JP6758421B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

この発明は空気調和装置、特にその異常状態の表示に関するものである。
冷媒の蒸発による吸熱、凝縮による放熱を利用する冷凍サイクルを用いる空気調和装置において、空気調和装置で発生する異常を検出するセンサを搭載し、センサが異常を検出するとリモコン等に異常の発生を表示するものがある。使用者はリモコン等の表示から異常の発生を把握した場合、異常の対策を行うサービス業者へ連絡することができ、連絡を受けたサービス業者が使用者からの情報に基づいて異常に対する処置を実施する。
従来の空気調和装置には、空気調和装置で発生する異常を重要度順に振り分け、重要度が高い異常を優先的に表示するものがあった。空気調和装置で発生する異常の1つには、冷媒の漏洩があるが、冷媒として可燃性冷媒が用いられる空気調和装置においては、冷媒漏洩が最も重要な異常として取り扱われる。
このため、空気調和装置には冷媒漏洩を検出した状態である冷媒漏洩状態と、冷媒漏洩以外の異常を検出した異常状態が発生し得る。なお、冷媒漏洩以外の異常には、部品温度の異常や冷媒回路における圧力異常、通信異常等がある。
例えば、冷媒漏洩以外の異常を表示している時に冷媒漏洩が発生すると、冷媒漏洩以外の異常よりも重要な冷媒漏洩を優先的に表示させるために、表示が上書きされて冷媒漏洩のみ表示されることになる。
このとき、使用者は優先的に表示された冷媒漏洩のみ把握してサービス業者へ連絡することになり、サービス業者は使用者からの連絡に基づき、冷媒漏洩に対する処置を行う。冷媒漏洩に対する処置とは、例えば、冷凍サイクルを構成する冷媒配管の修理等であり、この場合、まず配管内の冷媒を取り出した後に配管修理を行い、改めて配管に冷媒を注入するという手順を踏む。このようにサービス業者は、使用者から冷媒漏洩に関する連絡を受けた後、冷媒漏洩に対して処置を行うことで、冷媒漏洩を解消することができる。
しかし、上記のように、冷媒漏洩が解消する前に冷媒漏洩以外の異常が発生していた場合、異常の表示が冷媒漏洩の表示に上書きされているため、使用者及びサービス業者は冷媒漏洩以外の異常を把握することができない。そのため、サービス業者は冷媒漏洩が解消した後に冷媒漏洩以外の異常を把握し、改めて異常に対する処置を行う必要がある。
特開2008−170047
従来の空気調和装置では、冷媒漏洩状態であると共に異常状態である場合に冷媒漏洩状態のみ表示されるため、使用者がサービス業者に異常状態を連絡することができず、サービス業者が冷媒漏洩に対する処置を実施する際に、異常に対する処置をすることができないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、冷媒漏洩状態であると共に異常状態である場合に冷媒漏洩状態と異常状態とを共に把握することができる空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明は、冷媒が流れる冷媒回路と、冷媒回路を流れる冷媒の漏洩を検出する冷媒漏洩検出部と、冷媒の漏洩以外の異常を検出する異常検出部と、冷媒漏洩検出部が冷媒の漏洩を検出した冷媒漏洩状態であると共に異常検出部が異常を検出した異常状態である場合に、冷媒漏洩状態と異常状態とを表示部に共に表示させる表示制御部とを備え、表示制御部は、異常状態を表示部に文字で表示させ、かつ、異常状態であると共に冷媒漏洩状態である場合に表示される文字を、異常状態であると共に冷媒漏洩検出部が冷媒の漏洩を検出していない場合に表示される記文字の表示方法と異なる表示方法で表示させるものである。
また、本発明は、冷媒が流れる冷媒回路と、冷媒回路を流れる前冷媒の漏洩を検出する冷媒漏洩検出部と、冷媒の漏洩以外の異常を検出する異常検出部と、冷媒漏洩検出部が冷媒の漏洩を検出した冷媒漏洩状態であると共に異常検出部が異常を検出した異常状態である場合、冷媒漏洩状態と異常状態とを表示部に共に表示させる表示制御部とを備え、表示制御部は、異常検出部が検出した異常が冷媒の漏洩に関連するか否かを判断し、冷媒の漏洩に関連すると判断した異常を関連しないと判断した異常状態より優先して表示部に表示させることを特徴とするものである。
本発明に係る空気調和装置によれば、冷媒漏洩状態と異常状態とを表示部に共に表示させるため、使用者が冷媒漏洩状態と異常状態とを同時に確認することができる。
実施の形態1における空気調和装置の概略構成を示す構成図 空気調和装置100における室外機制御部及び室内機制御部の構成を示す構成図 実施の形態1に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態1に係るリモコンの正面図 表示制御部で実行される表示制御処理を示すフローチャート 実施の形態1に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態1に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態1に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態2に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態2に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態2に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態2に係る表示画面の例を示す説明図 実施の形態4における空気調和装置の概略構成を示す構成図
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態1における空気調和装置の概略構成を示す構成図である。実施の形態1では、1つの室外機1に1つの室内機2が接続された空気調和装置100について説明する。
空気調和装置100は、熱源ユニットとしての室外機1と、負荷ユニットとしての室内機2を備え、室外機1及び室内機2の内部に、冷媒を循環させる冷媒回路が設けられている。冷媒回路は、冷媒が循環するものであり、冷媒の蒸発による吸熱、凝縮による放熱を利用して冷凍サイクルを形成する。冷媒回路は、圧縮機11と、室外機側熱交換器12と、減圧装置13と、室内機側熱交換器14とを備え、これらが冷媒配管により接続されることで形成される。冷媒回路は、室外機の内部に設けられた室外機側冷媒回路10aと、室内機の内部に設けられた室内機側冷媒回路10bとで構成され、室外機側冷媒回路10aと室内機側冷媒回路10bとは延長配管18a、18bにより接続される。つまり、室外機1と室内機2は冷媒配管である延長配管18a、18bにより接続される。
冷媒回路を循環する冷媒として、例えばR290やR1270等の強燃レベルの可燃性を有する強燃性冷媒、R32やHFO−1234yf、HFO−1234ze等の可燃性を有する微燃性冷媒がある。以下、可燃性を有する冷媒を可燃性冷媒と称する。これらの冷媒は単一冷媒を用いるものでも良いし、2種類以上が混合された混合冷媒を用いるものでも良い。また、冷媒としては、例えばR22,R410A等の不燃性冷媒も用いることもできる。
室外機1の構成を説明する。室外機1は、室外機側冷媒回路10aと、室外機送風手段20と、空気調和装置100の内部の状態を検知するセンサとしての温度センサ40a、電流センサ40b、圧力センサ40cと、冷媒漏洩センサ41と、室外機制御部51と、室外機表示部70とを備える。
室外機側冷媒回路10aは、圧縮機11と、室外機側熱交換器12と、減圧装置13と、冷媒流路切替装置15とを備え、冷媒配管として吸入配管16aと、吐出配管16bと、室外機配管17a、17b、17cを備える。また、室外機側冷媒回路10aには、延長配管接続バルブ30a、30bと、サービス口31a、31b、31cと、継手部32a、32cが設けられる。
圧縮機11は、吸入した低圧冷媒を圧縮し、高圧冷媒として吐出するものである。室外機側熱交換器12は、冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する熱交換器である。減圧装置13は、高圧冷媒を減圧して低圧冷媒とするものである。減圧装置13としては、例えば開度を調節可能な電磁膨張弁などが用いられる。
冷媒流路切替装置15は、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒流路内部を流れる冷媒の流れ方向を切替えることができる。冷媒流路切替装置15には、例えば四方弁が用いられる。ここで、冷房運転とは、室内機側熱交換器14に低温低圧の冷媒を供給する運転のことであり、暖房運転とは、室内機側熱交換器14に高温高圧の冷媒を供給する運転のことである。
室外機配管17aは、室外機1と室内機2とを接続する延長配管18aと、冷媒流路切替装置15を接続するものである。吸入配管16aは、冷媒流路切替装置15と圧縮機11の吸入口に接続されるものである。吸入配管16aには、冷房時及び暖房時のいずれにおいても、低温低圧のガス冷媒又は二相冷媒が流れる。吐出配管16bは、圧縮機11の吐出口に接続され、冷媒流路切替装置15を介して室外機側熱交換器12と接続されるものである。吐出配管16bには、冷房運転時及び暖房運転時のいずれにおいても、圧縮機11で圧縮された高温高圧のガス冷媒が流れる。室外機配管17bは、室外機側熱交換器12と減圧装置13とを接続するものである。室外機配管17cは、減圧装置13と延長配管18aを繋ぐものである。
室外機配管17aと延長配管18aとは延長配管接続バルブ30aを介して接続されている。延長配管接続バルブ30aは、開放及び閉止の切替が可能な二方弁で構成されている。また、延長配管接続バルブ30aの延長配管18a側には継手部32aが設けられ、延長配管接続バルブ30aと延長配管18aが接続されている。
室外機配管17cと延長配管18bとは延長配管接続バルブ30bを介して接続されている。延長配管接続バルブ30a、30bは、開放及び閉止の切替が可能な三方弁で構成されている。また、延長配管接続バルブ30bの延長配管18b側には、サービス口31c及び継手部32bが設けられている。サービス口31cは、冷媒回路に冷媒を充填する前作業である真空引きの際に使用するものである。
吸入配管16aには、低圧側のサービス口31aが設けられており、吐出配管16bには、高圧側のサービス口31bが設けられている。サービス口31a、31bは、空気調和装置100の据付け時や修理時の試運転の際に、圧力計を接続して運転圧力を計測するために使用される。
室外機送風手段20は、室外機側熱交換器12に対向して配置され、室外機側熱交換器12に室外空気を送風するものである。室外機側熱交換器12では、冷媒回路内部を流通する冷媒と室外機送風手段20により送風された室外空気との熱交換が行われる。
室外機1の内部には、室外機制御部51に接続される温度センサ40a、電流センサ40b、圧力センサ40cが設けられている。これらのセンサは、空気調和装置100の内部の種々の状態を検知するものであり、図1の空気調和装置100では、室外機1に吸い込まれる室外空気の温度を検出する温度センサ40a、圧縮機11を流れる電流を検出する電流センサ40b、圧縮機11内の冷媒の圧力を検出する圧力センサ40c、を設けている。なお、室外機1内部に設けられるセンサはこれらに限るものではなく、空気調和装置100の内部の種々の状態を検知するものであればよい。これらのセンサの検出結果は、空気調和装置100を適切に制御するために用いられるとともに、空気調和装置100の異常を検出するために用いられる。
また、室外機1の内部には、冷媒漏洩センサ41が設けられている。冷媒漏洩センサ41は、例えば半導体式ガスセンサ等の通電式ガスセンサが用いられる。冷媒漏洩センサ41は冷媒配管からの冷媒漏洩を検出するものであるため、冷媒配管の接続部分や継手部付近に設けられる。大気圧下において空気よりも大きい密度を有する冷媒を用いる場合、冷媒漏洩センサ41は室外機側冷媒回路10aよりも下方に取り付けることが好ましい。
次に、図2に基づいて室外機制御部51の構成について説明する。図2は空気調和装置100における室外機制御部51及び室内機制御部61の構成を示す構成図である。
室外機制御部51は室外機1の内部に設けられ、温度センサ40a、電流センサ40b、圧力センサ40c、冷媒漏洩センサ41及び、圧縮機11、減圧装置13、冷媒流路切替装置15、室外機送風手段20等の空気調和装置100を動作させる部品を含む室外機アクチュエータ23に接続されている。
また、室外機制御部51は、温度センサ40a、電流センサ40b、圧力センサ40cが接続される異常検出部52と、冷媒漏洩センサ41が接続される冷媒漏洩検出部53と、運転制御部54と、記録部55と、タイマー56と、表示制御部57を備える。
異常検出部52は運転制御部54に接続される。冷媒漏洩検出部53は運転制御部54に接続される。運転制御部54は、空気調和装置100全体の動作を制御するものであり、室外機アクチュエータ23、室内機2に設けられた室内機制御部61と接続されている。また、運転制御部54は室外機表示部70の表示を制御する表示制御部57と接続されている。
表示制御部57は、室外機表示部70及び室内機表示部81の表示を制御するものであり、記録部55に接続される。記録部55は、各センサで検出した空気調和装置100内部の種々の状態、あるいは空気調和装置100に対する設定温度や室外機アクチュエータ23の稼働状況等、空気調和装置100に関する情報を記録している。さらに記録部55には、異常検出部52、冷媒漏洩検出部53で検出した異常の種類に応じて異常コードを対応させた異常コードテーブルが記録されている。また、記録部55には、タイマー56が接続されている。
室外機表示部70は、室外機制御部51に接続され、表示制御部57からの信号に基づいて空気調和装置100の運転状態等を表示する。室外機表示部70は空気調和装置100が冷媒漏洩状態でも異常状態でも無く正常に動作している場合、使用者が設定した内容を表示したり空気調和装置100が行っている運転内容や室内温度等を表示する運転状態表示画面を表示する。
異常検出部52、あるいは冷媒漏洩検出部53により異常状態あるいは冷媒漏洩状態が検出されると、表示制御部57は室外機表示部70の表示画面を運転状態表示画面から異常表示画面に切り替える制御を行う。図3に異常表示画面の例を示す。室外機表示部70の異常表示画面は、状態表示領域90と、時間表示領域93と、異常発生元表示領域94を備える。状態表示領域90には第1表示領域91と第2表示領域92が設けられている。第1表示領域91と第2表示領域92には、異常を示すコードまたは冷媒漏洩を示すコードが、各領域につき1つ表示される。そのため、冷媒の漏洩状態と異常状態とを表示部に共に表示することができる。
時間表示領域93には、冷媒漏洩が発生してから経過した時間が表示される。異常発生元表示領域94には、冷媒漏洩または異常が発生している部分が表示される。例えば、室外機1と室内機2のどちらで発生しているかを表示するものでも良いし、室外機1の圧縮機11等、具体的な装置や部品を表示するものでも良い。
なお、ここでは室外機表示部70の表示画面全体が異常表示画面となる例を示したが、正常運転時には運転状態表示画面が表示され、異常あるいは冷媒漏洩が検出されると室外機表示部70の表示画面を運転状態表示画面と異常表示画面に分割して表示するようにしてもよい。
次に、図1に基づいて室内機2の構成を説明する。室内機2は、室内機側冷媒回路10bと、室内機送風手段21と、空気調和装置100の内部の状態を検知するセンサとしての温度センサ40e、圧力センサ40fと、冷媒漏洩センサ41と、室内機制御部61と、リモコン80を備える。
室内機側冷媒回路10bは、室内機側熱交換器14を備え、冷媒配管として室内機配管19a、19bを備える。また、室内機側冷媒回路10bには、継手部32c、32dが設けられている。
室内機側熱交換器14は、冷房運転時には蒸発器として機能し、暖房運転時には凝縮器として機能する熱交換器である。室内機配管19aは、室内機側熱交換器14と延長配管18aとを接続するものであり、延長配管18a側の端部に継手部32dが設けられている。室内機配管19bは、室内機側熱交換器14と延長配管18bとを接続するものであり、延長配管18b側の端部に継手部32cが設けられている。
室内機送風手段21は、室内機側熱交換器14に対向して配置され、室内機側熱交換器14に室外空気を送風するものである。室内機側熱交換器14では、冷媒回路内部を流通する冷媒と室内機送風手段21により送風された室内空気との熱交換が行われる。
また、室内機2の内部には、室内機側冷媒回路10b、室内機制御部61に接続される温度センサ40e、圧力センサ40f等が設けられている。なお、これらのセンサは、空気調和装置100の内部の種々の状態を検知するものであり、図1の空気調和装置100では、室内機2に吸い込まれる室外空気の温度を検出する温度センサ40e、室内機側冷媒回路10b内部の圧力を検出する圧力センサ40fを設けている。なお、室内機2内部に設けられるセンサはこれらに限るものではなく、空気調和装置100の内部の種々の状態を検知するものであればよい、これらのセンサの検出結果は、空気調和装置100を適切に制御するために用いられるとともに、空気調和装置100の異常を検出するために用いられる。
次に、図2に基づいて室内機制御部61の構成について説明する。
室内機制御部61は室内機2の内部に設けられ、温度センサ40e、圧力センサ40f、冷媒漏洩センサ41及び、室内機送風手段21を含む空気調和装置100を動作させるための室内機アクチュエータ24が接続されている。
また、室内機制御部61は、温度センサ40e及び圧力センサ40fが接続される異常検出部62と、冷媒漏洩センサ41が接続される冷媒漏洩検出部63と、通信部64を備える。
異常検出部62と冷媒漏洩検出部63は通信部64に接続されている。通信部64は、室外機1の運転制御部54と接続されており、室外機制御部51と室内機制御部61との間で相互に通信することができる。また、通信部64は室内機アクチュエータ24と、室内機表示部81と接続されている。
次に、図4に基づいてリモコン80の構成を説明する。図4は実施の形態1に係るリモコンの正面図である。
リモコン80は、室内機表示部81と、操作部82を備える。室内機表示部81は、通信部64及び操作部82と接続され、空気調和装置100の運転状態等を表示する。操作部82は使用者による操作を受け、操作に基づく操作信号を通信部64に送信するものである。室内機表示部81は、室外機表示部70と同様の画面表示を行う。
以上のような空気調和装置100においては、操作部82からの操作信号や空気調和装置100の内部の状態を検知するセンサ、冷媒漏洩センサ41からの検出信号に基づき、室外機制御部51の運転制御部54が室外機アクチュエータ23、室内機アクチュエータ24を駆動制御することにより、空気調和装置100全体として動作し、空気調和を行う。
次に、空気調和装置100の動作を説明する。
まず、冷房運転時の冷媒回路の動作について説明する。図1において、実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方向を示している。冷房運転では、冷媒流路切替装置15により冷媒が流れる方向が実線で示すような方向となるように切り替えられ、室内機側熱交換器14に低温低圧の冷媒が流れるようになる。
圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は冷媒流路切替装置15を経てまず室外機側熱交換器12へと流入する。冷房運転では、室外機側熱交換器12は凝縮器として作用する。すなわち、室外機側熱交換器12では、室外機送風手段20により送風される室外空気と室外機側熱交換器12の内部を流れる冷媒との熱交換が行われ、冷媒の凝縮熱が室外空気に放熱される。こうして室外機側熱交換器12に流入した冷媒は、凝縮して高圧の液冷媒となる。高圧の液冷媒は減圧装置13に流入し、減圧装置13において断熱膨張されて低圧の二相冷媒となる。低圧の二相冷媒は、延長配管18bを経由して室内機2の室内機側熱交換器14に流入する。冷房運転では、室内機側熱交換器14は蒸発器として機能する。すなわち、室内機側熱交換器14では、内部を流通する冷媒と、室内機送風手段21により送風される室内空気との熱交換が行われ、冷媒の蒸発熱が送風空気から吸熱される。これにより、室内機側熱交換器14に流入した冷媒は、蒸発して低圧のガス冷媒又は二相冷媒となる。また、室内機送風手段21により送風される空気は、冷媒の吸熱作用によって冷却される。室内機側熱交換器14で蒸発した低圧のガス冷媒又は二相冷媒は、延長配管18a及び冷媒流路切替装置15を経由して圧縮機11に吸入される。圧縮機11に吸入された冷媒は、圧縮されて高温高圧のガス冷媒となる。冷房運転では、以上のサイクルが繰り返される。
次に、暖房運転時の冷媒回路の動作について説明する。図1において、点線矢印は、暖房運転時の冷媒の流れ方向を示している。暖房運転では、冷媒流路切替装置15により冷媒が流れる方向が点線で示す方向となるように切替わり、これによって冷媒回路全体の冷媒の流れは点線で示す方向になる。したがって、暖房運転時は、冷媒は冷房運転時とは逆方向に冷媒が流れ、室内機側熱交換器14に高温高圧の冷媒が流れ、室内機側熱交換器14は凝縮器として機能する。すなわち、室内機側熱交換器14では、室内機送風手段21により送風される室内空気と室内機側熱交換器14の内部を流れる冷媒との熱交換が行われ、冷媒の凝縮熱が室外空気に放熱される。これにより、室内機送風手段21により送風される空気は、冷媒の放熱作用によって加熱される。
次に、室外機制御部51及び室内機制御部61の動作について説明する。
使用者が操作部82の操作により空気調和装置100の運転を開始させると、操作部82から送信された操作信号が、通信部64を介して室外機制御部51の運転制御部54に送信される。運転制御部54は、操作信号に基づいて室外機1及び室内機2の運転を開始させる運転信号を室外機アクチュエータ23、異常検出部52、冷媒漏洩検出部53、及び室内機2の通信部64に送信する。運転制御部54からの運転信号に基づき、空気調和装置100は冷房運転または暖房運転を開始する。
空気調和装置100の運転が開始されると、室外機1及び、室内機2に設けられた各センサ40a〜40fと冷媒漏洩センサ41は、空気調和装置100内部の状態を検知する。各センサ40a〜40fは検知した空気調和装置100内部の状態を検知信号として異常検出部52、62に送信する。異常検出部52、62は、冷媒の漏洩以外の異常を検出するものであり、各センサから受信した検知信号が予め設定された閾値を超えた場合に、各センサ40a〜40fが設けられた部分に異常があることを検出する。
冷媒漏洩センサ41は、冷媒漏洩センサ41の周囲の空気中における冷媒濃度を検知して冷媒漏洩検出部53、63に検知信号を送信する。冷媒漏洩検出部53、63は、冷媒回路を流れる冷媒の漏洩を検出するものであり、冷媒漏洩センサ41から受信した検知信号が予め設定された閾値を超えた場合に、冷媒漏洩があることを検出する。
室外機1の内部で異常が発生した場合、異常検出部52は異常を検出して、異常情報を示す異常信号を運転制御部54へ送信する。異常情報とは、異常を検出したこと及び、どこのセンサからの検知信号に基づいて異常を検出したかを含む情報である。運転制御部54は異常検出部52から異常信号を受信することにより、異常が発生していること及び異常が発生している部分についての情報を得ることができる。
室外機1の内部で冷媒漏洩が発生した場合、冷媒漏洩検出部53は冷媒漏洩を検出して、冷媒漏洩情報を示す信号である冷媒漏洩信号を運転制御部54へ送信する。冷媒漏洩情報とは、冷媒漏洩を検出したこと及び、どこの冷媒漏洩センサ41からの検知信号に基づいて冷媒漏洩を検出したかを含む情報である。運転制御部54は冷媒漏洩検出部53から冷媒漏洩信号を受信することにより、冷媒漏洩が発生していること及び冷媒漏洩が発生している部分についての情報を得ることができる。
室内機2の内部で異常が発生した場合、異常検出部62は異常信号を通信部64へ送信し、異常信号を受信した通信部64は異常信号を室外機1の運転制御部54に送信する。
室外機1の内部で冷媒漏洩が発生した場合、冷媒漏洩検出部63は冷媒漏洩信号を通信部64へ送信し、冷媒漏洩信号を受信した通信部64は冷媒漏洩信号を室外機1の運転制御部54に送信する。
運転制御部54は、異常信号または冷媒漏洩信号を受信すると、室外機アクチュエータ23に運転を停止させる停止信号を送信し、室内機2の通信部64を介して室内機アクチュエータ24に運転を停止させる停止信号を送信する。つまり、室外機1または室内機2の内部で異常または冷媒漏洩が発生すると、室外機制御部51の運転制御部54が室内機アクチュエータ24、室内機アクチュエータ24を停止制御することにより、空気調和の動作が停止される。
なお、空気調和の動作が停止された場合でも、各センサ40a〜40f、冷媒漏洩センサ41、室外機制御部51、室内機制御部61、室外機表示部70、リモコン80は駆動しているため、異常の検出、冷媒漏洩の検出、リモコン80の操作は可能である。
運転制御部54は、異常信号または冷媒漏洩信号を受信すると、受信した異常信号または冷媒漏洩信号を表示制御部57に送信する。
次に、図5から図8に基づいて室外機制御部51の表示制御部57における動作及び、室外機表示部70、室内機表示部81の表示方法を説明する。図5は、表示制御部57で実行される表示制御処理を示すフローチャート、図6から図8は室外機表示部70における表示画面の例を示す説明図である。
表示制御部57はステップS1で運転制御部54から異常信号または冷媒漏洩信号を受信すると、ステップS2において記録部55に異常情報または冷媒漏洩情報を記録するとともに、受信した信号に基づいて冷媒漏洩があるか否かを確認する。冷媒漏洩があるか否かとは、冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出した状態であるか否かを示す。冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出した状態とは、冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出してから、サービス業者が修理するまで、あるいはサービス業者が室外機表示部70及び室内機表示部81の表示をリセットするまでの状態である。
ステップS2で表示制御部57が、冷媒漏洩が無いと判断した場合、ステップS3に進む。ステップS3で表示制御部57は予め記録された異常コードテーブルを参照して、異常に対応した異常コードを決定する。異常コードが決定されると、表示制御部57は室外機表示部70及び室内機表示部81の画面を運転状態表示画面から異常表示画面に切り替える信号を送信する。また、表示制御部57は、状態表示領域90に異常コードを表示させる信号及び、異常が発生している部分を異常発生元表示領域に表示させる信号を、室外機表示部70及び室内機表示部81に送信する。これらの信号を室内機表示部81に送信する場合は、室内機2側の通信部64を介して信号が送信される。異常を状態表示領域90に表示させる信号を受信した室外機表示部70及び室内機表示部81には、状態表示領域90に異常コードが表示され、異常発生元表示領域94に異常が発生している部分が表示される。この場合の表示画面例を図6に示す。例えば、室内機において異常コードBの異常が発生した場合、第1表示領域91には異常コード「B」が表示され、異常発生元表示領域94には「室内機」が表示される。
ステップS2で表示制御部57が、冷媒漏洩があると判断した場合、ステップS4へ進み、ステップS4で冷媒漏洩と共に異常があるかどうかを確認する。冷媒漏洩と共に異常があるかどうかとは、冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出した状態であると共に異常検出部52が異常を検出した状態であるかどうかということである。異常検出部52が冷媒の漏洩を検出した状態とは、異常検出部52が異常を検出してからサービス業者が修理していない状態、あるいはサービス業者が室外機表示部70及び室内機表示部81の表示をリセットしていない状態である。
ステップS4で表示制御部57が、冷媒漏洩と共に異常が無いと判断した場合、表示制御部57は予め記録された異常コードテーブルを参照して、冷媒漏洩に対応した異常コードを決定する。また、ステップS2において、記録部55に冷媒漏洩の情報が記録されたときからの経過時間をタイマーを用いて算出し、記録部55に経過時間を記録させる。
異常コードが決定されると、表示制御部57は室外機表示部70及び室内機表示部81の画面を運転状態表示画面から異常表示画面に切り替える信号を送信する。また、表示制御部57は、状態表示領域90に異常コードを表示させる信号、冷媒漏洩が発生している部分を異常発生元表示領域に表示させる信号、及び、タイマー56に計時された経過時間を表示させる信号を、室外機表示部70及び室内機表示部81に送信する。これらの信号を室内機表示部81に送信する場合、室内機2側の通信部64を介して信号が送信される。
表示制御部57からの信号を受信した室外機表示部70及び室内機表示部81は、ステップS5で状態表示領域90に異常コードが表示され、異常発生元表示領域94に冷媒漏洩が発生している部分が表示され、時間表示領域93に冷媒漏洩が発生してからの経過時間が表示される。この場合の表示画面例を図7に示す。例えば、室内機において冷媒漏洩が発生してから8時間30分が経過している場合、第1表示領域91には異常コード「A」が表示され、異常発生元表示領域94には「室内機」が表示され、時間表示領域93には経過時間「8:30」が表示される。
ステップS4で表示制御部57が、冷媒漏洩と共に異常があると判断した場合、表示制御部57は予め記録された異常コードテーブルを参照して、冷媒漏洩に対応した異常コード及び、異常に対応した異常コードを決定する。また、ステップS4において、記録部55に冷媒漏洩の情報が記録されたときからの経過時間をタイマーを用いて算出し、記録部55に経過時間を記録させる。
異常コードが決定されると、表示制御部57は室外機表示部70及び室内機表示部81の画面を運転状態表示画面から異常表示画面に切り替える信号を送信する。また、表示制御部57は、状態表示領域90に異常コードを表示させる信号、冷媒漏洩が発生している部分を異常発生元表示領域に表示させる信号、及び、タイマー56に計時された経過時間を表示させる信号を、室外機表示部70及び室内機表示部81に送信する。室内機表示部81に送信する場合、通信部64を介して室内機2側に信号が送信される。
表示制御部57からの信号を受信した室外機表示部70及び室内機表示部81は、ステップS6で状態表示領域90に異常コードが表示され、異常発生元表示領域94に冷媒漏洩が発生している部分が表示され、時間表示領域93に冷媒漏洩が発生してからの経過時間が表示される。この場合の表示画面例を図8に示す。例えば、室内機において冷媒漏洩および異常コードBの異常が発生している状態であり、冷媒漏洩が発生してから8時間30分が経過している場合、第1表示領域91には異常コード「A」、第2表示領域92には異常コード「B」が表示される。また、異常発生元表示領域94には「室内機」が表示され、時間表示領域93には経過時間「8:30」が表示される。
ステップS3、ステップS5、ステップS6において室外機表示部70及び室内機表示部81に異常が表示されると、ステップS1へ戻り、ステップS1からステップS6までの動作を繰り返す。
使用者は、室外機表示部70または室内機表示部81の異常表示画面を確認することで異常を認識し、サービス業者へ修理を依頼することができる。サービス業者は使用者から、表示されている異常コードを聞いて空気調和装置100の状態を把握し、処置に必要な器具を予め備えてから修理へ向かうことができる。
異常コードの表示の解除は、サービス業者が適切な処置を行って空気調和装置100の電源を入れなおした場合に可能である。サービス業者が適切な処置を行うまでは、リモコン80の操作等によって異常コードの表示を解除することはできないようにすれば、不用意な操作で異常コードが表示されなくなってしまうことを防げる。
以上のような実施の形態1に係る空気調和装置100によれば、冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出した状態であると共に、異常検出部52が異常を検出した状態である場合、表示制御部57が、冷媒漏洩状態と異常状態とを室外機表示部70及び室内機表示部81に表示させるため、使用者が冷媒漏洩と異常状態とを同時に確認することができる。使用者が冷媒漏洩と異常状態とをサービス業者に連絡することができるため、サービス業者は冷媒漏洩と異常状態を修理前に確認して、冷媒漏洩に対する処置を実施する際に異常状態の処置を同時にすることができる。
また、サービス業者は冷媒漏洩と異常状態を修理前に確認することができるため、予め修理に必要な器具等を準備して修理現場に向かうこと可能であり、効率的に作業を行うことができる。
また、冷媒漏洩状態と異常は1つの表示画面に表示されるため、使用者は容易に冷媒漏洩と異常状態とを確認することができる。
なお、図6では1つの異常が発生した場合を示したが、複数の異常が発生している状態である場合には第1表示領域91及び第2表示領域92に異常コードを表示するようにしてもよい。また、実施の形態1では、状態表示領域90が表示領域を2つ有する場合を示したが、2つ以上の表示領域を設ける構成としてもよい。2つ以上の表示領域を設けることで、2以上の異常状態がある場合または、2以上の異常状態であると共に冷媒漏洩状態である場合に、2つ以上の状態を表示することができるため、空気調和装置100における運転状態を詳細に把握することができる。
また、図8では第1表示領域91に冷媒漏洩に対応する異常コード「A」を表示し、第2表示領域92に異常状態に対応する異常コード「B」を表示するものを示したが、冷媒漏洩がある場合に必ず冷媒漏洩を確認できる表示がされていればよく、第1表示領域91に異常状態に対応する異常コード「B」を表示し、と第2表示領域92に冷媒漏洩に対応する異常コード「A」を表示してもよい。また、第1表示領域91と第2表示領域92は左右に配置されるものを示したが、1つの画面で冷媒漏洩と異常状態とを確認することができる構成であればよく、上下に配置してもよい。
時間表示領域93に表示される時間は時間の経過とともに逐次更新していくものである。
なお、時間表示領域93に表示される時間は、冷媒漏洩が発生してからの経過時間としたが、冷媒漏洩の発生時刻を表示するものでもよい。また、異常状態が発生してからの経過時間または異常状態が発生した時刻を表示させてもよい。これにより、サービス業者は空気調和装置100で発生した異常状態と冷媒漏洩の履歴を確認することができ、空気調和装置100の故障状態を詳しく把握した上で効率的に修理作業を行うことができる。
また、異常発生元表示領域94には異常が発生している部分を表示すればよく、例えば「室内機の継手部」「室外機の延長配管接続バルブ」等、具体的に異常が発生している部分を表示するものでもよい。これにより、サービス業者は修理すべき部分を把握することができ、効率的に修理を行うことができる。
また、実施の形態1では、冷媒漏洩または異常状態に対応する異常コードを状態表示領域90に表示するものとしたが、冷媒漏洩または異常状態が認識できるような表示をすればよく、文字で表示してもよい。
実施の形態2.
図9から図11は実施の形態2に係る空気調和装置100の室外機表示部70における表示画面の例を示す説明図である。実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には同一符号を付して説明を省略するものとする。
実施の形態1では、1つの異常表示画面の状態表示領域90に冷媒漏洩状態と異常状態とを個別に表示する第1表示領域91と第2表示領域92を設ける構成としたが、実施の形態2では、異常状態と共に冷媒漏洩がある場合に、冷媒漏洩状態と異常状態とを一つの領域で表示する例を説明する。具体的には、異常状態を文字で表示させると共に、当該文字の表示方法を、異常状態のみの場合、すなわち異常状態であると共に冷媒漏洩検出部63が冷媒の漏洩を検出していない場合の表示方法と異なる表示方法にすることにより冷媒漏洩状態を認識できるようにするものである。異なる表示方法とは、例えば、異常状態のみのときには異常状態を示す文字を継続して表示する表示方法であったとすれば、冷媒漏洩状態と異常状態とが共に検出されている場合には異常状態を示す文字を継続して表示する表示方法ではなく、文字を点滅させる表示方法に変更するということである。
以下、図5及び図9から図12に基づいて、異常状態を文字で表示し、冷媒漏洩を異常状態を表示する文字を点滅させる表示方法の例について説明する。
まず、ステップS3における表示方法を説明する。表示制御部57がステップS2で冷媒漏洩が無いと判断した場合、表示制御部57は、状態表示領域90に異常状態を文字で表示させる信号及び、異常が発生している部分を異常発生元表示領域に表示させる信号を、室外機表示部70及び室内機表示部81に送信する。異常状態を状態表示領域90に表示させる信号を受信した室外機表示部70及び室内機表示部81には、ステップS3において、状態表示領域90に異常状態が表示され、異常発生元表示領域94に異常が発生している部分が表示される。この場合の表示画面例を図9に示す。例えば、室内機において圧力センサ異常が発生した場合、第1表示領域91には「圧力センサ異常」という文字が継続して表示され、異常発生元表示領域94には継続して「室内機」が表示される。
次に、ステップS5における表示方法を説明する。表示制御部57がステップS4で冷媒漏洩と共に異常が無いと判断した場合、表示制御部57は、状態表示領域90に冷媒漏洩状態を文字で表示させる信号及び、冷媒漏洩が発生している部分を異常発生元表示領域に表示させる信号を、室外機表示部70及び室内機表示部81に送信する。冷媒漏洩状態を状態表示領域90に表示させる信号を受信した室外機表示部70及び室内機表示部81には、ステップS5において、状態表示領域90に冷媒漏洩状態が表示され、異常発生元表示領域94に異常が発生している部分が表示される。この場合の表示画面例を図10に示す。例えば、室内機において冷媒漏洩が発生した場合、第1表示領域91には「冷媒漏洩」という文字が表示され、異常発生元表示領域94には「室内機」が表示される。
次に、ステップS6における表示方法を説明する。表示制御部57がステップS4で冷媒漏洩と共に異常ありと判断した場合、表示制御部57は、状態表示領域90に異常状態を点滅する文字で表示させる信号及び、異常状態と冷媒漏洩が発生している部分を異常発生元表示領域に表示させる信号を、室外機表示部70及び室内機表示部81に送信する。異常状態を点滅する文字で状態表示領域90に表示させる信号を受信した室外機表示部70及び室内機表示部81には、ステップS6において状態表示領域90に異常状態が点滅する文字で表示され、異常発生元表示領域94に異常状態及び冷媒漏洩が発生している部分が表示される。この場合の表示画面例を図11及び図12に示す。図11は異常状態が表示されている表示画面を説明する図、図12は異常状態が消えている表示画面を説明する図である。異常状態の点滅表示は、図11と図12の状態を交互に繰り返すものである。例えば、室内機において圧力センサ異常と冷媒漏洩が発生した場合、第1表示領域91には「圧力センサ異常」という文字が点滅して表示され、異常発生元表示領域94には「室内機」が表示される。
以上のような実施の形態2に係る空気調和装置100によれば、冷媒漏洩状態であると共に異常状態である場合、1つの状態表示領域90に異常状態を文字で表示すると共に、当該文字を点滅する表示方法にする。これにより、使用者は異常状態の文字の表示方法をサービス業者に報告することができ、サービス業者は冷媒漏洩と異常状態とを把握することができる。
また、文字が点滅しているため、点滅していないときよりも使用者の目に留まり易く冷媒漏洩状態であることを早くか把握することができる。
また、異常状態は文字で表示されるため、使用者は発生している異常状態の内容を把握することができる。
また、冷媒漏洩と異常状態とを同じ領域内に表示することができるため、面積が限られた室外機表示部70及び室内機表示部81における状態表示領域を有効に利用することができる。
なお、この実施の形態2では、異常状態を文字で表示し、この文字の表示方法を異常状態のみの場合の継続的表示と異なる点滅表示とすることで冷媒漏洩状態を認識できるようにしたが、冷媒漏洩を文字で表示し、冷媒漏洩以外に異常状態があれば文字を点滅表示するようにしてもよい。ただし、この場合、どのような異常状態かを認識するためには、異常状態の種類ごとに、異なる表示方法を設定しておく必要がある。
また、冷媒漏洩状態がある場合の文字の表示方法は点滅表示の他、文字の色を変更する表示、あるいは文字の背景を点滅させる表示でも良い。文字の色を変更することで、使用者の目に留まり易く冷媒漏洩状態であることを早く把握することができ、文字の背景を点滅させることで、より広い面積が点滅して認識し易くなる。さらに、冷媒漏洩を文字で表示して、異常状態を文字の色を変更することにより表示する場合には、異常状態に対応する色を設定することにより、複数の異常状態を表示することができる。
また、状態表示領域90に1つの異常状態を表示するものとしたが、状態表示領域90に複数の異常状態を文字で表示させると共に文字を点滅させる又は色を変更することにより冷媒漏洩を表示するものでもよい。
また、文字で表示される異常状態または冷媒漏洩状態を、異常コードで表示させるものでもよい。
実施の形態3.
実施の形態1では、異常状態の種類によらず冷媒漏洩状態と異常状態とを表示するものであったが、実施の形態3では、異常状態のうち冷媒漏洩に関連する異常状態と冷媒漏洩に関連しない異常状態がある場合には、冷媒漏洩に関連する異常状態を優先して表示するものである。実施の形態3では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には同一符号を付して説明を省略するものとする。この実施の形態3における記録部55に記録された異常状態テーブルには、各異常状態に対し、冷媒漏洩に関連する異常状態か否か、あるいは冷媒に関連する度合いが記録されている。
実施の形態3では、図5のステップS4で表示制御部57が、冷媒漏洩と共に異常状態があると判断した場合の動作について説明する。ステップS4で表示制御部57が、冷媒漏洩と共に異常状態があると判断した場合、表示制御部57は記録部55に予め記録された異常状態テーブルを参照して、異常検出部52が検出した異常状態が冷媒漏洩に関連する異常状態であるかを判断する。冷媒漏洩に関連する異常状態とは、冷媒回路における異常状態であり、例えば冷媒回路における温度異常及び圧力異常、構成する圧縮機11や減圧装置13に流れる電流異常等である。
冷媒漏洩に関連する異常状態以外の異常状態には、例えば室外機制御部51と室内機制御部61との通信異常、室外機送風手段20及び室内機送風手段21の故障等、直接冷媒回路に接続されていない部分についての異常状態である。
検出された異常状態が冷媒漏洩に関連する異常状態であると判断されると、表示制御部57は、状態表示領域90に冷媒漏洩に関連する異常状態を優先して表示させる信号及び、冷媒漏洩が発生している部分を異常発生元表示領域に表示させる信号を送信する。
表示制御部57からの信号を受信した室外機表示部70及び室内機表示部81は、ステップS6で状態表示領域90に冷媒漏洩に関連する異常状態が表示され、異常発生元表示領域94に冷媒漏洩が発生している部分が表示される。
また、検出された異常状態が冷媒漏洩に関連する異常状態ではないと判断された場合は、優先的に表示させる異常状態ではないため、仮にこの異常状態を検出する前に、冷媒漏洩に関連する異常状態を表示していた場合は、それを優先して表示し、冷媒漏洩に関連する異常状態を表示していなかった場合には、直近に検出された異常状態を表示させる信号を表示制御部57から状態表示領域90に送信する。これにより、冷媒漏洩と共に冷媒漏洩と関連する異常状態以外の異常状態がある場合には、冷媒漏洩及び冷媒漏洩と関連する異常状態以外の異常状態が表示される。
以上のような実施の形態3に係る空気調和装置100によれば、冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出した状態であると共に、異常検出部52が冷媒漏洩に関連する異常状態を検出した場合に、冷媒の漏洩状態と共に冷媒漏洩に関連する異常状態を優先して室外機表示部70及び室内機表示部81に表示させることができる。冷媒漏洩に関連する異常状態に対処するためには、冷媒回路から全ての冷媒を取り除いて処置を行い、改めて冷媒を注入する作業が必要になる場合があるが、以上のように表示することで、冷媒漏洩に関連する異常状態が優先的に表示されるため、冷媒漏洩に関連しない異常状態よりも優先して冷媒漏洩に関連する異常状態を把握して、冷媒漏洩に対する処置を実施する際に異常状態の処置をすることができ、1つの処置毎に冷媒を取り除いて再度注入する必要がない。したがって、作業時間を短縮できると共に冷媒の使用量を低減することができる。
冷媒漏洩に関連する異常状態以外の異常状態は、冷媒漏洩に対する処置を実施した後に異常状態が表示されても冷媒が冷媒回路に注入された状態で処置することができるため、冷媒漏洩及び冷媒漏洩に関連する異常状態への対処が完了した後に表示されればよい。
また、冷媒漏洩に関連する異常状態として、冷媒回路において部品交換が必要である異常状態を表示するよう予め設定すれば、サービス業者は予め必要な部品を準備して、処置する手順を事前に把握してから作業を開始することができる。
また、冷媒漏洩に関連する異常状態を表示させるため、室外機表示部70及び室内機表示部81に表示可能な数以上の異常状態が発生した場合に、冷媒漏洩に関連する異常状態を優先して表示することができる。
なお、以上の説明では、異常状態が冷媒漏洩に関連するかしないかを判断していたが、異常状態ごとに冷媒漏洩に関連する度合いを記録しておき、この度合いに応じて優先表示するようにしてもよい。
実施の形態4.
図実施の形態1から3では、1つの室外機1に1つの室内機2が接続された空気調和装置100であったが、実施の形態4では、1つの室外機1に複数の室内機2が接続された空気調和装置200である。実施の形態4では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には同一符号を付して説明を省略するものとする。
図13は実施の形態4における空気調和装置の概略構成を示す構成図である。
空気調和装置200は、室外機1と複数の室内機2を備え、室外機1及び室内機2、異なる室内機2同士は冷媒を循環させる冷媒配管により接続されている。実施の形態1に係る空気調和装置100では室外機側冷媒回路10aに減圧装置13が設けられる構成であったが、空気調和装置200では減圧装置13が各室内機2に設けられている構成を示す。つまり、室外機側冷媒回路10aは、圧縮機11と、室外機側熱交換器12と、冷媒流路切替装置15とを備え、冷媒配管として吸入配管16aと、吐出配管16bと、室外機配管17a、17bを備える。また、室内機側冷媒回路10bは、室内機側熱交換器14と減圧装置13を備え、冷媒配管として室内機配管19a、19bを備える。
各室内機2には室内機制御部61が設けられており、それぞれの室内機制御部61にリモコン80が接続されている。各室内機2の室内機制御部61は通信部64を介して相互に電気的に接続されている。少なくとも1つの室内機制御部61は室外機制御部51と接続されているため、全ての室内機2は室外機1と電気的に接続されている。
次に空気調和装置200の動作を説明する。運転制御部54は、異常信号または冷媒漏洩信号を受信すると、室外機アクチュエータ23に運転を停止させる停止信号を送信し、室内機2の通信部64を介して室内機アクチュエータ24に運転を停止させる停止信号を送信する。つまり、室外機1または室内機2の内部で異常または冷媒漏洩が発生すると、室外機制御部51の運転制御部54が室内機アクチュエータ24、全ての室内機2の室内機アクチュエータ24を停止制御することにより、空気調和の動作が停止される。
冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出した状態であると共に、異常検出部52が異常を検出した状態である場合、表示制御部57が、冷媒漏洩状態と異常状態とを室外機表示部70及び全ての室内機表示部81に表示させる信号を送信する。表示制御部57からの信号を受信した室外機表示部70及び全ての室内機表示部81は、状態表示領域90に冷媒漏洩状態と共に異常状態が表示される。
以上のような実施の形態4に係る空気調和装置200によれば、冷媒漏洩検出部53が冷媒の漏洩を検出した状態であると共に、異常検出部52が異常を検出した状態である場合、表示制御部57が、冷媒漏洩状態と異常状態とを室外機表示部70及び全ての室内機表示部81に表示させる信号を送信するため、各室内機2に接続された室内機表示部81において空気調和装置200における冷媒漏洩及び異常状態を確認することができる。
また、複数の場所に各室内機2のリモコン80を設置することができるため、冷媒漏洩又は異常状態がある場合に、複数の場所で確認することができる。
なお、実施の形態1〜4では運転制御部54及び表示制御部57は室外機制御部51に設けられるものであったが、室外機1と室内機2の運転を制御する構成であれば、室内機制御部61に設けられる構成または室外機制御部51及び室内機制御部61それぞれに設けられる構成でもよい。特に、実施の形態4のように1つの室外機1に複数の室内機2が接続される場合、各室内機2を運転制御するための運転制御部54を各室内機制御部61に設けることにより、室外機制御部51及び室内機制御部61の回路を容易に設計することができる。また、運転制御部54及び表示制御部57は室外機1及び室内機2と通信できる構成であればよく、室外機制御部51及び室内機制御部61以外の制御部に設けられてもよい。例えば、リモコン80側に設ける構成、外部機器に設けて通信させる構成としてもよい。
また、表示制御部57は室外機表示部70と室内機表示部81に同じ内容を表示させるものとしたが、室外機1及び各室内機2で異なる表示をさせるものでも良い。例えば、室外機1及び室内機2において異常状態がある場合、室外機表示部70では室外機1における異常状態を表示させ、室内機表示部81では室内機2における異常状態を表示させるものでも良い。これにより、室外機表示部70または室内機表示部81が接続された室外機1または各室内機2の異常状態を優先的に把握することができる。
また、表示制御部57は室外機1及び室内機2と接続された室外機表示部70及び室内機表示部81に表示させるものを示したが、空気調和装置100及び空気調和装置200の冷媒漏洩及び異常状況をユーザが把握できるように表示させるものであればよく、表示部としての携帯端末などの外部機器へ表示させるものであってもよい。これにより、使用者は室外機表示部70及び室内機表示部81から離れた場所から冷媒漏洩及び異常状態を把握することができる。
本発明に係る空気調和装置は、家庭用、業務用等の空気調和装置として広く利用することができる。
1 室外機、2 室内機、10a 室外機側冷媒回路10b 室内機側冷媒流路、11 圧縮機、12 室外機側熱交換器、13 減圧装置、14 室内機側熱交換器、15 冷媒流路切替装置、16a 吸入配管、16b 吐出配管、17a、17b、17c 室外機配管、18a、18b 延長配管、19a、19b 室内機配管、20 室外機送風手段、21 室内機送風手段、23 室外機アクチュエータ、24 室内機アクチュエータ、30a、30b 延長配管接続バルブ、31a、31b、31c サービス口、32a、32b、32c 継手部 40a 温度センサ、40b 電流センサ、40c、40d 圧力センサ、41 冷媒漏洩センサ、51 室外機制御部、52 異常検出部、53 冷媒漏洩検出部、54 運転制御部、55 記録部、56 タイマー、57 表示制御部、61 室内機制御部、62 異常検出部、63 冷媒漏洩検出部、64 通信部、70 室外機表示部、80 リモコン、81 室内機表示部、82 操作部、90 状態表示領域、91 第1表示領域、92 第2表示領域、93 時間表示領域、94 異常発生元表示領域

Claims (4)

  1. 冷媒が流れる冷媒回路と、
    前記冷媒回路を流れる前記冷媒の漏洩を検出する冷媒漏洩検出部と、
    前記冷媒の漏洩以外の異常を検出する異常検出部と、
    前記冷媒漏洩検出部が前記冷媒の漏洩を検出した冷媒漏洩状態であると共に前記異常検出部が前記異常を検出した異常状態である場合、前記冷媒漏洩状態と前記異常状態とを表示部に共に表示させる表示制御部とを備え
    前記表示制御部は、前記異常状態を前記表示部に文字で表示させ、かつ、前記異常状態であると共に前記冷媒漏洩状態である場合に表示される前記文字を、前記異常状態であると共に前記冷媒漏洩検出部が前記冷媒の漏洩を検出していない場合に表示される前記文字の表示方法と異なる表示方法で表示させることを特徴とする空気調和装置。
  2. 冷媒が流れる冷媒回路と、
    前記冷媒回路を流れる前記冷媒の漏洩を検出する冷媒漏洩検出部と、
    前記冷媒の漏洩以外の異常を検出する異常検出部と、
    前記冷媒漏洩検出部が前記冷媒の漏洩を検出した冷媒漏洩状態であると共に前記異常検出部が前記異常を検出した異常状態である場合、前記冷媒漏洩状態と前記異常状態とを表示部に共に表示させる表示制御部とを備え、
    前記表示制御部は、前記異常検出部が検出した前記異常が前記冷媒の漏洩に関連するか否かを判断し、前記冷媒の漏洩に関連すると判断した異常を関連しないと判断した異常状態より優先して前記表示部に表示させることを特徴とする空気調和装置。
  3. 前記表示制御部は、前記異常状態を前記表示部に文字で表示させ、かつ、前記異常状態であると共に前記冷媒漏洩状態である場合に表示される前記文字を、前記異常状態であると共に前記冷媒漏洩検出部が前記冷媒の漏洩を検出していない場合に表示される前記文字の表示方法と異なる表示方法で表示させることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記表示制御部は、前記冷媒漏洩状態であると共に前記異常状態である場合、前記表示部の1つの表示画面に前記冷媒漏洩状態と前記異常状態とを表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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