JP6764475B2 - 均染剤及び染色繊維製品の製造方法 - Google Patents

均染剤及び染色繊維製品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ポリエステル繊維を含む繊維等を染色する際に用いる均染剤、及び該均染剤を用いた染色により得られる染色繊維製品の製造方法に関する。
一般的に、繊維への染色は高温及び高圧の条件下で時間をかけて行われている。例えば、ポリエステル繊維への染色は以下のように行われる。まず、処理浴を約40〜60℃に加温し、通常は約50〜80分、染色を早く完了させたい場合は約30〜50分かけて徐々に昇温し、120〜135℃(通常、約130℃)で約30〜90分間(通常、約60分間)の高温高圧処理を行う。
エネルギー及び作業時間の削減のため従来から染色時間の短縮、即ち昇温速度の向上が望まれているが、昇温速度を上げると、染め斑が発生し易くなったり十分な染着性が得られ難かったりするといった問題があった。特に、分散性の低い染料又は複数の染料を使う場合、染色対象が混紡繊維又は極細繊維を含むものである場合は染め斑が生じ易かった。
ところで、染色処理液には染料の凝集を防ぎ、斑なく均一に染色するための均染剤と、必要に応じて濃く染色するためのキャリヤー剤が添加される。このような均染剤又はキャリヤー剤により昇温速度の高速化に伴う上記問題を解決することが考えられており、均染剤又はキャリヤー剤としては従来、以下の技術が開示されている。
均染剤としては例えば、特許文献1に安息香酸エステル及びジベンジルエーテルから選択された1種又は2種以上と、ポリアルキレングリコール脂肪酸ジエステルと、スチレン化フェノール又はα−メチルスチレン化フェノールの炭素数2〜4のアルキレンオキサイド付加物についての硫酸エステル塩またはリン酸エステル塩とを、所定の量で含有するポリエステル繊維用均染剤が開示されている。キャリヤー剤としては、特許文献2に安息香酸エステルとノニオン活性剤とを含むものが開示されている。
特開2010−090498号公報 特開2007−100284号公報
しかしながら、上記従来の均染剤及びキャリヤー剤では、染料の分散性が不十分であり機器が汚れ易くなるといった問題があった。また、均染剤及びキャリヤー剤が特異臭気を発し作業環境が悪くなったりすることで、得られる染色繊維製品に臭気が残ったりするといった問題があった。
そこで、染料分散性に優れ、臭気の少ない、且つ通常より昇温速度が速い場合であっても優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を得られる均染剤が望まれていた。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、染料分散性に優れ、臭気の少ない、且つ通常より昇温速度が速い場合であっても優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を製造できる均染剤、並びに該均染剤を用いた染色により製造される染色繊維製品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、所定の芳香族カルボン酸のジエステルと所定の界面活性剤との組み合わせを用いることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の一実施形態は、成分(A):下記一般式(1)で表される化合物と、成分(B):下記一般式(2)で表される化合物(B1)及び下記一般式(3)で表される化合物(B2)からなる群より選択される少なくとも一つの化合物と、成分(C):スチレン化フェノールのアルキレンオキサイド付加物の無機酸エステル及びその塩から選択される少なくとも一つの化合物と、を含有することを特徴とする均染剤を提供するものである。

(式(1)中、R及びR4はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基又はアルコキシ基を表し、a及びcはそれぞれ独立に0〜3の整数を表し、R及びRはそれぞれ独立に単結合又は炭素数1〜3のアルキレン基を表し、AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基を表し、bは1〜10の整数を表す。)

(式(2)中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数7〜23の脂肪族炭化水素基を表し、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、dは1〜100の整数を表す。)

(式(3)中、R、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表し、eは1〜3、fは0〜2、gは0〜5の整数を表し、[(ef+f)+g]は1〜5であり、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、hは1〜100の整数を表し、R10は炭素数7〜23の脂肪族炭化水素基を表す。)
本実施形態の均染剤においては、成分(A)と、成分(B)と、成分(C)との質量比が10:45:45〜98:1:1であることが好ましい。
本発明の別の実施形態は、上記均染剤を含有する染色処理液で繊維を染色する工程を含むことを特徴とする染色繊維製品の製造方法を提供する。
上記染色繊維製品の製造方法においては、前記繊維がポリエステル繊維を含むことが好ましい。
本発明の一実施形態の均染剤は、臭気が少ないため、均染剤由来の臭気が染色対象繊維に付く恐れが少なく、染色の作業環境を良好なものとできる。また、本発明の均染剤は、優れた染料分散性を有し、優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を得ることができる。そのため、均一に染色することが困難な混紡繊維、複合繊維、及び極細繊維を含む繊維製品などであっても、均一に染色することができる。
また、本発明の一実施形態の均染剤を用いることにより、染色における昇温速度を速くした場合であっても優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を得ることができる。そのため、エネルギーの節約及び作業時間の短縮に貢献でき、コスト削減にも寄与できる。
本発明の一実施形態の均染剤に用いられる成分(A)は、下記一般式(1)で表される化合物である。成分(A)は、特にポリエステル繊維等の化学繊維或いはそれらを含む混紡繊維又は複合繊維等の染色において、繊維の結晶領域を拡張し、染料が繊維内に進入しやすくするキャリヤーとして作用する。
式(1)中、R及びR4はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基又はアルコキシ基を表し、a及びcはそれぞれ独立に0〜3の整数を表す。R又はR4が複数ある場合、同一であっても異なっていてもよい。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、R及びR4としては炭素数1〜3のアルキル基が好ましい。また同様の観点からa及びcとしては0又は1が好ましく、0がより好ましい。
及びRはそれぞれ独立に単結合又は炭素数1〜3のアルキレン基を表す。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点からR及びRとしては単結合が好ましい。
Oは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基を表し、bは1〜10である。AOが複数ある場合、同一であっても異なっていてもよい。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、AOとしては炭素数2〜4のアルキレンオキシ基が好ましい。また、均染性及び染着性がより優れるという観点からbとしては1〜5が好ましい。
成分(A)を得る方法としては、例えばアルキル基又はアルコキシ基を有していてもよい芳香族カルボン酸と、炭素数2〜4のアルキレンオキサイドの重合体又は炭素数2〜6のアルカンジオールとを反応させることにより得ることができる。
上記の芳香族カルボン酸としては、安息香酸、2−メチル安息香酸、4−エチル安息香酸、4−n−プロピル安息香酸、及び4−t−ブチル安息香酸等の炭素数1〜4のアルキル基を有する安息香酸、並びに2−メトキシ安息香酸、及び4−t−ブトキシ安息香酸等の炭素数1〜4のアルコキシ基を有する安息香酸が挙げられる。芳香族カルボン酸として、染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、安息香酸又は炭素数1〜4のアルキル基を有する安息香酸がより好ましい。
また、炭素数2〜6のアルカンジオールとしては、エタン−1,2―ジオール、1,3−プロパンジオール、及び1,4−ブタンジオール等が挙げられる。
成分(B)は、一般式(2)で表される化合物(B1)及び/又は一般式(3)で表される化合物(B2)である。
まず、下記一般式(2)で表される化合物(B1)について説明する。
式(2)中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数7〜23の脂肪族炭化水素基を表し、飽和であっても不飽和であってもよく、直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、炭素数は11〜21が好ましく、13〜19がより好ましい。
また、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、dは1〜100の整数である。AOが複数ある場合、同一であっても異なっていてもよい。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、AOとしてはエチレンオキシ基又はプロピレンオキシ基が好ましく、エチレンオキシ基がより好ましい。また、染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点からdとしては5〜25が好ましい。
一般式(2)で表される化合物の製造方法としては、例えば炭素数8〜24の脂肪酸と、炭素数2〜4のアルキレンオキサイドの重合体又は炭素数2〜4のアルカンジオールとを反応させることにより得ることができる。
炭素数8〜24の脂肪酸としては、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸、9−ヘキサデセン酸、ヘプタデカン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、cis−9−オクタデセン酸、11−オクタデセン酸、cis,cis−9,12−オクタデカジエン酸等が挙げられる。また、炭素数8〜24の脂肪酸としては天然物由来のものを用いてもよく、例えばトール油より精製されるトール脂肪酸、ヤシ油を加水分解して得られるヤシ油脂肪酸等が挙げられる。これらの中でも、染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、cis−9−オクタデセン酸、トール脂肪酸、cis,cis−9,12−オクタデカジエン酸が好ましく、cis−9−オクタデセン酸がより好ましい。
炭素数2〜4のアルカンジオールとしては例えばエタン−1,2―ジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール等が挙げられる。
次に、下記一般式(3)で表される化合物(B2)を説明する。
式(3)中、R、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表す。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から水素原子が好ましい。
eは1〜3、fは0〜2、gは0〜5の整数を表し、[(ef+f)+g]は1〜5である。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、[(ef+f)+g]は1〜4が好ましく、2又は3がより好ましい。
Oは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、hは1〜100の整数である。AOが複数ある場合は、同一であっても異なっていてもよい。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、AOとしてはエチレンオキシ基又はプロピレンオキシ基が好ましく、エチレンオキシ基がより好ましい。また、同様の観点からhとしては5〜20が好ましい。
10は炭素数7〜23の脂肪族炭化水素基を表し、飽和であっても不飽和であってもよく、直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、炭素数は11〜21が好ましく、13〜19がより好ましい。
一般式(3)で表される化合物の製造方法としては、例えばモノ又はポリスチレン化フェノールの炭素数2〜4のアルキレンオキサイド付加物と炭素数8〜24の脂肪酸とを反応させることにより製造することができる。
炭素数8〜24の脂肪酸としては上述したものと同様のものが例示できる。
均染剤における成分(B)としては、化合物(B1)及び化合物(B2)の中でも、染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から化合物(B1)が好ましい。
均染剤における成分(C)は、スチレン化フェノールのアルキレンオキサイド付加物の無機酸エステル及びその塩からなる群より選択される少なくとも一つの化合物である。成分(C)としては、例えば、下記一般式(4)で表される化合物又はその塩が挙げられる。

(式(4)中、R11、R12及びR13はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表し、jは1〜3、kは0〜2、mは0〜5の整数を表し、[(jk+k)+m]は1〜5であり、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、nは1〜50の整数を表し、Xは下記一般式(4−1)、(4−2)又は(4−3)で表される基を表す。)



(式(4−1)、(4−2)及び(4−3)中、M、M、M及びMはそれぞれ独立に水素原子、アルカリ金属原子又はアンモニウムを表す。)
式(4)中、R11、R12及びR13は染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から水素原子であることが好ましい。
また、[(jk+k)+m]は染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、1〜4が好ましく、2又は3がより好ましい。
式(4)の化合物において、AOが複数ある場合は同一であっても異なっていてもよい。染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、AOとしてはエチレンオキシ基又はプロピレンオキシ基が好ましい。また、同様の観点からnとしては2〜20が好ましい。
式(4−1)、(4−2)及び(4−3)の中でも、染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から式(4−1)が好ましい。また、染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点からM、M、M及びMとしてはアンモニウムが好ましい。
均染剤は、成分(A)、成分(B)及び成分(C)を含有するものであるが、それらの質量比は染料分散性、均染性及び染着性がより優れるという観点から、(A):(B):(C)=10:45:45〜98:1:1が好ましく、30:35:35〜96:2:2がより好ましい。
均染剤は、成分(A)、成分(B)及び成分(C)のみからなるものであってもよく、従来、均染剤に使用されている他の成分を含んでいてもよい。均染剤における成分(A)、成分(B)及び成分(C)の含有量は、例えば1〜100質量%という量が挙げられる。
均染剤における成分(A)、成分(B)及び成分(C)以外の他の成分としては、例えば水、有機溶剤、並びに、成分(A)、成分(B)及び成分(C)以外の界面活性剤等が挙げられる。
有機溶剤は例えば均染剤の粘度調整又は剤安定性のために添加され、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等の炭素数1〜10のアルコール等が挙げられる。中でもジエチレングリコールモノブチルエーテルが好適である。均染剤における有機溶剤の含有量は、均染剤総量に対し1〜15質量%が好適である。
界面活性剤としては、公知の界面活性剤を特に制限なく用いることができるが、例えば以下の非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及びカチオン界面活性剤が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、例えば炭素数1〜22の脂肪族アルコール又はフェノール、アルキル(アルキル基の炭素数1〜10)フェノール、モノ又はポリスチレン化フェノール、並びに、モノ又はポリスチレン化アルキル(アルキル基の炭素数1〜10)フェノール等のアルコール類のアルキレンオキサイド(アルキレンオキサイドの炭素数2又は3)付加物が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアリールスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル、アルキル硫酸又はリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルモノエーテルの硫酸又はリン酸エステル塩等が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤はアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩などの形で使用することができる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、長鎖アルキル基を1個又は2個有するトリアルキルアミンと4級化剤との反応物、モノ又はジアルキルアミンのアルキレンオキサイド付加物と4級化剤との反応物、アルキルピリジニウム塩等の第4級アンモニウム型界面活性剤等が挙げられる。前記トリアルキルアミンの長鎖アルキル基の炭素数としては6〜24が挙げられ、残りのアルキル基の炭素数は1〜5が挙げられる。前記モノ又はジアルキルアミンのアルキル基の炭素数としては6〜24が挙げられる。前記アルキレンオキサイドとしては炭素数2〜4のアルキレンオキサイドが挙げられ、それらの付加モル数としては2〜50が挙げられる。前記4級化剤としては、例えば炭素数1〜5のアルキル基を有するアルキルハライドや炭素数1〜5のアルキル基を有するジアルキル硫酸等が挙げられる。前記アルキルピリジニウム塩のアルキル基の炭素数としては3〜24が挙げられる。
均染剤において、成分(A)、成分(B)及び成分(C)以外の界面活性剤としては、上記非イオン界面活性剤及び上記アニオン界面活性剤が好適である。
均染剤において、成分(A)、成分(B)及び成分(C)以外の界面活性剤の含有量は、均染剤総量に対し1〜15質量%が好適である。
次に、本発明の別の実施形態の染色繊維製品の製造方法について説明する。
本発明の別の実施形態の染色繊維製品の製造方法は、従来の染色方法に本実施形態の均染剤を適用した方法であり、例えば本実施形態の均染剤を含有する染色処理液で繊維を染色する方法が挙げられる。
染色処理液への均染剤の添加量としては、染料の種類により適宜調整され得るが、例えば成分(A)、成分(B)及び成分(C)の総量が0.1〜15%o.w.f.となる量が挙げられ、0.3〜8%o.w.f.となる量がより好適である。
また、染色対象の繊維としては特に制限はなく、例えば天然繊維、化学繊維及びこれらの混紡繊維又は複合繊維が挙げられる。天然繊維としては、木綿、麻および羊毛などが挙げられ、化学繊維としてはレーヨン、キュプラ等の再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリエステル、ポリアミド、アクリル及びスパンデックスなどの合成繊維が挙げられる。繊維の形態としても特に制限はなく、糸、極細繊維、編み物、織物、不織布などが挙げられる。
染色繊維製品の製造方法においては、均染性、染料分散性及び染着性がより優れるという観点から、染色対象繊維がポリエステル繊維を含むことが好ましい。
染色対象繊維と処理液との浴比は目的とする染着性等によって異なるが、1:3〜1:30、より好適には1:5〜1:25という範囲が挙げられる。
染料としては分散染料が好適であり、染料使用量は適宜選択することができるが、例えば0.001〜20%o.w.f.という量が挙げられる。
さらに処理浴にはpH調整のための酸又はキレート剤、成分(A)、成分(B)及び成分(C)以外の界面活性剤なども従来通り添加できる。
使用する染色機械に特に制限はなく、従来のものを使用することができ、例えば、液流染色機、ウィンス染色機、ジッガー染色機、ビーム染色機、チーズ染色機、オーバーマイヤー染色機、高圧噴射染色機等が挙げられる。
染色温度と染色時間については従来の条件を適用でき、例えば、処理浴を約40〜60℃に加温し、通常は約50〜80分、早く染色を完了させたい場合は約30〜50分かけて徐々に昇温し、120〜135℃で約30〜90分間の高温処理を行う方法が挙げられる。この後、還元洗浄等のソーピング処理を行うことが好適である。
染色時の圧力及び染色後のソーピング方法に特に制限はなく、従来の方法及び条件を採用することができる。
均染剤は、通常の昇温速度である染色の時だけでなく、通常より速い昇温速度での染色であっても染料分散性が優れ、優れた均染性及び染着性を有する染色繊維製品を得ることができる。そのため、エネルギー及び作業時間の削減に貢献できる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限されるものではない。
≪1≫均染剤の製造
以下合成例で得られた化合物を用いて表1に記載の組成の均染剤(実施例1〜7、参考例8、9、比較例1、2)を得た。
合成例1 成分(A)である化合物(A−1)の合成
攪拌機、温度計、水分離器付還流冷却器及び窒素ガス導入管を備えた1Lのガラス製反応容器にトリエチレングリコール150.1g(1.0モル)、安息香酸244.2g(2.0モル)、酸化錫1.22g、キシレン36gを仕込み、窒素を30ml/minの流量で反応液中に吹き込みながら180℃まで昇温した。180℃に到達後、同温度で8〜10時間、反応させた。反応により生成した水はキシレンとの共沸により反応系外へ除去した。得られた反応物を5質量%水酸化ナトリウム水溶液で中和後、温水洗浄し、次いで、1.5kPaの減圧下、120〜135℃で残っているキシレンを留去し、下記式で表される化合物A−1を得た。

(上記式において、EOはエチレンオキシ基を表す。)
合成例2 成分(A)である化合物(A−2)の合成
トリエチレングリコール150.1g(1.0モル)をジプロピレングリコール134g(1.0モル)に変えたこと以外は合成例1と同様にして、下記式で表される化合物A−2を得た。

(上記式において、POはプロピレンオキシ基を表す。)
合成例3 成分(A)である化合物(A−3)の合成
トリエチレングリコール150.1g(1.0モル)をポリエチレングリコール(平均分子量400)400g(1.0モル)に変えたこと以外は合成例1と同様にして、下記式で表される化合物A−3を得た。

(上記式において、EOはエチレンオキシ基を表し、pは8〜10を表す。)
合成例4 成分(B)である化合物(B1−1)の合成
ポリエチレングリコール(平均分子量800)のcis−9−オクタデセン酸ジエステルを化合物B1−1として用いた。
合成例5 成分(B)である化合物(B1−2)の合成
エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのブロック共重合体(モル比、エチレンオキサイド:プロピレンオキサイド=8:2)(数平均分子量1000)のcis−9−オクタデセン酸ジエステルを化合物B1−2として用いた。
合成例6 成分(B)である化合物(B2−1)の合成
トリスチレン化フェノールのエチレンオキサイド付加物(平均付加モル数20)のcis−9−オクタデセン酸エステルを化合物B2−1として用いた。
合成例7 成分(C)である化合物(C−1)の合成
トリスチレン化フェノールのエチレンオキサイド付加物(平均付加モル数10)の硫酸エステルのアンモニウム塩を化合物C−1として用いた。
合成例8 成分(C)である化合物(C−2)の合成
モノスチレン化フェノールのプロピレンオキサイド(平均付加モル数9)及びエチレンオキサイド(平均付加モル数5)のブロック付加物の硫酸エステルのアンモニウム塩を化合物C−2として用いた。
≪2≫評価
各実施例及び比較例の均染剤を用いて、(I)臭気、(II)染料分散性、(III)染着性及び均染性を評価した。各評価方法を以下に記載する。
(I)臭気
実施例及び比較例の均染剤の1質量%水溶液を調製し、密閉容器に入れ80℃、10分間、静置した。その後、密閉容器を開封した時の臭気について以下の基準により評価した。その結果を表1に示す。
A:臭気を全く感じない。
B:臭気をやや感じる。
C:臭気を非常に感じる。
(II)染料分散性
カラーペット(日本染色機械(株)製)のポットにて、水を用いて下記組成の試験液1及び試験液2を調製した。各試験液を40℃より3℃/分で130℃まで昇温し、同温度を30分間、維持した。その後、80℃に冷却し、各実施例及び比較例を用いた各試験液を同量ずつ、5Aろ紙(ADVANTEC社製)でろ過した。ろ過後のろ紙の状態を目視観察し、以下の基準により評価した。その結果を表1に示す。

[評価基準]
A:ろ紙に染料凝集物による目詰まりはなく、染料分散性が良好である。
B:ろ紙に染料凝集物による目詰まりが少しあり、染料分散性がやや劣る。
C:ろ紙に染料凝集物が残っており、染料分散性が不良である。
(III)染着性及び均染性
(III)−1.染色繊維製品の製造
ミニカラー染色機(Rapid製)のポットに、水を用いて下記組成の処理液を調製し、そこに染色対象繊維としてポリエステルタフタ精練布(30デニール、目付け:50g/m)を、浴比1:10で投入し、下記条件i又は条件iiにて染色を行った。
[処理液組成]
・実施例及び比較例の均染剤 1g/L
・pH調整剤 0.3g/L
氷酢酸
・分散染料 各0.3%o.w.f.
・Dianix Yellow Brown XF(ダイスター製、商品名)
・Dianix Rubine XFN(ダイスター製、商品名)
・Dianix Navy XF(ダイスター製、商品名)
[染色工程]
上記染色工程後、処理液を約80℃まで冷却し、染色対象繊維を取り出した。それを下記組成の還元洗浄液に浴比1:30で投入し、80℃で15分間、還元洗浄した。その後、水洗、脱水及び乾燥を行い、染色繊維製品を得た。
[還元洗浄液組成]
・SUNMORL M−240(浙江日華化学製、商品名) 1g/L
・炭酸ナトリウム 1g/L
・ハイドロサルファイトナトリウム 1g/L
(III)−2.染着性
得られた染色繊維製品について、分光測色計(CM−3600d、コニカミノルタセンシング(株)製)を用いて400〜700nmの10nm毎のK/S値を求め、その積分値を算出し、その染色繊維製品のK/S値とした。比較例1の均染剤を用いた条件iで得られた染色繊維製品のK/S値を100とした時の、他の染色繊維製品の相対K/S値を求め、染着率とした。その結果を表1に示す。染着率が高いほど、濃く染色できていること、即ち染着性が優れていることを示す。
(III)−3.均染性
上記「(III)−1.染色繊維製品の製造」で得られた染色繊維製品について、目視観察し、均染性を下記基準により評価した。その結果を表1に示す。
<評価基準>
A:染色斑が殆ど見られず、均染性が良好
B:染色斑が少ししか見られず、均染性がやや良好
C:染色斑が多く見られ、均染性が不十分

表1に示されたように、均染剤は、均染剤由来の臭気が抑えられており、優れた染料分散性を有していることが分かった。また、均染剤を用いることにより優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を製造できることが分かった。
また、昇温速度を通常より速くした場合であっても優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を製造できることが分かった。
本発明の均染剤は臭気が少ないため、均染剤由来の臭気が染色対象繊維に付く恐れが少なく、染色の作業環境を良好なものとできる。また、本発明の均染剤は、優れた染料分散性を有し、優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を製造することができる。そのため、均一に染色することが困難な混紡繊維、複合繊維、及び極細繊維を含む繊維製品などであっても、均一に染色することができる。
また、本発明の均染剤においては、昇温速度を速くした場合であっても優れた均染性及び染着性の染色繊維製品を製造することができる。そのため、エネルギーの節約及び作業時間の短縮に貢献でき、コスト削減にも寄与できる。

Claims (4)

  1. 成分(A):下記一般式(1)で表される化合物と、
    成分(B):下記一般式(2)で表される化合物(B1)と
    成分(C):スチレン化フェノールのアルキレンオキサイド付加物の無機酸エステル及びその塩からなる群より選択される少なくとも一つの化合物と、
    を含有し、
    前記成分(C)が下記一般式(4)で表される化合物であることを特徴とする均染剤。

    (式(1)中、R及びR4はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基又はアルコキシ基を表し、a及びcはそれぞれ独立に0〜3の整数を表し、R及びRはそれぞれ独立に単結合又は炭素数1〜3のアルキレン基を表し、AOは炭素数2〜6のアルキレンオキシ基を表し、bは1〜10の整数を表す。)

    (式(2)中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数7〜23の脂肪族炭化水素基を表し、AOは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、dは1〜100の整数を表す。)

    (式(4)中、R 11 、R 12 及びR 13 はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表し、jは1〜3、kは0〜2、mは0〜5の整数を表し、[(jk+k)+m]は2又は3であり、A Oは炭素数2〜4のアルキレンオキシ基を表し、nは1〜50の整数を表し、Xは下記一般式(4−1)、(4−2)又は(4−3)で表される基を表す。)



    (式(4−1)、(4−2)及び(4−3)中、M 、M 、M 及びM はそれぞれ独立に水素原子、アルカリ金属原子又はアンモニウムを表す。)
  2. 前記成分(A)と、前記成分(B)と、前記成分(C)との質量比が10:45:45〜98:1:1であることを特徴とする請求項1に記載の均染剤。
  3. 請求項1又は2に記載の均染剤を含有する染色処理液で繊維を染色する工程を含むことを特徴とする染色繊維製品の製造方法。
  4. 前記繊維がポリエステル繊維を含むことを特徴とする請求項3に記載の染色繊維製品の製造方法。
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