JP6878123B2 - 制御装置、無線端末交換方法及び通信システム - Google Patents

制御装置、無線端末交換方法及び通信システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、制御装置、無線端末交換方法及び通信システムに関する。
一般に、ビル等の建物には空調機や照明機器等の操作対象機器を操作するための各種リモコンが多数設置されており、ファームウェアのバージョンアップや操作対象機器の交換等により新しいリモコンへの交換が必要になる場合がある。一方で、交換対象のリモコンは必ずしも業者が立ち入ることができるエリアに設置されているとは限らず、テナントの入居エリア等、業者の立ち入ることができないエリアに設置される場合もある。このような場合におけるリモコンの交換は新しいリモコン(以下「新リモコン」という。)をテナントに送付し、テナントから古いリモコン(以下「旧リモコン」という。)を送り返してもらうセンドバック方式で行われるのが一般的であるが、このような交換方式では旧リモコンが適切に回収されず、継続使用が好ましくない旧リモコンが新リモコンと混在して継続利用されてしまう場合があった。
特開2016−106495号公報
本発明が解決しようとする課題は、新旧のリモコンをより確実に切り替えることができる、制御装置、無線端末交換方法及び通信システムを提供することである。
実施形態の、制御装置は、記憶部と、通信部と、バージョン判定部と、受信操作実行制御部とを持つ。記憶部は、自装置との通信を許可される通信端末のファームウェアのバージョンを示すバージョン情報を記憶する。通信部は、機器の制御に関する情報を送信する制御データに自身のファームウェアのバージョンを示す情報を含めて送信する通信端末と通信する。バージョン判定部は、前記通信端末が送信する制御データに含まれる前記通信端末のファームウェアのバージョンを示す情報と、前記記憶部に記憶された前記バージョンの情報とに基づいて、前記通信端末が、自装置との通信を許可される通信端末であるか否かを判定する。受信操作実行制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記制御データに基づく処理を実行する。
第1の実施形態の通信システム100のシステム構成の概略を示す概略図。 第1の実施形態における制御装置1の機能構成の具体例を示すブロック図。 無線端末情報記憶部14に記憶される正規端末関連情報の具体例。 無線端末の交換時における新旧の端末の通信の切り替わりの様子の具体例。 制御装置1が無線端末2によって制御される処理の流れを示す具体例。 第2の実施形態の通信システム100aのシステム構成の概略を示す概略図。 第2の実施形態における無線端末2aの機能構成の具体例を示すブロック図。
以下、実施形態の制御装置、無線端末交換方法及び通信システムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の通信システム100のシステム構成の概略を示す概略図である。例えば、通信システム100は、ビル等の施設内に設置された各種機器の操作や制御を実現するシステムである。通信システム100は、1つ以上の制御装置1と1つ以上の無線端末2とを備える。図1には、1つ以上の制御装置1の具体例として制御装置1−1〜1−3が、1つ以上の無線端末2の具体例として無線端末2-1〜2−3が、それぞれ示されている。
制御装置1は、照明機器や空調機器など、施設内に設置された各種の制御対象(不図示)を制御する機能を有する。制御装置1は、上記の各制御対象の装置と通信可能に構成される。制御装置1と制御対象との間の通信は、有線通信によって実現されてもよいし、無線通信によって実現されてもよい。制御装置1は、居室の天井裏に設置されても良い。制御装置1同士は無線で互いに通信してもよい。
無線端末2は、制御装置1を操作する。無線端末2は、例えばリモコンである。無線端末2は、上記の各制御装置1に対して、それぞれの操作対象の操作に必要な情報を送信する機能を有する。無線端末2は、居室内に設置されてもよい。無線端末2は、制御装置1の操作に関する信号(以下「制御信号」という。)を制御装置1に送信する。制御信号は、送信元の無線端末2に個々に割り振られたID(以下「無線端末ID」という。)を示す情報と、送信元の無線端末2のファームウェアのバージョンを示す情報(以下「バージョン情報」という。)と、制御装置1を操作する信号(以下「操作信号」という。)と、を含む。
