JP6797422B2 - 吊り戸の下部振止装置 - Google Patents
吊り戸の下部振止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6797422B2 JP6797422B2 JP2018188883A JP2018188883A JP6797422B2 JP 6797422 B2 JP6797422 B2 JP 6797422B2 JP 2018188883 A JP2018188883 A JP 2018188883A JP 2018188883 A JP2018188883 A JP 2018188883A JP 6797422 B2 JP6797422 B2 JP 6797422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide piece
- guide groove
- guide
- base
- hanging door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
また、従来の吊り戸の下部振止装置は、ガイドピンやガイド片を含む床面設置部材の厚みが大きいため、床面設置部材を設置する床面に穴をあける等の加工を行う必要があるという問題があった。
また、本発明の吊り戸の下部振止装置は、ベース及びガイド片からなる床面設置部材の厚みを小さくすることが可能であるので、床面設置部材を設置する床面に穴をあける等の加工を行う必要がなく、容易に床面に設置することができる。
この吊り戸の下部振止装置1は、床面Fに設置されるベース3及びこのベース3に基端部を支軸5を介して揺動突出可能に収納される、磁石6を備えたガイド片4からなる床面設置部材2と、この床面設置部材2の揺動突出したガイド片4が挿入される吊り戸Dに配設した、磁石6を備えたガイド片4が吸着される帯状の磁性体8を案内溝71の天面の長手方向に備えた案内溝部材7とからなるようにしている。
この場合、床面設置部材2のベース3は、ベースカバー9によって外表面を覆うようにしている。
そして、ガイド片4の中心部、本実施例においては、ガイド片4の中心部の裏面に窪みを形成し、この窪みに板状の磁石6を配設するようにしている。
この揺動規制突起42は、ベース3に形成した揺動規制突起収容部32内に収容され、ガイド片4の揺動範囲を規制することができるようにしている。
これにより、ガイド片4にかかる負荷、特に、ガイド片4の幅方向からかかる負荷をベース3の支持部31で支持することで、支軸5にかかる負荷を軽減し、支持強度を高めることができる。
ここで、金属材料で構成した下部ベース3Aには、支軸5を支持するとともに、ガイド片4を構成する板状部材の基端部の外側面を支持する支持部31を下部ベース3Aから立ち上がるように突設するようにしている。
これにより、ガイド片4にかかる負荷、特に、ガイド片4の幅方向からかかる負荷を、金属材料で構成した強度の大きな下部ベース3Aの支持部31で支持することで、支軸5にかかる負荷を軽減し、支持強度を一層高めることができる。
これにより、ガイド片4が当接することによる異音が生じることを防止しながら、ガイド片4にかかる負荷をガイド片4の基端部の金属材料で構成した補強部材43で支持することで、ガイド片4にかかる負荷を支持し、支持強度を高めることができる。
これにより、ガイド片4にかかる負荷、特に、ガイド片4の幅方向からかかる負荷を、ビス座33に支持部33aで支持することで、支軸5にかかる負荷を軽減し、支持強度を高めることができる。
そして、吊り戸Dに衝撃力がかかって揺れたりしても、ガイド片4の係止突起41が案内溝部材7の案内溝71の係合部72に係止されることによって、案内溝71内に挿入されているガイド片4が案内溝71から離脱することがなく、ガイド片4の保持を確実にして吊り戸Dを安定的にガイドできる。なお、万一、ガイド片4が案内溝71から離脱することがあっても、ガイド片4は、磁石6の吸着作用によって、案内溝71の長手方向の任意の位置で案内溝71内に挿入されるようにすることができるため、これによっても、吊り戸Dを安定的にガイドできる。
また、この吊り戸の下部振止装置1は、ベース3及びガイド片4からなる床面設置部材2の厚みを小さくすることが可能であるので、床面設置部材2を設置する床面Fに穴をあける等の加工を行う必要がなく、容易に床面Fに設置することができる。
2 床面設置部材
3 ベース
3A 下部ベース
3B 上部ベース
3C カバー部材
31 支持部
32 揺動規制突起収容部
33 ビス座
33a 支持部
4 ガイド片
41 係止突起
42 揺動規制突起
43 補強部材
5 支軸
6 磁石
7 案内溝部材
71 案内溝
72 係合部
8 磁性体
9 ベースカバー
D 吊り戸
F 床面
S ビス
W1 ガイド片の幅方向の寸法
W2 案内溝部材の案内溝の開口部の幅方向の寸法
Claims (3)
- 床面に設置されるベース及び該ベースに基端部を支軸を介して揺動突出可能に収納される、磁石を備えたガイド片からなる床面設置部材と、該床面設置部材の揺動突出したガイド片が挿入される吊り戸に配設した、前記磁石を備えたガイド片が吸着される帯状の磁性体を案内溝の天面の長手方向に備えた案内溝部材とからなる吊り戸の下部振止装置において、
前記ガイド片を、先端部の両側に幅方向に突出する係止突起を形成した板状部材で構成し、
前記案内溝部材を、案内溝の両側壁にガイド片の係止突起が係止される係合部を案内溝の長手方向に形成して構成し、
前記ガイド片を構成する板状部材の係止突起を形成した先端部の幅方向の寸法が、前記案内溝部材の案内溝の開口部の幅方向の寸法よりも小さく設定してなる
ことを特徴とする吊り戸の下部振止装置。 - 前記ベースに、ガイド片を構成する板状部材の基端部の外側面を支持する支持部を突設してなることを特徴とする請求項1に記載の吊り戸の下部振止装置。
- 前記ガイド片を合成樹脂材料で構成するとともに、該ガイド片の支軸が挿通される基端部に金属材料で構成した補強部材を設けてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の吊り戸の下部振止装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017196118 | 2017-10-06 | ||
JP2017196118 | 2017-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019070307A JP2019070307A (ja) | 2019-05-09 |
JP6797422B2 true JP6797422B2 (ja) | 2020-12-09 |
Family
ID=66441519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018188883A Active JP6797422B2 (ja) | 2017-10-06 | 2018-10-04 | 吊り戸の下部振止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6797422B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005120668A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Inoue Kanamono Kk | アウトセット引き戸用ストッパ |
JP4210628B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2009-01-21 | 株式会社八木 | 吊下げ式引き戸のための振止め装置 |
JP2006188904A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Nakao Seisakusho:Kk | 上吊り引き戸の振れ止め装置 |
JP2009046929A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Enomoto Co Ltd | 扉の下部ランナー走行機構 |
JP5376965B2 (ja) * | 2009-01-28 | 2013-12-25 | 株式会社ムラコシ精工 | 吊り引戸の振れ止め装置 |
JP3208851U (ja) * | 2016-11-25 | 2017-02-23 | 株式会社八木 | 振れ止め装置 |
-
2018
- 2018-10-04 JP JP2018188883A patent/JP6797422B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019070307A (ja) | 2019-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013064492A (ja) | クリップ | |
JP4951280B2 (ja) | ミラーベース | |
JP2022106708A (ja) | アンカーアセンブリ | |
US9912134B2 (en) | Floor box assembly with retainer | |
JP6797422B2 (ja) | 吊り戸の下部振止装置 | |
JP6105216B2 (ja) | レールエンドキャップ | |
JP2011157693A (ja) | プーリアッセンブリ | |
KR101694264B1 (ko) | 패스너의 유동을 방지하는 도어 트림 어셈블리 | |
JP3135552U (ja) | 吊下げ具 | |
KR100745825B1 (ko) | 박스와 브라켓 결합구조 | |
JP6634890B2 (ja) | チェーンガイド | |
JP5936998B2 (ja) | 引戸の振れ止め装置 | |
JP6838896B2 (ja) | 丸ケースの落下防止方法 | |
JP6911781B2 (ja) | 棚板支持具、及び棚 | |
JP3214170U (ja) | 落下防止装置 | |
JP6853035B2 (ja) | 脱落抑止具 | |
JP3208851U (ja) | 振れ止め装置 | |
JP3909068B2 (ja) | 天井点検口 | |
JP2014234635A (ja) | フランス落し | |
JP6957821B2 (ja) | 吊り戸の下部振止装置の床面設置部材 | |
JP2014073208A (ja) | 棚板固定具 | |
JP4663438B2 (ja) | 野縁受及びハンガーの連結補強具並びに天井下地補強施工方法 | |
JP4308618B2 (ja) | 吊り戸の下部振止部材 | |
JP5841814B2 (ja) | バッテリーカバー | |
JP7033311B2 (ja) | 引戸用戸当たり装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201014 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6797422 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |