JP6753768B2 - 場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法 - Google Patents
場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6753768B2 JP6753768B2 JP2016244198A JP2016244198A JP6753768B2 JP 6753768 B2 JP6753768 B2 JP 6753768B2 JP 2016244198 A JP2016244198 A JP 2016244198A JP 2016244198 A JP2016244198 A JP 2016244198A JP 6753768 B2 JP6753768 B2 JP 6753768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- hole
- slime
- reinforcing bar
- tremie
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
Description
前記鉄筋籠の内周側に前記トレミー管を、前記鉄筋籠の外周側の孔壁寄りに前記孔壁と前記鉄筋籠間に納まる大きさの対流管をそれぞれ配置し、
前記鉄筋籠の下端部、または最下段の鉄筋籠ユニットに前記トレミー管と前記対流管をそれぞれ拘束する保持材を接続し、この保持材に前記トレミー管と前記対流管を保持させた状態で、前記トレミー管と前記対流管をそれぞれの先端部が孔底に到達、もしくは接近する深さまで挿入し、
前記トレミー管を通じたコンクリートの打設に先立ち、前記削孔内の、もしくは前記削孔外の前記安定液を吸引して前記対流管と前記トレミー管のいずれか一方の軸方向先端部から吐出させる一方、いずれか他方の軸方向先端部から前記安定液を吸引して前記削孔内へ復帰させ、前記削孔の前記孔底付近に存在する前記安定液を強制的に循環させながら、前記安定液中のスライムを除去することを構成要件とする。
請求項2に記載の場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法は、地中に安定液を供給しながら形成された削孔内に鉄筋籠を挿入し、前記削孔内に挿入されるトレミー管を通じて前記削孔内にコンクリートを打設して場所打ちコンクリート杭を構築する方法において、
前記鉄筋籠の内周側に前記トレミー管を、前記鉄筋籠の外周側の孔壁寄りに前記孔壁と前記鉄筋籠間に納まる大きさの対流管をそれぞれ配置し、それぞれの先端部が孔底に到達、もしくは接近する深さまで挿入し、
前記トレミー管を通じたコンクリートの打設に先立ち、前記削孔内の、もしくは前記削孔外の前記安定液を吸引して前記対流管と前記トレミー管のいずれか一方の軸方向先端部から吐出させる一方、いずれか他方の軸方向先端部から前記安定液を吸引して前記削孔内へ復帰させ、前記削孔の前記孔底付近に存在する前記安定液を強制的に循環させながら、前記安定液中のスライムを除去し、
前記トレミー管を通じた前記安定液の吸引、または吐出の際、前記トレミー管内に、上端部が地上に突出する補助管を挿通させ、この補助管を通じて前記安定液の吸引、または吐出をすることを構成要件とする。
2……削孔、2a……孔壁、2b……孔底、
3……鉄筋籠(鉄筋籠ユニット)、31……主筋、32……フープ、33……カプラー、
4……トレミー管、41……補助管、42……スタンド、
5……対流管、
61……(トレミー管用)保持材、61a……枠材、
62……(対流管用)保持材、62a……保持部、62b……つなぎ部、62c……間隔保持部、62d……当接部、
7……供給用ポンプ、
8……吸引ポンプ、
9……コンクリート、
10……場所打ちコンクリート杭、
11……ケーシング、12……架台。
Claims (4)
- 地中に安定液を供給しながら形成された削孔内に鉄筋籠を挿入し、前記削孔内に挿入されるトレミー管を通じて前記削孔内にコンクリートを打設して場所打ちコンクリート杭を構築する方法において、
前記鉄筋籠の内周側に前記トレミー管を、前記鉄筋籠の外周側の孔壁寄りに前記孔壁と前記鉄筋籠間に納まる大きさの対流管をそれぞれ配置し、
前記鉄筋籠の下端部、または最下段の鉄筋籠ユニットに前記トレミー管と前記対流管をそれぞれ拘束する保持材を接続し、この保持材に前記トレミー管と前記対流管を保持させた状態で、前記トレミー管と前記対流管をそれぞれの先端部が孔底に到達、もしくは接近する深さまで挿入し、
前記トレミー管を通じたコンクリートの打設に先立ち、前記削孔内の、もしくは前記削孔外の前記安定液を吸引して前記対流管と前記トレミー管のいずれか一方の軸方向先端部から吐出させる一方、いずれか他方の軸方向先端部から前記安定液を吸引して前記削孔内へ復帰させ、前記削孔の前記孔底付近に存在する前記安定液を強制的に循環させながら、前記安定液中のスライムを除去することを特徴とする場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法。 - 地中に安定液を供給しながら形成された削孔内に鉄筋籠を挿入し、前記削孔内に挿入されるトレミー管を通じて前記削孔内にコンクリートを打設して場所打ちコンクリート杭を構築する方法において、
前記鉄筋籠の内周側に前記トレミー管を、前記鉄筋籠の外周側の孔壁寄りに前記孔壁と前記鉄筋籠間に納まる大きさの対流管をそれぞれ配置し、それぞれの先端部が孔底に到達、もしくは接近する深さまで挿入し、
前記トレミー管を通じたコンクリートの打設に先立ち、前記削孔内の、もしくは前記削孔外の前記安定液を吸引して前記対流管と前記トレミー管のいずれか一方の軸方向先端部から吐出させる一方、いずれか他方の軸方向先端部から前記安定液を吸引して前記削孔内へ復帰させ、前記削孔の前記孔底付近に存在する前記安定液を強制的に循環させながら、前記安定液中のスライムを除去し、
前記トレミー管を通じた前記安定液の吸引、または吐出の際、前記トレミー管内に、上端部が地上に突出する補助管を挿通させ、この補助管を通じて前記安定液の吸引、または吐出をすることを特徴とする場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法。 - 地中に安定液を供給しながら形成された削孔内に鉄筋籠を挿入し、前記削孔内に挿入されるトレミー管を通じて前記削孔内にコンクリートを打設して場所打ちコンクリート杭を構築する方法において、
前記鉄筋籠の内周側の複数箇所に複数本の前記トレミー管を配置し、それぞれの先端部が孔底に到達、もしくは接近する深さまで挿入し、
前記トレミー管を通じたコンクリートの打設に先立ち、前記削孔内の、もしくは前記削孔外の前記安定液を吸引して複数本の前記トレミー管の内、いずれか一部の前記トレミー管の軸方向先端部から吐出させる一方、他の残りの前記トレミー管の軸方向先端部から前記安定液を吸引して前記削孔内へ復帰させ、前記削孔の前記孔底付近に存在する前記安定液を強制的に循環させながら、前記安定液中のスライムを除去することを特徴とする場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法。 - 前記トレミー管内に、上端部が地上に突出する補助管を挿通させ、この補助管を通じて前記安定液の吸引、または吐出をすることを特徴とする請求項3に記載の場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016244198A JP6753768B2 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | 場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016244198A JP6753768B2 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | 場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018096169A JP2018096169A (ja) | 2018-06-21 |
JP6753768B2 true JP6753768B2 (ja) | 2020-09-09 |
Family
ID=62632127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016244198A Active JP6753768B2 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | 場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6753768B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110206025A (zh) * | 2019-05-18 | 2019-09-06 | 陕西建工第五建设集团有限公司 | 出地坪泥浆护壁钢筋混凝土灌注桩施工方法 |
JP2021080789A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | 東急建設株式会社 | 地盤の埋戻し方法及び撹拌翼 |
CN111042753A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-04-21 | 中国葛洲坝集团市政工程有限公司 | 利用浇筑导管进行地下连墙槽段二次清孔的装置及清孔方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825963B1 (ja) * | 1968-01-20 | 1973-08-03 | ||
JPS524607A (en) * | 1975-06-28 | 1977-01-13 | Marugo Kk | Method of forming casttin place concrete pile |
JPS5513485Y2 (ja) * | 1977-11-25 | 1980-03-26 | ||
JPS5898525A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-11 | Maruzen Kiso Koji:Kk | 場所打ちコンクリ−ト杭の打設工法およびその装置 |
JPS626020A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-13 | Kiso Kogyo Kk | 拡底杭の築造方法 |
JPS62111021A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-22 | Kumagai Gumi Ltd | スラリ−の水中打設方法および装置 |
JPH06287942A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-11 | Takenaka Komuten Co Ltd | 締固め杭用のガイドパイプの設置方法 |
JP3615073B2 (ja) * | 1999-01-22 | 2005-01-26 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 現場打ちコンクリート杭の施工方法 |
JP3878772B2 (ja) * | 1999-07-26 | 2007-02-07 | 株式会社竹中工務店 | 長尺鉄骨を入れる現場打ちコンクリート杭の施工方法 |
JP2001098550A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-10 | Tekken Constr Co Ltd | 基礎築造用掘削孔のスライム処理方法 |
US20040104049A1 (en) * | 2002-12-02 | 2004-06-03 | Robert Federighi | Apparatus and method for forming a support column in soil |
JP4311625B2 (ja) * | 2003-07-31 | 2009-08-12 | 株式会社フジタ | 場所打ちコンクリート杭の施工方法およびその施工に用いる鉄筋かご |
JP2009036010A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-02-19 | Shimizu Corp | 沈下防止杭の造成方法及び沈下防止杭 |
JP5961842B2 (ja) * | 2011-12-25 | 2016-08-02 | ジャパンパイル株式会社 | 地中熱利用のための場所打ち杭用鉄筋籠及び地中熱利用熱交換パイプの設置方法 |
JP5506880B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-05-28 | 杉崎基礎株式会社 | 杭状物施工方法 |
-
2016
- 2016-12-16 JP JP2016244198A patent/JP6753768B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018096169A (ja) | 2018-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6753768B2 (ja) | 場所打ちコンクリート杭におけるスライムの除去方法 | |
JP5791886B2 (ja) | 汚染土壌における杭施工方法 | |
JP5724222B2 (ja) | 揚水ユニット、軟弱土壌改良工法、地盤掘削工法、汚染土壌浄化工法、及び復水工法 | |
JP6378652B2 (ja) | 地中連続壁構築方法 | |
JP2016217119A (ja) | 杭構築方法 | |
JP2014211085A (ja) | 立坑構築方法 | |
JP5950598B2 (ja) | シートパイル引抜部充填方法 | |
JP6196050B2 (ja) | 掘削孔の段差処理方法 | |
JP5618392B1 (ja) | 流体撹拌装置及びこれを用いたサンドポンプ | |
JP2017057639A (ja) | 杭施工用ケーシングの打設方法 | |
JP2001032271A (ja) | 長尺鉄骨を入れる現場打ちコンクリート杭の施工方法 | |
JP2014163213A (ja) | 既存杭の撤去工法 | |
JP2017089319A (ja) | 立坑構築方法 | |
JPS59195925A (ja) | 場所打コンクリ−ト杭の築造方法 | |
JP2014105535A (ja) | 場所打ちコンクリート杭の施工方法 | |
JP6338088B2 (ja) | 液状化対策用ドレーンの構築方法 | |
JP2015090038A (ja) | 排泥装置 | |
JP6116619B2 (ja) | 杭頭処理装置 | |
JP4783120B2 (ja) | 掘削方法 | |
JP2015197014A (ja) | 揚水井戸構造 | |
JP6636362B2 (ja) | バケットと接続用ケーシングとの接続構造及び掘削穴埋め戻し工法 | |
JP7164232B1 (ja) | 水中サンドポンプ | |
JP7424085B2 (ja) | 排水装置及び液体の排出方法 | |
JP2019078106A (ja) | 杭頭処理装置 | |
JPS626020A (ja) | 拡底杭の築造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200602 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200811 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6753768 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |