JP6785807B2 - コンバインの穀稈刈取装置及びその刈取ユニット - Google Patents
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Description
刈刃(1A)を有する刈取部(1)と前記刈取部(1)の下方に連結され畝山を走行するソリ板(2A)を有する追従ソリ部(2)とを少なくとも含む刈取ユニットと、
前記刈刃(1A)により切断された穀稈を後方に搬送するべく前記フレーム部(6)に取り付けられた搬送部(5)と、を備えたコンバインの穀稈刈取装置であって、
前記刈取ユニットが、
前記刈取部(1)の上方にて前記刈取部(1)を吊下支持する支持ブラケット部(7)と、
前記フレーム部(6)と前記支持ブラケット部(7)との間に介在して平行クランク機構によりこれらを連結するリンク部(4)と、
前記支持ブラケット部(7)の前端に連結されかつ前方に延在するデバイダフレーム(8B)と、
前記デバイダフレーム(8B)の前端に連結された分草ロッド(8A)と、
前記デバイダフレーム(8B)の長さ方向の中間位置において、回転自在に連結されかつ畝山を走行するゲージホイール(9A)と、を有し、
前記ゲージホイール(9A)が、左右方向において、前記ソリ板(2A)の中央線と前記刈刃(1A)の回転軸を通る線との間に位置することを特徴とする。
・ 上記態様において、前記刈取ユニットにおける前記リンク部(4)が、上下に配置された少なくとも2本のリンクロッド(4A、4B)を有し、2本の前記リンクロッド(4A、4B)が、各々の一端(4C1、4C3)を前記フレーム部(6)に回動自在に連結されると共に、各々の他端(4C2、4C2)を前記ブラケット部(7)に回動自在に連結されることにより平行クランク機構を構成することが、好適である。
・ 上記態様において、前記刈取ユニットが、前記リンク部(4)の2本の前記リンクロッド(4A、4B)を支持するべく、2本の前記リンクロッド(4A、4B)の少なくとも一方に対し下方から弾性力を及ぼすためのコイルスプリング(3D)をさらに有することが、好適である。
・ 上記態様において、前記刈取ユニットが左右方向において少なくとも一対設けられ、一対の前記刈取ユニットの間に前記搬送部(5)が配置されていることが、好適である。
・ 本発明の別の態様は、コンバインの前部に着脱可能に固定されるフレーム部(6)を有する穀稈刈取装置における刈取ユニットであって、
刈刃(1A)を有する刈取部(1)と、
前記刈取部(1)の下方に連結されかつ畝山を走行するソリ板(2A)を有する追従ソリ部(2)と、
前記刈取部(1)の上方にて前記刈取部(1)を吊下支持する支持ブラケット部(7)と、
前記フレーム部(6)と前記支持ブラケット部(7)との間に介在して平行クランク機構によりこれらを連結するリンク部(4)と、
前記リンク部(4)を下方から弾性力により支持するコイルスプリング(3D)を有する支持ロッド部(3)と、
前記支持ブラケット部(7)の前端に連結されかつ前方に延在するデバイダフレーム(8B)と前記デバイダフレーム(8B)の前端に連結された分草ロッド(8A)とを含むデバイダ部(8)と、
前記デバイダフレーム(8B)の長さ方向の中間位置において、回転自在に連結されかつ畝山を走行するゲージホイール(9A)とを有し、
前記ゲージホイール(9A)が、左右方向において、前記ソリ板(2A)の中央線と前記刈刃(1A)の回転軸を通る線との間に位置することを特徴とする。
<全体概要>
図1は、本発明による穀桿刈取装置、特に豆類の穀桿刈取装置10を取り付けた汎用的なコンバイン100の作業状況の一例を示した概略側面図である。図2は、図1に示したコンバイン100の一部と穀桿刈取装置10の概略的な拡大平面図である。
リンク部4は、フレーム部6と支持ブラケット部7との間に介在してこれらを連結する役割を担う。言い換えると、リンク部4は、刈取ユニットの中でフレーム部6に対する取付具の役割を担う。リンク部4は、一対の上リンクロッド4A、一対の下リンクロッド4B及び取付ブラケット4Dを有する。上リンクロッド4Aと下リンクロッド4Bは、同じ長さのロッドであり、ここでは平板ロッドであるが形状は平板に限られない。上リンクロッド4Aと下リンクロッド4Bは、動作原理的にはそれぞれ1本ずつでもよいが、強度を考慮して左右一対ずつ設けることが好適である。
図3及び図4に示すように、支持ロッド部3は、スライドロッド3A、上支持板3B、下支持板3C、コイルスプリング3D、調節ナット3E及び固定ナット3Fを有する。スライドロッド3Aは円柱状である。上支持板3B及び下支持板3Cの各々は、左右方向中央部に貫通孔をそれぞれ形成されており、これらの貫通孔をスライドロッド3Aが貫通している。
