JPH07334234A - 優先度を考慮した運転支援装置 - Google Patents
優先度を考慮した運転支援装置Info
- Publication number
- JPH07334234A JPH07334234A JP6127393A JP12739394A JPH07334234A JP H07334234 A JPH07334234 A JP H07334234A JP 6127393 A JP6127393 A JP 6127393A JP 12739394 A JP12739394 A JP 12739394A JP H07334234 A JPH07334234 A JP H07334234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plant
- priority
- storage device
- data
- diagnostic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発電プラント、化学プラント、等に適用され
る運転支援装置に関し、発生する異常の重要度を考慮し
て表示する。 【構成】 プラント10からの異常はデータ入力装置2
又は手動入力装置3よりプラントデータ格納装置7へ入
力する。処理装置4は格納装置7の格納データを取込
み、正常値からの逸脱を判断、処理して同装置7へ戻
し、又診断装置5へ指示する。診断装置5では格納装置
7の異常事象を、優先度データ格納装置100を参照
し、優先順位を付すと共に格納装置8の知識データベー
スを参照して診断してその結果を診断結果格納装置9へ
格納する。出力装置6はこの格納装置9内の優先順位に
従って表示するので重要度のあるものから表示がなされ
る。
る運転支援装置に関し、発生する異常の重要度を考慮し
て表示する。 【構成】 プラント10からの異常はデータ入力装置2
又は手動入力装置3よりプラントデータ格納装置7へ入
力する。処理装置4は格納装置7の格納データを取込
み、正常値からの逸脱を判断、処理して同装置7へ戻
し、又診断装置5へ指示する。診断装置5では格納装置
7の異常事象を、優先度データ格納装置100を参照
し、優先順位を付すと共に格納装置8の知識データベー
スを参照して診断してその結果を診断結果格納装置9へ
格納する。出力装置6はこの格納装置9内の優先順位に
従って表示するので重要度のあるものから表示がなされ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火力、原子力発電プラン
ト、化学プラント、等の運転時に適用される運転員のた
めの優先度を考慮した運転支援装置に関する。
ト、化学プラント、等の運転時に適用される運転員のた
めの優先度を考慮した運転支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種プラントの運転を支援するた
めに運転支援装置が多く適用されているが、従来の支援
装置はいずれも異常事象の診断及び結果の表示はその異
常事象の発生時間順(新しいものから又は古いものか
ら)である。又、発生時間が同時ならシステムがデータ
を入力した順であり、意図した順番ではない。
めに運転支援装置が多く適用されているが、従来の支援
装置はいずれも異常事象の診断及び結果の表示はその異
常事象の発生時間順(新しいものから又は古いものか
ら)である。又、発生時間が同時ならシステムがデータ
を入力した順であり、意図した順番ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来用い
られている運転支援装置においては異常の表示は、その
異常の発生時間順又は、入力順であり、それ以外の優先
度は考慮していない。同時に複数の異常事象が発生した
場合の診断処理の順位や同時に多数の診断結果を表示す
る場合の表示順位は、異常事象の内容によって操作の緊
急性、プラントへの影響度等の大きいものから決めるべ
きである。これによって異常発生時に、プラントをより
安定に導く様、対策しておかなければならない。
られている運転支援装置においては異常の表示は、その
異常の発生時間順又は、入力順であり、それ以外の優先
度は考慮していない。同時に複数の異常事象が発生した
場合の診断処理の順位や同時に多数の診断結果を表示す
る場合の表示順位は、異常事象の内容によって操作の緊
急性、プラントへの影響度等の大きいものから決めるべ
きである。これによって異常発生時に、プラントをより
安定に導く様、対策しておかなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、プ
