JPH11229622A - 誘発目地の形成方法及びそれに用いる目地形成用型材並びに止水板一体型堰板保持具 - Google Patents

誘発目地の形成方法及びそれに用いる目地形成用型材並びに止水板一体型堰板保持具

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JPH11229622A
JPH11229622A JP5287398A JP5287398A JPH11229622A JP H11229622 A JPH11229622 A JP H11229622A JP 5287398 A JP5287398 A JP 5287398A JP 5287398 A JP5287398 A JP 5287398A JP H11229622 A JPH11229622 A JP H11229622A
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Tetsuji Sato
哲司 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断面欠損部の充填作業及び目地板取付け作業の
効率化を図る。 【解決手段】本発明に係る誘発目地の形成方法において
は、まずセパレータ5及び目地形成用型材6を用いて堰
板4を固定し、堰板4、4の間隔を保持する。具体的に
は、セパレータ5の先端を目地形成用型材6に形成され
た挿通孔に挿通し、その先端に締付具7の雌ねじをねじ
込む。次に、堰板4の外面に角パイプ8、9を配置し、
角パイプ9をまたぐようにコの字状座金10をあてがっ
た状態で締付具7に形成された溝12内にくさび11を
打ち込み、堰板4を目地形成用型材6の当接面23に押
し付ける。一方、セパレータ5には目地板13を取り付
けておく。次に、コンクリート打設を行い、強度発現
後、堰板4を脱型し、締付具7を緩めて目地形成用型材
6をコンクリート躯体31から取り外す。次に、該躯体
の表面に残された凹部32に例えばエポキシ樹脂系の充
填材33を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物における誘発目地の形成方法及びそれに用いる目地形
成用型材並びに止水板一体型堰板保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物においては、その部
材断面が大きくなるほどセメントの水和熱が中央付近に
蓄積されて内部温度が上昇し、その上昇過程においてあ
るいはその後の冷却過程において断面内の温度分布が不
均一になり、いわゆる温度ひび割れが生じやすい。ま
た、打設後におけるコンクリート表面からの水分蒸発に
よって乾燥収縮ひび割れも生じる。
【0003】このように、コンクリート構造物ではひび
割れの問題を避けて通ることはできないが、これを放置
しておくと、ひび割れを介して雨水が浸透し、鉄筋の腐
食を引き起こしたり、空気中の二酸化炭素によってコン
クリートの中性化が促進され、やはり鉄筋腐食の原因と
なる。
【0004】このような問題を解決するため、コンクリ
ート構造物に誘発目地を設けることがある。誘発目地と
は、コンクリート構造物に生じるであろうひび割れが予
め定められた箇所で集中的に発生するように、所定の間
隔でコンクリート躯体に断面欠損部を設けるとともに、
該ひび割れが予定した方向に発生するように、断面欠損
部近傍に目地板と呼ばれる鋼板を設けてなるものであ
り、かかる誘発目地を設けることによって、ひび割れの
監視やその補修を容易に行うことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
誘発目地を設けた箇所では、鉄筋のかぶり厚さが当然な
がら小さくなるので、断面欠損部に樹脂等を充填するこ
とによって鉄筋腐食を防止する必要が生じるが、かかる
充填作業が他のコンクリート仕上げ作業、特にコンクリ
ート打ち放し仕上げの場合の木コン跡充填作業と交錯し
て工程管理が煩雑になるという問題を生じていた。
【0006】また、目地板は、ひび割れがコンクリート
躯体の深さ方向に生じるように配置するのが一般的であ
り、そのためには、目地板をコンクリート表面に対して
直交配置する必要があるが、いわゆる主筋がコンクリー
ト躯体と平行に配置されている状況においては、目地板
をアングル状に形成し、主筋との干渉を避けつつその一
方の面を型枠の内面に固定する、あるいは、特殊な治具
あるいは本来必要ではない幅止め筋を別途主筋に取り付
け、該治具や幅止め筋を介して目地板を取り付けるとい
った工夫が必要になるという問題も生じていた。
【0007】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、断面欠損部の充填作業における効率を向上さ
せるとともに目地板を容易に取り付けることが可能な誘
発目地の形成方法及びそれに用いる目地形成用型材並び
に止水板一体型堰板保持具を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る誘発目地の形成方法は請求項1に記載
したように、堰板の取付け位置を保持するための堰板保
持具の先端に長尺状の目地形成用型材を取り付けるとと
もに該目地形成用型材に前記堰板を重ねた状態で該堰板
を固定し、前記堰板保持具に所定の目地板を取り付けた
状態にてコンクリート打設を行い、前記目地形成用型材
をコンクリート躯体から取り外し、該コンクリート躯体
の表面に残された凹部に所定の充填材を充填するもので
ある。
【0009】また、本発明に係る目地形成用型材は請求
項2に記載したように、堰板の内面に当接されるととも
に該堰板の取付け位置を保持するための堰板保持具の先
端に取り付けることができるように構成され、全体とし
て長尺状をなすものである。
【0010】また、本発明に係る止水板一体型堰板保持
具は請求項3に記載したように、止水板の中央近傍両面
に雌ねじ若しくは雄ねじを突設するとともに、これらの
雌ねじ若しくは雄ねじに2つの堰板保持部材の端をそれ
ぞれねじ込むことができるように構成したものである。
【0011】本発明に係る誘発目地の形成方法及び目地
形成用型材においては、まず、堰板の取付け位置を保持
するための堰板保持具、いわゆるセパレータの先端に長
尺状の目地形成用型材を取り付ける。
【0012】次に、目地形成用型材を堰板の内面に当接
させるようにして該型材に堰板を重ね、所定の締付具な
どを用いて堰板を固定する。
【0013】一方、堰板保持具には所定の目地板を取り
付けておく。
【0014】次に、かかる状態にてコンクリート打設を
行い、必要な養生を行ってコンクリートの強度が発現す
るのを待つ。
【0015】次に、目地形成用型材をコンクリート躯体
から取り外し、該コンクリート躯体の表面に残された凹
部に所定の充填材を充填する。
【0016】このようにすると、従来であれば、セパレ
ータの端部処理、すなわち木コンやPコンの取付け並び
にそれらを取り除いた後の穴埋め処理が必要であったも
のが、本発明においては、木コンやPコンの取付けが不
要になるとともに、上述した凹部への充填処理がそのま
まセパレータの後処理を兼ねることとなり、セパレータ
の端部処理を別途行う手間が省ける。
【0017】また、堰板保持具は、通常、コンクリート
躯体表面に対して直交配置されるため、該堰板保持具に
あてがうようにして目地板を番線等で取り付けるだけ
で、目地板は、コンクリート躯体表面に対して自然に直
交配置されることとなり、特殊な治具や不要な幅止め筋
を別途使用する必要がなくなる。
【0018】堰板は、互いに対向するように対で用いる
ことが多いが、必ずしも対で使用する場合に限られるも
のではなく、一方が既設の壁等においては、単独で使用
することも考えられる。
【0019】堰板保持具いわゆるセパレータは、すでに
公知になっているものであればいかなるタイプのもので
もよい。
【0020】目地形成用型材は、コンクリート硬化後に
これを取り外すことによってコンクリート躯体表面に溝
状の誘発目地を形成することができるのであれば、その
形状や材質は一切問わない。例えば、取外しの際の作業
性、運搬時の容易性、あるいは転用の可否等を考慮すれ
ば、台形断面を有する軟質プラスチックで構成すること
が考えられる。
【0021】また、目地形成用型材の構造は、堰板保持
具との取付け方や堰板の固定方法との兼ね合いでさまざ
まな実施形態を考えることが可能であり、例えば、堰板
保持具を貫通自在に構成しておき、反対側から突出した
該堰板保持具の端部に締付具をねじ込んで目地形成用型
材を挟着固定し、堰板については別途バタ角等の支保工
を配して該支保工と目地形成用型材との間に挟着する、
堰板保持具の端部をねじ込むことができるように構成す
るとともに反対側に雄ねじを突設しておき、該雄ねじに
締付具をねじ込むことで該締付具との間に堰板を挟着す
る、堰板保持具を貫通自在に構成しておき、反対側から
突出した該堰板保持具の端部に締付具をねじ込むことで
該締付具との間に堰板を挟着する等の実施形態が考えら
れる。
【0022】目地板としては例えば鋼板を、充填材とし
ては例えば樹脂系のものを使用することができる。
【0023】ここで、誘発目地に高い水密性が要求され
る場合、止水板の中央近傍両面に雌ねじ若しくは雄ねじ
を突設するとともに、これらの雌ねじ若しくは雄ねじに
2つの堰板保持部材の端をそれぞれねじ込むことができ
るように構成した止水板一体型堰板保持具を使用するよ
うにすると、目地板に沿って生じたひび割れを通って水
が浸入したとしても、完全な水密性を確保することが可
能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る誘発目地の形
成方法及びそれに用いる目地形成用型材並びに止水板一
体型堰板保持具の実施の形態について、添付図面を参照
して説明する。なお、従来技術と実質的に同一の部品等
については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0025】図1は、本実施形態に係る誘発目地の形成
方法を示した断面図、図2はそれに用いる目地形成用型
材の全体斜視図及び取付け状況を示した分解図である。
これらの図でわかるように、本実施形態に係る誘発目地
の形成方法においては、まず、コンクリート打設領域1
内に縦筋2及び横筋3の配筋を適宜行うとともに、堰板
保持具であるセパレータ5及び目地形成用型材6、6を
用いて堰板4、4を固定し、両者の間隔を保持する。
【0026】目地形成用型材6は、図2に示したよう
に、全体として長尺状でかつ台形状の断面をなし、セパ
レータ5の先端を挿通するための挿通孔21及び締付具
7を嵌め込んで挿通孔21から突出するセパレータ5の
先端に該締付け具の雌ねじ24をねじ込むための嵌込み
孔22を所定のピッチで形成してあり、台形断面の底面
に相当する面23は、堰板4の内面に当接されるように
なっている。
【0027】かかるセパレータ5、目地形成用型材6及
び締付具7を用いて堰板4、4を固定するには、図2
(b)で最もよくわかるように、セパレータ5の先端を目
地形成用型材6に形成された挿通孔21に挿通し、その
先端に締付具7の雌ねじ24をねじ込む。ここで、セパ
レータ5の先端近傍周面には鍔25を設けてあり、該鍔
と締付具7との間に目地形成用型材6を挟着できるよう
になっている。
【0028】次に、堰板4の外面に支保工である角パイ
プ8、8を鉛直方向に配置するとともにその上から別の
角パイプ9、9を直交配置、すなわち水平方向に配置
し、該角パイプ9、9をまたぐようにコの字状座金10
をあてがった状態で締付具7に形成された溝12内にく
さび11を打ち込み、堰板4をしっかりと目地形成用型
材6の当接面23に押し付ける。
【0029】一方、セパレータ5には鋼板等で形成した
目地板13、13を取り付けておく。目地板13の取付
けにあたっては、例えば番線等でセパレータ5に緊結す
ればよい。
【0030】次に、かかる状態にてコンクリート打設領
域1内にコンクリート打設を行い、必要な養生を行って
コンクリートの強度が発現するのを待つ。
【0031】次に、くさび11を抜いて座金10、角パ
イプ9、8を順次取り外すとともに堰板4を脱型した
後、図3(a)に示すように、締付具7を緩めて目地形成
用型材6をコンクリート躯体31から取り外す。
【0032】次に、コンクリート躯体31の表面に残さ
れた凹部32に例えばエポキシ樹脂系の充填材33を充
填する。このようにして形成された目地板13、凹部3
2及び充填材33からなる誘発目地により、コンクリー
ト躯体31に発生するであろうひび割れは凹部32に集
中するとともに、その方向は目地板13に沿った方向に
制御されるので、竣工後のひび割れ監視や補修は、かか
る誘発目地だけを対象として行えばよい。
【0033】以上説明したように、本実施形態に係る誘
発目地の形成方法及びそれに用いる目地形成用型材6に
よれば、従来であれば、セパレータの端部処理、すなわ
ち木コンやPコンの取付け並びにそれらを取り除いた後
の穴埋め処理が必要であったものが、本実施形態では、
セパレータ5の設置位置に目地形成用型材6を配置して
誘発目地を設けるようにしたので、木コンやPコンの設
置が不要になるとともに目地形成用型材6を取り外した
後にコンクリート躯体31に残った凹部32への充填処
理がそのままセパレータ5の後処理を兼ねることとな
り、セパレータの端部処理を別途行う手間を省くことが
できる。
【0034】また、本実施形態によれば、コンクリート
躯体表面に対して直交配置されたセパレータ5にあてが
うようにして目地板13、13を取り付けるだけで該目
地板がコンクリート躯体表面に対して自然に直交配置さ
れることとなり、特殊な治具や不要な幅止め筋を別途使
用することなく、目地板13、13を容易に取り付ける
ことが可能となる。
【0035】本実施形態では、セパレータ5が貫通自在
となるように目地形成用型材6を構成しておき、反対側
から突出した該セパレータの端部に締付具7をねじ込ん
で目地形成用型材6を挟着固定し、堰板4については別
途角パイプ8、9を配して該角パイプと目地形成用型材
6との間に挟着するようにしたが、本発明はかかる構成
に限定されるものではなく、ほかにもさまざまな設計変
更が可能である。
【0036】図4は、上述した目地形成用型材6の変形
例を示したものであり、同図(a)に示した目地形成用型
材41は、上述した目地形成用型材6と同様、長尺状で
台形断面を有するが、セパレータ5の端部をねじ込むこ
とができるように雌ねじ43を形成してあるとともに反
対側には雄ねじ44を突設してある点が異なっており、
該雄ねじに締付具42をねじ込むことで該締付具との間
に堰板4を挟着できるようになっている。
【0037】また、同図(b)に示した目地形成用型材4
5は、やはり目地形成用型材6と同様、長尺状で台形断
面を有するが、セパレータ5aを貫通させるための貫通
孔46を形成してあるとともに、反対側から突出した該
セパレータの端部に締付具42をねじ込むことで該締付
具との間に堰板4を挟着できるようになっている点が異
なる。なお、いずれの変形例についても、上述したとほ
ぼ同様の作用効果を奏するが、ここではその説明を省略
する。
【0038】また、本実施形態では、水密性について特
に言及しなかったが、その点に配慮しなければならない
のであれば、硬質ゴム等で形成された止水板を公知の技
術にしたがってコンクリート躯体断面中央に該躯体の表
面とほぼ平行に配置するとともに該止水板にセパレータ
を貫通させ、止水板の貫通箇所をシール材で処理するよ
うにすればよい。
【0039】また、もっと高い水密性が要求されるので
あれば、セパレータ5に代えて図5のような止水板一体
型のセパレータを使用すればよい。同図に示した止水板
一体型堰板保持具としてのセパレータ53は、止水板5
4の中央近傍両面に雌ねじ55a、55bを突設すると
ともに、これらの雌ねじに堰板保持部材としてのセパレ
ータ部材56a、56bの端部に形成された雄ねじ57
a、57bをそれぞれねじ込むことができるように構成
してある。かかる構成によれば、目地板13に沿って生
じたひび割れを通って水が浸入したとしても、完全な水
密性を確保することが可能となる。ここで、目地形成用
型材6、目地板13、堰板4、締付具7等との組立方法
や手順あるいはその他の作用効果については、上述した
実施形態とほぼ同様であるので、ここではその説明を省
略する。なお、止水板側を雄ねじ、セパレータ部材側を
雌ねじとしてもよいことは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る発明
の誘発目地の形成方法及び請求項2に係る発明の目地形
成用型材によれば、従来であれば、堰板保持具の後処
理、例えば木コンやPコンを取り除いた後の穴埋め処理
が必要であったものが、本発明では、目地形成用型材を
取り外した後にコンクリート躯体に残った凹部への充填
処理がそのまま堰板保持具の後処理を兼ねることとな
り、該堰板保持具の後処理を別途行う手間を省くことが
可能となる。また、コンクリート躯体表面に対して直交
配置された堰板保持具にあてがうようにして目地板を取
り付けるだけで、該目地板がコンクリート躯体表面に対
して自然に直交配置されることとなり、特殊な治具や不
要な幅止め筋を別途使用することなく、目地板を容易に
取り付けることも可能となる。
【0041】また、請求項3に係る発明の止水板一体型
堰板保持具によれば、目地板に沿って生じたひび割れを
通って水が浸入したとしても、完全な水密性を確保する
ことが可能となる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る誘発目地の形成方法を示した
図であり、(a)は水平断面図、(b)は(a)のA―A線に沿
う鉛直断面図。
【図2】本実施形態に係る目地形成用型材を示した図で
あり、(a)は全体斜視図、(b)は取付け状況を示した詳細
断面図。
【図3】引き続き本実施形態に係る誘発目地の形成方法
を示した水平断面図。
【図4】変形例に係る目地形成用型材をその取付け状況
とともに示した詳細断面図。
【図5】止水板一体型セパレータを示した全体図。
【符号の説明】
4 堰板 5 セパレータ(堰板保持
具) 6 目地形成用型材 13 目地板 32 凹部 33 充填材 53 止水板一体型セパレータ
(止水板一体型堰板保持具) 54 止水板 55a、55b 雌ねじ 56a、56b セパレータ部材(堰板保
持部材) 57a、57b 雄ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堰板の取付け位置を保持するための堰板
    保持具の先端に長尺状の目地形成用型材を取り付けると
    ともに該目地形成用型材に前記堰板を重ねた状態で該堰
    板を固定し、前記堰板保持具に所定の目地板を取り付け
    た状態にてコンクリート打設を行い、前記目地形成用型
    材をコンクリート躯体から取り外し、該コンクリート躯
    体の表面に残された凹部に所定の充填材を充填すること
    を特徴とする誘発目地の形成方法。
  2. 【請求項2】 堰板の内面に当接されるとともに該堰板
    の取付け位置を保持するための堰板保持具の先端に取り
    付けることができるように構成され、全体として長尺状
    をなすことを特徴とする目地形成用型材。
  3. 【請求項3】 止水板の中央近傍両面に雌ねじ若しくは
    雄ねじを突設するとともに、これらの雌ねじ若しくは雄
    ねじに2つの堰板保持部材の端をそれぞれねじ込むこと
    ができるように構成したことを特徴とする止水板一体型
    堰板保持具。
JP5287398A 1998-02-18 1998-02-18 誘発目地の形成方法及びそれに用いる目地形成用型材並びに止水板一体型堰板保持具 Withdrawn JPH11229622A (ja)

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