JP6737101B2 - 記録ヘッドの相対位置検出方法、及び画像形成装置 - Google Patents
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画像記録に係る動作を行う複数の記録素子が配列された記録ヘッドを複数有し、複数の前記記録ヘッドにおける前記複数の記録素子の配列範囲のうち所定の幅方向についての範囲が当該幅方向に隣り合う記録ヘッド間で一部重複部分を有するように前記複数の記録ヘッドが設けられた画像記録部を備え、前記幅方向と直交する相対移動方向に前記複数の記録ヘッドと記録媒体とを相対移動させて当該記録媒体上に画像を記録する画像形成装置における前記複数の記録ヘッドの相対位置を検出する記録ヘッドの相対位置検出方法であって、
前記重複部分に係る一方の記録ヘッドの当該重複部分における所定の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる基準線と、他方の記録ヘッドの前記重複部分において前記基準線と前記幅方向についての位置が一致し得る範囲内の所定数の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる前記所定数の比較線とを含むテスト画像を記録するテスト画像記録ステップ、
記録された前記テスト画像から、前記基準線と前記所定数の比較線との前記幅方向についてのずれの度合を示す第1の指標を前記所定数の比較線について各々算出する第1のずれ度算出ステップ、
前記第1の指標とは異なる方法で前記ずれの度合を示す第2の指標を前記所定数の比較線の少なくとも一部について各々算出する第2のずれ度算出ステップ、
前記第1の指標と前記第2の指標との関係に基づいて、前記一方の記録ヘッドと前記他方の記録ヘッドとの前記幅方向についての相対位置を同定する相対位置同定ステップ、
を含むことを特徴としている。
記録された前記テスト画像を撮像する撮像ステップを含み、
前記第1の指標の算出及び前記第2の指標の算出は、撮像された前記テスト画像のデータを用いて行われる
ことを特徴としている。
前記テスト画像は、3以上の濃度階調の多値画像として撮像され、
前記ずれの度合は、前記幅方向についての輝度分布に基づいて求められる
ことを特徴としている。
前記第1の指標及び前記第2の指標のうち少なくとも一方は、前記基準線を含み前記比較線を含まない第1の範囲内の前記幅方向についての輝度分布に基づく所定の算出値と、前記幅方向について前記第1の範囲と同一の範囲であって一本の前記比較線を含む第2の範囲内における前記所定の算出値との差異によって示されることを特徴としている。
前記所定の算出値は、前記輝度分布の重心位置のずれを示す値であることを特徴としている。
前記第1の指標及び前記第2の指標のうち少なくとも一方は、前記基準線を含み前記比較線を含まない第1の範囲内の前記幅方向についての輝度分布と、前記幅方向について前記第1の範囲と同一の範囲であって一本の前記比較線を含む第2の範囲内における前記輝度分布との所定の類似度を示すことを特徴としている。
前記所定の類似度は、正規化相互相関であることを特徴としている。
前記撮像ステップにおいて、前記テスト画像は、前記幅方向について固定された撮像センサーにより撮像されることを特徴としている。
前記相対位置同定ステップでは、前記第1の指標と前記第2の指標との関係を示す回帰式を求め、当該回帰式に基づいて前記相対位置を同定することを特徴としている。
前記第1のずれ度算出ステップ及び前記第2のずれ度算出ステップの少なくとも一方では、前記比較線に対応する前記記録素子の位置に応じて前記ずれの度合が変化する対応変化範囲を同定し、
前記相対位置同定ステップでは、前記対応変化範囲における前記第1の指標と前記第2の指標との関係を示す回帰式を求め、当該回帰式に基づいて前記相対位置を同定する
ことを特徴としている。
前記相対位置同定ステップでは、前記第1の指標及び前記第2の指標のうち一方の指標の値が極小のずれ量を示す値となる場合の前記一方の指標とは異なる他方の指標の値を同定し、前記他方の指標の値と前記比較線に応じた前記記録素子の位置との対応関係を示す回帰式に基づいて、前記同定された前記他方の指標の値に対応する前記記録素子の位置から前記相対位置を同定する
ことを特徴としている。
前記テスト画像記録ステップにおいて、前記所定数の比較線は、前記相対移動方向について各々異なる位置に記録され、前記基準線の少なくとも一部分は、前記所定数の比較線と前記相対移動方向について異なる位置に記録されることを特徴としている。
前記テスト画像記録ステップにおいて、前記基準線は、前記相対移動方向について前記所定数の比較線が記録される範囲に亘って記録されることを特徴としている。
前記テスト画像記録ステップにおいて、前記基準線は、複数の前記記録素子により複数記録されることを特徴としている。
画像記録に係る動作を行う複数の記録素子が配列された記録ヘッドを複数有し、複数の前記記録ヘッドにおける前記複数の記録素子の配列範囲のうち所定の幅方向についての範囲が当該幅方向に隣り合う記録ヘッド間で一部重複部分を有するように前記複数の記録ヘッドが設けられた画像記録部と、
前記幅方向と直交する相対移動方向に前記複数の記録ヘッドと記録媒体とを相対移動させる相対移動部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記重複部分に係る一方の記録ヘッドの当該重複部分における所定の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる基準線と、他方の記録ヘッドの前記重複部分において前記基準線と前記幅方向についての位置が一致し得る範囲内の所定数の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる前記所定数の比較線とを含むテスト画像を記録させ、
記録された前記テスト画像から、前記基準線と前記所定数の比較線との前記幅方向についてのずれの度合を示す第1の指標を前記所定数の比較線について各々算出し、
前記第1の指標とは異なる方法で前記ずれの度合を示す第2の指標を前記所定数の比較線の少なくとも一部について各々算出し、
前記第1の指標と前記第2の指標との関係に基づいて、前記一方の記録ヘッドと前記他方の記録ヘッドとの前記幅方向についての相対位置を同定する
ことを特徴とする画像形成装置である。
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態であるインクジェット記録装置1を示す全体模式図である。
なお、ヘッドユニット21C、21M、21Yは、このヘッドユニット21Kと同一の構成を有するので、これらについては説明を省略する。
図4は、2つの記録ヘッド211におけるノズル開口部の位置関係について説明する図である。ここでは、記録ヘッド211a、211bの幅方向について重複する部分を示しているが、他の重複部分についても同様である。
インクジェット記録装置1では、図5(a)に示すように、テスト画像として、重複部分に係る隣り合う記録ヘッド211のうち一方(ここでは、記録ヘッド211a)により、許容される位置ずれ量に応じた間隔(ここでは、36ノズル間隔)で複数の基準ノズルを定めて(例えば、番号「Na−(j−1)×36」、j=1〜4の各ノズル)、当該基準ノズルにより搬送方向に伸びる基準線L1〜L4を記録させ、他方(ここでは、記録ヘッド211b)により、幅方向について基準ノズル(即ち基準線L1〜L4)と位置が一致し得る複数の各ノズル(によるインクの着弾位置)により各々搬送方向について異なる位置に等幅等長の線分を順番に比較線として記録させる。ここでは、基準線L1に対して37本(所定数)の比較線C101〜C137が記録される。基準線L2〜L4に対しても同様に各々37本の比較線が記録される。なお、基準線L1に対する比較線C137と、基準線L2に対する比較線C201とは、記録ヘッド211bにおける同一のノズルにより記録される。即ち、4つの基準ノズルの位置と幅方向について位置が一致し得る記録ヘッド211bの範囲は、j=1〜4について、それぞれ、ノズル開口部B(Na)=1+36×(j−1)〜37+36×(j−1)の位置の範囲である。
一方、図5(b)の例では、記録ヘッド211bが記録ヘッド211aに対して幅方向について重複範囲が狭くなる方向にずれて配置されており、その結果、エリアE(115)、E(215)、E(315)、E(415)の重心位置v((G(E(k)))がそれぞれ基準重心位置v(G1)、v(G2)、v(G3)、v(G4)と一致する。
図6(a)に示すように、横軸に比較線Ckを示すkの下二桁(k%100=1〜37;ここで「%」は除算の剰余を求める演算記号)、即ち、比較線Ck(比較線Ckを記録するノズルのノズル開口部B)と、当該比較線Ckに対応する基準線Lj(基準線Ljを記録するノズルのノズル開口部A)との相対距離を示す値、縦軸に位置ずれ量dv(k)をプロットすると、基準線Ljに対する比較線Ckの位置に応じて位置ずれ量dv(k)が徐々に「0」に近づき、更に正負が反転して「0」から遠ざかっていく。
本実施形態のインクジェット記録装置1では、上述のように各比較線C101〜C437を各々含むエリアについて二種類の方法で求められたずれの度合を示すパラメーター同士の相関関係を求める。この相関関係は、ここでは、類似度(NCC)(又はZNCC、以下同様)の変化特性に従って二次曲線の回帰式により求められる。これらのパラメーターは、ノズルの特性のばらつきに応じて特性値が相関して変化(低下)するので、相対距離に対して変化する場合と比較して回帰線への影響が小さくなる。
この相対位置特定処理は、製品の出荷前検査、出荷組み立て時や記録ヘッド211(ヘッドユニット21)の交換後などに操作受付部72への所定の入力操作により開始される。
ステップS105、S106により第1のずれ度算出ステップが構成される。
ステップS109、S110の処理により相対位置同定ステップが構成される。
制御部40は、相対位置dxをヘッド相対位置情報61として記憶部60に記憶させ、また、表示部71に表示を行わせる(ステップS111)。そして、制御部40は、相対位置特定処理を終了する。
上述の実施形態では、ずれの度合を示す2種類のパラメーターとして、重心の位置ずれ量及びNCCを用いることとして、NCCの他にZNCCなども利用可能である点について説明したが、パラメーターとしては、他の値を用いることが出来る。例えば、各エリアE(101)〜E(437)において、基準線と比較線の位置を各々同定し、その距離を算出して位置ずれ量として用いても良い。
上述のように、基準線と比較線の位置を同定して得られた距離(即ち、ずれの度合)を相対位置に対してプロットすると、各点は直線状に分布するので回帰直線を求めることで相対距離を統計的に同定することが出来るが、重心位置を単独で用いた場合と同様に、ノズルの特性のばらつきなどの影響を受け得る。従って、求められた距離と、上述の輝度分布の類似度などの他の指標と併用することで、より適切な精度で且つノズル吐出不良などに対応可能な柔軟な相対位置関係の検出を行うことが出来る。
これにより、一つの指標のみではノズルの吐出不良の影響などにより生じ易い誤差を低減させ、容易な手法でより正確且つ確実に記録ヘッド211間の相対位置を検出することが出来る。
このように複数パラメーター間の対応を特にそれらの精度などに応じて利用して記録ヘッド間の相対位置に対応する値をより精度良く取得し、この値に基づいて記録ヘッドの相対位置を同定するので、従来よりも記録ヘッドの相対位置を安定して精度良く求めることが可能となる。
このように、複数の記録ヘッド211が設けられたインクジェット記録装置1において、複数のパラメーター(指標)を用いて当該複数の記録ヘッド211間の相対位置を同定することで、吐出不良や吐出ムラなどの影響を受けにくくより適切且つ柔軟に記録ヘッドの相対位置を検出することが可能となる。
例えば、上記実施の形態では、ヘッドユニット21は、ノズル開口部が幅方向に一次元配列されて複数の記録ヘッド211が千鳥格子状に配置されることとして示したが、ノズル開口部の配置は二次元配列(即ち、配列範囲は二次元エリア)であっても良いし、記録ヘッド211は、幅方向及び搬送方向に対しそれぞれ斜め傾いて配置されることで、部分的にノズル開口部の位置が幅方向に重複するものであっても良い。
その他、上記実施の形態で示した構成、動作内容やその手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10 搬送部
11 駆動ローラー
12 搬送ベルト
14 搬送モーター
15 エンコーダー
20 画像形成部
21、21C、21M、21Y、21K ヘッドユニット
211、211a〜211h 記録ヘッド
22 ヘッド駆動部
23 補正部
30 画像読取部
31 撮像駆動部
32 ラインセンサー
40 制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
50 通信部
60 記憶部
61 ヘッド相対位置情報
70 操作表示部
71 表示部
72 操作受付部
80 バス
P 記録媒体
Claims (15)
- 画像記録に係る動作を行う複数の記録素子が配列された記録ヘッドを複数有し、複数の前記記録ヘッドにおける前記複数の記録素子の配列範囲のうち所定の幅方向についての範囲が当該幅方向に隣り合う記録ヘッド間で一部重複部分を有するように前記複数の記録ヘッドが設けられた画像記録部を備え、前記幅方向と直交する相対移動方向に前記複数の記録ヘッドと記録媒体とを相対移動させて当該記録媒体上に画像を記録する画像形成装置における前記複数の記録ヘッドの相対位置を検出する記録ヘッドの相対位置検出方法であって、
前記重複部分に係る一方の記録ヘッドの当該重複部分における所定の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる基準線と、他方の記録ヘッドの前記重複部分において前記基準線と前記幅方向についての位置が一致し得る範囲内の所定数の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる前記所定数の比較線とを含むテスト画像を記録するテスト画像記録ステップ、
記録された前記テスト画像から、前記基準線と前記所定数の比較線との前記幅方向についてのずれの度合を示す第1の指標を前記所定数の比較線について各々算出する第1のずれ度算出ステップ、
前記第1の指標とは異なる方法で前記ずれの度合を示す第2の指標を前記所定数の比較線の少なくとも一部について各々算出する第2のずれ度算出ステップ、
前記第1の指標と前記第2の指標との関係に基づいて、前記一方の記録ヘッドと前記他方の記録ヘッドとの前記幅方向についての相対位置を同定する相対位置同定ステップ、
を含むことを特徴とする記録ヘッドの相対位置検出方法。 - 記録された前記テスト画像を撮像する撮像ステップを含み、
前記第1の指標の算出及び前記第2の指標の算出は、撮像された前記テスト画像のデータを用いて行われる
ことを特徴とする請求項1記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。 - 前記テスト画像は、3以上の濃度階調の多値画像として撮像され、
前記ずれの度合は、前記幅方向についての輝度分布に基づいて求められる
ことを特徴とする請求項2記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。 - 前記第1の指標及び前記第2の指標のうち少なくとも一方は、前記基準線を含み前記比較線を含まない第1の範囲内の前記幅方向についての輝度分布に基づく所定の算出値と、前記幅方向について前記第1の範囲と同一の範囲であって一本の前記比較線を含む第2の範囲内における前記所定の算出値との差異によって示されることを特徴とする請求項3記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記所定の算出値は、前記輝度分布の重心位置のずれを示す値であることを特徴とする請求項4記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記第1の指標及び前記第2の指標のうち少なくとも一方は、前記基準線を含み前記比較線を含まない第1の範囲内の前記幅方向についての輝度分布と、前記幅方向について前記第1の範囲と同一の範囲であって一本の前記比較線を含む第2の範囲内における前記輝度分布との所定の類似度を示すことを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記所定の類似度は、正規化相互相関であることを特徴とする請求項6記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記撮像ステップにおいて、前記テスト画像は、前記幅方向について固定された撮像センサーにより撮像されることを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記相対位置同定ステップでは、前記第1の指標と前記第2の指標との関係を示す回帰式を求め、当該回帰式に基づいて前記相対位置を同定することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記第1のずれ度算出ステップ及び前記第2のずれ度算出ステップの少なくとも一方では、前記比較線に対応する前記記録素子の位置に応じて前記ずれの度合が変化する対応変化範囲を同定し、
前記相対位置同定ステップでは、前記対応変化範囲における前記第1の指標と前記第2の指標との関係を示す回帰式を求め、当該回帰式に基づいて前記相対位置を同定する
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。 - 前記相対位置同定ステップでは、前記第1の指標及び前記第2の指標のうち一方の指標の値が極小のずれ量を示す値となる場合の前記一方の指標とは異なる他方の指標の値を同定し、前記他方の指標の値と前記比較線に応じた前記記録素子の位置との対応関係を示す回帰式に基づいて、前記同定された前記他方の指標の値に対応する前記記録素子の位置から前記相対位置を同定する
ことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。 - 前記テスト画像記録ステップにおいて、前記所定数の比較線は、前記相対移動方向について各々異なる位置に記録され、前記基準線の少なくとも一部分は、前記所定数の比較線と前記相対移動方向について異なる位置に記録されることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記テスト画像記録ステップにおいて、前記基準線は、前記相対移動方向について前記所定数の比較線が記録される範囲に亘って記録されることを特徴とする請求項12記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 前記テスト画像記録ステップにおいて、前記基準線は、複数の前記記録素子により複数記録されることを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の記録ヘッドの相対位置検出方法。
- 画像記録に係る動作を行う複数の記録素子が配列された記録ヘッドを複数有し、複数の前記記録ヘッドにおける前記複数の記録素子の配列範囲のうち所定の幅方向についての範囲が当該幅方向に隣り合う記録ヘッド間で一部重複部分を有するように前記複数の記録ヘッドが設けられた画像記録部と、
前記幅方向と直交する相対移動方向に前記複数の記録ヘッドと記録媒体とを相対移動させる相対移動部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記重複部分に係る一方の記録ヘッドの当該重複部分における所定の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる基準線と、他方の記録ヘッドの前記重複部分において前記基準線と前記幅方向についての位置が一致し得る範囲内の所定数の前記記録素子により記録されて前記相対移動方向に伸びる前記所定数の比較線とを含むテスト画像を記録させ、
記録された前記テスト画像から、前記基準線と前記所定数の比較線との前記幅方向についてのずれの度合を示す第1の指標を前記所定数の比較線について各々算出し、
前記第1の指標とは異なる方法で前記ずれの度合を示す第2の指標を前記所定数の比較線の少なくとも一部について各々算出し、
前記第1の指標と前記第2の指標との関係に基づいて、前記一方の記録ヘッドと前記他方の記録ヘッドとの前記幅方向についての相対位置を同定する
ことを特徴とする画像形成装置。
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