JP2015171167A - 親機電源タップ、省電力電源タップシステム、同システムにおける電源制御方法、ならびにプログラム - Google Patents

親機電源タップ、省電力電源タップシステム、同システムにおける電源制御方法、ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】待機電力削減をはかるためのユーザの負担を軽減する。【解決手段】親機電源タップ10は、端末装置40とは第1の通信ネットワーク(近距離無線通信ネットワーク50)経由で接続され、複数の子機電源タップ20とは第2の通信ネットワーク(中・長距離通信ネットワーク60)経由で接続される。そして、制御手段(制御部100、記憶部101、近距離無線通信部102、中・長距離通信部103)が、端末装置40により特定され、第2の通信ネットワーク経由で取得される電気機器(代表機器31)の電源ON、または電源OFFを検出し、当該検出された電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、第2の通信ネットワーク経由で複数の電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の子機電源タップと通信ネットワーク経由で接続される、親機電源タップ、省電力電源タップシステム、同システムにおける電源制御方法、ならびにプログラムに関する。
節電用電源タップの多くは電源タップ自体にスイッチが付属しており、ユーザは、待機電力削減のためにこまめなスイッチ操作を要求される。これが非常に煩わしく、待機電力の削減がなかなか進まない状況にある。
このため、例えば、特許文献1に、電気機器への電力供給を遠隔停止することを可能にする技術が開示されている。具体的には、端末が、IEEE802.1規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)により管理装置であるHGWに対して電源OFF指令を発行し、これを受けたHGWが、無線アダプタを介してZigbee(登録商標)によるマルチホップ無線通信を使用して複数の電源タップの電源を自動的にOFFする。
特開2013−013287号公報
上記した特許文献1に開示された技術によれば、電源タップの電源OFFは自動化されるものの、電源タップに接続された電気機器への電力供給を遠隔停止する必要が生じる都度、ユーザが端末を操作し、HGWに対して電源タップへの電源OFF指令を発行する必要がある。このため、ユーザは、頻繁に端末装置を操作する必要があり、このため、依然として煩わしさから解放されることなく負担が大きいままである。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、待機電力削減をはかるためにユーザの負担を軽減した、親機電源タップ、省電力電源タップシステム、同システムにおける電源制御方法、ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップであって、前記端末装置により特定され、前記第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出する検出手段と、前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明において、前記第1の通信ネットワークは、近距離無線通信を行う無線通信ネットワークであることを特徴とする。
本発明において、前記第2の通信ネットワークは、電力線搬送波通信を行う有線通信ネットワークであることを特徴とする。
本発明において、前記端末装置により特定される電気機器は、サーバであることを特徴とする。
本発明において、前記端末装置により特定される電気機器は、照明機器であることを特徴とする。
また、本発明は、端末装置と、複数の子機電源タップと、前記端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、前記複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップと、を含み、前記親機電源タップは、前記端末装置によって特定され、前記第2の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出し、前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する、ことを特徴とする。
本発明において、前記端末装置は、前記第1の通信ネットワーク経由で前記親機電源タップと通信を行い、前記親機電源タップが、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップと通信を行い取得した前記複数の子機電源タップ毎の使用電力量の表示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、端末装置と、複数の子機電源タップと、前記端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、前記複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップと、を含む省電力電源タップシステムにおける電源制御方法であって、前記親機電源タップが、前記端末装置により特定され、前記第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出する工程と、前記親機電源タップが、前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する工程と、を有する。
