JP6739088B1 - 廃電気機器の処理システム及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃トランス等の廃電気機器内から残留油を抜き取った後に行われる洗浄工手に改善、改良を加えた廃電気機器の処理システム及び処理方法を提供する。【解決手段】複数の再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段から再生済洗浄処理液が洗浄槽の下部側で洗浄槽の中央側に向けて高圧噴射されることで生起されている洗浄槽の下部側から上部側に向かう洗浄処理液の流動により、洗浄処理液高圧吹き出し手段によって廃電気機器の内壁面に向けて高圧噴射された洗浄処理液により廃電気機器の内壁面から分離、除去された汚染物が、洗浄槽内で沈降することなく、洗浄槽の内壁面上側に配備されている排出樋の内側壁上端縁を越えて洗浄処理液と共に排出樋内に流入し、排出樋を介して洗浄槽の外部に排出されていく洗浄処理システムを備えている廃電気機器の処理システム。【選択図】図1

Description

この発明は、トランス、コンデンサ、安定器など、内部に多量の油が使用されていて廃棄処分される廃電気機器の処理システム及び処理方法に関する。
トランス、コンデンサ、安定器など、内部に多量の油が使用されている電気機器を廃棄処理する場合、前記油を抜き取り、洗浄、解体、等の廃棄処理を行うことは容易ではない。
このような廃電気機器の処理にあたっては、内部に使用されている多量の油を抜き取り、その上で洗浄、解体、等を、行う必要がある。
また、廃電気機器の内部に使用されている多量の油の中にポリ塩化ビフェニル(以下「PCB」という)が含まれていて、当該油がPCB汚染油になっていることがあるので、この場合には、廃電気機器の処理はますます困難である。
このような廃電気機器の処理システム及び処理方法に関して従来から種々の提案が行われている。
特許文献1(PCB汚染電気機器の処理システム及び装置)には、廃電気機器からPCB油を抜く抜油工程と、抜油した廃電気機器を一次洗浄槽に収容し、光触媒洗浄液により洗浄する一次洗浄工程と、一次洗浄を終了した廃電気機器を解体する解体工程と、解体した廃電気機器を洗浄する二次洗浄工程と、二次洗浄を終えた前記解体した廃電気機器を乾燥する乾燥工程とを組み合わせたPCB汚染廃電気機器の処理システムが提案されている。
特許文献2には、抜油したトランス等を逆転して長時間保持することにより、トランス等の内部の残留油を自然流下させ、残留油を可及的多く排出する、廃電気機器の抜油方法及び抜油装置が提案されている。
特許文献3には、 廃電気機器を倒立させた状態で第一次洗浄槽に向けて搬送する第一の搬送装置と、第一の搬送装置で搬送されてきた倒立状態の前記廃電気機器を正立状態にして前記第一次洗浄槽に収容する第二の搬送装置と、 前記第一次洗浄槽内に連続的に洗浄液を供給して前記第一次洗浄槽を形成している前記第一次洗浄槽の周壁上端側から前記洗浄液の表面側をオーバーフローさせる洗浄液供給装置と、前記第一次洗浄槽内の前記廃電気機器を取り出して解体装置まで運ぶ第三の搬送装置と、前記廃電気機器を解体する前記解体装置と、前記解体装置で解体された後の前記廃電気機器の複数の解体部材を第二次洗浄槽に搬送する第四の搬送装置と、前記第二次洗浄槽から前記複数の解体部材を乾燥装置へ搬送する第五の搬送装置と、前記複数の解体部材を乾燥する前記乾燥装置とを備えている廃電気機器の処理システムが提案されている。
特開2013−103186号公報 特開2013−236999号公報 特開2017−77546号公報
この発明は特許文献3等で提案されている廃電気機器の処理システム、方法において、廃トランス等の廃電気機器内から残留油を抜き取った後に行われる洗浄工手に改善、改良を加えた廃電気機器の処理システム及び処理方法を提案することを目的にしている。
[1]
洗浄処理液を収容していてPCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器を前記洗浄処理液内で洗浄処理することに用いられる洗浄槽であって、前記洗浄槽の槽壁面の上端側で前記槽壁面の内側に配備されていて水平方向に伸びる内側壁上端縁の鉛直方向高さ位置が前記槽壁面の水平方向に伸びる上端縁の鉛直方向高さ位置より低い排出樋を備えている洗浄槽と、
PCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器を鉛直方向上側が開口されている状態で支持して前記洗浄処理液内に沈降させる廃電気機器支持手段と、
前記廃電気機器支持手段によって前記洗浄処理液内で支持されている前記廃電気機器の内部に前記開口を介して先端が挿入され、当該先端から前記廃電気機器の内壁面に向けて前記洗浄処理液を高圧噴射する洗浄処理液高圧吹き出し手段と、
前記廃電気機器を前記洗浄処理液内に沈降させて支持している前記廃電気機器支持手段の下端より下側であって、前記洗浄槽の下部側で、前記洗浄槽の底面に沿った方向で、前記洗浄槽の槽壁面の側から前記洗浄槽の中央側に向けて再生済洗浄処理液を高圧噴射することで前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の流動を生じさせる複数の再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段とを備えていて、
複数の前記再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段から前記再生済洗浄処理液が前記洗浄槽の中央側に向けて高圧噴射されることで生起されている前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の前記流動により、前記洗浄処理液高圧吹き出し手段によって前記廃電気機器の前記内壁面に向けて高圧噴射された前記洗浄処理液により前記内壁面から分離、除去された汚染物が、前記洗浄槽内で沈降することなく、前記排出樋の前記内側壁上端縁を越えて前記洗浄処理液と共に前記排出樋内に流入し、前記排出樋を介して前記洗浄槽の外部に排出されていく洗浄処理システムを備えている廃電気機器の処理システム。
[2]
前記洗浄処理液は水酸化カリウムを6%未満、水酸化ナトリウムを6%未満、N,N−ジメチルドデシルアミン=N−オキシドを1%未満、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールを3%未満で含有する絶縁油剥離油水分離洗浄剤を含むものである[1]の廃電気機器の処理システム。
[3]
PCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器を、洗浄処理液が収容されている洗浄槽内に、鉛直方向上側が開口されている状態で廃電気機器支持手段によって支持して前記洗浄処理液内に沈降させる工程と、
前記廃電気機器支持手段によって前記洗浄処理液内で支持されている前記廃電気機器の内部に前記開口を介して洗浄処理液高圧吹き出し手段の先端を挿入し、当該先端から前記廃電気機器の内壁面に向けて前記洗浄処理液を高圧噴射することで前記内壁面から汚染物を分離、除去する工程と、
前記廃電気機器を前記洗浄処理液内に沈降させて支持している前記廃電気機器支持手段の下端より下側であって、前記洗浄槽の下部側で、前記洗浄槽の底面に沿った方向で、前記洗浄槽の槽壁面の側から前記洗浄槽の中央側に向けて再生済洗浄処理液を高圧噴射することで前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の流動を生じさせる工程と、
前記再生済洗浄処理液が前記洗浄槽の中央側に向けて高圧噴射されることで生起されている前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の前記流動により、前記洗浄処理液高圧吹き出し手段よって前記廃電気機器の前記内壁面に向けて高圧噴射された前記洗浄処理液により前記廃電気機器の前記内壁面から分離、除去された前記汚染物を、前記洗浄槽内で沈降させることなく、前記洗浄処理水と共に、前記洗浄槽の槽壁面の上端側で前記槽壁面の内側に配備されている排出樋であって、水平方向に伸びる前記排出樋の内側壁上端縁の鉛直方向高さ位置が、前記槽壁面の水平方向に伸びる上端縁の鉛直方向高さ位置より低い排出樋の前記内側壁上端縁をオーバーフローさせて前記排出樋内に流入させ、前記排出樋を介して前記洗浄槽の外部に排出していく工程と
を備えている洗浄工程を有する廃電気機器の処理方法。
[4]
前記洗浄処理液は水酸化カリウムを6%未満、水酸化ナトリウムを6%未満、N,N−ジメチルドデシルアミン=N−オキシドを1%未満、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールを3%未満で含有する絶縁油剥離油水分離洗浄剤を含むものである[3]の廃電気機器の処理方法。
[5]
前記再生済洗浄処理液は、前記排出樋を介して前記洗浄槽の外部に排出された前記汚染物と前記洗浄処理水との混合液から前記汚染物を分離、除去し、成分分析、成分調整工程を経て、前記洗浄槽に収容されていた前記洗浄処理液と同等の成分構成に調製したものである[3]又は[4]の廃電気機器の処理方法。
廃トランス等の廃電気機器内から残留油を抜き取った後に行われる洗浄工手に改善、改良を加えた廃電気機器の処理システム及び処理方法を提供することができる。
本発明の廃電気機器の処理システムにおいて本発明の廃電気機器の処理方法中の洗浄処理に使用される洗浄処理システムの概略構成と実施される洗浄処理工程を説明する一部を省略した概念図。 図1図示の洗浄槽の平面図。
この実施形態の洗浄処理システムは、PCB廃油抜き取り工程、洗浄処理済廃電気機器の解体工程などを備えている廃電気機器の処理システムにおけるPCB廃油抜き取り工程後の廃電気機器洗浄工程を担うシステムであり、洗浄槽1と、廃電気機器支持手段と、洗浄処理液高圧吹き出し手段と、再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段とを備えている。
洗浄槽1は、洗浄処理液を収容していてPCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器20を前記洗浄処理液内で洗浄処理することに用いられる。
洗浄処理液としては、水酸化カリウム(化審法番号:1−369)を6%未満、水酸化ナトリウム(化審法番号:1−410)を6%未満、N,N−ジメチルドデシルアミン=N−オキシド(化審法番号:2−198)を1%未満、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール(化審法番号:7−97;2−422)を3%未満で含有する絶縁油剥離油水分離洗浄剤を含むものを使用することができる。
洗浄槽1に、廃電気機器支持手段16(図1)、廃電気機器支持手段16a、16b、16c(図2)が付設されている。これらの廃電気機器支持手段16は、PCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器2を鉛直方向上側が開口されている状態で支持して、洗浄槽1内に収容されている洗浄処理液内に沈降させるものである。すなわち、PCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器20は、廃電気機器支持手段16内に収容された状態でその鉛直方向上側の開口20aが、洗浄槽1内に収容されている洗浄処理液の液面より下になるように沈降、支持される。
廃電気機器支持手段16、等は、例えば、上述した洗浄処理液に耐性を有する部材から形成された籠を用いることができる。
トランス、コンデンサ、安定器など、内部に多量の油が使用されている電気機器を廃棄処理する廃電気機器の処理システムにおいては、まず、図1図示のように、廃棄処理すべき廃電気機器20を、鉛直方向上側の開口20aが鉛直方向で下側に向き、閉鎖されている底部20bが鉛直方向で上側なっている倒立状態で、チェーンコンベア21により、矢印30で示すように洗浄槽1まで搬送し、この搬送工程で、廃電気機器20の内部からPCB廃液を抜き取る処理を行う。 廃電気機器20を倒立させた状態で洗浄槽1に向けて移動させつつ自然流下によって廃電気機器20内の廃油を抜き取る自動抜油を行う抜油工程である。
低速移動するチェーンコンベア21によって、抜油する廃電気機器20を倒立させた状態で洗浄槽1まで送るのに24時間〜48時間かけ、廃電気機器20に残存している廃油を自然流下させる。例えば、廃電気機器20内から事前に吸引抜油処理することによって廃電気機器20内に5リットルの廃油が残っていたとしても、倒立させた状態で24時間〜48時間かけて洗浄槽1まで搬送することにより廃電気機器20内に残存する廃油を1リットル以下にすることができる。
このPCB廃液抜取り処理が行われた後の廃電気機器20が、不図示の吊り上げ反転装置によって反転され、図1図示のように正立状態にされて、開口している鉛直方向上側の開口20aを鉛直方向で上側に向けて、廃電気機器支持手段16内に収容され、支持される。
チェーンコンベア21により、PCB廃液抜き取処理を受けた廃電気機器20が順次搬送されてくることから、上述したような籠からなる廃電気機器支持手段16a、16b、16cが複数配備されていて、PCB廃液抜き取処理を受けて順次搬送されてきた廃電気機器20が各廃電気機器支持手段16a、16b、16c内に順次収容されて、図2図示のように、洗浄槽1内を、例えば、図2の左側から右側に向かって順次移送されるようにすることもできる。
洗浄槽1での洗浄処理後、クレーン式の吊り上げ装置などによって洗浄槽1から取り出された洗浄処理後の廃電気機器20は、搬送手段22によって矢印31で示すように、次工程、例えば、解体処理工程に向けて搬送されることになる。
洗浄槽1には、洗浄槽1の槽壁面2a、2b、2cの上端側で槽壁面2a、2b、2cの内側に排出樋5が配備されている。水平方向に伸びる排出樋5の内側壁上端縁7a、7b、7c、7dの鉛直方向高さ位置は、槽壁面2a、2b、2cの水平方向に伸びる上端縁4a、4b、4c、4dの鉛直方向高さ位置より低い位置になっている。
洗浄槽1には、洗浄処理液高圧吹き出し手段が付設されている。洗浄処理液高圧吹き出し手段は、廃電気機器支持手段16によって洗浄処理液内で支持されている廃電気機器20の内部に開口20aを介して先端が挿入され、当該先端から廃電気機器20の内壁面に向けて洗浄処理液を高圧噴射する。
図示の実施形態では、洗浄処理液タンク14から供給ポンプ15を介して洗浄処理液供給管40が洗浄槽1の洗浄処理液内に延び、洗浄処理液供給管40の先端ノズル40aが、廃電気機器20の開口20aを介して廃電気機器20の内部に挿入されている。
洗浄処理液タンク14から供給ポンプ15、洗浄処理液供給管40を介して矢印32で示すように供給された洗浄処理液は、浄処理液供給管40の先端ノズル40aから矢印33で示すように、廃電気機器20の内壁面に向けて高圧噴射される。
洗浄槽1には、再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段が複数付設されている。図示の実施形態では4基の再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段が配備されている。
後述するように、洗浄槽1内の洗浄処理液は、上述した、廃電気機器20の内壁面に向けた洗浄処理液の高圧噴射によって廃電気機器20の内壁面から分離、除去された汚染物と共に、洗浄槽1の上部内壁に配備されている排出樋5の内側壁上端縁7a、7b、7c、7dを越えて排出樋5内に流入し、排出樋5を介して洗浄槽1の外部に排出されていく。洗浄槽1の外部に排出された洗浄処理液は、上述の汚染物などを分離、除去する処理を受ける。そして、成分分析、成分調整工程を経て、洗浄槽1に収容されていた洗浄処理液、すなわち、洗浄処理液タンク14に収容されていて洗浄処理液供給管40の先端ノズル40aから矢印33で示すように廃電気機器20の内壁面に向けて高圧噴射された洗浄処理液と同等の成分構成に調製された再生済洗浄処理液となって、上述の、再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段によって洗浄槽1内に戻されることになる。
再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段は、図1図示のように、廃電気機器20を洗浄処理液内に沈降させて支持している廃電気機器支持手段16の下端より下側であって、洗浄槽1の下部側で、洗浄槽1の底面3に沿った方向で、洗浄槽1の槽壁面2a、2cの側から洗浄槽1の中央側に向けて、矢印34a、34b、34c、34d(図2)で示すように、再生済洗浄処理液を高圧噴射することで、矢印34e、34f(図1)で示す、洗浄槽1の下部側から上部側に向かう洗浄処理液の流動を生じさせるものである。
上述したように、洗浄槽1内の洗浄処理液は、廃電気機器20の内壁面に向けた、矢印33で示す、洗浄処理液の高圧噴射によって廃電気機器20の内壁面から分離、除去された汚染物と共に、洗浄槽1の上部内壁に配備されている排出樋5の内側壁上端縁7a、7b、7c、7dを越えて排出樋5内に流入し、矢印35a、35b、35c、35d、36a、36b、36cで示すように、排出樋5を介して洗浄槽1の外部に排出されていく。
排出樋5の排出孔9(図2)には、汚染物分離処理装置12からの送水管10が送水ポンプ11を介して接続されている。洗浄槽1の外部に排出された汚染物を含む洗浄処理液は、矢印36dで示すように汚染物分離処理装置12に搬送され、ここで、汚染物が分離、除去される。
汚染物が分離、除去された後の洗浄処理液は、送水管により矢印37で示すように送られ、成分分析調整装置18a、18bによって成分分析が行われ、必要があれば矢印39で示すように、上述した洗浄処理及び、汚染物分離除去処理工程によって不足することになった成分が添加、混合され、洗浄槽1に収容されていた洗浄処理液、すなわち、洗浄処理液タンク14に収容されている洗浄処理液と同等の成分構成に調製される再生処理が行われる。
こうして再生処理が行われた後の再生済洗浄処理液が、供給ポンプ13を介して、矢印38、38b、38c、38d、38e、38fで示すように、洗浄槽1の下部側の槽壁面から洗浄槽1の底面3に沿った方向で洗浄槽1の中央側に向け延びている噴射ノズル17a、17b、17c、17dを介して、矢印34a、34b、34c、34dで示すように、洗浄槽1の中央側に向けて高圧噴射される。
複数の再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段の噴射ノズル17a、17b、17c、17dを介して、矢印34a、34b、34c、34dで示すように、再生済洗浄処理液が洗浄槽1の中央側に向けて高圧噴射されることで、矢印34e、34fで示す、洗浄槽1の下部側から上部側に向かう洗浄処理液の流動が生起される。
これによって、上述した洗浄処理液高圧吹き出し手段によって廃電気機器20の内壁面に向けて高圧噴射された洗浄処理液により廃電気機器20の内壁面から分離、除去された汚染物は、洗浄槽1内で沈降することなく、排出樋5の内側壁上端縁7a、7b、7c、7dをオーバーフローして洗浄処理液と共に排出樋5内に流入していく。
排出樋5の平坦な樋床面6a、6b、6c、6dは、図2中、符号8aで示す箇所の鉛直方向高さ位置が最も高く、送水管10に接続される排水孔9が配備されている箇所8dの鉛直方向高さ位置が最も低くなるように傾斜している。
そこで、上述したように、排出樋5の内側壁上端縁7a、7b、7c、7dを越えて汚染物と共に排出樋5内に流入していた洗浄処理液は、矢印35a、35b、35c、35dで示すように排出樋5内を流動し、排水孔9を介して送水管10に流入し、洗浄槽1の外部に排出されていく。
これによって、上述した抜油工程を経た廃電気機器20を、洗浄槽1に正立状態で収容し、廃電気機器20の内壁面に向けて洗浄処理液を高圧噴射することで汚染物を廃電気機器20の内壁面から分離し、分離された汚染物を、廃電気機器支持手段16の下端より下側であって洗浄槽1の下部側で洗浄槽1の底面3に沿った方向で洗浄槽1の槽壁面の側から洗浄槽1の中央側に向けて矢印34a、34b、34c、34dのように高圧噴射される再生済洗浄処理液によって、矢印34e、34fのように、生起される洗浄槽1の下部側から上部側に向かう洗浄処理液の流動により、洗浄槽1内で沈降させることなく、洗浄処理液と共に、排出樋5の内側壁上端縁7a、7b、7c、7dをオーバーフローさせて排出樋5内に流入させ、洗浄槽1の外部に排出していく洗浄処理を行うことができる。
洗浄槽1に配備されている再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段は、図1図示のように、廃電気機器20を洗浄処理液内に沈降させて支持している廃電気機器支持手段16の下端より下側であって、洗浄槽1の下部側で、洗浄槽1の底面3に沿った方向で、洗浄槽1の槽壁面2a、2cの側から洗浄槽1の中央側に向けて、矢印34a、34b、34c、34d(図2)で示すように、再生済洗浄処理液を高圧噴射する。
洗浄槽1に収容されている洗浄処理液内で支持されている廃電気機器20の内部に開口20aを介して先端が挿入され当該先端から廃電気機器20の内壁面に向けて洗浄処理液が、洗浄槽1に配備されている洗浄処理液高圧吹き出し手段によって高圧噴射されるが、洗浄処理液高圧吹き出し手段によって高圧噴射される洗浄処理液の量よりも、再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段によって洗浄槽1内に高圧噴射される再生済洗浄処理液の量の方が多ければ、上述した配置関係にあることから、矢印34e、34f(図1)で示す、洗浄槽1の下部側から上部側に向かう洗浄処理液の流動が生起される。
廃電気機器20の内部に使用されている油の中にPCBが含まれていて、当該油がPCB汚染油になっている場合、上述したように、分離された汚染物であるPCB汚染油は、洗浄槽1内で沈降することなく、連続的なオーバーフローによってすべて排出樋5の内側壁上端縁7a、7b、7c、7dから流出する洗浄処理液に含まれて排出され、汚染物分離処理装置12で確実に分離、除去することができる。
洗浄処理液として上述した成分構成の洗浄処理液を使用することで、確実にかつ、効率よく、廃電気機器20からPCB汚染油、等の汚染物を分離、除去する洗浄処理を行うことができる。
こうして洗浄が行われた廃電気機器20は洗浄槽1から取り出されて解体装置に運ばれ、解体装置では、廃電気機器20の解体が行われる。
その後、必要があれば、解体装置で解体された後の廃電気機器20の解体部材を第二次洗浄する。この第二次洗浄でも、図1、図2を用いて上述した洗浄槽1を用いた洗浄処理を行うことができる。
その後、解体部材を乾燥する乾燥工程を実施する。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態、実施例を説明したが本発明は係る実施形態、実施例に限られることなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
1 洗浄槽
2a、2b、2c 洗浄槽の槽壁面
4a、4b、4c、4d 洗浄槽壁面の上端縁
5 排出樋
7a、7b、7c、7d 排出樋の内側壁上端縁
9 排出樋の排出孔
10 送水管
11 送水ポンプ
12 汚染物分離処理装置
13 供給ポンプ
14 洗浄処理液タンク
15 供給ポンプ
16、16a、16b、16c 廃電気機器支持手段
17a、17b、17c、17d 噴射ノズル
18a、18b 成分分析調整装置
20 廃電気機器
20a 廃電気機器の開口
21 チェーンコンベア
40 洗浄処理液供給管
40a 洗浄処理液供給管の先端ノズル

Claims (5)

  1. 洗浄処理液を収容していてPCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器を前記洗浄処理液内で洗浄処理することに用いられる洗浄槽であって、前記洗浄槽の槽壁面の上端側で前記槽壁面の内側に配備されていて水平方向に伸びる内側壁上端縁の鉛直方向高さ位置が前記槽壁面の水平方向に伸びる上端縁の鉛直方向高さ位置より低い排出樋を備えている洗浄槽と、
    PCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器を鉛直方向上側が開口されている状態で支持して前記洗浄処理液内に沈降させる廃電気機器支持手段と、
    前記廃電気機器支持手段によって前記洗浄処理液内で支持されている前記廃電気機器の内部に前記開口を介して先端が挿入され、当該先端から前記廃電気機器の内壁面に向けて前記洗浄処理液を高圧噴射する洗浄処理液高圧吹き出し手段と、
    前記廃電気機器を前記洗浄処理液内に沈降させて支持している前記廃電気機器支持手段の下端より下側であって、前記洗浄槽の下部側で、前記洗浄槽の底面に沿った方向で、前記洗浄槽の槽壁面の側から前記洗浄槽の中央側に向けて再生済洗浄処理液を高圧噴射することで前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の流動を生じさせる複数の再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段とを備えていて、
    複数の前記再生済洗浄処理液高圧吹き出し手段から前記再生済洗浄処理液が前記洗浄槽の中央側に向けて高圧噴射されることで生起されている前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の前記流動により、前記洗浄処理液高圧吹き出し手段によって前記廃電気機器の前記内壁面に向けて高圧噴射された前記洗浄処理液により前記内壁面から分離、除去された汚染物が、前記洗浄槽内で沈降することなく、前記排出樋の前記内側壁上端縁を越えて前記洗浄処理液と共に前記排出樋内に流入し、前記排出樋を介して前記洗浄槽の外部に排出されていく洗浄処理システム
    を備えている廃電気機器の処理システム。
  2. 前記洗浄処理液は水酸化カリウムを6%未満、水酸化ナトリウムを6%未満、N,N−ジメチルドデシルアミン=N−オキシドを1%未満、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールを3%未満で含有する絶縁油剥離油水分離洗浄剤を含むものである請求項1記載の廃電気機器の処理システム。
  3. PCB廃液抜き取り処理後の廃電気機器を、洗浄処理液が収容されている洗浄槽内に、鉛直方向上側が開口されている状態で支持して前記洗浄処理液内に沈降させる工程と、
    前記廃電気機器支持手段によって前記洗浄処理液内で支持されている前記廃電気機器の内部に前記開口を介して洗浄処理液高圧吹き出し手段の先端を挿入し、当該先端から前記廃電気機器の内壁面に向けて前記洗浄処理液を高圧噴射することで前記内壁面から汚染物を分離、除去する工程と、
    前記廃電気機器を前記洗浄処理液内に沈降させて支持している前記廃電気機器支持手段の下端より下側であって、前記洗浄槽の下部側で、前記洗浄槽の底面に沿った方向で、前記洗浄槽の槽壁面の側から前記洗浄槽の中央側に向けて再生済洗浄処理液を高圧噴射することで前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の流動を生じさせる工程と、
    前記再生済洗浄処理液が前記洗浄槽の中央側に向けて高圧噴射されることで生起されている前記洗浄槽の下部側から上部側に向かう前記洗浄処理液の前記流動により、前記洗浄処理液高圧吹き出し手段よって前記廃電気機器の前記内壁面に向けて高圧噴射された前記洗浄処理液により前記内壁面から分離、除去された前記汚染物を、前記洗浄槽内で沈降させることなく、前記洗浄処理水と共に、前記洗浄槽の槽壁面の上端側で前記槽壁面の内側に配備されている排出樋であって、水平方向に伸びる前記排出樋の内側壁上端縁の鉛直方向高さ位置が、前記槽壁面の水平方向に伸びる上端縁の鉛直方向高さ位置より低い排出樋の前記内側壁上端縁をオーバーフローさせて前記排出樋内に流入させ、前記排出樋を介して前記洗浄槽の外部に排出していく工程と
    を備えている洗浄工程を有する廃電気機器の処理方法。
  4. 前記洗浄処理液は水酸化カリウムを6%未満、水酸化ナトリウムを6%未満、N,N−ジメチルドデシルアミン=N−オキシドを1%未満、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールを3%未満で含有する絶縁油剥離油水分離洗浄剤を含むものである請求項3記載の廃電気機器の処理方法。
  5. 前記再生済洗浄処理液は、前記排出樋を介して前記洗浄槽の外部に排出された前記汚染物と前記洗浄処理水との混合液から前記汚染物を分離、除去し、成分分析、成分調整工程を経て、前記洗浄槽に収容されていた前記洗浄処理液と同等の成分構成に調製したものである請求項3又は4記載の廃電気機器の処理方法。
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