JP5342345B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和システムに係り、特に、空調機の故障等発生時にサービス会社へ連絡するための連絡先表示情報の設定・変更を行なえる空気調和システムに関する。
空調機の故障時にサービス会社へ連絡するためのサービス会社情報(会社名、電話番号等の連絡先表示データ)は、各空調機の室内ユニット(室内機)に対応して接続されている空調用コントローラーの表示器に表示され、利用に際しては空調用コントローラーに個々に設定、記憶される必要がある。空調用コントローラーの表示器は、特許文献1に示すようにドットマトリックス表示の液晶表示が採用され、連絡先情報の個別設定で連絡先の表示が可能になっている。
一般に連絡先表示情報は、空調機の設置時は図9に示すように製造会社の名称と電話番号となっており、連絡先表示情報を変更することで、図10に示すようにサービス会社の名称と電話番号に変更される。そして、その後管理形態の変更等により、さらに図11に示すように別なサービス会社の名称と電話番号に変更されることが多い。この場合、サービス会社の変更の都度、連絡先情報は修正される必要があり、規模の大きい空気調和システムにおいては、数十台から百台前後の室内機の個々の空調用コントローラーの連絡先情報を速やかに修正が必要となる。
しかしながら、実際の修正は、個々の空調用コントローラーのカーソルキーを操作しながら行なうため、膨大な時間がかかり誤修正する可能性もある。
特開2008−196782号公報
この対策としては、空気調和システム内の制御線を利用して、各空調用コントローラーの連絡先情報を修正することが考えられる。しかし、一般に個々の空調用コントローラーは、文字情報の記憶領域が小さく、また、製造時に設定された表示できる文字データの種類に制限(辞書は設定されてない)があるため、制御線を経由して連絡先情報として新たなサービス会社の新たな文字情報を受信しても記憶できず、また、新たな文字情報に対応する文字データが無い場合は表示も記憶もできないという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、空調用コントローラーの文字情報の記憶領域を減らしつつ、表示する連絡先の任意の文字情報の設定・変更を容易に行なえる空気調和システムを提供するものである。
上記課題を解決するため本発明は、室外機と室内機とを有する複数の空気調和機と、操作スイッチとドットマトリックスの情報表示部とを有する複数の空調用コントローラとを備え、前記複数の室外機と室内機および空調用コントローラとを通信制御手段で接続して空調用コントローラの操作に基づいて運転を行う空気調和システムにおいて、
故障時の連絡先表示データを入力する情報入力部と、入力された連絡先表示データを一文字毎にドットマトリックスに対応したビット単位のデータに変換するデータ変換部とを有し、前記データ変換部で変換したビット単位のデータを前記通信制御手段を介して複数の室内機に送信する連絡先表示入力装置を備え、
前記室内機は、前記連絡先表示入力装置から送信されたビット単位のデータを受信し、受信したビット単位のデータを接続されている空調用コントローラに送信する制御部を備え、
前記空調用コントローラは、表示データ記憶部と、受信したビット単位のデータをドットマトリックスのデータに変換するデータ変換部と、前記室内機から送信されたビット単位のデータから変換したドットマトリックスのデータを前記データ記憶部に記憶するとともに前記情報表示部で表示するシステムコントローラとを備え、
複数の空調用コントローラに記憶された連絡先表示データを前記連絡先表示入力装置から入力した連絡先表示データに基づいて一括して変更することを特徴とする。
また、上記記載の空気調和システムにおいて、前記連絡先表示入力装置は、前記通信制御手段に着脱可能に接続されるようにするとよい。
また、本発明の空気調和システム室外機と室内機とを有する複数の空気調和機と、操作スイッチとドットマトリックスの情報表示部とを有する複数の空調用コントローラとを備え、前記複数の室外機と室内機および空調用コントローラとを通信制御手段で接続して空調用コントローラの操作に基づいて運転を行う空気調和システムにおいて、
前記複数の空調用コントローラの中で特定の空調用コントローラは、複数の連絡先表示データをドットマトリックスデータで記憶する表示データ記憶部と、前記表示データ記憶部に格納されたデータの中から連絡先表示データの文字情報を選択して連絡先表示データの入力を行う情報入力部と、入力した連絡先表示データのドットマトリックスデータを伝送データに変換する符号データ構築部と、変換した伝送データをこの空調用コントローラが接続されている特定の室内機に送信するシステムコントローラとを備え、
前記特定の室内機は、前記特定の空調用コントローラから送信されたドットマトリックスデータを受信し、受信したドットマトリックスデータを他の室内機に送信する伝送データに変換する符号データ構築部を有する制御部を備え、
前記他の室内機は、前記特定の室内機から送信されたドットマトリックスデータを受信し、接続されている空調用コントローラに送信する制御部を備え、
前記空調用コントローラは、表示データ記憶部と、前記他の室内機から送信されたドットマトリックスデータを前記表示データ記憶部に記憶するとともに、前記情報表示部で表示するシステムコントローラを備え、
複数の空調用コントローラに記憶された連絡先表示データを前記特定の空調用コントローラから入力した連絡先表示データに基づいて一括して変更することを特徴とする。
絡先表示入力装置と空気調和機群の接続方法としては、有線方式または無線方式(赤外線通信、モバイル通信(短距離無線通信)、無線LAN通信など)のいずれでもよい。
本発明によれば、連絡先情報の設定は連絡先表示入力装置で、全ての空調用コントローラーを一括して連絡先表示データを設定することから、設定作業時間が大幅に短縮でき、設定誤りも予防できる。また、連絡先表示入力装置からの連絡先表示データを、受信した各空調用コントローラーで復元してドットマトリック表示するデータの形で記憶するため、文字情報の種類の制限がなくなり、少ない記憶領域で済むと共に多国籍対応およびキャラクタ対応できる。
連絡先表示入力装置は、空気調和システムの制御用の通信制御手段に接続して連絡先表示データを設定することから、連絡先表示の変更が発生した場合も、空気調和機の使用状態に関係なく容易に変更ができる。
また、連絡先表示入力装置がなくとも、1台の空調用コントローラーからも空気調和システムに接続している複数の室内機を介して、全ての空調用コントローラーの連絡先表示データを設定・変更できるので、空調用コントローラーの設定・変更の作業時間が大幅に短縮でき、設定誤りも予防でき、さらに、空調用コントローラーが設置されている場所ならどこからでも設定・変更が可能になり便利である。
空調用コントローラーで記憶する文字情報の記憶領域が少なくなることで、他の動作制御に使用できる記憶領域が増え、より高度な動作制御の作成可能になる。
本発明の一実施形態に係る空気調和システムの概略構成図。 同じく連絡先表示入力装置の概略ブロック構成図。 同じく室内機の概略ブロック構成図。 同じく空調用コントローラーの概略ブロック構成図。 同じくドットマトリックスデータの説明図。 他の実施形態に係る室内機の概略ブロック構成図。 同じく空調用コントローラーの概略ブロック構成図。 空調用コントローラーの操作・表示部の外観説明図。 工場出荷時の連絡先表示データの説明図。 工場出荷または任意設定時の連絡先表示データの説明図。 任意設定時の連絡先表示データの説明図。
(実施態様1)
以下、本発明の空気調和システムで、連絡先表示入力装置により連絡先表示データを設定する空調用コントローラーに表示するまでの一実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1に空気調和システム全体の概略構成図を示し、システムは複数の空気調和機と各空気調和機の操作をする空調用コントローラーからなる。具体的には、連絡先表示入力装置1、集中機器2、複数の室外機3a、3b、複数の室内機4a、4bおよび空調用コントローラー5a〜5cからなる。前記室内機と空調用コントローラーは、通信制御手段として空調用コントローラー配線7で接続され、それ以外は通信制御手段として空気調和機制御配線6で接続されている。上記両配線6、7は、有線方式または無線方式(赤外線通信、モバイル通信(短距離無線通信)、無線LAN通信など)を採用できる。
ここで空気調和機は室外機と室内機から構成され、室外機と室内機の組合せは任意である。集中機器2は、前記空気調和機制御配線6を介して空気調和機全体(システム)を集中的に制御する。ここで、前記室内機4a、4bは、前記連絡先表示入力装置1から送信された連絡先表示データを受信し、接続されている前記空調用コントローラにこの受信したデータを送信する制御部6a、6bを備えている。室外機3a、3bは外部へ放熱する熱交換器(図示せず)を備え、室内機4a、4bは室内に放熱する熱交換器(図示せず)を備えている。
