JP2018044479A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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敦士 中井
正樹 長岡
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正樹 長岡
隆太 木下
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隆太 木下
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Abstract

【課題】本発明の目的は、製造過程で燃料流路内に異物が混入した場合に、短い慣らし運転時間で異物を排出できる燃料噴射弁を提供することにある。【解決手段】協働して燃料通路を開閉する弁座15b及び弁体27cと、一端部に弁体27cを有し他端部に可動鉄心27aを有する可動子27と、弁座15bが形成された弁座部材15と、可動鉄心27aの弁体27cが設けられる側とは反対側の上端面17abと対向する下端面15bを有する固定鉄心15と、可動子27を囲繞する囲繞部材5とを有する燃料噴射弁において、可動鉄心27aは、上端面27abと外周面27acとに、可動鉄心27aの上流側に構成される上流側燃料通路と可動鉄心27aの下流側に構成される下流側燃料通路とを連通する中継燃料通路27ag,27aa,27aiを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2011−144731号公報(特許文献1)及び特開2014−070575号公報(特許文献2)に記載された燃料噴射弁が知られている。
特許文献1の燃料噴射弁は、可動コア(可動鉄心)に圧入及び溶接によって接合されたニードル弁を備えている(段落0047)。可動コアの内部空間とニードル弁の内部空間とが連通するように、可動コアとニードル弁との接合部には、流入口が形成されている(段落0044)。ニードル弁の軸部には、燃料の流れ方向において上流側に配置された連通孔(上流側連通孔)と下流側に配置された連通孔(下流側連通孔)とが形成されている。上流側連通孔は、軸部の可動鉄心と接合される側の端部(上流側端部)の近傍において、周方向に複数開口された円形の孔である。下流側連通孔は、軸部のシール部側の端部(下流側端部)の近傍において、周方向に複数開口された長円形の孔である。上流側連通孔及び下流側連通孔は、軸部の内部と、ニードル弁を収容するノズルホルダ及びノズルボディ内に形成された内部空間とを連通するように構成されている(段落0044)。これにより、燃料入口部(燃料供給口)から燃料噴射弁に流入した燃料は、可動コアの内周側から流入口を順次経由して、ニードル弁の軸部の内部空間側に流入する。軸部に流入した燃料は、上流側連通孔及び下流側連通孔を経由して、ニードル弁とノズルホルダ及びノズルボディとの間に形成された空間に流出する(段落0056)。
また特許文献2の燃料噴射弁では、弁体13、可動コア及び連杆よりなる弁組立体と、固定コア及び可動コアを貫く中央燃料通路と、連杆及び弁ハウジング(特許文献1のノズルホルダに相当)間に画成される燃料室と、弁体及び弁ハウジング間に画成され、燃料室をノズル孔(燃料噴射孔)に連通し得る外側燃料通路とを備え、連杆の後端部に、中央燃料通路に開口する後側凹部と、この後側凹部を燃料室に開放する後部切欠きとを設け、また弁体を中空円筒状に形成してその内側に、ノズル孔と連通し得る内側燃料通路を設け、連杆の前端部に、内側燃料通路に開口する前側凹部と、この前側凹部を燃料室に開放する前部切欠きとを設けている(要約参照)。
特開2011−144731号公報
特許文献1の燃料噴射弁では、軸部が円筒状の部材で構成され、軸部に形成した上流側連通孔及び下流側連通孔を経由して軸部内側の燃料を外側に流出させる。また特許文献2の燃料噴射弁では、後部切欠きを経由して連杆内側の燃料を外側に流出させる。この場合、特に、可動コアの下端側に死水域(澱み)や燃料の流速が遅くなる部位が生じる場合がある。
燃料噴射弁では、製造過程で燃料流路内に異物が混入した場合に備え、異物を外部に排出するための慣らし運転が実施される。燃料流路内に死水域(澱み)や燃料の流速が遅くなる部位が存在すると、燃料流路内に入った異物の排出に時間がかかり、慣らし運転を長時間に亘って行う必要がある。慣らし運転の時間が長くなるほど、生産効率は低下する。また、慣らし運転のために消費されるエネルギや洗浄液の量が多くなる。
本発明の目的は、製造過程で燃料流路内に異物が混入した場合に、短い慣らし運転時間で異物を排出できる燃料噴射弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁は、
協働して燃料通路を開閉する弁座及び弁体と、一端部に前記弁体を有し他端部に可動鉄心を有する可動子と、前記弁座が形成された弁座部材と、前記可動鉄心の前記弁体が設けられる側とは反対側の上端面と対向する下端面を有する固定鉄心と、前記可動子を囲繞する囲繞部材とを有する燃料噴射弁において、
前記可動鉄心は、前記上端面と外周面とに、前記可動鉄心の上流側に構成される上流側燃料通路と前記可動鉄心の下流側に構成される下流側燃料通路とを連通する中継燃料通路を有する。
本発明によれば、可動鉄心の下端部(燃料噴射弁の先端側に位置する端部)における死水域の発生を抑制すると共に、同部位における燃料流速を高めることができる。これにより、万が一、燃料流路内に異物が混入しても、その異物を速やかに燃料流路内から排出することができ、慣らし運転の時間を短縮することができる。
本発明に係るその他の効果は、実施例の説明の中で説明する。
本発明に係る燃料噴射弁の一実施例について、弁軸心(中心軸線)に沿う断面を示す断面図である。 図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図である。 可動子27の近傍を拡大して示す縦断面図である。 可動子27の外観を示す斜視図である。 可動子27の外観を示す上面図(a)及び正面図(b)である。 可動子27の変更例の外観を示す斜視図である。 可動子27の変更例の外観を示す上面図(a)及び正面図(b)である。 燃料噴射弁1が搭載された内燃機関の断面図である。 本発明との比較例における課題を説明すらための図である。
本発明に係る実施例について、図1乃至図3を用いて説明する。
図1を参照して、燃料噴射弁1の全体構成について説明する。図1は、本発明に係る燃料噴射弁の一実施例について、弁軸心(中心軸線)に沿う断面を示す断面図である。なお、中心軸線1aは、弁体27c、ロッド部(接続部)27b及び可動鉄心27aが一体に設けられた可動子27の軸心(弁軸心)に一致し、筒状体5の中心軸線に一致している。
図1において、燃料噴射弁1の上端部(上端側)を基端部(基端側)と呼び、下端部(下端側)を先端部(先端側)と呼ぶ。基端部(基端側)及び先端部(先端側)という呼び方は、燃料の流れ方向或いは燃料配管に対する燃料噴射弁1の取り付け構造に基づいている。また、本明細書において説明される上下関係は図1を基準とするもので、燃料噴射弁1を内燃機関に実装した状態における上下方向とは関係がない。
燃料噴射弁1には、金属材製の筒状体5によって、その内側に燃料流路(燃料通路)3がほぼ中心軸線1aに沿うように構成されている。筒状体5は、磁性を有するステンレス等の金属素材を用い、深絞り加工等のプレス加工により中心軸線1aに沿う方向に段付きの形状に形成されている。これにより、筒状体5は、一端側5aの径が他端側5bの径に対して大きくなっている。
筒状体5の基端部には燃料供給口2が設けられ、この燃料供給口2に、燃料に混入した異物を取り除くための燃料フィルタ13が取り付けられている。
筒状体5の基端部は径方向外側に向けて拡径するように曲げられた鍔部(拡径部)5dが形成され、鍔部5dとカバー47の基端側端部47aとで形成される環状凹部(環状溝部)4にOリング11が配設されている。
筒状体5の先端部には、弁体27cと弁座部材15とからなる弁部7が構成されている。弁座部材15は、筒状体5の先端側内側に挿入され、レーザ溶接19により筒状体5に固定されている。レーザ溶接19は、筒状体5の外周側から全周に亘って実施されている。この場合、弁座部材15を筒状体5の先端側内側に圧入した上で、弁座部材15をレーザ溶接により筒状体5に固定してもよい。
筒状体5の中間部には弁体27cを駆動するための駆動部9が配置されている。駆動部9は電磁アクチュエータ(電磁駆動部)で構成されている。具体的には、駆動部9は、筒状体5の内部(内周側)に固定された固定鉄心(固定コア)25と、筒状体5の内部において固定鉄心25に対して先端側に配置され、中心軸線1aに沿う方向に移動可能な可動子(可動部材)27と、固定鉄心25と可動子27に構成された可動鉄心(可動コア)27aとが微小ギャップδ1を介して対向する位置で筒状体5の外周側に外挿された電磁コイル29と、電磁コイル29の外周側で電磁コイル29を覆うヨーク33とによって構成されている。
筒状体5の内側には可動子27が収容されており、筒状体5は可動鉄心27aの外周面と対向して可動鉄心27aを囲繞するハウジングを構成している。本実施例における筒状体5は、燃料噴射弁1のほぼ基端部から先端部までの範囲に設けられている。しかし、本実施例の筒状体5に代えて、特許文献1及び特許文献2のように、主に可動子27の周囲を囲繞するように、ノズルホルダ(特許文献1)或いは弁ハウジング(特許文献2)を設ける構成であってもよい。この場合、筒状体5の可動子27の周囲を囲繞する部分(先端側の部分)が基端側の部分を構成する部材に対して別部材として設けられ、ノズルホルダ或いは弁ハウジングを構成していると考えればよい。
可動鉄心27aと固定鉄心25とヨーク33とは、電磁コイル29に通電することにより生じる磁束が流れる閉磁路を構成する。磁束は微小ギャップδ1を通過するが、微小ギャップδ1の部分で筒状体5を流れる漏れ磁束を低減するため、筒状体5の微小ギャップδ1に対応する位置に、非磁性部或いは筒状体5の他の部分よりも弱磁性の弱磁性部5cが設けられている。以下、この非磁性部或いは弱磁性部5cは、単に非磁性部5cと呼んで説明する。非磁性部5cは、筒状体5に対する磁性を有する筒状体5に非磁性化処理を行うことにより形成することができる。このような非磁性化処理は、例えば熱処理によって行うことができる。或いは、筒状体5の外周面に環状凹部を形成することにより非磁性部5cに相当する部分を薄肉化して構成することができる。
電磁コイル29は、樹脂材料で筒状に形成されたボビン31に巻回され、筒状体5の外周側に外挿されている。電磁コイル29はコネクタ41に設けられたターミナル43に電気的に接続されている。コネクタ41には図示しない外部の駆動回路が接続され、ターミナル43を介して、電磁コイル29に駆動電流が通電される。
固定鉄心25は、磁性金属材料からなる。固定鉄心25は筒状に形成され、中心部を中心軸線1aに沿う方向に貫通する貫通孔25aを有する。固定鉄心25は、筒状体5の小径部5bの基端側に圧入固定され、筒状体5の中間部に位置している。小径部5bの基端側に大径部5aが設けられていることにより、固定鉄心25の組付けが容易になる。固定鉄心25は溶接により筒状体5に固定してもよいし、溶接と圧入を併用して筒状体5に固定してもよい。
可動子(弁組立体)27は、可動鉄心27aとロッド部(接続部)27bと弁体27cとで構成される。本実施例では、可動鉄心27aは中実の円柱状の部材で構成されている。弁体27cは弁座15b(図2参照)と当接する部材である。弁座15b及び弁体27cは協働して燃料通路を開閉する。
ロッド部27bは中心軸線1aに沿う方向に細長い、円筒形状の部材であり、可動鉄心27aと弁体27cとを接続する接続部を構成する。可動鉄心27aは、弁体27cと連結され、固定鉄心25との間に作用する磁気吸引力によって、弁体27cを開閉弁方向に駆動するための部材である。
なお本実施例では、ロッド部27bは中空の筒状部材で構成しているが、中実の棒状の部材で構成されてもよい。
本実施例では、ロッド部27bと弁体27cとを別部材で構成し、ロッド部27bに弁体27cを固定している。ロッド部27bと弁体27cとの固定は、圧入又は溶接により行われる。しかしこの構成に限らず、ロッド部27bと弁体27cとは一つの部材で一体化されて構成されてもよい。
ロッド部27bの外周面と筒状体5の内周面との間には燃料室37が形成され、燃料室37は可動鉄心27aの下端部(燃料噴射弁1の先端側の端部)と弁部7との間における燃料通路3を構成する。
固定鉄心25の貫通孔25aにはコイルばね39が設けられている。コイルばね39の一端は、可動鉄心27aの上端面に設けられたばね座27agに当接している。コイルばね39の他端部は、固定鉄心25の貫通孔25aの内側に配設されたアジャスタ(調整子)35に当接している。コイルばね39は、可動鉄心27aに設けられたばね座27agとアジャスタ(調整子)35の下端(先端側端面)との間に、圧縮状態で配設されている。
コイルばね39は、弁体27cが弁座15b(図2参照)に当接する方向(閉弁方向)に可動子27を付勢する付勢部材として機能している。中心軸線1aに沿う方向におけるアジャスタ35の位置を貫通孔25a内で調整することにより、コイルばね39による可動子27(すなわち弁体27c)の付勢力が調整される。
アジャスタ35は、中心部を中心軸線1aに沿う方向に貫通する燃料流路3を有する。燃料供給口2から供給された燃料は、アジャスタ35の燃料流路3を流れた後、固定鉄心25の貫通孔25aの先端側部分の燃料流路3に流れ、可動鉄心27aの部位に至る。
ヨーク33は、磁性を有する金属材料でできており、燃料噴射弁1のハウジングを兼ねている。ヨーク33は大径部33aと小径部33bとを有する段付きの筒状に形成されている。大径部33aは電磁コイル29の外周を覆って円筒形状を成しており、大径部33aの先端側に大径部33aよりも小径の小径部33bが形成されている。小径部33bは筒状体5の小径部5bの外周に圧入又は挿入されている。これにより、小径部33bの内周面は筒状体5の外周面に緊密に接触している。このとき、小径部33bの内周面の少なくとも一部は、可動鉄心27aの外周面と筒状体5を介して対向しており、この対向部分に形成される磁路の磁気抵抗を小さくしている。
ヨーク33の先端側端部の外周面には周方向に沿って環状凹部33cが形成されている。環状凹部33cの底面に形成された薄肉部において、ヨーク33と筒状体5とがレーザ溶接24により全周に亘って接合されている。
筒状体5の先端部にはフランジ部49aを有する円筒状のプロテクタ49が外挿され、筒状体5の先端部がプロテクタ49によって保護されている。プロテクタ49はヨーク33のレーザ溶接部24の上を覆っている。
プロテクタ49のフランジ部49aと、ヨーク33の小径部33bと、ヨーク33の大径部33aと小径部33bとの段差面とによって環状溝34が形成され、環状溝34にOリング46が外挿されている。Oリング46は、燃料噴射弁1が内燃機関に取り付けられる際に、内燃機関側に形成された挿入口の内周面とヨーク33における小径部33bの外周面との間で液密及び気密を確保するシールとして機能する。
燃料噴射弁1の中間部から基端側端部の近傍までの範囲に、樹脂カバー47がモールドされている。樹脂カバー47の先端側端部はヨーク33の大径部33aの基端側の一部を被覆している。また、樹脂カバー47を形成する樹脂によりコネクタ41が一体的に形成されている。
次に、図2を参照して、ノズル部8の構成ついて、詳細に説明する。図2は、図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図である。
弁座部材15には、中心軸線1aに沿う方向に貫通する貫通孔15d,15c,15v,15eが形成されている。この貫通孔の途中には下流側に向かって縮径する円錐面15vが形成されている。円錐面15v上には弁座15bが構成され、弁体27cが弁座15bに離接することにより、燃料通路の開閉が行われる。なお、弁座15bが形成された円錐面15vを弁座面と呼ぶ場合もある。
なお、弁部7をシート部と呼んだり、弁座部材15の弁座15b(図3参照)をシート部と呼んだりする場合がある。弁部7をシート部と呼ぶ場合は、弁座部材15の弁座15bに弁座部材15側のシート部が構成され、弁体27cの弁座15bと当接する部位に弁体27c側のシート部が構成される。また、弁座15bと、弁体27cの弁座15bとの当接部とを、シール部という場合もある。
孔部分15d,15c,15v,15eによって構成される貫通孔における、円錐面15vから上側の孔部分15d,15c,15vは、弁体27cを収容する弁体収容孔を構成する。弁体収容孔15d,15c,15vの内周面に、弁体27cを中心軸線1aに沿う方向に案内するガイド面15cが形成されている。ガイド面15cは可動子27を案内する二つのガイド面のうち、下流側に位置する下流側ガイド面を構成する。
下流側ガイド面15cとこの下流側ガイド面15cに摺接する弁体27cの摺接面27cbとは、可動子27の変位を案内する下流側ガイド部50Aを構成する。
ガイド面15cの上流側には、上流側に向かって拡径する拡径部15dが形成されている。拡径部15dは弁体27cの組付けを容易にすると共に、燃料通路断面を拡大するのに役立っている。一方、弁体収容孔15d,15c,15vの下端部は燃料導入孔15eに接続され、燃料導入孔15eの下端面が弁座部材15の先端面15tに開口している。
弁座部材15の先端面15tには、ノズルプレート21nが取り付けられている。ノズルプレート21nは弁座部材15にレーザ溶接23により固定されている。レーザ溶接部23は、燃料噴射孔110が形成された噴射孔形成領域を取り囲むようにして、この噴射孔形成領域の周囲を一周している。
また、ノズルプレート21nは板厚が均一な板状部材(平板)で構成されており、中央部に外方に向けて突き出すように突状部21naが形成されている。突状部21naは曲面(例えば球状面)で形成されている。突状部21naの内側には燃料室21aが形成されている。この燃料室21aは弁座部材15に形成された燃料導入孔15eに連通しており、燃料導入孔15eを通じて燃料室21aに燃料が供給される。
突状部21naには複数の燃料噴射孔110が形成されている。燃料噴射孔の形態は特に問わない。燃料噴射孔110の上流側に燃料に旋回力を付与する旋回室を有するものであってもよい。燃料噴射孔の中心軸線110aは燃料噴射弁の中心軸線1aに対して平行であってもよいし、傾斜していてもよい。また、突状部21naが無い構成であってもよい。
本実施例において、燃料噴射孔110を開閉する弁部7は弁座部材15と弁体27cとによって構成され、燃料噴霧の形態を決定する燃料噴射部21はノズルプレート21nによって構成される。そして、弁部7と燃料噴射部21とは、燃料噴射を行うためのノズル部8を構成している。すなわち、本実施例におけるノズル部8は、ノズルプレート21nがノズル部8の本体側(弁座部材15)の先端面15tに接合されて構成されている。
また、本実施例では、弁体27cは、球状を成すボール弁を用いている。このため、弁体27cにおけるガイド面15cと対向する部位には、周方向に間隔を置いて複数の切欠き面27caが設けられ、この切欠き面27caによって燃料通路15h(図3参照)が構成されている。弁体27cはボール弁以外の弁体で構成することも可能である。例えば、ニードル弁を用いてもよい。
図3を参照して、可動子27近傍の構成について、詳細に説明する。図3は、可動子27の近傍を拡大して示す縦断面図である。
本実施例では、可動鉄心27aとロッド部27bとは、可動鉄心27aの下端面とロッド部27bの上端部とが溶接により接合され、一体に形成されている。本実施例では、ロッド部27bと可動鉄心27aとは別部材で構成されているが、ロッド部27bと可動鉄心27aとは一体に成型されたものであってもよい。
可動鉄心27aの上端面27abには、中央部に中央溝(中央凹部)27agが形成され、中央溝27agの外周から可動鉄心27aの外周に向かって径方向に延設された径方向溝(径方向凹部)27aaが形成されている。中央溝27agの底面は、コイルばね39のばね座を構成しており、コイルばね39の一端が中央溝27agの底面と側面とに支持されている。
可動鉄心27aの上端面27abは、固定鉄心25の下端面25bと対向する面である。上端面27abと下端面25bとは、相互に磁気吸引力が作用する磁気吸引面を構成する。可動鉄心27aの外周面27acには、径方向外側に向かって突出する突状部27ahが、可動鉄心27aの外周面27acの周方向に間隔を置いて複数形成されており、突状部27ahは筒状体5の内周面5eに摺動するように構成されている。すなわち、突状部27ahは可動子27(可動鉄心27a)側の摺動面(摺動部)を構成する。
