JP6774514B2 - 梱包装置及び梱包方法 - Google Patents

梱包装置及び梱包方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6774514B2
JP6774514B2 JP2019018183A JP2019018183A JP6774514B2 JP 6774514 B2 JP6774514 B2 JP 6774514B2 JP 2019018183 A JP2019018183 A JP 2019018183A JP 2019018183 A JP2019018183 A JP 2019018183A JP 6774514 B2 JP6774514 B2 JP 6774514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
packed
work table
packing
storage box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019018183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020125130A (ja
Inventor
英史 島津
英史 島津
優 竹内
優 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itochu MachineTechnos Corp
Original Assignee
Itochu MachineTechnos Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itochu MachineTechnos Corp filed Critical Itochu MachineTechnos Corp
Priority to JP2019018183A priority Critical patent/JP6774514B2/ja
Publication of JP2020125130A publication Critical patent/JP2020125130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6774514B2 publication Critical patent/JP6774514B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

本発明は、段ボール箱等の収容箱に複数の被梱包物を効率的且つ不具合なく収容できる梱包装置及び梱包方法、並びに収容箱に関する。
ハムカツ、コロッケ、メンチカツ等のような比較的薄い食品等は、その製造工場から卸し業者、二次加工業者、小売店等に出荷される。その際、食品等(以下「被梱包物」という。)は、段ボール箱等の収容箱にできるだけ多く入れて出荷されるケースが多く、輸送コストの低減や次工程での自動化に有利になっている。
しかし、多くの場合は、製造工場で出来上がった被梱包物を手作業で収容箱に入れており、製造工程の自動化が進んでも、最終的な梱包工程が手作業で行われているという難点があった。
こうした問題に対する先行技術文献は見当たらなかったが、例えば特許文献1には、被梱包物を集積する梱包装置について、集積を正確に行うための構成が、梱包部材の下方に配置される装置の他の構成の邪魔にならないようにした梱包装置が提案されている。この梱包装置は、複数の被梱包物を梱包部材内へ上下に集積する集積部を備えた梱包装置において、集積部は、梱包部材の上方から梱包部材内に順次被梱包物を落下させる投下部と、投下部が落下させた被梱包物を梱包部材の底部に到達する前に受けて乗せる仮受部と、仮受部の支持部とを備えるようにしたものである。
特開2006−168817号公報
本発明の目的は、段ボール箱等の収容箱にできるだけ多くの被梱包物を入れる作業の自動化を実現した新しい装置及び方法であって、複数の被梱包物を効率的且つ不具合なく収容できる梱包装置及び梱包方法を提供することにある。さらに、その梱包装置及び梱包方法で好ましく適用される収容箱を提供することにある。
(1)本発明に係る梱包装置は、ワーク台上のシートに載置された複数の被梱包物を、前記シートとともに収容箱内に収容する梱包装置であって、前記ワーク台上の所定の位置に前記シートを供給するシート供給装置と、供給された前記シートに複数の前記被梱包物を載置する被梱包物載置装置と、前記被梱包物を前記シートとともに吸引して前記収容箱内に収容する被梱包物収容装置と、を備える、ことを特徴とする。
この発明によれば、シートに載置された被梱包物をシートとともに上方に引き上げ、収容箱内に収容することができる。その結果、段ボール箱等の収容箱にできるだけ多くの被梱包物を入れる作業を自動化でき、被梱包物を効率的且つ不具合なく収容することができる。
本発明に係る梱包装置において、前記被梱包物収容装置は、前記シートに載置された前記被梱包物の外側にある該シートに当接する枠体を有した吸引装置を備える。この発明によれば、枠体をシートに当接した状態でエアー吸引するので、吸引装置を作動させて被梱包物をシートとともに安定して収容箱に収容できる。
本発明に係る梱包装置において、前記シート供給装置は、切断されたシートを前記ワーク台に吸着させる吸着装置を備える。この発明によれば、ワーク台に吸着されたシートは、被梱包物を載置する位置にシート形態を保持しながら移動することができ、さらに載置された被梱包物とともにシートを引き上げる位置までシート形態を保持しながら移動することができる。その結果、吸引装置を作動させて被梱包物をシートとともに吸着して収容箱に収容することができる。
本発明に係る梱包装置において、前記吸着装置は、前記ワーク台からエアー吸引して前記シートを前記ワーク台に吸着させる。
本発明に係る梱包装置において、前記被梱包物載置装置は、前記シートに複数の前記被梱包物を連続的に載置する装置を有する。
(2)本発明に係る梱包方法は、ワーク台上のシートに載置された複数の被梱包物を、前記シートとともに収容箱内に収容する梱包方法であって、前記ワーク台上の所定の位置に前記シートを供給するシート供給工程と、供給された前記シートに複数の前記被梱包物を載置する被梱包物載置工程と、前記被梱包物を前記シートとともに吸引して前記収容箱内に収容する被梱包物収容工程と、を備える、ことを特徴とする。
本発明に係る梱包方法において、前記被梱包物収容工程は、前記シート上に載置された前記被梱包物の外側にある該シートに当接する枠体を有した吸引装置により、前記枠体を前記シートに当接した状態でエアー吸引する。
本発明に係る梱包方法において、前記収容箱内には、前記被梱包物を包むための包装シートが予め敷かれており、該包装シートには複数の穴が設けられている。
(3)本発明に係る収容箱は、シートに載置された複数の被梱包物を、前記シートとともに収容する収容箱であって、内側底面及び内側側面には前記被梱包物を包むための包装シートを備え、該包装シートには複数の穴が設けられている、ことを特徴とする。
この発明によれば、収容箱の内側底面及び内側側面には被梱包物を包むための包装シートを備え、しかもその包装シートには複数の穴が設けられているので、シートに載置された複数の被梱包物をシートとともに収容する際に、そのシートと包装シートとの間の空気を、包装シートに設けられた穴から逃がすことができる。その結果、被梱包物をシートとともに複数積層することができる。
本発明によれば、シートに載置された被梱包物をシートとともに上方に引き上げ、収容箱内に収容することができる。その結果、段ボール箱等の収容箱にできるだけ多くの被梱包物を入れる作業を自動化でき、被梱包物を効率的且つ不具合なく収容することができる。
本発明に係る梱包装置の一例を示す全体構成図である。 長尺シートを供給し、切断し、ワーク台上に供給する装置構成の一例を示す説明図である。 切断したシートをワーク台上に供給するシート供給装置の一例を示す説明図である。 被梱包物をシートに載置する被梱包物載置装置の一例を示す説明図である。 被梱包物載置装置で行う動作の説明図である。 被梱包物を整列して移動させる移動装置の説明図である。 被梱包物をシートとともに吸引する吸引装置の説明図である。 吸引装置が備える枠体を、シートに載置された被梱包物の外側にあるシートに当接する際の説明図である。 シートとともに上方に引き上げた被梱包物を収容箱の位置に移動する被梱包物収容装置の説明図である。 被梱包物を収容箱に収容する際の説明図である。 包装シートを備えた収容箱(A)と、その収容箱内に被梱包物をシートとともに収容する際の空気抜け形態(B)を示す説明図である。 複数の被梱包物を載せたシートを積層収容した形態を示す説明図である。
以下、本発明に係る梱包装置及び梱包方法並びに収容箱について、図面を参照しつつ説明する。本発明は下記の実施形態に示すとおりであるが、その技術的思想の範囲内で各種の変形例や応用例を包含する。
[梱包装置及び梱包方法]
本発明に係る梱包装置1(梱包方法)は、図1にその概要を示すように、ワーク台6上のシート3に載置された複数の被梱包物2を、そのシート3とともに収容箱4内に収容する梱包装置(梱包方法)である。そして、この梱包装置1(梱包方法)は、ワーク台6上の所定の位置29にシート3を供給するシート供給装置20(シート供給工程)と、供給されたシート3に複数の被梱包物2を載置する被梱包物載置装置30(被梱包物載置工程)と、被梱包物2をシート3とともに吸引して収容箱4内に収容する被梱包物収容装置10(被梱包物収容工程)とを少なくとも備える。なお、以下では、装置と方法又は工程とを区別して説明する場合を除き、「装置」を「方法」又は「工程」に置き換えることができる。
本発明では、特に被梱包物収容装置10に特徴があり、図7及び図8に示すように、シート3に載置された被梱包物2の外側にあるシート3に当接する枠体13を有した吸引装置14を備えている。この吸引装置14は、その枠体13をシート3に当接した状態でエアー吸引し、被梱包物2をシート3とともに吸引して収容箱4内に収容することができる。
この梱包装置1は、シート3に載置された被梱包物2をシート3とともに吸引して収容箱4内に収容することができる。その結果、段ボール箱等の収容箱4にできるだけ多くの被梱包物2を入れる作業を自動化でき、被梱包物2を効率的且つ不具合なく収容することができる。
以下、各構成要素を順に説明する。
<シート供給装置>
シート供給装置20は、図1〜図4に示すように、ワーク台6上の所定の位置29にシート3を供給する装置である。所定の位置29とは、図4に示すように、被梱包物載置装置30により被梱包物2がシート3に載置される位置である。このシート供給装置20では、図1及び図4に示すように、ベルトコンベア26の上面からなるワーク台6の上に載せられたシート3を、ベルトコンベア26を駆動させて所定の位置29まで移動させている。なお、図1や図4に示すようなベルトコンベア26を有さない場合には、その所定の位置29にシート3を直接載せることができるシート供給装置20(図示しない)であってもよい。このように、最終的に所定の位置29にシート3を移動又は載置して供給されていればよいので、供給するまでの装置構成は特に限定されず、種々の装置を任意に構成することができる。
図1及び図4で例示するシート供給装置20は、ベルトコンベア26を備えた第2シート移動装置25でシート3を所定の位置29まで移動させて供給する装置であるので、シート3をワーク台上に吸着させるためのシート吸着装置(図示しない)を備えていることが好ましい。そうしたシート吸着装置は、ベルトコンベア26に設けたエアー吸引穴24から吸引してワーク台6上に載せたシート3をワーク台6に吸着させることができる。
シート供給装置20の前工程には、例えば図1〜図7の構成例に示すように、シート繰り出し装置21、シート切断装置22、第1シート移動装置23を配置してもよく、種々の装置を必要に応じて設けることができる。なお、所定の位置29にシート3を直接載せる場合には、例えば図1の構成例から第2シート移動装置25を除いて、第1シート移動装置23によって、ワーク台6上の所定の位置29に直接移動させて供給しても構わない。また、既に所定形状に切断されたシート3が準備されていれば、シート繰り出し装置21、シート切断装置22、第1シート移動装置23を不要とし、ワーク台6上に載せたシート3をワーク台6上に吸着させた状態で、第2シート移動装置25で所定の位置29まで移動させてもよい。
例えば、図1〜図4の例では、ロール21aに巻かれた所定幅の長尺シート21bをシート繰り出し装置21で所定長さだけ繰り出し、繰り出された長尺シート21bをシート切断装置22で所定長さに切断してシート3とし、切断したシート3を第1シート移動装置23(図3参照)でワーク台6上に移動し、移動したシート3をエアー吸引穴24でワーク台6に吸着させ、吸着したシート3を第2シート移動装置25で移動させて所定の位置29に供給している。
(シート繰り出し装置)
シート繰り出し装置21は特に限定されない任意の装置であるが、図2に例示するように、ロール21aに巻かれた所定幅の長尺シート21bを繰り出すことができる装置とすることができる。通常は、図2に示すように、ロール21aを保持する軸を回転可能に軸支する支持部材(図示しない)を備えており、必要に応じて、繰り出しをアシストする繰り出しモータや、過回転を防ぐためにバックテンション機能を備えたものであってもよい。繰り出し長さは、図2に示すような公知のダンパー21d等を採用することができ、一定長さ毎に繰り出すことができる。なお、シート繰り出し装置21は種々の態様の装置であってもよく、図2の例に限定されない。
シートの材質は特に限定されないが、ポリオレフィンシート、ポリエステルシート等や、多層のラミネートシート等を挙げることができる。シートの厚さは、そのシート材質とも関連するので特に限定されず、後述の被梱包物収容装置10での吸引により、被梱包物2とともに上方に引き上げられる程度の強度や柔軟性を有したものであることが望ましい。
(シート切断装置)
シート切断装置22も特に限定されない任意の装置であるが、図2に例示するように、一定長さ繰り出された長尺シート21bを幅方向に切断し、所定形状のシート3に切断することができる装置とすることができる。シート3の形状は特に限定されないが、正方形又は長方形の四角形であることが望ましい。四角形のシートは、切断工程の容易さや取り扱いやすさの点で望ましいが、それ以外の形状であっても構わない。シート3の大きさも特に限定されず、シート3上に並べられる被梱包物2の数や、収容箱4の大きさ等を考慮して設定される。
シート切断装置22は、通常、繰り出された長尺シート21bを切断用ワーク台22aで切断する装置である。カッターは種々の形態のものを採用でき、上方から降下するカッターや、幅方向の一方から他方に移動して切断するカッター等を挙げることができる。切断時には、長尺シート21bがめくれたりしないように、切断用ワーク台22aに長尺シート21bが吸着されていることが好ましい。切断用ワーク台22aへの長尺シート21bの吸着は、切断用ワーク台22aの裏面からエアー吸引等して行うことができる。なお、シート切断装置22は種々の態様の装置とすることができる。
(第1シート移動装置)
第1シート移動装置23も特に限定されない任意の装置であるが、図3の矢印のように、所定形状に切断したシート3をワーク台6上に移動することができる装置であればよい。シート切断装置22で切断されたシート3は、吸引治具23aでエアー吸引され、切断用ワーク台22aとは別のワーク台6に移動される。シート3をエアー吸引する吸引治具23aは、切断用ワーク台22aでシート3を吸引し、ワーク台6上まで移動してそのワーク台6上に載せる。ワーク台6の裏面には、エアー吸引穴24でシート3を吸引するシート吸着装置(図示しない)が設けられていることが望ましい。このシート吸着装置は、ワーク台6上の所定の位置にシート3を載せた際にワーク台6上にシート3を吸着保持するので、シート3はワーク台6上でめくれ上がることなく四角形を保持した状態で保持される。エアー吸引穴24は、ワーク台6からシートがめくれない程度の大きさと密度で任意に設けられていることが望ましい。なお、第1シート移動装置23は種々の態様の装置であってもよく、図3の例に限定されない。
(第2シート移動装置)
第2シート移動装置25も特に限定されない任意の装置であるが、図4に例示するように、ワーク台6に載せられたシート3を、ワーク台6上に吸着した状態で被梱包物2の供給位置である所定の位置29まで移動する装置とすることができる。この第2シート移動装置25としては、例えば、図1及び図4に示すようなベルトコンベア26を好ましく採用でき、シート状ベルトをワーク台6とし、そのワーク台6上にシート3を吸着した状態でベルトコンベア26を作動させて、シート3を移動させることができる。ベルトコンベア26は公知のものを適用でき、特に限定されない。
ワーク台6上へのシート3の吸着は、図示しないシート吸着装置で行われるが、その機能としては、エアー吸引穴24が形成されたシート状ベルトからなるワーク台6の裏面からエアー吸引して、シート3をワーク台6上に吸着する。こうすることにより、シート3を所定の位置29に保持する際、及び/又は、シート3を所定の位置29まで移動させる際に、シート3がめくれたり位置ズレたりするのを防ぐことができる。ワーク台上へのシート3の吸着は、シート状ベルトであるワーク台6に小さなエアー吸引穴24を空け、下方からエアー吸引することでエアー吸引穴24がシート3を吸着させるという公知の技術を適用できる。エアー吸引穴24は、シート3をワーク台6に吸着させるのに適した位置に必要な大きさと数で設けられていればよい。ワーク台6となるシート状ベルトは、シート3を吸着した状態で、被梱包物2がシート3上に供給される所定位置29まで移動することができるものであれば特に限定されず、例えば、可撓性樹脂シート等が好ましく採用されるが、繊維材料を複合させて強化した可撓性樹脂シート等であってもよく、特に限定されない。
<被梱包物載置装置>
被梱包物載置装置30は、図4及び図5に示すように、所定の位置29に供給されたシート3の上に、複数の被梱包物2を載置する装置である。この載置装置30は、シート3上に被梱包物2を載置する装置であればよく、その装置形態は特に限定されない。一例としては、上記と同じシート吸着装置や、連続供給装置33等を任意に組み合わせ構成することができる。
(シート吸着装置)
シート吸着装置(図示しない)は、既に説明したように、所定の位置29にあるシート3上に被梱包物2を載置する際に、シート3をワーク台6に吸着させるための装置である。このシート吸着装置は、上記したエアー吸引穴24を有するシート吸着装置でであってもよいし、そのシート吸着装置とは別に設けたものであってもよい。図4及び図5に示したシート吸着装置は、ベルトコンベア26に設けられたエアー吸引穴24でシート3を吸着させながら移動する第2シート移動装置25と併用したものである。そのため、第2シート移動装置25により、シート3は、ワーク台6上に吸着した状態で所定の位置29までベルトコンベア26で移動され、その所定の位置29で被梱包物2が載置され、さらにその後、載置された被梱包物2とともにシート3を引き上げる位置までシート3を吸着した状態で移動される態様とすることができる。
(連続供給装置)
連続供給装置33は、被梱包物2がシート3上に載置される所定の位置29まで被梱包物2を移動し、移動した被梱包物2をそのシート3上に供給して載置する装置である。この連続供給装置33の形態は特に限定されないが、図1,図4〜図6の例では、ベルトコンベアで被梱包物2を例えば一つずつ連続して運ぶ第1移動装置33aと、その被梱包物2を複数(例えば4つ)載置された後に別に設けたベルトコンベアで所定の位置29まで運ぶ第2移動装置33bと、所定の位置29まで運んだ被梱包物2をシート3上に載せるための第3移動装置33cとを有する構成とすることができる。
第1移動装置33aと第2移動装置33bは、被梱包物2をどのように移動するかの形態を考慮して設計することができる。第1移動装置33aは、図1及び図6に示すように、ベルトコンベア37で被梱包物2を例えば一つずつ連続して運ぶ装置である。この第1移動装置33aは、そのベルトコンベア37上に被梱包物2を整列させて供給する整列供給装置38を上流側(前工程側)に備えていてもよい。
第2移動装置33bは、図1及び図6に示すように、被梱包物2を複数(例えば4つ)載置された後に別に設けたベルトコンベア39で所定の位置29まで運ぶ装置である。この第2移動装置33bは、図6に示すように、例えばベルトコンベア27で一列状態で運ばれた被梱包物2をストッパー部材37aで4つ並べ、その後、別に設けたベルトコンベア39にアームで押して移動するプッシュ装置37bを備えている。こうした第2移動装置33bにより、整列した被梱包物2をベルトコンベア39上に移動することができる。ベルトコンベア39上に移動した被梱包物2は、その整列状態を維持した状態で、載置箇所まで送られ、第3移動装置33cでシート3上に載置される。なお、図6中の符号38aは、ベルトコンベア39を構成するシート状ベルト39aの両サイドに設けられたサイドガイドである。
第3移動装置33cは、被梱包物2をどのようにシート3上に載せるかを考慮して任意に設計することができるが、図4及び図5の例では、被梱包物2を載置する位置(所定の位置29)側にある傾斜面34aと、その傾斜面34aに連続する平坦面34bとで構成されている。この第3移動装置33cは、第2移動装置33bに連結されて設けられており、第3移動装置33cだけを前進35又は後退36させるように構成されている。第2移動装置33bと第3移動装置33cとはシート状ベルト39aを共有し、第2移動装置33bに連結した第3移動装置33cが、所定の位置29の奥側に向かって前進35し、第1移動装置33a側である手前側に向かって後退36する機構になっている。「手前側」とは第1移動装置33aの側であり、第3移動装置33aが第1移動装置33aの側(手前側)に向かって移動することを「後退36」と言い、「奥側」とは手前側の逆の側であり、第3移動装置33aが奥側に向かって移動することを「前進35」と言う。
具体的には、第3移動装置33cは、4つ一列になった被梱包物2が平坦面34bに載った状態で前進35し、シート3の最も奥側に至るまで伸ばす。4つの被梱包物2は、伸ばした後の傾斜面34aからシート3上に滑り落ちる。次いで、第3移動装置33cを少し後退36させて、次の4つの被梱包物2を傾斜面34aからシート3上に滑り落とす。次いで、第3移動装置33cをさらに少し後退36させて、次の4つの被梱包物2を傾斜面34aからシート3上に滑り落とす。こうすることで、図4に示すように、シート3の奥側から手前側に順に被梱包物2を載置することができる。なお、第3移動装置33cの前進35、後退36の際には、シート状ベルト39aは移動したままであるが、上記動作を阻害しない範囲での停止動作があってもよい。
この連続供給装置33では、上記第1〜第3移動装置33a,33b,33cによりシート3上に被梱包物2を供給して載置しているが、これらの装置形態以外の装置や方法であってもよい。なお、上記の例では、シート3上への被梱包物2の供給は、第1〜第3移動装置33a,33b,33cによって連続的に行われる。
<被梱包物収容装置>
被梱包物収容装置10は、図7〜図10に示すように、シート3上に載置された後の被梱包物2をシート3とともに収容箱4内に収容する装置である。この被梱包物収容装置10はそうした機能を実現できる構成であれば特に限定されないが、図示のように、枠体13を有した吸引装置14を備え、その吸引装置14でシート3を吸引した状態で収容箱4に移動する装置で構成されている。この被梱包物収容装置10により、段ボール箱等の収容箱4にできるだけ多くの被梱包物2を入れる作業を自動化でき、被梱包物2を効率的且つ不具合なく収容することができる。
(吸引装置と枠体)
被梱包物収容装置10は、シート3上に載置された被梱包物2の外側にあるシート3に当接する枠体13を有した吸引装置14を備えている。この吸引装置14は、枠体13をシート3に当接した状態でエアー吸引することで、シート3上に複数の被梱包物2が並んで載置された状態でそれらを吸引保持することができる。被梱包物2の外側にあるシート3とは、シート3上に載置した被梱包物2の外側にはみ出たシート3のことを意味しており、枠体13が当接する当接代3bとなる部分である。枠体13は、シート3上に載置された被梱包物2の外側にある当接代3bとして作用するシート3に当接し、枠体13とシート3との隙間をなくし、被梱包物2の収容空間となる枠体内部13aを減圧して吸引する。したがって、シート3は、その当接代3bとなるだけの部分が被梱包物2の外側に確保できる程度の大きさであることが好ましい。その当接代3bの寸法は、枠体13が当接可能な寸法であればよい。シート3が四角形である場合は、枠体13も四角形であることが好ましい。
枠体13は、図7及び図8に示すように、吸引装置14の外周を構成するものであり、枠体13がシート3に当接した状態で吸引装置14が作動することにより、枠体内部13aが減圧され、被梱包物2を載置したシート3が吸引される。枠体13はそうした機能を実現できる構造形態であることが必要であり、枠体13がシート側に向かって突出した形態になっていることが好ましい。枠体13の材質は特に限定されないが、シリコン等の柔らかい弾性部材であることが好ましい。そうした弾性部材を少なくとも先端に備えた枠体13は、枠体13のシート側端部13bをシート3に密着良く当接することができる。「少なくとも」としたのは、枠体13の全てを弾性部材としてもよいし、枠体13の先端だけを弾性部材としてもよいことを意味する。
(昇降機構と移動機構)
被梱包物収容装置10は、吸引装置14でシート3を吸引した状態で収容箱4に収容される。その収容動作は特に限定されないが、被梱包物2を載せたシート3を吸引装置14で吸引した状態で、吸引装置14自体を移動させて収容箱4に入れてもよいし、吸引装置14は移動しないで収容箱4を移動させて入れてもよい。吸引装置14を移動させる場合は、例えば図9に示すように、上昇11、降下11させる昇降機構と、引き上げたシート3を収容箱4に水平移動12する移動機構とを少なくとも備えていてもよい。昇降機構と移動機構は必要に応じて設けることができるものであり、特に限定されないが、被梱包物2が載置されたシート3を吸引して上昇11させ、収容箱4の位置まで移動12させ、その後、収容箱内に降下11させ、その結果、収容箱4に収容することができるものであればよく、従来公知の装置を適用可能である。なお、吸引装置14は、昇降や横移動中に被梱包物2を載置したシート3が脱落しないように、吸引装置14を作動させておく必要がある。
以上説明した本発明に係る梱包装置1によれば、シート3上に載置された被梱包物2をシート3とともに収容箱4内に収容することができる。その結果、段ボール箱等の収容箱4にできるだけ多くの被梱包物2を入れる作業を自動化でき、被梱包物を効率的且つ不具合なく収容することができる。
<収容箱>
収容箱4は、図11(A)に示すように、シート3上に載置された複数の被梱包物2を、シート3とともに収容するための箱である。そして、収容箱4の内側の底面(内側底面という。)及び内側の側面(内側側面という。)には被梱包物2を包むための包装シート5を備えている。さらに、その包装シート5には、複数の穴5aが設けられている。この収容箱4に、シート3上に載置された複数の被梱包物2をシートとともに収容する際には、図11(B)に示すように、そのシート3と包装シート5との間の空気を、包装シート5に設けられた穴5aから逃がすことができる。こうした穴5aの存在により、包装シート5を収容箱4内の隅々まで広げることができ、収容した後に吸引装置14を上昇させる際に包装シート5が持ち上がってしまうことがなく、その結果、図12に示すように、被梱包物2を載置したシート3を、収容箱4内に複数積層することができる。
収容箱4は、図1に示すように、収容動作を行う位置にベルトコンベア等の移送手段で供給される。この収容箱を移送する移送手段は特に限定されず、各種の装置で構成することができる。この移送手段により、収容箱4を被梱包物2がシート3とともに収容される位置に移動することができるとともに、収容された後の収容箱4を次工程に移動することができる。
収容箱4内に入れておく包装シート5は、図11(A)に示すように、穴5aが空いたものであればよく、その材質は特に限定されないが、例えば、ポリオレフィンシート、ポリエステルシート等のシートや、多層ラミネートシート等を挙げることができる。包装シート5の厚さは、そのシート材質とも関連するので特に限定されないが、包装シートとして適した厚さのものを好ましく用いることができる。なお、穴5aは、空気抜けを良好にするという観点から、包装シート5を収容箱4に入れた際に収容箱4の底面位置になるように少なくとも設けられていればよいが、底面位置に加えて側面位置にも設けられていてもよいし、包装シート5の全面に設けられていてもよい。
図11は、包装シート5を備えた収容箱4の形態(A)と、その収容箱内に被梱包物2をシート3とともに収容する際の空気抜け形態(B)を示す説明図である。図12は、収容箱4に複数の被梱包物2が収容された形態を示す説明図である。図11中の矢印は、吸引装置14が降下11した際に、包装シート5と吸引装置14との間の空気が、包装シート5に設けられた穴5aから逃げる状態(空気の流れ)を示している。本発明では、包装シート5を備えた収容箱4を用いることにより、上記本発明に係る梱包装置1及び梱包方法を実現することができる。
なお、本発明に係る梱包方法は、上記本発明に係る梱包装置1で行う方法である。詳しくは、ワーク台6上のシート3に載置された複数の被梱包物2を、シート3とともに収容箱4内に収容する梱包方法であって、ワーク台6上の所定の位置29にシート3を供給するシート供給工程と、供給されたシート3に複数の被梱包物2を載置する被梱包物載置工程と、被梱包物2をシート3とともに吸引して収容箱4内に収容する被梱包物収容工程と、を備える。この梱包方法の構成要素については、上記梱包装置1の構成要素と同じである。
1 梱包装置
2 被梱包物(ハムカツ、コロッケ、メンチカツ等)
3 シート
3a シート外縁
3b 当接代
4 収容箱
5 包装シート
5a 穴
6 ワーク台
10 被梱包物収容装置
11 昇降(上昇、降下)
12 水平移動
13 枠体
13a 枠内内部
13b 枠体のシート側端部
14 吸引装置
20 シート供給装置
21 シート繰り出し装置
21a ロール
21b 長尺シート
21d ダンパー
22 シート切断装置
22a 切断用ワーク台
22b カッター
23 第1シート移動装置
23a 吸引治具
24 エアー吸引穴
25 第2シート移動装置
26 ベルトコンベア
30 被梱包物載置装置
33 連続供給装置
33a 第1移動装置
33b 第2移動装置
33c 第3移動装置
34a 傾斜面
34b 平坦面
35 前進
36 後退
37 ベルトコンベア
37a ストッパー部材
37b プッシュ装置
38 整列供給装置
38a サイドガイド
39 ベルトコンベア
39a シート状ベルト

Claims (6)

  1. ワーク台上のシートに載置された複数の被梱包物を、前記シートとともに収容箱内に収容する梱包装置であって、前記ワーク台上の所定の位置に前記シートを供給するシート供給装置と、供給された前記シートに複数の前記被梱包物を載置する被梱包物載置装置と、前記被梱包物を前記シートとともに吸引して前記収容箱内に収容する被梱包物収容装置と、を備え、前記被梱包物収容装置は、前記シートに載置された前記被梱包物の外側にある該シートの当接代に当接する枠体を有した吸引装置を備える、ことを特徴とする梱包装置。
  2. 前記シート供給装置は、切断されたシートを前記ワーク台に吸着させる吸着装置を備える、請求項1に記載の梱包装置。
  3. 前記吸着装置は、前記ワーク台からエアー吸引して前記シートを前記ワーク台に吸着させる、請求項2に記載の梱包装置。
  4. 前記被梱包物載置装置は、前記シートに複数の前記被梱包物を連続的に載置する装置を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の梱包装置。
  5. ワーク台上のシートに載置された複数の被梱包物を、前記シートとともに収容箱内に収容する梱包方法であって、前記ワーク台上の所定の位置に前記シートを供給するシート供給工程と、供給された前記シートに複数の前記被梱包物を載置する被梱包物載置工程と、前記被梱包物を前記シートとともに吸引して前記収容箱内に収容する被梱包物収容工程と、を備え、前記被梱包物収容工程は、前記シート上に載置された前記被梱包物の外側にある該シートの当接代に当接する枠体を有した吸引装置により、前記枠体を前記シートの前記当接代に当接した状態でエアー吸引する、ことを特徴とする梱包方法。
  6. 前記収容箱内には、前記被梱包物を包むための包装シートが予め敷かれており、該包装シートには複数の穴が設けられている、請求項に記載の梱包方法。
JP2019018183A 2019-02-04 2019-02-04 梱包装置及び梱包方法 Active JP6774514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019018183A JP6774514B2 (ja) 2019-02-04 2019-02-04 梱包装置及び梱包方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019018183A JP6774514B2 (ja) 2019-02-04 2019-02-04 梱包装置及び梱包方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020125130A JP2020125130A (ja) 2020-08-20
JP6774514B2 true JP6774514B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=72084687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019018183A Active JP6774514B2 (ja) 2019-02-04 2019-02-04 梱包装置及び梱包方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6774514B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114955108A (zh) * 2021-02-24 2022-08-30 上海霞飞日化有限公司 一种用于化妆品盒塑封包装设备的翻转架

