JP2015205431A - 記録装置、記録装置の制御方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

記録装置、記録装置の制御方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】つなぎシリアル形態において使用ノズルと不使用ノズルの特性の差異に起因する画質劣化を防止すること。
【解決手段】第1のヘッドチップ201kと第2のヘッドチップ202kが重複する範囲Aを検知する。記録マスク51,52を用いて、第1のヘッドチップ201k及び第2のヘッドチップ202kの重複する範囲Aのノズルに記録データを振り分ける。記録マスク53,54を用いて、記録媒体上の主走査方向の同一ラインの画像Bを記録する第1のヘッドチップ201k及び第2のヘッドチップ202kの近接し合う端部と反対側の端部のノズルに記録データを振り分ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録装置、記録装置の制御方法、及び、コンピュータプログラムに関する。特に詳細には、シリアル走査方式の記録装置、該記録装置の制御方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
インクジェット方式の記録装置は、高解像度化やカラー化が進み画像品位が向上したことから、広く普及している。シリアル走査方式のインクジェット記録装置においては、より高速の画像記録に対応するために、いわゆるつなぎヘッドを利用した方式が提案されている(特許文献1)。この方式は、複数のノズルを有する複数のヘッドチップ群と記録媒体を相対的に移動しつつ記録する方式である。この方式を、本明細書では“つなぎシリアル方式”と呼ぶ。“つなぎシリアル方式”では、記録ヘッドをノズル配列方向と異なる方向に繰り返し走査し、記録ヘッドの1回の主走査を終了すると記録媒体を所定量搬送し、続いて、記録媒体に対して次の主走査を行う動作を繰り返すことで、記録媒体に記録を行う。
特許文献1に示されているように、2つヘッドチップのノズルを記録ヘッドの走査方向にオーバーラップさせて配置し、ノズル配列方向から見れば、オーバーラップさせた領域において複数のヘッドチップによる記録を行うことができる。このため、特許文献2などに開示されている方法を適用すると、複数のヘッドチップの吐出特性の差などによる画質劣化を抑制して、視認しにくくすることができる。
特許文献3は、複数のヘッドチップ間の相対的な配置誤差を補正するために、ヘッドチップ内の記録領域を変更する手法を開示している。しかし、オーバーラップ領域がある場合については開示していない。
また、インクジェット記録装置には顔料インクを搭載したものが増えてきている。この種の記録装置では、顔料インクの使用における課題に対して様々な工夫がされている。例えば、特許文献5には、ノズル列を使用ノズルと不使用ノズルに分離した記録モードにおける課題が記載されており、使用ノズルと不使用ノズルとの間にインク吐出特性の差異が生じ画質の劣化を生じる場合があることが指摘されている。
一方、インクジェット記録装置において、ユーザーの使用環境下である程度の期間使用された場合に記録ヘッドを交換することが行われる。片方のチップのみを交換した場合に、交換前と異なる位置にずれて取り付けられると、オーバーラップ領域を変更する必要が生じるため、それまで不使用であったノズルを使用しなければならなくなる。不使用であったノズルは、上述したように使用されたノズルとは吐出特性に差異があることから、たとえオーバーラップ領域に設定されても、この差異が画質劣化として視認されてしまう。この課題は、特許文献3が開示している手法によっては解決できない。
特許文献4では、フルマルチ形態において、オーバーラップ領域を変更したり、オーバーラップ領域の記録許容比率を変更することで、配置誤差による画質劣化を視認させにくくする工夫が提案されている。
特開2005−161681号公報 特開平5−57965号公報 特開2005−53167号公報 特開2006−334994号公報 特開2011−121334号公報
しかしながら、特許文献4ではシリアル形態への言及がされておらず、シリアル走査方式の記録装置には上記の工夫を適用することができない。つまり、使用ノズルと不使用ノズルの特性差に起因する画質劣化に対しては、“つなぎシリアル方式”においては未だ解決策が無いのが現状である。
上記課題を解決するために提供される本発明の一態様は、複数のノズルが配列されてなる第1及び第2のヘッドチップの近接し合う端部が該配列方向と交差する方向において重複して配置された記録ヘッドを備え、該記録ヘッドと記録媒体を前記交差する方向に相対移動させつつ、前記第1及び第2のヘッドチップの前記複数のノズルを記録データに従って駆動することで前記記録媒体上に画像を記録する主走査を、前記記録媒体を前記配列方向に所定量搬送するごとに実行する記録装置において、前記第1及び第2のヘッドチップが重複する範囲の前記第1及び第2のヘッドチップの両方のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記重複する範囲の前記両方のノズルに振り分ける第1の振り分け手段と、前記記録媒体上の前記交差する方向の同一ラインの画像を記録する、前記第1及び第2のヘッドチップの両方の前記近接し合う端部と反対側の端部のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記両方の反対側の端部のノズルに振り分ける第2の振り分け手段とを備える。
