JP6740602B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態による情報処理装置(10)の構成例を示している。この情報処理装置(10)は、インターネット回線などの電気通信回線(40)を介して、冷凍装置(20)のユーザ(21)に使用される情報端末(22)および店舗(30)の従業員に使用される情報端末(32)と接続され、ユーザ(21)または店舗(30)による冷凍装置(20)の点検を支援するように構成されている。情報処理装置(10)は、情報記憶部(11)と、情報処理部(12)とを備えている。
冷凍装置(20)は、冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う装置である。具体的には、冷凍装置(20)は、室内の温度を調節する空調機器(空気調和機)や、庫内の温度を調節する冷凍冷蔵機器(冷凍庫や冷凍庫など)である。
ユーザ(21)は、冷凍装置(20)の所有者であり、情報端末(22)を操作する。情報端末(22)は、演算処理部(例えばCPU)や記憶部(例えばメモリ)や入力部(例えばキーボードやタッチパネル)や表示部(例えば液晶ディスプレイ)などを有し、情報処理装置(10)および他の情報端末(例えば情報端末(32))と通信可能に構成されている。
店舗(30)は、冷凍装置(20)に関する業務(例えば、冷凍装置(20)の販売や保守など)を行う店舗である。店舗(30)の従業員は、情報端末(32)を操作する。情報端末(32)は、演算処理部(例えばCPU)や記憶部(例えばメモリ)や入力部(例えばキーボードやタッチパネル)や表示部(例えば液晶ディスプレイ)などを有し、情報処理装置(10)および他の情報端末(例えば情報端末(22))と通信可能に構成されている。
情報記憶部(11)は、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況情報と、冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)と、冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)とを対応付けて記憶している。
図2に示すように、機器管理テーブル(51)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の管理者情報と、冷凍装置(20)の機器情報と、冷凍装置(20)の設置場所情報と、登録日とが対応付けられて登録されている。この例では、管理者情報には、冷凍装置(20)の管理者と、冷凍装置(20)の管理者に使用される情報端末の識別番号(例えば、メールアドレスやIPアドレスなど)とが含まれている。機器情報には、冷凍装置(20)の機器番号と、冷凍装置(20)の機種名と、冷凍装置(20)において使用される冷媒の種類(冷媒種類)と、冷凍装置(20)の電動機定格出力とが含まれている。設置場所情報には、冷凍装置(20)の設置場所の住所と、冷凍装置(20)が設置される配管系統の名称や設置場所の名称(系統名・設置場所)とが含まれている。登録日は、機器管理テーブル(51)に冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報が登録された日を示している。なお、図中、各項目に登録される文字や数値については「***」と簡略化して示しているものもある。
図3に示すように、運転状況管理テーブル(52)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の運転状況情報(運転状況に関する情報)と、運転状況情報の取得時刻とが対応付けられて登録されている。この例では、運転状況情報には、少なくとも「低圧圧力(蒸発圧力)」と「高圧圧力(凝縮圧力)」と「吐出管温度」と「電源電圧」と「圧縮機駆動用電動機の電流」と「吸入ガス温度」と「蒸発飽和温度」と「凝縮飽和温度」と「過熱度」と「消費電力量」が含まれている。
図4に示すように、点検担当管理テーブル(53)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))と、冷凍装置(20)の定期点検担当者に使用される情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))の識別番号(メールアドレスやIPアドレスなど)と、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))と、冷凍装置(20)の簡易点検担当者に使用される情報端末の識別番号(メールアドレスやIPアドレスなど)とが対応付けられて登録されている。このように、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の定期点検担当者に使用される情報端末の識別番号が対応付けられることにより、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の定期点検担当者に使用される情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32))が対応付けられている。これと同様に、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の簡易点検担当者に使用される情報端末の識別番号が対応付けられることにより、冷凍装置(20)に対して冷凍装置(20)の簡易点検担当者に使用される情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))が対応付けられている。
図5に示すように、時期管理テーブル(54)には、冷凍装置(20)と、定期点検周期と、定期点検推奨時期と、定期点検通知時期と、簡易点検周期と、簡易点検推奨時期と、簡易点検通知時期とが対応付けられて登録されている。
図6に示すように、定期点検チェックシート(61)には、機器情報項目(61a)と目視点検項目(61b)と運転状況点検項目(61c)と診断結果項目(61d)とが設けられている。
図7に示すように、簡易点検チェックシート(62)には、機器情報項目(62a)と目視点検項目(62b)とが設けられている。
図8に示すように、定期点検管理テーブル(71)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の定期点検の結果と、冷凍装置(20)の定期点検の実施日とが対応付けられて登録されている。
図9に示すように、簡易点検管理テーブル(72)には、冷凍装置(20)と、冷凍装置(20)の簡易点検の結果と、冷凍装置(20)の簡易点検の実施日とが対応付けられて登録されている。
情報処理部(12)は、電気通信回線(40)を介してユーザ(21)の情報端末(22)および店舗(30)の情報端末(32)と接続され、これらの情報端末(22,32)と通信可能に構成されている。
次に、図10を参照して定期点検前処理について説明する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に定期点検前処理を行う。なお、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))は、定期点検情報(この例では、定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61))が必要となると、情報処理装置(10)に定期点検情報の送信要求を送信するように冷凍装置(20)の定期点検担当者の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))を操作する。ここで、定期点検情報は、定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報である。
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))から定期点検情報(この例では、定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61))の送信要求を受信したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末から送信された定期点検情報の送信要求を受信したか否かを判定する。定期点検情報の送信要求を受信した場合にはステップ(ST13)へ進み、そうでない場合にはステップ(ST12)へ進む。
また、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、冷凍装置(20)の定期点検通知時期が到来したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検通知時期が到来したか否かを判定する。冷凍装置(20)の定期点検通知時期が到来した場合にはステップ(ST13)へ進み、そうでない場合にはステップ(ST11)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、定期点検情報の送信要求がなされた冷凍装置(20)(または、定期点検通知時期が到来した冷凍装置(20))に対応する運転状況情報を運転状況管理テーブル(52)の中から検出し、その運転状況情報に基づいて冷凍装置(20)の定期点検情報(定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報)を生成する。この例では、定期点検情報は、「低圧圧力(蒸発圧力)」と「高圧圧力(凝縮圧力)」と「吐出管温度」と「電源電圧」と「圧縮機駆動用電動機の電流」と「吸入ガス温度」と「蒸発飽和温度」と「凝縮飽和温度」と「過熱度」とを含んでいる。
次に、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、ステップ(ST13)において生成された冷凍装置(20)の定期点検情報(この例では、定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61))を、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に送信する。具体的には、情報処理部(12)は、ステップ(ST13)において生成された冷凍装置(20)の定期点検情報を、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検担当者の情報端末の識別番号(IPアドレスなど)を有する情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に送信する。
次に、図12を参照して定期点検後処理について説明する。冷凍装置(20)の定期点検が完了すると、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))は、冷凍装置(20)の定期点検の結果(具体的には、定期点検チェックシート(61)の各種点検項目の点検結果)と定期点検実施日とを情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に入力し、冷凍装置(20)の定期点検の結果と定期点検実施日とを情報処理装置(10)に送信するように情報端末((情報端末(22)または情報端末(32)))を操作する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に定期点検後処理を行う。
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))に使用される情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))から送信された定期点検の結果と定期点検実施日とを受信したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた定期点検担当者の情報端末の識別番号(IPアドレスなど)を有する情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))から冷凍装置(20)の定期点検の結果を受信したか否かを判定する。冷凍装置(20)の定期点検の結果を受信するとステップ(ST22)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)とステップ(ST21)において受信した定期点検の結果および定期点検実施日とを対応付けて、定期点検管理テーブル(71)に登録する。
次に、情報処理部(12)は、定期点検管理テーブル(71)に新たに登録された冷凍装置(20)の定期点検実施日に基づいて、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の定期点検推奨時期および定期点検通知時期を更新する。例えば、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の定期点検推奨時期を、定期点検管理テーブル(71)に新たに登録された冷凍装置(20)の定期点検実施日の翌日から起算して3年の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間に更新し、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の定期点検通知時期を、更新後の定期点検推奨時期の開始日に更新する。
次に、図13を参照して簡易点検前処理について説明する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に簡易点検前処理を行う。
情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、冷凍装置(20)の簡易点検通知時期が到来したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)において冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検通知時期が到来したか否かを判定する。冷凍装置(20)の簡易点検通知時期が到来するとステップ(ST32)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、簡易点検通知時期が到来した冷凍装置(20)に対応する簡易点検の結果(以前に実施された簡易点検の結果)および簡易点検実施日を簡易点検管理テーブル(72)の中から検出する。また、情報処理部(12)は、簡易点検通知時期が到来した冷凍装置(20)に対応する機器情報および設置場所情報を機器管理テーブル(51)の中から検出する。そして、情報処理部(12)は、簡易点検管理テーブル(72)の中から検出された冷凍装置(20)の簡易点検の結果および簡易点検実施日と、機器管理テーブル(51)の中から検出された冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報とを、簡易点検チェックシート(62)に登録する。具体的には、図14において破線の囲いで示すように、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報を簡易点検チェックシート(62)の機器情報項目(62a)に登録し、冷凍装置(20)の簡易点検の結果および簡易点検実施日を簡易点検チェックシート(62)の目視点検項目(62b)に登録する。
次に、情報処理部(12)は、簡易点検通知時期が到来した冷凍装置(20)に対応する簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を時期管理テーブル(54)の中から検出する。そして、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、時期管理テーブル(54)の中から検出された冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))の情報端末(情報端末(22))に通知する。具体的には、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)の中から検出された冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および定期点検推奨時期を、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末(情報端末(22))に送信する。
次に、図15を参照して簡易点検後処理について説明する。冷凍装置(20)の簡易点検が完了すると、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))は、冷凍装置(20)の簡易点検の結果(具体的には、簡易点検チェックシート(62)の各種点検項目の点検結果)と簡易点検実施日とを情報端末(情報端末(22))に入力し、冷凍装置(20)の簡易点検の結果と簡易点検実施日とを情報処理装置(10)に送信するように情報端末(情報端末(22))を操作する。情報処理部(12)は、情報記憶部(11)に記憶された冷凍装置(20)毎に簡易点検後処理を行う。
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、冷凍装置(20)の簡易点検担当者(ユーザ(21))に使用される情報端末(情報端末(22))から送信された簡易点検の結果と簡易点検実施日とを受信したか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)において冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検担当者の情報端末の識別番号を有する情報端末(情報端末(22))から冷凍装置(20)の簡易点検の結果を受信したか否かを判定する。冷凍装置(20)の簡易点検の結果を受信するとステップ(ST42)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)とステップ(ST21)において受信した簡易点検の結果および簡易点検実施日とを対応付けて、簡易点検管理テーブル(72)に登録する。
次に、情報処理部(12)は、簡易点検管理テーブル(72)に新たに登録された冷凍装置(20)の簡易点検実施日に基づいて、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期および簡易点検通知時期を更新する。例えば、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の簡易点検推奨時期を、簡易点検管理テーブル(72)に新たに登録された冷凍装置(20)の簡易点検実施日の翌日から起算して3ヶ月の経過後の日を終了日とする1ヶ月の期間に更新し、時期管理テーブル(54)に登録されている冷凍装置(20)の簡易点検通知時期を、更新後の簡易点検推奨時期の開始日に更新する。
以上のように、情報処理部(12)は、情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報に基づいて定期点検情報(冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報)を生成し、定期点検情報を情報記憶部(11)において冷凍装置(20)に対応付けられた冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信するように構成されている。このような構成により、冷凍装置(20)の定期点検を担当する定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))に、定期点検情報(冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む情報)を提供することができる。これにより、冷凍装置(20)の定期点検担当者による定期点検情報の取得を支援することができる。すなわち、定期点検担当者による冷凍装置(20)の計測(定期点検情報を取得するための計測)を省略することができる。したがって、冷凍装置(20)の定期点検担当者の負担を軽減することができる。
また、定期点検推奨時期は、冷凍装置(20)の利用状況に基づいて設定されていてもよい。このような設定により、定期点検推奨時期を冷凍装置(20)の利用状況に応じた時期に設定することができ、冷凍装置(20)の利用状況に応じた時期に冷凍装置(20)の定期点検を実施させることができる。
なお、情報処理装置(10)において、機器管理テーブル(51)への各種情報(管理者情報,機器情報,設置場所情報,登録日)の登録および時期管理テーブル(54)への各種情報(定期点検周期,簡易点検周期)は、次のように行われてもよい。この例では、情報記憶部(11)は、図1〜図9に示した各種テーブル(51,52,53,54,71,72)や各種チェックシート(61,62)に加えて、機器情報テーブル(80)と管理者登録フォーム(81)と機器登録フォーム(82)とを記憶している。情報処理部(12)は、図10,図12,図13,図15に示した各種処理に加えて、情報登録処理を行うように構成されている。また、この例では、ユーザ(21)の情報端末(22)は、撮影機能と位置情報取得機能(例えばGPS機能)とを有していることが好ましい。例えば、情報端末(22)は、携帯可能なスマートフォンやタブレット端末によって構成されていることが好ましい。
図16に示すように、機器情報テーブル(80)には、複数の機器情報が登録されている。この例では、機器情報には、少なくとも「機種番号」と「機種名」と「冷媒種類」と「電動機定格出力」とが含まれている。
図17に示すように、管理者登録フォーム(81)には、冷凍装置(20)の管理者情報を入力するための項目が設けられている。この例では、管理者登録フォーム(81)には、「メールアドレス」と「会社名」と「機器管理者名(お名前)」と「パスワード」と「郵便番号」と「都道府県」と「市区町村」と「番地マンション名」と「電話番号」とが入力される。なお、「メールアドレス」と「機器管理者名」と「パスワード」と「郵便番号」とが必須項目となっている。また、管理者登録フォーム(81)には、登録ボタン(81a)が設けられている。
図18に示すように、機器登録フォーム(82)には、冷凍装置(20)の機器情報を入力するための項目が設けられている。この例では、機器登録フォーム(82)には、「機器番号」と「機種名」と「製造番号」と「製造年月」と「冷媒名(使用される冷媒の種類)」と「電動機定格出力」と「機器冷媒充填量」と「追加冷媒充填量」と「メーカ名」と「定期点検の有無および周期」と「使用機器分類」とが入力される。また、機器登録フォーム(82)には、冷凍装置(20)の設置場所情報を入力するための項目が設けられている。この例では、機器登録フォーム(82)には、「住所(設置場所の住所)」と「件名(施設名称)」と「設置場所(設置場所の名称)」とが入力される。さらに、機器登録フォーム(82)には、銘板画像表示領域(82a)と再撮影ボタン(82b)と機器情報入力ボタン(82c)と位置情報取得ボタン(82d)とキャンセルボタン(82e)と完了ボタン(82f)とが設けられている。
次に、図19を参照して、情報登録処理について説明する。まず、冷凍装置(20)のユーザ(21)は、自身に関する情報(管理者情報)と自身が所有する冷凍装置(20)に関する情報(機器情報および設置場所情報)とを情報処理装置(10)に提供(登録)するために、情報処理装置(10)に各種フォーム(管理者登録フォーム(81)と機器登録フォーム(82))の送信要求を送信するように、ユーザ(21)の情報端末(22)を操作する。
情報処理部(12)は、ユーザ(21)の情報端末(22)からの各種フォームの送信要求を受信すると、管理者登録フォーム(81)をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された管理者登録フォーム(81)を表示して冷凍装置(20)の管理者(ユーザ(21))に関する管理者情報の入力をユーザ(21)に促す。そして、管理者登録フォーム(81)の登録ボタン(81a)が選択されると、情報端末(22)は、入力された管理者情報を情報処理部(12)に送信する。
次に、情報処理部(12)は、管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了しているか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、ユーザ(21)の情報端末(22)から送信された管理者情報の中に必要な情報(この例では、機器管理者名とメールアドレス)が全て含まれているか否かを判定する。情報端末(22)から送信された管理者情報の中に必要な情報が全て含まれている場合(すなわち、管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了している場合)には、ステップ(ST53)へ進む。