ラントの運転支援装置に、あらかじめ予想される異常事
象毎にそれらの重要度に応じて優先度を付けたデータを
保有しておき、これらのデータを参照して発生する異常
事象に優先順位付けを行い、診断し、これらの優先順位
に従って診断結果を表示する機能を備えた運転支援装置
とする。
ラントの運転支援装置に、あらかじめ予想される異常事
象毎にそれらの重要度に応じて優先度を付けたデータを
保有しておき、これらのデータを参照して発生する異常
事象に優先順位付けを行い、診断し、これらの優先順位
に従って診断結果を表示する機能を備えた運転支援装置
とする。
【0005】即ち、本発明は、プラントのプロセス状態
量の異常を検出し、知識データベースを用いて診断し、
その原因を推定してプラント又はプラント構成機器の運
転ガイドを提供する運転支援装置において、前記プラン
ト又はプラント構成機器の異常事象毎にそれら事象の重
要度に応じて予め定めた優先度データを保有しておき、
同優先度データに従って診断すべき複数の異常事象に順
位付けする演算部と、同演算部にて順位付けされた前記
異常事象の診断結果を優先順に表示する表示部とを備え
てなることを特徴とする優先度を考慮した運転支援装置
を提供する。
量の異常を検出し、知識データベースを用いて診断し、
その原因を推定してプラント又はプラント構成機器の運
転ガイドを提供する運転支援装置において、前記プラン
ト又はプラント構成機器の異常事象毎にそれら事象の重
要度に応じて予め定めた優先度データを保有しておき、
同優先度データに従って診断すべき複数の異常事象に順
位付けする演算部と、同演算部にて順位付けされた前記
異常事象の診断結果を優先順に表示する表示部とを備え
てなることを特徴とする優先度を考慮した運転支援装置
を提供する。
【0006】
【作用】本発明はこのような手段により、プラント又は
プラント構成機器より発生する複数の異常事象は、演算
部において、あらかじめ定められた異常事象の優先度デ
ータを参照して優先順位が付され、診断されて表示部に
出力され、表示部において、それら複数の異常事象の診
断結果が演算部で決定された優先順位に従って表示され
るので、従来のように発生時間順、又は、入力順の表示
と違い、緊急性、重要性の程度によりそれらの順に表示
され、運転員の操作負担を軽減する。
プラント構成機器より発生する複数の異常事象は、演算
部において、あらかじめ定められた異常事象の優先度デ
ータを参照して優先順位が付され、診断されて表示部に
出力され、表示部において、それら複数の異常事象の診
断結果が演算部で決定された優先順位に従って表示され
るので、従来のように発生時間順、又は、入力順の表示
と違い、緊急性、重要性の程度によりそれらの順に表示
され、運転員の操作負担を軽減する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る優先度を
考慮した運転支援装置の構成を示すブロック図、図2は
本実施例における優先順位設定のフローチャートであ
る。
的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る優先度を
考慮した運転支援装置の構成を示すブロック図、図2は
本実施例における優先順位設定のフローチャートであ
る。
【0008】図1において、処理の流れを実線の矢印
で、データの流れを点線の矢印で、知識データベースの
流れを2本の実線矢印でそれぞれ区分して表示してい
る。運転支援装置1は、プラント10からのデータを入
力し、データ変換を行うデータ入力装置2、人11から
のデータを入力し、同じくこれらデータの変換を行う手
動入力装置3、データの処理を行う処理装置4、処理後
の結果を入力し、異常推定の診断を行う診断装置5、診
断結果を出力し、表示する出力装置6、プラント10か
らのデータを記憶し、格納するプラントデータ格納装置
7、診断用の知識データが記憶されている診断知識デー
タベース格納装置8、診断結果を記憶し、格納する診断
結果格納装置9、診断結果の表示の優先度データが格納
されている優先度データ格納装置100とから構成され
ている。
で、データの流れを点線の矢印で、知識データベースの
流れを2本の実線矢印でそれぞれ区分して表示してい
る。運転支援装置1は、プラント10からのデータを入
力し、データ変換を行うデータ入力装置2、人11から
のデータを入力し、同じくこれらデータの変換を行う手
動入力装置3、データの処理を行う処理装置4、処理後
の結果を入力し、異常推定の診断を行う診断装置5、診
断結果を出力し、表示する出力装置6、プラント10か
らのデータを記憶し、格納するプラントデータ格納装置
7、診断用の知識データが記憶されている診断知識デー
