JP6749247B2 - 高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法および生産された電解二酸化マンガン - Google Patents

高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法および生産された電解二酸化マンガン Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2014年4月21日に出願された米国仮出願第61/981,942号に対する優先権を主張するものであり、該仮出願の開示の全体は、参照により本明細書中に援用される。
本発明は、電解二酸化マンガンを生産する方法およびそこから生産された電解二酸化マンガンに関し、より具体的には、より高い圧粉体密度を提供するために、電解二酸化マンガンを二重粉砕し、粒子分布を修正する方法に関する。
電解二酸化マンガンは、安価かつ豊富な材料であって、優れた放電および長期貯蔵性能を提供するため、一般に、乾電池のための活性材料として使用される。例えば、電解二酸化マンガンは、一次アルカリ電池の正電極内の材料として使用される。電解二酸化マンガンは、典型的には、硫酸マンガンおよび硫酸の酸性溶液を含有するめっきセルを通して直流を通過させることによって調製される。本めっきセルの正電極は、電解二酸化マンガンが堆積されるチタンのプレートを含んでもよい。負電極は、黒鉛または銅、もしくは類似材料から作製されてもよい。堆積された電解二酸化マンガンは、厚さ約1mm〜約75mmに到達後、チタンプレートから機械的に除去され、最大寸法25〜100mmに破砕され、さらなる処理のために、電解二酸化マンガン片をもたらし得る。電解二酸化マンガン片はさらに、摩砕または粉砕プロセスを使用して、電池製造業者の要件を満たすためにサイズが縮小される。
電解二酸化マンガンは、酸浴中で調製されるため、電解二酸化マンガンの調製は、概して、浴の残留酸度を中和するために、電解二酸化マンガンの洗浄および/または腐食剤処理を要求する。本処理は、電解二酸化マンガンの粉砕前または後に行われてもよい。中和ステップが粉砕ステップの後に生じる場合、電解二酸化マンガン粒子は、典型的には、水酸化ナトリウムが添加される水溶液中に懸濁された後、いったん酸度が中和されると、水溶液を固体電解二酸化マンガン粒子から分離するために、脱水が続く。本中和ステップ後の結果として生じる材料は、中和電解二酸化マンガンと称される。
最終ステップでは、電解二酸化マンガンは、ある仕様まで乾燥される。例えば、一次アルカリ電池用途に関して、乾燥ステップは、概して、穏やかに作用し、生成物重量の約1%〜約3%の範囲であり得る、物理吸着水を残す。結果として生じる材料は、一次アルカリ電池のための活性材料である。
電池製造業者は、電解二酸化マンガンを亜鉛アノードに対するアルカリセル内の正電極の活性材料として使用する。電解二酸化マンガンは、ツールによって圧粉化される正電極前駆体を構成する、他の材料と組み合わせられる。所定の体積の電池内に充塞される電解二酸化マンガンの量は、電池性能を判定する重要な要因である。電解二酸化マンガン圧粉体密度は、電池の中に充塞され得る電解二酸化マンガンの量を予測するために使用されるパラメータである。高圧粉体密度は、電解二酸化マンガンがより高密度に圧粉化されるとき、所与の体積を有する電池がより優れた性能を有するであろうため、電池製造業者によって好まれる。
本発明は、高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法を対象とする。電解二酸化マンガン片が、分級粉砕機内で粉砕され、第1の粒径分布を有する第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産する。第1の粉砕された二酸化マンガン粒子は、次いで、2回目の粉砕が行われ、第2の粒径分布を有する第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産する。
電解二酸化マンガン片は、100mm未満の最大寸法を有してもよい。
一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の30%未満が200メッシュ(74μm)より大きく、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大70%が325メッシュ(44μm)より小さい、粒径分布を有してもよい。別の側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の15%未満が200メッシュ(74μm)より大きく、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大70%が325メッシュ(44μm)より小さい、粒径分布を有してもよい。
一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最低でも70%は、200メッシュより小さい。別の側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最低でも85%は、200メッシュより小さい。一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最大100%は、200メッシュより小さい。
一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最低でも50%は、325メッシュより小さい。一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最大95%は、325メッシュより小さい。別の側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最大70%は、325メッシュより小さい。
第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、第1のピークは、45μmを上回る粒径を中心とし、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも45%に寄与する。別の側面では、第1のピークは、55μmを上回る粒径を中心とし得る。
第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、第1のピークは、粒径40〜100μmを中心とし、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも20%に寄与する。別の側面では、第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも30%に寄与し得る。第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大45%に寄与し得る。別の側面では、第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大40%に寄与し得る。
第2のピークは、粒径15−25μmを中心とし得る。第3のピークは、粒径0.1〜1μmを中心とし得る。第3のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大20%に寄与し得る。
第2の粉砕は、2分超〜720分未満実施されてもよい。
第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度を少なくとも1%を上回ってもよい。
第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位よりも20mV以下小さくあり得る。
本方法はさらに、第2の粉砕の前に、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和および/または乾燥させるステップと、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和および/または乾燥させるステップ、または第2の粉砕の前に、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和し、中和され湿潤した第1の粉砕された二酸化マンガン粒子に第2の粉砕を行うステップと、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を乾燥させるステップとを含んでもよい。
本発明はまた、電解二酸化マンガン粒子組成物を対象とする。電解二酸化マンガン粒子組成物の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、第1のピークは、粒径40〜100μmを中心とし、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも20%に寄与し得る。別の側面では、第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも30%に寄与し得る。第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大45%に寄与し得る。別の側面では、第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大40%に寄与し得る。
第2のピークは、粒径15〜25μmを中心とし得る。別の側面では、第2のピークは、粒径15−20μmを中心とし得る。第3のピークは、粒径0.1〜1μmを中心とし得る。第3のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大20%に寄与し得る。
本発明はまた、二酸化マンガン片が、粉砕され、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産する、高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法を対象とする。第1の粉砕された二酸化マンガン粒子は、分級され、分級された二酸化マンガン粒子を生産し、分級された二酸化マンガン粒子は、第1の粒径分布を有する。分級された二酸化マンガン粒子は、粉砕され、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産し、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子は、第2の粒径分布を有する。
本明細書は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法であって、
電解二酸化マンガン片を分級粉砕機内で粉砕し、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産するステップであって、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子は、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の30%未満が200メッシュより大きく、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大95%が325メッシュより小さい、粒径分布を有する、ステップと、
上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を粉砕し、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産するステップであって、上記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子は、第2の粒径分布を有する、ステップと、
を含む、方法。
(項目2)
上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の50〜95%は、325メッシュより小さい、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の15%未満は、200メッシュより大きく、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大70%は、325メッシュより小さい、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の85〜95%は、200メッシュより小さく、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の50〜70%は、325メッシュより小さい、項目3に記載の方法。
(項目5)
上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、上記粒径分布は、全体的粒径分布の曲線下面積に少なくとも45%寄与する、45μmを上回る粒径を中心とするピークを含む、項目1に記載の方法。(項目6)
上記第1のピークは、55μmを上回る粒径を中心とし、上記全体的粒径分布の曲線下面積に少なくとも45%寄与する、項目5に記載の方法。
(項目7)
上記第2の粉砕は、2分を上回って実施される、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記第2の粉砕は、720分未満で実施される、項目1に記載の方法。
(項目9)
上記第2の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、上記粒径分布は、全体的粒径分布の曲線下面積の20%〜45%に寄与する、粒径40〜100μmを中心とする第1のピークを含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
上記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度は、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度を少なくとも1%上回る、項目1に記載の方法。
(項目11)
上記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位は、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位よりも20mV以下小さい、項目1に記載の方法。
(項目12)
上記第2の粉砕の前に、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和および/または乾燥させるステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
上記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和および/または乾燥させるステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目14)
上記第2の粉砕の前に、上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和するステップと、中和され湿潤した第1の粉砕された二酸化マンガン粒子に上記第2の粉砕を行うステップとをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目15)
上記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を乾燥させるステップをさらに含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、上記粒径分布は、粒径40〜100μmを中心とし、全体的粒径分布の曲線下面積に20%〜45%寄与する、第1のピークを含む、粒径分布を有する電解二酸化マンガン粒子組成物。
(項目17)
上記第1のピークは、上記全体的粒径分布の曲線下面積に30%〜40%寄与する、項目16に記載の電解二酸化マンガン粒子組成物。
(項目18)
上記粒径分布はさらに、粒径15〜25μmを中心とする第2のピークを含む、項目16に記載の電解二酸化マンガン粒子組成物。
(項目19)
上記粒径分布はさらに、粒径0.1〜1.0μmを中心とし、上記全体的粒径分布の曲線下面積に20%またはそれ未満寄与する、第2のピークを含む、項目16に記載の電解二酸化マンガン粒子組成物。
(項目20)
上記粒径分布は、上記全体的粒径分布の曲線下面積に20%〜45%寄与する、第1のピークと、粒径15〜25μmを中心とする第2のピークと、粒径0.1〜1.0μmを中心とし、上記全体的粒径分布の曲線下面積に20%またはそれ未満の寄与を有する、第3のピークとを含む、項目16に記載の電解二酸化マンガン粒子組成物。
(項目21)
高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法であって、
二酸化マンガン片を粉砕し、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産するステップと、
上記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を分級し、分級された二酸化マンガン粒子を生産するステップであって、上記分級された二酸化マンガン粒子は、第1の粒径分布を有する、ステップと、
上記分級された二酸化マンガン粒子を粉砕し、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産するステップであって、上記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子は、第2の粒径分布を有する、ステップと、
を含む、方法。
図1は、本発明の一側面による、電解二酸化マンガンを生産する方法のフロー図である。 図2は、本発明の一側面による、電解二酸化マンガンを生産する方法のフロー図である。 図3は、本発明の一側面による、電解二酸化マンガンを生産する方法のフロー図である。 図4は、本発明の一側面による、電解二酸化マンガンを生産する方法のフロー図である。 図5は、第2の粉砕が中和および乾燥後に実施されるときの粉砕時間の関数としての圧粉体密度を示す、グラフである。 図6は、第2の粉砕が第1の粉砕ステップ後の中和および乾燥前に実施されるときの粉砕時間の関数としての圧粉体密度を示す、グラフである。 図7は、第2の粉砕が中和ステップと乾燥ステップとの間に実施されるときの粉砕時間の関数としての圧粉体密度を示す、グラフである。 図8は、本発明の実施例12において生産された第2の粉砕された電解二酸化マンガンに関する粒径分布を示す、グラフである。
図1に示されるような本発明の第1の側面では、電解二酸化マンガン片が、分級粉砕機内で粉砕される。二酸化マンガン片は、最大寸法100mm未満を有してもよい。分級粉砕機は、電解二酸化マンガン片を破砕および/または摩砕するだけではなく、また、結果として生じる第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子を分級し、所望の粒径を達成する、粉砕機である。本第1の粉砕は、湿式または乾式プロセスであることができ、ボール粉砕機、ローラ粉砕機、レイモンド粉砕機、または分級器を有する任意の他の好適な粉砕機器を使用して実施されることができる。粉砕の間、電解二酸化マンガン片は、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子に摩砕され、粉砕機の分級部分は、あるサイズ範囲内の第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子のみ、次のプロセスステップにおいて使用するために、粉砕機から退出することが可能であるように設定される。
本発明の別の側面では、非分級粉砕機が、第1の粉砕のために使用されてもよく、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の分級は、別個のステップにおいて完了されてもよい。分級は、スクリーニングを含む、任意の好適な方法を使用して完了されてもよい。
一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の30%未満が200メッシュ(74μm)より大きく、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大95%が325メッシュ(44μm)より小さい、粒径分布を有してもよい。別の側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の15%未満が200メッシュより大きく、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大70%が325メッシュより小さい、粒径分布を有してもよい。
一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最低でも70%は、200メッシュより小さい、すなわち、200メッシュスクリーンを通して通過する。別の側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最低でも85%は、200メッシュより小さい。一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最大100%は、200メッシュより小さい。
一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最低でも50%は、325メッシュより小さい。一側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最大95%は、325メッシュより小さい。別の側面では、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の最大70%は、325メッシュより小さい。
第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、水と混合され、スラリーを生成する。限定ではないが、水酸化ナトリウムを含む、任意の好適な塩基が、電解二酸化マンガン粒子を中和するために、スラリーに添加される。スラリーは、水の大部分を除去するために、脱水および乾燥され(集合的に、以降、「乾燥ステップ」と称され得る)、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子中重量比約1〜3%の物理吸着水を残す。脱水は、フィルタ処理によって行われてもよく、乾燥は、高温空気を使用してもよい。
第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、次いで、2回目の粉砕が行われる。第2の粉砕は、転動粉砕機、例えば、ボール粉砕機、ジャー粉砕機、または類似タイプの粉砕機内で実施される。粉砕媒体は、限定ではないが、アルミナまたはジルコニアを含む、非金属化合物から作製される、ボール、ビーズ、シリンダ、またはロッドであることができる。粉砕媒体のサイズは、約5mm〜約100mmであってもよい。第2の粉砕は、10分、30分、または60分、もしくはそれを上回る等、最低でも2分間、実施される。一側面では、第2の粉砕は、最大720分間、実施されてもよい。別の側面では、第2の粉砕は、最大480分またはそれ未満の間、実施されてもよい。
別の側面では、図2に示されるように、第1の粉砕および第2の粉砕は、乾燥プロセスであって、中和および乾燥は、2つの粉砕間の代わりに、第1の粉砕および第2の粉砕の両方が完了した後に、第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子に行われる。
別の側面では、図3に示されるように、第1の粉砕および第2の粉砕は、乾燥プロセスであって、中和および乾燥は、2つの粉砕間の代わりに、第1の粉砕の前に、電解二酸化マンガン片に行われる。
別の側面では、図4に示されるように、第1の粉砕は、乾燥プロセスである。第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、中和され、第2の粉砕中に湿潤したまま導入される。乾燥は、第2の粉砕後、第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子に行われる。
理論によって拘束されるわけではないが、第2の粉砕は、圧粉化の間、空隙空間と同一サイズの粒子で粒子間の空隙空間のより効果的充填を可能にするように、粒径分布を修正すると考えられる。
本発明の一側面では、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度を少なくとも1%を上回ってもよい。本発明の別の側面では、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度を少なくとも2%を上回ってもよい。本発明のさらなる側面では、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度を少なくとも3%上回ってもよい。
本発明の一側面では、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位よりも20mV以下小さくあり得る。本発明の別の側面では、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位よりも10mV以下小さくあり得る。本発明のさらなる側面では、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位は、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位よりも5mV以下小さくあり得る。
一般に、電解二酸化マンガン粒子の粒径分布は、粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、3つのガウス分布の重複として説明され得る。第1のピークは、100μmを下回る粒径を中心とし、第3のピークは、0.1〜1.0μmの範囲内の粒径を中心とし、第2のピークは、第1のピークと第3のピークとの間に位置する。
第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の粒径分布では、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、第1のピークは、45μmを上回る粒径を中心とし、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも45%に寄与する。別の側面では、第1のピークは、55μmを上回る粒径を中心とし得る。
第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の粒径分布では、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、第1のピークは、粒径40〜100μmを中心とし、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも20%に寄与する。別の側面では、第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最低でも30%に寄与し得る。第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大45%に寄与する。別の側面では、第1のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大40%に寄与し得る。
第2のピークは、粒径15−25μmを中心とし得る。別の側面では、第2のピークは、粒径15−20μmを中心とし得る。第3のピークは、粒径0.1〜1μmを中心とし得る。第3のピークは、全体的粒径分布の曲線下面積の最大20%に寄与し得る。
以下の実施例は、本発明の一般的原理を実証するために提示される。本発明は、提示される具体的実施例に限定されるものと見なされるべきではない。
以下の実施例は、以下に説明されるように、粒径分布、圧粉体密度、およびアルカリ電位に関して試験された。
粒径分布の測定
粒径分布は、MicroTrac 3500を使用して、レーザ回折によって測定された。流率は、60%に設定され、透過度は、吸収性に設定され、粒子形状は、不規則に設定され、流体屈折率1.333が、使用される。粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、ソフトウェアが、負荷係数が正しい範囲内にあることを判定するまで、器具の水含有チャンバの中に導入された。次いで、チャンバ内側の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、60秒間、25mWで超音波に暴露された。回折データが、測定間に1分の遅延を伴って、2回、60秒間採取された。平均データが、下限0.0215μmおよび上限704μmを用いて、Geom8 Root数列で提示された。その結果、120個のデータ点が、収集された。サイズdのチャネルjを有する粉砕された電解二酸化マンガン粒子の体積パーセンテージfが、判定された。
のデータを(対数目盛上の)サイズの関数としてプロットすると、2つの見掛けピークが、観察され、1つは、約55μmを中心とし、1つは、約0.4μmを中心とした。しかしながら、観察された粒子分布を3つの重複するガウスピークg(x)に適合するとき、粒径分布が以下の関数で適合されるように使用された。
式中、Aは、幅σ(i=1,2,3)を伴う位置xにおけるピークのサイズである。これらの個々のピークの和は、以下となる。
適合自体は、以下を最小限にするために、GRG非線形方法と、制約0.05≦x≦1、1≦x≦xおよびx1≦100を使用して、Microsoft ExcelのSolverツールを使用して実行された。
式中、Nは、粒径分布のデータ点の数(すなわち、120)であって、dは、チャネルj内の粒子のサイズである。
3つのピークに関して、Aは、ピークiの曲線下面積であって、A+A+Aの和Aは、全体的粒径分布の曲線下総面積である。各ピークiによって寄与される曲線下相対面積は、ai=/Aである。
圧粉体密度の測定
2つの缶と、プランジャと、ペレタイザダイと、キャニングダイとを備える、装置が、使用された。その直径が缶の直径より若干小さい、2枚の円形秤量紙片が、裁断された。円形秤量紙片は1枚ずつ、2つの缶のそれぞれの中に載置された。一方の缶は、「0」で標識され、他方の缶は、「1」で標識された。「1」と標識された缶/紙の組み合わせは、計量され、重量が、「重量缶1/紙」として記録された。
「0」と標識された缶/紙の組み合わせは、キャニングダイの中に載置された。プランジャが、缶の中に挿入され、缶/紙は、Carver Pressを使用して、1000ポンドの力で5秒間圧縮された。圧力は、解放され、5秒経過させ、プロセスが、繰り返された。
700mgのサンプル(+/−50mg)が、ペレタイザダイの中に載置され、1000ポンドの力で5秒間圧縮された。
紙は、「1」と標識された缶/紙の組み合わせから除去され、缶は、キャニングダイ内に載置された。圧縮されたペレットが、缶の中に適合するように、ペレタイザダイからキャニングダイに移送された。紙は、缶/ペレットの上部に載置され、プランジャが、挿入された。
缶/ペレット/紙は、1000ポンドで1分間圧縮された。圧力は、解放され、5秒間経過させ、プロセスが、繰り返された。缶/ペレット/紙は、ダイから除去された。
「0」と標識された缶/紙は、デジタルマイクロメートルをゼロにするために使用された。缶「1」/紙/ペレットの組み合わせのペレット高さが、デジタルマイクロメートルを用いて測定され、「マイクロメートル高さ」として記録された。缶「1」/紙/ペレットの組み合わせが、Microbalance上で計量され、重量が、「重量缶1/紙/ペレット」として記録された。
個々の圧粉体密度は、以下のように計算された。
各サンプルの個々の圧粉体密度が、25回測定され、25の値の平均が、サンプルの圧粉体密度として報告された。
アルカリ電位の測定
