JP6288619B2 - Pcb汚染廃電気機器の洗浄装置 - Google Patents
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Description
特に、近年、酸化チタンとアパタイトと鉄を複合化した可視光で働く光触媒粒子などを水に加えた光触媒洗浄液を用いたPCBの分離回収方法が注目されている。
光触媒洗浄液は、光を照射させることで活性酸素を発生することから、光触媒洗浄液中に浸漬させた前記電気機器から、付着するPCBの結合を切断して剥離させることができ、PCB汚染油(もしくはPCB含有油)が光触媒洗浄液の液面に浮上することで、容易にPCBだけを分離し回収することができる。
また、当該発明は、一次洗浄した廃電気機器を解体し、解体した廃電気機器をさらに二次洗浄することで、「PCB油の残留がなくなり、洗浄したPCB汚染廃電気機器を通常の廃棄物と同様に取り扱うことができる効果がある(特許文献1の明細書段落番号「0006」)」。
洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
洗浄槽と、
PCB汚染廃電気機器を被せる棒形噴射装置と、
棒形噴射装置底部に連結し、棒形噴射装置内に光触媒洗浄液を送水するアームと、
光触媒洗浄液を循環させるポンプと、
からなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とする。
洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
洗浄槽と、
PCB汚染廃電気機器を被せる棒形噴射装置と、
棒形噴射装置底部に連結し、棒形噴射装置内に光触媒洗浄液を送水するアームと、
光触媒洗浄液を循環させるポンプと、
からなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、棒形噴射装置の周方向に沿って屈曲した光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、棒形噴射装置の周囲を旋回するように発生する水流によって、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とする。
洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
回転基体と、
回転基体を中心としたドーナツ型の洗浄槽と、
洗浄槽の内側に形成された分離槽と、
さらに分離槽の内側に形成された回収槽と、
洗浄槽内に設置される棒形噴射装置と、
回転基体から放射状に延び、洗浄槽内の棒形噴射装置に連結し、光触媒洗浄液を送水するアームと、
分離槽に貯留する光触媒洗浄液を回収して、回転基体から延びるアームを通じて洗浄槽に光触媒洗浄液を送水する循環手段と、
とからなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
集電装置を備えた回転基体がアーム及び棒形噴射装置と連結した状態で周方向に回転することで、棒形噴射装置が洗浄槽内を周回しながらPCB汚染廃電気機器を洗浄することができ、
洗浄層内を周回する棒形噴射装置の噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とする。
洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
回転基体と、
回転基体を中心としたドーナツ型の洗浄槽と、
洗浄槽の内側に形成された分離槽と、
さらに分離槽の内側に形成された回収槽と、
洗浄槽内に設置される棒形噴射装置と、
回転基体から放射状に延び、洗浄槽内の棒形噴射装置に連結し、光触媒洗浄液を送水するアームと、
分離槽に貯留する光触媒洗浄液を回収して、回転基体から延びるアームを通じて洗浄槽に光触媒洗浄液を送水する循環手段と、
とからなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、棒形噴射装置の周方向に沿って屈曲した光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
集電装置を備えた回転基体がアーム及び棒形噴射装置と連結した状態で周方向に回転することで、棒形噴射装置が洗浄槽内を周回しながらPCB汚染廃電気機器を洗浄することができ、
洗浄層内を周回する棒形噴射装置の噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、棒形噴射装置の周囲を旋回するように発生する水流によって、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とする。
前記の噴射ノズルから噴射される光触媒洗浄液は、
圧縮空気を混合させることで、PCB汚染廃電気機器をバブリング洗浄する
ことを特徴とする。
前記の噴射ノズルの先端の噴射口は、
幅狭に形成されていることで、
噴射される光触媒洗浄液の勢いを増加させる
ことを特徴とする。
1)特定のPCB汚染廃電気機器の形状や種類に最適な洗浄を行うことができ、効率良く、一度に多数のPCB汚染廃電気機器を洗浄できる。
2)極めて短時間に、多数のPCB汚染廃電気機器を洗浄できる。
3)簡便な構成で、PCBを簡単に分離して回収することができる。
4)ドーナツ型の洗浄槽を用いた洗浄装置によれば、PCB汚染廃電気機器を洗浄槽に浸漬させて光触媒洗浄液で洗浄した状態のまま、PCB汚染廃電気機器を洗浄槽内で移動させることができるため、作業者は、同じ場所で洗浄槽へのPCB汚染廃電気機器の投入、取り出しを行うことができ、作業効率の向上を図ることができる。
PCB汚染廃電気機器は、使用部材自体にPCBが浸透していたり、複雑な構造の機器内部にまでPCBが付着するなどして汚染されている。
このようなPCB汚染廃電気機器の隅々まで、短時間に洗浄することは容易ではない。
そこで、本発明は、PCB汚染廃電気機器の形状、構造等に最適な方法で洗浄できる光触媒洗浄液の噴射装置を用い、極めて短時間に効率的にPCBを除去する。
具体的には、本発明に係る洗浄装置は、洗浄槽内に光触媒洗浄液の噴射装置を備え、この噴射装置から光触媒洗浄液を噴射させることで、洗浄効率を高める。
噴射装置は、棒形の形態を有しており、PCB汚染廃電気機器の形状、構造に合わせた最適な洗浄を可能にする特徴を有する。
したがって、本発明の洗浄装置は、必ずしも、PCBを回収する構成を備えるものではないが、以下に示す実施例の一部は、その構成に回収手段を含む。
以下、本発明に係る実施例を、図面をもって説明する。
図1は、棒形噴射装置を備えた洗浄装置の概略を示す側面図、図2は、棒形噴射装置の平面図、図3は図2の噴射ノズルが屈曲した実施例を示す平面図である。
本実施例の洗浄装置では、このPCB汚染廃電気機器1を、洗浄槽2内の棒形噴射装置3に被せて洗浄する。
棒形噴射装置3は、天面に支軸5が、上端部分に支持部材6が、それぞれ設けられている。
PCB汚染廃電気機器1は、予め開放面とは反対側の底面部分に、貫通孔を設けておく。
この貫通孔に、棒形噴射装置3の支軸5を挿通させて、PCB汚染廃電気機器1を棒形噴射装置3に被せる。
そこで、PCB汚染廃電気機器1の上から、固定部材7を被せて、支軸5をナットで締める。
これにより、PCB汚染廃電気機器1を棒形噴射装置3に固定できる。
なお、支持部材6及び固定部材7は、複数の突起した棒を有し、棒の先端が尖っているため、当接するPCB汚染廃電気機器1との接触面積が小さいことから、接触して洗浄できない範囲が極めて少なくて済む。
また、棒形噴射装置3の底部には、アーム10が連結されており、このアーム10を通じて、棒形噴射装置3内に光触媒洗浄液4が供給(送水)される。
棒形噴射装置3は、アーム10との連結部分において、取り付け、取り外しが可能になっており、例えば、新しい棒形噴射装置3に交換することができる。
また、棒形噴射装置3は、被洗浄物であるPCB汚染廃電気機器1の大きさに合わせて、異なるサイズのものを用意することで、洗浄するPCB汚染廃電気機器1に合わせて最適な棒形噴射装置3を取り付けることができる。
このような気液混合の光触媒洗浄液4を噴射することで(バブリング洗浄)、単に光触媒洗浄液4を貯留した洗浄槽2内にPCB汚染廃電気機器1を浸漬させるだけの洗浄方法に比して、極めて高い洗浄効果を得られる。
光源9は、紫外線などの光触媒洗浄液4中の光触媒粒子を反応させることができるものであれば、どのような光源9でも利用できる。
光源9が棒形噴射装置3の側面に設けられていることで、棒形噴射装置3の側面からPCB汚染廃電気機器1の内壁に光が照射され、効率良く、且つ、短時間で、PCB汚染廃電気機器1の内壁側のPCBを剥離させることができる。
特に、PCB汚染廃電気機器1の内壁側は、勢い良く光触媒洗浄液4が噴射されて、棒形噴射装置3とPCB汚染廃電気機器1の隙間を光触媒洗浄液4が流動するため、光触媒洗浄液中の光触媒の反応を促進し、PCB汚染廃電気機器1の内壁のPCBを効果的に、且つ、短時間で剥離することができる。
PCBの回収は、例えば、洗浄槽2に隣接するように別の槽を設け、洗浄槽2からオーバーフローした光触媒洗浄液4だけが洗浄槽2に送水されるようにして、最終的にPCBを分離して回収することもできる。
また、上記した別の槽は、さらに複数の槽に仕切ることで分離精度を上げることができ、最終的には、PCBは遠心分離機などで分離して回収することができる。
そこで、洗浄槽2と別の槽の間に貫通孔を設け、この貫通孔を仕切り(オーバーフロー調整ゲート)によって塞いだり、開いたりすることで、洗浄槽2と別の槽に貯留する光触媒洗浄液4の量を調整し、洗浄槽2から勢い良くオーバーフローしないように、オーバーフローの流量を調整できるようにすることもできる。
そこで、洗浄槽2の壁側の液面付近に、光触媒洗浄液4を噴射する噴射孔(PCB追い出しシャワー)を設け、PCBを洗浄槽2から隣の槽に早くオーバーフローさせるようにすることもできる。
洗浄槽2の底面には、洗浄によって溜まった沈殿物を排出するための管を設けることもできる。
PCBを分離して回収した光触媒洗浄液4は、ポンプで洗浄槽2へと送水することで、再度洗浄に使用できる。
これにより、PCB汚染廃電気機器1をバブリング洗浄することができ、気泡の浮力によってPCBや埃、塵を液面に素早く浮かせ、より早くPCBを分離回収できる。
これにより、噴射口から噴射される光触媒洗浄液の勢いを増加させることができ、洗浄力を高め、洗浄時間をより短縮できる。
噴射ノズル8は、棒形噴射装置3の側面に、棒形噴射装置3の周方向に沿って屈曲した形状をなした状態で取り付けられている。
これにより、噴射ノズル8から噴射された光触媒洗浄液4は、PCB汚染廃電気機器1の内壁側を流動しながら洗浄し、棒形噴射装置3とPCB汚染廃電気機器1の隙間で棒形噴射装置3の周方向に水流を発生させるため、一部の光触媒洗浄液4だけが洗浄槽2内を漂うというようなことがなく、光触媒洗浄液4全体が洗浄槽2内を流動する結果、PCB汚染廃電気機器1内で光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高めてくれる。
これにより、洗浄力も高まり、洗浄時間をさらに短縮できる。
図4は、複数の棒形噴射装置を備えた洗浄装置全体の概略を示す側面図、図5は、複数の棒形噴射装置を備えた洗浄装置の回転基体から棒形噴射装置までの構成の概略を示す平面図、図6は、図5の噴射ノズルが屈曲した実施例を示す平面図である。
回転基体12は、スプロケット17によって回転させる。
回転基体12は、回転基体12が回転しても電気の供給を受けることができるように集電装置16が設けられており、回転基体12から放射状に延びるアーム10に設置されたコンセントボックスに配電することにで、光源9の電源とすることができる。
回転基体12からは放射状にアーム10が延びており、アーム10先端に棒形噴射装置3が連結されていることで、アーム10を通じて棒形噴射装置3内に光触媒洗浄液4を供給(送水)する。
棒形噴射装置3は、洗浄槽2内に設置されており、PCB汚染廃電気機器1を被せた状態で、PCB汚染廃電気機器1を洗浄する。
棒形噴射装置3の構成、洗浄方法等は、前記した棒形噴射装置3においてした説明と同じである。
分離槽13から回収した光触媒洗浄液4は、ポンプによって、循環パイプ18から回転基体12に送水され、回転基体12から延びるアーム10を通じて棒形噴射装置3の噴射ノズルから噴射され、洗浄槽2での洗浄に再利用される。
このようにして、光触媒洗浄液4を循環させる。
回転基体12は、回転基体12から延びるアーム10と、アーム10先端に連結する棒形噴射装置3と共に、洗浄層内を周方向に回転する。
この回転によって、棒形噴射装置が洗浄槽内を周回したままPCB汚染廃電気機器を洗浄し続けることができるほか、PCB汚染廃電気機器1を洗浄している間は、PCB汚染廃電気機器1を洗浄槽2内に浸漬させておき、棒形噴射装置3に被せたり、PCB汚染廃電気機器1を棒形噴射装置3から取り出したりする作業を、任意の位置で全て行うことができるため、作業者を複数配置させたり、作業者が装置の周りを移動することがなくなり、作業効率が向上する。
また、回転基体12の軸上には、空気の吹出孔を備えたエアー吹出装置21が設けられており、2本の循環パイプ18から回転基体12内に光触媒洗浄液4が流れ込んで合流するところに、エアー吹出装置21から圧縮空気が吹き出されるようになっている。
このエアー吹出装置21から圧縮空気を注入することによって、光触媒洗浄液4に微細な気泡が発生し、棒形噴射装置3の噴射ノズル8から噴出する光触媒洗浄液4をバブル化できる。
この微細気泡を含んだ光触媒洗浄液4によって、PCB汚染廃電気機器1をバブリング洗浄することで、気泡の浮力によってPCBや埃、塵を液面に素早く浮かせ、より早くPCB汚染廃電気機器1を洗浄でき、単に光触媒洗浄液4を貯留した洗浄槽2内にPCB汚染廃電気機器1を浸漬させるだけの洗浄方法に比べて、極めて高い洗浄効果を得られる。
分離槽13の液面に浮遊するPCBは、オーバーフローして回収槽14に流れ込む。
回収槽14に流れ込んだPCBは、分離タンク22に流れ込み、さらに分離タンク22内の複数に分かれた槽でPCBを分離し、最終的には遠心分離機によってPCBを回収する。
そこで、洗浄槽2と分離槽13の間に貫通孔を設け、この貫通孔を仕切り(オーバーフロー調整ゲート23)によって塞いだり、開いたりすることで、洗浄槽2から勢い良くオーバーフローしないように洗浄槽2と分離槽13に貯留する光触媒洗浄液4の量を調整し、オーバーフローの流量を調整できるようにしている。
そこで、洗浄槽2の壁側の液面付近に、光触媒洗浄液4を噴射する噴射孔(PCB追い出しシャワー24)を設けている。
これによって、PCBを洗浄槽2から分離槽13に早くオーバーフローさせることができる。
噴射孔(PCB追い出しシャワー24)から噴射される光触媒洗浄液4は、分離タンク22内から回収した光触媒洗浄液4を使用する。
洗浄槽2の底面には、洗浄によって溜まった沈殿物を排出するための排出管25が設けられている。
これにより、噴射口から噴射される光触媒洗浄液4の勢いを増加させることができ、洗浄力を高め、洗浄時間をより短縮できる。
噴射ノズル8は、棒形噴射装置3の側面に、棒形噴射装置3の周方向に沿って屈曲した形状をなした状態で取り付けられている。
これにより、噴射ノズル8から噴射された光触媒洗浄液4は、PCB汚染廃電気機器1の内壁側を流動しながら洗浄し、棒形噴射装置3とPCB汚染廃電気機器1の隙間で棒形噴射装置3の周方向に水流を発生させるため、一部の光触媒洗浄液4だけが洗浄槽2内を漂うというようなことがなく、光触媒洗浄液4全体が洗浄槽2内を流動する結果、PCB汚染廃電気機器1内で光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高めてくれる。
これにより、洗浄力も高まり、洗浄時間をさらに短縮できる。
2 洗浄槽
3 棒形噴射装置
4 光触媒洗浄液
5 支軸
6 支持部材
7 固定部材
8 噴射ノズル
9 光源
10 アーム
12 回転基体
13 分離槽
14 回収槽
15 架台
16 集電装置
17 スプロケット
18 循環パイプ
19 回転継手
20 フランジ
21 エアー吹出装置
22 分離タンク
23 オーバーフロー調整ゲート
24 PCB追い出しシャワー
25 排出管
Claims (6)
- 洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
洗浄槽と、
PCB汚染廃電気機器を被せる棒形噴射装置と、
棒形噴射装置底部に連結し、棒形噴射装置内に光触媒洗浄液を送水するアームと、
光触媒洗浄液を循環させるポンプと、
からなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とするPCB汚染廃電気機器の洗浄装置。
- 洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
洗浄槽と、
PCB汚染廃電気機器を被せる棒形噴射装置と、
棒形噴射装置底部に連結し、棒形噴射装置内に光触媒洗浄液を送水するアームと、
光触媒洗浄液を循環させるポンプと、
からなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、棒形噴射装置の周方向に沿って屈曲した光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、棒形噴射装置の周囲を旋回するように発生する水流によって、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とするPCB汚染廃電気機器の洗浄装置。
- 洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
回転基体と、
回転基体を中心としたドーナツ型の洗浄槽と、
洗浄槽の内側に形成された分離槽と、
さらに分離槽の内側に形成された回収槽と、
洗浄槽内に設置される棒形噴射装置と、
回転基体から放射状に延び、洗浄槽内の棒形噴射装置に連結し、光触媒洗浄液を送水するアームと、
分離槽に貯留する光触媒洗浄液を回収して、回転基体から延びるアームを通じて洗浄槽に光触媒洗浄液を送水する循環手段と、
とからなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
集電装置を備えた回転基体がアーム及び棒形噴射装置と連結した状態で周方向に回転することで、棒形噴射装置が洗浄槽内を周回しながらPCB汚染廃電気機器を洗浄することができ、
洗浄層内を周回する棒形噴射装置の噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とするPCB汚染廃電気機器の洗浄装置。
- 洗浄槽内にPCB汚染廃電気機器を収容し、
PCB汚染廃電気機器を光触媒洗浄液で洗浄するPCB汚染廃電気機器の洗浄装置であって、
回転基体と、
回転基体を中心としたドーナツ型の洗浄槽と、
洗浄槽の内側に形成された分離槽と、
さらに分離槽の内側に形成された回収槽と、
洗浄槽内に設置される棒形噴射装置と、
回転基体から放射状に延び、洗浄槽内の棒形噴射装置に連結し、光触媒洗浄液を送水するアームと、
分離槽に貯留する光触媒洗浄液を回収して、回転基体から延びるアームを通じて洗浄槽に光触媒洗浄液を送水する循環手段と、
とからなり、
前記棒形噴射装置は、
PCB汚染廃電気機器を固定する支軸と、PCB汚染廃電気機器を支える支持部材と、棒形噴射装置の周方向に沿って屈曲した光触媒洗浄液を噴射する噴射ノズルと、光源と、がそれぞれ取り付けられており、
予め中空容器からなるPCB汚染廃電気機器の底部に形成した貫通孔を支軸に挿通させた状態で、棒形噴射装置の上から被せて固定されたPCB汚染廃電気機器を洗浄する際、
集電装置を備えた回転基体がアーム及び棒形噴射装置と連結した状態で周方向に回転することで、棒形噴射装置が洗浄槽内を周回しながらPCB汚染廃電気機器を洗浄することができ、
洗浄層内を周回する棒形噴射装置の噴射ノズルから光触媒洗浄液を噴射することで、PCB汚染廃電気機器の内壁側を洗浄しながら、棒形噴射装置の周囲を旋回するように発生する水流によって、PCB汚染廃電気機器の内壁に向かって光が照射されて起こる光触媒の反応効率を高める
ことを特徴とするPCB汚染廃電気機器の洗浄装置。
- 前記の噴射ノズルから噴射される光触媒洗浄液は、
圧縮空気を混合させることで、PCB汚染廃電気機器をバブリング洗浄する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のPCB汚染廃電気機器の洗浄装置。
- 前記の噴射ノズルの先端の噴射口は、
幅狭に形成されていることで、
噴射される光触媒洗浄液の勢いを増加させる
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のPCB汚染廃電気機器の洗浄装置。
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