本発明の別の態様は、複数のノズルが配列されてなる第1及び第2のヘッドチップの近接し合う端部が該配列方向と交差する方向において重複して配置された記録ヘッドを備え、該記録ヘッドと記録媒体を前記交差する方向に相対移動させつつ、前記第1及び第2のヘッドチップの前記複数のノズルを記録データに従って駆動することで前記記録媒体上に画像を記録する主走査を、前記記録媒体を前記配列方向に所定量搬送するごとに実行する記録装置において、前記第1及び第2のヘッドチップが重複する範囲の前記第1及び第2のヘッドチップの両方のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記重複する範囲の前記両方のノズルに振り分ける手段と、前記第1及び第2のヘッドチップの両方の前記近接し合う端部と反対側の端部のノズルによって前記記録媒体に記録する画像が前記交差する方向において重複することなく連続するように、前記所定量を前記重複する範囲の長さに基づいて設定する設定手段とを備える。
本発明はさらに、上記各態様の記録装置において実施される制御方法、及び、コンピュータを上記各態様の記録装置として機能させるためのコンピュータプログラムを提供する。
本発明によれば、複数のヘッドチップ間の相対的な配置誤差があった場合でも、ノズルの使用不使用を変更せず記録することができ、使用ノズルと不使用ノズルの特性の差異に起因する画質劣化を防止することができる。
本発明を適用可能なインクジェット記録装置の要部構成を簡略的に示す斜視図 図1のインクジェット記録装置における記録制御系の構成を示すブロック図 図1のインクジェット記録装置における画像処理のための機能ブロック図 本発明の第1実施形態を説明する図 本発明の第1実施形態を示す図 本発明の第1実施形態を説明する図 本発明の第1実施形態における処理フローを示すフローチャート 本発明の第1実施形態を示す図 本発明の第2実施形態を説明する図 本発明の第2実施形態を説明する図 本発明の第2実施形態を示す図
〔実施形態1〕
図1は、本発明を適用可能なシリアル方式のインクジェット記録装置の要部構成を簡略的に示す概要斜視図である。
インクタンク(不図示)は、4色のインク(黒、シアン、マゼンタ、黄:CMYK)を収容している。これら4色のインクがヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kに供給されるように構成されている。ヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kが4色のインクに対応して設けられ、インクタンクから供給されるインクを吐出することができる。
搬送ローラ103は、補助ローラ104とともに記録媒体(記録用紙)107を挟持しながら回転して記録媒体107を搬送するとともに、記録媒体107を保持する役割も担う。キャリッジ(不図示)は、インクタンク、及び、ヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kを有する記録ヘッドを搭載し、X方向に沿って往復移動するように構成されている。キャリッジはさらに、後述の光学センサを記録媒体に対向する位置に搭載する。キャリッジの往復移動中に記録ヘッドから対向する記録媒体に対しインクが吐出され、これにより記録媒体に画像が記録される。上記光学センサはキャリッジの往復移動中に、記録媒体に記録された後述のテストパターンを読み取ることができる。ヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kの回復動作時等の非記録動作時には、キャリッジは図中の点線で示したホームポジション位置hに待機するように制御される。
図1においてホームポジションhに待機している記録ヘッドは、記録開始命令が入力されると、キャリッジの移動に伴い、記録媒体107に対しX方向に相対移動しつつインクを吐出し、記録媒体107上に画像を記録する。この記録ヘッドの1回の移動(走査)によって、ヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kのノズルの配列範囲に対応した記録幅を有する、記録媒体107上の所定領域に記録が行われる。主走査方向(X方向)へのキャリッジの1回の走査による記録が終了すると、キャリッジはホームポジションhに戻り、再びX方向へ走査しながらヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kにより記録を行う。前回の記録走査が終了してから次の記録走査が始まるまでに、搬送ローラ103が回転して、主走査方向と交差する副走査方向(Y方向)へ、記録幅に相当する分だけ記録媒体が搬送される。このように記録ヘッドの記録走査と記録媒体の搬送を繰り返すことで記録媒体107に対する画像の記録が完成する。ヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kからインクを吐出する記録動作は、後述の記録制御部による制御下で行われる。
なお、上記例の装置は、記録ヘッドが往路方向に走査する時にのみ記録動作を行う、いわゆる片方向記録を行う方式の記録装置として説明した。しかし、記録ヘッドが往路方向への走査時と復路方向への走査時の両方において記録を行う、いわゆる双方向記録を行う方式の記録装置にも本発明は適用可能である。また、図1の例では、インクタンクとヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kとを分離可能にキャリッジに搭載する構成を示した。しかし、インクタンクとヘッドチップ201c〜201k、202c〜202kとが一体となったカートリッジをキャリッジに搭載する形態を採用してもよい。さらに、複数色のインクを吐出可能な複数色一体型の一つの記録ヘッドをキャリッジに搭載する形態であってもよい。
図2は、図1に示したインクジェット記録装置における記録制御系の構成を示すブロック図である。
インクジェット記録装置200は、インターフェイス240を介して、ホストコンピュータ(以下、ホストPC)230等のデータ供給装置に接続される。ホストコンピュータ230から送信される各種データや記録に関連する制御信号等は、インクジェット記録装置200の記録制御部210に入力される。記録制御部210は、後述する記録マスクを格納するメモリ、制御演算装置であるCPU(ASICでも良い)を備え、インターフェイス240を介して入力された制御信号に従って後述のモータドライバやヘッドドライバを制御する。記録制御部210は、入力される画像データ、上述した光学センサ220からの検知信号の処理や、後述のヘッド種別信号発生回路より入力される信号の処理を行う。光学センサ220は記録媒体上の画像の濃淡を検出することができるものであればよく、ノズル配列方向に1つまたは複数のフォトダイオードを配列した構成のものを用いることができる。
搬送モータ203は、記録媒体107の搬送のための搬送ローラ103を回転駆動するモータである。キャリッジモータ204は、記録ヘッド201,202を搭載するキャリッジを往復駆動するモータである。モータドライバ205、206は、搬送モータ203、キャリッジモータ204を回転駆動するドライバである。ヘッドドライバ207,208は記録ヘッド201,202を駆動するドライバであり、記録ヘッドの数に対応して複数設けられている。ヘッド種別信号発生回路209は、キャリッジに搭載されている記録ヘッド201,202の種類や数を示す信号を記録制御部210に供給する。
図3は、インクジェット記録装置とホストPCとで構成される画像処理システムにおける画像データ処理のための機能ブロック図である。インクジェット記録装置の記録制御部210は、インターフェイス204を介して、プリンタドライバがインストールされたホストPC230から転送されるデータを処理する。
ホストPC230は、例えばアプリケーションから入力画像データ30を受け取る。受け取った入力画像データ30に対し、1200dpiの解像度でレンダリング処理31をして、記録用多値RGBデータ32を生成する。本実施形態では、記録用多値RGBデータ32は256値をとる。生成された記録用多値RGBデータ32は、インクジェット記録装置200が備える記録制御部210に転送される。
記録制御部210では、記録用多値RGBデータ32に対し色変換処理35を施し、多値(256値)CMYKデータ36に変換する。次いで、多値(256値)CMYKデータ36に対し量子化処理37(例えば、誤差拡散)を施して2値化し、2値CMYKデータ38を生成する。2値CMYKデータ38に基づき記録ヘッド201,202が駆動される。主走査する領域に対応する2値CMYKデータ38をメモリから読み出し、メモリに格納されている記録マスクとの論理積を取り、カラム間引きを行った上で、当該走査で記録するデータを生成する。記録マスクが格納されているメモリは、2値CMYKデータ38が格納されているメモリと同一でも異なっても良い。記録マスクは、記録色毎に異なっても良い。
以下では、記録データとして2値CMYKデータのうち2値Kデータのみを取り上げて、記録データに記録マスクを適用することについて述べるが、他の色CMYに関しても同様に記録マスクを適用できる。また、淡インクを加えた6色インクで記録する記録装置や、RGBやグレーや淡グレーなどを加えた7色以上のインクで記録する記録装置においても、同様に本発明を実施することができる。
ここで図4を参照しながら、1パス記録かつ1走査で、記録媒体上の所定領域への記録が完成する場合について考察する。図4(a)は、ヘッドチップ201k及び202kのノズル配置と、これらヘッドチップの各ノズルに適用される記録マスク41,42を対照して描いたものである。図においてAで示す範囲は、一列に配列されたノズルの配列方向と交わる主走査方向において両ヘッドチップが物理的に重複する範囲であり、且つ、記録データが両ヘッドチップの両方のノズルを相補的に使用するように振り分けられるオーバーラップ領域である。記録マスクの描画において、黒塗りのドットは記録データの記録が許容されるドット、白抜きのドットは許容されないドットである。オーバーラップ領域においては、一回の主走査においてヘッドチップ201k及び202kの両方から記録が行える。例えば、一組の相補的な記録マスク41,42を使用してオーバーラップ領域Aについてヘッドチップ201k及び202kの両方を使用するように記録データを振り分けることで、両ヘッドチップの吐出特性の差異の画像への影響を緩和できる。
ヘッドチップ201k及び202kの相対的な位置関係が、例えば一方のヘッドチップが交換されたことによって変化して配置誤差が生じた場合を考える。物理的な重複範囲がより狭い図4(a)の配置からより広い配置に変化した場合を図4(b)及び図4(c)に示す。図4(b)と図4(c)では物理的な重複範囲は等しいが、オーバーラップ領域Aが異なる。したがって、記録マスク43,44の組と記録マスク45,46の組は異なる。図4(b)は特許文献2に開示された手法であり、それに特許文献3の手法を適用すると図4(c)のようになる。図4(c)では不使用に設定されるノズル22がヘッドチップ202kにおいて発生し、ヘッドチップ201kが交換された際などに図4(a)の様に配置されてしまうと、使用されていなかったノズル22を再び使用する必要が生じる。不使用のノズル22では、不使用に起因して、インクの特性によっては、ノズル内で異物が発生してノズル周辺やノズル内壁面に付着しており、再び使用した場合に適正なインク滴の吐出が阻害され、画質劣化が視認されることも考えられる。そこで特許文献4に開示されている手法のように、図4(b)の様に、物理的な重複範囲において不使用となるノズルを発生させない記録マスク43,44を用いることが、1パス記録かつ1走査における解決策となる。
以上は1走査のみを考察対象としたが、シリアルプリンタでは記録媒体上の所定領域への主走査と記録媒体を所定量搬送することを繰り返すことで、該所定領域への記録を完成する。そこで、シリアルプリンタにおける画像記録について、図4(a)及び図4(b)の配置例を複数回の走査に展開したものを図5及び図6に示し、これらの図面を参照しながら考察する。
より広い重複範囲の配置に対して、異なる主走査においてヘッドチップ201kによる画像とヘッドチップ202kによる画像が重複することなく連続して記録媒体上に記録できるように、記録媒体の搬送量(Y方向の相対的な移動量)を設定することを考える。図5(b)の様な、より広い重複範囲の配置に対応した一定の搬送量H1に設定した場合、例えば一方のヘッドチップ交換によってより狭い重複範囲の配置に変更されると、図5(a)のようになる。つまり、範囲Bに、ヘッドチップ201kの図中上方の端部のノズルとヘッドチップ202kの図中下方の端部のノズルの両方から、異なる主走査により記録が行われるため、範囲Bに対応する記録媒体上の領域に必要量の2倍のドットが記録されてしまう。
一方、より狭い重複範囲の配置に対して、異なる主走査においてヘッドチップ201kによる画像とヘッドチップ202kによる画像が重複することなく連続して記録媒体上に記録できるように、記録媒体の搬送量を設定することを考える。図6(a)の様な、より狭い重複範囲の配置に対応した一定の搬送量H2に設定した場合、例えば一方のヘッドチップ交換によってより広い重複範囲の配置に変更されると、図5(b)のようになる。つまり、範囲Cには、ヘッドチップ201k及びヘッドチップ202kのどちらからも記録が行われないため、範囲Cに対応する記録媒体上の領域において画像が欠落してしまう。
つまり、ヘッドチップ201k,202kの相対的な配置誤差が生じると、一回の走査による、ヘッドチップ201kとヘッドチップ202kの近接し合う端部のノズルの重複範囲、すなわちオーバーラップ領域Aが変化する現象が生じる。さらに、ヘッドチップ201kの上端のノズルとヘッドチップ202kの下端のノズルの両方が異なる走査によって記録を行なう領域が変化する現象が生じる。
これらの現象に対して本実施形態では、ヘッドチップ201k及び202kの相対的な配置ずれをある範囲内として想定し、想定した範囲に応じて記録媒体の搬送量を設定し、オーバーラップ領域のデータを実際のずれ量に応じ間引く構成を採る。
例えば、2つのヘッドチップの相対的な配置ずれを、図4(a)から図4(b)の範囲内と想定した場合、記録媒体の搬送量を、想定したずれ量の最大値をとる図4(b)の配置に合わせて、図5(b)にH1で示す一定の量に設定する。すなわち、記録ヘッドのノズル配列方向の長さの2倍の値から、想定した最大ずれ量を引いた固定値にH1を設定する。その上で、実際に生じている配置ずれ量を検出し、該ずれ量に応じて図5(c)のように範囲Aについて記録マスクを設定することに加えて範囲Bについても記録マスクを設定する。このように実際のずれ量に合わせて範囲A,Bについて記録マスクを設定することで、該ずれ量が図4(a)から図4(c)の想定範囲内であれば、ずれがない時と同じ画像を出力することができる。また、本実施形態によれば、搬送量を固定したまま変更することがないので、異なる機体間(ヘッド間)で同一のスループットを担保することができる利点がある。
本実施形態による記録マスクの設定処理のフローは図7に示す通りである。この設定処理に先立って、記録媒体の搬送量を上で説明した固定値H1に設定しておく。S700において、図8に示すような、配置ずれ量を実際に検出するための、複数のパターンで構成されるテストパターン800を記録媒体上に記録する。このとき、キャリッジをX方向に移動させつつヘッドチップ201kのノズル81からインクを吐出して、パターン81a〜81fを主走査方向に一定の間隔で記録する。さらに、ヘッドチップ202kのノズル82によりパターン82aを、ノズル83によりパターン83aを、ノズル84によりパターン84aを、ノズル85によりパターン85aを、ノズル86によりパターン86aを、ノズル87によりパターン87aを記録する。これらパターンは、本発明の限定ではなく例示にすぎない。
S720では、キャリッジをX方向に移動させつつ、記録媒体上のテストパターン800を光学センサ220により読み取る。光学センサ220による検知信号は記録制御部210に供給される。
S740では、検知信号に基づき、記録制御部210が備えるCPUにより2つのヘッドチップの相対的な位置関係を検出する。図8に示した例示のテストパターン800では、ヘッドチップ201kとヘッドチップ202kがY方向において2ノズル分重複した配置となっているためにパターン81bとパターン83aの位置が一致している。ヘッドチップ201kで記録したパターンとヘッドチップ202kで記録したパターンの位置関係は図示したものは一つの例であって一様ではない。ヘッドチップ201kとヘッドチップ202kのY方向において重複する範囲のノズル配列方向の長さはヘッドチップ201kで記録したパターンとヘッドチップ202kで記録したパターンの位置関係に反映される。このため、光学センサ220の1つまたは複数のフォトダイオードによる各検知信号のレベル(すなわち記録媒体上の光学濃度の分布)からこれらパターンの位置関係を算出することで、重複する範囲の長さを検知できる。
重複する範囲の長さを検知すると、この検知した値に対応してオーバーラップ領域Aと範囲Bが分かる。そこで、S760において、オーバーラップ領域Aの記録マスク51,52を設定し、続いてS780において範囲Bの記録マスク53,54を設定する(図5(c))。記録マスク51,52は、それぞれのドットを相補的に設定し、いずれか一方のヘッドチップのノズルが不使用になることなく、且つ、両方のヘッドチップのノズルの使用が重複しないように設定する。記録マスク53,54についても同様である。このようにすることで、ヘッドチップの配置誤差が図4(a)から図4(b)の範囲内で生じても、ずれない時と同じ画像を出力することができる。
なお、S760とS780の実行順序は問わず、逆でもよいし、並行的に実行してもよい。また、必ずしも図7のフローに従って処理をする必要はない。例えば、ヘッドチップを交換したときに重複する範囲を検出するための処理(S700〜740)を実行して検出結果をメモリに記憶させておき、後に記録コマンドがあったときに検出結果をメモリから読み出して取得し、次いでS760,780を実行してもよい。
〔実施形態2〕
実施形態1では、搬送量固定の場合に、記録データを物理的に重複する範囲について振り分け、ヘッドチップ201kの上端部とヘッドチップ202kの上端部と反対側の下端部についても振り分けることで、不使用ノズルによる画質低下を防止した。本実施形態では、2つのヘッドチップの配置ずれ量を検出して、ずれ量に応じて記録データを物理的に重複する範囲について振り分けることに加えて記録媒体の搬送量を設定する構成を採用する。
本実施形態の処理フローは、例えば図7のフローチャートにおけるS780を搬送量設定処理に置き換えることで実現される。他のステップ、及び、S760における、に重複する範囲についての記録データの振り分けは実施形態1と同様に行う。搬送量設定処理では、ヘッドチップのノズル配列方向の長さの2倍の値から、検出した重複する範囲の長さを引いた値に記録媒体の搬送量を設定し、異走査間のオーバーラップがないようにする。
このようにすることで、不使用ノズルの発生を防止しつつ、図5(b)においてCで示した範囲のように画像が欠落することがない。また、本実施形態では、異走査間のオーバーラップがないように搬送量を変更するので、当初の重複する範囲が狭い場合にはより高いスループットが得られる。
〔実施形態3〕
実施形態1はシリアル走査におけるシングルパス印字の例であったが、本実施形態では、シリアル走査におけるマルチパス印字の例として、4パス印字の構成に実施形態1を変形した例について説明する。
図9及び図10は記録媒体の位置を基準に各走査(パス)におけるヘッドチップのY方向の位置及び各走査においてヘッドチップに適用される記録マスクを示している。
図9(a)と図10(a)では、2つのヘッドチップの相対的な位置関係が異なる。すなわち、オーバーラップ領域Aは、図9の方が図10よりも狭い。
図9(b)及び図10(b)に示した記録マスク91,92は、実施形態1と同様に、オーバーラップ領域Aについてのみ設定が異なる。ここでは、1パス目でヘッドチップ102の下端ノズルが記録するラインと、4パス印字を終了した次の5パス目でヘッドチップ101の上端ノズルが記録する同一ラインが、図9(b)のBで示した範囲にあると想定して記録マスク91,92が設計されている。このため、図10(b)の例えば領域Cでは記録ドットが1つ足りない。一方、図10(b)の領域Bでは記録ドットが1つ余分である。
そこで、図11(b)に示すように記録マスク93,94を設定すると、ヘッドチップの相対的な位置関係が図9(a)から図10(a)の範囲でずれても、ずれない時と同じ画像を出力することができる。記録マスク93,94を記録マスク91,92と比較すると、記録マスク93の領域Bに対応する二行のうち下の行から記録データの記録が許容されるドットが削除されており、記録マスク94の領域Bに対応する二行のうち上の行から同ドットが削除されている。加えて、記録マスク93において領域Cの四行のうち上の三行に同ドットが追加されている。このような設定とすることで、上記したドットの過不足の問題は生じない。
(その他の実施形態)
以上の実施形態はインクジェット式で説明したが、ノズル列を有し、各ノズルを時分割で駆動するプリンタであれば、前述の実施形態を実現することができる。例えば、サーマル式、LED露光による電子写真式等が対象となり得る。また前述の実施形態では、画像データを構成する画素ごとに該画素と前記複数のノズルのうちいずれかとの対応を示す分配情報として、分配マスクを用いる例を説明したがこれに限らない。分配情報は例えば、画素位置と該画素位置の画素を記録するノズルとを対応づけたテーブルとして実現することもできる。
また前述の実施形態では、インクジェットプリンタのみの構成を示したが、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェイス機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用してもよい。また、画像データ処理は、上述したように記録装置内で実行する場合には限られず、記録装置を制御するための外部装置(コンピュータ)において実行してもよい。この場合、外部装置においてノズル列の2値データの決定処理まで実行し、これら2値データを記録装置へ転送し、記録装置ではその転送データに基づいて記録を行う。
本明細書において、「記録(プリント)」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も表わすものとする。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わない。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表わすものとする。
更に、「インク」とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表わすものとする。また、インクの処理に供され得る例としては、記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固又は不溶化がある。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアを、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がコンピュータプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 複数のノズルが配列されてなる第1及び第2のヘッドチップの近接し合う端部が該配列方向と交差する方向において重複して配置された記録ヘッドを備え、該記録ヘッドと記録媒体を前記交差する方向に相対移動させつつ、前記第1及び第2のヘッドチップの前記複数のノズルを記録データに従って駆動することで前記記録媒体上に画像を記録する主走査を、前記記録媒体を前記配列方向に所定量搬送するごとに実行する記録装置において、
    前記第1及び第2のヘッドチップが重複する範囲の前記第1及び第2のヘッドチップの両方のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記重複する範囲の前記両方のノズルに振り分ける第1の振り分け手段と、
    前記記録媒体上の前記交差する方向の同一ラインの画像を記録する、前記第1及び第2のヘッドチップの両方の前記近接し合う端部と反対側の端部のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記両方の反対側の端部のノズルに振り分ける第2の振り分け手段と
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記所定量は、前記前記第1及び第2のヘッドチップの長さの2倍の値から、前記重複する範囲の長さの想定される最大値を引いた値であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録媒体上の所定領域に対して前記所定量の搬送を一回、実行して、前記所定領域に画像を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記記録媒体上の所定領域に対して前記所定量の搬送を複数回、実行して、前記所定領域に画像を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  5. 複数のノズルが配列されてなる第1及び第2のヘッドチップの近接し合う端部が該配列方向と交差する方向において重複して配置された記録ヘッドを備え、該記録ヘッドと記録媒体を前記交差する方向に相対移動させつつ、前記第1及び第2のヘッドチップの前記複数のノズルを記録データに従って駆動することで前記記録媒体上に画像を記録する主走査を、前記記録媒体を前記配列方向に所定量搬送するごとに実行する記録装置において、
    前記第1及び第2のヘッドチップが重複する範囲の前記第1及び第2のヘッドチップの両方のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記重複する範囲の前記両方のノズルに振り分ける手段と、
    前記第1及び第2のヘッドチップの両方の前記近接し合う端部と反対側の端部のノズルによって前記記録媒体に記録する画像が前記交差する方向において重複することなく連続するように、前記所定量を前記重複する範囲の長さに基づいて設定する設定手段と
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  6. 前記設定手段は、前記第1及び第2のヘッドチップの長さの2倍の値から前記重複する範囲の長さを引いた値に前記所定量を設定することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記重複する範囲の長さを検出する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の記録装置。
  8. 複数のノズルが配列されてなる第1及び第2のヘッドチップの近接し合う端部が該配列方向と交差する方向において重複して配置された記録ヘッドを備え、該記録ヘッドと記録媒体を前記交差する方向に相対移動させつつ、前記第1及び第2のヘッドチップの前記複数のノズルを記録データに従って駆動することで前記記録媒体上に画像を記録する主走査を、前記記録媒体を前記配列方向に所定量搬送するごとに実行する記録装置の制御方法において、
    前記第1及び第2のヘッドチップが重複する範囲の前記第1及び第2のヘッドチップの両方のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記重複する範囲の前記両方のノズルに振り分けるステップと、
    前記記録媒体上の前記交差する方向の同一ラインの画像を記録する、前記第1及び第2のヘッドチップの両方の前記近接し合う端部と反対側の端部のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記両方の反対側の端部のノズルに振り分けるステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. 複数のノズルが配列されてなる第1及び第2のヘッドチップの近接し合う端部が該配列方向と交差する方向において重複して配置された記録ヘッドを備え、該記録ヘッドと記録媒体を前記交差する方向に相対移動させつつ、前記第1及び第2のヘッドチップの前記複数のノズルを記録データに従って駆動することで前記記録媒体上に画像を記録する主走査を、前記記録媒体を前記配列方向に所定量搬送するごとに実行する記録装置の制御方法において、
    前記第1及び第2のヘッドチップが重複する範囲の前記第1及び第2のヘッドチップの両方のノズルが前記記録データに対し相補的に駆動されるように、前記記録データを前記重複する範囲の前記両方のノズルに振り分けるステップと、
    前記第1及び第2のヘッドチップの両方の前記近接し合う端部と反対側の端部のノズルによって前記記録媒体に記録する画像が前記交差する方向において重複することなく連続するように、前記所定量を前記重複する範囲の長さに基づいて設定するステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータに読み込まれて実行されることで、該コンピュータを請求項1乃至6の何れか一項に記載された記録装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2018047594A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 コニカミノルタ株式会社 記録ヘッドの相対位置検出方法、及び画像形成装置
KR20180058977A (ko) * 2016-11-25 2018-06-04 세메스 주식회사 잉크젯 헤드유닛을 사용하는 인쇄 방법

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