JPH1068369A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JPH1068369A
JPH1068369A JP9175575A JP17557597A JPH1068369A JP H1068369 A JPH1068369 A JP H1068369A JP 9175575 A JP9175575 A JP 9175575A JP 17557597 A JP17557597 A JP 17557597A JP H1068369 A JPH1068369 A JP H1068369A
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JP
Japan
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valve
fuel
fuel injection
injection valve
valve needle
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JP9175575A
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Rainer Norgauer
ノルガウアー ライナー
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/20Closing valves mechanically, e.g. arrangements of springs or weights or permanent magnets; Damping of valve lift
    • F02M61/205Means specially adapted for varying the spring tension or assisting the spring force to close the injection-valve, e.g. with damping of valve lift
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • F02M51/061Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
    • F02M51/0625Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures
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    • F02M51/0675Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature having an elongated valve body attached thereto the valve body having cylindrical guiding or metering portions, e.g. with fuel passages
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    • F02M61/163Means being injection-valves with helically or spirally shaped grooves

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スワール溝またはスワール孔の燃料貫流時に
弁ニードルに加えられる閉鎖方向の望ましくない力を少
なくとも減じる。 【解決手段】 弁ニードル5、または、弁ニードル5と
摩擦力結合的に結合されたエレメント15が、噴射開口
2から離反する方向に向けられた流れ成分を有する燃料
によって貫流される第2の絞り状の狭窄部を有している
か、または、第2の絞り状の狭窄部28に隣接してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射弁、特に
内燃機関の燃料噴射装置のための噴射弁であって、弁座
面を有するノズル体と、弁座面に続いて下流側に設けら
れた少なくとも1つの噴射開口と、弁ニードルとが設け
られており、該弁ニードルが、弁座面と協働する弁閉鎖
体と、噴射開口に向けられた流れ成分を有する燃料によ
って貫流される第1の絞り状の狭窄部とを有している形
式のものに形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第362
4476号明細書に基づき公知の燃料噴射弁の場合、燃
料の一層良好な渦流付与のために、弁ニードルに1つま
たは複数のスワール孔が設けられており、これらのスワ
ール孔は、噴射弁の長手方向軸線に対して、軸線方向成
分および接線方向成分を有するように延びている。これ
らの孔から出た燃料は、ノズル体の弁座面に直接的に流
れる。しかしながら、スワール孔の狭い開口横断面に基
づき、弁座面に向けられた望ましくない力が弁ニードル
に加えられる点で不都合である。このような力は、スワ
ール孔貫流時の摩擦、衝撃ロスおよび圧力低下によって
生ぜしめられる。弁座に向けられたこのような力は弁ニ
ードルの開放を妨げ、これにより不都合な弁特性をもた
らすおそれがある。
【0003】さらに米国特許第4520962号明細書
に基づき、スワール孔の代わりにスワール溝を設け、こ
のスワール溝が類似の形式で、発生するスワール流に基
づき、燃料の良好な渦流を生ぜしめることが公知であ
る。しかしながら、この米国特許第4520962号明
細書に開示された燃料噴射弁の場合、スワール溝は弁ニ
ードルに直接的には形成されておらず、流れ方向におい
て弁座面とノズル体の噴射開口との間で、ノズル体内に
挿入されたスワールエレメントに形成されている。
【0004】ドイツ連邦共和国特許公開第254380
5号明細書に基づき公知の燃料噴射弁の弁ニードルに
は、流れ方向において調量個所の上方にスワール溝が形
成されている。燃料噴射弁のこのような構造において
も、スワール溝の貫流時における摩擦、衝撃ロスおよび
圧力低下に基づき、不都合な弁特性を招くような、閉鎖
方向の望ましくない力が弁ニードルに加えられるという
前述の欠点が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の燃料噴射弁を改良して、上記欠点を取り
除き、弁ニードルに加えられる閉鎖方向の望ましくない
力が少なくとも減じられるような燃料噴射弁を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明の構成では、弁ニードル、または、弁ニードル
と摩擦力結合的に結合された、つまり摩擦力により弁ニ
ードルに束縛されたエレメントが、噴射開口から離反す
る方向に向けられた流れ成分を有する燃料によって貫流
される第2の絞り状の狭窄部を有しているか、または、
第2の絞り状の狭窄部に隣接しているようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明による燃料噴射弁の利点は、第1
の絞り状の狭窄部として作用するスワール溝またはスワ
ール孔の領域内で弁ニードルに加えられる閉鎖方向の力
成分が、逆方向の力成分によって減じられ、補償され、
または場合によっては過補償される(ueberkompensier
t)。このことは、燃料が第2の絞り状の狭搾部を、逆の
流れ方向を有して貫流することにより行われる。弁ニー
ドルに、またはこの弁ニードルに摩擦力結合されたエレ
メントに、スワール溝またはスワール孔によって弁ニー
ドルに加えられる力成分とは逆に作用する力成分が加え
られる。本発明による第2の絞り状の狭窄部の流過横断
面を適宜に寸法設定することにより、この逆方向の力成
分の大きさを、燃料流によってスワール溝またはスワー
ル孔の領域において弁ニードルに加えられる力成分が減
じられ、補償され、場合によっては過補償されるように
設定することができる。これにより、燃料噴射弁の著し
く改善された切換特性が得られる。
【0008】請求項2以下に記載された構成により、請
求項1に記載された燃料噴射弁の有利な構成が得られ
る。
【0009】補償に役立つ絞り状の狭窄部として、弁ニ
ードルに結合された可動子と、この可動子を取り囲むケ
ーシングとの間に形成された環状ギャップを特に有利に
利用することができる。このような環状ギャップは、こ
のギャップを磁束線が越えることに基づき極めて狭く寸
法設定されているので、燃料流がこのような環状ギャッ
プを通って、噴射開口から離反する方向に向けられた流
れ成分を有して案内されると、意図された絞り作用が十
分に行われる。この燃料流によって可動子には、弁ニー
ドルの開放方向に向けられ、かつこれによりスワール溝
またはスワール孔の領域において閉鎖方向に弁ニードル
に加えられる力成分に対して逆に作用する力成分が伝達
される。可動子と、これを取り囲むケーシングとの間の
環状ギャップを、補償作用を有する絞り状の狭窄部とし
て使用することは特に有利である。それというのは、こ
のことは付加的な構造的または製造技術的な手段を必要
としないからである。この場合必要なのは燃料流を環状
ギャップを通るように導くことだけである。可動子、ひ
いては弁ニードルに加えられる補償力は環状ギャップの
幅に関連し、ひいては与えられたケーシング寸法におい
て可動子の直径に関連する。このような大きさは製造技
術的に大きな手間なしに変えることができるので、補償
力は可動子の直径を変えることにより調節することがで
きる。
【0010】選択的にまたは付加的に、可動子の外周面
に軸線方向の溝が設けられていてよい。流過横断面は、
溝の数、幅および深さを適宜に適合することにより、や
はり製造技術上の大きな手間なしに変えることができ
る。
【0011】別の選択的な構成として、可動子内に軸線
方向の孔が設けられていてよく、これらの孔の数及び直
径が、補償のために必要な流過横断面を規定する。この
場合にも、補償作用を有する流過横断面を変化させるこ
とが、孔の数および直径を変えることにより十分に可能
であるという、製造技術上の利点が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示した実施の
形態について説明する。
【0013】図1に例示された、混合気圧縮形の火花点
火式の内燃機関の燃料噴射装置のための噴射弁の形を有
する電磁作動式の弁は、噴射開口2を備えた管状のノズ
ル体1を有している。この実施例の燃料噴射弁は、燃料
高圧直接噴射のために用いられる。内燃機関のシリンダ
内に導入された噴射開口2はシールリング3によって外
方に向かってシールされている。
【0014】ノズル体1は、弁ニードル5を収容する軸
線方向の長手方向孔4を有している。噴射開口2の上流
側には、ノズル体1に弁座面6が形成されている。この
弁座面は、シール座を形成するために弁ニードル5の円
錐台形の弁閉鎖体7と協働する。
【0015】弁閉鎖体7の上流側に、弁ニードル5は円
筒形区分8を有している。この円筒形区分の外周面に
は、螺旋状に形成された1つまたは複数のスワール溝9
が設けられている。このスワール溝9は半径方向におい
て、円筒形区分8を取り囲むノズル体1によって閉鎖さ
れており、燃料室10、つまりノズル体1の軸線方向の
長手方向孔4の一部から、弁座面6の領域における調量
個所11にまで延びている。このスワール溝9によっ
て、燃料の渦流付与を助成するスワール流が生ぜしめら
れる。
【0016】燃料がスワール溝9を通流することによ
り、スワール溝9の横断面が小さいことに起因して、判
り易くするために示した座標系のx方向とは逆方向の望
ましくない力、つまり、弁ニードル5の閉鎖方向に向い
た力成分が生ぜしめられる。このような力成分は、燃料
がスワール溝9の貫流時に受ける摩擦、衝撃ロスおよび
圧力降下によってもたらされる。前記力成分は弁ニード
ル5の開放を妨げるので、この力成分は弁特性に不都合
な影響を与えるおそれがある。
【0017】燃料室10は上流側では、ガイド区分12
によって仕切られ、流出開口13を介して軸線方向の中
空孔14に接続されている。この中空孔は弁ニードル5
の上側領域を貫通している。
【0018】弁ニードル5の、弁閉鎖体7とは反対側の
端部は、可動子15に結合されている。この可動子15
は、燃料弁の開閉のために磁石コイル16と協働する。
半径方向に段付けされたコイル体17は磁石コイル16
の巻線を収容している。段付けされたコイル体17は部
分的にコア18に被さっており、より大きな直径を有す
る段部で中間部分19に、少なくとも部分的に軸線方向
に被さっている。可動子15もコア18およびケーシン
グ20も強磁性材料から製造されている。コア18と可
動子15とケーシング20とによって、閉じられた磁束
回路が形成される。この場合、可動子15は、磁石コイ
ル16の電気的な励磁時にコア18の方向に引き付けら
れる。これにより、弁ニードル5は戻しばね21によっ
てもたらされる戻し力に抗してx方向に持ち上げられ
る。これにより、燃料噴射弁が開かれる。この場合、戻
しばね21は支持プレート25に支持される。
【0019】給電ケーブル22は、磁石コイル16への
給電に役立ち、差込接続部23を介してケーシング20
に接続されている。ケーシング20の組み付けのために
は固定エレメント24が役立つ。燃料噴射弁の開放状態
においては、可動子15の可動子ストッパ面33は、噴
射開口2に向いた、コア18の端面に当接している。
【0020】本発明による構成によれば、絞り状の狭窄
部として作用するスワール溝9を燃料が貫流するときに
弁ニードル5に伝達される、x方向とは逆方向に作用す
る力成分が、x方向に弁ニードル5に加えられる、つま
り前記力成分とは逆方向の力成分によって減じられる
か、補償されるか、または場合によっては過補償され
る。このために、噴射開口2から離反する方向に向けら
れた流れ成分を有する燃料が第2の絞り状の狭窄部を通
って案内される。このような第2の絞り状の狭窄部の貫
流時には、弁ニードル5に逆方向の力成分、つまりx方
向の力成分が加えられる。
【0021】図示の実施例においては燃料は燃料流入室
27の接続管片26を介して流入する。燃料流入室27
と可動子ストッパ面33との間において、燃料は可動子
15と周囲のケーシング20との間に形成された環状ギ
ャップ28を貫流する。この環状ギャップ28は、比較
的狭幅に寸法設定されている。これによりケーシング2
0と可動子15との間を磁束線ができる限りロスなく越
えることが可能になる。従って、環状ギャップ28は第
2の絞り状の狭窄部を形成するので、環状ギャップ28
の貫流時には、x方向の力成分が、可動子15、ひいて
はこの可動子15に結合された弁ニードル5に加えられ
る。このような力成分は、第1の絞り状の狭窄部を形成
するスワール溝9の貫流時にx方向とは逆方向に弁ニー
ドル5に加えられるような力成分に対して逆に作用す
る。従って、環状ギャップ28の幅を適宜に寸法設定す
ることによって、スワール溝9を通る燃料流に基づき弁
ニードル5に対して閉鎖方向に作用する力成分を補償す
るか、または少なくとも著しく減じることができる。必
要な場合には、閉鎖方向に作用する力を過補償し、ひい
ては、燃料弁の開放を加速することが可能である。全体
的に見て、燃料噴射弁の切換特性が、本発明による手段
により著しく改善される。
【0022】環状ギャップ28の貫流後には、燃料は可
動子ストッパ面33の領域において、弁ニードル5に設
けられた中空孔14の開口に向かって半径方向に流れ
る。この中空孔14を介して、燃料は流出開口13を介
して燃料室10内に達し、この場所から、スワール溝9
を介して調量個所11に達する。ガイド区分12とノズ
ル体1との間のガイド遊びが狭いことにより、燃料が環
状ギャップ28を迂回して、燃料流入室27から燃料室
10に直接的に流入することが十分に阻止される。補償
力は、可動子15の直径を変えることにより調整するこ
とができる。
【0023】図2は可動子15の可動子ストッパ面33
を上から見た状態で示したものである。本発明による構
成によれば、可動子15の、コア18に向いた可動子ス
トッパ面33には半径方向の溝29が設けられていてよ
い。これによりこのような領域における燃料が、外周面
30を取り囲む環状ギャップ28から弁ニードル5の中
心の中空孔14に向かって流れることが助成される。
【0024】図3は本発明の別の構成を有する可動子1
5の側面を示している。外周面30には、軸線方向に向
けられた溝31が設けられている。これらの溝31の
数、幅、および深さによって、可動子15とケーシング
20との間のガイド遊びに影響を与えることなしに、絞
り状の狭窄部の横断面積を変えることができる。これに
より、外周面30の絞り状の狭窄部によって可動子15
に加えられる補償力は、スワール溝9において弁ニード
ル5に加えられる力成分の意図された減小、補償、また
は過補償に応じて調整することができる。さらに図3か
らは、可動子ストッパ面33に半径方向に向いた溝29
が設けられているのが判る。
【0025】図4は、可動子15のさらに別の選択的な
実施例を示している。絞り状の狭窄部は軸線方向の長手
方向孔32によって形成されており、この長手方向孔の
数および直径が有効流過横断面を規定する。
【0026】補償作用を有する第2の絞り状の狭窄部
は、本発明の範囲内で多様に形成することができる。絞
り状の狭窄部は、弁ニードル5の領域内に直接的に設け
られていてもよい。例えば、この絞り状の狭窄部は、中
空孔14を取り囲む壁に設けられた、中空孔14内に開
口する軸線方向成分を有する孔によって形成されていて
よい。本発明にとって重要なのは、燃料供給部に、燃料
流が噴射開口2から離反する方向に向いた流れ成分を有
するような領域が設けられており、この場合、このよう
な領域において、燃料流の絞りおよび弁ニードル5への
力伝達が行われることである。本発明に構成によれば、
異なる種類の流れ力を、それがスワール溝、スワール
孔、または他の絞り作用を有する流れ通路のうちのいず
れによってもたらされるかに関係なく、補償することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料噴射弁を示す軸線方向の断面
図である。
【図2】本発明による燃料噴射弁の可動子の1実施例を
示す平面図である。
【図3】本発明による燃料噴射弁の可動子の1実施例を
示す側面図である。
【図4】本発明による燃料噴射弁の可動子の選択的な実
施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ノズル体、 2 噴射開口、 3 シールリング、
4 長手方向孔、5 弁ニードル、 6 弁座面、
7 弁閉鎖体、 8 円筒形区分、 9 スワール溝、
10 燃料室、 11 調量個所 、 12 ガイド
区分、 13流出開口、 14 中空孔、 15 可動
子、 16 磁石コイル、 17コイル体、 18 コ
ア、 19 中間部分、 20 ケーシング、 21
戻しばね、 22 給電ケーブル、 23 差込接続
部、 24 固定エレメント、 25 支持プレート、
26 接続管片、 27 燃料流入室、 28 環状
ギャップ、 29 溝、 30 外周面、 31 溝、
32 長手方向孔、33 可動子ストッパ面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 61/18 310 F02M 61/18 310A 310Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射弁であって、弁座面(6)を有