図3及び図4に戻る。支持ブラケット部7は、鉛直方向に配置されたブラケット平板7A及びブラケット折板7Bを有する。ブラケット平板7Aは、前後方向に沿って延在する。ブラケット折板7Bは、後方部分はブラケット平板7Aと平行に延在し、前方部分はブラケット平板7Aに近づくように屈曲し、前端においてブラケット平板7Aの前端と接合されている。
刈取部1と追従ソリ部2は、例えば特許文献1に記載された構成とすることができる。一例として、支持ブラケット部7に連結された取付プレート1Gは、その下方に位置する刈取部1における筐体状の伝導ベルトフレーム1Fに固定されている。伝導ベルトフレーム1Fの前端側上面に突出する回転軸1Bに刈刃1Aが取り付けられている。伝導ベルトフレーム1Fの後端側上面に設置された刈刃駆動モータ1Cの回転が伝導ベルトフレーム1Fの内部の伝導ベルトにより伝達され、刈刃1Aが回転駆動される。
図7(a)は、概略的に示した図4のI−I矢視拡大図であり、支持ブラケット部7とデバイダ部8の連結部分を示している。支持ブラケット部7のブラケット平板7A(ブラケット折板も裏面に接合)の前端に取付プレート8Cが取り付けられている。取付プレート8Cには、デバイダ部8のデバイダフレーム8Bが溶接等により固定されている。
本発明では、デバイダフレーム8Bの長さ方向の中間位置にゲージホイール部9が連結されている。ゲージホイール部9は、回転軸9Bを中心に回転自在であるゲージホイール9Aを有する。ゲージホイール9Aは、ソリ板2Aと同様に畝山を走行する。図4に示すように、好適にはゲージホイール9Aは、前後方向においては、ソリ板2Aの先端とデバイダフレーム8Bの先端との間に位置し、左右方向においては、ソリ板2Aの中央線と刈刃1Aの回転軸1Bを通る線との間に位置する。
図8は、上述した穀桿刈取装置10による刈取作業状況の一例を模式的に示した概略正面図である。穀桿刈取装置10は、2組の最小構成単位を備えている。左側の最小構成単位は、畝谷L1及びその両側の2列の畝山H1、H2の上をそれぞれ進行する。右側の最小構成単位は、畝谷L3及びその両側の2列の畝山H3、H4の上をそれぞれ進行する。各搬送部5は、畝谷L1及びL3にそれぞれ沿って、所定の対地高さを維持して進行する。搬送部5以外の構成要素は、畝山H1、H2及び畝山H3、H4に沿って進行する。
1A 刈刃
1B 回転軸
1C 刈刃駆動モータ
1F 伝導ベルトフレーム
1G 取付プレート
2 追従ソリ部
2A ソリ板
2B 丸棒
2D ソリ板取付プレート
3 支持ロッド部
3A スライドロッド
3A1 螺子山
3B 上支持板
3B1 軸
3C 下支持板
3C1 軸
3D コイルスプリング
3E 調節ナット
3F 固定ナット
4 リンク部
4A 上リンクロッド
4B 下リンクロッド
4C1、4C2、4C3、4C4 軸
4D 取付ブラケット
4D1 ロッド軸孔
5 搬送部
5A 無端搬送部材
5B カバー板
6 フレーム部
6A フレーム本体
6B フレーム主軸
7 支持ブラケット部
7A ブラケット平板
7B ブラケット折板
8 デバイダ部
8A 分草ロッド
8B デバイダフレーム
8C 取付プレート
8C1、8C2 高さ調節機構
8D 連結軸
9 ゲージホイール部
9A ホイール
9B 回転軸
9C 取付プレート
9C1、9C2 高さ調節機構
9D 連結軸
10 穀桿刈取装置
100 コンバイン
120 本体フレーム
130 搬送装置
131 オーガー
132 供給コンベア
140 運転操作部
150 走行装置
160 掻込リール
160A リールタイン
160B リール枠
160C リール支持アーム
200 植立穀桿
H 畝山
L 畝谷
Claims (5)
- コンバインの前部に着脱可能に固定されるフレーム部(6)と、
刈刃(1A)を有する刈取部(1)と前記刈取部(1)の下方に連結されかつ畝山を走行するソリ板(2A)を有する追従ソリ部(2)とを少なくとも含む刈取ユニットと、
前記刈刃(1A)により切断された穀稈を後方に搬送するべく前記フレーム部(6)に取り付けられた搬送部(5)と、を備えたコンバインの穀稈刈取装置であって、
前記刈取ユニットが、
前記刈取部(1)の上方にて前記刈取部(1)を吊下支持する支持ブラケット部(7)と、
前記フレーム部(6)と前記支持ブラケット部(7)との間に介在して平行クランク機構によりこれらを連結するリンク部(4)と、
前記支持ブラケット部(7)の前端に連結されかつ前方に延在するデバイダフレーム(8B)と、
前記デバイダフレーム(8B)の前端に連結された分草ロッド(8A)と、
前記デバイダフレーム(8B)の長さ方向の中間位置において、回転自在に連結されかつ畝山を走行するゲージホイール(9A)と、を有し、