無線端末ID及びバージョン情報は所定の文字列で表される。所定の文字列は、文字の他、数字や他の記号を含んでもよい。バージョン情報は、順序を示す文字列で表される。例えば、バージョン情報は、ファームウェアのバージョンの新旧を数字の大小によって表すものであってもよいし、アルファベットの順序によって表すものであってもよい。例えば、ファームウェアのバージョンが“10”又は“20”の文字列で表される場合、“20”が最新のバージョンを示し、“10”は1つ前のバージョンを示すものであってもよい。また、例えば、ファームウェアのバージョンが“10A”又は“10B”の文字列で表される場合、“10B”が最新バージョンを示し、“10A”が1つ前のバージョンを示すものであってもよい。なお、無線端末2は通信端末の一例である。なお、制御信号は、制御データの一例である。
無線端末IDは、制御装置1と通信可能な無線端末2に割り当てられる識別情報である。例えば、ある制御装置1を2台の無線端末2で操作する運用を行う場合、各無線端末2にはそれぞれ異なる無線端末IDが割り当てられる。本実施形態では、この無線端末IDの割り当ては、無線端末2が交換される場合に交換元の無線端末2から交換先の無線端末2に引き継がれていく場合を想定する。具体的には、ある制御装置1を操作する無線端末2が故障した場合、故障した無線端末2は新しい他の無線端末2に交換されるが、新しい無線端末2には故障した無線端末2と同じ無線端末IDが割り当てられる場合を想定する。
図2は、第1の実施形態における制御装置1の機能構成の具体例を示すブロック図である。制御装置1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備える。制御装置1は、通信部11と、無線端末ID判定部12と、バージョン判定部13と、無線端末情報記憶部14と、受信操作実行制御部15とを備える。なお、無線端末ID判定部12は、識別情報判定部の一例である。
通信部11は、無線通信インターフェースを備えて、構成される。通信部11は、無線端末2と通信する。通信部11は、無線端末2が送信する制御信号を受信する。
無線端末ID判定部12は、通信部11が取得した制御信号が有する無線端末IDに基づいて、送信元の無線端末2(以下「送信元無線端末」という。)が、制御装置1の無線端末情報記憶部14に予め登録された端末(以下「正規端末」という。)であるか否かを判定する。
バージョン判定部13は、通信部11が取得した制御信号が有する無線端末IDに基づいて、無線端末ID判定部12によって正規端末であると判定された送信元無線端末が、最新のファームウェアのバージョンを有する無線端末2であるか否かを判定する。
無線端末情報記憶部14は、半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。無線端末情報記憶部14は、制御装置1の正規端末に関する情報(以下「正規端末関連情報」という。)を記憶する。なお、無線端末情報記憶部14は、記憶部の一例である。
受信操作実行制御部15は、受信した制御信号の操作信号が示す指示にしたがって、制御装置1を操作する。例えば、制御装置1が空調機器を制御する場合であって、操作信号が、部屋の設定温度を指示する信号である場合、受信操作実行制御部15は、部屋の温度を所定の温度にするように、制御装置1を制御する。
図3は、無線端末情報記憶部14に記憶される正規端末関連情報の具体例を示す。正規端末関連情報は、テーブルの形式で無線端末情報記憶部14に記憶される。正規端末関連情報を表すテーブル(以下「正規端末関連情報テーブルD1」という。)は、正規端末IDと、正規端末バージョン情報とを有する。正規端末IDは、無線端末情報記憶部14に記憶される制御装置1の正規端末の無線端末IDである。正規端末バージョン情報は、無線端末情報記憶部14に記憶される制御装置1のファームウェアのバージョンである。正規端末バージョン情報は、正規端末IDに関連付けて記憶される。正規端末関連情報テーブルD1は、正規端末IDごとのレコードを有する。図3は、無線端末IDとバージョン情報とを表す文字列が数字であり、バージョン情報の数字が大きいほど新しいバージョンであることを示す場合を表している。図3は、制御装置1の正規端末として、正規端末IDが10で、正規端末バージョン情報が4の無線端末2と、正規端末IDが20で、正規端末バージョン情報が6の無線端末2と、正規端末IDが50で、正規端末バージョン情報が2の無線端末2とが記憶されていることを示している。受信した制御信号の有するバージョン情報の数字が無線端末情報記憶部14に記憶された正規端末バージョン情報の数字よりも大きい数字であるとバージョン判定部13によって判定された場合、受信操作実行制御部15は、受信した制御信号の有するバージョン情報の数字で、正規端末バージョン情報の数字を上書きする。
以下の説明では、無線端末IDとバージョン情報とを表す文字列が数字であり、数字が大きいほど新しいバージョンを示すと仮定する。
図4は、無線端末の交換時における新旧の端末の通信の切り替わりの様子の具体例を示している。無線端末2−1と無線端末2−4とは、無線端末IDは同じであり、ファームウェアのバージョン情報が異なっている無線端末である。無線端末2−4の方が無線端末2−2よりも新しいバージョンのファームウェアを有する。無線端末2−1は、例えば、無線端末2−1が使用可能か不可能かを表示する表示部16を有してもよい。表示部16は、例えばディスプレイである。
図4(A)は、制御装置1を無線端末2−1によって操作している場合を表す。無線端末2−1は、制御装置1を操作できるため、表示部16には、例えば、「使用可」の文字が表示される。図4(A)における制御装置1は、無線端末2−1の操作を受け付けるため、図4(A)における制御装置1の無線端末情報記憶部14には、無線端末2−1の型式とファームウェアのバージョンとが、それぞれ正規端末型式IDと、正規端末バージョン情報と、として記憶されている。
図4(B)は、制御装置1を操作する端末を無線端末2−1から無線端末2−4に交換する場合を表す。無線端末2−4が制御装置1に制御信号を送信していることを表す。無線端末2−2が有するファームウェアよりも新しいバージョンのファームウェアを有する無線端末2−4が制御装置1に制御信号を送信したことによって、制御装置1の無線端末情報記憶部14に記憶される正規端末関連情報の無線端末バージョン情報の数字は無線端末2−4のファームウェアのバージョンの数字に更新される。
図4(C)は、制御装置1を操作する正規端末が無線端末2-2から無線端末2−4に変更された場合の、制御装置1と無線端末2−1と通信の状態と、制御装置1と無線端末2−4との通信の状態とを表す。無線端末2−1は、制御装置1の正規端末ではないため、制御装置1を操作できない。そのため、表示部16には、例えば、「使用不可」の文字が表示される。無線端末2−4は、制御装置1の正規端末であるため、無線端末2−4は制御装置1を操作する。無線端末2−4は、制御装置1の正規端末であるため、表示部16には、例えば、「使用可」の文字が表示される。
図5は、制御装置1が無線端末2によって制御される処理の流れを示す具体例である。通信部11は、無線端末2の送信した制御信号を受信する(ステップS101)。無線端末ID判定部12は、受信された制御信号に基づいて、送信元無線端末の無線端末IDと一致する値が、無線端末情報記憶部14に予め登録された正規端末IDの中に存在するか否かを判定する(ステップS102)。存在する場合には、送信元無線端末は正規端末であると判定される。送信元無線端末が正規端末であった場合(ステップS103:YES)、バージョン判定部13が送信元無線端末のファームウェアのバージョンを判定する(ステップS104)。送信元無線端末のファームウェアのバージョンの数字が、無線端末情報記憶部14に記憶されている正規端末バージョン情報の数字以上(すなわち、同じか新しいバージョン)であった場合(ステップS105:NO)、送信元無線端末のファームウェアのバージョンの数字が、無線端末情報記憶部14に記憶されている正規端末バージョン情報の数字と同じか、それより大きい(すなわち、新しいバージョン)かの判定が行われる(ステップS106)。無線端末情報記憶部14に記憶されている正規端末バージョン情報の数字よりも大きい数字である場合(ステップS106:YES)、バージョン判定部13は、無線端末情報記憶部14に記憶されている正規端末バージョン情報に、送信元無線端末のファームウェアのバージョンの数字を上書きする(ステップS107)。次に、受信操作実行制御部15が、制御信号が有する操作信号の指示する操作を実行する(ステップS108)。送信元無線端末のファームウェアのバージョンの数字が、無線端末情報記憶部14に記憶されている無線端末IDと同じ場合(ステップS106:NO)、制御装置制御信号が有する操作信号の指示する操作を実行する(ステップS108)。送信元無線端末のファームウェアのバージョンの数字が、無線端末情報記憶部14に記憶されている正規端末バージョン情報の数字よりも小さい(すなわち、古いバージョン)場合(ステップS105:YES)、制御信号が有する操作信号の指示する操作は制御信号によって実行されずに、制御装置1は処理を終了する。すなわち、無線端末情報記憶部14に記憶されている正規端末バージョン情報の数字よりも小さい数字(すなわち、古いバージョン)であった場合には、制御装置1は、送信元無線端末によって制御されない。
なお、無線端末情報記憶部14に予め記憶されている正規端末IDの書き換えと、無線端末情報記憶部14に記憶されている正規端末バージョン情報の数字の上書きと、のいずれか一方又は両方によって、特定の無線端末2による制御装置1の操作を不可能とする措置を、以下、使用禁止措置という。
このように構成された通信システム100では、バージョン判定部13を備えることによって、最新のファームウェアの無線端末2によってのみ制御装置1は制御される。そのため、無線リモコンの新旧入れ替えの実施と旧リモコンの確実な使用禁止措置とが可能となる。
(変形例)
制御装置1は、無線端末2が正規端末でない場合、上記無線端末2に対して、正規端末ではない旨を通知する機能を有しても良い。例えば、無線端末ID判定部12によって正規端末ではないと判定された無線端末2に対して、通信部11から正規端末ではない旨を伝える信号を送信してもよい。このように構成された制御装置1は、制御装置1を操作できない無線端末2の利用者による把握を容易にする。
制御装置1は、無線端末2が正規端末でなく、表示画面を有する場合、上記無線端末2に対して、無線端末2が電池切れでない場合には、正規端末ではない旨を表示画面に表示することを命令する信号を送信しても良い。正規端末ではない旨を通知する機能を有することによって、利用者による新旧リモコンの誤使用を予防することが可能となる。
なお、本実施形態では、無線端末IDとバージョン情報とに基づいて無線端末2が正規端末か否かを判定したが、この判定は、無線端末IDとバージョン情報とに基づいた判定に限られるものではない。例えば、無線端末2が正規端末か否かは、無線端末2の型式の識別情報(以下「型式ID」という。)とバージョン情報とに基づいて判定されても良い。この場合には、無線端末2が送信する制御信号は、無線端末2の型式IDを示す情報と、ファームウェアのバージョン情報を示す情報とである。型式は、異なる無線端末IDを有する複数の無線端末2の分類である。そのため、正規端末か否かを型式を用いて判定することによって、正規端末関連情報の情報量を減らすことが可能となる。
型式IDとバージョン情報とに基づいた判定を行う場合には、無線端末ID判定部12の代わりに、型式IDに基づいた判定を行う型式ID判定部が用いられてもよい。なお、型式ID判定部は、型式判定部の一例である。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態の通信システム100aのシステム構成の概略を示す概略図である。通信システム100aは、制御装置1−1に代えて制御装置1−1aを備える点、無線端末2に代えて無線端末2aを備える点、上位制御装置3を備える点、中央監視制御装置4を備える点、制御用端末5をさらに備える点で第1の実施形態の通信システム100と異なる。その他の構成は第1の実施形態の通信システム100と同様のため、その他同様の構成には図1と同じ符号を付すことにより以下での説明を省略する。
制御装置1aは、制御装置1と同じ機能を有し、その上でさらに、上位制御装置3と通信する機能を備える。
無線端末2aは、無線端末2と同じ機能を有し、その上でさらに、制御装置1又は制御装置1aの操作を不可能とする機能(以下「操作停止機能」という。)を有する。操作停止機能は、制御用端末5等の通信機能を有する装置が送信する、無線端末2aによる制御装置1又は制御装置1aの操作を不可能と指示する信号(以下「使用禁止信号」という。)を、無線端末2a受信した場合に働く。
上位制御装置3は、制御装置1及び制御装置1aを制御する上位の制御装置である。上位制御装置3は、例えば、DDC(Direct Digital Controller)である。DDCは、空気調和機や熱源システムを制御するコントローラである。
中央監視制御装置4は、上位制御装置3を介して複数存在する制御装置1及び制御装置1aを管理する装置である。中央監視制御装置4は、例えばBEMS(Building Environment and Energy Management System)である。中央監視制御装置は、上位制御装置3を制御する。
制御用端末5は、制御装置1と、制御装置1aと、無線端末2とのいずれかひとつ又は全部を通信によって監視・制御する端末である。制御用端末5は、例えばノートパソコンである。制御用端末5は、中央監視制御装置4と、上位制御装置3とを介して、制御装置1と、制御装置1aと、無線端末2とのいずれかひとつ又は全部の使用状況を取得しても良い。なお、制御用端末5は、制御用端末装置の一例である。
図7は、第2の実施形態における無線端末2aの機能構成の具体例を示すブロック図である。無線端末2aは、無線通信部21と、操作停止部22とを有する。
無線通信部21は、制御用端末5等の通信機能を有する遠隔の装置と通信する。操作停止部22は、無線端末2aを制御する。操作停止部22は、無線通信部21が使用禁止信号を受信した場合に、操作停止機能を働かせる。
制御用端末5は、中央監視制御装置4と、上位制御装置3とを介して、制御装置1と、制御装置1aと、無線端末2とのいずれか一つ又は全部の使用状況を監視する。制御用端末5は、中央監視制御装置4と上位制御装置3とを介して、無線端末2に使用禁止信号を送信しても良い。
このように構成された通信システム100aでは、制御装置1又は制御装置1aの操作を停止する操作停止部22を無線端末2aが備え、制御装置1と、制御装置1aと、無線端末2aとのいずれか一つ又は全部と遠隔から通信可能な制御用端末5とを備えるこことによって、ネットワークを介して、無線端末2aの入れ替え状況の監視と、無線端末2aによる制御装置1の操作を停止する措置とを行うことが可能となる。
(変形例)
制御用端末5は、例えば、メンテナンスツールなどの、制御装置1と制御装置1aと無線端末2aとを監視するソフトウェアがインストールされており、中央監視制御装置4又は上位制御装置3を介することなく、直接的に、制御装置1と、制御装置1aと、無線端末2aとのいずれか一つ又は全部と通信可能なパーソナルコンピュータであってもよい。
制御用端末5は、中央監視制御装置4又は上位制御装置3を介すことなく、スマートフォンの通信回線などを介して制御装置1と、制御装置1aと、無線端末2aとのいずれか一つ又は全部と通信してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、通信部が受信した信号が含む、送信元の通信端末のファームウェアのバージョンの情報と、記憶部に記憶されたファームウェアのバージョンの情報とに基づいて、送信元の通信端末のファームウェアのバージョンが、許可された通信端末のファームウェアのバージョンであるか否かを判定するバージョン判定部を持つことにより、無線リモコンの新旧入れ替えの実施と旧リモコンの確実な使用禁止措置とができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…制御装置、2…無線端末、100…通信システム、11…通信部、12…無線端末ID判定部、13…バージョン判定部、14…無線端末情報記憶部、15…受信操作実行制御部、3…上位制御装置、4…中央監視制御装置、5…制御用端末

Claims (11)

  1. 自装置との通信を許可される通信端末のファームウェアのバージョンを示すバージョン情報を記憶する記憶部と、
    機器の制御に関する情報と送信元のファームウェアのバージョンを示す情報とを含む制御データを送信する通信端末と通信する通信部と、
    前記通信端末が送信する制御データに含まれる前記通信端末のファームウェアのバージョンを示す情報と、前記記憶部に記憶された前記バージョンの情報とに基づいて、前記通信端末が、自装置との通信を許可される通信端末であるか否かを判定するバージョン判定部と、
    前記バージョン判定部の判定結果に基づいて、前記制御データに基づく処理を実行する受信操作実行制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記記憶部は、通信を許可された個々の通信端末の識別情報をさらに記憶し、
    前記通信部が受信した信号に、前記通信端末に個別の識別情報が含まれる場合において、前記受信した信号が含む、送信元の端末個別の識別情報と、前記記憶部に記憶された前記識別情報とに基づいて、前記送信元の通信端末の識別情報が、許可された通信端末の識別情報であるか否かを判定する識別情報判定部をさらに備える、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記記憶部は、通信を許可された通信端末の型式を示す情報をさらに記憶し、
    前記通信部が受信した信号に、前記型式を示す情報が含まれる場合において、前記受信した信号が含む、前記通信端末の型式を示す情報と、前記記憶部に記憶された型式を示す情報とに基づいて、前記通信端末の型式が、許可された通信端末の型式であるか否かを判定する型式判定部をさらに備える、
    請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記受信操作実行制御部は、前記バージョン判定部によって、前記通信端末のファームウェアのバージョンが、前記記憶部に記憶された前記バージョンよりも古いと判定された際に、前記通信部が受信した前記機器の制御に関する情報によって指示される制御を実行しない、
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記受信操作実行制御部は、前記バージョン判定部によって、前記通信端末のファームウェアのバージョンが、前記記憶部に記憶された前記バージョンと同じか、より新しいと判定された際に、前記通信部が受信した前記機器の制御に関する情報によって指示される制御を実行する、
    請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記受信操作実行制御部は、前記識別情報判定部によって、前記通信端末の識別情報が、許可された通信端末の識別情報ではないと判定された際に、前記通信部が受信した前記機器の制御に関する情報によって指示される制御を実行しない、
    請求項2に記載の制御装置。
  7. 前記受信操作実行制御部は、前記型式判定部によって、前記通信端末の型式が、許可された通信端末の型式ではないと判定された際に、前記通信部が受信した前記機器の制御に関する情報によって指示される制御を実行しない、
    請求項3に記載の制御装置。
  8. 自装置との通信を許可される通信端末のファームウェアのバージョンを示すバージョン情報を記憶する記憶ステップと、
    機器の制御に関する情報と送信元のファームウェアのバージョンを示す情報とを含む制御データを送信する通信端末と通信する通信ステップと、
    前記通信端末が送信する制御データに含まれる前記通信端末のファームウェアのバージョンを示す情報と、前記記憶ステップにおいて記憶された前記バージョンの情報とに基づいて、前記通信端末が、自装置との通信を許可される通信端末であるか否かを判定するバージョン判定ステップと、
    前記バージョン判定ステップの判定結果に基づいて、前記制御データに基づく処理を実行する受信操作実行制御ステップと、
    を有する無線端末交換方法。
  9. 機器の制御に関する情報と送信元のファームウェアのバージョンを示す情報とを含む制御データを送信する通信端末と、
    自装置との通信を許可される通信装置のファームウェアのバージョンを示すバージョン情報を記憶する記憶部と、
    前記通信端末と通信する通信部と、
    前記通信端末が送信する制御データに含まれる前記通信端末のファームウェアのバージョンを示す情報と、前記記憶部に記憶された前記バージョンの情報とに基づいて、前記通信端末が、自装置との通信を許可される通信端末であるか否かを判定するバージョン判定部と、
    前記バージョン判定部の判定結果に基づいて、前記制御データに基づく処理を実行する受信操作実行制御部と、
    を備える制御装置と、
    を備える通信システム。
  10. 通信によって、前記通信端末又は前記制御装置の監視又は操作をする制御用端末装置 をさらに備える請求項9に記載の通信システム。
  11. 前記通信端末が、前記バージョン判定部によって、前記制御装置との通信を許可された通信端末ではないという判定をされた際に、前記通信端末は前記制御装置との通信を許可された通信端末ではないことを表示する表示部を前記通信端末がさらに備える、請求項9又は10に記載の通信システム。
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