JP6758124B2 - 3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法 - Google Patents

3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法に関するものである。
従来のEEPROMやフラッシュメモリと比較して高速の書き換えが可能で、且つ書き換え回数も大幅に大きく、DRAMに匹敵する容量、速度を目指した不揮発性メモリの開発が行なわれている。このような不揮発性メモリとしては、強誘電体のヒステリシスの残留分極を利用したFeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、GMR(巨大磁気抵抗)効果を動作原理とするMRAM(Magnetic Random Access Memory)、相変化膜の熱変化を利用したPCRAM(Phase Change Random Access Memory)、或いは、電界誘起巨大抵抗変化を動作原理とする抵抗変化膜を利用したRRAM(登録商標:Resistive Random Access Memory)などがある。
このようなPCRAM等の不揮発性のメモリセルをDRAMに匹敵するメモリ容量とするためには高集積化する必要がある。高集積化のためには、相変化素子及びトランジスタの微細化が必要となる。しかし、リソグラフィーには限界があるため、微細化には限界がある。また、微細化に伴って相変化素子及びトランジスタの特性が劣化するので、設計通りの特性が得られない問題点がある。また、FeRAMやRRAM(登録商標)なども同様の問題点を有する。
FeRAMにおいては、複数のセルを横方向に鎖状に接続したChainFeRAM(登録商標)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。従来のFeRAMにおいてはワード線とビット線以外にプレート線を必要とするため、プレート電極を駆動する駆動線と選択したセルのプレート線を駆動するためのプレートデコーダ回路を必要としている。そのため、微細化や高速駆動が困難であった。
そこで、ChainFeRAM(登録商標)においては、一つのトランジスタと一つのキャパシタを並列に接続して一つのセルとし、それを直列に接続して鎖状構造とすることで、プレート線を複数のセルで共有化している。そのため、大幅なセルサイズの縮小とプレートデコーダ回路の削減が可能になった。また、共有化したプレート線の抵抗を低減することができるため、プレート線駆動に必要な時間が短縮され、高速化が可能になる。
また、ChainFeRAM(登録商標)では、スタンバイ状態のセルのセルトランジスタは全てオン状態であり、アクセスするセルのセルトランジスタのみをオフにする。この状態で、プレート線を駆動すると、アクセスするセルのみに電圧が印加されて強誘電体キャパシタのデータが読みだされるため、ランダムアクセスとなる。しかし、このようなChainFeRAM(登録商標)も2次元構造であるため、集積化には限界がある。
一方、PCRAMにおいては、メモリ素子を3次元的に積層した3次元積層チェーン型PCRAMが提案されている(例えば、特許文献2参照)。3次元積層チェーン型PCRAMでは、ゲート電極を層間絶縁膜を介して複数層積層し、積層体を貫通する貫通孔を形成し、貫通孔の側壁にゲート絶縁膜、チャネル層及び相変化膜を順次積層している。セルに情報を書き込む際には相変化膜に微弱な電流を流して相変化膜の結晶状態を変化させている。
特開2001−257320号公報 特開2008−160004号公報
チェーン型のFeRAMにおいても、さらなる高集積化のために3次元構造を採用することが考えられる。例えば、3次元積層チェーン型PCRAMにおける相変化膜を強誘電体膜に置き換えて3次元化することが考えられる。しかし、相変化膜を強誘電体膜に置き換えただけでは、メモリとして動作しないという問題があるので、図36及び図37を参照してその事情を説明する。
図39は、3次元積層チェーン型メモリ装置のセル構造の説明図であり、図39(a)は3次元積層チェーン型PCRAMのメモリセルの円筒状開口部を挟む円環ゲート構造の片側の断面図であり、図39(b)は3次元積層チェーン型FeRAMに適用した場合のメモリセルの円筒状開口部を挟む円環ゲート構造の片側の断面図である。図39(a)に示すように、3次元積層チェーン型PCRAMは、ゲート電極101を層間絶縁膜102を介して複数層積層し、積層体を貫通する貫通孔を形成し、貫通孔の側壁にゲート絶縁膜103、多結晶シリコンチャネル層104及び相変化膜105を順次積層して形成している。
一方、3次元積層チェーン型FeRAMに適用した場合には、ゲート電極111を層間絶縁膜112を介して複数層積層し、積層体を貫通する貫通孔を形成し、貫通孔の側壁にゲート絶縁膜113、多結晶シリコンチャネル層114及び強誘電体膜115を順次積層して形成することになる。したがって、3次元積層チェーン型PCRAMのメモリセルにおける相変化膜105を強誘電体膜115に置き換えただけの構造である。
図40は、3次元積層チェーン型FeRAMの動作状態におけるバイアス状態の説明図であり、図40(a)はスタンバイ状態の説明図であり、図40(b)はアクティブ状態の説明図である。なお、各図における右上図は、等価回路図であり、右下図はヒステリシス特性を示している。
図40(a)に示すように、スタンバイ状態では、全てのトランジスタのゲートをオンにして、多結晶シリコンチャネル層114を同一電位に保持している。図40(b)に示すように、一つのセルを選択するアクティブ状態においては、選択した一つのセルのトランジスタのみをオフにして、多結晶シリコンチャネル層114の一端にVddを印加し、他端にVssを印加する。この時、選択した一つのセルのトランジスタのゲート電極113の直下の多結晶シリコンチャネル層114には電流が流れないので、当該個所の強誘電体層115の両端に電圧を印加しようとする。しかし、図から明らかなように、当該個所の強誘電体層115を電極で挟み込む構造ではないため、当該個所の強誘電体層115の両端に十分な電圧が印加されないため、メモリとして動作しないという問題がある。これらの問題はメモリ材料として強誘電体膜を用いたに場合に限らない。例えば、メモリ材料として相変化膜を用いた場合は、結晶構造を良好に変化させることが出来なくなり、抵抗変化膜を用いた場合には、十分な抵抗が変化が起こせなくなる問題がある。
したがって、本発明ではメモリ材料が対向電極間に挟まれている構造が必要とされるメモリ素子を有効に機能させ、同時にそれらのメモリ素子を3次元に積層することで良好なメモリ動作をする3次元積層チェーン型メモリ装置を実現することを目的とする。