また、本発明は、コンピュータによって制御され、端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップのプログラムであって、前記コンピュータに、前記端末装置により特定され、前記第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出する手順と、前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、待機電力削減をはかるためのユーザの負担を軽減した、親機電源タップ、省電力電源タップシステム、同システムにおける電源制御方法、ならびにプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る省電力電源タップシステムの接続構成を示す図。 図1の省電力電源タップシステムの動作シーケンス図である。 図1の親機電源タップと子機電源タップの内部構成を示すブロック図である。 図1の記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る親機電源タップの代表機器設定/使用電力量表示処理の動作フローチャートである。 本発明の実施の形態に係る親機電源タップの電源ON/OFF連動処理の動作フローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、単に、本実施形態という)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号または符号を付している。
(実施形態の構成)
本実施形態に係る省電力電源タップシステム1は、例えば、図1に示すように、親機電源タップ10と、複数の子機電源タップ#1〜#n(20)と、親機電源タップ10あるいは子機電源タップ20のコンセントに接続されるネットワーク機器や家電製品等の電気機器30と、タブレット等、ユーザが操作する端末装置40とを含み構成される。なお、以降の説明において、親機電源タップ10と子機電源タップ20の両方を意図する場合、特に断りの無い限りかぎり単に電源タップと称して説明を行う。
親機電源タップ10は、端末装置40とはBluetooth(登録商標)等、2.4GHz帯の電波を利用した近距離無線通信ネットワーク50(第1の通信ネットワーク)経由で接続される。また、複数の子機電源タップ20とは、有線による電力線搬送波通信による、中・長距離通信ネットワーク60(第2の通信ネットワーク)経由で接続される。
親機電源タップ10は、端末装置40により特定され、近距離無線通信ネットワーク50経由で取得される電気機器30(代表機器31)の電源ON、または電源OFFを検出し、当該検出された代表機器31の電源ON、又は電源OFFに連動して、中・長距離通信ネットワーク60経由で複数の子機電源タップ20の電源ON、または電源OFFを制御する。なお、ユーザは、代表機器31として、ここではサーバを設定するものとするが、他に、照明機器等でも良く、選択は任意である。ここで連動には所定時間経過後(例えば10秒後)に連動してOFFするような場合も含む。
端末装置40は、近距離無線通信ネットワーク50経由で親機電源タップ10と通信を行い、親機電源タップ10が、複数の子機電源タップ20との間で中・長距離通信ネットワーク60経由で通信を行い、取得した子機電源タップ20毎、あるいは当該子機電源タップ20の刃受毎の使用電力量の表示を行なってもよい。
本実施形態に係る省電力電源タップシステム1は、代表機器31の電源ON/OFFに連動して電源がON/OFFされる電源タップを提供するものである。このため、後述する電力センサ(電力計測部)と通信モジュールとを内蔵する電源タップを使用する。そして、少なくとも1個を親機電源タップ10として割り当て、その親機電源タップ10を、例えば、遠隔に位置する複数の子機電源タップ20との間で、中・長距離通信ネットワーク60を介し有線で接続する構成とした。
そして、親機電源タップ10が、複数の子機電源タップ20との間で行われる通信により、端末装置40により特定される代表機器31の電源ON/OFFを検出すると、その代表機器31の電源ON/OFFと連動して遠隔にある複数の子機電源タップ20の電源をON/OFFするように制御する。また、必要に応じて端末装置40を操作することにより、親機電源タップ10により収集される複数の子機電源タップ20の使用電力量等の計測値を表示することもできる。
したがって、例えば、オフィス内で最終帰者がサーバ等の代表機器31をOFFすることにより、親機電源タップ10に、有線あるいは無線通信により接続される子機電源タップ20の電源を連動してOFFさせることができ、ユーザの負担を軽減しながら待機電力を削減することができる。同様に、出社時にサーバを立ち上げればフロア内外に設置された子機電源タップ20の電源が連動してONし、ネットワーク機器あるいは家電製品が利用できる環境を構築できる。また、端末装置40で複数の子機電源タップ20の使用電力量を視覚化することで、フロア内、あるいは遠隔にある電気機器30の使用電力量の管理も容易になる。
以下に、図2の動作シーケンス図を参照して図1に示す省電力電源タップシステム1の概略動作を説明する。
まず、ユーザは、タブレット等の端末装置40を操作して、親機電源タップ10との間で、例えば、Bluetooth(登録商標)、あるいはWi−Fi(登録商標)等、近距離無線通信のための通信リンクを確立する(ステップS10)。続いてユーザは、端末装置40を操作してサーバ等の代表機器31を含む電源ON/OFF連動条件を設定する(ステップS11)。この連動条件設定後は、通信リンクを切断する(ステップS12)。なお、連動条件として、代表機器31の設定は必須であり、他に、最終帰者の事情を考慮して、代表機器31に連動してON/OFFされる、例えば照明機器等の連動遅れ時間等が考えられる。
上記のように、代表機器31が設定された親機電源タップ10は、複数の子機電源タップ20との間で、電力線搬送波通信のための通信リンクを確立する(ステップS13)。そして、親機電源タップ10は、複数の子機電源タップ20との間で中・長距離通信を行い、ある子機電源タップ20に接続された代表機器31の電源OFFを検出すると(ステップS14)、自身を含む全ての子機電源タップ20に対して電源OFFのための連動指令を送信する(ステップS15)。そして、連動指令を受信したそれぞれの子機電源タップ20で電源OFFが実行されると正常終了応答を得(ステップS16)、一連の電源OFF連動処理を終了する。
一方、ユーザが、子機電源タップ20の使用電力量を知りたい場合、親機電源タップ10との間で一旦切断した通信リンクを再度確立し(ステップS20)、使用電力量取得要求を送信する(ステップS21)。使用電力量取得要求を受信した親機電源タップ10は、複数の子機電源タップ20との間で中・長距離通信のための通信リンクを確立する(ステップS22)。そして、親機電源タップ10は、複数の子機電源タップ20のそれぞれで計測した各計測電力量を通信により取得し(ステップS23)、要求のあった端末装置40に送信する(ステップS24)。
これにより、端末装置40では、受信した子機電源タップ20毎の使用電力量を親機電源タップ10の使用電力量とともに表示情報に加工し、あるいは刃受単位で表示情報に加工してLCD(Liquid Crystal Device)等の表示モニタに表示する。
図3に、図1の親機電源タップ10と子機電源タップ20の内部構成、ならびにその接続関係が示されている。図3によれば、親機電源タップ10は、制御部100と、記憶部101と、近距離無線通信部102と、中・長距離通信部103と、電源スイッチ(SW)104と、コンセント105と、電力計測部106と、により構成される。
制御部100は、端末装置40により特定され、近距離無線通信部102経由で取得される代表機器31の電源ON、または電源OFFを検出すると、当該検出された代表機器31の電源ON、又は電源OFFに連動して、中・長距離通信部103を使用して複数の子機電源タップ20の電源ON、または電源OFFを制御する。制御部100には、例えば、プログラマブルコントローラが実装され、内蔵のプログラムデータに基づき電源スイッチ104のON/OFF制御を行う。
記憶部101にはSRAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリが実装され、例えば、図4に一例を示すデータ構造を有する。すなわち、記憶部101は、「親機ID」と、「子機ID」と、「経路情報」と、「電源ON/OFF状態」と、「使用電力量」と、「通信状況」の少なくとも6つの管理データ項目を有する。
ここで、「親機ID」は、子機電源タップ20に付与された固有のノード識別情報であり、「子機ID」は、親機電源タップ10が子機電源タップ20を識別する固有のノード識別情報である。また、「経路情報」は、中・長距離通信を行う際に使用される子機電源タップ20の中継経路を示す情報であり、時々刻々と変化する「通信状況」にしたがい登録されるようになっている。
「電源ON/OFF状態」は子機電源タップ20毎、あるいは子機電源タップ20の刃受毎の電源ON/OFFの状態を示す状態情報である。「使用電力量」は、子機電源タップ20が内蔵する後述の電力計測部106によって計測される単位電力量を示す情報である。「通信状況」は、有線あるいは無線環境による通信可否状態を示す状態情報である。
説明を図3に戻す。近距離無線通信部102は、端末装置40との間で、例えば、2.4GHzのBluetooth(登録商標)による近距離無線通信を行う通信モジュール(ハードウエア)とそのデバイスドライバで実現される。中・長距離通信部103は、子機電源タップ20との通信が有線の電力線搬送波通信により行われる場合は、電力線通信モデム(PLC)として機能する通信モジュール(ハードウエア)およびそのデバイスドライバである。
このため、制御部100は、近距離無線通信部102と、中・長距離通信部103と協働して動作することにより、「端末装置40により特定され、第1の通信ネットワーク(近距離無線通信ネットワーク50)経由で取得される電気機器30(代表機器31)の電源ON、または電源OFFを検出する検出手段」として機能し、また、「検出された電気機器30(代表機器31)の電源ON、又は電源OFFに連動して、第2の通信ネットワーク(中・長距離通信ネットワーク60)経由で複数の子機電源タップ20の電源ON、または電源OFFを制御する制御手段」として機能する。
なお、親機電源タップ10は、他に、子機電源タップ20との通信によりON/OFFされる電源スイッチ104と、商用電源に接続可能なACプラグが接続され、電気機器30のACプラグの差し込み接続が可能な複数のコンセント105と、コンセント105に接続される電気機器30の電力使用量を計測する電力計測部106とを有している。
子機電源タップ20は、制御部200と、中・長距離通信部203と、電源スイッチ204と、コンセント205と、電力計測部206と、により構成される。
中・長距離通信部203は、親機電源タップ10との間の通信が有線の電力線搬送波通信により行われる場合は、親機電源タップ10と同様、電力線通信モデム(PLC)として機能する通信モジュール(ハードウエア)およびそのデバイスドライバである。
(実施形態の動作)
以下、図5,図6のフローチャートを参照しながら本実施形態に係る親機電源タップ10の動作について詳細に説明する。
まず、図5のフローチャートを参照しながら親機電源タップ10(制御部100)の代表機器設定/使用電力量表示処理から説明する。
図5において、ユーザが端末装置40を操作することにより代表機器31を含む連動条件設定要求が到来すると(ステップS101“設定”)、親機電源タップ10(制御部100)は、端末装置40との間でBluetooth(登録商標)等のための通信リンクを確立し(ステップS102)、近距離無線通信部102を介して設定された電源ON/OFFのための連動条件を取り込む(ステップS103)。制御部100は、この連動条件を取り込んだ後、通信リンクを切断する(ステップS104)。
一方、端末装置40から使用電力量表示要求を受信すると(ステップS101“表示”)、制御部100は、複数の子機電源タップ20との間で電力線搬送波通信のための通信リンクを確立する(ステップS105)。続いて、制御部100は、記憶部101に登録された経路情報にしたがい中・長距離通信部103と、各子機電源タップ20の中・長距離通信部203との間で中・長距離通信ネットワーク60を経由した通信を行い、各子機電源タップ20の電力計測部206で計測されたそれぞれの使用電力量を収集する(ステップS106)。そして、収集した使用電力量を表示情報に加工して要求のあった端末装置40へ送信する(ステップS107)。
次に、図6を参照しながら親機電源タップ10(制御部100)の電源ON/OFF連動処理動作について説明する。
図6において、親機電源タップ10は、制御部100による制御の下、中・長距離通信部103が、子機電源タップ20の中・長距離通信部203との間で定期的に通信リンク状態を確認している。この通信リンクが確立している状態で、親機電源タップ10と子機電源タップ20との間で、記憶部101に登録された経路情報にしたがい電力線搬送波通信を行い、親機電源タップ10,あるいは子機電源タップ20のいずれかに接続されている代表機器31の電源ON/OFFが検出する。ここで、代表機器31の電源ON/OFFが検出されると(ステップS202“YES”)、制御部100は、通信リンクが確立している全ての子機電源タップ20に対し、中・長距離通信部103、および、中・長距離通信ネットワーク60経由で電源ON/OFFのための連動指令を送信する(ステップS203)。
上記の連動指令を中・長距離通信部203を介して受信したそれぞれの子機電源タップ20は、制御部200による制御の下で、電源スイッチ204をON/OFFし、親機電源タップ10へ正常終了応答を送信する。親機電源タップ10の制御部100は、それぞれの子機電源タップ20から正常終了応答を受信することにより(ステップS204“YES”)、一連の電源ON/OFF連動処理を終了する。
(実施形態の効果)
以上説明のように本実施形態に係る親機電源タップ10は、端末装置40とは第1の通信ネットワーク(近距離無線通信ネットワーク50)経由で接続され、複数の子機電源タップ20とは第2の通信ネットワーク(中・長距離通信ネットワーク60)経由で接続される。そして、制御手段(制御部100、記憶部101と、近距離無線通信部102と、中・長距離通信部103)が、端末装置40により特定され、第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器(代表機器31)の電源ON、または電源OFFを検出し、当該検出された電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、第2の通信ネットワーク経由で複数の電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する。このため、ユーザは、一度、端末装置40を操作して代表機器31を含む連動電源ON/OFF条件を設定するだけで、遠隔にある子機電源タップ20の電源スイッチのこまめなON/OFF操作、あるいは端末装置40の頻繁な操作から解放され、したがって、待機電力削減をはかるためのユーザの負担が軽減される。
電源タップは、特に、オフィスではコンクリートで覆われた建屋等、電波の届きにくい場所に設置されることが多い。このため、親機電源タップ10と子機電源タップ20との間の通信に、電力搬送波通信を採用することで、より広範囲で隅々までカバーできる中・長距離無線通信ネットワークを構築することが出来、設置場所を選ばす安定した通信インフラを実現することができる。また、タブレット等の端末装置40で複数の子機電源タップ20の使用電力量を視覚化することで、フロア内、あるいは遠隔にある電気機器30の使用電力量の管理も容易になり、節電を推進するだけでなく、エネルギーの効率的な管理運用が可能になる。また、電力需要ピーク時にネットワーク機器や家電製品等の電気機器30を制御して消費電力を下げる等の対策も可能である。
なお、本実施形態に係るプログラムは、例えば、図3に示すように、コンピュータ(制御部100)によって制御され、端末装置40とは第1の通信ネットワーク(近距離無線通信ネットワーク50)経由で接続され、複数の子機電源タップ20とは第2の通信ネットワーク(中・長距離通信ネットワーク60)経由で接続される親機電源タップ10のプログラムである。そしてそのプログラムは、例えば、図6に示すように、コンピュータに、端末装置により特定され、第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器30(代表機器31)の電源ON、または電源OFFを検出する手順(ステップS202)と、検出された電気機器(代表機器31)の電源ON、又は電源OFFに連動して、第2の通信ネットワーク経由で複数の子機電源タップ20の電源ON、または電源OFFを制御する手順(ステップS203)と、を実行させる。
本実施形態のプログラムによれば、親機電源タップ10の制御部100に、例えば、プログラマブルコントローラが実装される場合、プログラマブルコントローラが、内蔵するメモリに記録されたプログラムを逐次読み出し実行することにより、端末装置40により特定され、第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器(代表機器31)の電源ON、または電源OFFを検出し、当該検出された電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、第2の通信ネットワーク経由で複数の電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する。したがって、ユーザは、一度、端末装置40を操作して代表機器31を含む連動電源ON/OFF条件を設定するだけで、遠隔にある子機電源タップ20の電源スイッチのこまめなON/OFF操作、あるいは端末装置40の頻繁な操作から解放され、したがって、待機電力削減をはかるためのユーザの負担が軽減される。尚、省電力電源タップシステム1により電源制御方法が実行される。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またそのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・・省電力電源タップシステム、10・・・親機電源タップ、20・・・子機電源タップ、30・・・電気機器、31・・・代表機器、40・・・端末装置、50・・・第1の通信ネットワーク(近距離無線通信ネットワーク)、60・・・第2の通信ネットワーク(中・長距離通信ネットワーク)、100・・・制御部、101・・・記憶部、102・・・近距離無線通信部、103・・・中・長距離通信部、104・・・電源スイッチ、105・・・コンセント、106・・・電力計測部

Claims (9)

  1. 端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップであって、
    前記端末装置により特定され、前記第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出する検出手段と、
    前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする親機電源タップ。
  2. 前記第1の通信ネットワークは、
    近距離無線通信を行う無線通信ネットワークであることを特徴とする請求項1記載の親機電源タップ。
  3. 前記第2の通信ネットワークは、
    電力線搬送波通信を行う有線通信ネットワークであることを特徴とする請求項1記載の親機電源タップ。
  4. 前記端末装置により特定される電気機器は、
    サーバであることを特徴とする請求項1記載の親機電源タップ。
  5. 前記端末装置により特定される電気機器は、
    照明機器であることを特徴とする請求項1記載の親機電源タップ。
  6. 端末装置と、複数の子機電源タップと、前記端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、前記複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップと、を含み、
    前記親機電源タップは、
    前記端末装置によって特定され、前記第2の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出し、前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する、ことを特徴とする省電力電源タップシステム。
  7. 前記端末装置は、
    前記第1の通信ネットワーク経由で前記親機電源タップと通信を行い、前記親機電源タップが、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップと通信を行い取得した前記子機電源タップ毎の使用電力量の表示を行うことを特徴とする請求項6記載の省電力電源タップシステム。
  8. 端末装置と、複数の子機電源タップと、前記端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、前記複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップと、を含む省電力電源タップシステムにおける電源制御方法であって、
    前記親機電源タップが、前記端末装置により特定され、前記第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出する工程と、
    前記親機電源タップが、前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する工程と、
    を有することを特徴とする省電力電源タップシステムにおける電源制御方法。
  9. コンピュータによって制御され、端末装置とは第1の通信ネットワーク経由で接続され、複数の子機電源タップとは第2の通信ネットワーク経由で接続される親機電源タップのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記端末装置により特定され、前記第1の通信ネットワーク経由で取得される電気機器の電源ON、または電源OFFを検出する手順と、
    前記検出された前記電気機器の電源ON、又は電源OFFに連動して、前記第2の通信ネットワーク経由で前記複数の子機電源タップの電源ON、または電源OFFを制御する手順と、を実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018125830A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 公義 山本 管理システム

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