また可動鉄心27aの外周面27acには、切欠き面27aiが周方向に間隔を置いて複数形成されており、切欠き面27aiが燃料室37に燃料を供給する燃料通路を構成している。切欠き面27aiは外周面27acを構成する複数の円筒形状部を離間させるように配置された平面で構成される。すなわち、切欠き面27aiを構成する平面は、円筒形状面の一部を切り欠いて、複数の円筒形状部を周方向に離間した状態で配置する。なお突状部27ahは、切欠き面27aiの部分を除く可動鉄心27aの外周面27acに形成されている。
筒状体5の内周面5eは上流側ガイド面を構成し、上流側ガイド面5eと可動鉄心27aの突状部27ahとは、可動子27の変位を案内する上流側ガイド部50Bを構成する。可動子27は、上流側ガイド部50Bと下流側ガイド部50A(図2参照)との二点で案内されて、中心軸線1a方向に往復動作する。
上述した突状部27ahは、可動鉄心27aの上端面27abとの間に中心軸線1a方向に間隔を置いて、上端面27abよりも下側に設けられている。可動鉄心27aに対する中心軸線1a方向における突状部27ahの位置は、できるだけ可動鉄心27aの上端面27abに近づけることが好ましい。これにより、上流側ガイド部50Bと下流側ガイド部50Aとの間隔を大きくすることができ、可動子27の傾きを小さくすることができる。本実施例では、突状部27ahの下端と可動鉄心27aの下端面との間の距離L1は突状部27ahの上端と可動鉄心27aの上端面27abとの間の距離L2よりも大きくなるように可動鉄心27aが構成されている。
ここで、図4及び図5を参照して、可動子27の可動鉄心27aの構成について、詳細に説明する。図4は、可動子27の外観を示す斜視図である。図5は、可動子27の外観を示す上面図(a)及び正面図(b)である。
上述したように、可動鉄心27aの外周面27acには、切欠き面27aiが周方向に間隔を置いて複数形成されている。本実施例では、切欠き面(中継燃料通路)27aiは4つ設けられているが、切欠き面27aiの個数は4つに限定されるわけではない。
径方向溝(中継燃料通路)27aaは、中央溝(中継燃料通路)27agの外周と切欠き面27aiの上端部とを接続するように設けられる。切欠き面27aiは可動鉄心27aの外周面27acと筒状体5の内周面5eとの間に隙間を形成し、この隙間に固定鉄心25の貫通孔15aから流下した燃料が流れる燃料通路が構成される。径方向溝27aaは、中央溝27agに構成される燃料通路と切欠き面27aiに構成される燃料通路とを接続する燃料通路を構成する。径方向溝27aaは、切欠き面27aiの個数と同じ数だけ設けられる。
本実施例では、切欠き面27aiと径方向溝27aaと中央溝27agとは、可動鉄心27aの上流側に構成される上流側燃料通路と可動鉄心27aの下流側に構成される下流側燃料通路とを連通する中継燃料通路を構成する。切欠き面27aiは軸方向の第1中継燃料通路部を構成し、径方向溝27aaは径方向の第2中継燃料通路部を構成し、中央溝27agは、可動鉄心27aの上端面27abの中央部に溝で形成される第3中継燃料通路部を構成する。第2中継燃料通路部27aaは、第3中継燃料通路部27agの外周縁と第1中継燃料通路部27aiの上流側端部とを接続する。
本実施例では、中央溝27agの底面と径方向溝27aaの底面とは、同じ高さに形成されているため、各底面が一平面を構成している。そして可動鉄心27aの上端面27abは、中央溝27agの底面及び径方向溝27aaの底面が構成する平面から突出する突出部の先端面として構成される。
本実施例では、中央溝27ag及び径方向溝27aaの各底面が一平面を成すように構成したが、このような構成に限らず、径方向溝27aaの底面が中央溝27agの底面よりも低くなるように構成してもよい。すなわち、径方向溝27aaの底面が、中央溝27agの底面に対して、中心軸線1a方向において燃料噴射弁1の先端側に位置するように構成してもよい。
径方向溝27aaの底面を中央溝27agの底面に対して高くすると、各底面の段差によって可動鉄心27aの中央部に凹形状部が構成され、燃料流れの死水域(澱み)が形成される。しかし本実施例では、径方向溝27aaの底面と中央溝27agの底面とを同じ高さにするか、径方向溝27aaの底面を中央溝27agの底面よりも低くすることにより、死水域(澱み)が形成されないようにするか、死水域の範囲を小さくすることができる。
また、突状部27ahの下端と可動鉄心27aの下端面との間の距離L1が突状部27ahの上端と可動鉄心27aの上端面27abとの間の距離L2よりも大きくなるように可動鉄心27aが構成されていることにより、切欠き面27aiに構成される燃料通路を流れる燃料が突状部27ahの下流側で可動鉄心27aの外周面27acにおいて周方向の広い範囲に回り込みやすくなる。このため、外周面27acの下流側に形成される燃料流れの死水域を小さくすることができる。
図6及び図7を参照して、切欠き面27aiに代えて溝形状部27ajを設けた本実施例の変更例について説明する。図6は、可動子27の変更例の外観を示す斜視図である。図7は、可動子27の変更例の外観を示す上面図(a)及び正面図(b)である。
切欠き面27aiは可動鉄心27aの外周面27acと筒状体5の内周面5eとの間に燃料通路を形成するために設けているが、切欠き面27aiに代えて溝形状部(中継燃料通路)27ajを設けてもよい。本変更例は、切欠き面27aiを中心軸線1a方向に延設された溝形状部(軸方向溝)27ajに代えただけで、その他の構成は上述した実施例と同じである。従って、上述した実施例と同様の作用効果が得られる。
さらに本変更例では、溝形状部27ajの深さを深くすることで(深さ方向の寸法を大きくすることで)、可動鉄心27aの外周面27acに沿う方向の幅を狭くすることができ(幅方向の寸法を小さくすることができ)、径方向溝27aaの幅を狭くすることができる(幅方向の寸法を小さくすることができる)。すなわち、溝形状部27ajの深さ方向の寸法を大きくすることで、可動鉄心27aの外周面27acに沿う幅方向の寸法を小さくすることができ、径方向溝27aaの幅方向の寸法を小さくすることができる。これにより、磁気吸引力に影響する可動鉄心27aの上端面27abの面積を大きくすることができ、磁気吸引力の低下を抑制することができる。
なお溝形状部27ajの断面は、矩形状に限らず、半円状やその他の形状あってもよい。
図8を参照して、本発明に係る燃料噴射弁を搭載した内燃機関について説明する。図8は、燃料噴射弁1が搭載された内燃機関の断面図である。
内燃機関100のエンジンブロック101にはシリンダ102が形成されおり、シリンダ102の頂部に吸気口103と排気口104とが設けられている。吸気口103には、吸気口103を開閉する吸気弁105が、また排気口104には排気口104を開閉する排気弁106が設けられている。エンジンブロック101に形成され、吸気口103に連通する吸気流路107の入口側端部107aには吸気管108が接続されている。
燃料噴射弁1の燃料供給口2(図1参照)には燃料配管110が接続される。
吸気管108には燃料噴射弁1の取付け部109が形成されており、取付け部109に燃料噴射弁1を挿入する挿入口109aが形成されている。挿入口109aは吸気管108の内壁面(吸気流路)まで貫通しており、挿入口109aに挿入された燃料噴射弁1から噴射された燃料は吸気流路内に噴射される。二方向噴霧の場合、エンジンブロック101に吸気口103が二つ設けられた形態の内燃機関を対象として、それぞれの燃料噴霧が各吸気口103(吸気弁105)を指向して噴射される。
図9を参照して、本発明との比較例について説明する。図9は、本発明との比較例における課題を説明すらための図である。
この比較例では、固定鉄心25の貫通孔25aから流下した燃料流れFFは、可動鉄心27aの中心部に形成れた凹部に流入し、ロッド部27bの内部を流下した後、ロッド部27bに形成された開口部27boから燃料室37に構成れる燃料通路3に流出する。このような構成では、可動鉄心27aの下端部(燃料噴射弁の先端側に位置する端部)や、ロッド部27bの内部に死水域(澱み)DWが形成される。死水域DWが形成されると、組立工程で混入した異物が死水域DWに長時間に亘って留まり、燃料噴射弁の外部に排出されるまでに時間がかかる。従って、組立工程で混入する異物を排出するために、燃料噴射弁の組立が完了した後に行われる洗浄工程(慣らし運転)の時間が長くなる。これは生産効率の低下を招くだけでなく、洗浄に使用する洗浄液の使用量が増え、燃料噴射弁の製造コストが増加する。
本実施例の燃料噴射弁1によれば、可動子27の内部には燃料通路が構成されず、燃料通路の全体が可動子27の外部に構成される。さらに可動鉄心27aの外周面27acに中心軸線1a方向に燃料を流す燃料通路が構成されるため、可動子27の内部及び可動鉄心27aの下端部における死水域の発生を抑制すると共に、同部位における燃料流速を高めることができる。これにより、万が一、燃料流路内に異物が混入しても、その異物を速やかに燃料流路内から排出することができ、慣らし運転の時間を短縮することができる。従って、本実施例では、比較例に比べて生産効率が向上し、製造コストを抑制することができる。
また本実施例では、可動鉄心27aの上面部(径方向溝27aaの底面及び中央溝27agの底面)における流体抵抗を増加させ、開弁時における可動鉄心27aの上端面27abと固定鉄心25との下端面25bとの衝突力(衝撃力)を弱めることができる。すなわち本実施例では、流体抵抗を利用したダンパーを構成することができる。これにより燃料噴射弁1の耐久性を向上することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、一部の構成の削除や、記載されていない他の構成の追加が可能である。
1…燃料噴射弁、1a…中心軸線、3…燃料通路、5…筒状体、5e…筒状体5の内周面、9…駆動部、25…固定鉄心、27…可動子、27a…可動鉄心、27aa…径方向溝(燃料通路)、27ac…外周面、27ag…中央溝(燃料通路)、27ah…突状部(摺動部)、27ai…切欠き面(燃料通路)、27aj…溝形状部(燃料通路)、27b…ロッド部、27c…弁体。

Claims (5)

  1. 協働して燃料通路を開閉する弁座及び弁体と、一端部に前記弁体を有し他端部に可動鉄心を有する可動子と、前記弁座が形成された弁座部材と、前記可動鉄心の前記弁体が設けられる側とは反対側の上端面と対向する下端面を有する固定鉄心と、前記可動子を囲繞する囲繞部材とを有する燃料噴射弁において、
    前記可動鉄心は、前記上端面と外周面とに、前記可動鉄心の上流側に構成される上流側燃料通路と前記可動鉄心の下流側に構成される下流側燃料通路とを連通する中継燃料通路を有することを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記中継燃料通路は、前記可動鉄心の前記外周面に形成された溝形状又は平面で構成される軸方向の第1中継燃料通路部と、前記可動鉄心の前記上端面に形成された溝で構成される径方向の第2中継燃料通路部とを備えることを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記中継燃料通路は、前記可動鉄心の前記上端面の中央部に形成された溝で構成される第3中継燃料通路部を備え、
    前記第2中継燃料通路部は、前記第3中継燃料通路部の外周縁と前記第1中継燃料通路部の上流側端部とを接続することを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    前記第2中継燃料通路部の底面と前記第3中継燃料通路部の底面と同じ高さであるか、前記第2中継燃料通路部の底面が前記第3中継燃料通路部の底面よりも低く構成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁において、
    前記上流側燃料通路を流下する全ての燃料は、前記中継燃料通路を介して、前記下流側燃料通路に流下することを特徴とする燃料噴射弁。
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