JP6741720B2 - 電池残量推定システム、電池残量推定方法、電池残量推定プログラム、算出システム、算出方法、及び算出プログラム - Google Patents

電池残量推定システム、電池残量推定方法、電池残量推定プログラム、算出システム、算出方法、及び算出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電池残量推定システム、電池残量推定方法、池残量推定プログラム、算出システム、算出方法、及び算出プログラムに関するものである。
従来、各家庭の電気、水道、ガス等の使用量を表すメーター値等のデータを、無線ネットワークを用いて収集・中継し、遠隔の検針センタ等のデータ収集センタに伝送する遠隔データ収集システムが存在する(例えば、特許文献1)。また、近年、IoT(Internet of Things)の広がりとともに、フィールド内の複数のスマートメーターによってネットワークを組み、検針データの収集やメーターの制御を行うシステムであるFAN(Field Area Network)と、FANによって収集されたデータを遠隔のサーバに送信するWAN(Wide Area Network)とを用いたスマートユーティリティシステムの開発が進められている(例えば、非特許文献1)。
特開2002−218080号公報
"スマートシティにおけるWi-SUN FANソリューション"、[Online]、日新システムズ、[平成30年3月28日検索]、インターネット<URL: http://www.co-nss.co.jp/solution/sol-wisun_fan.html>
FANにおいて、各メーターの情報は、複数のメーター間のマルチホップ通信を用いて伝送することができ、下位のメーター間を伝送した情報は上位のゲートウェイ(GW)へ収集され、WANを介してサーバへ送信される。なお、ゲートウェイの機能をメーターに備えることによって、専用のゲートウェイ装置を用いることなく、各家庭に設置されたメーターのみでFAN及びWANを可能とする汎用性の高い運用が試みられている。すなわち、一のメーターで、ガスメーター間の通信(子機としての機能)と広域ネットワーク通信(親機としての機能)とを可能とするものである。
ここで、上記スマートメーターは電池により駆動される。スマートメーターは、遠隔から検針値の取得、制御及び保守が可能であることに利点があるため、スマートメーターの電池残量を遠隔でも適切に把握して運用することが求められていた。
そこで、本発明は、スマートメーターの電池残量を適切に把握することが可能な電池残量推定システム、電池残量推定方法、及び、電池残量推定プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムは、第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、動作モード毎に記憶する記憶部と、無線通信装置の動作モードの履歴に関するモード履歴情報とを取得する取得部と、モード履歴情報と、実行時の動作モードに関するテーブルとに基づき、無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する実消費電力算出部と、算出部により算出された実消費電力に基づき、電池の残量を推定する電池残量推定部とを備える。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムにおいて、記憶部は、テーブルとして、無線通信装置において実行される処理毎の平均実行回数をさらに記憶し、取得部は、モード履歴情報として、当該動作モードの継続時間を取得し、実消費電力算出部は、動作モードの継続時間と、テーブルに含まれる平均実行回数とに基づき、無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出することができる。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムにおいて、無線通信装置はガスメーターに備えられ、当該ガスメーターから取得される各種ガス情報を、当該ガスメーターの管理サーバへ送信する送信部を備え、テーブルにおける、無線通信装置において実行される処理毎の消費電力は、送信部から管理サーバへ送信されるガス情報毎の消費電力を少なくとも含むことができる。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムにおいて、取得部、実消費電力算出部、及び、電池残量推定部が管理サーバに備えられ、取得部は、無線通信装置から送信された各種ガス情報に基づき、実行済処理を判定することができる。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムにおいて、取得部、実消費電力算出部、及び、電池残量推定部が無線通信装置に備えられることができる。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムにおいて、少なくとも第1動作モードで動作する無線通信装置と、第2動作モードで動作する無線通信装置とを含み、管理サーバは、第1動作モードで動作する無線通信装置を介して、第2動作モードで動作する無線通信装置のモード履歴情報を取得することができる。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムにおいて、少なくとも第1動作モードで動作する無線通信装置と、第2動作モードで動作する無線通信装置とを含み、管理サーバは、第1動作モードで動作する無線通信装置を介して、第2動作モードで動作する無線通信装置の動作モードの継続時間を取得することができる。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定方法は、第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、動作モード毎に記憶する記憶ステップと、無線通信装置の動作モードの履歴に関するモード履歴情報とを取得する取得ステップと、モード履歴情報と、消費電力に関するテーブルとに基づき、無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する実消費電力算出ステップと、算出ステップにより算出された実消費電力に基づき、電池の残量を推定する電池残量推定ステップとを含む。
本発明の一実施形態に係る電池残量推定プログラムは、コンピュータに、第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、動作モード毎に記憶する記憶機能と、無線通信装置の動作モードの履歴に関するモード履歴情報とを取得する取得機能と、モード履歴情報と、消費電力に関するテーブルとに基づき、無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する実消費電力算出機能と、算出機能により算出された実消費電力に基づき、電池の残量を推定する電池残量推定機能とを実現させる。
本発明によれば、スマートメーターの電池残量を適切に把握することが可能な電池残量推定システム、電池残量推定方法、及び、電池残量推定プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ(情報処理装置)の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 (a),(b)は、本発明の一実施形態に係るテーブルの一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るFANの構成情報の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るモード履歴情報の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るサーバの動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係るシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下、諸図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電池残量推定システムが適用される通信システムの構成例を示す図である。通信システム500は、各家庭、企業、施設等に設置されたメーターからの情報を収集したり、メーターの制御を遠隔で行うためのシステムである。メーターが測定する測定対象としては特に限定されるものではないが、例えば、ガス(都市ガス、LPガス)、水道、石油、電気等であってよい。以下の実施形態では、ガスを例として説明する。なお、本発明の一実施形態において、メーターは、外部から電力を供給されず、内部に備えられた蓄電池で駆動されるものであって、その駆動期間が有限であるものとする。
図1に示すように、通信システム500は、サーバ(情報処理装置)100と、無線通信装置200が備えられたメーター300と、ネットワーク400とを含む。なお、無線通信装置200は、図のように、メーター300の図示しない外側の入出力I/Fに接続されて、別個の無線通信装置としてメーター300の外部に備えられてもよい。また、無線通信装置200は、メーター300の内部に、例えば通信ボードとして組み込まれていてもよい。通信システム500において、複数の無線通信装置200によってFAN10が構成されており、図の例では、無線通信装置200Aa,200Ab,200Ac及び200Adによって、FAN10Aが、無線通信装置200Ba,200Bb,200Bc及び200Bdによって、FAN10Bが構成されている。ここで、FAN10AとFAN10Bとは、エリアが異なることによる区別であってもよいし、メーターの管理者が異なることによる区別であってもよい。後者の場合、エリアが重複していてもよい。なおこれ以降、特に区別する必要が無い場合、符号における英字は省略して説明する。また、各FANに含まれる無線通信装置は、図示した数に限られるものではない。
各FAN10において、無線通信装置200aはゲートウェイ(親機:第1動作モード)として機能し、その他の無線通信装置200b〜200dは子機(第2動作モード)として機能しているものとする。なお、各無線通信装置200は、親機としても子機としても動作し得る。親機である無線通信装置200aは、サーバ100との間で、第1の通信方式を用いてネットワーク400を介して直接に通信を行うことができる。ここで、第1の通信方式としては、例えば、LTE、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA等の通信方式である。第1の通信方式は、例えば、Category M, Category M1、NB−IoT(Narrow Band IoT)等のIoT向けの無線通信方式であり、LTEを拡張した通信方式である。また、第1の通信方式は例えば、電波法における免許を必要とする通信方式(公衆無線)である。なお、第1の通信方式は、これらの例に限られるものではない。子機200b〜200dは、第2の通信方式を用いて他の子機及び親機との通信(データの伝送)を行う。ここで、第2の通信方式としては、例えば、920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式である。920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式は、例えば、Wi-SUNの通信規格に基づく通信方式や、Zigbee(登録商標)等のIEEE802.15.4上で動作する無線通信規格の通信方式である。なお、第2の通信方式は、920MHz帯に限られず、どのような通信帯域で通信するものであってもよい。第2の通信方式は例えば、電波法における免許を必要としない通信方式である。第1の通信方式と第2の通信方式とは例えば、通信に用いる電波の周波数帯が互いに異なる。
詳細は後述するが、サーバ100は、各メーター300の保守管理を遠隔から実行する機能を有し、その1つとして、電池残量を推定する機能を有する。サーバ100は、各無線通信装置200から送信された各メーター300の情報を処理し、図示しないメーターの管理者へ必要なデータを受け渡すIoT−PF(プラットフォーム)としての機能も有する。各メーター300の情報としては、測定対象の測定値(検針値)であって、測定対象の所定期間(例えば、1日、1週間、1カ月等)における使用量、測定対象の残量を示すデータであってよい。また、各メーター300の情報としては、測定対象の異常を表すデータ(例えば、ガス漏れ等)であってもよい。なお図において、サーバ100は2つ示してあるが、これに限られるものではない。なお、サーバ100は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよく、例えば、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)、コミュニケーションプラットホーム等を含んでもよい。
ここで、FANの必要性について、例示的に説明する。上述のように、FANは、フィールド内の複数のスマートメーターによってネットワークを組み、検針データの収集やメーターの制御を行うシステムである。FANにおける無線通信装置間のマルチホップ通信により、電波の届きにくい場所に設置されたメーターの情報を、IoT−PFへ伝送することが可能となる。なお、上述のように、メーターの蓄電池が有限であることから、各無線通信装置も外部から電力を供給されず、駆動期間が有限である。しかしながら、親機は、IoT−PFからのポーリングを受け付けるための待機電力と、自機に接続された複数の子機及び自機の検針値を、IoT−PFに送信するための送信電力とを必要とし、子機と比較して電力消費が大きくなるという特徴を有する。
ここで、本実施例において、FANを構成する各無線通信装置は、親機としても子機としても動作可能であるため、FAN内で、親機の役割をローテーションすることにより、FAN内での電池消費を平滑化を見込める。従って、通信環境の観点のみならず、それぞれの無線通信装置がWANでIoT−PFとの通信を行うよりは、無線通信装置同士でFANを組むことによって、消費電力の観点からも有利である。
図1の説明を続ける。ネットワーク400は、無線ネットワークや有線ネットワークを含んでよい。ネットワーク400は、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA(code division multiple access)等である。なお、ネットワーク400は、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber LINE)回線、衛星通信網等であってもよく、どのようなネットワークであってもよい。また、ネットワーク400は、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク400は、これらの例を組み合わせた複数の異なるネットワークを含むものであってもよい。例えば、ネットワーク400は、LTEによる無線ネットワークと、閉域網であるイントラネット等の有線ネットワークとを含むものであってもよい。
図2は、本発明の一実施形態によるサーバ100のブロック図である。図2に示すように、サーバ100は、制御部110、通信I/F部120、入出力I/F部130及び記憶部140を備える。
まず、記憶部140は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現され、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラム及びデータを記憶する機能を有する。また、記憶部140には、サーバ100との通信を行うための、各FANを構成する無線通信装置200及びメーター300に関する情報が記憶される。例えば、記憶部140には、各無線通信装置200を一意に識別可能な識別子である装置ID、各無線通信装置200について親機・子機の指定、各無線通信装置200の位置情報、メーター300を一意に識別可能な識別子であるメーターID、メーター300の管理者に係る管理者ID、サーバ100との第1の通信方式に必要なネットワークID、無線通信装置200が含まれるFANを識別するための第2の通信方式に必要なネットワークID等が記憶される。第1の通信方式に必要なネットワークIDは例えばIPアドレスや電話番号などである。第2の通信方式に必要なネットワークIDは例えばFANのネットワークIDである。また、記憶部140には、FANの構成情報として、各子機に対し、親機とする無線通信装置200の指定(例えば、親機とする装置ID)が関連付けられて記憶されてもよい。
さらに、記憶部140には、第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であり、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置200において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、動作モード毎に記憶する。図4に、テーブルの一例を示す。図4のテーブルTB1は、無線通信装置200で実行される処理毎に、通信頻度(平均実行回数)、通信データ量、送信パターン、消費電流とを関連付けて記憶したテーブルである。ガスメーターは、定期的な保守管理が必要であり、サーバと無線通信装置との間で、指示と応答の送受信に係る通信が必然的に発生する。図4のテーブルTB1は、そのような通信において消費する消費電流(消費電力)を、予め測定し記憶するものである。ここで、自機が親機として動作する場合、複数の子機が接続され、各子機に接続されたメーター300のデータを、第1の通信方式を用いてIoT−PFへ送信する必要があるが、消費電流は、自機に接続されているメーター300の数に依存する。従って、テーブルTB1には、親機に接続されているメーター300の数に対して、処理毎に要する消費電力が、予め記憶されている。なお、自機が子機として動作し、メーター300が自機に1台接続されている場合、子機は、メーター1台分のデータを、第2の通信方式を用いてFAN内で親機へ送信するのみでよい。
テーブルTB1について説明する。処理「定期検針」は、メーターの検針値をサーバ100へ送信するもので、通信データ量は、上り(無線通信装置200からサーバ100へ)104バイト、下り208バイトである。また、「定期検針」が実行されるのは、月1回である。「定期検針」のデータの送信パターンは、複数のメーター300のデータを親機が蓄積してIoT−PFへ送信する「蓄積あり」のパターンである。さらに、「定期検針」に要する消費電流は、メーターが1台接続された子機で0.01mAh、メーターが2台接続された親機で0.219mAh、メーターが3台接続された親機で0.22mAhである。なお、処理「見える化」は、1日のガス使用量をグラフ化や数値化するためにデータの送受信を行う処理である。処理「遠隔開栓」は、サーバ100から指示して、ガス栓を開栓する処理である。また、処理「緊急時業務」や「異常発呼」は、ガス漏れ等をサーバ100へ送信したり、他の報知システムへ異常発生を通知するものである。なお、上記処理のうち、「遠隔開栓」、「緊急時業務」、「異常発呼」は、即時に報知する必要があることから、送信パターンは、処理の度に送信される「都度送信」のパターンとなる。なお、数値は一例であって、これに限られるものではなく、また、この他のデータが記憶されてもよい。
ここで、動作モードによる消費電力の違いについて説明する。図1及び上述のように、通信システム500によれば、子機は、他の子機又は親機との間で第2の通信方式で通信を行い、親機は、サーバとの間の通信を第1の通信方式で行う。特定小電力無線方式である第2の通信方式と比べ、WANである第1の通信方式は、データの伝送に電力を多く必要とする。すなわち、第1の通信方式は、第2の通信方式と比べて消費電力が大きい。
なお、図1に示すFANを構成してサーバと通信を行うシステムの場合、各無線通信装置200は、他の無線通信装置200やサーバ100からの通知を待機する必要があり、待機時にも電力を消費する。本発明の一実施形態によれば、そのような待機時の消費電力も、予め測定によって又は履歴によって把握しておき、図4のテーブルTB2にて記憶しておく。なお、記憶部140に記憶される情報としては、図示及び上述したものに限られるものではない。
制御部110は、プログラム内のコードや命令によってサーバ100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部110は、通信制御部111、取得部112、実消費電力部113、電池残量推定部114、判定部115及び入出力制御部116を備える。通信制御部111は、通信I/F部120を介した通信を制御する。通信I/F部120は、アンテナ等の通信装置(図示せず)に接続されるインタフェースである。通信I/F部120は、無線通信装置200のような外部装置と、移動体通信網の通信回線を介してデータを通信する機能を有する。入出力制御部116は、入出力I/F部130を介した図示しない表示装置(ディスプレイ等)や入出力装置(キーボード、タッチパネル等)との接続を制御する。判定部115は、各種判定処理を行う。
取得部112は、無線通信装置200の動作モードの履歴に関するモード歴情報を取得する。モード履歴情報は、上述した第1動作モード又は第2動作モードのいずれかであったかの履歴であって、動作モードの起動時間や、変更時間、動作モードの継続時間を含む。さらに、取得部112は、無線通信装置200で実行された処理の内容に関する処理履歴情報を取得してもよい。無線通信装置200で実行された処理の内容は、無線通信装置200からサーバ100へ送信するデータパケットに所定のデータ形式で含まれてもよい。または、テーブルTB1に示すように、処理毎に要する通信データ量は予め予測されているため、通信データ量から、処理内容が推定されてもよい。この場合、無線通信装置200とサーバ100との間で送受信するデータに、処理内容に関する情報を新たに付加する必要がないという利点がある。
なお、取得部112は、動作モードの継続時間に関する継続時間情報をさらに取得してもよい。テーブルTB1に示すように、例えば第1動作モードで動作時に実行される処理と、その頻度は予め分かっているため、第1動作モードでの平均消費電力を予め推定することができる。そして、第1動作モードとして動作する継続時間と平均消費電力とから、実消費電力を推定することができる。この場合、電池残量の推定に、動作モードの継続時間に関する情報(例えば、動作モードの開始時間)のみでよいため、算出に係る処理を軽減できる。
実消費電力算出部113は、モード履歴情報と、消費電力に関するテーブルとに基づき、無線通信装置200で実行された処理による実消費電力を算出する。ここで、実消費電力の算出について、図5及び図6の具体例を用いて説明する。図5は、FANを構成する各無線通信装置200について、サーバ(すなわち、IoT−PF)100へ送信される情報の一例である。テーブルTB3は、FANの構成情報を示す。図5の例では、無線通信装置200−1を親機として動作する親機200GWとする、FAN10が構成されており、テーブルTB3には、FAN10において、無線通信装置200−2,200−3は子機として動作し、それぞれ、メーター300−2,300−3が接続されていること、また、無線通信装置200−1(親機200GW)は、メーター300−1に接続されていること、FAN10は、無線通信装置200−1を親機とすることが示されている。さらに、TB3には、各メーターIDについての情報が蓄積されたものであるのかを示す蓄積フラグと、サーバ100で受信した受信日時に関する情報が含まれる。
テーブルTB4は、テーブルTB3の情報から得られる、各無線通信装置200の消費電流を計算する計算条件を示すテーブルである。テーブルTB4に示すように、無線通信装置200−2は子機として動作し、送信パターンは「蓄積あり」であり、メーターが1台接続されている。無線通信装置200−1は親機として動作し、送信パターンは「蓄積あり」であり、メーターが3台(図5の例では、メーター300−1,300−2,300−3)が接続されている。なお、消費電流の計算としては、メーターの台数のみ分かればよく、どのメーターが接続されているかについての情報は必要としない。実消費電力算出部113は、図5のテーブルTB4の情報と、図4のテーブルTB1に示す情報とに基づき、各無線通信装置の消費電流を算出することが可能となる。
図6は、図5に示すFAN10の各無線通信装置に関するモード履歴情報の一例である。テーブルTB5は、無線通信装置200−2のモード履歴情報である。テーブルTB5から分かるように、無線通信装置200−2は、起動時間が2017年4月1日 10:00であり、2018年3月31日 12:00まで「親機」として動作しており、その動作時間は8762時間である。その後、2018年3月31日 12:00から現在時刻(2018年4月17日)まで「子機」として動作しており、その動作時間は410時間である。テーブルTB5の情報から、消費電流計算条件として、テーブルTB6を抽出できる。また、テーブルTB7は、無線通信装置200−1のモード履歴情報である。テーブルTB7から分かるように、無線通信装置200−1は、起動時間が2018年3月31日 12:00から現在時刻(2018年4月17日)まで、「親機」として動作しており、その動作時間は410時間である。テーブルTB7の情報から、消費電流計算条件として、テーブルTB8を抽出できる。
実消費電力算出部113は、図4〜6に示すテーブルに基づき、各無線通信装置200の消費電力を算出する。例えば、テーブルTB4を参照し、無線通信装置200−1はメーターが3台接続された親機であることから、図4のテーブルTB1において「消費電流:親機メーター3台」の酸に記載された消費電流値が消費電流の算出に用いられる。また、図5のテーブルTB7から、親機としての動作継続時間を参照し、図4の各処理が行われた回数を推定し、消費電流を算出することができる。同様に、他の無線通信装置に対しても、消費電流を算出することができる。
電池残量推定部114は、実消費電力算出部113により算出された実消費電力に基づき、電池の残量を推定する。電池残量推定部114は、これ以前の電池残量(例えば、記憶部140に記憶されていてよい)から、実消費電力を減算し、現在の電池残量を推定することができる。
上述のように、ガスメーター300にて電力が消費される処理と、当該処理による消費電力が予め決まっている、という通信システム500の特性に基づき、電池残量を推定することが可能となる。
次に、無線通信装置200について説明する。図3は、本発明の一実施形態による無線通信装置200のブロック図である。上述では、電池残量の推定をサーバ200が行う態様について説明したが、電池残量の推定は、無線通信装置200で行われてもよい。図3に示すように、無線通信装置200は、制御部210、通信I/F部220、入出力I/F部230及び記憶部240を備える。
記憶部240は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現され、無線通信装置200が動作するうえで必要とする各種プログラム及びデータを記憶する機能を有する。記憶部240は、例えば、制御部210における各種処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部240は、ドライバプログラムとして、IEEE802.11規格の無線通信方式や移動体通信(セルラー通信)の無線通信方式を実行する通信ドライバプログラムを記憶する。また、記憶部240は、IEEE802.11規格の無線通信方式や移動体通信(セルラー通信)の無線通信方式での認証等を行う接続制御プログラム等を記憶する。また、記憶部240は、無線LANのアクセスポイントに接続するための各種情報を記憶していてもよい。また、記憶部240は、メーターや自装置に関する情報(例えば、メーターID、無線通信装置ID、位置情報、管理者情報、ネットワークID、USIM、eSIM等の情報等)を記憶したり、所定の処理に係る一時的なデータ(通信履歴、メーターによる検針値、FANの構成データ等)を一時的に記憶したりしてもよい。また、記憶部240は、上述した図4のテーブルを含んでよい。
制御部210は、プログラム内のコードや命令によって所定の機能を実行するための機能を備え、例えば、中央処理装置(CPU)である。また、制御部210は、例えば、マイクロプロセッサやマルチプロセッサ、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(field-programmable gate array)等であってもよい。なお、制御部210は、これらの例に限定されない。制御部210は、動作モード設定部211、通信制御部212、取得部213、実消費電力算出部214、電池残量推定部215、判定部216及び入出力制御部217を含む。
通信制御部212は、通信I/F部220を介した他の無線通信装置、又は、サーバ100との間の通信を制御し、例えばデータの送受信のためのデジタル処理等を行う。通信I/F部220は、ネットワーク400を介して、他の無線通信装置200やサーバ100との間でデータの送受信が可能な通信インターフェースである。通信I/F部220は、例えば、無線通信が可能な通信インターフェースであり、無線LANのアクセスポイントを介して通信する機能や、LTEやCDMA等の無線通信ネットワークを介して通信するための機能を含んでいてもよい。ここで、通信I/F部220は、第1通信部221と第2通信部222とを含む。第1通信部221及び第2通信部222は、それぞれ、上述の第1通信方式及び第2通信方式を用いた通信のための通信インタフェースである。
入出力制御部217は、入出力I/F部230を介したメーター300との通信を制御する。入出力I/F部230は、例えばメーター300がガスメーターである場合、独自の通信規格であるNライン又はUバスのインタフェースであり、また、ガスメーター間の通信方式であるUバスエアにも対応するインタフェースである。無線通信装置200を通信ボードとして実現した場合、上記のインタフェースを備えることによって、既存のガスメーターに組込んで設置することができる。なお、メーター300はガスに限られるものではなく、入出力I/F部230は、水道等のメーターに組込むためのインタフェースであればよい。
動作モード設定部211は、自装置の動作モードを設定する。動作モードの設定は、サーバ100又は親機からの指示によって行われる。取得部213は、自装置の動作モードに関するモード履歴情報を取得する。取得部213は、自装置で実行された実行済処理に関する処理履歴情報を取得してもよい。モード履歴情報は、動作モード設定部211から取得されてよい。なお、取得部213、実消費電力算出部214、電池残量推定部215に関しては、上述した取得部112、実消費電力算出部113、電池残量推定部114と機能は同様であるため説明を省略する。
次に、上述した電池残量推定システムの処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。まず、記憶部140又は記憶部240は、第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、動作モード毎に記憶する(ステップS11)。テーブルは、図4〜図6で説明したものである。取得部112又は取得部213は、無線通信装置200の動作モードに関するモード履歴情報を取得する(ステップS12)。なお、ステップS12以降の処理は、取得部112又は取得部213によって、上記の情報が取得される度に行われてもよいし、所定の間隔で行われてもよい。所定の間隔は、メーターの管理者が自由に設定できるものであってよい。実消費電力算出部113又は実消費電力算出部214は、モード履歴情報と、消費電力に関するテーブルとに基づき、無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する(ステップS13)。電池残量推定部114又は電池残量推定部215は、算出された実消費電力に基づき、電池の残量を推定する(ステップS14)。
次に、電池残量の推定がサーバ100で行われる態様と、無線通信装置とで行われる態様とについて、それぞれシーケンス図を用いて説明する。図8は、電池残量の推定がサーバ100で行われる態様のシーケンス図である。まず、記憶部140は、第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、動作モード毎に記憶する(ステップS21)。子機として動作する無線通信装置200は、親機として動作する無線通信装置200GWへ、無線通信装置200の動作モードに関するモード履歴情報とを送信する(ステップS22)。親機として動作する無線通信装置200GWは、子機及び自装置のモード履歴情報等を、サーバ100へ送信する(ステップS23)。サーバ100の実消費電力算出部113は、モード履歴情報と、消費電力のテーブルとに基づき、無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する(ステップS24)。そして、サーバ100の電池残量推定部114は、算出された実消費電力に基づき、電池の残量を推定する(ステップS25)。
図9は、電池残量の推定が親機として動作する無線通信装置200GWで行われる態様のシーケンス図である。図9のステップS31〜S35は、図8のステップS21〜S25において、実行主体が無線通信装置200GWである点で異なる。なお、図7及び図8のシーケンス図には示していないが、サーバ100から、例えば「定期検針」や「遠隔開栓」といった処理の指示が、親機として動作する無線通信装置200GWへ送信され、処理履歴としての情報が取得されている。
上述のように、本発明の一実施形態によれば、ガスメーター300にて電力が消費される処理と、当該処理による消費電力が予め決まっている、という通信システム500の特性に基づき、電池残量を推定することが可能となる。その際、サーバ100で消費電力が算出されてもよいし、無線通信装置200で消費電力が算出されてもよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。例えば、サーバ100が備えるとして説明した各構成部は、複数のサーバによって分散されて実現されてもよい。また、サーバ100の機能として説明した処理は、無線通信装置200によって行われても良い。逆に、無線通信装置200によって行われるとした処理が、サーバ100によって行われてもよい。
また、無線通信装置200の機能として説明した処理の一部が、サーバ100によって行われてもよく、その逆でもよい。例えば、消費電力の算出がサーバ100で行われ、電池残量の推定が無線通信装置200で行われてもよい。
本発明に係る発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限られないことは言うまでもない。例えば、上述では、図4のテーブルサーバ100の記憶部140や、無線通信装置200の記憶部240に記憶される態様について説明したが、それら各種情報は、サーバ100や無線通信装置200とは別のメモリに、データベースとして記憶されてもよい。
また、電池残量の推定に、通信品質の劣化による消費電力の増加が考慮されてもよい。また、無線通信装置200の経年劣化による影響を考慮し、図4に示したテーブルが、所定期間毎に更新されてもよい。
さらに、上述では、ガスメーターを一例に説明したが、本発明はそれに限られるものではなく、水道、石油等のメーターであってもよい。
サーバ100又は無線通信装置200の各機能部は、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。また、各機能部は、1又は複数の集積回路により実現されてよく、複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。
図9に、本実施形態におけるサーバ100又は無線通信装置200を実現可能なコンピュータ20の一例を示すハードウェア構成を示す。サーバ100又は無線通信装置200の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、サーバ100又は無線通信装置200は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU24、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)26又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)27、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)25等を備えている。そして、コンピュータ20(又はCPU24)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。すなわち、本発明に係るサーバ100又は無線通信装置200は、CPU24がRAM25上にロードされたプログラムを実行することにより、通信制御部111、取得部112、実消費電力算出部113、電池全量推定部114、判定部115及び入出力制御部116、並びに、動作モード設定部211、通信制御部212、取得部213、実消費電力算出部214、電池残量推定部215、判定部216及び入出力制御部217として機能する。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)、Python、Ruby等のスクリプト言語、C言語、C++、C#、Objective-C、Swift、Java(登録商標)等のオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5等のマークアップ言語等を用いて実装できる。
100 サーバ(情報処理装置)
200 無線通信装置
300 メーター
400 ネットワーク
500 通信システム
10 FAN
110 制御部
111 通信制御部
112 取得部
113 実消費電力算出部
114 電池残量推定部
115 判定部
116 入出力制御部
120 通信I/F部
130 入出力I/F部
140 記憶部
210 制御部
211 動作モード設定部
212 通信制御部
213 取得部
214 実消費電力算出部
215 電池残量推定部
216 判定部
217 入出力制御部
220 通信I/F部
221 第1通信部
222 第2通信部
230 入出力I/F部
240 記憶部

Claims (15)

  1. 第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、前記動作モード毎に記憶する記憶部と、
    前記無線通信装置の動作モードの履歴に関するモード履歴情報とを取得する取得部と、
    前記モード履歴情報と、前記消費電力に関するテーブルとに基づき、前記無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する実消費電力算出部と、
    前記算出部により算出された実消費電力に基づき、前記電池の残量を推定する電池残量推定部と、
    を備える電池残量推定システム。
  2. 前記記憶部は、前記テーブルとして、前記無線通信装置において実行される処理毎の平均実行回数をさらに記憶し、
    前記取得部は、前記モード履歴情報として、当該動作モードの継続時間を取得し、
    前記実消費電力算出部は、前記動作モードの継続時間と、前記テーブルに含まれる平均実行回数とに基づき、前記無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池残量推定システム。