一つの態様では、3次元積層チェーン型メモリ装置は、層間絶縁膜を介して積層した複数のゲート電極と、前記層間絶縁膜及び複数のゲート電極を貫通する貫通孔と、前記貫通孔内において前記層間絶縁膜及び前記ゲート電極の露出部を覆うゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜を覆う半導体チャネル層と、前記半導体チャネル層を覆うメモリ物質膜とを少なくとも有し、前記貫通孔内において、前記層間絶縁膜が前記ゲート電極より突出して前記層間絶縁膜と前記ゲート電極の積層方向に沿って周期的な凹部を有し、前記メモリ物質膜が前記凹部に充填されて、前記半導体チャネル層が前記凹部に充填された前記メモリ物質膜に対する電圧印加電極となる。
他の態様では、3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法は、層間絶縁膜を介して複数のゲート電極層を積層する工程と、前記層間絶縁膜及び複数のゲート電極層を貫通する開口部を形成する工程と、前記開口部内に露出するゲート電極層をサイドエッチングして凹部を形成する工程と、前記開口部内において前記層間絶縁膜と前記ゲート電極層の露出面にゲート絶縁膜を成膜する工程と、前記ゲート電極層の露出面に半導体チャネル層を前記半導体チャネル層に凹部が形成されるように成膜する工程と、前記半導体チャネル層の露出面に前記半導体チャネル層に形成された前記凹部を埋め込むようにメモリ物質膜を形成する工程とを少なくとも有する。
一つの側面として、3次元積層構造とメモリ構造とを組み合わせて良好なメモリ動作をする3次元積層チェーン型メモリ装置を実現することが可能になる。
本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の構成説明図である。 本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の要部断面図である。 本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の等価回路図である。 本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の動作の説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの概略的斜視図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図7以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図8以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図9以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の10以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図11以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図12以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図13以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図14以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図15以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図16以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図17以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図18以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図19以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図20以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程の図21以降の説明図である。 本発明の実施例2の3次元積層チェーン型FeRAMの説明図である。 本発明の実施例3の3次元積層チェーン型FeRAMのメモリセル部の要部断面図である。 本発明の実施例4の3次元積層チェーン型FeRAMのメモリセル部の要部断面図である。 本発明の実施例5の3次元積層チェーン型FeRAMのメモリセル部の要部断面図である。 本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMの概略的断面図である。 本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMの途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMの図28以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMの図29以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMの図30以降の製造工程の説明図である。 本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMの概略的断面図である。 本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMの途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMの図33以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMの図34以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMの図35以降の製造工程の説明図である。 本発明の実施例8の3次元積層チェーン型PCRAMの説明図である。 本発明の実施例9の3次元積層チェーン型RRAMの説明図である。 3次元積層チェーン型メモリ装置のセル構造の説明図である。 3次元積層チェーン型FeRAMの動作状態におけるバイアス状態の説明図である。
