JP6755212B2 - スイッチ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ回路に関する。
スイッチ回路を含むインバータ等の電力変換装置に関する技術として、以下の技術が知られている。例えば、特許文献1には、半導体モジュール、半導体モジュールの両側に配置された2つのヒートシンク、及び半導体モジュールと2つのヒートシンクとを連結する連結装置を有する複数の半導体装置と、複数の半導体装置を収容するケースと、を含む電力変換装置が記載されている。
特許文献2には、半導体装置を収納するとともに、内部に配置されたフィンに対して送風される空気の取り入れ口である複数個の通風口を側面に形成する通風路形成部材を備えるインバータ回路ユニットが記載されている。
特開2011−166973号公報 特開2011−165989号公報
エンジン及びモータを動力源として備えるハイブリッドシステムにおいて、電力制御を行うパワーコントロールユニット(PCU)は、インバータを構成するIGBT及びダイオードを1パッケージにしたパワーモジュール(パワーカード)を、冷却器を間に挟んで複数枚積層したパワースタックと、各パワーカードを制御する制御基板と、を含んで構成されている。パワーカードの各々と制御基板とは、ワイヤーハーネスまたはリード端子の形態を有する駆動信号線、電源線、温度センス線、電流センス線によって接続されている。
上記した従来のPCUの構成によれば、制御基板上には多数のコネクタ、及び電源用絶縁トランス等が配置されている。また、制御基板には高電圧部品が設けられ、絶縁を確保するために、高電圧部品と他の部品との間にある程度の距離を確保する必要がある。これらは、制御基板の小型化を阻害している。さらに、ハイブリッド車用途のPCUは、トランスアクスル上に配置される場合もあり、パワーカードと制御基板との間を接続する配線の、振動による結線不良による信頼性低下が懸念される。
本発明は、制御基板の小型化を図るとともに結線不良の発生リスクを低減できるスイッチ回路を提供することを目的とする。
本発明に係るスイッチ回路は、第1の基板と、前記第1の基板に設けられた複数のスイッチング素子と、前記第1の基板に設けられ、前記複数のスイッチング素子の各々を駆動する駆動信号を生成する複数の駆動回路と、前記第1の基板に、前記複数の駆動回路の各々に対応して設けられ、対応する前記駆動回路に電力を供給する複数の受電側コイルと、前記第1の基板との間に間隙を隔てて前記第1の基板に対向配置された第2の基板と、前記第2の基板の、前記複数の受電側コイルの各々と重なる位置に設けられた複数の給電側コイルと、を含む。
前記複数の給電側コイルは、連続する単一の導線によって構成されていてもよい。また、前記複数の給電側コイルは、それぞれ、前記導線を渦巻き状に旋回させて形成され、隣接する他の給電側コイルとの間で前記導線の旋回方向が逆方向とされていてもよい。
本発明に係るスイッチ回路は、前記第2の基板に、前記複数の駆動回路の各々に対応して設けられ、各々が対応する前記駆動回路を制御する制御信号を発信する複数の送信器を更に含み得る。
前記第2の基板は、複数の配線層を有していてもよく、前記複数の給電側コイルの各々が、前記複数の配線層に亘って設けられていてもよい。
前記複数のスイッチング素子及び前記複数の駆動回路が、対応する前記受電側コイルの内側に配置されていてもよい。
前記第1の基板は、絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面に設けられた第1の金属板と、を含んでいてもよく、前記複数のスイッチング素子の各々が、前記第1の金属板の表面に接合され、前記複数の受電側コイルの各々が、パターニングされた前記第1の金属板によって形成されていてもよい。前記第1の基板は、前記絶縁基板の前記一方の面とは反対側の他方の面に設けられ、前記第1の金属板の厚さよりも厚い第2の金属板を更に含み得る。前記第2の金属板は、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔を有していてもよい。
本発明に係るスイッチ回路によれば、制御基板の小型化を図るとともに結線不良の発生リスクを低減することが可能となる。