タベース格納装置8、診断結果を記憶し、格納する診断
結果格納装置9、診断結果の表示の優先度データが格納
されている優先度データ格納装置100とから構成され
ている。
【0009】このような構成で、プラント警報が発生し
た場合の診断例について次に説明する。運転支援装置1
において、データ入力装置2はプラント10からプロセ
ス(温度、圧力、流量等)の計測信号及び警報信号を電
気的(ボルト又はミリボルト単位の電圧値)で入力し、
整数値(例えば、0〜2000)となるように入力す
る。これらデータをプロセスの単位(温度なら、℃)の
物理量に変換し、プラントデータ格納装置7に送り、こ
れらデータを格納する。
た場合の診断例について次に説明する。運転支援装置1
において、データ入力装置2はプラント10からプロセ
ス(温度、圧力、流量等)の計測信号及び警報信号を電
気的(ボルト又はミリボルト単位の電圧値)で入力し、
整数値(例えば、0〜2000)となるように入力す
る。これらデータをプロセスの単位(温度なら、℃)の
物理量に変換し、プラントデータ格納装置7に送り、こ
れらデータを格納する。
【0010】処理装置4はプラントデータ格納装置7か
ら格納されているプロセスデータを取込み、正常値から
の逸脱の程度を算出し及び警報発生の有無を判断し、処
理結果を付してプラントデータ格納装置7に戻してこれ
を格納する。手動入力装置3は運転員11からキーボー
ド又はCRT操作を介して信号を受け取る。受け取った
信号がプロセス信号であれば、データ入力装置2と同じ
処理をする。
ら格納されているプロセスデータを取込み、正常値から
の逸脱の程度を算出し及び警報発生の有無を判断し、処
理結果を付してプラントデータ格納装置7に戻してこれ
を格納する。手動入力装置3は運転員11からキーボー
ド又はCRT操作を介して信号を受け取る。受け取った
信号がプロセス信号であれば、データ入力装置2と同じ
処理をする。
【0011】プロセス信号でなく、例えば、診断結果の
表示要求であればそのまゝ処理装置4に出力する。
表示要求であればそのまゝ処理装置4に出力する。
【0012】診断装置5ではプラントデータ格納装置7
から処理装置4の処理結果を入力し、発生した警報に関
し、異常原因の推定を行なう。このために、診断知識デ
ータベース格納装置8から入力する知識(例えば、if-t
hen ルール)を利用する。
から処理装置4の処理結果を入力し、発生した警報に関
し、異常原因の推定を行なう。このために、診断知識デ
ータベース格納装置8から入力する知識(例えば、if-t
hen ルール)を利用する。
【0013】又、同時に複数の異常が発生し、これら異
常事象を処理する場合には、診断装置5はこれら異常事
象の処理順序を優先度データ格納装置100にあらかじ
め格納されている優先度データにより決定する。決定の
方法は後述するように、診断結果を表示するため、異常
事象毎に決めた優先度データ格納装置100のデータに
従って表示順位を決め、診断結果格納装置9に格納す
る。
常事象を処理する場合には、診断装置5はこれら異常事
象の処理順序を優先度データ格納装置100にあらかじ
め格納されている優先度データにより決定する。決定の
方法は後述するように、診断結果を表示するため、異常
事象毎に決めた優先度データ格納装置100のデータに
従って表示順位を決め、診断結果格納装置9に格納す
る。
【0014】出力装置6は、診断結果格納装置9から診
断結果をとり出し、診断装置5の指示通りの順に診断結
果を表示する。
断結果をとり出し、診断装置5の指示通りの順に診断結
果を表示する。
【0015】図2は優先度データ格納装置100に格納
されている優先度データに従って診断装置5において実
施する優先順位設定の処理フローチャートである。ま
ず、ステップ〔1〕において、警報に関する操作の緊急
性、プラントへの影響度、診断のむつかしさ、操作のむ
つかしさ等を評価して優先度を設定するという方針の下
で、まず診断対象警報(支援の必要性の低いものは除
く)を図示のように6項目へ区分する。
されている優先度データに従って診断装置5において実
施する優先順位設定の処理フローチャートである。ま
ず、ステップ〔1〕において、警報に関する操作の緊急
性、プラントへの影響度、診断のむつかしさ、操作のむ
つかしさ等を評価して優先度を設定するという方針の下
で、まず診断対象警報(支援の必要性の低いものは除
く)を図示のように6項目へ区分する。
【0016】即ち、警告の内容を評価して次の6項目内
の中から順位を決める。優先順位は高い順から;(1)
トリップ前、(2)出力制限に関係する機器異常、
(3)二重化制御装置の両系統異常、(4)制御異常、
(5)運転員操作の必要なもの、(6)出力制限に関係
しない機器異常、となっている。
の中から順位を決める。優先順位は高い順から;(1)
トリップ前、(2)出力制限に関係する機器異常、
(3)二重化制御装置の両系統異常、(4)制御異常、
(5)運転員操作の必要なもの、(6)出力制限に関係
しない機器異常、となっている。
【0017】次に、ステップ〔2〕として、ステップ
〔1〕で決定した項目の中でも、警報発生源の設備を順
位付けし、同じ設備でも異常発生媒体に順位を付け、同
じ媒体でも計測プロセスに順位を付ける(同じプロセス
ならより影響度の大きいものを上位とする)。即ち、
(1)設備、(2)媒体、(3)プロセスを総合評価
し、それらの中で次のように優先順位を高くする。
〔1〕で決定した項目の中でも、警報発生源の設備を順
位付けし、同じ設備でも異常発生媒体に順位を付け、同
じ媒体でも計測プロセスに順位を付ける(同じプロセス
ならより影響度の大きいものを上位とする)。即ち、
(1)設備、(2)媒体、(3)プロセスを総合評価
し、それらの中で次のように優先順位を高くする。
【0018】即ち、(1)設備に関しては、優先度の高
い順に;〈1〉蒸気タービン、〈2〉ガスタービン、
〈3〉ボイラーとする。
い順に;〈1〉蒸気タービン、〈2〉ガスタービン、
〈3〉ボイラーとする。
【0019】(2)媒体に関しては、優先度の高い順
に;〈1〉部品、〈2〉蒸気、〈3〉油、〈4〉空気、
〔5〕水とする。
に;〈1〉部品、〈2〉蒸気、〈3〉油、〈4〉空気、
〔5〕水とする。
【0020】(3)プロセスに関しては、優先度の高い
順に;〈1〉変位、〈2〉圧力、〈3〉流量、〈4〉水
位、〈5〉温度する。
順に;〈1〉変位、〈2〉圧力、〈3〉流量、〈4〉水
位、〈5〉温度する。
【0021】ステップ〔3〕として、これら〔1〕、
〔2〕で決定した優先順位を一意に決定する。
〔2〕で決定した優先順位を一意に決定する。
【0022】これら優先順位データは、優先度データ格
納装置100に格納されており、診断装置5はこのデー
タを入力し、これらを参照し、図2に示すフローチャー
トに従って各警報に一意に優先順位を設定する。
納装置100に格納されており、診断装置5はこのデー
タを入力し、これらを参照し、図2に示すフローチャー
トに従って各警報に一意に優先順位を設定する。
【0023】このように優先順位の決定した異常警報は
診断結果格納装置9に格納され、出力装置6で表示され
るが、〔表1〕にその内容の一例を示し、この表に基づ
いて表示について説明する。
診断結果格納装置9に格納され、出力装置6で表示され
るが、〔表1〕にその内容の一例を示し、この表に基づ
いて表示について説明する。
【0024】
【表1】
【0025】一例として、時刻t1 ,t2 ,t3 の順
(t1 ≦t2 ≦t3 )に5つの異常事象A1 〜A5 が発
生した場合を例にする。これらA1 〜A5 の各異常事象
について、前述のフローに従って診断装置5で決定した
優先度のデータが上記〔表1〕のように診断結果格納装
置9に格納される。なお、診断結果はB1 〜B5 であ
る。優先度は数値が小さい程、上位を示すもので、今、
時刻t1 ,t2 の診断処理は終了し、時刻t3 に同時に
各異常事象A3 ,A4 ,A5 が発生したものとする。
(t1 ≦t2 ≦t3 )に5つの異常事象A1 〜A5 が発
生した場合を例にする。これらA1 〜A5 の各異常事象
について、前述のフローに従って診断装置5で決定した
優先度のデータが上記〔表1〕のように診断結果格納装
置9に格納される。なお、診断結果はB1 〜B5 であ
る。優先度は数値が小さい程、上位を示すもので、今、
時刻t1 ,t2 の診断処理は終了し、時刻t3 に同時に
各異常事象A3 ,A4 ,A5 が発生したものとする。
【0026】この例におけるA3 〜A5 の診断順位は、
(A1 ,A2 が継続していると仮定する)それらの優先
度よりA3 ,A5 ,A4 となり、時刻t3 での出力装置
6への診断結果の表示の順位は、その優先度の高い順よ
り、B2 ,B3 ,B5 ,B1,B4 の順となる。
(A1 ,A2 が継続していると仮定する)それらの優先
度よりA3 ,A5 ,A4 となり、時刻t3 での出力装置
6への診断結果の表示の順位は、その優先度の高い順よ
り、B2 ,B3 ,B5 ,B1,B4 の順となる。
【0027】このような実施例によれば、プラント10
の異常事象は同時に多数の診断結果を表示する場合にお
いてはそれらの内容により操作の緊急性や、影響度、等
を考慮して優先度データ格納装置100のデータに基づ
いて診断装置5により決定し、診断結果格納装置9に格
納し、出力装置6で表示するので、従来のように異常事
象の発生順、データの入力順とはならず、重要なものか