ここで、図1乃至図4を参照して、本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置を説明する。図1は、本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の構成説明図であり、上図はメモリセル部の概略的断面図であり、下図は上図において破線で囲ったキャパシタ部を示す要部斜視図である。上図に示すように、層間絶縁膜2を介して複数のゲート電極1を積層し、層間絶縁膜2及び複数のゲート電極1を貫通する開口部3を形成する。開口部3内において層間絶縁膜2及びゲート電極1の露出部を覆うようにゲート絶縁膜5、半導体チャネル層6及びメモリ物質膜7を設ける。この時、開口部3内において、層間絶縁膜2をゲート電極1より突出させて層間絶縁膜2とゲート電極1の積層方向に沿って周期的な凹部4を形成し、この凹部4にメモリ物質膜5が充填されるようにする。その結果、下図に示すように、メモリセル部において、メモリ物質層7は半導体チャネル層6により積層方向において挟み込まれた構造になるので、半導体チャネル層6が凹部4に充填されたメモリ物質膜7に対する電圧印加電極となる。
図2は、本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の要部断面図であり、ここでは、図1におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った断面図を示している。開口部(5)において、絶縁体膜8をメモリ物質膜7、半導体チャネル層6及びゲート絶縁膜5は同心円環状に配置されており、その他の領域はゲート電極1となる。
図3は、本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の等価回路図であり、ここでは、図において破線で囲った4つのセルを積層した部分が3次元積層チェーン型メモリ装置のメモリブロックの等価回路となる。図に示すように、3次元積層チェーン型メモリ装置の回路構成としては、一つのメモリセルは並列に接続された一つのトランジスタと一つの強誘電体キャパシタで構成され、一つのメモリブロックは複数の前記メモリセルが直列に接続されることで構成され、そのメモリブロックの一端子がビット線に接続され、かつ他方の端子がプレート線に接続される。
図4は、本発明の実施の形態の3次元積層チェーン型メモリ装置の動作の説明図であり、図4(a)はスタンバイ状態の説明図であり、図4(b)はアクティブ状態の説明図である。なお、図4(a)及び図4(b)において、左図はメモリセル部の概略的断面図であり、右上図は3次元積層チェーン型メモリ装置の等価回路図であり、右下図はヒステリシス特性の説明図である。
図4(a)に示すように、スタンバイ状態では、全てのセルのトランジスタはオン状態であり、半導体チャネル層6の両端はビット線及びプレート線を介してVssの電圧が印加された状態となり、各セルのメモリ物質膜7には電圧が印加されない。図4(b)に示すように、プレート線にVddの電圧を印加し、選択したセルのトランジスタのみオフ状態とする。この時、選択したセルのトランジスタの半導体チャネル層6にはキャリアが流れないので、選択したセルのメモリ物質膜7に電圧が印加されて、データの書き込み或いは読み出しが行われることになる。
ゲート電極1としては、多結晶シリコン、Coシリサイド或いはNiシリサイド等を用いることができる。また、ゲート電極1の高さは50nm〜120nm程度とし、直径は50nm以上とする。層間絶縁膜2としては、TEOS(Tetraethyl Orthosilicate)膜、熱CVDSiO膜、HDP(高密度プラズマ)−SiO膜や、SiOF膜、有機ポリマー系或いはポーラスシリカ系のLow−k膜を用いることができる。また、層間絶縁膜2の膜厚は50nm程度とし、凹部4を形成するための庇部の長さは50nm〜150nm程度とする。また、開口部3の直径は、100nm〜200nm程度とし、メモリ物質膜7形成後に残る開口部残留隙間の直径は、例えば、25nm以上になるようにする。但し、場合によっては0nmでも良い。ゲート絶縁膜5としては、TEOS膜、熱CVDSiO膜、HDP−SiO膜或いはALD(原子層堆積法)−SiO膜等を用いることができる。また、ゲート絶縁膜5の膜厚は5nm〜10nm程度とする。
半導体チャネル層6としては、多結晶シリコン、アモルファスシリコン、原子層堆積法によるシリコン層等のシリコン系半導体層や、IGZO(In−Ga−Zn−O)等の酸化物系半導体層を用いることができる。また、半導体チャネル層6の厚さは、8nm〜15nm程度とする。なお、半導体チャネル層6を低抵抗化するために、成膜後にレーザアニールを施しても良い。
メモリ物質膜7としては、強誘電体膜、相変化膜或いは抵抗変化膜のいずれかを用い、強誘電体膜を用いた場合には、3次元チェーン型FeRAMになり、相変化膜を用いた場合には、3次元チェーン型PCRAMになり、抵抗変化膜を用いた場合には、3次元チェーン型RRAM(RRAMは登録商標)となる。強誘電体膜としては、HfO系強誘電体材料、例えば、Al:HfO, Si:HfO, Gd:HfO, Y:HfO, HfZrO等や、バリア膜と強誘電体膜の積層構造、例えば、HfO/PZT, HfO/SBT(SrBiTa), HfO/BST(BaSr1−xTiO)等が挙げられる。相変化膜としては、例えば、GST(Ge−Sb−Te), Ga−Sb, Ga−Sb−Ge等が挙げられる。抵抗変化膜としては、例えば、HfO, NiO, TaO が挙げられる。メモリ物質膜7の厚さは、5nm〜200nm程度とする。メモリ物質膜7の厚さが5nm未満の場合は材料の耐圧が不足することが懸念され、200nmを超える場合はデバイス動作に十分な残留電荷が得られない懸念が生じる。
メモリ物質膜7の半導体チャネル層6に接する側と反対の面は絶縁体膜8で覆っても良く、絶縁体膜8としては、TEOS膜、熱CVDSiO膜、HDP−SiO膜やLow−k膜を用いることができる。或いは、絶縁体膜8としては、水素或いは水分の拡散を防止する拡散防止膜を用いても良く、拡散防止膜としては、例えば、Al膜或いはSiN膜等が挙げられる。
メモリ物質膜7の半導体チャネル層6に接する側と反対の面をTiN等の導電体膜により覆っても良く、結晶性改善の熱処理工程において、歪を与えることにより、メモリ物質膜7の特性が向上する。
凹部4における半導体チャネル層6の側面を除いた表面にTiNやW等の半導体チャネル層6より導電率の高い導電体膜を設けても良い。このような導電体膜を設けることによって、半導体チャネル層6の実効的にソース・ドレイン領域となる部分の比抵抗を低減することができる。また、メモリ物質膜7を挟む部分が導電体膜になるのでメモリ物質膜7に十分な電圧を印加することができる。なお、成膜方法としては、MOCVD(有機金属気相成長)法を用いれば良い。
層間絶縁膜2の庇部を形成する張出部の端部の角部に、意図的にトリミングを施して丸みを設けても良い。このように、丸みを設けることによって、層間絶縁膜2による庇部にゲート絶縁膜5、半導体チャネル層6及びメモリ物質膜7を形成する原料ガスが入りやすくなるので、ボイドの発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態においては、層間絶縁膜2に庇部を形成してメモリセル部においてゲート電極1とメモリ物質膜7が対向する部分に凹部4を形成しているので、凹部4に充填されたメモリ物質膜7の上下の両端部に半導体チャネル層6が接することになる。その結果、半導体チャネル層6によってメモリ物質膜7を図4(b)において上下から挟み込むことになるので、十分な電圧が印加され、メモリ素子として機能することになる。
次に、図5乃至図22を参照して、本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMを説明する。図5は、本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの概略的斜視図であり、ここでは、3次元積層チェーン型FeRAM20のメモリセル部の引き出し部や入出力部などの図示及び説明は省略する。 図5に示すように、プレート引出線24半導体基板側に並列に複数本設けられる。プレート引出線24上に設けられるワード引出線23とメモリセル上部に設けられるビット引出線22は、それぞれプレート引出線24に対して直交する方向に並列に複数本設けられる。メモリセルのトランジスタのゲート電極となるn型多結晶Si層46は層間絶縁膜47で分離され、ゲート電極引出電極21は、ビット引出線22と逆方向に引き出される。ゲート電極引出線21、ビット引出線22、ワード引出線23及びプレート引出線24、それぞれビアを介して配線層に接続される。
図6は、本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの説明図であり、右図が、概略的要部断面図であり、右図が対応する等価回路図である。なお、ここでは、後述する製造工程の説明図におけるB−B′を結ぶ一点鎖線に沿った断面図として示している。なお、ここでは、ゲート電極を2層積層した場合を示している。
左図に示すように、Si基板31にn型アモルファスSi層37をワード線に繋がるゲート電極とする縦型トランジスタを形成し、チャネル層となるn型アモルファスSi層41をプレート線となるW層33に接続する。
この縦型トランジスタを形成したSi基板31上に、窒化膜44及びSiO膜45を形成した後、層間絶縁膜47を介してn型多結晶Si層46,48からなる2層のゲート電極を積層し、その上にSiO膜49を設ける。SiO膜49乃至n型多結晶Si層46を貫通する開口部50を設ける。開口部50内において層間絶縁膜47及びn型多結晶Si層46,48の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び強誘電体膜54を順次成膜する。この時、開口部50内において、層間絶縁膜47及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48より突出させて層間絶縁膜47とn型多結晶Si層46,48の積層方向に沿って2か所の凹部51を形成し、この凹部51に強誘電体膜54が充填されるようにする。また、強誘電体膜54の対向する背面の間隙にはSiO膜55を埋め込む。その結果、互いに対向するn型多結晶Si層46,48同士の間に中空円筒状の強誘電体キャパシタが形成される。
右図に示すように、Siチャネル層53の上端部にはビット線56が接続され、左図には図示してないビット線選択トランジスタに接続され、下端部には、縦型トランジスタが接続され、縦型トランジスタのゲート電極には左図には図示してないワード線選択トランジスタが接続される。また、メモリセルのトランジスタのゲート電極となるn型アモルファスSi層46,48には左図には図示していないゲート選択トランジスタが夫々接続される。
次に、図7乃至図22を参照して、本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程を説明する。なお、各図における図(a)は平面図であり、図(b)は図(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った断面図であり、図(c)は図(a)におけるB−B′を結ぶ一点鎖線に沿った断面図である。まず、図7に示すように、Si基板31上に、SiO膜32及びW層33を堆積したのち、ストライプ状にエッチングする。この時、ストライプ状にエッチングされたW層33がプレート線となる。
次いで、図8に示すように、全面にSiO膜を堆積したのち、CMP(化学機械研磨)法により平坦化することによって、ストライプ状パターンの間をSiO膜34で埋め込む。次いで、全面にSiN膜35、SiO膜36、n型アモルファスシリコン層37及びSiO膜38を順次堆積する。
次いで、図9に示すように、SiO2膜38乃至SiN膜35を、RIE(Reactive Ion Etching)法を用いて選択エッチングすることによって開口39を形成して、W層33を露出させる。
次いで、図10に示すように、全面にゲート絶縁膜40を成膜する。次いで、図11に示すように、異方性エッチングにより平坦部に積層したゲート絶縁膜40を除去したのち、全面にn型アモルファスSi層41を堆積し、CMP法により平坦化して、開口部39にn型アモルファスSi層41を埋め込む。
次いで、図12に示すように、W層33が延在するA−A′方向に沿って、分離溝42を形成する。この分離溝42によってワード線が切り出される。次いで、図13に示すように、全面にSiO膜43を堆積したのち、CMP法で平坦化することによって、分離溝42をSiO膜43で埋め込む。
次いで、図14に示すように、全面にSiN膜44及びSiO膜45を堆積したのち、例えば、厚さが62nmのn型多結晶Si膜46、厚さが50nmのSiO膜からなる層間絶縁膜47、厚さが62nmのn型多結晶Si膜48及びSiO膜49を順次成膜する。なお、図14においては、B−B′に沿った断面図は省略する。
次いで、図15に示すように、n型アモルファスSi膜37が存在する領域においてSiN膜44に達する開口部50を形成する。ここでは、開口部50の直径は、例えば、100nmとする。なお、図15以降においては、A−A′を結ぶ断面図における下部構造の一部の図示は省略する。
次いで、図16に示すように、マイクロ波エッチング装置を用いて多結晶Si/SiO2高選択比、例えば、選択比が22程度の等方性エッチングによりn多結晶Si層36,38をサイドエッチングして層間絶縁膜47及びSiO膜49の張出部が120mmの凹部51を形成する。なお、ここでは、エッチングガスとして、80ml/分の流量のCFと20ml/分の流量のOとの混合ガスを用いて、0.7Torrの雰囲気下で、ウェーハステージの温度を70℃とし、1300Wのパワーを印加する。
次いで、図17に示すように、ALD法を用いて開口部50の側面部分の厚さが例えば、6nmのSiO膜を開口部50の表面に堆積してゲート絶縁膜52とする。次いで、図18に示すように、異方性ドライエッチングにより、SiO膜49の平坦表面及びSiN膜44上に堆積したゲート絶縁膜52を除去する。次いで、露出しているSiN膜44を除去して開口部50において、n型アモルファスSi膜37を露出させる。
次いで、図19に示すように、ALD法を用いて、全面に厚さが例えば、10nmのSiチャネル層53を堆積する。この場合のSiチャネル層53の比抵抗ρは任意であるが、ここでは、例えば、7.35×10−5Ω・mとする。
次いで、図20に示すように、ALD法を用いて、厚さが、例えば、30nmのHfZrOからなる強誘電体膜54を形成することによって、凹部51を埋め込む。この時、図示は省略しているが、図4に示すように、強誘電体膜54の凹部51に位置する背面には凹部が形成される。この時、互いに対向する強誘電体膜54の対向面により形成される貫通穴の残留間隙の直径は28nmになる。次いで、全面にSiO膜55を堆積することによって、残留間隙を埋め込む。なお、このSiO膜55は図示を省略している強誘電体膜54の凹部51に位置する背面に形成された凹部内にも充填されている。
次いで、図21に示すように、CMP法により、SiO膜49が露出するまで研磨することによって、SiO膜49の表面より上に堆積したSiO膜55、強誘電体膜54及びSiチャネル層53を研磨して平坦化する。
次いで、図22に示すように、分離溝42で切り出されたワード線の延在方向に沿ってビット線56を形成することによって、本発明の実施例1の3次元積層チェーン型FeRAMの基本構造が完成する。
本発明の実施例1においては、層間絶縁膜47及びSiO膜49に庇部を形成して、ゲート電極となるn型多結晶シリコン46,48の側面に凹部51を形成し、この凹部51を埋め込むように強誘電体膜54を形成している。その結果、メモリセル部においては、強誘電体膜54は図において上下方向がSiチャネル層53に挟まれ、このSiチャネル層53が電圧印加電極となるので、強誘電体膜54に十分電圧が印加され、書き込み及び読み出しを確実に行うことが可能になる。
次に、図23を参照して、本発明の実施例2の3次元積層チェーン型FeRAMを説明するが、メモリセルの積層数を4層にした以外は、上記の実施例1と同様である。図23は、本発明の実施例2の3次元積層チェーン型FeRAMの説明図である。
図に示すように、Si基板31にn型アモルファスSi層37をワード線に繋がるゲート電極とする縦型トランジスタを形成し、チャネル層となるn型アモルファスSi層41をプレート線となるW層33に接続する。
この縦型トランジスタを形成したSi基板31上に、SiN膜44及びSiO膜45を形成した後、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層し、その上にSiO膜49を設ける。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成する。開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び強誘電体膜54を順次成膜し、この凹部51に強誘電体膜54が充填されるようにする。また、強誘電体膜54の対向する背面の間隙にはSiO膜55を埋め込む。その結果、互いに対向するn型多結晶Si層46,48,58,60同士の間に中空円筒状の強誘電体キャパシタが形成される。このように、3次元積層チェーン型FeRAMを構成する場合のゲート積層数は任意である。
次に、図24を参照して、本発明の実施例3の3次元積層チェーン型FeRAMを説明するが、Siチャネル層の凹部における側面以外の露出表面に、Siチャネル層の導電率の高い導電体膜を設けた以外は、上記の実施例2と基本的に同様である。図24は、本発明の実施例3の3次元積層チェーン型FeRAMのメモリセル部の要部断面図である。
図に示すように、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層する。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成する。開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52及びSiチャネル層53を順次成膜する。
次いで、MOCVD法を用いてSiチャネル層の導電率より高い導電体膜として、例えば、TiN膜61を堆積する。この時、MOCVD法では、凹部51のアスペクト比が大きい場合には、凹部の奥部まで原料ガスが拡散していかないので、TiN膜61はSiチャネル層53の凹部における側面には堆積せず、それ以外の露出表面に堆積する。次いで、この凹部51に強誘電体膜54が充填されるようにする。また、強誘電体膜54の対向する背面の間隙をSiO膜55で埋め込む。
その結果、Siチャネル層53において、実効的にソース・ドレイン領域となる部分は、TiN膜61との積層構造になるので全体の低抵抗化を図ることができる。また、互いに対向するn型多結晶Si層46,48,58,60同士の間に中空円筒状の強誘電体キャパシタが形成されるが、中空円筒状の強誘電体キャパシタの強誘電体膜54の上下面は低抵抗のTiN膜61と接するので、十分な電圧が印加されるようになる。
次に、図25を参照して、本発明の実施例4の3次元積層チェーン型FeRAMを説明するが、強誘電体膜としてPZTを用いた以外は、上記の実施例2と基本的に同様である。図25は、本発明の実施例4の3次元積層チェーン型FeRAMのメモリセル部の説明図であり、上図はメモリセル部の概略的断面図であり、下図は上図において破線で囲ったキャパシタ部を示す要部斜視図である。
図に示すように、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層する。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO2膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成する。開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52及びSiチャネル層53を順次成膜する。
次いで、強誘電体膜として、PZT膜63を形成するが、その前に厚さが例えば5nmのHfO膜62をバリア膜として形成する。PZT膜63は、Siチャネル層53と合金化するので、合金化を防止するためにバリア膜を形成する。なお、強誘電体膜としてSBT膜やBST膜を用いた場合にもSiチャネル層53と合金化するので、バリア膜を設ける必要がある。また、PZT膜63の対向する背面の間隙はSiO膜55で埋め込む。
このように、PZTを強誘電体膜としても用いても、バリア膜を設けることによって、PZT膜とSiチャネル層との合金化を防止することができるので、トランジスタ特性及び強誘電体特性が劣化することがない。
次に、図26を参照して、本発明の実施例5の3次元積層チェーン型FeRAMを説明するが、強誘電体膜の対向する背面の間隙をTiN膜で充填した以外は、上記の実施例2と基本的に同様である。図26は、本発明の実施例5の3次元積層チェーン型FeRAMのメモリセル部の説明図であり、上図はメモリセル部の概略的断面図であり、下図は上図において破線で囲ったキャパシタ部を示す要部斜視図である。
図に示すように、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層する。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成する。開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び強誘電体膜54を順次成膜する。
次いで、強誘電体膜54の対向する背面の間隙をTiN膜64で埋め込む。次いで、熱処理を行うことで、強誘電体膜54の結晶性を改善する。この時、TiN膜64を設けておくと、強誘電体膜54に歪が印加されるためにキャパシタ特性が向上する。このような作用効果は、強誘電体膜としてHfO系の強誘電体膜を用いた場合に顕著である。
次に、図27乃至図31を参照して、本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMを説明するが、層間絶縁膜の張出部の端部の角に丸みを設けた以外は、上記の実施例2と基本的に同様である。図27は、本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMの概略的断面図である。
図に示すように、Si基板31にn型アモルファスSi層37をワード線に繋がるゲート電極とする縦型トランジスタを形成し、チャネル層となるn型アモルファスSi層41をプレート線となるW層33に接続する。
この縦型トランジスタを形成したSi基板31上に、窒化膜44及びSiO膜45を形成した後、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層し、その上にSiO膜49を設ける。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成するとともに、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49の張出部の端部の角に丸み65を持たせる。
次いで、開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び強誘電体膜54を順次成膜し、この凹部51に強誘電体膜54が充填されるようにする。また、強誘電体膜54の対向する背面の間隙にはSiO膜55を埋め込む。
次に、図28乃至図31を参照して、本発明の実施例6の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程を説明する。まず、図28に示すように、上述の図14と同様にSi基板31上にトランジスタやプレート線等を形成したのち、マイクロ波エッチング装置を用いて多結晶Si/SiO高選択比、例えば、選択比が22程度の等方性エッチングによりn多結晶Si層46,48,58,60をサイドエッチングして層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49の張出部が120mmの凹部51を形成する。なお、ここでは、エッチングガスとして、80ml/分の流量のCFと20ml/分の流量のOとの混合ガスを用いて、0.7Torrの雰囲気下で、ウェーハステージの温度を70℃とし、1300Wのパワーを印加する。
次いで、図29に示すように、CFをエッチャントして等方性エッチングを施すことにより、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49の張出部の端部の角をトリミングして丸み65を持たせる。
次いで、図30に示すように、ALD法を用いて開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び強誘電体膜54を順次成膜する。この時、層間絶縁膜47,57,59の端部の角に丸み65を形成しているので、庇部に原料ガスが入りやすくなるので、ボイドを発生することなく良好な成膜が可能になる。
次いで、図31に示すように、強誘電体膜54の対向する背面の間隙をSiO膜55により埋め込む。以降は、実施例1の製造工程と同様に、ビット線等を形成すれば良い。
次に、図32乃至図36を参照して、本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMを説明するが、強誘電体膜の背面に水素や水分の拡散を防止する拡散防止膜を設けた以外は、上記の実施例6と基本的に同様である。図32は、本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMの概略的断面図である。
図に示すように、Si基板31にn型アモルファスSi層37をワード線に繋がるゲート電極とする縦型トランジスタを形成し、チャネル層となるn型アモルファスSi層41をプレート線となるW層33に接続する。
この縦型トランジスタを形成したSi基板31上に、窒化膜44及びSiO膜45を形成した後、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層し、その上にSiO膜49を設ける。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成するとともに、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49の張出部の端部の角に丸み65を持たせる。
次いで、開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53、強誘電体膜54及び拡散防止膜66を順次成膜し、この凹部51に強誘電体膜54が充填されるようにする。また、強誘電体膜54の対向する背面の間隙はSiO膜55で埋め込む。
