JP6788289B2 - 基礎貫通管構造 - Google Patents
基礎貫通管構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6788289B2 JP6788289B2 JP2019053612A JP2019053612A JP6788289B2 JP 6788289 B2 JP6788289 B2 JP 6788289B2 JP 2019053612 A JP2019053612 A JP 2019053612A JP 2019053612 A JP2019053612 A JP 2019053612A JP 6788289 B2 JP6788289 B2 JP 6788289B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe material
- foundation
- packing
- cap member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
基礎貫通管構造Aは、基礎100を貫通するように埋設された外側管材1と、外側管材1の内部に挿通される内側管材2と、パッキン材3とを備えている。外側管材1はいわゆる鞘管と呼ばれるものである。また、基礎貫通管構造Aは、外側管材1における屋外側の端部の開口を覆うスリーブカバー4を備えている。スリーブカバー4は、外側管材1に対して着脱可能に取り付けられており、例えばエチレンプロピレンゴム等で構成されたシート状の部材である。さらに、基礎貫通管構造Aは、コンクリートの打設前に外側管材1を位置決めして固定しておくための固定部材5を備えている。
外側管材1は、管材本体10と、管材本体10における屋内側の端部(中心線方向一端部)に取り付けられるキャップ部材20とを備えており、さらに管材本体10は継手部材11を備えている。管材本体10、継手部材11及びキャップ部材20は、例えば塩化ビニル等の樹脂製部材からなるものであるが、材料はこれに限られるものではない。
図1に示す固定部材5は、バンド50と、支柱51と、ナット52、52とを備えている。バンド50は、管材本体10に巻き付けられる金属製の部材である。支柱51は、例えば上下方向に延びるネジ棒等で構成されている。支柱51の下端部は地中で固定されている。支柱51の上側部分には、バンド50の両端部がナット52、52によって上下方向に締結されている。ナット52、52によりバンド50を管材本体10に締め付けて固定することができる。尚、固定部材5の構成は上述した構成に限られるものではなく、他の構成であってよい。
次に、上記のように構成された基礎貫通管構造Aの施工要領について説明する。まず、基礎100となるコンクリートの打設前に、管材本体10を固定部材5によって所定位置に固定しておく。管材本体10には、防蟻ブチルゴム10cを全周に亘って巻き付けておく。また、管材本体10には、スリーブカバー4を取り付けておく。また、継手部材11は管材本体10から取り外しておく。その後、図示しないが型枠を設置してから、図13に示すように、基礎100となるコンクリートを打設する。コンクリートが硬化すると、管材本体10が基礎100に埋設された状態になる。
以上説明したように、この実施形態に係る基礎貫通管構造Aによれば、外側管材1の内部に挿通された内側管材2と外側管材1との間にパッキン材3を配設することができるので、外側管材1と内側管材2との間がシールされる。パッキン材3は弾性材料からなるものなので、外側管材1及び内側管材2に密着させることが可能であり、よって、外側管材1と内側管材2との間に水道ができにくくなり、外側管材1と内側管材2との間のシール性を向上させることができる。
2 内側管材
3 パッキン材
3a 第1係合部
3b 第2係合部
31 凹部
20 キャップ部材
23 挿通孔
23a キャップ側凸部
100 基礎
A 基礎貫通管構造
Claims (5)
- 建築物のコンクリート製の基礎を貫通するように埋設された外側管材と、
前記外側管材の内部に挿通される内側管材とを備えた基礎貫通管構造において、
前記外側管材と前記内側管材との間には、当該内側管材の外周面を囲む環状に形成され、前記外側管材と前記内側管材との間をシールする弾性材料からなるパッキン材が配設され、
前記外側管材は、管材本体と、当該管材本体の中心線方向一端部に取り付けられるキャップ部材とを備え、
前記キャップ部材には、前記内側管材が挿通可能な挿通孔が形成され、
前記パッキン材は、前記キャップ部材の前記挿通孔に嵌合するように形成され、
前記パッキン材の外周面には、当該パッキン材の中心線方向両端部から径方向外方へ突出して前記キャップ部材における前記挿通孔の周縁部に係合する係合部が形成されていることを特徴とする基礎貫通管構造。 - 建築物のコンクリート製の基礎を貫通するように埋設された外側管材と、
前記外側管材の内部に挿通される内側管材とを備えた基礎貫通管構造において、
前記外側管材と前記内側管材との間には、当該内側管材の外周面を囲む環状に形成され、前記外側管材と前記内側管材との間をシールする弾性材料からなるパッキン材が配設され、
前記外側管材は、管材本体と、当該管材本体の中心線方向一端部に取り付けられるキャップ部材とを備え、
前記キャップ部材には、前記内側管材が挿通可能な挿通孔が形成され、
前記パッキン材は、前記キャップ部材の前記挿通孔に嵌合するように形成され、
前記キャップ部材の前記挿通孔の内周面には、周方向に連続するキャップ側凸部が形成され、
前記パッキン材の外周面には、前記キャップ側凸部が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする基礎貫通管構造。 - 請求項1または2に記載の基礎貫通管構造において、
前記パッキン材の内周面には、当該パッキン材の内方へ突出して周方向に連続し、前記内側管材の外周面に当接するパッキン側凸部が形成され、
前記パッキン側凸部の断面形状は、前記パッキン材の中心線方向に非対称形状とされていることを特徴とする基礎貫通管構造。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の基礎貫通管構造において、
複数本の前記内側管材が前記外側管材に挿通され、
前記キャップ部材には、前記挿通孔が前記内側管材の本数に対応して複数形成され、
前記各挿通孔に前記パッキン材が嵌合されていることを特徴とする基礎貫通管構造。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の基礎貫通管構造において、
前記パッキン材は、前記内側管材の外周面に対して弾性変形した状態で密着するように形成され、
前記パッキン材と前記内側管材とは非接着であることを特徴とする基礎貫通管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019053612A JP6788289B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 基礎貫通管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019053612A JP6788289B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 基礎貫通管構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020153457A JP2020153457A (ja) | 2020-09-24 |
JP6788289B2 true JP6788289B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=72558316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019053612A Active JP6788289B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 基礎貫通管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6788289B2 (ja) |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5151468Y2 (ja) * | 1972-06-13 | 1976-12-09 | ||
JPS5323353Y2 (ja) * | 1973-07-02 | 1978-06-16 | ||
JPS5492429U (ja) * | 1977-12-14 | 1979-06-30 | ||
JPS5743081A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-10 | Osaka Gas Co Ltd | Double pipings method |
DE8700714U1 (de) * | 1987-01-16 | 1987-03-05 | Betonbau GmbH, 6833 Waghäusel | Wanddurchführung für Rohre oder Kabel |
JPH0753014B2 (ja) * | 1991-04-19 | 1995-06-05 | シーアイ化成株式会社 | ケーブル等の管路の止水方法と構造 |
JP3503317B2 (ja) * | 1995-12-16 | 2004-03-02 | 株式会社浅羽製作所 | ケーブル引込み管止水装置 |
JP3927633B2 (ja) * | 1996-10-29 | 2007-06-13 | 株式会社ジャパンリーコム | 配管用止水栓 |
JP2001082650A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-30 | Sekisui Chem Co Ltd | パッキング及びそれを用いた受口構造 |
JP4428886B2 (ja) * | 2001-06-05 | 2010-03-10 | 早川ゴム株式会社 | ハンドホール継手 |
JP2004197853A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | C I Kasei Co Ltd | 管路の貫通部の止水構造 |
JP2004232418A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Takiron Co Ltd | ブーツパッキン |
JP5191216B2 (ja) * | 2007-11-21 | 2013-05-08 | クボタシーアイ株式会社 | 二重管継手、およびそれを用いる基礎貫通配管構造 |
JP5773571B2 (ja) * | 2009-04-22 | 2015-09-02 | 積水化学工業株式会社 | 基礎部の配管構造及び基礎部の配管工法 |
JP5261293B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2013-08-14 | 株式会社エプコ | 建物の基礎構造 |
KR101088716B1 (ko) * | 2010-01-18 | 2011-12-01 | 주식회사 휴다임건축사사무소 | 지수 관통형 배관 슬리브 및 편심 조절이 가능한 구조체 |
JP5968748B2 (ja) * | 2012-10-03 | 2016-08-10 | タキロン株式会社 | 基礎貫通配管構造 |
JP6875158B2 (ja) * | 2017-03-15 | 2021-05-19 | 積水化学工業株式会社 | 建物の配管構造 |
CN109024690A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-12-18 | 国网山东省电力公司龙口市供电公司 | 多功能电缆井盖 |
-
2019
- 2019-03-20 JP JP2019053612A patent/JP6788289B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020153457A (ja) | 2020-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6093808B2 (ja) | 基礎部の配管構造及び基礎部の配管工法 | |
CA2574678A1 (en) | Hydro penetration prevention sleeve | |
CN211231881U (zh) | 一种地下室外墙后开洞穿墙管防水结构 | |
JP6788289B2 (ja) | 基礎貫通管構造 | |
KR100520482B1 (ko) | 공동주택 지하 공동구 방수막 커버를 이용한 이음부 연결공법 | |
CN107687201B (zh) | 直连排水管地漏及其安装方法 | |
WO2003008715A1 (en) | Manhole structure constructing method, manhole structure water-stop flexible joint and manhole structure | |
JP6159295B2 (ja) | マンホール補修方法 | |
JP3592658B2 (ja) | 排水路の形成方法および排水路装置 | |
KR100726736B1 (ko) | 하수관거 연결고정 구조물 | |
US6122870A (en) | Stack ban | |
JP2008274620A (ja) | さや管 | |
JP4547303B2 (ja) | 耐火二層管継手 | |
JP6505475B2 (ja) | 基礎貫通用鞘管および管路施工方法 | |
JPH09242170A (ja) | 屋外排水管と排水桝との接続構造 | |
JP4145058B2 (ja) | 垂直配管の外壁貫通構造 | |
JPH0492024A (ja) | マンホールの止水構造 | |
JP7572665B2 (ja) | 養生蓋及び養生蓋の設置方法 | |
JP2006029451A (ja) | 管路などの構造物の止水方法 | |
JP2004143759A (ja) | 排水設備及びその施工方法 | |
JP3232903U (ja) | 床スリーブ | |
JP2018096483A (ja) | 配管構造および配管施工方法 | |
JP5406360B2 (ja) | 排水管の取り外し方法 | |
JP4891047B2 (ja) | 排水管の施工構造 | |
JP2023179229A (ja) | 養生蓋及び養生蓋の設置方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200923 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6788289 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |