JP6764594B2 - 型枠固定具、型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 - Google Patents
型枠固定具、型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6764594B2 JP6764594B2 JP2016234204A JP2016234204A JP6764594B2 JP 6764594 B2 JP6764594 B2 JP 6764594B2 JP 2016234204 A JP2016234204 A JP 2016234204A JP 2016234204 A JP2016234204 A JP 2016234204A JP 6764594 B2 JP6764594 B2 JP 6764594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- joint
- pillar
- fixing
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
(2)グラウトを目地に注入した際に、内部エアが袋小路状に目地内に留まり、硬化後に断面欠損が生じるおそれがある。
(3)エサフォーム(登録商標)を土手として使用する場合には、グラウト注入後に目地コテ仕上げが必要となり、作業手間やコストが増大する。また、グラウトとして使用するモルタルの性能や管理方法などを事前に把握しておく必要がある。
(1)手掛かりの無いコンクリート表面に対して、型枠を堅固に押し付ける必要がある。この場合、現場の条件に応じて、簡単に取付け可能な押し付け金物(例えば、特許文献1を参照)などの型枠固定具が必要になってくる。
まず、本発明の実施の形態1について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施の形態1に係る型枠固定具100は、矩形断面の上部柱1(PCa柱)の下端部と床面2の間の接合目地3の周囲に設けられる型枠4を固定するための型枠固定具である。型枠4は水平方向に延在する角型の木製型枠であり、上部柱1の四方側面の下端部を囲むように床面2上に配置される。この型枠4は、図2に示すように、上部柱1の側面から若干の間隔(例えば数mm)をおいて配置される。なお、図3に示すように、上部柱1の四隅に位置する型枠4の下部にはエア抜き用の孔5が設けられている。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図4に示すように、本実施の形態2に係る型枠固定具200は、上記の実施の形態1において、押し付け片12の水平部12aに上下方向に貫通して設けられたボルト孔22と、このボルト孔22に螺合して、型枠4を上下方向に押圧する押圧ボルト24をさらに備えたものである。なお、水平部12aと型枠4の上面の間には裏当て金26が設けられており、押圧ボルト24は裏当て金26を介して型枠4を上下方向に押圧する。
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図6(1)に示すように、本実施の形態3に係る型枠固定具300は、上記の実施の形態2において、下部柱8側に向けて型枠4を水平方向に押圧する押圧ボルト30を備えたものである。ここで、押し付け片12の鉛直部12bには水平方向に貫通するボルト孔28が設けられており、このボルト孔28には押圧ボルト30が螺合している。なお、図6(1)においては、水平部12aと型枠4の上面の間に設けられる裏当て金26は図示を省略している。同様に、鉛直部12bと型枠4の側面の間に設けられる裏当て金も図示を省略している。この構成では、押圧ボルト24が裏当て金を介して型枠4を上下方向に押圧するとともに、押圧ボルト30が裏当て金を介して型枠4を水平方向に押圧する。
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
図8に示すように、本実施の形態4に係る型枠固定具400は、正面視で逆T字状のものであり、上記の実施の形態3の押し付け片12を柱固定片10よりも幅広の押し付け片32としたものである。押し付け片32の水平部32a、鉛直部32bの幅方向の両側には、それぞれ上下方向、水平方向に貫通したボルト孔が設けられており、各ボルト孔にはボルト24、30が螺合している。各ボルト24、30をねじ込むことで型枠4を上下方向および水平方向に押圧できるようになっている。
2 床面
3 接合目地
4 型枠
5 孔
6 インサート
6A 床版
7 梁
8 下部柱
10 柱固定片
12,32 押し付け片
12a,32a 水平部
12b,32b 鉛直部
14 長孔
16 インサート固定ボルト
18 裏当て金
20 フランジ
22,28 ボルト孔
24,30 押圧ボルト
26 裏当て金
100〜400 型枠固定具
Claims (7)
- プレキャストコンクリートからなる上部柱の下端部と床面の間の接合目地、または、前記上部柱の下端部と下部柱の上端部の間の接合目地を施工する際に前記接合目地の周囲に設けられる型枠を固定するための型枠固定具であって、
前記型枠の上方において前記上部柱に設けたインサートまたは前記型枠の下方において前記下部柱に設けたインサートにボルト固定される柱固定片と、この柱固定片と接続し、前記型枠を前記上部柱および前記床面、または、前記上部柱および前記下部柱に向けて押し付け固定する押し付け片と、前記押し付け片に貫通して設けられたボルト孔と、このボルト孔に螺合して、前記型枠を上下方向に押圧するボルトとを備えることを特徴とする型枠固定具。 - 前記押し付け片に貫通して設けられたボルト孔と、このボルト孔に螺合して、前記型枠を水平方向に押圧するボルトをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の型枠固定具。
- 前記押し付け片は前記柱固定片よりも幅広であることを特徴とする請求項1または2に記載の型枠固定具。
- プレキャストコンクリートからなる上部柱の下端部と床面の間の接合目地、または、前記上部柱の下端部と下部柱の上端部の間の接合目地を施工する際に前記接合目地の周囲に設けられる型枠を固定するための装置であって、
請求項1〜3のいずれか一つに記載の型枠固定具を備えることを特徴とする型枠固定装置。 - プレキャストコンクリートからなる上部柱の下端部と床面の間の接合目地、または、前記上部柱の下端部と下部柱の上端部の間の接合目地を施工する際に前記接合目地の周囲に設けられる型枠であって、
請求項4に記載の型枠固定装置を備えることを特徴とする型枠。 - プレキャストコンクリートからなる上部柱の下端部と床面の間の接合目地、または、前記上部柱の下端部と下部柱の上端部の間の接合目地の周囲に設けられる型枠を固定する方法であって、
請求項1〜3のいずれか一つに記載の型枠固定具の前記押し付け片を前記型枠に当接配置するとともに、前記柱固定片を前記インサートにボルト固定することを特徴とする型枠固定方法。 - プレキャストコンクリートからなる上部柱の下端部と床面の間の接合目地、または、前記上部柱の下端部と下部柱の上端部の間の接合目地の周囲に型枠を固定した後、前記型枠を用いて前記接合目地を施工する方法であって、
請求項6に記載の型枠固定方法により前記型枠を固定した後、前記接合目地を施工することを特徴とする目地の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016234204A JP6764594B2 (ja) | 2016-12-01 | 2016-12-01 | 型枠固定具、型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016234204A JP6764594B2 (ja) | 2016-12-01 | 2016-12-01 | 型枠固定具、型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018091018A JP2018091018A (ja) | 2018-06-14 |
JP6764594B2 true JP6764594B2 (ja) | 2020-10-07 |
Family
ID=62563565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016234204A Active JP6764594B2 (ja) | 2016-12-01 | 2016-12-01 | 型枠固定具、型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6764594B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113187227B (zh) * | 2021-05-16 | 2022-04-26 | 郑国兴 | 一种桥梁湿接缝施工模板的连接组件 |
CN114934671B (zh) * | 2022-06-09 | 2023-09-12 | 安徽康新建设工程有限公司 | 一种房屋建设浇筑用固定墙板装置及其安装方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0643143U (ja) * | 1992-11-10 | 1994-06-07 | 株式会社フジタ | モルタル流出止め型枠 |
JPH0649657U (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-08 | 株式会社フジタ | プレキャスト鉄筋コンクリート柱接合部の型枠装置 |
JP2009287249A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Ohbayashi Corp | コンクリート部材の接合方法、pc部材の接合方法、コンクリート部材の接合構造、pc部材 |
-
2016
- 2016-12-01 JP JP2016234204A patent/JP6764594B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018091018A (ja) | 2018-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100819833B1 (ko) | 콘크리트 건축물의 슬라브 시공장치 및 방법 | |
KR101990065B1 (ko) | 강재 블럭을 이용한 pc 기둥 접합부 | |
JP6764594B2 (ja) | 型枠固定具、型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 | |
JP6734156B2 (ja) | アンカー固定構造、およびアンカー固定方法 | |
JP6914028B2 (ja) | 型枠固定装置、型枠、型枠固定方法および目地の施工方法 | |
KR20120020648A (ko) | 가변형 기둥폼 | |
JP6616629B2 (ja) | グレーチングの取付構造及び取付工法 | |
KR20070027432A (ko) | 철근조립체와 거푸집과 천정 판넬을 고정핀으로 고정시키는결속구 | |
KR20170138603A (ko) | Pc 조인트 거푸집유닛 및 이를 이용한 기둥 및 거더 간 거푸집 설치공법 | |
JP2009150175A (ja) | ひび割れ誘発目地部材、ひび割れ誘発構造およびコンクリート構造物の構築方法 | |
KR100734603B1 (ko) | 건축구조물 거푸집 체결장치 | |
KR200477823Y1 (ko) | 콘크리트 건축물 시공용 필러폼 및 이를 이용한 거푸집 연결구조 | |
JPH11229622A (ja) | 誘発目地の形成方法及びそれに用いる目地形成用型材並びに止水板一体型堰板保持具 | |
JP2018003484A (ja) | 型枠構造、および構造体の構築方法 | |
KR101803487B1 (ko) | 거푸집 연결용 보강재 | |
JP2008163697A (ja) | 型枠構造 | |
KR20160120828A (ko) | 방수턱틀 고정지지대 | |
KR100863003B1 (ko) | 난간 설치 구조 및 시공 방법 | |
KR102004130B1 (ko) | 보시공용 보브라켓 | |
JP7288390B2 (ja) | 基礎の施工方法及び基礎 | |
JPH108556A (ja) | 鉄骨柱脚 | |
JP2018204386A (ja) | 補強材、補強構造 | |
KR200481690Y1 (ko) | 앵커 볼트 어셈블리 | |
TWM506174U (zh) | 用於混凝土之分段澆築之擋板組件 | |
JP2020105766A (ja) | アンカーボルトの施工治具および基礎型枠構造物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6764594 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |