JP6796109B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び、通信システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び、通信システム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び、通信システムに関し、特に、ガス、水道、電気等の使用量を検針するスマートメーターに係る通信システム等に関するものである。
従来、各家庭の電気、水道、ガス等の使用量を表すメーター値等のデータを、無線ネットワークを用いて収集・中継し、遠隔の検針センタ等のデータ収集センタに伝送する遠隔データ収集システムが存在する(例えば、特許文献1)。また、近年、IoT(Internet of Things)の広がりとともに、フィールド内の複数のスマートメーターによってネットワークを組み、検針データの収集やメーターの制御を行うシステムであるFAN(Field Area Network)と、FANによって収集されたデータを遠隔のサーバに送信するWAN(Wide Area Network)とを用いたスマートユーティリティシステムの開発が進められている(例えば、非特許文献1)。
FANにおいて、各メーターの情報は、各メーターに接続された複数の無線通信装置間のマルチホップ通信を用いて伝送することができ、下位の無線通信装置間を伝送した情報は上位のゲートウェイ(GW)へ収集・蓄積され、WANを介してサーバへ送信される。FANにおける無線通信装置間のマルチホップ通信により、電波の届きにくい場所に設置されたメーターの情報を、サーバへ伝送することが可能となる。なお、ゲートウェイの機能を無線通信装置に備えることによって、専用のゲートウェイ装置を用いることなく、各家庭に設置されたメーターのみ(すなわち、無線通信装置のみ)でFAN及びWANを可能とする汎用性の高い運用が試みられている。すなわち、一の無線通信装置で、ガスメーター間の通信(子機としての機能)と広域ネットワーク通信(親機としての機能)とを可能とするものである(例えば、非特許文献2)。
サーバは、各メーターの情報を処理し、メーターの管理者へ必要なデータを受け渡すIoT−PF(プラットフォーム)としての機能を有する。FANにおいて、親機は、IoT−PFからのポーリングを受け付けるための待機電力と、自機に接続された複数の子機及び自機のメーターの検針値を、IoT−PFに送信するための送信電力とを必要とし、子機と比較して電力消費が大きくなるという特徴を有する。従って、各無線通信装置がWANによってIoT−PFとの通信を行うよりは、FANを組んで親機に子機のデータを集約し、親機のみがIoT−PFとの通信を行うことは、消費電力の観点からも有利である。
特開2002−218080号公報
"スマートシティにおけるWi-SUN FANソリューション"、[Online]、日新システムズ、[平成30年3月28日検索]、インターネット<URL:http://www.co-nss.co.jp/solution/sol-wisun_fan.html> "LPガスメーターのデータ取得、活用に向けた次世代IoT通信方式を搭載した通信ボードの開発について"、プレスリリース、[Online]、ソフトバンク株式会社、[平成30年3月25日検索]、インターネット<URL:https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2017/20170808_01/>
ここで、FANを構成するメーターは一度に全て設置されるわけではなく、既存のFANを構築するフィールドに新たなメーターが設置され、新たなメーターを組み込むためにFANが更新されることがある。このようなFANの更新により、2つのFANを組み合わせて1つのFANを構築する方が、例えば、メーターに関連付けられた無線通信装置の通信品質、FAN全体の電池残量、又は、メーターの管理上有利となる場合がある。しかしながら、既存のFANを解体して新たなFANを構築することには、各メーターに関連付けられた無線通信装置間でマルチホップ通信を実行するためのルーティング経路の再設定に時間を要したり、再構築に際し管理上の情報の書き換えが生じたりといった手間が生じるという問題があった。
本発明は、複数のFANを組み合わせる際の手間を低減可能な情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び、通信システムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、複数の無線通信装置として、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含む通信システムにおける情報処理装置であって、少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、一方の無線通信装置群に含まれる複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、一方の無線通信装置群へ送信する送信部を備える。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、無線通信装置群を構成する複数の無線通信装置の電力残量の総量を算出する算出部をさらに備え、送信部は、一方の無線通信装置群について、総量が所定値を下回った場合に、設定情報を送信してもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、送信部は、一方の無線通信装置群に含まれる無線端末親機との間の、第1の通信方式における通信の電波強度が所定の基準を下回った場合に、設定情報を送信してもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、第2通信方式による通信において、一方の無線通信装置群と他方の無線通信装置群とは異なるチャネルを用いた通信を実行し、送信部は、設定情報として、一方の無線通信装置群に含まれる一の無線通信装置に対し、他方の無線通信装置群で用いられるチャネルへの接続情報を送信し、一方の無線通信装置群に含まれる他の無線通信装置に対し、一の無線通信装置を介した他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機への接続情報を送信してもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、無線通信装置は、無線通信親機及び無線通信子機として動作可能であってもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、無線通信親機又は無線通信子機に関連付けられた対象はガスメーターであって、情報処理装置は、対象情報として、ガスメーターの測定情報及びガスメーターの状態に関する情報のいずれかを受信してもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の制御方法は、複数の無線通信装置として、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含む通信システムにおける情報処理装置の制御方法であって、少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、一方の無線通信装置群に含まれる複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、一方の無線通信装置群、及び、他方の無線通信装置群の少なくともいずれかへ送信する設定ステップを含む。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の制御プログラムは、複数の無線通信装置として、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含む通信システムにおける情報処理装置の制御プログラムであって、情報処理装置に、少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、一方の無線通信装置群に含まれる複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、一方の無線通信装置群、及び、他方の無線通信装置群の少なくともいずれかへ送信する設定機能を実現させる。
本発明の一実施形態に係る通信システムは、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含む通信システムであって、情報処理装置は、少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、一方の無線通信装置群に含まれる複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、一方の無線通信装置群、及び、他方の無線通信装置群の少なくともいずれかへ送信する。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含み、第2通信方式による通信において、少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群と、他方の無線通信装置群とは、異なるチャネルを用いた通信を実行する通信システムにおける情報処理装置であって、一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、少なくとも2の無線通信装置群とは異なる一の無線通信装置に、異なるチャネルに関する情報を含む、少なくとも2の無線通信装置群への第1接続情報を送信する送信部を備え、送信部は、さらに、少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、一方の無線通信装置群に含まれる複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報として、一の無線通信装置への第2接続情報を、一方の無線通信装置群へ送信する。
本発明によれば、複数のFANを組み合わせる際の手間を低減可能な情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、及び、通信システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ(情報処理装置)の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信装置群の情報テーブルの一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るFANによる電力消費を説明する図である。 本発明の一実施形態の概略を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るルーティングテーブルの一例である。 本発明の第2実施形態の概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るルーティングテーブルの一例である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下、諸図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。通信システム500は、各家庭、企業、施設等に設置されたメーターからの情報を収集したり、メーターの制御を遠隔で行うためのシステムである。メーターが測定する測定対象としては特に限定されるものではないが、例えば、ガス(都市ガス、LPガス)、水道、石油、電気等であってよい。以下の実施形態では、ガスを例として説明する。なお、本発明の一実施形態において、メーターは、外部から電力を供給されず、内部に備えられた蓄電池で駆動されるものであって、その駆動期間が有限であるものとする。
図1に示すように、通信システム500は、サーバ(情報処理装置)100と、無線通信装置200が備えられたメーター300と、ネットワーク400とを含む。なお、無線通信装置200は、図のように、メーター300の図示しない外側の入出力I/Fに接続されて、別個の無線通信装置としてメーター300の外部に備えられてもよい。すなわち、無線通信装置200は、メーター300に後付けされるものであってよい。また、無線通信装置200は、メーター300の製造時に組込まれて、メーター300と一体化されてもよい。あるいは、メーター300の内部に、例えば通信ボードとして組み込まれていてもよい。通信システム500において、複数の無線通信装置200によってFAN10が構成されており、図の例では、無線通信装置200Aa,200Ab,200Ac及び200Adによって、FAN10Aが、無線通信装置200Ba,200Bb,200Bc及び200Bdによって、FAN10Bが構成されている。ここで、FAN10AとFAN10Bとは、エリアが異なることによる区別であってもよいし、メーターの管理者が異なることによる区別であってもよい。後者の場合、エリアが重複していてもよい。なおこれ以降、特に区別する必要が無い場合、符号における英字は省略して説明する。また、各FANに含まれる無線通信装置は、図示した数に限られるものではない。
各FAN10において、無線通信装置200a(図1の例では、200Aa,200Ba)はゲートウェイ(親機)として機能し、その他の無線通信装置200b〜200dは子機として機能しているものとする。なお、各無線通信装置200は、親機としても子機としても動作し得る。親機である無線通信装置200aは、サーバ100との間で、第1の通信方式を用いてネットワーク400を介して直接に通信を行うことができる。ここで、第1の通信方式は、例えば、LTE、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA等の通信方式である。また、第1の通信方式は、例えば、Category M, Category M1、NB−IoT(Narrow Band IoT)等のIoT向けの無線通信方式であり、LTEを拡張した通信方式である。また、第1の通信方式は例えば、電波法における免許を必要とする通信方式(公衆無線)である。なお、第1の通信方式は、これらの例に限られるものではない。子機200b〜200dは、第2の通信方式を用いて他の子機及び親機との通信(データの伝送)を行う。ここで、第2の通信方式としては、例えば、920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式である。920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式は、例えば、Wi-SUNの通信規格に基づく通信方式や、Zigbee(登録商標)等のIEEE802.15.4上で動作する無線通信規格の通信方式である。なお、第2の通信方式は、920MHz帯に限られず、どのような通信帯域で通信するものであってもよい。第2の通信方式は例えば、電波法における免許を必要としない通信方式である。第1の通信方式と第2の通信方式とは例えば、通信に用いる電波の周波数帯が互いに異なる。
FANにおいて、複数の子機は、自機に関連付けられた対象であるメーター300に関する対象情報を、マルチホップ通信によって親機へ送信する。すなわち、各子機には、下位または上位に接続された子機又は親機から受信したデータの転送先を示す経路表が記憶され、各子機から親機までのルートが設定されている。なお、経路表は、FANの構成時に設定されサーバ100から送信されてもよいし、メーター300の設置後に、既存のルーティングプロトコルによって経路表が作成されてもよい。既存のルーティングプロトコルとしては、AODV(Ad hoc On Demand Distance Vector)、DSR(Dynamic Source Routing)等のようなリアクティブ型、OLSR(Optimized Link State Routing)のようなプロアクティブ型、それらを組み合わせたハイブリッド型等のいずれかであってよいし、その他のルーティングプロトコルが用いられてもよい。
詳細は後述するが、サーバ100は、各メーター300の保守管理を遠隔から実行する機能を有し、その1つとして、電池の残稼働時間を推定する機能を有する。サーバ100は、各無線通信装置200から送信された各メーター300の情報を処理し、図示しないメーターの管理者へ必要なデータを受け渡すIoT−PF(プラットフォーム)としての機能も有する。各メーター300の情報としては、測定対象の測定値(検針値)であって、測定対象の所定期間(例えば、1日、1週間、1カ月等)における使用量、測定対象の残量を示すデータであってよい。また、各メーター300の情報としては、測定対象の異常を表すデータ(例えば、ガス漏れ等)であってもよい。なお図1において、サーバ100は2つ示してあるが、これに限られるものではない。なお、サーバ100は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよく、例えば、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)、コミュニケーションプラットホーム等を含んでもよい。
ネットワーク400は、無線ネットワークや有線ネットワークを含んでよい。ネットワーク400は、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA(code division multiple access)等である。なお、ネットワーク400は、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber LINE)回線、衛星通信網等であってもよく、どのようなネットワークであってもよい。また、ネットワーク400は、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク400は、これらの例を組み合わせた複数の異なるネットワークを含むものであってもよい。例えば、ネットワーク400は、LTEによる無線ネットワークと、閉域網であるイントラネット等の有線ネットワークとを含むものであってもよい。
<親機と子機と間の消費電力の違いについて>
ここで、親機と子機との間の消費電力の違いについて、図5のテーブルを用いて説明する。図5のテーブルTB3は、無線通信装置200で実行される処理毎に、通信頻度(平均実行回数)、通信データ量、送信パターン、消費電流とを関連付けて記憶したテーブルである。ガスメーターは、定期的な保守管理が必要であり、サーバ100と無線通信装置200との間で、指示と応答の送受信に係る通信が必然的に発生する。図5のテーブルTB3は、そのような通信において消費する消費電流(消費電力)を、予め測定し記憶するものである。ここで、無線通信装置200が親機として動作する場合、複数の子機が接続され、各子機に接続されたメーター300のデータを、第1の通信方式を用いてIoT−PFへ送信する必要があるが、消費電流は、無線通信装置200に接続されているメーター300の数に依存する。従って、テーブルTB3には、親機に接続されているメーター300の数に対して、処理毎に要する消費電力が、予め記憶されている。なお、無線通信装置200が子機として動作し、メーター300が自機に1台接続されている場合、子機は、メーター1台分のデータを、第2の通信方式を用いてFAN内で親機へ送信するのみでよい。
テーブルTB3についてさらに説明する。処理「定期検針」は、メーター300の検針値をサーバ100へ送信するもので、通信データ量は、上り(無線通信装置200からサーバ100へ)104バイト、下り208バイトである。また、「定期検針」が実行されるのは、月1回である。「定期検針」のデータの送信パターンは、複数のメーター300のデータを親機が蓄積してIoT−PFへ送信する「蓄積あり」のパターンである。さらに、「定期検針」に要する消費電流は、メーターが1台接続された子機で0.01mAh、メーターが2台接続された親機で0.219mAh、メーターが3台接続された親機で0.22mAhである。なお、処理「見える化」は、1日のガス使用量をグラフ化や数値化するためにデータの送受信を行う処理である。上記「定期検針」や「見える化」に関するデータは、子機から親機へ送信される都度サーバ100へ送信することを必要としない、リアルタイム性・緊急性の低いデータである。従って、これらのデータは、子機から親機へ送信された後、所定の時間まで親機に蓄積(記憶)されるデータである。
次に、処理「遠隔開栓」は、サーバ100から指示して、ガス栓を開栓する処理である。また、処理「緊急時業務」や「異常発呼」は、ガス漏れ等をサーバ100へ送信したり、他の報知システムへ異常発生を通知するものである。なお、上記処理のうち、「遠隔開栓」、「緊急時業務」、「異常発呼」は、即時に報知する必要があることから、送信パターンは、処理の度に送信される「都度送信」のパターンとなる。すなわち、子機から親機へ送信される度に、サーバ100へ送信されることが要求される。なお、数値は一例であって、これに限られるものではなく、また、この他のデータが記憶されてもよい。
図1及び上述のように、通信システム500によれば、子機は、他の子機又は親機との間で第2の通信方式で通信を行い、親機は、サーバ100との間の通信を第1の通信方式で行う。特定小電力無線方式である第2の通信方式と比べ、WANである第1の通信方式は、データの伝送に電力を多く必要とする。すなわち、第1の通信方式は、第2の通信方式と比べてデータの伝送や通信の待機に必要とする消費電力が大きい。なお、図1に示すFANを構成してサーバと通信を行うシステムの場合、各無線通信装置200は、他の無線通信装置200やサーバ100からの通知を待機する必要があり、待機時にも電力を消費する。TB4に一例として示すように、そのような待機時の消費電力も、第1の通信方式による通信の方が、第2の通信方式による通信と比べて大きい。以上が、FANを構成する上で生じ得る、親機と子機との間の消費電力の違いである。
図2は、本発明の一実施形態によるサーバ100のブロック図である。図2に示すように、サーバ100は、制御部110、通信I/F部120、入出力I/F部130及び記憶部140を備える。
まず、記憶部140は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現され、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラム及びデータを記憶する機能を有する。また、記憶部140には、サーバ100との通信を行う各FAN(無線通信装置群)に関する情報であって、各FANを構成する無線通信装置200及びメーター300に関する情報(構成情報)が記憶される。なお、本実施形態において、FANは、1の親機と、少なくとも1の子機から構成されてよい。
図4に、記憶部140に記憶されるFANの構成情報のテーブルの一例を示す。図4に示すように、記憶部140には、各無線通信装置200を一意に識別可能な識別子である装置ID、各無線通信装置200について親機・子機の指定、各無線通信装置200の位置情報、メーター300を一意に識別可能な識別子であるメーターID、メーター300の設置年、第1の通信方式に必要なネットワークID、無線通信装置200が含まれるFANを識別するための第2の通信方式に必要なネットワークID、各FANで用いられる通信における無線チャネルおよび/またはFAN−ID等が記憶される。なお、記憶部140に記憶される情報としては、図示及び上述したものに限られるものではない。第1の通信方式に必要なネットワークIDは例えばIPアドレスや電話番号などである。第2の通信方式に必要なネットワークIDは例えばFANのネットワークIDである。また、記憶部140には、FANの構成情報として、メーター300の管理者に係るメーター管理者IDや、各子機に対し、親機とする無線通信装置200の指定(例えば、親機とする装置ID)が関連付けられて記憶されてもよい。
図4の例では、FAN10Aに関するテーブルTB1と、FAN10Bに関するテーブルTB2とを示してある。FAN10Aにおいて用いられているFAN−IDは「A」であって、FAN10Bにおいて用いられているFAN−IDは「B」である。従って、FAN10Aに含まれる無線通信装置と、FAN10Bに含まれる無線通信装置との間では、データの送受信が行われない。
ここで、本発明の一実施形態に概要について説明する。図6に、本発明の一実施形態に係る通信システムを示す。本発明の一実施形態によれば、少なくとも1の親機を含むFANを少なくとも2つ含む通信システムにおいて、複数のFANが、FANを新たに再構築することなく組み合わされることができる。
図6を用いて説明する。なお、図6に示すFANは、図4に示す構成情報に対応する。図6(a)において、FAN10Aでは親機200Aaがサーバ100(図示せず)との第1の通信方式による通信CN10を行い、FAN10Bでは親機200Baがサーバ100との第1の通信方式による通信CN11を行っている。本発明の一実施形態によれば、FAN10Aに含まれる無線通信機器200Aa〜200Adに対応付けられた対象に関する対象情報(すなわち、上述したメーター300の測定情報や、メーター300に関する情報)を、FAN10Bの親機200Baを介して、サーバ100へ送信させることができる。すなわち、仮想的なFAN10Cを構成して、FAN10Aの親機200Aaとサーバ100との間の第1の通信方式による通信CN10を用いなくとも、FAN10Aに関する情報をサーバ100へ送信することが可能となる。
図2のブロック図の説明に戻る。制御部110は、プログラム内のコードや命令によってサーバ100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部110は、通信制御部111、取得部112、算出部113、設定部114、判定部115及び入出力制御部116を備える。通信制御部111は、通信I/F部120を介した通信を制御する。通信I/F部120は、アンテナ等の通信装置(図示せず)に接続されるインタフェースである。通信I/F部120は、無線通信装置200のような外部装置と、移動体通信網の通信回線を介してデータを通信する機能を有する。入出力制御部116は、入出力I/F部130を介した図示しない表示装置(ディスプレイ等)や入出力装置(キーボード、タッチパネル等)との接続を制御する。判定部114は、各種判定処理を行う。
取得部112は、無線通信装置200の動作モードの履歴に関するモード履歴情報を取得する。モード履歴情報は、上述した親機、子機のいずれかであったかの履歴であって、各動作モードの起動時間や、変更時間、動作モードの継続時間を含む。さらに、取得部112は、無線通信装置200で実行された処理の内容に関する処理履歴情報を取得する。さらに、取得部112は、動作モードの継続時間に関する継続時間情報を取得してもよい。また、取得部112は、無線通信装置200による、対象情報の送信頻度を取得してもよい。また、取得部112は、無線通信装置200との間の通信に係る通信品質に関する情報を取得してもよい。
算出部113は、取得部112で取得された情報と、上述したテーブルTB3,TB4に示す消費電流に関するデータとから、各無線通信装置200の消費電力(すなわち、電池残量)を算出する。
設定部114は、複数の無線通信装置からFANを構成したり、新たなメーター300が設置された場合のFANの設定等を行う。設定部114は、少なくとも2のFANのうちの一方が所定の条件を満たした場合に、他方のFANを介して一方のFANの情報が送信されるような設定情報を作成する。所定の条件とは、一方のFAN全体の電池残量が所定値以下になった場合や、一方のFANの親機の通信環境が変化し、親機として動作し得なくなった場合を検出可能な条件であってよい。設定部114は、FANに含まれる1の無線通信装置を、2つのFANの間での情報の送受信を中継するルータとして機能させるための設定情報を作成する。ここで、設定情報とは、無線通信装置に記憶される経路表であってよいし、一方のFANの親機を宛先とする情報の宛先を、他方のFANの親機へと書き換えるための指令情報であってよい。
次に、無線通信装置200について説明する。図3は、本発明の一実施形態による無線通信装置200のブロック図である。なお上述のように、本発明の一実施形態によれば、FAN10を構成する無線通信装置200は親機としてのみ機能するものであってよいし、子機としてのみ機能するものであってよいが、説明の簡易化のため、まず、無線通信装置200が親機としても子機としても動作可能な構成を図3に示す。図3に示すように、無線通信装置200は、制御部210、通信I/F部220、入出力I/F部230及び記憶部240を備える。
記憶部240は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現され、無線通信装置200が動作するうえで必要とする各種プログラム及びデータを記憶する機能を有する。記憶部240は、例えば、制御部210における各種処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部240は、ドライバプログラムとして、IEEE802.11規格の無線通信方式や移動体通信(セルラー通信)の無線通信方式を実行する通信ドライバプログラムを記憶する。また、記憶部240は、IEEE802.11規格の無線通信方式や移動体通信(セルラー通信)の無線通信方式での認証等を行う接続制御プログラム等を記憶する。また、記憶部240は、無線LANのアクセスポイントに接続するための各種情報を記憶していてもよい。また、記憶部240は、メーターや自装置に関する情報(例えば、メーターID、無線通信装置ID、位置情報、管理者情報、ネットワークID、USIM、eSIM等の情報等)を記憶したり、所定の処理に係る一時的なデータ(通信履歴、メーターによる検針値、FANの構成データ等)を一時的に記憶したりしてもよい。また、記憶部240は、上述した図4のテーブルを含んでよい。
制御部210は、プログラム内のコードや命令によって所定の機能を実行するための機能を備え、例えば、中央処理装置(CPU)である。また、制御部210は、例えば、マイクロプロセッサやマルチプロセッサ、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(field-programmable gate array)等であってもよい。なお、制御部210は、これらの例に限定されない。制御部210は、通信制御部211、動作モード制御部212、取得部213、判定部217及び入出力制御部218を含む。
通信制御部211は、通信I/F部220を介した他の無線通信装置、又は、サーバ100との間の通信を制御し、例えばデータの送受信のためのデジタル処理等を行う。通信I/F部220は、ネットワーク400を介して、他の無線通信装置200やサーバ100との間でデータの送受信が可能な通信インターフェースである。通信I/F部220は、例えば、無線通信が可能な通信インターフェースであり、無線LANのアクセスポイントを介して通信する機能や、LTEやCDMA等の無線通信ネットワークを介して通信するための機能を含んでいてもよい。ここで、通信I/F部220は、第1通信部221と第2通信部222とを含む。第1通信部221及び第2通信部222は、それぞれ、上述の第1通信方式及び第2通信方式を用いた通信のための通信インタフェースである。
なお、親機としてのみ、または、子機としてのみ動作する場合、動作モード制御部212は備えなくてもよい。さらに、子機としてのみ動作する場合、第1通信部221は備えなくてもよい。
入出力制御部218は、入出力I/F部230を介したメーター300との通信を制御する。入出力I/F部230は、例えばメーター300がガスメーターである場合、独自の通信規格であるNライン又はUバスのインタフェースであり、また、ガスメーター間の通信方式であるUバスエアにも対応するインタフェースである。無線通信装置200を通信ボードとして実現した場合、上記のインタフェースを備えることによって、既存のガスメーターに組込んで設置することができる。なお、メーター300はガスに限られるものではなく、入出力I/F部230は、水道等のメーターに組込むためのインタフェースであればよい。
取得部213は、通信品質取得部214、電池残量取得部215及び位置情報取得部216を備える。通信品質取得部214は、自装置と他の無線通信装置200又はサーバ100との間の通信品質に関する情報を取得する。通信品質に関する情報とは、受信電波強度、送受信の遅延等に関する情報であってよい。すなわち、通信品質取得部214は、第1の通信方式に係る電波強度と、第2の通信に係る電波強度とをそれぞれ取得可能である。電池残量取得部215は、無線通信装置200へ電力を供給する電池(図示せず)の電池残量に関する情報を取得する。電池残量は、電圧や温度等から求めてもよいし、無線通信装置200の通信履歴等から求めてもよいし、管理者による保守点検等で得られるものであってよい。位置情報取得部216は、無線通信装置200の設置位置に関する情報(位置情報)を取得する。位置情報は、GPS信号から、緯度又は経度を取得してもよいし、設置時に管理者によって住所を入力されることにより取得してもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る、仮想的なFAN10Cを構成して、FAN10Aに関する対象情報を、FAN10Bを介してサーバ100へ送信することについて、図6及び図7を用いて説明する。図7は、無線通信装置200に記憶される経路表の一例である。FAN10Cを構成する以前の無線通信装置(子機)200Adの経路表TB11には、親機200Aaを宛先とする情報を受信した場合に、FAN−ID「A」を用いて子機200Acへ転送することが規定されている。そして、子機200Acの経路表TB12には、親機200Aaを宛先とする情報を受信した場合に、FAN−ID「A」を用いて親機200Aaへ転送することが規定されている。これにより、子機200Ad、子機200Acから親機200Aaへ情報を送信することができる。
仮想的なFAN10Cを構成する場合、サーバ100から、FAN10Aに含まれる子機200Acに対し、FAN10Bへの接続情報が送信される。接続情報は、FAN10BのFAN−IDに関する情報を含む構成情報であって、子機200AcがFAN10Bに接続するための情報である。これにより子機200Acは、もともと保有していたFAN10Aの情報に加えてFAN10Bの情報を取得する。この結果として、子機200Acの経路表TB12がTB14のように更新される。そして、子機200Acは、FAN10Aに含まれる各子機に対して、取得したFAN10Bの情報を通知する。更に、子機200Acは、FAN10Bに含まれる各子機に対して、FAN10Aの情報を通知する。この結果として、例えば子機200Adの経路表TB11がTB13のように更新される。そうすると、子機200Adが親機200Baを認識できるようになる(TB13)。ここで、子機200Adが、親機200Baを宛先とする情報を子機200Acに送信した場合を考える。このとき、子機200Adから子機200Acに送信される情報のヘッダにはFAN−ID=Aが含まれている。すると、かかる情報を受信した子機200Acは、経路表TB14に従い、受信した情報のヘッダに含まれるFAN−IDをAからBへ変換して、受信した情報を200Bbに転送する。転送された情報は、子機200Bbを介して親機200Baに届く。これにより、FAN10Aに含まれる子機200Adによって送信された情報が、親機200Baまで届く。
一実施形態によれば、FAN10AとFAN10Bを組み合わせて、仮想的なFAN10Cを構成することが可能となる。この組合せに際し、FAN10AやFAN10Bを解体して新たなFAN10Cを構築することなく、FAN10AやFAN10BのFAN−ID等の情報は維持される。従って、再構築に係る問題(通信経路の構築の失敗や、経路の生成にかかる所要時間など)を生じさせることがないという利点がある。
なお、仮想的なFAN10Cの構築は、FAN10Aにおいて所定の条件が満たされた場合に行われてよい。所定の条件とは、例えば、FAN10Aに含まれる無線通信装置の電池残量が所定値を下回った場合である。この場合、FAN10Aに含まれるメーターの情報を送信することが困難となるが、本発明の一実施形態によれば、FAN10Bの親機を介してFAN10Aに含まれるメーターの情報を送信することが可能となる。
あるいは、所定の条件として、FAN10Aの親機200Aaとサーバ100との間の第1の通信方式における通信の電波強度が所定の基準を下回った場合に、仮想的なFAN10Cの構築が行われてもよい。これにより、親機200Aaの周囲に壁などの遮蔽物が一時的に設置された場合などに、FAN10Aに含まれるメーターの情報をサーバ100へ送信することが可能となる。
なお、上述では、FANに含まれる1の無線通信装置に対して、異なるFANへの接続情報が送信され、当該1の無線通信装置が、異なるFANを接続するルータとして機能する態様について説明したが、ルータとして機能する無線通信装置は、予めFANへ含まれていない無線通信装置であってもよい。このことを、図8及び図9を用いて説明する。
図8は、FAN10A,FAN10BのいずれかのFANに組込まれることが可能なフィールドに、新たなメーター(無線通信装置200Ae)が設置された場合を示す図である。本発明の一実施形態によれば、無線通信装置200Aeを、FAN10AとFAN10Bとを接続するルーターとして機能させる。サーバ100は、無線通信装置200Aeに対し、FAN10A及びFAN10Bのいずれにも接続可能な接続情報(経路表)を送信する。これにより、無線通信装置200Aeは、例えばTB16に示すような経路表を持つことになる。そして、無線通信装置200Aeは、FAN10Aの接続情報をFAN10Bに通知し、FAN10Bの接続情報をFAN10Aに通知する。図9に、経路表の一例を示す。無線通信装置200Aeが設置されると、無線通信装置200Acの経路表TB12は、TB15の様に更新される。これにより、無線通信装置200Acは、例えば200Baの存在を認識することができる。ここで、無線通信装置200Acが、無線通信装置(親機)200Baに宛てた情報を無線通信装置200Aeに対して送信する場合を想定する。無線通信装置200Acが無線通信装置200Aeに対して送信した情報のヘッダには、FAN−ID=Aが含まれている。無線通信装置200Aeが無線通信装置200Acからかかる情報を受信すると、無線通信装置200Aeは、受信した情報のヘッダに含まれるFAN−ID=AをFAN−ID=Bに書き換えて、経路表TB16に従い、受信した情報を無線通信装置200Bbに転送する。転送された情報は、無線通信装置200Bbを介して無線通信装置(親機)200Baに届く。これにより、FAN10Aに含まれる子機200Adによって送信された情報が、親機200Baまで届く。
次に、本発明の一実施形態によるサーバ100の制御方法について、図10のフローチャートを用いて説明する。まず、サーバ100の記憶部には、少なくとも2の無線通信装置群に関する構成情報(例えば、図4)が記憶される(ステップS11)。サーバ100は、一方の無線通信装置群(FAN10A)に係る対象情報を、一方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機(200Aa)から受信する(ステップS12)。また、他方の無線通信装置群(FAN10B)に係る対象情報を、他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機(200Ba)から受信する(ステップS13)。一方の無線通信装置群(FAN10A)が所定の条件を満たした場合、他方の無線通信装置群(FAN10B)に含まれる無線通信親機(200Ba)を介して、一方の無線通信装置群(FAN10A)に係る対象情報を自装置へ送信させるための設定情報を、一方の無線通信装置群(FAN10A)へ送信する(ステップS14)。その後、FAN10Aに含まれる無線通信装置からの対象情報は、FAN10Bの親機200Baから受信することが可能となる。
上述のように、本発明の一実施形態によれば、無線通信装置を、異なるチャネルを用いて通信する各FANのルータとして機能させて、異なるFAN同士の接続を可能とすることができる。これにより、既存のFANの設定を維持し、新たなFANの再構築等に係る手間を抑えることが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。例えば、サーバ100が備えるとして説明した各構成部は、複数のサーバによって分散されて実現されてもよい。また、サーバ100の機能として説明した処理は、無線通信装置200によって行われても良い。逆に、無線通信装置200によって行われるとした処理が、サーバ100によって行われてもよい。
具体的には、メーター300の電池残量や、無線通信装置200の通信品質等が、サーバ100で判定されてもよい。また、子機の情報を収集した親機が、電池残量や通信品質等を判定してもよい。
また、上述では、各FANに含まれる無線通信装置200にメーター300が接続され、自装置に接続されたメーター300の情報を、上位の子機又は親機、サーバ100へと送信する態様を説明した。しかしながら、親機として動作する無線通信装置200には、メーター300が接続されていなくてもよい。すなわち、親機は、自機の下位に接続された子機によって送信されたメーターの情報を、サーバー100へ送信したり、サーバ100からの各種情報を受信して子機へ送信する機能のみを実行するものであってよい。
なお、仮想的なFAN10が構成された場合に、各FANの親機とサーバ100との間の第1の通信方式による通信は、切断されてもよい。これにより、親機として動作する場合の待機電力の消費を抑えることができる。
本発明に係る発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限られないことは言うまでもない。例えば、上述では、FANに関する情報がサーバ100の記憶部140や、無線通信装置200の記憶部240に記憶される態様について説明したが、それら各種情報は、サーバ100や無線通信装置200とは別のメモリに、データベースとして記憶されてもよい。
また、上述では、FAN内のマルチホップ通信をツリー構造で行う態様について説明したが、メッシュ構造であってもよい。さらに、2つ以上のFANが、ルータとして機能する複数の無線通信装置によって接続され、仮想的なFANが構成されてもよい。
サーバ100の各機能部は、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。また、各機能部は、1又は複数の集積回路により実現されてよく、複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。
図9に、本実施形態におけるサーバ100を実現可能なコンピュータ20の一例を示すハードウェア構成を示す。サーバ100の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、サーバ100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU24、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)26又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)27、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)25等を備えている。そして、コンピュータ20(又はCPU24)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。すなわち、本発明に係る情報処理装置100は、CPU24がRAM25上にロードされたプログラムを実行することにより、通信制御部111、取得部112、算出部113、設定部114、判定部115及び入出力制御部116として機能する。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)、Python、Ruby等のスクリプト言語、C言語、C++、C#、Objective-C、Swift、Java(登録商標)等のオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5等のマークアップ言語等を用いて実装できる。
100 サーバ(情報処理装置)
200 無線通信装置
300 メーター
400 ネットワーク
500 通信システム
10 FAN
110 制御部
111 通信制御部
112 取得部
113 算出部
114 設定部
115 判定部
116 入出力制御部
120 通信I/F部
130 入出力I/F部
140 記憶部
210 制御部
211 通信制御部
212 動作モード制御部
213 取得部
214 通信品質取得部
215 電池残量取得部
216 位置情報取得部
217 判定部
218 入出力制御部
220 通信I/F部
221 第1通信部
222 第2通信部
230 入出力I/F部
240 記憶部

Claims (10)

  1. 複数の無線通信装置として、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、
    前記少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの前記無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、前記複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、前記それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含む通信システムにおける情報処理装置であって、
    前記少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、前記少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、前記一方の無線通信装置群に含まれる前記複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、前記一方の無線通信装置群へ送信する送信部を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記無線通信装置群を構成する前記複数の無線通信装置の電力残量の総量を算出する算出部をさらに備え、
    前記送信部は、前記一方の無線通信装置群について、前記総量が所定値を下回った場合に、前記設定情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信部は、前記一方の無線通信装置群に含まれる前記無線通信親機との間の、前記第1の通信方式における通信の電波強度が所定の基準を下回った場合に、前記設定情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記送信部は、前記設定情報として、前記一方の無線通信装置群に含まれる一の無線通信装置に対し、前記他方の無線通信装置群への接続情報を送信し、前記一の無線通信装置によって、前記一方の無線通信装置群に含まれる他の無線通信装置に対し、前記一の無線通信装置を介した前記他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機への接続情報が送信される、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記無線通信装置は、前記無線通信親機及び前記無線通信子機として動作可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記無線通信親機又は前記無線通信子機に関連付けられた対象はガスメーターであって、前記情報処理装置は、前記対象情報として、前記ガスメーターの測定情報及びガスメーターの状態に関する情報のいずれかを受信する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の無線通信装置として、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、
    前記少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの前記無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、前記複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、前記それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含む通信システムにおける情報処理装置の制御方法であって、
    前記少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、前記少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、前記一方の無線通信装置群に含まれる前記複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、前記一方の無線通信装置群へ送信するステップを含む、
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 複数の無線通信装置として、少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、
    前記少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの前記無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、前記複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、前記それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、を含む通信システムにおける情報処理装置の制御プログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    前記少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、前記少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、前記一方の無線通信装置群に含まれる前記複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、
    前記一方の無線通信装置群へ送信する機能を実現させる、
    ことを特徴とする情報処理装置の制御プログラム。
  9. 少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、
    前記少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの前記無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、前記複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、前記それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、
    を含む通信システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、前記少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、前記一方の無線通信装置群に含まれる前記複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報を、自装置へ送信させるための設定情報を、前記一方の無線通信装置群へ送信する、
    ことを特徴とする通信システム。
  10. 少なくとも1の無線通信親機と、当該少なくとも1の無線通信親機の下位に、直接又は間接に第2の通信方式によって互いに通信可能に接続された複数の無線通信子機とを含む、少なくとも2の無線通信装置群と、
    前記少なくとも2の無線通信装置群に含まれるそれぞれの前記無線通信親機と第1の通信方式を介した通信を行い、前記複数の無線通信子機に関連付けられた対象に関する対象情報を、前記それぞれの無線通信親機から受信する情報処理装置と、
    を含む通信システムにおける情報処理装置であって、
    前記少なくとも2の無線通信装置群のうち一方の無線通信装置群が所定の条件を満たした場合に、前記少なくとも2の無線通信装置群とは異なる一の無線通信装置に、前記少なくとも2の無線通信装置群への接続情報を送信する送信部を備え、
    前記一の無線通信装置によって、前記少なくとも2の無線通信装置群のうち他方の無線通信装置群への接続情報が前記一方の無線通信装置群へ送信されるとともに、前記一方の無線通信装置群への接続情報が前記他方の無線通信装置群へ送信され、前記他方の無線通信装置群に含まれる無線通信親機を介して、前記一方の無線通信装置群に含まれる前記複数の無線通信子機それぞれに関連付けられた対象に関する対象情報が、前記情報処理装置へ送信される、
    ことを特徴とする情報処理装置。
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