本発明の実施形態に係るスイッチ回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態に係るスイッチ回路の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1の基板の部分的な構成を示す平面図である。 図3Aにおける3B−3B線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係る給電側コイルの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る給電側コイルのパターンの一例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る給電側コイルと、受電側コイルとの間の電力伝送、及び送信器と駆動回路との間の信号伝送の様子を示す断面図である。 1つの給電側コイルと、2つの受電側コイルとの間で電力伝送を行う場合に生じる磁束の向きを示す図である。 互いに逆向きの磁束を発生させる2つの給電側コイルと、2つの受電側コイルとの間で電力伝送を行う場合に生じる磁束の向きを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る給電側コイルの構成を模式的に示す図である 本発明の他の実施形態に係る給電側コイルのパターンの一例を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る第1の基板の部分的な構成を示す平面図である。 図10Aにおける10B−10B線に沿った断面図である 本発明の実施形態に係るAl板の平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。尚、各図面において、実質的に同一又は等価な構成要素又は部分には同一の参照符号を付している。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係るスイッチ回路1を用いて構成される電力変換装置の回路ブロック図である。電力変換装置は、モータ4を駆動するインバータを構成している。スイッチ回路1は、パワーモジュール2と、パワーモジュール2を制御する制御部3とを含んで構成されている。
パワーモジュール2は、複数のスイッチング素子(パワーデバイス)10ua、10ub、10va、10vb、10wa、10wb(以降、10ua〜10wbと表記する)、複数の駆動回路30ua、30ub、30va、30vb、30wa、30wb(以降、30ua〜30wbと表記する)及び複数の受電側コイル20ua、20ub、20va、20vb、20wa、20wb(以降、20ua〜20wbと表記する)を含んでいる。モータ4は、例えば三相交流モータであり、U相、V相、W相にそれぞれ接続されるスイッチング素子10ua〜10wbが、所定のタイミングでオンオフすることによりモータ4が駆動される。
スイッチング素子10uaは、U相の上アーム用のスイッチとして機能し、スイッチング素子10ubは、U相の下アームのスイッチとして機能する。スイッチング素子10vaは、V相の上アーム用のスイッチとして機能し、スイッチング素子10vbは、V相の下アームのスイッチとして機能する。スイッチング素子10waは、W相の上アーム用のスイッチとして機能し、スイッチング素子10wbは、W相の下アームのスイッチとして機能する。本実施形態において、スイッチング素子10ua〜10wbは、それぞれ、並列接続された3つのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)11によって構成されている。各IGBT11のコレクタ−エミッタ間には、還流用のダイオード12が接続されている。なお、各スイッチング素子10ua〜10wbを構成するIGBT11の数は、モータ4に流れる電流の大きさ等に応じて適宜変更することが可能であり、例えば1つまたは2つであってもよく4つ以上であってもよい。なお、スイッチング素子10ua〜10wbとして、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Efect Transistor)またはバイポーラトランジスタ等の他のパワーデバイスを用いることも可能である。
駆動回路30ua〜30wbは、それぞれ、スイッチング素子10ua〜10wbの各々に対応して設けられている。すなわち、各相の各アーム毎に1つの駆動回路が設けられている。駆動回路30ua〜30wbは、それぞれ、対応するスイッチング素子10ua〜10wbの3つIGBT11の各々のゲートに駆動信号を供給することで、当該3つのIGBT11を同時にオンオフさせる。
受電側コイル20ua〜20wbは、それぞれ、駆動回路30ua〜30wbに対応して設けられている。すなわち、各相の各アーム毎に1つの受電側コイルが設けられている。受電側コイル20ua〜20wbは、それぞれ、対応する駆動回路30ua〜30wbを動作させるための電力を発生させ、発生させた電力を対応する駆動回路30ua〜30wbに供給する。なお、受電側コイル20ua〜20wbが発生させる交流電力は、図示しないAC/DC変換回路によって直流電力に変換された後、駆動回路30ua〜30wbに供給される。
制御部3は、複数の送信器50ua、50ub、50va、50vb、50wa、50wb(以降、50ua〜50wbと表記する)及び複数の給電側コイル40ua、40ub、40va、40vb、40wa、40wb(以降、40ua〜40wbと表記する)を含んでいる。送信器50ua〜50wbは、それぞれ、駆動回路30ua〜30wbの各々に対応して設けられている。すなわち、各相の各アーム毎に1つの送信器が設けられている。送信器50ua〜50wbは、それぞれ、対応する駆動回路30ua〜30wbを制御する制御信号を、対応する駆動回路30ua〜30wbに送信する。送信器50ua〜50wbから発信される制御信号は、例えば、近接場電磁界結合(数百MHz〜十数GHz)を利用したワイヤレス方式によって対応する駆動回路30ua〜30wbに伝送される。駆動回路30ua〜30wbは、それぞれ、対応する送信器50ua〜50wbから発信される制御信号を受信するための受信器(図示せず)を有しており、受信器によって受信した制御信号に応じて、自身に対応するスイッチング素子10ua〜10wbを駆動するための駆動信号を生成する。なお、制御信号をワイヤレスで伝送する方式として、例えば、電磁誘導方式等の近接場電磁界結合方式以外の他の方式を用いることも可能である。
給電側コイル40ua〜40wbは、それぞれ、受電側コイル20ua〜20wbに対応して設けられている。すなわち、各相の各アーム毎に1つの給電側コイルが設けられている。給電側コイル40ua〜40wbは、それぞれ、対応する受電側コイル20ua〜20wbとの間で、例えば、電磁界共鳴結合(数MHz〜数十MHz)を形成して、対応する受電側コイル20ua〜20wbに電力を伝送する。すなわち、給電側コイル40ua〜40wbは、対応する受電側コイル20ua〜20wbに対してワイヤレスで電力伝送を行う。
このように、本実施形態に係るスイッチ回路1において、制御部3とパワーモジュール2との間の信号伝送及び電力伝送は、ワイヤレスで行われる。
図2は、スイッチ回路1の構成を示す斜視図である。スイッチ回路1は、パワーモジュール2を搭載する第1の基板61と、制御部3を搭載し、制御基板として機能する第2の基板62とを含んで構成されている。
第1の基板61の表面S1には、各相及び各アーム毎に領域が区画されており、各相及び各アームに対応するスイッチング素子10ua〜10wbを構成するIGBT11が、第1の基板61の表面S1の、対応する領域内に配置されている。また、各相及び各アームに対応する駆動回路30ua〜30wbが、第1の基板61の表面S1の、対応する領域内に配置されている。
また、各相および各アームに対応する受電側コイル20ua〜20wbが、第1の基板61の表面S1の、対応する領域内に配置されている。受電側コイル20ua〜20wbは、それぞれ、導線を渦巻き状に旋回させた形態を有する。受電側コイル20ua〜20wbは、互いに分離して設けられ、互いに電気的に絶縁されている。受電側コイル20ua〜20wbは、それぞれ、第1の基板61の表面S1において、対応するスイッチング素子10ua〜10wb及び駆動回路30ua〜30wbを囲む位置に配置されている。換言すれば、スイッチング素子10ua〜10wb及び駆動回路30ua〜30wbは、対応する受電側コイル20ua〜20wbの内側に配置されている。なお、図2において、ダイオード12の図示が省略されているが、ダイオード12は、第1の基板61の表面S1において、対応するIGBT11に隣接して設けられている(図3A参照)。
第1の基板61の裏面には、冷却器60が接合されている。冷却器60は、熱伝導率が比較的高いAl等の金属によって構成されている。
図3Aは、第1の基板61の部分的な構成を示す平面図であり、各相及び各アーム毎に区画された領域の1つが示されている。図3Bは、図3Aにおける3B−3B線に沿った断面図である。図3A及び図3Bには、一例として、第1の基板61の、U相の上アームに対応する領域が示されている。第1の基板61の他の領域も図3A及び図3Bに示す構成と同様の構成を有する。
第1の基板61は、ベースプレート120と、DBA(Direct Bonded Aluminum)基板100と、を含んで構成されている。ベースプレート120は、例えばCuMo等の熱伝導率の比較的高い材料で構成されている。ベースプレート120の裏面には、グリス121を介して冷却器60が接合されている。
DBA基板100は、セラミックス等の絶縁体からなる絶縁基板101と、絶縁基板101の両面に設けられたAl(アルミ)板102、103と、を有する。絶縁基板101の下面に設けられたAl板103は、はんだ130を介してベースプレート120に接合されている。絶縁基板101の上面には、DBA基板100のAl板102をパターニングすることにより形成された受電側コイル20ua及びチップ搭載部110が設けられている。チップ搭載部110には、スイッチング素子10uaを構成する3つのIGBT11及び3つのダイオード12が、はんだ131を介して接合されている。駆動回路30uaは、絶縁基板101上において、チップ搭載部110の近傍に設けられている。受電側コイル20uaは、3つのIGBT11、3つのダイオード12及び駆動回路30uaを囲むようにパターニングされている。なお、受電側コイル20uaは、DBA基板100の上面のAl板102をパターニングすることにより形成された第1の巻き線部分と、DBA基板100の下面のAl板103をパターニングすることにより形成され、且つ第1の巻き線部分にビアを介して接続された第2の巻き線部分と、を含んでいてもよい。このように、DBA基板100の両面のAl板を用いて受電側コイル20uaを形成することで、受電側コイル20uaのターン数を稼ぐことができる。
図2に示すように、第2の基板62は、第1の基板61との間に、間隙を隔てて第1の基板61に対向配置されている。間隙の幅は、例えば1cm以下であり、好ましくは数mm程度である。第2の基板62として、例えばガラスエポキシ樹脂等の絶縁体で構成された基体の表面及び内部に複数の配線層を有するプリント基板を用いることができる。
第2の基板62の、第1の基板61の表面S1と向かい合う表面S2には、送信器50ua〜50wbが設けられている。送信器50ua〜50wbは、それぞれ、駆動回路30ua〜30wbに対応しており、第2の基板62の表面S2において、対応する駆動回路30ua〜30wbとの距離が最短となるように、平面視において対応する駆動回路30ua〜30wbと重なる位置(向い合う位置)に配置されている。送信器50ua〜50wb及び受信器は、それぞれ、マイクロストリップ線路を含んで構成されており、送信器側のマイクロストリップ線路と受信器側のマイクロストリップ線路との間に近接場電磁界結合を形成することで、送信器50ua〜50wbから対応する駆動回路30ua〜30wbの受信器に制御信号がワイヤレスで伝送される。
第2の基板62の表面S2には、給電側コイル40ua〜40wbが形成されている。給電側コイル40ua〜40wbは、それぞれ、受電側コイル20ua〜20wbに対応しており、第2の基板の表面S2において、対応する受電側コイル20ua〜20wbとの距離が最短となるように、平面視において対応する受電側コイル20ua〜20wbと重なる位置(向かい合う位置)に配置されている。送信器50ua〜50wbは、それぞれ、対応する給電側コイル40ua〜40wbの内側に配置されている。
図4は、給電側コイル40ua〜40wbの構成を模式的に示す図であり、図5は、給電側コイル40ua〜40wbのパターンの一例を示す平面図である。給電側コイル40ua〜40wbは、それぞれ、導線41を渦巻き状に旋回させた形態を有している。また、給電側コイル40ua〜40wbは、それぞれ、図4に示すX方向及びY方向において隣接する他の給電側コイルとの間で、導線41の旋回方向が逆方向となるように形成されている。例えば、給電側コイル40vaの旋回方向は、反時計回りであり、給電側コイル40vaに対してX方向に隣接する給電側コイル40ua及び40wa並びに給電側コイル40vaに対してY方向に隣接する給電側コイル40vbの旋回方向は、いずれも時計回りである。給電側コイル40ua〜40wbは、連続する単一(1本)の導線41で形成されている。換言すれば、給電側コイル40ua〜40wbは、一筆書きで形成されており、直列に接続されている。従って、端子42から流入した電流は、給電側コイル40ua、40va、40wa、40wb、40vb及び40ubをこの順で経由して、端子43に至る。給電側コイル40ua〜40wbを上記のように構成することで、給電側コイル40ua〜40wbに電流を流すと、給電側コイル40ua〜40wbの内側を貫く磁束の向きは、図4に示すように、互いに隣接する給電側コイルとの間で逆向きとなる。給電側コイル40ua〜40wbを構成する導線41として、例えば、第2の基板62として用いられるプリント基板の配線層に配置された配線を用いることができる。給電側コイル40ua〜40wbは、所望のターン数を確保するべく、プリント基板に設けられた複数の配線層に亘って形成されていてもよい。
以下に、スイッチ回路1の動作について説明する。はじめに、第2の基板62に設けられた給電側コイル40ua〜40wbを構成する導線41の一方の端子42と他方の端子43との間に、数MHzから数十MHzの交流電力を印加する。これにより、第1の基板61に設けられた受電側コイル20ua〜20wbと、第2の基板62に設けられた給電側コイル40ua〜40wbとの間に磁界共鳴結合が形成され、受電側コイル20ua〜20wbは、それぞれ、電力を発生させる。すなわち、給電側コイル40ua〜40wbから受電側コイル20ua〜20wbへの電力伝送がワイヤレスで行われる。受電側コイル20ua〜20wbによって発生した交流電力は、図示しないAC−DC変換回路によって直流電力に変換され、対応する駆動回路30ua〜30wbに供給される。
次に、第2の基板62に設けられた送信器50ua〜50wbから、それぞれ、周波数が数百MHzから十数GHzの制御信号を発信させる。これにより、第1の基板61に設けられた駆動回路30ua〜30wbに設けられた受信器(図示せず)と第2の基板62に設けられた送信器50ua〜50wbとの間に近接場電磁界結合が形成され、送信器50ua〜50wbから発信された制御信号が、駆動回路30ua〜30wbに供給される。すなわち、送信器50ua〜50wbから駆動回路30ua〜30wbへの信号伝送がワイヤレスで行われる。駆動回路30ua〜30wbは、受信した制御信号に応じて、対応するスイッチング素子10ua〜10wbのオンオフを制御する。
図6は、U相、V相、W相の上アームに対応する、給電側コイル40ua、40va、40waと、受電側コイル20ua、20va、20waとの間の電力伝送、及び送信器50ua、50va、50waと駆動回路30ua、30va、30waとの間の信号伝送の様子を示す断面図である。図6に示すように、給電側コイル40ua、40va、40waにおいて生じる磁束が、対応する受電側コイル20ua、20va、20waの内側を貫くことで、受電側コイル20ua、20va、20waにおいて、電力が発生する。
ここで、図7Aは、1つの給電側コイル40と、2つの受電側コイル20A、20Bとの間で電力伝送を行う場合に生じる磁束の向きを示す図である。この場合、2つの受電側コイル20A、20Bの内側を貫く磁束の向きは互いに同じ向きになる。給電側コイル40に生じる磁束φ11によって、受電側コイル20Bが、2つの受電側コイル20A、20Bの隣接部分を跨いで発生させる磁束φ21の向きは、反時計周りとなる。一方、給電側コイル40に生じる磁束φ11によって、受電側コイル20Aが、2つの受電側コイル20A、20Bの隣接部分を跨いで発生させる磁束φ22の向きは、時計周りとなる。このように、隣接する2つの受電側コイル20A、20Bの内側を貫く磁束の向きが互いに同じ向きになると、2つの受電側コイル20A、20Bの隣接部分を跨ぐ磁束φ21及びφ22の向きが互いに逆向きとなる。その結果、2つの受電側コイル20A、20B同士で、磁界を打ち消し合うので、給電側コイル40と受電側コイル20A、20Bとの間の電力伝送における伝送効率が低下する。
一方、図7Bは、互いに逆向きの磁束φ11、φ12を発生させる2つの給電側コイル40A、40Bと、2つの受電側コイル20A、20Bとの間で電力伝送を行う場合に生じる磁束の向きを示す図である。この場合、給電側コイル40Aに生じる磁束φ11によって、受電側コイル20Aが、2つの受電側コイル20A、20Bの隣接部分を跨いで発生させる磁束φ21の向きは、反時計周りとなる。一方、給電側コイル40Bに生じる磁束φ12によって、受電側コイル20Bが、2つの受電側コイル20A、20Bの隣接部分を跨いで発生させる磁束φ22の向きも反時計周りとなる。このように、隣接する2つの受電側コイル20A、20Bを貫く磁束の向きが互いに逆向きになると、2つの受電側コイル20A、20Bの隣接部分を跨ぐ磁束φ21及びφ22の向きが互いに同じ向きとなる。その結果、2つの受電側コイル20A、20B同士で、磁界を強め合うので、図7Aに示す場合と比較して、電力伝送効率が向上する。
本実施形態に係るスイッチ回路1において、給電側コイル40ua〜40wbは、隣接する他の給電側コイルとの間で、導線41の旋回方向が逆方向とされている。これにより、給電側コイル40ua〜40wbに生じる磁束の向きは、図4に示すように、互いに隣接するコイル間で逆向きとなる。従って、受電側コイル20ua〜20wbの内側を貫く磁束の向きも、図7Bに示す場合と同様、隣接するコイル間で逆向きとなる。このように、受電側コイル20ua〜20wbの内側を貫く磁束の向きを隣接するコイル間で逆向きとすることで、電力伝送効率を高めることができる。
以上のように、本実施形態に係るスイッチ回路1によれば、パワーモジュール2を搭載した第1の基板61と、制御部3を搭載し、制御基板として機能する第2の基板62との間での電力伝送及び信号伝送をワイヤレスで行うことができる。これにより、制御基板として機能する第2の基板62において、コネクタ、電源絶縁用トランス、フォトカプラ等の搭載が不要となり、第2の基板62の大きさを、従来のPCUの制御基板よりも小さくすることができる。また、第2の基板62において高電圧部品を排除することができるので、第2の基板62に搭載される部品において絶縁距離を確保する等の制約がなくなり、第2の基板62の設計が容易となる。また、第1の基板61と第2の基板62との間を接続する配線が不要となり、振動による結線不良の発生リスクを低減することができる。
また、給電側コイル40ua〜40wbは、連続する一本の導線41によって形成されている。これにより、給電側コイル40ua〜40wbへの電力の印加を、単一の電源を用いて、一括で行うことができ、電源の構成を簡略化することができる。また、給電側コイル40ua〜40wbは、隣接する他の給電側コイルとの間で、導線41の旋回方向が逆方向とされている。これにより、給電側コイル40ua〜40wbと受電側コイル20ua〜20wbとの間の電力伝送における伝送効率を高めることができる。
なお、給電側コイル40ua〜40wbは、互いに分離して設けられ、互いに電気的に絶縁されていてもよい。この場合、給電側コイル40ua〜40wbへの電力供給を、各給電側コイルに対応する複数の電源を用いて行ってもよい。また、電力伝送効率が問題とならない場合には、給電側コイル40ua〜40wbの旋回方向は、互いに同じ方向であってもよい。
[第2の実施形態]
図8は、本発明の第2の実施形態に係る給電側コイル40ua〜40wbの構成を模式的に示す図であり、図9は、第2の実施形態に係る給電側コイル40ua〜40wbのパターンの一例を示す斜視図である。
第2の実施形態に係る給電側コイル40ua〜40wbは、第2の基板62として用いられるプリント基板の2つの配線層に亘って形成されている。すなわち、給電側コイル40ua〜40wbは、それぞれ、プリント基板の第1の配線層に形成された導線を渦巻き状に旋回させて形成された第1の巻線部分p1と、プリント基板の第2の配線層に形成された導線を渦巻き状に旋回させて形成された第2の巻線部分p2とを有する。第1の巻線部分p1と、第2の巻線部分p2とは、配線層間の接続に用いられるビア45によって接続されている。
このように、給電側コイル40ua〜40wbを、プリント基板の複数の配線層に亘って形成することで、給電側コイル40ua〜40wbにおいて、所望のターン数を確保することができ、受電側コイル20ua〜20wbに伝送する電力の大きさを大きくすることができる。なお、給電側コイル40ua〜40wbを、プリント基板の3つ以上の配線層に亘って形成してもよい。
[第3の実施形態]
図10Aは、本発明の第3の実施形態に係る第1の基板61の部分的な構成を示す平面図であり、各相及び各アーム毎に区画された領域の1つが示されている。図10Bは、図10Aにおける10B−10B線に沿った断面図である。図10A及び図10Bには、一例として、第1の基板61の、U相の上アームに対応する領域が示されている。第1の基板61の他の領域も図10A及び図10Bに示す構成と同様の構成を有する。
第3の実施形態に係る第1の基板61は、ベースプレート120(図3B参照)を有しない点が、第1の実施形態に係る第1の基板61とは異なる。第3の実施形態に係る第1の基板61は、絶縁基板101の下面に設けられたAl板103の厚さが、絶縁基板101の上面に設けられたAl板102の厚さよりも厚いDBA基板100Aによって構成されている。絶縁基板101の上面には、DBA基板100のAl板102をパターニングすることにより形成された受電側コイル20ua及びチップ搭載部110が設けられている。チップ搭載部110には、スイッチング素子10uaを構成する3つのIGBT11及び3つのダイオード12が、はんだ131を介して接合されている。駆動回路30uaは、絶縁基板101上において、チップ搭載部110の近傍に設けられている。受電側コイル20uaは、3つのIGBT11、3つのダイオード12及び駆動回路30uaを囲むようにパターニングされている。絶縁基板101の下面に設けられたAl板103には、Al板103を厚さ方向において貫通する複数の貫通孔140が設けられているすなわち、Al板103は、パンチングメタル層として構成されている。図10Cは、Al板103の平面図である。図10Cに示すように、複数の貫通孔140が、Al板103の全域に亘って設けられている。Al板103の下面には、冷却器60が接合されている。
第3の実施形態に係る第1の基板61の構成によれば、ベースプレートが排除されたことにより、第1の基板61の放熱性能を高めることができる。一方、DBA基板100Aの下面に設けられたAl板103を厚くした場合には、渦電流の発生により、給電側コイル40ua〜40wbと受電側コイル20ua〜20wbとの間の電力伝送において、伝送効率が低下することが懸念される。しかしながら、Al板103に複数の貫通孔140を形成することで、渦電流の経路が遮断され、渦電流の発生を抑制することができる。さらに、Al板103に複数の貫通孔140を形成することで、応力緩和効果も期待でき、パワーモジュール2の信頼性の向上を図ることができる。
1 スイッチ回路
2 パワーモジュール
3 制御部
10ua〜10wb スイッチング素子
11 IGBT
12 ダイオード
20ua〜20wb 受電側コイル
30ua〜30wb 駆動回路
40ua〜40wb 給電側コイル
41 銅線
50ua〜50wb 送信器
61 第1の基板
62 第2の基板
100、100A DBA基板
102、103 Al板
140 貫通孔

Claims (7)

  1. 第1の基板と、
    前記第1の基板に設けられた複数のスイッチング素子と、
    前記第1の基板に設けられ、前記複数のスイッチング素子の各々を駆動する駆動信号を生成する複数の駆動回路と、
    前記第1の基板に、前記複数の駆動回路の各々に対応して設けられ、対応する前記駆動回路に電力を供給する複数の受電側コイルと、
    前記第1の基板との間に間隙を隔てて前記第1の基板に対向配置された第2の基板と、
    前記第2の基板の、前記複数の受電側コイルの各々と重なる位置に設けられた複数の給電側コイルと、
    を含み、
    前記複数の給電側コイルは、連続する単一の導線によって構成されている
    スイッチ回路。
  2. 前記複数の給電側コイルは、それぞれ、前記導線を渦巻き状に旋回させて形成され、隣接する他の給電側コイルとの間で前記導線の旋回方向が逆方向とされている
    請求項1に記載のスイッチ回路。
  3. 第1の基板と、
    前記第1の基板に設けられた複数のスイッチング素子と、
    前記第1の基板に設けられ、前記複数のスイッチング素子の各々を駆動する駆動信号を生成する複数の駆動回路と、
    前記第1の基板に、前記複数の駆動回路の各々に対応して設けられ、対応する前記駆動回路に電力を供給する複数の受電側コイルと、
    前記第1の基板との間に間隙を隔てて前記第1の基板に対向配置された第2の基板と、
    前記第2の基板の、前記複数の受電側コイルの各々と重なる位置に設けられた複数の給電側コイルと、
    を含み、
    前記第2の基板は、複数の配線層を有し、
    前記複数の給電側コイルの各々が、前記複数の配線層に亘って設けられている
    スイッチ回路。
  4. 第1の基板と、
    前記第1の基板に設けられた複数のスイッチング素子と、
    前記第1の基板に設けられ、前記複数のスイッチング素子の各々を駆動する駆動信号を生成する複数の駆動回路と、
    前記第1の基板に、前記複数の駆動回路の各々に対応して設けられ、対応する前記駆動回路に電力を供給する複数の受電側コイルと、
    前記第1の基板との間に間隙を隔てて前記第1の基板に対向配置された第2の基板と、
    前記第2の基板の、前記複数の受電側コイルの各々と重なる位置に設けられた複数の給電側コイルと、
    を含み、
    前記複数のスイッチング素子及び前記複数の駆動回路が、対応する前記受電側コイルの内側に配置されている
    スイッチ回路。
  5. 第1の基板と、
    前記第1の基板に設けられた複数のスイッチング素子と、
    前記第1の基板に設けられ、前記複数のスイッチング素子の各々を駆動する駆動信号を生成する複数の駆動回路と、
    前記第1の基板に、前記複数の駆動回路の各々に対応して設けられ、対応する前記駆動回路に電力を供給する複数の受電側コイルと、
    前記第1の基板との間に間隙を隔てて前記第1の基板に対向配置された第2の基板と、
    前記第2の基板の、前記複数の受電側コイルの各々と重なる位置に設けられた複数の給電側コイルと、
    を含み、
    前記第1の基板は、絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面に設けられた第1の金属板と、を含み、
    前記複数のスイッチング素子の各々が、前記第1の金属板の表面に接合され、
    前記複数の受電側コイルの各々が、パターニングされた前記第1の金属板によって形成されている
    スイッチ回路。
  6. 前記第1の基板は、前記絶縁基板の前記一方の面とは反対側の他方の面に設けられ、前記第1の金属板の厚さよりも厚い第2の金属板を更に含み、
    前記第2の金属板は、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔を有する
    請求項5に記載のスイッチ回路。
  7. 前記第2の基板に、前記複数の駆動回路の各々に対応して設けられ、各々が対応する前記駆動回路を制御する制御信号を発信する複数の送信器を更に含む
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のスイッチ回路。
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