前記ゲージホイール(9A)が、左右方向において、前記ソリ板(2A)の中央線と前記刈刃(1A)の回転軸を通る線との間に位置することを特徴とするコンバインの穀稈刈取装置。 - 前記刈取ユニットにおける前記リンク部(4)が、上下に配置された少なくとも2本のリンクロッド(4A、4B)を有し、2本の前記リンクロッド(4A、4B)が、各々の一端(4C1、4C3)を前記フレーム部(6)に回動自在に連結されると共に、各々の他端(4C2、4C2)を前記ブラケット部(7)に回動自在に連結されることにより平行クランク機構を構成することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀稈刈取装置。
- 前記刈取ユニットが、前記リンク部(4)の2本の前記リンクロッド(4A、4B)を支持するべく、2本の前記リンクロッド(4A、4B)の少なくとも一方に対し下方から弾性力を及ぼすためのコイルスプリング(3D)をさらに有することを特徴とする請求項2に記載のコンバインの穀稈刈取装置。
- 前記刈取ユニットが左右方向において少なくとも一対設けられ、一対の前記刈取ユニットの間に前記搬送部(5)が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンバインの穀稈刈取装置。
- コンバインの前部に着脱可能に固定されるフレーム部(6)を有する穀稈刈取装置における刈取ユニットであって、
刈刃(1A)を有する刈取部(1)と、
前記刈取部(1)の下方に連結されかつ畝山を走行するソリ板(2A)を有する追従ソリ部(2)と、
前記刈取部(1)の上方にて前記刈取部(1)を吊下支持する支持ブラケット部(7)と、
前記フレーム部(6)と前記支持ブラケット部(7)との間に介在して平行クランク機構によりこれらを連結するリンク部(4)と、
前記リンク部(4)を下方から弾性力により支持するコイルスプリング(3D)を有する支持ロッド部(3)と、
前記支持ブラケット部(7)の前端に連結されかつ前方に延在するデバイダフレーム(8B)と前記デバイダフレーム(8B)の前端に連結された分草ロッド(8A)とを含むデバイダ部(8)と、
前記デバイダフレーム(8B)の長さ方向の中間位置において、回転自在に連結されかつ畝山を走行するゲージホイール(9A)と、を有し、
前記ゲージホイール(9A)が、左右方向において、前記ソリ板(2A)の中央線と前記刈刃(1A)の回転軸を通る線との間に位置することを特徴とする穀稈刈取装置における刈取ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018016067A JP6785807B2 (ja) | 2018-02-01 | 2018-02-01 | コンバインの穀稈刈取装置及びその刈取ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018016067A JP6785807B2 (ja) | 2018-02-01 | 2018-02-01 | コンバインの穀稈刈取装置及びその刈取ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019129779A JP2019129779A (ja) | 2019-08-08 |
JP6785807B2 true JP6785807B2 (ja) | 2020-11-18 |
Family
ID=67544996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018016067A Active JP6785807B2 (ja) | 2018-02-01 | 2018-02-01 | コンバインの穀稈刈取装置及びその刈取ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6785807B2 (ja) |
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JP7297572B2 (ja) * | 2019-07-12 | 2023-06-26 | 株式会社三共 | 遊技機 |
CN111955148B (zh) * | 2020-08-20 | 2022-04-22 | 贵州省草业研究所 | 一种牧草收割装置 |
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2018
- 2018-02-01 JP JP2018016067A patent/JP6785807B2/ja active Active
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JP2019129779A (ja) | 2019-08-08 |
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