JP6757706B2 - 鉄道車両用肘置き及びこれを備えた鉄道車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両用肘置き及びこれを備えた鉄道車両に関する。
鉄道車両構体を構成する側構体の長手方向に沿ってロングシート(座席)が配置されている鉄道車両がある。ロングシートの両端部にはそれぞれ、袖仕切りが配置されている。2つの袖仕切りは、側構体の側壁に垂直に固定された板状である(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたロングシート車輌では、立ち客とシート端に座った乗客との干渉防止のために袖仕切りが高背化することで、袖仕切りの上端を肘置きとして用いることができなくなってきた。このため、肘置きが一体形成された袖仕切りの他、既存の袖仕切りに肘置きを設けたいという要望が顕在化しつつある。既存の袖仕切りに肘置きを設けるには、袖仕切りと別体として形成された肘置きを製造すればよい。
特開2017―19423号公報
しかし、座席の左側袖仕切りに取り付けられる肘置きと、座席の右側袖仕切りに取り付けられる肘置きとは、互いに鏡像としなければならず、これら2つの肘置きは通常形状が異なるものとなる。したがって、形状の異なる2種類の肘置きを設計、製造及び管理しなければならず、煩雑で非常に大きな手間を要することになる。また、クロスシートが配置された鉄道車両についても、座席の左及び右に配置された壁部にそれぞれ肘置きを設けたいという要望がある。
そこで、本発明の目的は、1つの鉄道車両用肘置きを見た目の差異を生じさせることなく座席の左側用と右側用として用いることができ、2つの鉄道車両用肘置きをそれぞれ製造する場合と比較して、設計作業、製造過程及び製造後の管理作業を大幅に簡略化できる鉄道車両用肘置き及びこれを備えた鉄道車両を提供することである。
本発明の鉄道車両用肘置きは、鉄道車輌内に配置された座席の左右の端部に隣接して配置された壁部の前記座席に面した内側面に取り付けられる鉄道車両用肘置きであって、第1平面と、一方向に沿った前記第1平面の縁に前記第1平面と直交するように接続された第2平面とが形成されており、前記第1平面が水平面となるように配置したときの平面形状において、前記第2平面を含む仮想線から前記第2平面と直交する方向に最も離れた端部までの距離が、前記一方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、前記一方向の前記一端及び前記他端以外の位置において最大値となっており、前記鉄道車両用肘置きの内部を通過する前記一方向に延びた第1仮想平面に対して線対称形状となっている。
上記構成によると、第2平面を右側壁部の座席に面した内側面への取付面としたとき、第1平面を取付面と直交する肘置き面とすることができる。また、この鉄道車両用肘置きを、座席の左側壁部の座席に面した内側面に取り付ける場合には、前記一方向に沿った軸回りに回転させることで、第1仮想平面に対して第2平面と対称に形成された平面を取付面とし、第1仮想平面に対して第1平面と対称に形成された平面を肘置き面とすることができる。そして、右側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きと左側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きは、互いに鏡像となっている。このように、1つの鉄道車両用肘置きを見た目の差異を生じさせることなく座席の左側用と右側用として用いることができる。したがって、2つの鉄道車両用肘置きをそれぞれ製造する場合と比較して、設計作業、製造過程及び製造後の管理作業を大幅に簡略化することができる。
なお、第1平面とこれに対称に形成された平面を取付面とし、第2平面とこれに対称に形成された平面を肘置き面とすることもできる。
また、前記一方向の一端及び他端のうち前記距離が最小値となった方を前方(座席に座った乗客の視線方向)に向けて壁部に取り付けることで、乗客が着座時に鉄道車両用肘置きを把持しやすくなると共に、着座時に乗客を鉄道車両用肘置きの内側へと案内しやすくなる。
本発明の鉄道車両用肘置きにおいて、前記第1仮想平面に対して前記第1平面と対称に形成された第3平面と、前記第1仮想平面に対して前記第2平面と対称に形成され且つ前記一方向に沿った前記第3平面の縁に前記第3平面と直交するように接続された第4平面とがさらに形成されていることが好ましい。
これによって、2つの独立した取付面と、2つの独立した肘置き面とを持つことができる。したがって、例えば取付面には壁部への取付用のねじ穴を設けたり、肘置き面には光沢加工をするといったように、取付面及び肘置き面のそれぞれに適した処理を施すことができる。
また、このとき前記第3平面は、前記第2平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第1平面の縁に、前記第1平面と鈍角をなすように接続されていることが好ましい。
これによって、第2平面を右側壁部の座席に面した内側面への取付面としたとき、第3平面は、第1平面の縁から下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、乗客が座席に座る際、第3平面に接触したとしても第3平面に沿って斜め下方へと案内されるため、乗客が座り易くなる。また、第4平面を左側壁部の座席に面した内側面への取付面としたとき、第1平面は、第3平面の縁から下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、乗客が座席に座る際、第1平面に接触したとしても第1平面に沿って斜め下方へと案内されるため、乗客が座り易くなる。
さらに、このとき、前記第4平面は、前記第1平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第2平面の縁に、前記第2平面と鋭角をなすように接続されていることが好ましい。