    するノズル体(1)と、弁座面(6)に続いて下流側に
    設けられた少なくとも1つの噴射開口(2)と、弁ニー
    ドル(5)とが設けられており、該弁ニードルが、弁座
    面(6)と協働する弁閉鎖体(7)と、噴射開口(2)
    に向けられた流れ成分を有する燃料によって貫流される
    第1の絞り状の狭窄部(9)とを有している形式のもの
    において、 弁ニードル(5)、または、弁ニードル(5)と摩擦力
    結合的に結合されたエレメント(15)が、噴射開口
    (2)から離反する方向に向けられた流れ成分を有する
    燃料によって貫流される第2の絞り状の狭窄部(31;
    32)を有しているか、または、第2の絞り状の狭窄部
    (28)に隣接していることを特徴とする、燃料噴射
    弁。
  2. 【請求項2】 第2の絞り状の狭窄部(28;31;3
    2)の横断面の寸法が、第1の絞り状の狭窄部(9)の
    燃料による貫流時に弁ニードル(5)に加えられる力成
    分が、第2の絞り状の狭窄部(28;31;32)の貫
    流時に弁ニードル(5)に加えられる、逆方向に向けら
    れた力成分によってほぼ補償されるように設定されてい
    る、請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 第1の絞り状の狭窄部が、弁ニードル
    (5)の外周面に螺旋状に形成された少なくとも1つの
    スワール溝(9)、および/または、弁ニードル(5)
    内に形成された少なくともスワール孔によって形成され
    ている、請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 弁ニードル(5)に摩擦力結合的に結合
    されたエレメントが、燃料噴射弁の操作のために磁石コ
    イル(16)と協働する可動子(15)である、請求項
    1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 可動子(15)がケーシング(20)に
    よって取り囲まれており、可動子(15)の外周面とケ
    ーシング(20)との間に、環状ギャップ(28)が形
    成されていて、該環状ギャップが、第2の絞り状の狭窄
    部を形成しており、燃料が、噴射開口(2)から離反す
    る方向に向けられた流れ成分を有して、環状ギャップ
    (28)を貫流するようになっている、請求項4記載の
    燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 可動子(15)の外周面に1つまたは複
    数の溝(31)が形成されていて、該溝が第2の絞り状
    の狭窄部を形成しており、燃料が、噴射開口(2)から
    離反する方向に向けられた流れ成分を有して溝(31)
    を貫流するようになっている、請求項4または5記載の
    燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 可動子(15)内に1つまたは複数の孔
    (32)が形成されており、該孔が第2の絞り状の狭窄
    部を形成しており、燃料が、噴射開口(2)から離反す
    る方向に向けられた流れ成分を有して孔(32)を貫流
    するようになっている、請求項4から6までのいずれか
    1項記載の燃料噴射弁。
  8. 【請求項8】 弁ニードル(5)が、弁体(6)の方向
    に燃料を導くために、少なくとも可動子(15)との結
    合領域に、中空孔(14)を有している、請求項4から
    7までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  9. 【請求項9】 可動子(15)の、弁ニードル(5)の
    弁体(6)とは反対側に、可動子ストッパ面(33)が
    形成されており、該可動子ストッパ面で可動子(15)
    が燃料噴射弁の開いた状態で当接しており、弁ニードル
    (5)に形成された中空孔(14)に燃料を導入するた
    めに、可動子ストッパ面(33)に、溝(29)が設け
    られている、請求項8記載の燃料噴射弁。
JP9175575A 1996-07-02 1997-07-01 燃料噴射弁 Abandoned JPH1068369A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19626576.2 1996-07-02
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