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5356454A (en) * 1976-10-30 1978-05-22 Matsushita Electric Works Ltd Adsorptive pad for vacuum lift
IT1176164B (it) * 1984-05-22 1987-08-18 Bini & C Srl Procedimento ed apparecchiatura per il sollevamento ed il trasporto di oggetti sistemati su supporti a vassoio o simili
JPH03200538A (ja) * 1989-12-28 1991-09-02 Taiyo Kagaku Kogyo Kk 収納容器
JPH0654649U (ja) * 1992-12-25 1994-07-26 株式会社不二レーベル 板状物の2枚重ね繰り出し防止装置
JPH09124149A (ja) * 1995-08-29 1997-05-13 Kobe Steel Ltd 軟質成形体の移載装置
JP2000185705A (ja) * 1998-12-21 2000-07-04 Toshiba Corp 箱詰め梱包方法およびその装置
JP4854988B2 (ja) * 2005-05-20 2012-01-18 レオン自動機株式会社 食品素材の移載方法および移載装置
JP4749977B2 (ja) * 2006-09-01 2011-08-17 株式会社ニチレイフーズ 整列具、整列方法、容器内収容方法および整列装置並びに収容装置
JP5307455B2 (ja) * 2008-06-04 2013-10-02 株式会社エヌテック 保持搬送装置
JP6154173B2 (ja) * 2013-04-03 2017-06-28 株式会社ナノテム 真空吸着装置及び吸着プレート
JP2014234216A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 ストラパック株式会社 シート供給方法、被包装物の保護処理方法、シート供給装置及び包装機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020125130A (ja) 2020-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5016275B2 (ja) 手袋包装装置
US10940965B2 (en) Device and method for assembling items for shipment
JP6461612B2 (ja) 箱詰め装置および箱詰め方法
JP4180735B2 (ja) キャリヤパッケージ
KR102134337B1 (ko) 포장 박스로부터 물품을 인출하는 인출 시스템
JP6774514B2 (ja) 梱包装置及び梱包方法
JP2019104507A (ja) 物品搬送設備
JP2006001598A (ja) 空袋群収容トレイ、トレイ輸送コンテナ、空袋群搬送方法、空袋群供給方法、並びに空袋群供給システム
JP2003212202A (ja) 有底袋への収納物の収納方法および収納装置
JP4584842B2 (ja) 函出し方法、開函装置、及び自動開梱搬入装置
JP5414370B2 (ja) 箱詰め装置
JP7294628B2 (ja) 果菜自動箱詰め排出方法、果菜収容箱自動積み重ね排出方法、果菜自動箱詰め排出装置、果菜収容箱自動積み重ね排出装置
JP2008179374A (ja) シート結束体および包装構造体
JPH11301610A (ja) 果菜物包装機
JP2019156440A (ja) 箱詰めシステム
JPH07242204A (ja) 箱詰機
WO2022176605A1 (ja) ガラス板梱包体、及びガラス板梱包体の開梱方法
US20090130387A1 (en) Blocking strip for die storage media
KR102599074B1 (ko) 단위제품의 포장장치
JP3988025B2 (ja) 緩衝材送入装置
WO2013015113A1 (ja) 光学素子の梱包方法及び梱包物
JP7453743B2 (ja) フィルムロール供給システム
JP5190026B2 (ja) 箱詰め装置
JP2550882Y2 (ja) 長尺体の梱包装置
WO2022201734A1 (ja) 製品入り外袋、給袋装置及び供給方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6774514

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250