連絡先表示入力装置1は、システムの故障(構成機器の故障を含む)時にサービス会社に連絡するための連絡先表示データを作成し、前記空気調和機制御配線6を介して各室内機4a、4bに送信する。各室内機4a、4bは、受信した連絡先表示データを空調用コントローラー配線7を介して空調用コントローラー5a〜5cに送信し、空調用コントローラーは受信した連絡先表示データを記憶すると共に表示する。この連絡先表示データの流れは、図1で実線の矢印で示される。ここで、連絡先表示入力装置1は、空気調和システムの運転、停止、設定温度、運転モード制御を含む動作制御を各空気調和機に指令する動作制御機能を備えている。なお、連絡先表示入力装置1は、連絡先表示データの設定が必要なときに前記空気調和機制御配線6に接続されるようにしても良い。
図2に示すように、連絡先表示入力装置1はパソコン等で構成され、情報入力部21、情報表示部22、データ受信部23、データ送信部24、RAM部25、符号データ構築部26、データ変換部27および全体を制御するシステムコントローラ28を備えている。連絡先表示データの入力設定は、情報入力部21のキー操作により、RAM部25内に格納してあるデータベース(多数の文字、数字、記号を備えている)から連絡先表示データとして会社名を表す文字、及び電話番号を表す数字を選択して矢印(1)のように読出し、矢印(2)のように情報表示部22に表示し、この表示を確認しながらなされる。従って、連絡先表示データの入力の誤設定を低減することができる。
上記のようにして設定された連絡先表示データは、データ変換部27で一文字毎にドットマトリックスのデータ(図5の50)のビット単位に変換された後に16進データに変換される。例えば、1文字が16ドットサイズの文字とすると、文字「あ」を16×16の256ビットのビット単位に分割する(図5の50参照)。分割後のビットは情報有り51は1、情報無し52は0としてデータ割付をし、1行目から順番に8ビット毎の符号化データ(16進データ)に変換を行う。
上述した符号化データを矢印(3)のように符号データ構築部26に送り、ドットサイズの情報と、先頭バイトから最終バイトデータ(上述した符号化データ)の排他的論理和の値を付加した伝送データを構築する。すなわち、伝送データは、先頭のドットから1バイト毎に割付が行なわれ、最終バイトのデータ割付が終了した際に、ドット全体のサイズと、先頭から最終バイトデータの排他的論理和の値が組合された形で構築される。
上述した伝送データは、矢印(4)のようにデータ送信部24を介して空気調和機制御配線6を介して複数の室内機4a、4bに1バイト単位で送信される。データ受信部23では、上記で送信した伝送データの整合性を確保するために、室内機から返信された伝送データの送信状態信号の読み込みを行う。
各室内機4a、4bのそれぞれの制御部6a、6bは、図3の概略ブロックのように構成され、空気調和機制御配線6を介するデータ受信部31とデータ送信部32、空調用コントローラー配線7を介するデータ受信部33とデータ送信部34、符号データ構築部35、データ変換部36および全体を制御するシステムコントローラ37を備えている。
各室内機4a、4bは、空気調和機制御配線6を介して送信された上記伝送データを矢印(4)のようにデータ受信部31で取り込んで、データの整合性の確認を行う。この整合性の確認は、受信した伝送データについて、先頭から最終バイトデータの排他的論理和を算出した値と、受信した伝送データの最終バイトデータの論理和の値とを比較し、一致していれば正常データと判断し、不一致の場合は異常データと判断して整合性を確認し、整合性確認結果(正誤)をデータ送信部32から連絡先表示入力装置1のデータ受信部23に送信して整合性確認を行なう。整合性確認で不一致で整合性が取れていない(異常データ受信)場合は、データの再要求を連絡先表示入力装置1に送信する。
上述した伝送データの連絡先表示データ部分を符号データ構築35でドットサイズの情報、及び先頭から最終バイトデータの排他的論理和を設けて室内機と空調用コントローラー間の伝送データを構築する。上述した伝送データは矢印(5)のようにデータ送信部34より空調用コントローラー配線7を介して、複数の空調用コントローラー5a〜5cに送信される。またデータ受信部33では、上記で送信した伝送データの整合性を確保するために、空調用コントローラーから返信された伝送データの送信状態信号の読み込みを行う。
空調用コントローラーは、図4の概略ブロックのように構成され、操作スイッチからなる情報入力部41、ドットマトリックスの表示器からなる情報表示部42、表示データ記憶部43、空調用コントローラー配線7を介するデータ受信部44とデータ送信部45、復号データ構築部46、データ変換部47、符号データ構築部48および全体を制御するシステムコントローラ49を備えている。図8に空調用コントローラーの情報入力部41と情報表示部42の外観を示し、情報入力部41は操作スイッチとして運転停止スイッチ、決定スイッチ、メニュー選択スイッチ、戻りスイッチおよびガイドスイッチからなる。
空調用コントローラー配線7を介して送信されてきた伝送データは、データ受信部44で受信し、図4の矢印(5)に示すように取込んで、伝送データの整合性確認を行う。前述と同様に、受信した伝送データについて、先頭から最終バイトデータの排他的論理和を算出した値と、受信した伝送データの最終バイトデータの論理和の値とを比較し、一致していれば正常データと判断し、不一致の場合は異常データと判断して整合性を確認し、整合性確認結果(正誤)をデータ送信部45から室内機のデータ受信部33に送信して整合性確認を行なう。整合性確認で不一致で整合性が取れていない(異常データ受信)場合は、データの再要求を室内機4a、4bに送信をする。
整合性確認で正常と判断された場合は、伝送データの連絡先表示データ部分は、データ変換部47にて16進数データを2進数データに変換され、この2進数データは更に矢印(6)のように送られ、復号データ構築部46でドットマトリックスデータ(図5参照)に復元される。例えば、1文字サイズが16ドットサイズの文字は、上述した2進数データを1行目から順番に16ビット毎のドットマトリックスデータに復元される。復元されたドットマトリックスデータは、矢印(7)に示すように表示データ記憶部43に1文字分のデータとして記憶されるとともに、矢印(8)に示すように情報表示部42に表示される。上記を繰り返して各文字が復元され、連絡先表示データの復元がなされる。
本実施態様では、連絡先表示入力装置1で入力した連絡先表示データを各室内機を介して各空調用コントローラーに一括して伝送データを送信してドットマトリックスデータとして記憶するため、入力作業が一回で済み能率的であり、空調用コントローラー側では、予め文字、数字、記号等のデータベースが不要となってデータ格納用の記憶領域が少なくて済む。
また、前記各部間の伝送データの送受信に際しては整合性確認を取っているので伝送の信頼性が高い。さらに、ドットデータで記憶、表示がなされるので、海外仕様において言語の制約が無くなり、多国籍対応およびキャラクタ対応が可能で現地での連絡先表示データの設定・修正が極めて容易となる。
(実施態様2)
次に、他の実施態様について図6、図7を参考に説明する。本実施態様では、連絡先表示入力装置が接続されていない場合に、特定の空調用コントローラーでカーソルキーを操作して連絡先表示データを設定することで、他の室内機に接続した他の空調用コントローラーに同じ連絡先表示データを設定にすることが可能となるものである。この連絡先表示データの流れは、図1で破線の矢印で示される。
図1で、特定の空調用コントローラーを5a、他の空調用コントローラーを5b、5c、特定の室内機を4a、他の室内機を4bとする。図7に特定の空調用コントローラーでの連絡先表示データの流れを破線矢印で示し、図6に特定の空調用コントローラーが接続された特定の室内機の制御部での連絡先表示データの流れを破線矢印で示す。図6と図7の構成はそれぞれ図3と図4と同一である。
図7で、表示データ記憶部43には、データベースとして1文字1ビット単位のデータが記憶されている。例えば、文字「あ」1文字が16ドットサイズの文字は16×16の256ビット、32ドットサイズは32×32の1024ビットに分割して記憶されている。分割後のビットは図5に示すように情報有り51は1、情報無し52は0としてデータ割付をして1行目から順番に8ビット毎の符号化データ(16進データ)で記憶されている。
図7で、特定の空調用コントローラーでは、情報入力部41で表示データ記憶部43のデータベースに格納してある多数の連絡先表示データの中から所定の連絡先表示データの文字情報を選択し、情報表示部42に表示することで文字情報を確認しながら、文字毎に連絡先表示データの入力を行なう。入力された連絡先表示データを、矢印(1)に示すように符号データ構築部48に送り、文字毎にドットサイズの情報と、先頭から最終バイトデータ(上述した符号化データ)の排他的論理和の値を付加した伝送データを構築する。
上記で構築された伝送データは、矢印(2)に示すように、データ送信部45より空調用コントローラー配線7を介して、特定の空調用コントローラーに5a(図1参照)接続されている特定の室内機4a(図1参照)に送信される。また、データ受信部44では送信したデータの整合性を確保するため、室内機4aからの送信状態を読み込みを行う。
室内機4aは、空調用コントローラー配線7を介して送信された連絡先表示データを、図6に示す特定の室内機のデータ受信部33で受信し(2)、伝送データの整合性の確認を行う。先頭から最終バイトデータの排他的論理和を算出した値と、受信した最終バイトデータの論理和の値とを比較して整合性の確認し、整合性確認結果をデータ送信部34から空調用コントローラーのデータ受信部44に送信して上述の整合性を確保する。このとき整合性確認で整合性が取れていない場合には、データの再要求を空調用コントローラー5aに送信する。
室内機4aは、整合性確認で正常と判断した場合は、伝送データを図6の矢印(3)に示すように符号データ構築部35送り、伝送データの連絡先表示データ部分をドットサイズの情報と、先頭バイトから最終バイトデータの排他的論理和を設けた伝送データを構築する。上記で構築された伝送データは、矢印(4)、(5)に示すように、データ送信部32より空気調和機制御配線6を介して他の複数の室内機、例えば他の室内機4b(図1参照)に送信される。空気調和機制御配線6では、1バイト単位で伝送データを伝達する。
次に図6の制御部を他の室内機4bの制御部6bと仮定して説明すれば、空気調和機制御配線6を介して上記データ送信部31で受信された伝送データは、矢印(5)、(6)に示すように符号データ構築部35に送られる。ここで、符号データ構築部35での処理前に、データ受信部31で送信されたデータの整合性を確保するために特定の室内機からの送信状態の読み込みを行い、受信部31で受信した伝送データの整合性の確認を行う。整合性の確認は、先頭から最終バイトデータの排他的論理和を算出した値と、受信した最終バイトデータの論理和の値とを比較して整合性を確認し、整合性確認結果を送信元の特定の室内機にデータ送信部32で返信して行う。このとき整合性確認で整合性が取れていない場合には、データの再要求を送信元の特定の室内機に送信をする。
他の室内機4bの制御部6bで、整合性確認で正常と判断した場合は、上述した伝送データの連絡先表示データ部分を符号データ構築部35で、ドットサイズの情報、及び先頭から最終バイトデータの排他的論理和を設けた室内機空調用コントローラー間の伝送データを構築する。
構築された伝送データは矢印(7)に示すようにデータ送信部34に送られ、ここから矢印(9)に示すように空調用コントローラー配線7を介して接続されている他の空調用コントローラー5c(図1参照)に送信される。他の空調用コントローラー5cが複数接続されていれば、複数に送られる。また、データ受信部33で送信した伝送データの整合性を確保するために上記他の空調用コントローラーからの折り返しの送信状態の読み込みを行う。
一方、空調用コントローラー配線7を介して伝送データが送信された他の空調用コントローラーは、送信されてきたデータを図7(他の空調用コントローラー5cと仮定する)に示すデータ受信部44で受信して、その整合性の確認を行う。この確認は、先頭から最終バイトデータの論理和を算出した値と、受信した最終バイトデータの論理和の値とを比較し、整合性確認結果をデータ送信部45から室内機4bに送信して整合性を確保する。このとき整合性確認で整合性が取れていない場合には、データの再要求を他の室内機4bに送信をする。
他の空調用コントローラー5cで、整合性確認で正常と判断した場合は、図7でデータ受信部44で受信した連絡先表示データを、データ変換部47にて16進数データから2進数データに変換する。次いで、復号データ構築46で上述した2進数データをドットマトリックスデータに復元する(図5参照)。例えば、1文字サイズが16ドットサイズの文字は、上述した2進数データを1行目から順番に16ビット毎のドットマトリックスデータに復元を行う。上述したドットマトリックスデータとして、情報データ記憶領域43に最初の1文字分のデータを記憶し、情報表示部42に表示する。この動作を繰返すことにより連絡先表示データを示す一連の文字を記憶すると共にその表示が行なわれる。上記動作は、図4に実線矢印で示す信号の流れと同じである。
本実施態様では、特定の1台の空調用コントローラーで連絡先表示データを設定することで、特定の空調用コントローラーに接続されている特定の室内機と他の室内機(複数の室内機)を経由して、他の室内機に接続されたシステムの全て空調用コントローラーに連絡先表示データを設定にすることが可能となる。そして、特定の空調用コントローラー→特定の室内機→他の室内機→他の空調用コントローラーの手順で、連絡先表示データを伝送しているが、この伝送データの送受信では全て整合性確認を取っているので、データ伝送の信頼性が高い。さらに、上記特定の空調用コントローラーは任意の空調用コントローラーでよいので、前記実施態様1で述べた効果に加え、空調用コントローラーが設置されている場所ならどこからでも設定・変更がタイムリーに敏速に行なえ、便利である。
1…連絡先表示入力装置、2…集中機器、3a、3b…室外機、4a、4b…室内機、3a、3b、4a、4b…空気調和機、5a〜5c…空調用コントローラ、6…通信制御手段(空気調和機制御配線)、6a、6b…制御部7…通信制御手段(空調用コントローラ配線)、27…データ変換部、35、46…符号データ構築部、41…操作スイッチ(情報入力部)、42…情報表示部、43…表示データ記憶部、47…データ変換部、49…システムコントローラ、50…ドットマトリックスのデータ。

Claims (3)

  1. 室外機と室内機を有する複数の空気調和機と、操作スイッチとドットマトリックスの情報表示部を有する複数の空調用コントローラを備え、前記複数の室外機と室内機および空調用コントローラとを通信制御手段で接続して空調用コントローラの操作に基づいて運転を行う空気調和システムにおいて、
    故障時の連絡先表示データを入力する情報入力部と、入力された連絡先表示データを一文字毎にドットマトリックスに対応したビット単位のデータに変換するデータ変換部とを有し、前記データ変換部で変換したビット単位のデータを前記通信制御手段を介して複数の室内機に送信する連絡先表示入力装置を備え
    前記室内機は、前記連絡先表示入力装置から送信されたビット単位のデータを受信し、受信したビット単位のデータを接続されている空調用コントローラに送信する制御部を備え、
    前記空調用コントローラは表示データ記憶部と、受信したビット単位のデータをドットマトリックスのデータに変換するデータ変換部と、前記室内機から送信されたビット単位のデータから変換したドットマトリックスのデータを記データ記憶部に記憶するとともに前記情報表示部で表示するシステムコントローラを備え
    複数の空調用コントローラに記憶された連絡先表示データを前記連絡先表示入力装置から入力した連絡先表示データに基づいて一括して変更することを特徴とする空気調和システム。
  2. 請求項1に記載の空気調和システムにおいて、前記連絡先表示入力装置は、前記通信制御手段に着脱可能に接続されたことを特徴とする空気調和システム。
  3. 室外機と室内機を有する複数の空気調和機と、操作スイッチとドットマトリックスの情報表示部を有する複数の空調用コントローラを備え、前記複数の室外機と室内機および空調用コントローラとを通信制御手段で接続して空調用コントローラの操作に基づいて運転を行う空気調和システムにおいて、
    前記複数の空調用コントローラの中で特定の空調用コントローラは、複数の連絡先表示データをドットマトリックスデータで記憶する表示データ記憶部と、前記表示データ記憶部に格納されたデータの中から連絡先表示データの文字情報を選択して連絡先表示データの入力を行う情報入力部と、入力した連絡先表示データのドットマトリックスデータを伝送データに変換する符号データ構築部と、変換した伝送データをこの空調用コントローラが接続されている特定の室内機に送信するシステムコントローラを備え、
    前記特定の室内機は、前記特定の空調用コントローラから送信されたドットマトリックスデータを受信し、受信したドットマトリックスデータを他の室内機に送信する伝送データに変換する符号データ構築部を有する制御部を備え、
    前記他の室内機は、前記特定の室内機から送信されたドットマトリックスデータを受信し、接続されている空調用コントローラに送信する制御部を備え、
    前記空調用コントローラは表示データ記憶部と、前記他の室内機から送信されたドットマトリックスデータを記表示データ記憶部に記憶するとともに、前記情報表示部で表示するシステムコントローラを備え
    複数の空調用コントローラに記憶された連絡先表示データを前記特定の空調用コントローラから入力した連絡先表示データに基づいて一括して変更することを特徴とする空気調和システム。
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