次に、図33乃至図36を参照して、本発明の実施例7の3次元積層チェーン型FeRAMの製造工程を説明する。まず、上述の図28と同様に、Si基板31上にトランジスタやプレート線等を形成したのち、マイクロ波エッチング装置を用いて多結晶Si/SiO高選択比、例えば、選択比が22程度の等方性エッチングによりn多結晶Si層46,48,58,60をサイドエッチングして層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49の張出部が120mmの凹部51を形成する。なお、ここでは、エッチングガスとして、80ml/分の流量のCFと20ml/分の流量のOとの混合ガスを用いて、0.7Torrの雰囲気下で、ウェーハステージの温度を70℃とし、1300Wのパワーを印加する。
次いで、図33に示すように、CFをエッチャントして等方性エッチングを施すことにより、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49の張出部の端部の角をトリミングして丸み65を持たせる。
次いで、図34に示すように、ALD法を用いて開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び強誘電体膜54を順次成膜する。この時、層間絶縁膜47,57,59の端部の角に丸み65を形成しているので、庇部に原料ガスが入りやすくなるので、ボイドを発生することなく良好な成膜が可能になる。
次いで、図35に示すように、厚さが例えば、20nmのAl膜を拡散防止膜66として成膜する。次いで、図36に示すように、拡散防止膜66の対向する背面の間隙をSiO膜55により埋め込む。以降は、実施例1の製造工程と同様に、ビット線等を形成すれば良い。
本発明の実施例7においては、強誘電体膜54の背面に拡散防止膜66を設けているので、水素や水分の侵入による強誘電体膜54の劣化を抑制することができる。なお、ここでは、拡散防止膜としてAl膜を用いているが、SiN膜を用いても良い。また、強誘電体膜としてBST膜やSBT膜を用いた場合にもPZT膜と同様に水素や水分によって劣化するので、拡散防止膜を設けることが望ましい。さらに、上述の実施例1乃至実施例5においても、拡散防止膜を設けても良いものである。
次に、図37を参照して、本発明の実施例8の3次元積層チェーン型PCRAMを説明するが、メモリ物質膜として強誘電体膜の代わりに相変化膜を設けた以外は、基本的な構造及び製造工程は、上記の実施例2と同様である。図37は、本発明の実施例8の3次元積層チェーン型PCRAMの説明図であり、上図はメモリセル部の概略的断面図であり、下図は上図において破線で囲ったキャパシタ部を示す要部斜視図である。
図に示すように、Si基板31にn型アモルファスSi層37をワード線に繋がるゲート電極とする縦型トランジスタを形成し、チャネル層となるn型アモルファスSi層41をプレート線となるW層33に接続する。
この縦型トランジスタを形成したSi基板31上に、窒化膜44及びSiO膜45を形成した後、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層し、その上にSiO膜49を設ける。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成する。
開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び相変化膜67を順次成膜し、この凹部51に相変化膜67が充填されるようにする。また、相変化膜67の対向する背面の間隙にはSiO膜55を埋め込む。その結果、互いに対向するn型多結晶Si層46,48,58,60同士の間に中空円筒状の相変化材料メモリ部が形成される。なお、ここでは、相変化膜67として、GST膜を用いる。
本発明の実施例8のように、メモリ物質膜として相変化膜を用いた場合にも、メモリセル部においては、相変化膜67は下図に示すように上下方向がSiチャネル層53に挟まれ、このSiチャネル層53が電圧印加電極となる。したがって、相変化膜67には十分電圧が印加されて電流が流れるので、相変化膜の結晶構造を良好に変化させることができる。なお、この実施例8においても実施例6と同様に層間絶縁膜の張出部の端部の角に丸みを持たせても良い。
次に、図38を参照して、本発明の実施例9の3次元積層チェーン型RRAM(RRAMは登録商標)を説明するが、メモリ物質膜として強誘電体膜の代わりに抵抗変化膜を設けた以外は、基本的な構造及び製造工程は、上記の実施例2と同様である。図38は、本発明の実施例9の3次元積層チェーン型RRAMの説明図であり、上図はメモリセル部の概略的断面図であり、下図は上図において破線で囲ったキャパシタ部を示す要部斜視図である。
図に示すように、Si基板31にn型アモルファスSi層37をワード線に繋がるゲート電極とする縦型トランジスタを形成し、チャネル層となるn型アモルファスSi層41をプレート線となるW層33に接続する。
この縦型トランジスタを形成したSi基板31上に、窒化膜44及びSiO膜45を形成した後、層間絶縁膜47,57,59を介してn型多結晶Si層46,48,58,60からなる4層のゲート電極を積層し、その上にSiO膜49を設ける。次いで、開口部50を設けるが、開口部50内において、層間絶縁膜47,57,59及びSiO膜49をn型多結晶Si層46,48,58,60より突出させて層間絶縁膜47,57,59とn型多結晶Si層46,48,58,60の積層方向に沿って4か所の凹部51を形成する。
開口部50内において層間絶縁膜47,57,59及びn型多結晶Si層46,48,58,60の露出部を覆うようにゲート絶縁膜52、Siチャネル層53及び抵抗変化膜68を順次成膜し、この凹部51に抵抗変化膜68が充填されるようにする。また、抵抗変化膜68の対向する背面の間隙にはSiO膜55を埋め込む。その結果、互いに対向するn型多結晶Si層46,48,58,60同士の間に中空円筒状の抵抗変化材料メモリが形成される。なお、ここでは、抵抗変化膜として、HfO膜を用いる。
本発明の実施例9のように、メモリ物質膜として抵抗変化膜を用いた場合にも、メモリセル部においては、抵抗変化膜68は下図に示すように上下方向がSiチャネル層53に挟まれ、このSiチャネル層53が電圧印加電極となる。したがって、抵抗変化膜68には十分電圧が印加されて電界誘起巨大抵抗変化により抵抗が変化する。なお、この実施例9においても、実施例6と同様に層間絶縁膜の張出部の端部の角に丸みを持たせても良い。
ここで、実施例1乃至実施例9を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。