  3. 前記無線通信装置が設置されるガスメーターと、
    前記無線通信装置を管理する管理サーバと、をさらに備え、
    前記無線通信装置は、前記ガスメーターから取得した情報を、前記管理サーバへ送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電池残量推定システム。
  4. 前記取得部、前記実消費電力算出部、及び、前記電池残量推定部が前記管理サーバに備えられる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電池残量推定システム。
  5. 前記取得部、前記実消費電力算出部、及び、前記電池残量推定部が前記無線通信装置に備えられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電池残量推定システム。
  6. 前記電池残量推定システムは、少なくとも前記第1動作モードで動作する無線通信装置と、前記第2動作モードで動作する無線通信装置とを含み、
    前記管理サーバは、前記第1動作モードで動作する無線通信装置を介して、前記第2動作モードで動作する無線通信装置の前記モード履歴情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電池残量推定システム。
  7. 前記電池残量推定システムは、少なくとも前記第1動作モードで動作する無線通信装置と、前記第2動作モードで動作する無線通信装置とを含み、
    前記管理サーバは、前記第1動作モードで動作する無線通信装置を介して、前記第2動作モードで動作する無線通信装置の前記動作モードの継続時間を取得する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電池残量推定システム。
  8. 第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、
    前記動作モード毎に記憶する記憶ステップと、
    前記無線通信装置の動作モードの履歴に関するモード履歴情報とを取得する取得ステップと、
    前記モード履歴情報と、前記消費電力に関するテーブルとに基づき、前記無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する実消費電力算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された実消費電力に基づき、前記電池の残量を推定する電池残量推定ステップと、
    を含む電池残量推定方法。
  9. コンピュータに、
    第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する電池駆動の無線通信装置において実行される処理毎の消費電力に関するテーブルを、前記動作モード毎に記憶する記憶機能と、
    前記無線通信装置の動作モードの履歴に関するモード履歴情報とを取得する取得機能と、
    前記モード履歴情報と、前記消費電力に関するテーブルとに基づき、前記無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する実消費電力算出機能と、
    前記算出機能により算出された実消費電力に基づき、前記電池の残量を推定する電池残量推定機能と、
    を実現させる電池残量推定プログラム。
  10. 複数の動作モードで動作可能であり、いずれかの動作モードで動作する無線通信装置と、
    前記無線通信装置において実行される処理毎の消費電力を示す情報を、前記複数のモード毎に記憶する記憶装置と、
    前記無線通信装置の前記動作モードの履歴を履歴情報として取得し、前記履歴情報と、前記記憶装置に記憶されている情報とに基づき、前記無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出する算出装置と、
    を備える算出システム。
  11. 前記実消費電力に基づき、前記無線通信装置の電池の残量を推定する推定装置、
    をさらに備える請求項10に記載の算出システム。
  12. 複数の動作モードで動作可能であり、いずれかの動作モードで動作する無線通信装置を準備するステップと、
    前記無線通信装置において実行される処理毎の消費電力を示す情報を、前記複数の動作モード毎に記憶するステップと、
    前記無線通信装置の動作モードの履歴を履歴情報として取得するステップと、
    前記履歴情報と、前記消費電力を示す情報とに基づき、前記無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出するステップと、
    を含む算出方法。
  13. 前記実消費電力に基づき、前記無線通信装置の電池の残量を推定するステップ、をさらに備える、請求項12に記載の算出方法。
  14. コンピュータに、
    第1動作モード及び第2動作モードで動作可能であって、いずれかの動作モードで動作する無線通信装置において実行される処理毎の消費電力を示す情報を、前記動作モード毎に記憶させる記憶機能と、
    前記無線通信装置の動作モードの履歴を履歴情報として取得させる取得機能と、
    前記履歴情報と、前記記憶機能により記憶された情報とに基づき、前記無線通信装置で実行された処理による実消費電力を算出させる算出機能と、
    を実現させる算出プログラム。
  15. 前記実消費電力に基づき、前記無線通信装置の電池の残量を推定可能な推定機能、をさらに実現させる、請求項14に記載の算出プログラム。
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