これによって、鉄道車両用肘置きの断面形状が四角形となる。つまり、第2平面と第4平面とが直接接続されることになるため、第2平面又は第4平面を取付面とするときに取付面の面積を最大化することができる。したがって、鉄道車両用肘置きを壁部の内側面に固定したときの安定性を確保できる。また、第2平面を取付面とするときに第4平面が上方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席に座った乗客が立ち上がる際、乗客の身体の一部が第4平面に接触したとしても第4平面に沿って斜め上方へと案内されるため、乗客が立ち上がり易くなる。また、第4平面を取付面とするときに第2平面が上方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席に座った乗客が立ち上がる際、乗客の身体の一部が第2平面に接触したとしても第2平面に沿って斜め上方へと案内されるため、乗客が立ち上がり易くなる。
さらに、このとき、前記第1平面の前記一方向の縁に接続され且つ前記第1平面が水平面となるように配置したときに下方に傾斜した傾斜面となる第1サポート面と、前記第3平面の前記一方向の縁に接続され且つ前記第3平面が水平面となるように配置したときに下方に傾斜した傾斜面となる第2サポート面とがさらに形成されていることが好ましい。
これによって、第2平面を取り付け面とするときに、第1サポート面が下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席に座った乗客が立ち上がる際、第1サポート面を乗客が押圧することで容易に立ち上がることができる。また、第4平面を取り付け面とするときに、第2サポート面が下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席に座った乗客が立ち上がる際、第2サポート面を乗客が押圧することで容易に立ち上がることができる。
本発明の鉄道車両用肘置きにおいて、前記第1仮想平面が前記第1平面と前記第2平面との接続線を通過し、前記第1平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第2平面の縁と、前記第2平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第1平面の縁とを接続する傾斜面がさらに形成されていてもよい。
これによって、第2平面を右側壁部の座席に面した内側面への取付面としたとき、第1平面を取付面と直交する肘置き面とすることができる。また、この鉄道車両用肘置きを、座席の左側壁部の座席に面した内側面に取り付ける場合には、前記一方向に沿った軸回りに回転させることで、第1仮想平面に対して第2平面と対称に形成された第1平面を取付面とし、第1仮想平面に対して第1平面と対称に形成された第2平面を肘置き面とすることができる。そして、右側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きと左側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きは、互いに鏡像となっている。
このとき、前記第1平面及び前記第2平面が互いに同形状であり、前記第1平面及び前記第2平面のそれぞれが、前記一方向と直交し且つ前記一方向の中心位置を通過する第2仮想平面に対して線対称形状となっていることが好ましい。
これによって、第2平面を右側壁部の座席に面した内側面への取付面としたとき、第1平面を取付面と直交する肘置き面とすることができる。また、この鉄道車両用肘置きを、座席の左側壁部の座席に面した内側面に取り付ける場合には、前記一方向に直交する方向に沿った軸回りに回転させることで、回転前と同様に第2平面を取付面とし、第1平面を肘置き面とすることもできるし、前記一方向に沿った軸回りに回転させることで、第1平面を取付面とし、第2平面を肘置き面とすることもできる。いずれの場合も右側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きと左側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きは、互いに鏡像となっている。つまり、上記構成を採用することで、取り付け作業の自由度を大きくすることができる。
別の観点において、本発明の鉄道車両用肘置きは、鉄道車輌内に配置された座席の左右の端部に隣接して配置された壁部の前記座席に面した内側面に取り付けられる鉄道車両用肘置きであって、第1平面と、一方向に沿った前記第1平面の縁に前記第1平面と直交するように接続された第2平面とが形成されており、前記第1平面が水平面となるように配置したときの平面形状において、前記第2平面を含む仮想線から前記第2平面と直交する方向に最も離れた端部までの距離が、前記一方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、前記一方向の前記一端及び前記他端以外の位置において最大値となっており、前記第1平面及び前記第2平面のそれぞれが、前記一方向と直交し且つ前記一方向における中心位置を通過する仮想平面に対して線対称形状となっている。
上記構成によると、第2平面を右側壁部の座席に面した内側面への取付面としたとき、第1平面を取付面と直交する肘置き面とすることができる。また、この鉄道車両用肘置きを、座席の左側壁部の座席に面した内側面に取り付ける場合には、前記一方向に直交する方向に沿った軸回りに回転させることで、回転前と同様に第2平面を取付面とし、第1平面を肘置き面とすることができる。そして、第1平面及び第2平面のそれぞれが、仮想平面に対して線対称形状となっているので、右側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きと左側壁部に取り付けられた鉄道車両用肘置きは、互いに鏡像となっている。このように、1つの鉄道車両用肘置きを見た目の差異を生じさせることなく座席の左側用と右側用として用いることができる。したがって、2つの鉄道車両用肘置きをそれぞれ製造する場合と比較して、設計作業、製造過程及び製造後の管理作業を大幅に簡略化することができる。
なお、第1平面を取付面とし、第2平面を肘置き面とすることもできる。
本発明の鉄道車両用肘置きにおいて、前記第1平面及び前記第2平面が前記一方向に延びた細長形状であることが好ましい。これにより、鉄道用肘置きを壁部の内側面に取り付けた場合、座席の端部に乗客が座り易く、また座席の端部に座った乗客が立ち上がり易くなる。また、鉄道用肘置きを細長形状とすることで、乗客の体格にあわせて肘を置く場所を適宜、選択できる。
本発明の鉄道車両は、上述した鉄道車両用肘置きが、鉄道車輌内に配置された座席の左右の端部に隣接して配置された壁部の前記座席に面した内側面に取り付けられたものである。
上述したように、本発明によると、2つの鉄道車両用肘置きをそれぞれ製造する場合と比較して、設計作業、製造過程及び製造後の管理作業を大幅に簡略化することができる。
本発明の実施形態における鉄道車両内の構成の一部を示す斜視図である。 本発明の実施形態における鉄道車両内の構成の一部を示す正面図である。 図1の肘置きの使用状態を示す平面図。 図1の肘置きの使用状態を示す右側面図。 本発明の第1実施形態に係る肘置きの斜視図である。 (a)は肘置きの平面図であり、(b)は肘置きの左側面図であり、(c)は肘置きの正面図であり、(d)は肘置きの右側面図である。 本発明の第2実施形態に係る肘置きの斜視図である。 (a)は肘置きの平面図であり、(b)は肘置きの左側面図であり、(c)は肘置きの正面図であり、(d)は肘置きの右側面図である。 本発明の第3実施形態に係る肘置きの斜視図である。 (a)は肘置きの平面図であり、(b)は肘置きの左側面図であり、(c)は肘置きの正面図であり、(d)は肘置きの右側面図である。 本発明の第4実施形態に係る肘置きの斜視図である。 (a)は肘置きの平面図であり、(b)は肘置きの左側面図であり、(c)は肘置きの正面図であり、(d)は肘置きの右側面図である。 鉄道車両の幅方向に並んで配置された座席の近傍に肘置きを取り付けた状態を示す図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。なお、図1は鉄道車両10内の構成の一部を示す斜視図である。図1中、左右方向の矢印は座席に座った乗客から見た左右の方向(車両の長手方向)を示す。後述する座席2は、車両内を左右方向に延びている。左右方向と直交する方向の矢印は、座席2の手前の方向と奥方向(肘置き20の長さ方向)を示す。座席2に座った乗客12が立ち上がるとき、乗客12の上体が奥から手前に向かって移動する。
鉄道車両10には、図1に示すように、側構体1の長手方向に沿って座席(ロングシート)2が配置されている。側構体1には、座席2の上方に配置された窓3と、座席2の両外側に配置されたドア4,5が設けられている。ドア4は、座席2の右側に配置され、側構体1に形成されたドア開口14に設置されている。ドア5は、座席2の左側に配置され、側構体1に形成されたドア開口15に設置されている。ドア開口14,15と座席2は、車両の長手方向に交互に離れて配置されている。
座席2の右端部には、側構体1の内側に配置された側壁11に対して垂直に延びる板状の右側壁部である袖仕切り6が配置されている。座席2の左端部には、側壁11に対して垂直に延びる板状の左側壁部である袖仕切り7が配置されている。袖仕切り6及び袖仕切り7は座席2の端部に隣接して配置されている。また、座席2の左右両側において、握り棒8及び握り棒9がそれぞれ側壁11から袖仕切り6及び袖仕切り7まで延在している。なお、握り棒8,9の形状(取り付け方法)は特に限定されない。
図2に示すように、袖仕切り6,7の座席2に面した内側面には鉄道車両用肘置き(以下、肘置きと称する)20が固定されている。この肘置き20は、既存車両の袖仕切りにボルト(不図示)を介して後付けされる。また、肘置き20の後述する肘置き面25には、座席2の端部に座った乗客12の肘を載置できる(図3,4参照)。
<第1実施形態>
以下、図5および図6(a)〜(d)を参照し、本発明の第1実施形態に係る肘置き20について詳述する。
肘置き20は、長さ方向に延びる立体である(図5参照)。図6(a)および図6(c)に示すように、肘置き20は、肘置き20の一方向である長さ方向の一部にわたって延びる第1平面25および第3平面31と、肘置き20の長さ方向全体にわたって延びる第2平面21および第4平面23とを有する。
肘置き20は、第1仮想平面S1に対して線対称形状となっている。第1仮想平面S1は肘置き20の内部を通過し、長さ方向に延びた面である。本実施形態では第1仮想平面S1は、第1平面25と第3平面31とを接続する縁上にあるA点と、第2平面21と第4平面23とを接続する縁上にあるB点とを含んでいる。
第1平面25は、肘置き20の長さ方向に延びた細長の長方形形状である。図6(b)および図6(d)に示すように、第1平面25は、第2平面21の第4平面23に接続する縁と反対の縁から第3平面31の第4平面23に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面25が水平面となるように配置された状態では、第1平面25は、第2平面21の上縁から第3平面31の上縁まで延びている。
第1平面25の長さ方向手前側の縁26には、肘置き20の長さ方向に延びる第1サポート面27が接続されている。第1サポート面27は、奥側から手前側に向かって細くなる四角形状である。第1サポート面27は、第1平面25の縁26から第4平面23に向かって傾斜して延びている。第1平面25が水平面となるように配置された状態では、第1サポート面27は、第1平面の縁26から下方に傾斜した傾斜面となる。
第2平面21は、肘置き20の長さ方向に延びた細長の五角形状である。第2平面21は、長さ方向に沿った第1平面25の縁に第1平面25と直交するように接続されている。第2平面21は、第1平面25の第3平面31に接続する縁と反対の縁から第4平面23の第3平面31に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面25が水平面となるように配置された状態では、第2平面25は、鉛直方向に延びている。
第3平面31は、肘置き20の長さ方向に延びた細長の長方形形状である。第3平面31は、第1仮想平面S1に対して第1平面25と対称に形成されており、第1平面25と同じ形状である。第3平面31は、第2平面21とは反対側にある長さ方向に沿った第1平面25の縁に、第1平面25と鈍角Θ1をなすように接続されている。第3平面31は、第1平面25の第2平面21に接続する縁と反対の縁から第4平面23の第2平面21に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面25が水平面となるように配置された状態では、第3平面31は、第1平面25の先端から第4平面23の先端まで第2平面21から離れる方向に向かって傾斜して延びている。
第3平面31の長さ方向手前側の縁32には、肘置き20の長さ方向に延びる第2サポート面33が接続されている。第2サポート面33は、奥側から手前側に向かって細くなる四角形状である。第2サポート面33は、第1仮想平面S1に対して第1サポート面27と対称に形成されており、第1サポート面27と同じ形状である。第2サポート面33は、第3平面31の縁32から第2平面21に向かって傾斜して延びている。
第4平面23は、肘置き20の長さ方向に延びた五角形状である。第4平面23は、第1仮想平面S1に対して第2平面21と対称に形成されており、第2平面21と同じ形状である。第4平面23は、第3平面31の縁に第3平面31と直交するように接続される一方、第2平面21に対して角度Θ2をなすように接続されている。第4平面23は、第1平面25とは反対側にある長さ方向に沿った第2平面21の縁に第2平面21と鋭角Θ2をなすように接続されている。第2平面21の第1平面25に接続する縁と反対の縁から第3平面31の第1平面25に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面25が水平面となるように配置された状態(図6(b)参照)では、第4平面23は、第2平面21の下縁から第3平面31の下縁まで上方に傾斜して延びている。
肘置き20が上記構成を有することで、図6(a)に示すように、肘置き20を第1平面25が水平面となるように配置したときの平面形状において、第2平面21を含む仮想線A1から第2平面21と直交する方向に最も離れた端部までの距離L1が、第1サポート面27の手前側端部で最小値となり、第1平面25が第3平面31と接続する縁で最大値となっている。なお、肘置き20の距離L1が、長さ方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、長さ方向の一端及び他端以外の位置において最大値となれば、本実施形態に限定されない。
肘置き20を右の袖仕切り6に取り付ける場合、第1平面25が天面となり、第1サポート面27が座席2の手前側に配置されるように第2平面21を袖仕切り6と平行に鉛直方向に立ち上げる。そして、第3平面31と第2平面21との間を貫通する2つの取付け孔34にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き20を袖仕切り6の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき第2平面21が、袖仕切り6の座席2に面した内側面への取付面となり、第1平面25が、取付面と直交する肘置き面となる。また第3平面31が、第1平面25の縁から下方に傾斜した傾斜面となり、第4平面23が上方に傾斜した傾斜面となる。第1サポート面27は、座席2の奥側から手前側に向かって下方に傾斜した傾斜面となる。
肘置き20を左の袖仕切り7に取り付ける場合、図6(b)に示す右の袖仕切り6に取り付ける肘置き20を軸B1回りに回転させ、第4傾斜面23を袖仕切り7と平行に鉛直方向に立ち上げる。軸B1は、点Bを含んだ長さ方向に延びる軸である。これにより、第1仮想平面S1に対して第2平面21と対称に形成された第4平面23を取付面とし、第1仮想平面S1に対して第1平面25と対称に形成された第3平面31を肘置き面とすることができる。そして、第1平面25と第4平面23との間を貫通する2つの取付け孔28にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き20を袖仕切り7の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき前述した通り、第4平面23が、袖仕切り7の座席2に面した内側面への取付面となり、第3平面31が、取付面と直交する肘置き面となる。また第1平面25が、第3平面31の縁から下方に傾斜した傾斜面となり、第2平面21が上方に傾斜した傾斜面となる。第2サポート面33は、座席2の奥側から手前側に向かって下方に傾斜した傾斜面となる。
[本実施形態の肘置きの特徴]
本実施形態の肘置き20には以下の特徴がある。
本実施形態の肘置き20では、右の袖仕切り6に取り付けられた肘置き20と左の袖仕切り7に取り付けられた肘置き20は、互いに鏡像となっている。このように、1つの肘置き20を見た目の差異を生じさせることなく座席2の右側用と左側用として用いることができる。したがって、2つの肘置きをそれぞれ製造する場合と比較して、設計作業、製造過程及び製造後の管理作業を大幅に簡略化することができる。
また、第1サポート面27及び第2サポート面33が設けられた方を前方(座席に座った乗客の視線方向)に向けて袖仕切り6、7に取り付けることで、乗客が着座時に肘置き20を把持しやすくなると共に、着座時に乗客を肘置き20の内側へと案内しやすくなる。
本実施形態の肘置き20では、4つの平面、すなわち2つの独立した取付面21,23と、2つの独立した肘置き面25,31とから構成されている。したがって、例えば取付面21,23には壁部への取付用のねじ穴を設けたり、肘置き面25,31には光沢加工をするといったように、取付面21,23及び肘置き面25,31のそれぞれに適した処理を施すことができる。
本実施形態の肘置き20では、第2平面21を右の袖仕切り6への取付面としたとき、第3平面31は、第1平面25の縁から下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、乗客12が座席2に座る際、第3平面31に接触したとしても第3平面31に沿って斜め下方へと案内されるため、乗客12が座り易くなる。また、第4平面23を左の袖仕切り7への取付面としたとき、第1平面25は、第3平面31の縁から下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、乗客12が座席2に座る際、第1平面25に接触したとしても第1平面25に沿って斜め下方へと案内されるため、乗客12が座り易くなる。
本実施形態の肘置き20では、肘置き20の断面形状が四角形となる。つまり、第2平面21と第4平面23とが直接接続されることになるため、第2平面21又は第4平面23を取付面とするときに取付面の面積を最大化することができる。したがって、肘置き20を袖仕切り6,7の内側面に固定したときの安定性を確保できる。
本実施形態の肘置き20では、第2平面21を取付面とするときに第4平面23が上方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席2に座った乗客12が立ち上がる際、乗客12の身体の一部が第4平面23に接触したとしても第4平面23に沿って斜め上方へと案内されるため、乗客12が立ち上がり易くなる。また、第4平面23を取付面とするときに第2平面21が上方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席2に座った乗客12が立ち上がる際、乗客12の身体の一部が第2平面21に接触したとしても第2平面21に沿って斜め上方へと案内されるため、乗客12が立ち上がり易くなる。
本実施形態の肘置き20では、第2平面21を取付面とするときに第1サポート面27が、下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席2に座った乗客12が立ち上がる際、第1サポート面27を乗客12が押圧することで容易に立ち上がることができる。また、第4平面23を取り付け面とするときに第2サポート面33が、下方に傾斜した傾斜面となる。したがって、座席2に座った乗客12が立ち上がる際、第2サポート面33を乗客12が押圧することで容易に立ち上がることができる。
本発明の肘置き20では、第1平面25から第4平面23が軸B1に沿って延びた細長形状である。これにより、肘置き20を袖仕切り6,7の内側面に取り付けた場合、座席2の端部に乗客が座り易く、また座席2の端部に座った乗客が立ち上がり易くなる。また、肘置き20を細長形状とすることで、乗客の体格にあわせて肘を置く場所を適宜、選択できる。
なお、第1実施形態では、第2平面21とこれに対称に形成された第4平面23を取付面とし、第1平面25とこれに対称に形成された第3平面31を肘置き面とした。しかしこれに限定されず、第1平面25と第3平面31を取付面とし、第2平面21と第4平面23を肘置き面としてもよい。
<第2実施形態>
以下、図7および図8(a)〜(d)を参照し、本発明の第2実施形態に係る肘置き40について詳述する。
肘置き40は、長さ方向に延びる立体である(図7参照)。図8(a)および図8(c)に示すように肘置き40は、平面からなる第1平面43および第2平面41と、曲面からなる傾斜面45とを有する。
肘置き40は、第1仮想平面S2に対して線対称形状となっている。第1仮想平面S2は肘置き40の内部を通過し、長さ方向に延びた面である。本実施形態では第1仮想平面S2は、第1平面43と第2平面41との接続線を通過し、傾斜面45の中点Cを含んでいる。この中点Cは、傾斜面45の第2平面41と接続する縁と、傾斜面45の第1平面43と接続する縁とから等距離となる傾斜面45上の地点に配置されている。
第1平面43は、肘置き40の長さ方向に延びた細長の略半円形状である。図8(b)および図8(d)に示すように第1平面43は、第2平面41の傾斜面45に接続する縁と反対の縁から傾斜面45の第2平面41に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面43が水平面となるように配置された状態では、第1平面43は、第2平面41の上縁から傾斜面45の上縁まで延びている。
第2平面41は、肘置き40の長さ方向に延びた細長の略半円形状である。第2平面41は、第1仮想平面S2に対して第1平面43と線対称形状であり、第1平面43と同じ形状である。第2平面41は、長さ方向に沿った第1平面43の縁に第1平面43と直交するように接続されている。第2平面41は、第1平面43の傾斜面45に接続する縁と反対の縁から傾斜面45の第1平面43に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面43が水平面となるように配置された状態では、第2平面41は、鉛直方向に延びている。
傾斜面45は、肘置き40の長さ方向に延び、第2平面41から離れるように湾曲している(図8(a)参照)。傾斜面45は、第1平面43とは反対側にある長さ方向に沿った第2平面41の縁と、第2平面41とは反対側にある長さに沿った第1平面43の縁とを接続する。傾斜面45は、第1平面43と第2平面41に対して45°の角度をなしている。これにより、肘置き40の長さ方向と直交する方向に沿った断面が、二等辺三角形となる。第1平面43が水平面となるように配置された状態(図8(b)参照)では、傾斜面45は、第2平面41の下縁から第1平面43の先端まで上方に傾斜して延びている。
肘置き40が上記構成を有することで、図8(a)に示すように、肘置き40を第1平面43が水平面となるように配置したときの平面形状において、第2平面41を含む仮想線Dから第2平面41と直交する方向に最も離れた端部までの距離L2が、第1平面43の両端部で最小値0となり、第1平面43の長さ方向中央で最大値となっている。なお、肘置き40の距離L2が、長さ方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、長さ方向の一端及び他端以外の位置において最大値となれば、本実施形態に限定されない。
肘置き40を右の袖仕切り6に取り付ける場合、第1平面43が天面となるように第2平面41を袖仕切り6と平行に鉛直方向に立ち上げる。そして、傾斜面45と第2平面41との間を貫通する2つの取付け孔46にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き40を袖仕切り6の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき第2平面41が、袖仕切り6の座席2に面した内側面への取付面となり、第1平面43が、取付面と直交する肘置き面となる。
肘置き40を左の袖仕切り7に取り付ける場合、図8(b)に示す右の袖仕切り6に取り付ける肘置き40を軸D1回りに回転させ、第1平面43を袖仕切り7と平行に鉛直方向に立ち上げる。軸D1は、第1平面43と第2平面41を接続する縁を含んだ長さ方向に延びる軸である。これにより、第1仮想平面S1に対して第2平面41と対称に形成された第1平面43を取付面とし、第1仮想平面S1に対して第1平面43と対称に形成された第2平面41を肘置き面とすることができる。そして、傾斜面45と第1平面43との間を貫通する2つの取付け孔47にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き40を袖仕切り7の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき前述した通り、第1平面43が、袖仕切り7の座席2に面した内側面への取付面となり、第2平面41が、取付面と直交する肘置き面となる。このように、右の袖仕切り6に取り付けられた肘置き40と左の袖仕切り7に取り付けられた肘置き40は、互いに鏡像となっている。
<第3実施形態>
以下、図9および図10(a)〜(d)を参照し、本発明の第3実施形態に係る肘置き50について詳述する。
肘置き50は、長さ方向に延びる立体である(図9参照)。図10(a)および図10(c)に示すように肘置き50は、平面からなる第1平面53および第2平面51と、長さ方向の途中で屈曲した傾斜面55とを有する。第2平面51と傾斜面55との間には、肘置き50の長さ方向に帯状に延びる第1追加面58が形成されている(図10(b)および図10(d)参照)。第1平面53と傾斜面55との間には、肘置き50の長さ方向に帯状に延びる第2追加面59が形成されている。
肘置き50は、第1仮想平面S3に対して線対称形状となっている。第1仮想平面S3は肘置き50の内部を通過し、長さ方向に延びた面である。本実施形態では第1仮想平面S3は、第1平面53と第2平面51との接続線を通過し、傾斜面55の中点Eを含んでいる。この中点Eは、傾斜面55の第1平面53と接続する縁と、傾斜面55の第2平面53と接続する縁とから等距離となる傾斜面55上の地点に配置されている。
第1平面53は、肘置き50の角部が面取りされた長さ方向に延びた細長の多角形形状である。第1平面53は、第2平面51の第1追加面58に接続する縁と反対の縁から第2追加面59の傾斜面55に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面53が水平面となるように配置された状態では、第1平面53は、第2平面51の上縁から第2追加面59の上縁まで延びている。
第2平面51は、肘置き50の角部が面取りされた長さ方向に延びる多角形形状である。第2平面51は、第1仮想平面S3に対して第1平面51と線対称形状であり、第1平面53と同じ形状である。第2平面51は、長さ方向に沿った第1平面53の縁に第1平面53と直交するように接続されている。第2平面51は、第1平面53の第2追加面59と接続する縁と反対の縁から第1追加面58の傾斜面55に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面53が水平面となるように配置された状態では、第2平面51は、鉛直方向に延びている。
傾斜面55は、長さ方向に延び、途中で屈曲して第2平面51に向かって延びている。傾斜面55は、第1追加面58と第2追加面59に対して45°の角度をなし、第1追加面58の第2平面51に接続する縁と反対の縁から第2追加面59の第1平面53に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面53が水平面となるように配置された状態では、傾斜面55は、第1追加面58の先端から第2追加面59の下縁まで上方に傾斜して延びている。
肘置き50が上記構成を有することで、図10(a)に示すように、肘置き50を第1平面53が水平面となるように配置したときの平面形状において、第2平面51を含む仮想線Fから第2平面51と直交する方向に最も離れた端部までの距離L3が、第1平面53の手前側端部で最小値0となり、第1平面53の左側縁部で最大値となっている。なお、肘置き50の距離L3が、長さ方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、長さ方向の一端及び他端以外の位置において最大値となれば、本実施形態に限定されない。
肘置き50を右の袖仕切り6に取り付ける場合、第1平面53が天面となり、傾斜面55の屈曲部が手前側に配置されるように、第2平面51を袖仕切り6と平行に鉛直方向に立ち上げる。そして、傾斜面55と第2平面51との間を貫通する2つの取付け孔56にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き50を袖仕切り6の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき第2平面51が、袖仕切り6の座席2に面した内側面への取付面となり、第1平面53が、取付面と直交する肘置き面となる。
肘置き50を左の袖仕切り7に取り付ける場合、図10(b)に示す右の袖仕切り6に取り付ける肘置き50を軸F1回りに回転させ、第1平面53を袖仕切り7と平行に鉛直方向に立ち上げる。軸F1は、第1平面53と第2平面51を接続する縁を含んだ長さ方向に延びる軸である。これにより、第1仮想平面S3に対して第2平面51と対称に形成された第1平面53を取付面とし、第1仮想平面S3に対して第1平面53と対称に形成された第2平面51を肘置き面とすることができる。そして、傾斜面55と第1平面53との間を貫通する2つの取付け孔57にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き50を袖仕切り7の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき前述した通り、第1平面53が、袖仕切り7の座席2に面した内側面への取付面となり、第2平面51が、取付面と直交する肘置き面となる。このように、右の袖仕切り6に取り付けられた肘置き50と左の袖仕切り7に取り付けられた肘置き50は、互いに鏡像となっている。
<第4実施形態>
以下、図11および図12(a)〜(d)を参照し、本発明の第4実施形態に係る肘置き60について詳述する。
肘置き60は、長さ方向に延びる立体である(図11参照)。図12(a)および図12(c)に示すように肘置き60は、平面からなる第1平面63および第2平面61と、曲面からなる傾斜面65とを有する。
肘置き60は、第1仮想平面S4に対して線対称形状となっている。第1仮想平面S4は肘置き60の内部を通過し、長さ方向に延びた面である。本実施形態では第1仮想平面S4は、第1平面63と第2平面61との接続線を通過し、傾斜面65の中点G2を含んでいる。この中点G2は、傾斜面65の第1平面63と接続する縁と、傾斜面65の第2平面61と接続する縁とから等距離となる傾斜面65上の地点に配置されている。
第1平面63は、肘置き60の長さ方向に延びた細長形状であり、角部が面取りされた略三角形状である。第1平面63は、第2平面61の傾斜面65と反対の縁から傾斜面65の第2平面61と反対の縁まで延びている。第1平面63が水平面となるように配置された状態では、第1平面63は、第2平面61の上縁から傾斜面65の上縁まで延びている。
第2平面61は、肘置き60の長さ方向に延びた細長形状であり、角部が面取りされた略三角形状である。第2平面61は、第1仮想平面S4に対して線対称形状となっており、第1平面63と同じ形状である。第2平面61は、長さ方向に沿った第1平面63の縁に第1平面63と直交するように接続されている。第2平面61は、第1平面63の傾斜面65に接続する縁と反対の縁から傾斜面45の第1平面63に接続する縁と反対の縁まで延びている。第1平面63が水平面となるように配置された状態では、第2平面61は鉛直方向に延びている。
傾斜面65は、肘置き60の長さ方向に延び、第2平面61から離れるように湾曲している(図12(a)参照)。傾斜面65は、第1平面63と第2平面61に対して45°の角度をなし、第2平面61の第1平面63に接続する縁と反対の縁から第1平面63の第2平面61に接続する縁と反対の縁まで延びている。これにより、肘置き60の長さ方向と直交する方向に沿った断面が、二等辺三角形となる。第1平面63が水平面となるように配置された状態では、傾斜面65は、第2平面61の下縁から第1平面63の先端まで上方に傾斜して延びている。
肘置き60が上記構成を有することで、図12(a)に示すように、肘置き60を第1平面63が水平面となるように配置したときの平面形状において、第2平面61を含む仮想線Hから第2平面61と直交する方向に最も離れた端部までの距離L4が、第1平面63の両端部で最小値0となり、第1平面63の長さ方向中央で最大値となっている。なお、肘置き60の距離L4が、長さ方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、長さ方向の一端及び他端以外の位置において最大値となれば、本実施形態に限定されない。
肘置き60を右の袖仕切り6に取り付ける場合、第1平面63が天面となるように、第2平面61を袖仕切り6と平行に鉛直方向に立ち上げる。そして、傾斜面65と第2平面61との間を貫通する2つの取付け孔66にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き60を袖仕切り6の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき第2平面61が、袖仕切り6の座席2に面した内側面への取付面となり、第1平面63が、取付面と直交する肘置き面となる。
肘置き60を左の袖仕切り7に取り付ける場合、図12(b)に示す右の袖仕切り6に取り付ける肘置き60を軸H2回りに回転させ、第1平面63を袖仕切り7と平行に鉛直方向に立ち上げる。軸H2は、第1平面63と第2平面61を接続する縁を含んだ長さ方向に延びる軸である。これにより、第1仮想平面S4に対して第2平面61と対称に形成された第1平面63を取付面とし、第1仮想平面S4に対して第1平面63と対称に形成された第2平面61を肘置き面とすることができる。そして、傾斜面65と第1平面63との間を貫通する2つの取付け孔66にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き60を袖仕切り7の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき前述した通り、第1平面63が、袖仕切り7の座席2に面した内側面への取付面となり、第2平面61が、取付面と直交する肘置き面となる。このように、右の袖仕切り6に取り付けられた肘置き60と左の袖仕切り7に取り付けられた肘置き50は、互いに鏡像となっている。
また、この肘置き60では、第1平面63および第2平面61のそれぞれが、第2仮想平面S5に対して線対称形状となっている。第2仮想平面S5は、長さ方向と直交しかつ長さ方向における中心点(中心位置)G1を通過する面である。
肘置き60を右の袖仕切り6に取り付ける場合、第1平面63が天面となるように第2平面61を袖仕切り6と平行に鉛直方向に立ち上げる。そして、傾斜面65と第2平面61との間を貫通する2つの取付け孔66にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き60を袖仕切り6の内側面の所望の位置に取り付ける。このとき第2平面61が、袖仕切り6の座席2に面した内側面への取付面となり、第1平面63が、取付面と直交する肘置き面となる。
肘置き60を左の袖仕切り7に取り付ける場合、右の袖仕切り6に取り付ける肘置き60を軸H1回りに180°回転させる。軸H1は、第1平面63の長さ方向中央を示す点G1を含んだ長さ方向と直交する方向に延びる軸である。これにより、肘置き60を右の袖仕切り6に取り付ける場合と同様に、第2平面61が、袖仕切り7の座席2に面した内側面への取付面となり、第1平面63が、取付面と直交する肘置き面となる。そして、取付け孔66にボルト(不図示)を挿入し、このボルトにより肘置き60を袖仕切り7の内側面の所望の位置に取り付ける。この肘置き60では、第1平面63及び第2平面61のそれぞれが、第2仮想平面S5に対して線対称形状となっているので、右の袖仕切り6に取り付けられた肘置き60と左の袖仕切り7に取り付けられた肘置き60は、互いに鏡像となっている。
なお、第4実施形態の肘置き60は、前述した通り第1仮想平面S4と第2仮想平面S5に対して線対称形状となっている。しかしこれに限定されず、第1平面63および第2平面61のぞれぞれが、第2仮想平面S5に対してのみ線対称形状となっていればよい。これによって、前記と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
前記実施形態では、側構体1の長手方向に沿って配置された座席2の両側に設けられた袖仕切り6,7に肘置き20を取り付けたが、これに限定されない。図13に示すように、鉄道車両の幅方向に並んで配置された座席70の近傍に肘置き20を取り付けても良い。具体的にはこの肘置き20は、側構体10の側壁11の内側面に固定され、乗客が着座する座席70の横に取り付けられている。肘置き20の形状は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
第1実施形態では、第1サポート面27と第2サポート面33を設けたが、これらの面を設けなくてもよい。このとき第1平面25および第3平面31の奥側端部を湾曲させ、距離L1が、例えば第1平面25および第3平面31の奥側端部で最小値となる構成を採用してもよい。
第1実施形態では、第1平面25と第3平面31は鈍角をなすように接続されているがこれに限定されない。このとき第1平面25と第3平面31を直接接続せず、第1平面25と第3平面31を1以上の面を介して接続してもよい。
第1実施形態では、第2平面21と第4平面23は鋭角をなすように接続されているがこれに限定されない。このとき第2平面21と第4平面23を直接接続せず、第2平面21と第4平面23を1以上の面を介して接続してもよい。
前記実施形態では、第1平面および第2平面を肘置きの長さ方向に延びた細長形状とした。しかしこれに限定されず、第1平面および第2平面を肘置きの長さ方向と直交する方向に延びた形状としてもよい。
前記実施形態では肘置きを袖仕切りにボルトによって取り付けたが、これに限定されず、ボルト以外の方法で肘置きを袖仕切りに取り付けてもよい。
2 座席
6 右の袖仕切り(右側壁部)
7 左の袖仕切り(左側壁部)
21 第2平面
23 第4平面
25 第1平面
27 第1サポート面
31 第3平面
33 第2サポート面
A1 仮想線
S1 第1仮想平面

Claims (10)

  1. 鉄道車輌内に配置された座席の左右の端部に隣接して配置された壁部の前記座席に面した内側面に取り付けられる鉄道車両用肘置きであって、
    第1平面と、一方向に沿った前記第1平面の縁に前記第1平面と直交するように接続された第2平面とが形成されており、
    前記第1平面が水平面となるように配置したときの平面形状において、前記第2平面を含む仮想線から前記第2平面と直交する方向に最も離れた端部までの距離が、前記一方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、前記一方向の前記一端及び前記他端以外の位置において最大値となっており、
    前記鉄道車両用肘置きの内部を通過する前記一方向に延びた第1仮想平面に対して線対称形状となっていることを特徴とする鉄道車両用肘置き。
  2. 前記第1仮想平面に対して前記第1平面と対称に形成された第3平面と、
    前記第1仮想平面に対して前記第2平面と対称に形成され且つ前記一方向に沿った前記第3平面の縁に前記第3平面と直交するように接続された第4平面とがさらに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用肘置き。
  3. 前記第3平面は、前記第2平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第1平面の縁に、前記第1平面と鈍角をなすように接続されていることを特徴とする請求項2に記載の鉄道車両用肘置き。
  4. 前記第4平面は、前記第1平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第2平面の縁に、前記第2平面と鋭角をなすように接続されていることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両用肘置き。
  5. 前記第1平面の前記一方向の縁に接続され且つ前記第1平面が水平面となるように配置したときに下方に傾斜した傾斜面となる第1サポート面と、
    前記第3平面の前記一方向の縁に接続され且つ前記第3平面が水平面となるように配置したときに下方に傾斜した傾斜面となる第2サポート面とがさらに形成されていることを特徴とする請求項4に記載の鉄道車両用肘置き。
  6. 前記第1仮想平面が前記第1平面と前記第2平面との接続線を通過し、
    前記第1平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第2平面の縁と、前記第2平面とは反対側にある前記一方向に沿った前記第1平面の縁とを接続する傾斜面がさらに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用肘置き。
  7. 前記第1平面及び前記第2平面が互いに同形状であり、前記第1平面及び前記第2平面のそれぞれが、前記一方向と直交し且つ前記一方向の中心位置を通過する第2仮想平面に対して線対称形状となっていることを特徴とする請求項6に記載の鉄道車両用肘置き。
  8. 鉄道車輌内に配置された座席の左右の端部に隣接して配置された壁部の前記座席に面した内側面に取り付けられる鉄道車両用肘置きであって、
    第1平面と、一方向に沿った前記第1平面の縁に前記第1平面と直交するように接続された第2平面とが形成されており、
    前記第1平面が水平面となるように配置したときの平面形状において、前記第2平面を含む仮想線から前記第2平面と直交する方向に最も離れた端部までの距離が、前記一方向の一端及び他端の少なくともいずれか一方の位置において最小値となり、前記一方向の前記一端及び前記他端以外の位置において最大値となっており、
    前記第1平面及び前記第2平面のそれぞれが、前記一方向と直交し且つ前記一方向における中心位置を通過する仮想平面に対して線対称形状となっていることを特徴とする鉄道車両用肘置き。
  9. 前記第1平面及び前記第2平面が前記一方向に延びた細長形状であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鉄道車両用肘置き。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の鉄道車両用肘置きが、鉄道車輌内に配置された座席の左右の端部に隣接して配置された壁部の前記座席に面した内側面に取り付けられた鉄道車両。
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