動鉄心27aCの外周面27acの上端部に配置したことにより、可動鉄心27aCの上端面27ab側から可動鉄心27aCの外周面27acと筒状体5の内周面5eとの間に異物が侵入するのを防ぐことができる。
本変更例において、上流側ガイド部50Bの機能を凸部27aj1に持たせてもよい。この場合は、凸部27aj1の外周面27aj1aの外径が最も大きく、凸部27aj1と凸部27aj2との間に構成される外周面部27amの外径が最も小さく、凸部27aj2の外周面27aj2aの外径は外周面27aj1aの外径よりも小さく外周面部27amの外径よりも大きい。これにより、クリアランスC1の大きさが最も小さく、クリアランスC0の大きさが最も大きく、クリアランスC2の大きさはクリアランスC1の大きさよりも大きくクリアランスC0の大きさよりも小さい。これによっても、可動子27の倒れを小さくする効果を除いて、第1変更例で説明したのと同様な作用効果が得られる。
第2変更例における変更点は上述した通りであり、それ以外の構成は図1乃至図6で説明した実施例及び第2変更例の構成と同様である。従って、図1乃至図6で説明した実施例及び第2変更例と同様の作用効果が得られる。
上述した第1変更例及び第2変更例において、凸部27aj1の外周面27aj1aの外径と凸部27aj2の外周面27aj2aの外径とを同じにしてもよい。ただし、上述した各外周面27aj1a,27aj2aの外径に差をつけることにより得られる効果は、得られなくなる。
図11を参照して、本発明に係る燃料噴射弁を搭載した内燃機関について説明する。図11は、燃料噴射弁1が搭載された内燃機関の断面図である。
内燃機関100のエンジンブロック101にはシリンダ102が形成されおり、シリンダ102の頂部に吸気口103と排気口104とが設けられている。吸気口103には、吸気口103を開閉する吸気弁105が、また排気口104には排気口104を開閉する排気弁106が設けられている。エンジンブロック101に形成され、吸気口103に連通する吸気流路107の入口側端部107aには吸気管108が接続されている。
燃料噴射弁1の燃料供給口2(図1参照)には燃料配管110が接続される。
吸気管108には燃料噴射弁1の取付け部109が形成されており、取付け部109に燃料噴射弁1を挿入する挿入口109aが形成されている。挿入口109aは吸気管108の内壁面(吸気流路)まで貫通しており、挿入口109aに挿入された燃料噴射弁1から噴射された燃料は吸気流路内に噴射される。二方向噴霧の場合、エンジンブロック101に吸気口103が二つ設けられた形態の内燃機関を対象として、それぞれの燃料噴霧が各吸気口103(吸気弁105)を指向して噴射される。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、一部の構成の削除や、記載されていない他の構成の追加が可能である。
1…燃料噴射弁、1x…中心軸線、3…燃料通路、5…筒状体(ハウジング)、5e…筒状体5の内周面、9…駆動部、15h…連通路、25…固定鉄心、25a…固定鉄心25の貫通孔、27…可動子、27aA,27aB,27aC…可動鉄心、27ab…可動鉄心27aAの上端面、27ac…可動鉄心27aAの外周面、27aj1…凸部、27aj2…凸部、27aj1a…凸部27aj1の外周面、27aj2a…凸部27aj2の外周面、27ak…可動鉄心27aAの下端面、27b…ロッド部、27bo…連通孔(開口部)、27c…弁体、27x…可動子27の軸線方向、C1…凸部27aj1におけるクリアランス、C0…外周面部27amにおけるクリアランス、C2…凸部27aj2におけるクリアランス。

Claims (3)

  1. 協働して燃料通路を開閉する弁座及び弁体と、一端部に前記弁体が設けられ他端部に可動鉄心が設けられ前記弁体と前記可動鉄心との間にロッド部を有する可動子と、前記可動鉄心を囲繞する筒状体と、前記可動子の変位を案内する上流側ガイド部及び下流側ガイド部と、を備えた燃料噴射弁において、
    前記可動鉄心は、前記弁体が設けられた側に形成された下端面と、前記弁体が設けられた側とは反対側に形成された上端面と、前記上端面と前記下端面との間に形成された外周面と、前記上端面から前記下端面の側に向かって窪んだ凹部と、を有し、
    前記ロッド部は、前記凹部の底部に開口し軸方向に延設された孔と、前記上流側ガイド部よりも下流側で且つ前記下流側ガイド部よりも上流側に設けられ前記孔と前記ロッド部の外側の燃料通路とを連通する連通孔と、を有し、
    さらに前記可動鉄心は、前記外周面の前記弁体が設けられた側の一端部に、径方向外方に突出する第1の凸部を備えると共に、前記外周面の前記第1の凸部に対して前記上端面の側に第2の凸部を備え、
    前記第1の凸部の外径と、前記第2の凸部の外径と、前記第1の凸部及び前記第2の凸部を除く残余の外周面部の外径とは、前記第1の凸部の外径が最も大きく、前記外周面部の外径が最も小さく構成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記第1の凸部は、前記可動子の軸方向における一端部が前記下端面に接続されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料噴射弁において、
    第2の凸部は、前記可動子の軸方向における一端部が前記上端面に接続されていることを特徴とする燃料噴射弁。
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