JP6740602B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、情報処理装置に関し、特に、冷凍装置の点検の支援に関する。
従来、冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷凍装置(空気調和機や冷凍庫や冷蔵庫など)が知られている。また、この種の冷凍装置を安全に運転させるために、冷凍装置の定期点検が実施されている。例えば、特許文献1には、サービスマン(点検担当者)が現場にて空調装置(冷凍装置)を操作して空調装置を点検することが開示されている。
また、2015年4月1日に「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(略称:フロン排出抑制法)」が施行され、特定の冷凍装置に対して有資格者による定期点検が義務づけられることとなった。この有資格者による定期点検の点検項目には、目視による点検項目の他に、冷凍装置の運転状況(低圧圧力や高圧圧力など)に関する点検項目が含まれている。このように、近年では、冷凍装置の安全運転だけでなく環境保全なども考慮して、冷凍装置の定期点検が実施されている。
特開平11−248286号公報
上記のように、定期点検の点検項目に冷凍装置の運転状況(低圧圧力や高圧圧力など)に関する点検項目が含まれている場合、従来では、冷凍装置の点検担当者が現場にて冷凍装置の運転状況を計測して冷凍装置の運転状況に関する情報を取得することになるので、冷凍装置の点検担当者の負担を軽減することが困難であった。
そこで、この発明は、冷凍装置の点検担当者の負担を軽減することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、有資格者による定期点検の対象となる冷凍装置(20)のユーザ(21)に使用される情報端末(22)および該有資格者である点検作業員(31)が在籍して該冷凍装置(20)の定期点検業務を行うことが可能な店舗(30)の従業員に使用される情報端末(32)と電気通信回線(40)を介して接続される情報処理装置であって、情報記憶部(11)と、情報処理部(12)とを備え、上記情報記憶部(11)は、上記冷凍装置(20)と、該冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況情報と、該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)とを対応付けて記憶し、上記運転状況情報には、上記冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって該冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む定期点検情報が含まれ、上記運転状況情報には、該運転状況情報が取得された日時を示す日時情報が対応付けられ、上記情報処理部(12)は、上記情報記憶部(11)に記憶された上記運転状況情報に対応付けられた上記日時情報を参照して、上記情報記憶部(11)に記憶された上記運転状況情報の中から上記定期点検の対象となる冷凍装置(20)に対応付けられ且つ所定の期間において取得された運転状況情報を検出し、該運転状況情報に含まれる上記定期点検情報を定期点検チェックシート(61)に登録し、該定期点検チェックシート(61)を該情報記憶部(11)において上記冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信することを特徴とする情報処理装置である。
上記第1の発明では、冷凍装置(20)の定期点検を担当する定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))に、定期点検情報(冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報)を含む定期点検チェックシート(61)を提供することができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検情報の取得を支援することができる。すなわち、定期点検担当者による冷凍装置(20)の計測(定期点検情報を取得するための計測)を省略することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記情報処理部(12)は、上記ユーザ(21)の情報端末(22)または上記店舗(30)の情報端末(32)から上記定期点検チェックシート(61)の送信要求を受信すると、上記情報記憶部(11)において該情報端末(22,32)に対応付けられた冷凍装置(20)の運転状況情報に基づいて生成された上記定期点検チェックシート(61)を該情報端末(22,32)に送信することを特徴とする情報処理装置である。
上記第2の発明では、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))からの要求に応答して、冷凍装置(20)の定期点検チェックシート(61)を冷凍装置(20)の定期点検担当者に提供することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に対して予め定められた定期点検通知時期が到来すると、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報に基づいて生成された上記定期点検チェックシート(61)を、該情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信することを特徴とする情報処理装置である。
上記第3の発明では、冷凍装置(20)の定期点検チェックシート(61)を冷凍装置(20)の定期点検担当者に自動的に提供することができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検チェックシート(61)の送信要求を省略することができる。
第4の発明は、上記第1〜第3の発明のいずれか1つにおいて、上記情報処理部(12)は、上記情報記憶部(11)において上記冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報のうち一年間で上記冷凍装置(20)の負荷が比較的に高いと推測される高負荷期間において取得された運転状況情報に基づいて上記定期点検チェックシート(61)を生成することを特徴とする情報処理装置である。
上記第4の発明では、冷凍装置(20)の負荷が比較的に高いと推測される期間(高負荷期間、例えば夏期)には冷凍装置(20)の稼働率が比較的に高くなり、冷凍装置(20)の負荷が比較的に低いと推測される期間(低負荷期間、例えば中間期)には冷凍装置(20)の稼働率が比較的に低くなる傾向にある。すなわち、高負荷期間において取得された冷凍装置(20)の運転状況情報は、稼働中の冷凍装置(20)の運転状況情報となっている可能性が高い。したがって、冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報のうち高負荷期間において取得された運転状況情報に基づいて定期点検チェックシート(61)を生成することにより、定期点検チェックシート(61)に含まれる冷凍装置(20)の運転状況に関する項目(定期点検情報)の正確性を向上させることができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による冷凍装置(20)の定期点検の正確性を向上させることができる。
第5の発明は、上記第1〜第4の発明のいずれか1つにおいて、上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記定期点検チェックシート(61)の送信とともに、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期である定期点検推奨時期を、該情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に通知することを特徴とする情報処理装置である。
上記第5の発明では、冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を冷凍装置(20)の定期点検担当者に通知することができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検の時期管理を支援することができる。すなわち、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検の時期管理を省略することができる。
第6の発明は、上記第5の発明において、上記定期点検推奨時期は、上記冷凍装置(20)の利用状況に基づいて設定されることを特徴とする情報処理装置である。
上記第6の発明では、定期点検推奨時期を冷凍装置(20)の利用状況に応じた時期に設定することができる。
第7の発明は、上記第1〜第6の発明のいずれか1つにおいて、上記冷凍装置(20)は、上記定期点検および上記ユーザ(21)による簡易点検の対象となるものであり、上記情報記憶部(11)は、上記冷凍装置(20)に対して該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)を対応付けて記憶し、上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に対して予め定められた簡易点検通知時期が到来すると、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の簡易点検の実施が推奨される時期である簡易点検推奨時期を、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知することを特徴とする情報処理装置である。
上記第7の発明では、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期を冷凍装置(20)の簡易点検を担当する簡易点検担当者(ユーザ(21))に自動的に通知することができる。これにより、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検の時期管理を支援することができる。すなわち、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検の時期管理を省略することができる。
第8の発明は、上記第7の発明において、上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記簡易点検推奨時期の通知とともに、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期である定期点検推奨時期を、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知することを特徴とする情報処理装置である。
上記第8の発明では、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期の両方を、冷凍装置(20)の簡易点検担当者に通知することができる。これにより、冷凍装置(20)の簡易点検担当者であるユーザ(21)は、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期の両方に基づいて、冷凍装置(20)の点検計画を立てることができる。したがって、冷凍装置(20)の定期点検および簡易点検を効率良く実施させることができる。
第9の発明は、上記第7または第8の発明において、上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記簡易点検推奨時期の通知とともに、該冷凍装置(20)の簡易点検に用いられる簡易点検チェックシートを、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に送信することを特徴とする情報処理装置である。
上記第9の発明では、冷凍装置(20)の簡易点検チェックシートを冷凍装置(20)の簡易点検担当者に提供することができる。これにより、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検チェックシートの準備を支援することができる。すなわち、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検チェックシートの準備を省略することができる。したがって、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の負担を軽減することができる。
第10の発明は、第1〜第9の発明のいずれか1つにおいて、上記定期点検チェックシート(61)には、上記定期点検における上記冷凍装置(20)の目視点検に関する目視点検項目(61b)と、上記定期点検における上記冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況点検項目(61c)とが設けられ、上記情報処理部(12)は、上記定期点検情報を上記定期点検チェックシート(61)の上記運転状況点検項目(61c)に登録することを特徴とする情報処理装置である。
第1の発明によれば、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検情報の取得を支援することができるので、冷凍装置(20)の定期点検担当者の負担を軽減することができる。
第2の発明によれば、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))からの要求に応答して、冷凍装置(20)の定期点検チェックシート(61)を冷凍装置(20)の定期点検担当者に提供することができるので、適切な時期(冷凍装置(20)の定期点検担当者が冷凍装置(20)の定期点検チェックシート(61)を必要としている時期)に、定期点検チェックシート(61)を定期点検担当者に提供することができる。
第3の発明によれば、これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検チェックシート(61)の送信要求を省略することができるので、冷凍装置(20)の定期点検者の負担を軽減することができる。
第4の発明によれば、定期点検チェックシート(61)に含まれる冷凍装置(20)の運転状況に関する項目(定期点検情報)の正確性を向上させることができるので、冷凍装置(20)の定期点検担当者による冷凍装置(20)の定期点検の正確性を向上させることができる。
第5の発明によれば、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検の時期管理を支援することができるので、冷凍装置(20)の定期点検担当者の負担を軽減することができる。
第6の発明では、定期点検推奨時期を冷凍装置(20)の利用状況に応じた時期に設定することができるので、冷凍装置(20)の利用状況に応じた時期に冷凍装置(20)の定期点検を実施させることができる。
第7の発明によれば、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検の時期管理を支援することができるので、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の負担を軽減することができる。
第8の発明によれば、冷凍装置(20)の簡易点検担当者であるユーザ(21)が冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期の両方に基づいて冷凍装置(20)の点検計画を立てることができるようになるので、冷凍装置(20)の定期点検および簡易点検を効率良く実施させることができる。
第9の発明によれば、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検チェックシートの準備を支援することができるので、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の負担を軽減することができる。
図1は、実施形態による情報処理装置の構成例を示す概念図である。 図2は、機器管理テーブルの一例を示す図である。 図3は、運転状況管理テーブルの一例を示す図である。 図4は、点検担当管理テーブルの一例を示す図である。 図5は、時期管理テーブルの一例を示す図である。 図6は、定期点検チェックシートの一例を示す図である。 図7は、簡易点検チェックシートの一例を示す図である。 図8は、定期点検管理テーブルの一例を示す図である。 図9は、簡易点検管理テーブルの一例を示す図である。 図10は、定期点検前処理について説明するためのフロー図である。 図11は、定期点検チェックシートの加工について説明するための概念図である。 図12は、定期点検後処理について説明するためのフロー図である。 図13は、簡易点検前処理について説明するためのフロー図である。 図14は、簡易点検チェックシートの加工について説明するための概念図である。 図15は、簡易点検後処理について説明するためのフロー図である は、機器情報テーブルの一例を示す図である。 図1は、管理者登録フォームの一例を示す図である。 図1は、機器登録フォームの一例を示す図である。 図19は、情報登録処理について説明するためのフロー図である。 図20は、簡易点検状況確認シートの一例を示す図である。 図21は、簡易点検状況確認処理について説明するためのフロー図である。
以下、実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(情報処理装置)
図1は、実施形態による情報処理装置(10)の構成例を示している。この情報処理装置(10)は、インターネット回線などの電気通信回線(40)を介して、冷凍装置(20)のユーザ(21)に使用される情報端末(22)および店舗(30)の従業員に使用される情報端末(32)と接続され、ユーザ(21)または店舗(30)による冷凍装置(20)の点検を支援するように構成されている。情報処理装置(10)は、情報記憶部(11)と、情報処理部(12)とを備えている。
〔冷凍装置〕
冷凍装置(20)は、冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う装置である。具体的には、冷凍装置(20)は、室内の温度を調節する空調機器(空気調和機)や、庫内の温度を調節する冷凍冷蔵機器(冷凍庫や冷凍庫など)である。
なお、この例では、冷凍装置(20)は、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(略称:フロン排出抑制法)においてユーザ(21)による簡易点検および有資格者(冷媒フロン類取扱技術者など)による定期点検の対象となる第一種特定製品(冷媒としてフロン類が充填されている冷凍装置)である。ユーザ(21)による簡易点検の点検項目には、主に、目視による点検項目が含まれている。有資格者による定期点検の点検項目には、目視による点検項目の他に、冷凍装置(20)の運転状況(低圧圧力や高圧圧力など)に関する点検項目が含まれている。
また、フロン排出抑制法では、第一種特定製品のうち有資格者による定期点検の対象となる第一種特定製品に対して、その第一種特定製品の電動機定格出力に応じて定期点検の周期(頻度)が規定されている。具体的には、電動機定格出力が7.5kW以上50kW未満である空調機器に対して、3年に1回以上の周期で定期点検を実施することが要求され、電動機定格出力が50kW以上である空調機器および電動機定格出力が7.5kW以上である冷凍冷蔵機器に対して、1年に1回以上の周期で定期点検を実施することが要求されている。また、フロン排出抑制法では、第一種特定製品の全種に対して、3ヶ月に1回以上の周期で簡易点検を実施することが要求されている。
以下の説明では、説明の便宜上、冷凍装置(20)は、3年に1回以上の周期で定期点検を実施することが要求され、且つ、3ヶ月に1回以上の周期で簡易点検を実施することが要求されている第一種特定製品であるものとする。すなわち、冷凍装置(20)の定期点検周期は「3年」に設定され、冷凍装置(20)の簡易点検周期は「3ヶ月」に設定されているものとする。
〔ユーザ〕
ユーザ(21)は、冷凍装置(20)の所有者であり、情報端末(22)を操作する。情報端末(22)は、演算処理部(例えばCPU)や記憶部(例えばメモリ)や入力部(例えばキーボードやタッチパネル)や表示部(例えば液晶ディスプレイ)などを有し、情報処理装置(10)および他の情報端末(例えば情報端末(32))と通信可能に構成されている。
また、情報端末(22)には、監視装置(23)が接続されている。監視装置(23)は、冷凍装置(20)の運転状況を監視する。そして、監視装置(23)は、冷凍装置(20)の運転状況に関する情報(運転状況情報)を取得する動作を周期的に繰り返し行い、取得した運転状況情報を情報端末(22)と電気通信回線(40)とを経由して情報処理装置(10)に送信する。
〔店舗〕
店舗(30)は、冷凍装置(20)に関する業務(例えば、冷凍装置(20)の販売や保守など)を行う店舗である。店舗(30)の従業員は、情報端末(32)を操作する。情報端末(32)は、演算処理部(例えばCPU)や記憶部(例えばメモリ)や入力部(例えばキーボードやタッチパネル)や表示部(例えば液晶ディスプレイ)などを有し、情報処理装置(10)および他の情報端末(例えば情報端末(22))と通信可能に構成されている。
また、店舗(30)には、有資格者である点検作業員(31)が在籍している。そのため、店舗(30)は、冷凍装置(20)の定期点検業務(有資格者による定期点検)を担当することが可能となっている。点検作業員(31)は、店舗(30)の従業員に含まれる。
なお、この例では、1人のユーザ(ユーザ1)が2台の冷凍装置(冷凍装置#001と冷凍装置#002)を所有し、もう1人のユーザ(ユーザ2)が1台の冷凍装置(冷凍装置#003)を所有している。また、ユーザ2は、冷凍装置(20)の定期点検を行うことが可能な有資格者である。
〔情報記憶部〕
情報記憶部(11)は、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況情報と、冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)と、冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)とを対応付けて記憶している。
この例では、情報記憶部(11)は、機器管理テーブル(51)と、運転状況管理テーブル(52)と、点検担当管理テーブル(53)と、時期管理テーブル(54)と、定期点検チェックシート(61)と、簡易点検チェックシート(62)と、定期点検管理テーブル(71)と、簡易点検管理テーブル(72)とを記憶する。
〈機器管理テーブル〉
図2に示すように、機器管理テーブル(51)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の管理者情報と、冷凍装置(20)の機器情報と、冷凍装置(20)の設置場所情報と、登録日とが対応付けられて登録されている。この例では、管理者情報には、冷凍装置(20)の管理者と、冷凍装置(20)の管理者に使用される情報端末の識別番号(例えば、メールアドレスやIPアドレスなど)とが含まれている。機器情報には、冷凍装置(20)の機器番号と、冷凍装置(20)の機種名と、冷凍装置(20)において使用される冷媒の種類(冷媒種類)と、冷凍装置(20)の電動機定格出力とが含まれている。設置場所情報には、冷凍装置(20)の設置場所の住所と、冷凍装置(20)が設置される配管系統の名称や設置場所の名称(系統名・設置場所)とが含まれている。登録日は、機器管理テーブル(51)に冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報が登録された日を示している。なお、図中、各項目に登録される文字や数値については「***」と簡略化して示しているものもある。
〈運転状況管理テーブル〉
図3に示すように、運転状況管理テーブル(52)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の運転状況情報(運転状況に関する情報)と、運転状況情報の取得時刻とが対応付けられて登録されている。この例では、運転状況情報には、少なくとも「低圧圧力(蒸発圧力)」と「高圧圧力(凝縮圧力)」と「吐出管温度」と「電源電圧」と「圧縮機駆動用電動機の電流」と「吸入ガス温度」と「蒸発飽和温度」と「凝縮飽和温度」と「過熱度」と「消費電力量」が含まれている。
〈点検担当管理テーブル〉
図4に示すように、点検担当管理テーブル(53)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))と、冷凍装置(20)の定期点検担当者に使用される情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))の識別番号(メールアドレスやIPアドレスなど)と、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))と、冷凍装置(20)の簡易点検担当者に使用される情報端末の識別番号(メールアドレスやIPアドレスなど)とが対応付けられて登録されている。このように、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の定期点検担当者に使用される情報端末の識別番号が対応付けられることにより、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の定期点検担当者に使用される情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32))が対応付けられている。これと同様に、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の簡易点検担当者に使用される情報端末の識別番号が対応付けられることにより、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の簡易点検担当者に使用される情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))が対応付けられている。
〈時期管理テーブル〉
図5に示すように、時期管理テーブル(54)には、冷凍装置(20)と、定期点検周期と、定期点検推奨時期と、定期点検通知時期と、簡易点検周期と、簡易点検推奨時期と、簡易点検通知時期とが対応付けられて登録されている。
定期点検推奨時期は、冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期(すなわち、冷凍装置(20)の定期点検を実施することが好ましいとみなせる期間)である。この例では、定期点検推奨時期は、冷凍装置(20)の前回の定期点検実施日(または、機器管理テーブル(51)に登録された登録日)の翌日から起算して所定期間(例えば、定期点検周期として予め定められた期間、この例では3年)の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間に設定されている。定期点検通知時期は、定期点検に関する情報を送信すべき時期として予め定められた時期であり、定期点検推奨時期の以前の日(この例では、定期点検推奨時期の開始日)に設定される。
簡易点検推奨時期は、冷凍装置(20)の簡易点検の実施が推奨される時期(すなわち、冷凍装置(20)の簡易点検を実施することが好ましいとみなせる期間)である。この例では、簡易点検推奨時期は、冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日(または、機器管理テーブル(51)に登録された登録日)の翌日から起算して所定期間(例えば、簡易点検周期として予め定められた期間、この例では3ヶ月)の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間に設定されている。簡易点検通知時期は、簡易点検に関する情報を送信すべき時期として予め定められた時期であり、簡易点検推奨時期の以前の日(この例では、簡易点検推奨時期の開始日)に設定される。
〈定期点検チェックシート〉
図6に示すように、定期点検チェックシート(61)には、機器情報項目(61a)と目視点検項目(61b)と運転状況点検項目(61c)と診断結果項目(61d)とが設けられている。
機器情報項目(61a)は、冷凍装置(20)の機器情報に関する項目である。この例では、機器情報項目(61a)には、「機種(機種名)」と「機番(機器番号)」と「冷媒種類」と「系統名・設置場所」に関する情報が登録される。
目視点検項目(61b)は、定期点検における冷凍装置(20)の目視点検に関する項目である。この例では、目視点検項目(61b)には、「異常運転音・異常振動の有無」と「外観の損傷の有無」と「摩耗、腐食及び錆びその他劣化の有無」と「油漏れの有無」と「熱交換器への霜の付着の有無」に関する情報が登録される。
運転状況点検項目(61c)は、定期点検における冷凍装置(20)の運転状況に関する項目である。この例では、運転状況点検項目(61c)には、「低圧圧力(蒸発圧力)」と「高圧圧力(凝縮圧力)」と「吐出管温度」と「電源電圧」と「圧縮機駆動用電動機の電流」と「吸入ガス温度」と「蒸発飽和温度」と「凝縮飽和温度」と「過熱度」と「液冷媒の流れの状態(サイトグラス)」と「抽気回数、冷媒液面(低圧冷媒使用のターボ冷凍機)」に関する情報が登録される。
診断結果項目(61d)は、冷凍装置(20)の定期点検の総合的な点検結果(診断結果)に関する項目である。この例では、診断結果項目(61d)には、「漏えい無し」および「漏えいの可能性有り」のうちいずれか一方が登録される。
〈簡易点検チェックシート〉
図7に示すように、簡易点検チェックシート(62)には、機器情報項目(62a)と目視点検項目(62b)とが設けられている。
機器情報項目(62a)は、冷凍装置(20)の機器情報に関する項目である。この例では、機器情報項目(62a)には、「機器管理者」や「担当者」や「機器設置場所」や「室外機機種名」や「室内機機種名」や「フロンの種類(冷媒の種類)」などに関する情報が登録される。
目視点検項目(62b)は、簡易点検における冷凍装置(20)の目視点検に関する項目である。この例では、目視点検項目(62b)には、「異常振動、異常運転音」と「外観の損傷、摩耗、腐食、錆び、その他の劣化」と「油のにじみ」と「過度の熱交霜付き状態が継続(暖房運転時のみ)」と「分流器や膨張弁出口の霜付き(冷房運転時のみ)」と「エアーコンディショナーの冷え・暖まり具合」と「貯蔵・陳列する場所の温度(冷凍・冷蔵機器の場合)」に関する情報が登録される。
〈定期点検管理テーブル〉
図8に示すように、定期点検管理テーブル(71)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の定期点検の結果と、冷凍装置(20)の定期点検の実施日とが対応付けられて登録されている。
〈簡易点検管理テーブル〉
図9に示すように、簡易点検管理テーブル(72)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の簡易点検の結果と、冷凍装置(20)の簡易点検の実施日とが対応付けられて登録されている。
〔情報処理部〕
情報処理部(12)は、電気通信回線(40)を介してユーザ(21)の情報端末(22)および店舗(30)の情報端末(32)と接続され、これらの情報端末(22,32)と通信可能に構成されている。
また、情報処理部(12)は、監視装置(23)から送信された冷凍装置(20)の運転状況情報を受信すると、その冷凍装置(20)の運転状況情報を運転状況管理テーブル(52)に登録する。具体的には、情報処理部(12)は、運転状況情報の送信元である情報端末の識別番号に対応する冷凍装置(20)を機器管理テーブル(51)の中から検出し、その冷凍装置(20)と運転状況情報とを対応付けて情報記憶部(11)に記憶させる。
さらに、情報処理部(12)は、定期点検前処理(図10)と、定期点検後処理(図12)と、簡易点検前処理(図13)と、簡易点検処理(図15)とを行うように構成されている。
〈定期点検前処理〉
次に、図10を参照して定期点検前処理について説明する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に定期点検前処理を行う。なお、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))は、定期点検情報(この例では、定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61))が必要となると、情報処理装置(10)に定期点検情報の送信要求を送信するように冷凍装置(20)の定期点検担当者の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))を操作する。ここで、定期点検情報は、定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報である。
《ステップ(ST11)》
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))から定期点検情報(この例では、定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61))の送信要求を受信したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末から送信された定期点検情報の送信要求を受信したか否かを判定する。定期点検情報の送信要求を受信した場合にはステップ(ST13)へ進み、そうでない場合にはステップ(ST12)へ進む。
《ステップ(ST12)》
また、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、冷凍装置(20)の定期点検通知時期が到来したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検通知時期が到来したか否かを判定する。冷凍装置(20)の定期点検通知時期が到来した場合にはステップ(ST13)へ進み、そうでない場合にはステップ(ST11)へ進む。
《ステップ(ST13)》
次に、情報処理部(12)は、定期点検情報の送信要求がなされた冷凍装置(20)(または、定期点検通知時期が到来した冷凍装置(20))に対応する運転状況情報を運転状況管理テーブル(52)の中から検出し、その運転状況情報に基づいて冷凍装置(20)の定期点検情報(定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報)を生成する。この例では、定期点検情報は、「低圧圧力(蒸発圧力)」と「高圧圧力(凝縮圧力)」と「吐出管温度」と「電源電圧」と「圧縮機駆動用電動機の電流」と「吸入ガス温度」と「蒸発飽和温度」と「凝縮飽和温度」と「過熱度」とを含んでいる。
この例では、情報処理部(12)は、運転状況管理テーブル(52)において冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報のうち高負荷期間(一年間で冷凍装置(20)の負荷が比較的に高いと推測される期間、この例では、8月1日から9月30日までの期間)において取得された運転状況情報に基づいて定期点検情報を生成する。詳しくは、情報処理部(12)は、高負荷期間において取得された運転状況情報のうち消費電力量が最も多い運転状況情報(この例では、2024年8月1日の12:00に取得された運転状況情報)を定期点検情報として採用している。
また、この例では、情報処理部(12)は、定期点検情報の送信要求がなされた冷凍装置(20)(または、定期点検通知時期が到来した冷凍装置(20))に対応する機器情報(この例では、機種と機番と冷媒の種類)および設置場所情報(この例では、系統名・設置場所)を機器管理テーブル(51)の中から検出する。そして、情報処理部(12)は、運転状況管理テーブル(52)の中から検出された運転状況情報に基づいて生成された冷凍装置(20)の定期点検情報と、機器管理テーブル(51)の中から検出された冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報を、定期点検チェックシート(61)に登録する。具体的には、図11において破線の囲いで示すように、冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報を定期点検チェックシート(61)の機器情報項目(61a)に登録し、冷凍装置(20)の定期点検情報を定期点検チェックシート(61)の運転状況点検項目(61c)に登録する。
《ステップ(ST14)》
次に、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、ステップ(ST13)において生成された冷凍装置(20)の定期点検情報(この例では、定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61))を、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に送信する。具体的には、情報処理部(12)は、ステップ(ST13)において生成された冷凍装置(20)の定期点検情報を、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検担当者の情報端末の識別番号(IPアドレスなど)を有する情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に送信する。
また、情報処理部(12)は、ステップ(ST11)において定期点検情報の送信要求があった冷凍装置(20)(または、ステップ(ST12)において定期点検通知時期が到来した冷凍装置(20))に対応する定期点検推奨時期および簡易点検推奨時期を、時期管理テーブル(54)の中から検出する。そして、情報処理部(12)は、定期点検情報(この例では、定期点検情報を登録された定期点検チェックシート(61))の送信とともに、点検担当管理テーブル(53)を参照して、時期管理テーブル(54)の中から検出された冷凍装置(20)の定期点検推奨時期および簡易点検推奨時期を、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に通知する。具体的には、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)の中から検出された冷凍装置(20)の定期点検推奨時期および簡易点検推奨時期を、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に送信する。
なお、冷凍装置(20)の定期点検担当者の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))は、情報処理装置(10)から送信された定期点検情報(この例では、定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61))を受信すると、その定期点検情報を表示して冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))に冷凍装置(20)の定期点検の実施を促す。また、冷凍装置(20)の定期点検担当者の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))は、情報処理装置(10)から定期点検推奨時期および簡易点検推奨時期を通知されると、その定期点検推奨時期および簡易点検推奨時期を表示して冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))に定期点検推奨時期および簡易点検推奨時期を通知する。
〈定期点検後処理〉
次に、図12を参照して定期点検後処理について説明する。冷凍装置(20)の定期点検が完了すると、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))は、冷凍装置(20)の定期点検の結果(具体的には、定期点検チェックシート(61)の各種点検項目の点検結果)と定期点検実施日とを情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に入力し、冷凍装置(20)の定期点検の結果と定期点検実施日とを情報処理装置(10)に送信するように情報端末((情報端末(22)または情報端末(32)))を操作する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に定期点検後処理を行う。
《ステップ(ST21)》
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))に使用される情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))から送信された定期点検の結果と定期点検実施日とを受信したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検担当者の情報端末の識別番号(IPアドレスなど)を有する情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))から冷凍装置(20)の定期点検の結果を受信したか否かを判定する。冷凍装置(20)の定期点検の結果を受信するとステップ(ST22)へ進む。
《ステップ(ST22)》
次に、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)とステップ(ST21)において受信した定期点検の結果および定期点検実施日とを対応付けて、定期点検管理テーブル(71)に登録する。
《ステップ(ST23)》
次に、情報処理部(12)は、定期点検管理テーブル(71)に新たに登録された冷凍装置(20)の定期点検実施日に基づいて、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の定期点検推奨時期および定期点検通知時期を更新する。例えば、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を、定期点検管理テーブル(71)に新たに登録された冷凍装置(20)の定期点検実施日の翌日から起算して3年の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間に更新し、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の定期点検通知時期を、更新後の定期点検推奨時期の開始日に更新する。
〈簡易点検前処理〉
次に、図13を参照して簡易点検前処理について説明する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に簡易点検前処理を行う。
《ステップ(ST31)》
情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、冷凍装置(20)の簡易点検通知時期が到来したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)において冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検通知時期が到来したか否かを判定する。冷凍装置(20)の簡易点検通知時期が到来するとステップ(ST32)へ進む。
《ステップ(ST32)》
次に、情報処理部(12)は、簡易点検通知時期が到来した冷凍装置(20)に対応する簡易点検の結果(以前に実施された簡易点検の結果)および簡易点検実施日を簡易点検管理テーブル(72)の中から検出する。また、情報処理部(12)は、簡易点検通知時期が到来した冷凍装置(20)に対応する機器情報および設置場所情報を機器管理テーブル(51)の中から検出する。そして、情報処理部(12)は、簡易点検管理テーブル(72)の中から検出された冷凍装置(20)の簡易点検の結果および簡易点検実施日と、機器管理テーブル(51)の中から検出された冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報とを、簡易点検チェックシート(62)に登録する。具体的には、図14において破線の囲いで示すように、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報を簡易点検チェックシート(62)の機器情報項目(62a)に登録し、冷凍装置(20)の簡易点検の結果および簡易点検実施日を簡易点検チェックシート(62)の目視点検項目(62b)に登録する。
《ステップ(ST33)》
次に、情報処理部(12)は、簡易点検通知時期が到来した冷凍装置(20)に対応する簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を時期管理テーブル(54)の中から検出する。そして、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、時期管理テーブル(54)の中から検出された冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))の情報端末(情報端末(22))に通知する。具体的には、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)の中から検出された冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末(情報端末(22))に送信する。
また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期の通知とともに、点検担当管理テーブル(53)を参照して、ステップ(ST32)において冷凍装置(20)の簡易点検の結果および簡易点検実施日が登録された簡易点検チェックシートを、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))に使用される情報端末(情報端末(22))に送信する。具体的には、情報処理部(12)は、ステップ(ST32)において冷凍装置(20)の簡易点検の結果および簡易点検実施日が登録された簡易点検チェックシート(62)を、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末(情報端末(22))に送信する。
なお、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の情報端末(情報端末(22))は、情報処理装置(10)から簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を通知されると、その簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を表示して冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))に簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を通知する。また、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の情報端末(情報端末(22))は、情報処理装置(10)から送信された簡易点検チェックシート(62)を受信すると、その簡易点検チェックシート(62)を表示して冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))に冷凍装置(20)の簡易点検の実施を促す。
〈簡易点検後処理〉
次に、図15を参照して簡易点検後処理について説明する。冷凍装置(20)の簡易点検が完了すると、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))は、冷凍装置(20)の簡易点検の結果(具体的には、簡易点検チェックシート(62)の各種点検項目の点検結果)と簡易点検実施日とを情報端末(情報端末(22))に入力し、冷凍装置(20)の簡易点検の結果と簡易点検実施日とを情報処理装置(10)に送信するように情報端末(情報端末(22))を操作する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に簡易点検後処理を行う。
《ステップ(ST41)》
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))に使用される情報端末(情報端末(22))から送信された簡易点検の結果と簡易点検実施日とを受信したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末(情報端末(22))から冷凍装置(20)の簡易点検の結果を受信したか否かを判定する。冷凍装置(20)の簡易点検の結果を受信するとステップ(ST42)へ進む。
《ステップ(ST42)》
次に、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)とステップ(ST21)において受信した簡易点検の結果および簡易点検実施日とを対応付けて、簡易点検管理テーブル(72)に登録する。
《ステップ(ST43)》
次に、情報処理部(12)は、簡易点検管理テーブル(72)に新たに登録された冷凍装置(20)の簡易点検実施日に基づいて、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および簡易点検通知時期を更新する。例えば、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期を、簡易点検管理テーブル(72)に新たに登録された冷凍装置(20)の簡易点検実施日の翌日から起算して3ヶ月の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間に更新し、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の簡易点検通知時期を、更新後の簡易点検推奨時期の開始日に更新する。
〔実施形態による効果〕
以上のように、情報処理部(12)は、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報に基づいて定期点検情報(冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報)を生成し、定期点検情報を情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の定期点検を担当する定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))に、定期点検情報(冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報)を提供することができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検情報の取得を支援することができる。すなわち、定期点検担当者による冷凍装置(20)の計測(定期点検情報を取得するための計測)を省略することができる。したがって、冷凍装置(20)の定期点検担当者の負担を軽減することができる。
また、情報処理部(12)は、ユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)から定期点検情報の送信要求を受信すると、情報記憶部(11)においてその情報端末(22,32)に対応付けられた冷凍装置(20)の運転状況情報に基づいて生成された定期点検情報をその情報端末(22,32)に送信するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))からの要求に応答して、冷凍装置(20)の定期点検情報を冷凍装置(20)の定期点検担当者に提供することができる。これにより、適切な時期(冷凍装置(20)の定期点検担当者が冷凍装置(20)の定期点検情報を必要としている時期)に、定期点検情報を定期点検担当者に提供することができる。
また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)に対して予め定められた定期点検通知時期が到来すると、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報に基づいて生成された定期点検情報を、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の定期点検情報を冷凍装置(20)の定期点検担当者に自動的に提供することができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検情報の送信要求を省略することができるので、冷凍装置(20)の定期点検者の負担を軽減することができる。
また、情報処理部(12)は、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報のうち一年間で冷凍装置(20)の負荷が比較的に高いと推測される高負荷期間において取得された運転状況情報に基づいて定期点検情報を生成するように構成されている。一般的に、冷凍装置(20)の負荷が比較的に高いと推測される期間(高負荷期間、例えば夏期)には冷凍装置(20)の稼働率が比較的に高くなり、冷凍装置(20)の負荷が比較的に低いと推測される期間(低負荷期間、例えば中間期)には冷凍装置(20)の稼働率が比較的に低くなる傾向にある。すなわち、高負荷期間において取得された冷凍装置(20)の運転状況情報は、稼働中の冷凍装置(20)の運転状況情報となっている可能性が高い。したがって、冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報のうち高負荷期間において取得された運転状況情報に基づいて定期点検情報を生成することにより、定期点検情報に含まれる冷凍装置(20)の運転状況に関する項目の正確性を向上させることができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による冷凍装置(20)の定期点検の正確性を向上させることができる。
また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)に関する定期点検情報の送信とともに、冷凍装置(20)に対して予め定められた定期点検推奨時期(冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期)を、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に通知するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を冷凍装置(20)の定期点検担当者に通知することができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検の時期管理を支援することができる。すなわち、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検の時期管理を省略することができる。したがって、冷凍装置(20)の定期点検担当者の負担を軽減することができる。
また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)に対して予め定められた簡易点検通知時期が到来すると、冷凍装置(20)に対して予め定められた簡易点検推奨時期(冷凍装置(20)の簡易点検の実施が推奨される時期)を、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期を冷凍装置(20)の簡易点検を担当する簡易点検担当者(ユーザ(21))に自動的に通知することができる。これにより、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検の時期管理を支援することができる。すなわち、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検の時期管理を省略することができる。したがって、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の負担を軽減することができる。
また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期の通知とともに、冷凍装置(20)に対して予め定められた定期点検推奨時期を、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期の両方を、冷凍装置(20)の簡易点検担当者に通知することができる。これにより、冷凍装置(20)の簡易点検担当者であるユーザ(21)は、冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期の両方に基づいて、冷凍装置(20)の点検計画を立てることができる。したがって、冷凍装置(20)の定期点検および簡易点検を効率良く実施させることができる。
また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)に関する簡易点検推奨時期の通知とともに、冷凍装置(20)の簡易点検に用いられる簡易点検チェックシートを、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に送信するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の簡易点検チェックシートを冷凍装置(20)の簡易点検担当者に提供することができる。これにより、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検チェックシートの準備を支援することができる。すなわち、冷凍装置(20)の簡易点検担当者による簡易点検チェックシートの準備を省略することができる。したがって、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の負担を軽減することができる。
(定期点検推奨時期の設定)
また、定期点検推奨時期は、冷凍装置(20)の利用状況に基づいて設定されていてもよい。このような設定により、定期点検推奨時期を冷凍装置(20)の利用状況に応じた時期に設定することができ、冷凍装置(20)の利用状況に応じた時期に冷凍装置(20)の定期点検を実施させることができる。
具体的には、情報処理部(12)は、同一のユーザ(21)に所有されている複数の冷凍装置(20)のうち少なくとも一部の冷凍装置(20)の定期点検推奨時期が残りの冷凍装置(20)の定期点検推奨時期と異なるように、冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を設定してもよい。例えば、ユーザ(21)が300台の冷凍装置(20)を所有している場合、情報処理部(12)は、その300台の冷凍装置(20)のうち100台の冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を第1期間に設定し、別の100台の冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を第1期間とは異なる第2期間(例えば、第1期間の1年後の期間)に設定し、残りの100台の冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を第1期間および第2期間とは異なる第3期間(例えば、第2期間の1年後の期間)に設定してもよい。このように複数の冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を分散させることにより、複数の冷凍装置(20)の定期点検に要する費用を平準化することができ、冷凍装置(20)の定期点検に要するユーザ(21)の費用負担を軽減することができる。
(各種情報の登録)
なお、情報処理装置(10)において、機器管理テーブル(51)への各種情報(管理者情報,機器情報,設置場所情報,登録日)の登録および時期管理テーブル(54)への各種情報(定期点検周期,簡易点検周期)は、次のように行われてもよい。この例では、情報記憶部(11)は、図1〜図9に示した各種テーブル(51,52,53,54,71,72)や各種チェックシート(61,62)に加えて、機器情報テーブル(80)と管理者登録フォーム(81)と機器登録フォーム(82)とを記憶している。情報処理部(12)は、図10,図12,図13,図15に示した各種処理に加えて、情報登録処理を行うように構成されている。また、この例では、ユーザ(21)の情報端末(22)は、撮影機能と位置情報取得機能(例えばGPS機能)とを有していることが好ましい。例えば、情報端末(22)は、携帯可能なスマートフォンやタブレット端末によって構成されていることが好ましい。
〈機器情報テーブル〉
図16に示すように、機器情報テーブル(80)には、複数の機器情報が登録されている。この例では、機器情報には、少なくとも「機種番号」と「機種名」と「冷媒種類」と「電動機定格出力」とが含まれている。
〈管理者登録フォーム〉
図17に示すように、管理者登録フォーム(81)には、冷凍装置(20)の管理者情報を入力するための項目が設けられている。この例では、管理者登録フォーム(81)には、「メールアドレス」と「会社名」と「機器管理者名(お名前)」と「パスワード」と「郵便番号」と「都道府県」と「市区町村」と「番地マンション名」と「電話番号」とが入力される。なお、「メールアドレス」と「機器管理者名」と「パスワード」と「郵便番号」とが必須項目となっている。また、管理者登録フォーム(81)には、登録ボタン(81a)が設けられている。
〈機器登録フォーム〉
図18に示すように、機器登録フォーム(82)には、冷凍装置(20)の機器情報を入力するための項目が設けられている。この例では、機器登録フォーム(82)には、「機器番号」と「機種名」と「製造番号」と「製造年月」と「冷媒名(使用される冷媒の種類)」と「電動機定格出力」と「機器冷媒充填量」と「追加冷媒充填量」と「メーカ名」と「定期点検の有無および周期」と「使用機器分類」とが入力される。また、機器登録フォーム(82)には、冷凍装置(20)の設置場所情報を入力するための項目が設けられている。この例では、機器登録フォーム(82)には、「住所(設置場所の住所)」と「件名(施設名称)」と「設置場所(設置場所の名称)」とが入力される。さらに、機器登録フォーム(82)には、銘板画像表示領域(82a)と再撮影ボタン(82b)と機器情報入力ボタン(82c)と位置情報取得ボタン(82d)とキャンセルボタン(82e)と完了ボタン(82f)とが設けられている。
〈情報登録処理〉
次に、図19を参照して、情報登録処理について説明する。まず、冷凍装置(20)のユーザ(21)は、自身に関する情報(管理者情報)と自身が所有する冷凍装置(20)に関する情報(機器情報および設置場所情報)とを情報処理装置(10)に提供(登録)するために、情報処理装置(10)に各種フォーム(管理者登録フォーム(81)と機器登録フォーム(82))の送信要求を送信するように、ユーザ(21)の情報端末(22)を操作する。
《ステップ(ST51)》
情報処理部(12)は、ユーザ(21)の情報端末(22)からの各種フォームの送信要求を受信すると、管理者登録フォーム(81)をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された管理者登録フォーム(81)を表示して冷凍装置(20)の管理者(ユーザ(21))に関する管理者情報の入力をユーザ(21)に促す。そして、管理者登録フォーム(81)の登録ボタン(81a)が選択されると、情報端末(22)は、入力された管理者情報を情報処理部(12)に送信する。
《ステップ(ST52)》
次に、情報処理部(12)は、管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了しているか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、ユーザ(21)の情報端末(22)から送信された管理者情報の中に必要な情報(この例では、機器管理者名とメールアドレス)が全て含まれているか否かを判定する。情報端末(22)から送信された管理者情報の中に必要な情報が全て含まれている場合(すなわち、管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了している場合)には、ステップ(ST53)へ進む。
一方、情報端末(22)から送信された管理者情報の中に必要な情報が全て含まれていない場合(すなわち、管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了していない場合)には、情報処理部(12)は、管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了していない旨を情報端末(22)に通知する。情報端末(22)は、管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了していない旨を通知されると、その旨を表示して管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力をユーザ(21)に促す。
《ステップ(ST53)》
管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了している場合、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板の撮影を誘導するための画像データ(または音声データ)をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の銘板の撮影を誘導するための画像データ(または音声データ)を受信すると、その画像データ(または音声データ)を再生して冷凍装置(20)の銘板の撮影をユーザ(21)に促す。冷凍装置(20)の銘板を撮影するようにユーザ(21)が情報端末(22)を操作して冷凍装置(20)の銘板の撮影が完了すると、情報端末(22)は、その撮影によって得られた冷凍装置(20)の銘板画像を情報処理部(12)に送信する。または、ユーザ(21)は、冷凍装置(20)の銘板を撮影しない場合には、その旨を情報処理部(12)に通知するように情報端末(22)を操作する。
《ステップ(ST54)》
情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像が取得されたか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、情報端末(22)から送信された冷凍装置(20)の銘板画像を受信したか否かを判定する。情報端末(22)から送信された冷凍装置(20)の銘板画像を受信した場合(すなわち、冷凍装置(20)の銘板画像が取得された場合)には、ステップ(ST55)へ進み、そうでない場合(例えば、冷凍装置(20)の銘板の撮影を誘導するための画像データ(または音声データ)が再生されてから所定時間が経過するまでの間に冷凍装置(20)の銘板画像を受信しない場合、または、情報端末(22)から冷凍装置(20)の銘板を撮影しない旨の通知を受信した場合)には、ステップ(ST56)へ進む。
《ステップ(ST55)》
冷凍装置(20)の銘板画像が取得された場合、情報処理部(12)は、取得された冷凍装置(20)の銘板画像から冷凍装置(20)の機器番号を抽出する。例えば、情報処理部(12)は、光学文字認識処理(OCR処理)を用いて冷凍装置(20)の銘板画像から冷凍装置(20)の機器番号を抽出する。そして、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像から抽出された機器番号に対応する機器情報を、機器情報テーブル(80)の中から検出する。このようにして、冷凍装置(20)の機器情報が取得される。次に、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像および機器情報を機器登録フォーム(82)に入力する。
《ステップ(ST56)》
次に、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された機器登録フォーム(82)を表示してユーザ(21)が所有する冷凍装置(20)に関する機器情報および設置場所情報の入力をユーザ(21)に促す。
なお、機器登録フォーム(82)の銘板画像表示領域(82a)には、撮影によって取得された冷凍装置(20)の銘板画像が配置される。例えば、機器登録フォーム(82)の送信の前に冷凍装置(20)の銘板画像および機器情報が取得されている場合(ステップ(ST55))には、その銘板画像が機器登録フォーム(82)の銘板画像表示領域(82a)に配置され、その機器情報が機器登録フォーム(82)に入力されている。
また、機器登録フォーム(82)の再撮影ボタン(82b)が選択されると、情報端末(22)は、冷凍装置(20)を再撮影して冷凍装置(20)の銘板画像を取得し、取得した冷凍装置(20)の銘板画像を情報処理部(12)に送信する。これにより、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像を取得する。
また、機器登録フォーム(82)に冷凍装置(20)の機器番号が入力されて機器登録フォーム(82)の機器情報入力ボタン(82c)が選択されると、情報端末(22)は、機器登録フォーム(82)に入力された機器番号を情報処理部(12)に送信する。これにより、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器番号を取得する。
また、機器登録フォーム(82)の位置情報取得ボタン(82d)が選択されると、情報端末(22)は、位置情報取得機能(例えばGPS機能)を用いて現在地(情報端末(22)が位置する地点)の位置情報を取得し、取得した位置情報を情報処理部(12)に送信する。これにより、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の位置情報を取得する。なお、情報端末(22)は、冷凍装置(20)の撮影とともに現在地の位置情報を取得するように構成されていてもよい。
また、機器登録フォーム(82)のキャンセルボタン(82e)が選択されると、情報端末(22)は、機器登録フォーム(82)に入力された各種情報を削除(リセット)する。また、機器登録フォーム(82)の完了ボタン(82f)が選択されると、情報端末(22)は、機器登録フォーム(82)に入力された機器情報および設置場所情報を情報処理部(12)に送信する。
《ステップ(ST57,ST58)》
情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板の撮影によって冷凍装置(20)の銘板画像を取得した場合(ステップ(ST57)のYES)に、取得した冷凍装置(20)の銘板画像から冷凍装置(20)の機器番号を抽出する。そして、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像から抽出された機器番号に対応する機器情報を、機器情報テーブル(80)の中から検出する。このようにして、冷凍装置(20)の機器情報が取得される。次に、情報処理部(12)は、取得した冷凍装置(20)の機器情報をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の機器情報を機器登録フォーム(82)に入力する。
《ステップ(ST59,ST60)》
また、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)に冷凍装置(20)の機器番号が入力され機器登録フォーム(82)の機器情報入力ボタン(82c)が選択されて冷凍装置(20)の機器番号を取得した場合(ステップ(ST59)のYES)に、取得した冷凍装置(20)の機器番号に対応する機器情報を機器情報テーブル(80)の中から検出する。このようにして、冷凍装置(20)の機器情報が取得される。次に、情報処理部(12)は、取得した冷凍装置(20)の機器情報をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の機器情報を機器登録フォーム(82)に入力する。
《ステップ(ST61,ST62)》
また、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)の位置情報取得ボタン(82d)が選択されて冷凍装置(20)の位置情報を取得した場合(ステップ(ST61)のYES)に、取得した冷凍装置(20)の位置情報に示された住所を冷凍装置(20)の設置場所の住所に設定する。このようにして、冷凍装置(20)の設置場所の住所が決定される。次に、情報処理部(12)は、決定した冷凍装置(20)の設置場所の住所をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の設置場所の住所を機器登録フォーム(82)に入力する。
《ステップ(ST63)》
次に、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了しているか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)の完了ボタン(82f)が選択されてユーザ(21)の情報端末(22)から送信された機器情報および設置場所情報の中に必要な情報が全て含まれているか否かを判定する。情報端末(22)から送信された機器情報および設置場所情報の中に必要な情報が全て含まれている場合(すなわち、機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了している場合)には、ステップ(ST64)へ進む。
一方、情報端末(22)から送信された機器情報および設置場所情報の中に必要な情報が全て含まれていない場合(すなわち、機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了していない場合)には、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了していない旨を情報端末(22)に通知する。情報端末(22)は、機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了していない旨を通知されると、その旨を表示して機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力をユーザ(21)に促す。
《ステップ(ST64)》
機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了している場合、情報処理部(12)は、登録対象となる冷凍装置(20)(具体的には、登録順に付与される冷凍装置(20)の登録番号)と、管理者登録フォーム(81)に入力された管理者情報(冷凍装置(20)の管理者情報)と、機器登録フォーム(82)に入力された機器情報および設置場所情報(冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報)と、登録日(これらの情報を登録した年月日)とを対応付けて機器管理テーブル(51)に登録する。
《ステップ(ST65)》
次に、情報処理部(12)は、機器管理テーブル(51)に登録された冷凍装置(20)の機器情報(具体的には、機器情報に含まれる機種名および電動機定格出力)に基づいて、冷凍装置(20)の定期点検の要否および定期点検の周期を判定する。この例では、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器情報に含まれる機種名が空調機器の機種名であり且つ電動機定格出力が7.5kW以上50kW未満である場合に、冷凍装置(20)の定期点検が必要であり定期点検の周期が「3年」であると判定する。また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器情報に含まれる機種名が空調機器の機種名であり且つ電動機定格出力が50kW以上である場合、または、冷凍装置(20)の機器情報に含まれる機種名が冷凍冷蔵機器の機種名であり且つ電動機定格出力が7.5kW以上である場合に、冷凍装置(20)の定期点検が必要であり定期点検の周期が「1年」であると判定する。
また、情報処理部(12)は、機器管理テーブル(51)に登録された冷凍装置(20)の機器情報(具体的には、機器情報に含まれる機種名)に基づいて、冷凍装置(20)の簡易点検の要否および簡易点検の周期を判定する。この例では、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器情報に含まれる機種名が第一種特定製品の機種名である場合に、冷凍装置(20)の簡易点検が必要であり且つ簡易点検の周期が「3ヶ月」であると判定する。
そして、情報処理部(12)は、機器管理テーブル(51)に登録された冷凍装置(20)の登録日に基づいて、冷凍装置(20)の定期点検推奨時期と定期点検通知時期と簡易点検推奨時期と簡易点検通知時期とを決定し、冷凍装置(20)と定期点検推奨時期と定期点検通知時期と簡易点検推奨時期と簡易点検通知時期とを対応付けて時期管理テーブル(54)に登録する。この例では、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の登録日の翌日から起算して3年(定期点検周期)の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間を定期点検推奨時期に設定し、定期点検推奨時期の開始日を定期点検通知時期に設定する。また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の登録日の翌日から起算して3ヶ月(簡易点検周期)の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間を簡易点検推奨時期に設定し、簡易点検推奨時期の開始日を簡易点検通知時期に設定する。
(簡易点検状況の確認)
なお、情報処理装置(10)において、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の簡易点検の状況をユーザ(21)に確認させるための処理(簡易点検状況確認処理)を行うように構成されていてもよい。簡易点検状況確認処理では、図20に示すような簡易点検状況確認シート(90)が簡易点検担当者の情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に送信される。この例では、情報記憶部(11)は、簡易点検状況確認シート(詳しくは、簡易点検状況確認シート(90)のテンプレート)を記憶している。
〈簡易点検状況確認シート〉
図20に示すように、簡易点検状況確認シート(90)には、ユーザ(21)が所有する1つまたは複数の冷凍装置(20)に関する簡易点検の状況が示されている。具体的には、簡易点検状況確認シート(90)には、1つまたは複数の機器表示領域(95)(この例では、4つの機器表示領域(95a,95b,95c,95d))が設けられている。機器表示領域(95)には、冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日(前回点検日)と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とが登録される。
また、この例では、機器表示領域(95)には、冷凍装置(20)の簡易点検チェックシート(図14に示すような前回の簡易点検結果が登録された簡易点検チェックシート(62))を表示させるための点検ボタン(96)と、冷凍装置(20)の詳細な機器情報(例えば、冷媒種類や電動機定格出力など)を表示させるための詳細ボタン(97)とが設けられている。また、簡易点検状況確認シート(90)には、予め定められた簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)の台数を通知するための第1警告メッセージ(91)と、予め定められた簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)の台数を通知するための第2警告メッセージ(92)とが登録される。
〈簡易点検状況確認処理〉
次に,図21を参照して簡易点検状況確認処理について説明する。なお、冷凍装置(20)の簡易点検担当者であるユーザ(21)は、自身が所有する冷凍装置(20)の簡易点検の状況を確認したい場合に、情報処理装置(10)に簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信するようにユーザ(21)の情報端末(22))を操作する。
《ステップ(ST71)》
情報処理部(12)は、ユーザ(21)の情報端末(22)から送信された簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を受信したか否かを判定する。簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を受信した場合にはステップ(ST72)へ進み、そうでない場合にはステップ(ST73)へ進む。
《ステップ(ST72)》
次に、情報処理部(12)は、簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)を参照して、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信した情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に対応する1つまたは複数の冷凍装置(すなわち、簡易点検状況の確認要求があった冷凍装置(20))の各々について、その冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とを検出する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信した情報端末(22)に対応する冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日を簡易点検管理テーブル(72)の中から検出し、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信した情報端末(22)に対応する冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報を機器管理テーブル(51)の中から検出する。次に、ステップ(ST77)へ進む。
《ステップ(ST73)》
一方、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を受信していない場合、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、予め定められた簡易点検実施予定日(この例では、簡易点検推奨時期の終了日)までの期間が所定期間(この例では1ヶ月)よりも短くなっている冷凍装置(すなわち、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20))が存在するか否かを判定する。簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)が存在する場合には、ステップ(ST74)へ進み、そうでない場合には、ステップ(ST75)へ進む。
《ステップ(ST74)》
次に、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)と簡易点検管理テーブル(72)と機器管理テーブル(51)とを参照して、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)およびその冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する冷凍装置(20)の各々について、その冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とを検出する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する1つまたは複数の冷凍装置(20)を、点検担当管理テーブル(53)の中から検出し、これらの冷凍装置(20)に対応する前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを、簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)の中から検出する。次に、ステップ(ST77)へ進む。
《ステップ(ST75)》
一方、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)が存在していない場合、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、予め定められた簡易点検実施予定日(この例では、簡易点検推奨時期の終了日)が過ぎている冷凍装置(20)が存在するか否かを判定する。簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)が存在する場合には、ステップ(ST76)へ進み、そうでない場合には、ステップ(ST71)へ進む。
《ステップ(ST76)》
次に、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)と簡易点検管理テーブル(72)と機器管理テーブル(51)とを参照して、簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)およびその冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する冷凍装置(20)の各々について、その冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とを検出する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する1つまたは複数の冷凍装置(20)を、点検担当管理テーブル(53)の中から検出し、これらの冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを、簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)の中から検出する。次に、ステップ(ST77)へ進む。
《ステップ(ST77)》
次に、情報処理部(12)は、ステップ(ST72)(または、ステップ(ST74,ST76))において簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)の中から検出された冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを対応付けて、簡易点検状況確認シート(90)の機器表示領域(95)に登録する。具体的には、情報処理部(12)は、1つの冷凍装置(20)に対応する前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを簡易点検状況確認シート(90)の1つの機器表示領域に登録する。
《ステップ(ST78)》
次に、情報処理部(12)は、ステップ(ST77)において処理された簡易点検状況確認シート(90)に設けられた機器表示領域(95)のうち、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(この例では、簡易点検推奨時期の終了日までの期間が1ヶ月よりも短くなっている冷凍装置(20))に対応する機器表示領域(95)に第1表示効果を付与し、簡易点検実施予定日(この例では、簡易点検推奨時期の終了日)が過ぎている冷凍装置(20)に対応する機器表示領域(95)に第2表示効果を付与する。
この例では、図20に示すように、情報処理部(12)は、第1表示効果として簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)に対応する機器表示領域(95a,95b)の一部または全部(この例では背景)の色を第1警告色(例えば黄色)に設定し、第2表示効果として簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)に対応する機器表示領域(95c)の一部または全部(この例では背景)の色を第2警告色(例えば赤色)に設定する。なお、機器表示領域(95d)に対応する冷凍装置(20)は、その簡易点検実施予定日が近づいておらず且つその簡易点検実施予定日を過ぎていないので、機器表示領域(95d)には、第1表示効果および第2表示効果のいずれも付与されない。
また、この例では、情報処理部(12)は、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)の台数が2台である旨を通知する第1警告メッセージ(91)と、簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)の台数が1台である旨を通知するための第2警告メッセージ(92)とを簡易点検状況確認シート(90)に登録する。
《ステップ(ST79)》
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、ステップ(ST77,ST78)において処理された簡易点検状況確認シート(90)を、簡易点検状況確認シート(90)に対応する簡易情報点検者の情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に送信する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検状況確認シート(90)に登録された各種情報に対応する冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検管理者の情報端末の識別番号を点検担当管理テーブル(53)の中から検出し、その識別番号を有する情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に簡易点検状況確認シート(90)を送信する。
なお、冷凍装置(20)の簡易点検担当者の情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))は、情報処理部(12)から送信された簡易点検状況確認シート(90)を受信すると、その簡易点検状況確認シート(90)を表示して簡易点検担当者(ユーザ(21))に冷凍装置(20)の簡易点検の状況確認を促す。
(その他の実施形態)
なお、以上の説明では、情報処理部(12)が冷凍装置(20)の定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61)を冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に送信する場合を例に挙げたが、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の定期点検情報を定期点検チェックシート(61)に登録することなく、冷凍装置(20)の定期点検担当者の情報端末に直接的に送信するように構成されていてもよい。
また、冷凍装置(20)がフロン排出抑制法に基づく簡易点検および定期点検の対象となる第一種特定製品である場合を例に挙げたが、冷凍装置(20)は、フロン排出抑制法ではない別の基準に基づく簡易点検(ユーザによる簡易点検)および定期点検(有資格者による定期点検)の対象となるものであってもよい。
以上の実施形態および変形例を適宜組み合わせて実施してもよい。以上の実施形態および変形例は、本質的に好ましい例示であって、この発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、上述の情報処理装置は、冷凍装置の点検の支援に有用である。
10 情報処理装置
11 情報記憶部
12 情報処理部
20 冷凍装置
21 ユーザ
22 情報端末
23 監視装置
30 店舗
31 点検作業員
32 情報端末
40 電気通信回線
51 機器管理テーブル
52 運転状況管理テーブル
53 点検担当管理テーブル
54 時期管理テーブル
61 定期点検チェックシート
62 簡易点検チェックシート
71 定期点検管理テーブル
72 簡易点検管理テーブル

Claims (10)

  1. 有資格者による定期点検の対象となる冷凍装置(20)のユーザ(21)に使用される情報端末(22)および該有資格者である点検作業員(31)が在籍して該冷凍装置(20)の定期点検業務を行うことが可能な店舗(30)の従業員に使用される情報端末(32)と電気通信回線(40)を介して接続される情報処理装置であって、
    情報記憶部(11)と、
    情報処理部(12)とを備え、
    上記情報記憶部(11)は、上記冷凍装置(20)と、該冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況情報と、該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)とを対応付けて記憶し、
    上記運転状況情報には、上記冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって該冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む定期点検情報が含まれ、
    上記運転状況情報には、該運転状況情報が取得された日時を示す日時情報が対応付けられ、
    上記情報処理部(12)は、上記情報記憶部(11)に記憶された上記運転状況情報に対応付けられた上記日時情報を参照して、上記情報記憶部(11)に記憶された上記運転状況情報の中から上記定期点検の対象となる冷凍装置(20)に対応付けられ且つ所定の期間において取得された運転状況情報を検出し、該運転状況情報に含まれる上記定期点検情報を定期点検チェックシート(61)に登録し、該定期点検チェックシート(61)を該情報記憶部(11)において上記冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1において、
    上記情報処理部(12)は、上記ユーザ(21)の情報端末(22)または上記店舗(30)の情報端末(32)から上記定期点検チェックシート(61)の送信要求を受信すると、上記情報記憶部(11)において該情報端末(22,32)に対応付けられた冷凍装置(20)の運転状況情報に基づいて生成された上記定期点検チェックシート(61)を該情報端末(22,32)に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2において、
    上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に対して予め定められた定期点検通知時期が到来すると、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報に基づいて生成された上記定期点検チェックシート(61)を、該情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    上記情報処理部(12)は、上記情報記憶部(11)において上記冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報のうち一年間で上記冷凍装置(20)の負荷が比較的に高いと推測される高負荷期間において取得された運転状況情報に基づいて上記定期点検チェックシート(61)を生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記定期点検チェックシートの送信とともに、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期である定期点検推奨時期を、該情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に通知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項5において、
    上記定期点検推奨時期は、上記冷凍装置(20)の利用状況に基づいて設定される
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    上記冷凍装置(20)は、上記定期点検および上記ユーザ(21)による簡易点検の対象となるものであり、
    上記情報記憶部(11)は、上記冷凍装置(20)に対して該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)を対応付けて記憶し、
    上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に対して予め定められた簡易点検通知時期が到来すると、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の簡易点検の実施が推奨される時期である簡易点検推奨時期を、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項7において、
    上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記簡易点検推奨時期の通知とともに、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期である定期点検推奨時期を、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項7または8において、
    上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記簡易点検推奨時期の通知とともに、該冷凍装置(20)の簡易点検に用いられる簡易点検チェックシートを、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項において、
    上記定期点検チェックシート(61)には、上記定期点検における上記冷凍装置(20)の目視点検に関する目視点検項目(61b)と、上記定期点検における上記冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況点検項目(61c)とが設けられ、
    上記情報処理部(12)は、上記定期点検情報を上記定期点検チェックシート(61)の上記運転状況点検項目(61c)に登録する
    ことを特徴とする情報処理装置。
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