(付記1)層間絶縁膜を介して積層した複数のゲート電極と、前記層間絶縁膜及び複数のゲート電極を貫通する開口部と、前記開口部内において前記層間絶縁膜及び前記ゲート電極の露出部を覆うゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜を覆う半導体チャネル層と、前記半導体チャネル層を覆うメモリ物質膜とを少なくとも有し、前記開口部内において、前記層間絶縁膜が前記ゲート電極より突出して、前記層間絶縁膜と前記ゲート電極の積層方向に沿って周期的な凹部を有し、前記メモリ物質膜が前記凹部に充填されて、前記半導体チャネル層が前記凹部に充填された前記メモリ物質膜に対する電圧印加電極となる3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記2)前記メモリ物質膜が、強誘電体膜、相変化膜或いは抵抗変化膜のいずれかである付記1に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記3)前記半導体チャネル層とメモリ物質膜との間に合金化防止層をさらに有する付記1または付記2に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記4)前記メモリ物質膜の前記半導体チャネル層に接する側と反対の面が絶縁体膜により覆われている付記1乃至付記3のいずれか1に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記5)前記絶縁体膜が、水素或いは水分の拡散を防止する拡散防止膜である付記4に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記6)前記拡散防止膜が、アルミニウム酸化膜或いはシリコン窒化膜のいずれかである付記5に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記7)前記メモリ物質膜の前記半導体チャネル層に接する側と反対の面が導電体膜により覆われている付記1乃至付記3のいずれか1に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記8)前記導電体膜はTiN膜である付記7に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記9)前記半導体チャネル層の前記凹部における側面以外の露出表面に、前記半導体チャネル層より導電率の高い導電体膜をさらに有する付記1乃至付記8のいずれか1に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置。
(付記10)層間絶縁膜を介して複数のゲート電極層を積層する工程と、前記層間絶縁膜及び複数のゲート電極層を貫通する開口部を形成する工程と、前記開口部内に露出するゲート電極層をサイドエッチングして凹部を形成する工程と、前記開口部内において前記層間絶縁膜と前記ゲート電極層の露出面にゲート絶縁膜を成膜する工程と、前記ゲート電極層の露出面に半導体チャネル層を前記半導体チャネル層に凹部が形成されるように成膜する工程と、前記半導体チャネル層の露出面に前記半導体チャネル層に形成された凹部を埋め込むようにメモリ物質膜を形成する工程とを少なくとも有する3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法。
(付記11)前記メモリ物質膜の前記半導体チャネル層に接する側と反対の露出面に絶縁体膜を成膜する工程をさらに有する付記10に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法。
(付記12)前記メモリ物質膜の前記半導体チャネル層に接する側と反対の露出面に導電体膜を成膜する工程と、前記導電体膜を設けた状態で熱処理を行う工程をさらに有する付記11に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法。
(付記13)前記ゲート絶縁膜の成膜工程の前に、前記層間絶縁膜の端部の角部をトリミングして丸みを持たせる工程をさらに有する付記10乃至付記12のいずれか1に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法。
1 ゲート電極
2 層間絶縁膜
3 開口部
4 凹部
5 ゲート絶縁膜
6 半導体チャネル層
7 メモリ物質膜
8 絶縁体膜
20 3次元積層チェーン型FeRAM
21 ゲート電極引出線
22 ビット引出線
23 ワード引出線
24 プレート引出線
31 シリコン基板
32 SiO
33 W層
34 SiO
35 SiN膜
36 SiO
37 n型アモルファスSi層
38 SiO
39 開口部
40 ゲート絶縁膜
41 n型アモルファスSi層
42 分離溝
43 SiO
44 SiN膜
45 SiO
46,58,58,60 n型多結晶Si層
47,57,59 層間絶縁膜
48 n型多結晶Si層
49 SiO
50 開口部
51 凹部
52 ゲート絶縁膜
53 Siチャネル層
54 強誘電体膜
55 SiO
56 ビット線
61 TiN膜
62 HfO
63 PZT膜
64 TiN膜
65 丸み
66 拡散防止膜
67 相変化膜
68 抵抗変化膜
101,111 ゲート電極
102,112 層間絶縁膜
103,113 ゲート絶縁膜
104,114 多結晶シリコンチャネル層
105 相変化膜
115 強誘電体膜

Claims (2)

  1. 層間絶縁膜を介して複数のゲート電極層を積層する工程と、
    前記層間絶縁膜及び複数のゲート電極層を貫通する開口部を形成する工程と、
    前記開口部内に露出するゲート電極層をサイドエッチングして凹部を形成する工程と、
    前記開口部内において前記層間絶縁膜と前記ゲート電極層の露出面にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
    前記ゲート電極層の露出面に半導体チャネル層を前記半導体チャネル層に凹部が形成されるように成膜する工程と、
    前記半導体チャネル層の露出面に前記半導体チャネル層に形成された前記凹部を埋め込むようにメモリ物質膜を形成する工程と
    前記メモリ物質膜の前記半導体チャネル層に接する側と反対の露出面に導電体膜を成膜する工程と、
    前記導電体膜を設けた状態で熱処理を行う工程と
    を少なくとも有する3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法。
  2. 前記ゲート絶縁膜の成膜工程の前に、前記層間絶縁膜の端部の角部をトリミングして丸みを持たせる工程をさらに有する請求項1に記載の3次元積層チェーン型メモリ装置の製造方法。
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