粉砕された電解二酸化マンガン粒子のアルカリ電位が、350±50mgの粉砕された電解二酸化マンガン粒子を内径約0.435インチおよび高さ約0.19インチを伴う小ニッケル被覆缶の中に載置することによって判定された。100μlの45%KOH溶液が、電解質として缶の中にピペットで入れられ、次いで、2枚の濾紙ディスクが、粒子−電解質混合物の上部に載置され、缶の含有物が、ステンレス鋼ロッドを用いて下方へ叩打された。同一調製は、さらに2回繰り返され、合計3つのサンプルを生成した。3つの缶は、蒸発を最小限にするために被覆され、粉砕された電解二酸化マンガン粒子の適切な湿潤をもたらすために、30〜120分間放置された。最後に、缶は、金属メッシュ上に載置された。電圧計の正電極が、金属メッシュに接続され、負電極は、Hg/HgO基準電極(Koslow Scientific Companyから市販(45%KOH溶液で充填されている))に接続された。基準電極の先端は、缶の内側の紙の上部に載置され、電圧計によって測定される電圧が、記録された。3つの缶に関する値は、平均化され、単一値のアルカリ電位Φと称される。
比較実施例1
100mm未満の最大寸法を伴う電解二酸化マンガン片が、6ロールレイモンド粉砕機の中に給送された。粉砕機は、結果として生じる第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の89.2%が200メッシュより小さく、結果として生じる第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の61.4%が325メッシュより小さくなるように制御された。第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、中和および乾燥された。中和および乾燥された第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の圧粉体密度は、測定され、表1に示される。
実施例1−6
比較実施例1において調製された、中和および乾燥された第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子が、第2の粉砕のために、ジャー粉砕機の中に給送された。ジャーの内径は、4.8インチであって、ジャーの内部高さは、3.75インチであった。ジャーの体積は、68立方インチであった。粉砕媒体は、ジャーの体積の約50%を占有する、12mmジルコニアボールであった。電解二酸化マンガン粒子は、ジャーの体積の約25%を充填し、400グラムの重量であった。円筒形ジャーが、粉砕機のローラ上に載置され、回転速度は、1分あたり21旋回に設定された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、第2の粉砕時間240、210、180、150、120、および90分を使用して、このように調製された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の圧粉体密度が、測定され、比較実施例1の圧粉体密度の%増加としての圧粉体密度とともに表1に示される。圧粉体密度に及ぼす第2の粉砕時間の影響は、図5に示される。
比較実施例2
100mm未満のサイズを伴う電解二酸化マンガン片が、6ロールレイモンド粉砕機の中に給送された。粉砕機は、結果として生じる第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の90%が200メッシュより小さく、結果として生じる第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の60%が325メッシュより小さくなるように制御された。第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子が、中和および乾燥される。中和および乾燥された第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の圧粉体密度が、測定され、表2に示される。
実施例7−11
中和および乾燥に先立って、比較実施例2において調製された第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子が、第2の粉砕のために、ジャー粉砕機の中に給送された。ジャーの内径は、4.8インチであって、ジャーの内部高さは、3.75インチであった。ジャーの体積は、68立方インチであった。粉砕媒体は、ジャーの体積の約50%を占有する12mmジルコニアボールであった。電解二酸化マンガン粒子は、ジャーの体積の約25%を充填し、400グラムの重量であった。円筒形ジャーが、粉砕機のローラ上に載置され、回転速度は、1分あたり21旋回に設定された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、240、180、150、120、および90分の第2の粉砕時間を使用して、このように調製された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、次いで、中和および乾燥された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の圧粉体密度が、測定され、比較実施例2の圧粉体密度%増加として圧粉体密度とともに表2に示される。圧粉体密度に及ぼす第2の粉砕時間の影響は、図6に示される。
比較実施例3
100mm未満のサイズを伴う電解二酸化マンガン片が、6ロールレイモンド粉砕機の中に給送された。粉砕機は、結果として生じる第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の90%が200メッシュより小さく、結果として生じる第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の60%が325メッシュより小さくなるように制御された。第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、中和および乾燥された。中和および乾燥された第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の圧粉体密度が、測定され、表4に示される。加えて、粒径分布が、判定され、結果が、表3および4に与えられる。
実施例12−14
比較実施例3において調製される、中和されたが、乾燥されていない第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子が、16%湿度を伴う中和された電解二酸化マンガンの湿潤ケーキを得るために、フィルタ処理された。湿潤ケーキは、第2の粉砕のために、ジャー粉砕機の中に給送された。ジャーの内径は、4.8インチであって、ジャーの内部高さは、3.75インチであった。ジャーの体積は、68立方インチであった。粉砕媒体は、ジャーの体積の約50%を占有する12mmジルコニアボールであった。中和された電解二酸化マンガン粒子の湿潤ケーキは、ジャーの体積の約25%を充填し、475グラムの重量であった。40mlの蒸留水が、ジャーに添加された。円筒形ジャーが、粉砕機のローラ上に載置され、回転速度は、1分あたり21旋回に設定された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、240、180、および120分の第2の粉砕時間を使用して、このように調製された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、次いで、乾燥された。第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の圧粉体密度が、測定され、比較実施例3の圧粉体密度%増加として圧粉体密度とともに表4に示される。圧粉体密度に及ぼす第2の粉砕時間の影響は、図7に示される。加えて、粒径分布が、判定され、結果は、表3および4に与えられる。実施例12に関する粒径分布はまた、図8に図式的にも示される。
比較実施例4
比較実施例1と同様に、電解二酸化マンガンが、第1の粉砕ステップ、中和ステップ、および乾燥ステップによって調製される。第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の粒径分布が、次いで、分析された。結果は、表5に示される。加えて、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子のアルカリ電位Φが、判定され、結果が、表5に示される。
比較実施例5
比較実施例4の第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子が、実施例1に説明されるものと同様に、第2の粉砕を受けた。第2の粉砕は、約2分間、実施された。約5〜10gの第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子が、ジャーから除去され、粒径分布およびアルカリ電位Φを判定した。表2は、本比較実施例4と比較実施例4との間のアルカリ電位の差異、すなわち、ΔΦ=Φ−Φを示す。2分の二次粉砕後も、第2の粉砕された電解二酸化マンガン粒子の粒径分布およびアルカリ電位は、第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子と実質的に異ならなかった。
実施例15
比較実施例5の第2の粉砕は、さらに58分間継続し、合計約60分とした。約5〜10gの電解二酸化マンガンが、ジャーから除去され、粒径分布を判定した。アルカリ電位もまた、判定され、比較実施例4のアルカリ電位と比較された。結果は、表5に示される。粒径分布は、変化したが、アルカリ電位の変化は、観察されなかった。
実施例16
比較実施例5の第2の粉砕は、さらに30分間継続し、合計約90分とした。約5〜10gの電解二酸化マンガンが、ジャーから除去され、粒径分布を判定した。アルカリ電位もまた、判定され、比較実施例4のアルカリ電位と比較された。結果は、表5に示される。再び、粒径分布は、変化したが、アルカリ電位の変化は、観察されなかった。
実施例17
比較実施例5の第2の粉砕が、さらに30分継続され、合計約120分とした。約5〜10gの電解二酸化マンガンが、ジャーから除去され、粒径分布を判定した。アルカリ電位もまた、判定され、比較実施例4のアルカリ電位と比較された。結果は、表5に示される。再び、粒径分布は、変化したが、アルカリ電位の変化は、観察されなかった。
実施例18
比較実施例5の第2の粉砕が、さらに120分継続され、合計約240分とした。約5〜10gの電解二酸化マンガンが、ジャーから除去され、粒径分布を判定した。アルカリ電位もまた、判定され、比較実施例4のアルカリ電位と比較された。結果は、表5に示される。粒径分布は、変化したが、アルカリ電位には、わずかな変化しか観察されなかった。
実施例19
比較実施例5の第2の粉砕が、さらに240分継続され、合計約480分とした。約5〜10gの電解二酸化マンガンが、ジャーから除去され、粒径分布を判定した。アルカリ電位もまた、判定され、比較実施例4のアルカリ電位と比較された。再び、粒径分布は、変化したが、アルカリ電位には、わずかな変化しか観察されなかった。
実施例20
比較実施例4の第1の粉砕された電解二酸化マンガン粒子は、実施例1に説明されるものと同様に、第2の粉砕を受けた。第2の粉砕は、約720分間、実施された。次いで、粒径分布が、測定された。アルカリ電位もまた、判定され、比較実施例4のアルカリ電位と比較された。結果は、表5に示される。さらなる粉砕に伴って、1μm未満のサイズを伴う材料の量は、約粒径0.1〜1μmを中心とする第3のピークによって寄与された全体的粒径分布の曲線下面積のパーセンテージによって示されるように増加された。
実施例21
実施例19の第2の粉砕ステップが、さらに960分継続され、合計1440分とした。次いで、粒径分布が、測定された。アルカリ電位もまた、判定され、比較実施例4のアルカリ電位と比較された。結果は、表5に示される。さらなる粉砕に伴って、1μm未満のサイズを伴う材料の量は、約粒径0.1〜1μmを中心とする第3のピークによって寄与された全体的粒径分布の曲線下面積のパーセンテージによって示されるように増加された。
本発明の特定の側面が、例証目的のために前述されたが、本発明の詳細の多数の変形例が、添付の請求項に定義された本発明から逸脱することなく、成され得ることは、当業者に明白となるであろう。

Claims (17)

  1. 高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法であって、
    電解二酸化マンガン片を分級粉砕機内で粉砕し、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産することであって、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子は、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の30%未満が200メッシュより大きく、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大95%が325メッシュより小さい、粒径分布を有する、ことと、
    前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を粉砕し、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産することであって、前記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子は、第2の粒径分布を有する、ことと
    を含み、
    体積パーセントでの前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、前記粒径分布は、全体的粒径分布の曲線下面積に少なくとも45体積%寄与する、45μmを上回る粒径を中心とするピークを含む、方法。
  2. 前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の50〜95体積%は、325メッシュより小さい、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の15体積%未満は、200メッシュより大きく、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の最大70体積%は、325メッシュより小さい、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の85〜95体積%は、200メッシュより小さく、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の50〜70体積%は、325メッシュより小さい、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の粒径分布の前記ピークは、55μmを上回る粒径を中心とし、前記全体的粒径分布の曲線下面積に少なくとも45体積%寄与する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の粉砕は、2分を上回って実施される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の粉砕は、720分未満で実施される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、前記粒径分布は、全体的粒径分布の曲線下面積の20〜45体積%に寄与する、粒径40〜100μmを中心とする第1のピークと、粒径15〜25μmを中心とする第2のピークと、粒径0.1〜1.0μmを中心とし、前記全体的粒径分布の曲線下面積に対して最大20体積%の寄与を有する第3のピークとを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度は、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の圧粉体密度を少なくとも1%上回る、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位は、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の中和粒子のアルカリ電位よりも20mV以下だけ小さい、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2の粉砕の前に、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和および/または乾燥させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和および/または乾燥させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第2の粉砕の前に、前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を中和することと、中和され湿潤した第1の粉砕された二酸化マンガン粒子に前記第2の粉砕を行うこととをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を乾燥させることをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 高圧粉体密度を伴う電解二酸化マンガンを生産するための方法であって、
    二酸化マンガン片を粉砕し、第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産することと、
    前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子を分級し、分級された二酸化マンガン粒子を生産することであって、前記分級された二酸化マンガン粒子は、第1の粒径分布を有する、ことと、
    前記分級された二酸化マンガン粒子を粉砕し、第2の粉砕された二酸化マンガン粒子を生産することであって、前記第2の粉砕された二酸化マンガン粒子は、第2の粒径分布を有する、ことと、
    を含み、
    体積パーセントでの前記第1の粉砕された二酸化マンガン粒子の粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、前記粒径分布は、全体的粒径分布の曲線下面積に少なくとも45体積%寄与する、45μmを上回る粒径を中心とするピークを含む、方法。
  16. 粒径分布を有する電解二酸化マンガン粒子組成物であって、体積パーセントでの前記粒径分布が、粒径の基数10の対数の関数としてプロットされると、前記粒径分布は、粒径40〜100μmを中心とし、全体的粒径分布の曲線下面積に20〜45体積%寄与する第1のピークと、粒径15〜25μmを中心とする第2のピークと、粒径0.1〜1.0μmを中心とし、前記全体的粒径分布の曲線下面積に対して8〜20体積%の寄与を有する第3のピークとを含む、電解二酸化マンガン粒子組成物。
  17. 前記第1のピークは、前記全体的粒径分布の曲線下面積に30〜40体積%寄与する、請求項16に記載の電解二酸化マンガン粒子組成物。
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