管理者登録フォーム(81)への管理者情報の入力が完了している場合、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板の撮影を誘導するための画像データ(または音声データ)をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の銘板の撮影を誘導するための画像データ(または音声データ)を受信すると、その画像データ(または音声データ)を再生して冷凍装置(20)の銘板の撮影をユーザ(21)に促す。冷凍装置(20)の銘板を撮影するようにユーザ(21)が情報端末(22)を操作して冷凍装置(20)の銘板の撮影が完了すると、情報端末(22)は、その撮影によって得られた冷凍装置(20)の銘板画像を情報処理部(12)に送信する。または、ユーザ(21)は、冷凍装置(20)の銘板を撮影しない場合には、その旨を情報処理部(12)に通知するように情報端末(22)を操作する。
情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像が取得されたか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、情報端末(22)から送信された冷凍装置(20)の銘板画像を受信したか否かを判定する。情報端末(22)から送信された冷凍装置(20)の銘板画像を受信した場合(すなわち、冷凍装置(20)の銘板画像が取得された場合)には、ステップ(ST55)へ進み、そうでない場合(例えば、冷凍装置(20)の銘板の撮影を誘導するための画像データ(または音声データ)が再生されてから所定時間が経過するまでの間に冷凍装置(20)の銘板画像を受信しない場合、または、情報端末(22)から冷凍装置(20)の銘板を撮影しない旨の通知を受信した場合)には、ステップ(ST56)へ進む。
冷凍装置(20)の銘板画像が取得された場合、情報処理部(12)は、取得された冷凍装置(20)の銘板画像から冷凍装置(20)の機器番号を抽出する。例えば、情報処理部(12)は、光学文字認識処理(OCR処理)を用いて冷凍装置(20)の銘板画像から冷凍装置(20)の機器番号を抽出する。そして、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像から抽出された機器番号に対応する機器情報を、機器情報テーブル(80)の中から検出する。このようにして、冷凍装置(20)の機器情報が取得される。次に、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像および機器情報を機器登録フォーム(82)に入力する。
次に、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された機器登録フォーム(82)を表示してユーザ(21)が所有する冷凍装置(20)に関する機器情報および設置場所情報の入力をユーザ(21)に促す。
情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板の撮影によって冷凍装置(20)の銘板画像を取得した場合(ステップ(ST57)のYES)に、取得した冷凍装置(20)の銘板画像から冷凍装置(20)の機器番号を抽出する。そして、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の銘板画像から抽出された機器番号に対応する機器情報を、機器情報テーブル(80)の中から検出する。このようにして、冷凍装置(20)の機器情報が取得される。次に、情報処理部(12)は、取得した冷凍装置(20)の機器情報をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の機器情報を機器登録フォーム(82)に入力する。
また、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)に冷凍装置(20)の機器番号が入力され機器登録フォーム(82)の機器情報入力ボタン(82c)が選択されて冷凍装置(20)の機器番号を取得した場合(ステップ(ST59)のYES)に、取得した冷凍装置(20)の機器番号に対応する機器情報を機器情報テーブル(80)の中から検出する。このようにして、冷凍装置(20)の機器情報が取得される。次に、情報処理部(12)は、取得した冷凍装置(20)の機器情報をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の機器情報を機器登録フォーム(82)に入力する。
また、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)の位置情報取得ボタン(82d)が選択されて冷凍装置(20)の位置情報を取得した場合(ステップ(ST61)のYES)に、取得した冷凍装置(20)の位置情報に示された住所を冷凍装置(20)の設置場所の住所に設定する。このようにして、冷凍装置(20)の設置場所の住所が決定される。次に、情報処理部(12)は、決定した冷凍装置(20)の設置場所の住所をユーザ(21)の情報端末(22)に送信する。情報端末(22)は、情報処理部(12)から送信された冷凍装置(20)の設置場所の住所を機器登録フォーム(82)に入力する。
次に、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了しているか否かを判定する。具体的には、情報処理部(12)は、機器登録フォーム(82)の完了ボタン(82f)が選択されてユーザ(21)の情報端末(22)から送信された機器情報および設置場所情報の中に必要な情報が全て含まれているか否かを判定する。情報端末(22)から送信された機器情報および設置場所情報の中に必要な情報が全て含まれている場合(すなわち、機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了している場合)には、ステップ(ST64)へ進む。
機器登録フォーム(82)への機器情報および設置場所情報の入力が完了している場合、情報処理部(12)は、登録対象となる冷凍装置(20)(具体的には、登録順に付与される冷凍装置(20)の登録番号)と、管理者登録フォーム(81)に入力された管理者情報(冷凍装置(20)の管理者情報)と、機器登録フォーム(82)に入力された機器情報および設置場所情報(冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報)と、登録日(これらの情報を登録した年月日)とを対応付けて機器管理テーブル(51)に登録する。
次に、情報処理部(12)は、機器管理テーブル(51)に登録された冷凍装置(20)の機器情報(具体的には、機器情報に含まれる機種名および電動機定格出力)に基づいて、冷凍装置(20)の定期点検の要否および定期点検の周期を判定する。この例では、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器情報に含まれる機種名が空調機器の機種名であり且つ電動機定格出力が7.5kW以上50kW未満である場合に、冷凍装置(20)の定期点検が必要であり定期点検の周期が「3年」であると判定する。また、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の機器情報に含まれる機種名が空調機器の機種名であり且つ電動機定格出力が50kW以上である場合、または、冷凍装置(20)の機器情報に含まれる機種名が冷凍冷蔵機器の機種名であり且つ電動機定格出力が7.5kW以上である場合に、冷凍装置(20)の定期点検が必要であり定期点検の周期が「1年」であると判定する。
なお、情報処理装置(10)において、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の簡易点検の状況をユーザ(21)に確認させるための処理(簡易点検状況確認処理)を行うように構成されていてもよい。簡易点検状況確認処理では、図20に示すような簡易点検状況確認シート(90)が簡易点検担当者の情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に送信される。この例では、情報記憶部(11)は、簡易点検状況確認シート(詳しくは、簡易点検状況確認シート(90)のテンプレート)を記憶している。
図20に示すように、簡易点検状況確認シート(90)には、ユーザ(21)が所有する1つまたは複数の冷凍装置(20)に関する簡易点検の状況が示されている。具体的には、簡易点検状況確認シート(90)には、1つまたは複数の機器表示領域(95)(この例では、4つの機器表示領域(95a,95b,95c,95d))が設けられている。機器表示領域(95)には、冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日(前回点検日)と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とが登録される。
次に,図21を参照して簡易点検状況確認処理について説明する。なお、冷凍装置(20)の簡易点検担当者であるユーザ(21)は、自身が所有する冷凍装置(20)の簡易点検の状況を確認したい場合に、情報処理装置(10)に簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信するようにユーザ(21)の情報端末(22))を操作する。
情報処理部(12)は、ユーザ(21)の情報端末(22)から送信された簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を受信したか否かを判定する。簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を受信した場合にはステップ(ST72)へ進み、そうでない場合にはステップ(ST73)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)を参照して、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信した情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に対応する1つまたは複数の冷凍装置(すなわち、簡易点検状況の確認要求があった冷凍装置(20))の各々について、その冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とを検出する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信した情報端末(22)に対応する冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日を簡易点検管理テーブル(72)の中から検出し、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を送信した情報端末(22)に対応する冷凍装置(20)の機器情報および設置場所情報を機器管理テーブル(51)の中から検出する。次に、ステップ(ST77)へ進む。
一方、簡易点検状況確認シート(90)の送信要求を受信していない場合、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、予め定められた簡易点検実施予定日(この例では、簡易点検推奨時期の終了日)までの期間が所定期間(この例では1ヶ月)よりも短くなっている冷凍装置(すなわち、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20))が存在するか否かを判定する。簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)が存在する場合には、ステップ(ST74)へ進み、そうでない場合には、ステップ(ST75)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)と簡易点検管理テーブル(72)と機器管理テーブル(51)とを参照して、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)およびその冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する冷凍装置(20)の各々について、その冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とを検出する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する1つまたは複数の冷凍装置(20)を、点検担当管理テーブル(53)の中から検出し、これらの冷凍装置(20)に対応する前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを、簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)の中から検出する。次に、ステップ(ST77)へ進む。
一方、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(20)が存在していない場合、情報処理部(12)は、時期管理テーブル(54)を参照して、予め定められた簡易点検実施予定日(この例では、簡易点検推奨時期の終了日)が過ぎている冷凍装置(20)が存在するか否かを判定する。簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)が存在する場合には、ステップ(ST76)へ進み、そうでない場合には、ステップ(ST71)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)と簡易点検管理テーブル(72)と機器管理テーブル(51)とを参照して、簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)およびその冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する冷凍装置(20)の各々について、その冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報(この例では機種名と機器番号)と設置場所情報(この例では系統名・設置場所)とを検出する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検実施予定日が過ぎている冷凍装置(20)と同一の簡易点検管理者(ユーザ(21))に対応する1つまたは複数の冷凍装置(20)を、点検担当管理テーブル(53)の中から検出し、これらの冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを、簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)の中から検出する。次に、ステップ(ST77)へ進む。
次に、情報処理部(12)は、ステップ(ST72)(または、ステップ(ST74,ST76))において簡易点検管理テーブル(72)および機器管理テーブル(51)の中から検出された冷凍装置(20)の前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを対応付けて、簡易点検状況確認シート(90)の機器表示領域(95)に登録する。具体的には、情報処理部(12)は、1つの冷凍装置(20)に対応する前回の簡易点検実施日と機器情報と設置場所情報とを簡易点検状況確認シート(90)の1つの機器表示領域に登録する。
次に、情報処理部(12)は、ステップ(ST77)において処理された簡易点検状況確認シート(90)に設けられた機器表示領域(95)のうち、簡易点検実施予定日が近づいている冷凍装置(この例では、簡易点検推奨時期の終了日までの期間が1ヶ月よりも短くなっている冷凍装置(20))に対応する機器表示領域(95)に第1表示効果を付与し、簡易点検実施予定日(この例では、簡易点検推奨時期の終了日)が過ぎている冷凍装置(20)に対応する機器表示領域(95)に第2表示効果を付与する。
情報処理部(12)は、点検担当管理テーブル(53)を参照して、ステップ(ST77,ST78)において処理された簡易点検状況確認シート(90)を、簡易点検状況確認シート(90)に対応する簡易情報点検者の情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に送信する。具体的には、情報処理部(12)は、簡易点検状況確認シート(90)に登録された各種情報に対応する冷凍装置(20)に対応付けられた簡易点検管理者の情報端末の識別番号を点検担当管理テーブル(53)の中から検出し、その識別番号を有する情報端末(ユーザ(21)の情報端末(22))に簡易点検状況確認シート(90)を送信する。
なお、以上の説明では、情報処理部(12)が冷凍装置(20)の定期点検情報が登録された定期点検チェックシート(61)を冷凍装置(20)の定期点検担当者(ユーザ(21)または店舗(30))の情報端末(情報端末(22)または情報端末(32))に送信する場合を例に挙げたが、情報処理部(12)は、冷凍装置(20)の定期点検情報を定期点検チェックシート(61)に登録することなく、冷凍装置(20)の定期点検担当者の情報端末に直接的に送信するように構成されていてもよい。
11 情報記憶部
12 情報処理部
20 冷凍装置
21 ユーザ
22 情報端末
23 監視装置
30 店舗
31 点検作業員
32 情報端末
40 電気通信回線
51 機器管理テーブル
52 運転状況管理テーブル
53 点検担当管理テーブル
54 時期管理テーブル
61 定期点検チェックシート
62 簡易点検チェックシート
71 定期点検管理テーブル
72 簡易点検管理テーブル
Claims (10)
- 有資格者による定期点検の対象となる冷凍装置(20)のユーザ(21)に使用される情報端末(22)および該有資格者である点検作業員(31)が在籍して該冷凍装置(20)の定期点検業務を行うことが可能な店舗(30)の従業員に使用される情報端末(32)と電気通信回線(40)を介して接続される情報処理装置であって、
情報記憶部(11)と、
情報処理部(12)とを備え、
上記情報記憶部(11)は、上記冷凍装置(20)と、該冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況情報と、該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)とを対応付けて記憶し、
上記運転状況情報には、上記冷凍装置(20)の定期点検に用いられる情報であって該冷凍装置(20)の運転状況に関する項目を含む定期点検情報が含まれ、
上記運転状況情報には、該運転状況情報が取得された日時を示す日時情報が対応付けられ、
上記情報処理部(12)は、上記情報記憶部(11)に記憶された上記運転状況情報に対応付けられた上記日時情報を参照して、上記情報記憶部(11)に記憶された上記運転状況情報の中から上記定期点検の対象となる冷凍装置(20)に対応付けられ且つ所定の期間において取得された運転状況情報を検出し、該運転状況情報に含まれる上記定期点検情報を定期点検チェックシート(61)に登録し、該定期点検チェックシート(61)を該情報記憶部(11)において上記冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1において、
上記情報処理部(12)は、上記ユーザ(21)の情報端末(22)または上記店舗(30)の情報端末(32)から上記定期点検チェックシート(61)の送信要求を受信すると、上記情報記憶部(11)において該情報端末(22,32)に対応付けられた冷凍装置(20)の運転状況情報に基づいて生成された上記定期点検チェックシート(61)を該情報端末(22,32)に送信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1または2において、
上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に対して予め定められた定期点検通知時期が到来すると、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報に基づいて生成された上記定期点検チェックシート(61)を、該情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に送信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
上記情報処理部(12)は、上記情報記憶部(11)において上記冷凍装置(20)に対応付けられた運転状況情報のうち一年間で上記冷凍装置(20)の負荷が比較的に高いと推測される高負荷期間において取得された運転状況情報に基づいて上記定期点検チェックシート(61)を生成する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、
上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記定期点検チェックシートの送信とともに、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期である定期点検推奨時期を、該情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の定期点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)または店舗(30)の情報端末(32)に通知する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項5において、
上記定期点検推奨時期は、上記冷凍装置(20)の利用状況に基づいて設定される
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項において、
上記冷凍装置(20)は、上記定期点検および上記ユーザ(21)による簡易点検の対象となるものであり、
上記情報記憶部(11)は、上記冷凍装置(20)に対して該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)を対応付けて記憶し、
上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に対して予め定められた簡易点検通知時期が到来すると、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の簡易点検の実施が推奨される時期である簡易点検推奨時期を、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項7において、
上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記簡易点検推奨時期の通知とともに、該冷凍装置(20)に対して予め定められた該冷凍装置(20)の定期点検の実施が推奨される時期である定期点検推奨時期を、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に通知する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項7または8において、
上記情報処理部(12)は、上記冷凍装置(20)に関する上記簡易点検推奨時期の通知とともに、該冷凍装置(20)の簡易点検に用いられる簡易点検チェックシートを、上記情報記憶部(11)において該冷凍装置(20)に対応付けられた該冷凍装置(20)の簡易点検を担当するユーザ(21)の情報端末(22)に送信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項において、
上記定期点検チェックシート(61)には、上記定期点検における上記冷凍装置(20)の目視点検に関する目視点検項目(61b)と、上記定期点検における上記冷凍装置(20)の運転状況に関する運転状況点検項目(61c)とが設けられ、
上記情報処理部(12)は、上記定期点検情報を上記定期点検チェックシート(61)の上記運転状況点検項目(61c)に登録する
ことを特徴とする情報処理装置。
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