ら表示するので運転員の操作、負担が軽減されるもので
ある。
の異常事象は同時に多数の診断結果を表示する場合にお
いてはそれらの内容により操作の緊急性や、影響度、等
を考慮して優先度データ格納装置100のデータに基づ
いて診断装置5により決定し、診断結果格納装置9に格
納し、出力装置6で表示するので、従来のように異常事
象の発生順、データの入力順とはならず、重要なものか
ら表示するので運転員の操作、負担が軽減されるもので
ある。
【0028】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
においては、プラントの運転支援装置において、異常事
象毎に優先順位付けを行う優先度データを予め保有して
おき、演算部においてこれらの優先度データにより優先
順位を付け、表示部にてこれらの順位に従って異常事象
の診断結果を表示するようにしたので、プラントの運転
員の操作において正確な処置がなされ、精神的な負担を
軽減すると共に判断ミスも減少するものである。
においては、プラントの運転支援装置において、異常事
象毎に優先順位付けを行う優先度データを予め保有して
おき、演算部においてこれらの優先度データにより優先
順位を付け、表示部にてこれらの順位に従って異常事象
の診断結果を表示するようにしたので、プラントの運転
員の操作において正確な処置がなされ、精神的な負担を
軽減すると共に判断ミスも減少するものである。
【図1】本発明の一実施例に係る優先度を考慮した運転
支援装置の全体のブロック図である。
支援装置の全体のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る運転支援装置内の優先
順位設定のフローチャートである。
順位設定のフローチャートである。
1 運転支援装置 2 データ入力装置 3 手動入力装置 4 処理装置 5 診断装置 6 出力装置 7 プラントデータ格納装置 8 診断知識データベース格納装置 9 診断結果格納装置 10 プラント
Claims (1)
- 【請求項1】 プラントのプロセス状態量の異常を検出
し、知識データベースを用いて診断し、その原因を推定
してプラント又はプラント構成機器の運転ガイドを提供
する運転支援装置において、前記プラント又はプラント
構成機器の異常事象毎にそれら事象の重要度に応じて予
め定めた優先度データを保有しておき、同優先度データ
に従って診断すべき複数の異常事象に順位付けする演算
部と、同演算部にて順位付けされた前記異常事象の診断
結果を優先順に表示する表示部とを備えてなることを特
徴とする優先度を考慮した運転支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127393A JPH07334234A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 優先度を考慮した運転支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127393A JPH07334234A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 優先度を考慮した運転支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334234A true JPH07334234A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14958888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6127393A Withdrawn JPH07334234A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 優先度を考慮した運転支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07334234A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003223215A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Toshiba Corp | 監視システム及びプログラム |
JP2013175101A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Toshiba Corp | プラント監視装置、制御方法及び制御プログラム |
WO2018134969A1 (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
JP2020087099A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 日産自動車株式会社 | 異常表示装置及び異常表示方法 |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP6127393A patent/JPH07334234A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003223215A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Toshiba Corp | 監視システム及びプログラム |
JP2013175101A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Toshiba Corp | プラント監視装置、制御方法及び制御プログラム |
WO2018134969A1 (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
JPWO2018134969A1 (ja) * | 2017-01-20 | 2019-08-08 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
EP3521717A4 (en) * | 2017-01-20 | 2019-11-13 | Mitsubishi Electric Corporation | AIR CONDITIONING DEVICE |
US11067304B2 (en) | 2017-01-20 | 2021-07-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus |
JP2020087099A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 日産自動車株式会社 | 異常表示装置及び異常表示方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6634000B1 (en) | Analyzing fault logs and continuous data for diagnostics for a locomotive | |
JP7221644B2 (ja) | 機器故障診断支援システムおよび機器故障診断支援方法 | |
EP3346205B1 (en) | Inspection management system and inspection management method | |
JP2000346681A (ja) | 異常診断装置 | |
JPH06309584A (ja) | プラント運転支援装置 | |
JPH07334234A (ja) | 優先度を考慮した運転支援装置 | |
JPH09288512A (ja) | プラント状態可視化システム | |
JP3550060B2 (ja) | プラント運転支援システム | |
JPH10115534A (ja) | センサ診断方法及び装置 | |
JP3113350B2 (ja) | システム監視方法およびシステム監視装置 | |
JPS62192694A (ja) | プラント診断装置 | |
JPH07281729A (ja) | ユニットアラーム管理装置 | |
JPH01274209A (ja) | プラント故障診断装置 | |
JP2507542B2 (ja) | プラント監視装置 | |
JPH04359640A (ja) | 異常原因診断方法 | |
JPH0621845B2 (ja) | プラントの総合予防保全システム | |
JP2547837B2 (ja) | プラント監視装置 | |
JPH07239254A (ja) | 原動機プラントの故障診断装置 | |
JPH06281546A (ja) | 2段階兆候調査によるプロセス異常診断装置 | |
JPH03293524A (ja) | プラント異常診断装置 | |
JPH06161760A (ja) | システム診断装置 | |
JPH0916431A (ja) | 自動診断装置 | |
JPS58222313A (ja) | 履歴メッセ−ジ処理装置 | |
JPH07287794A (ja) | プラント状態検出装置 | |
JPH07206297A (ja) | エレベータの故障診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |