JP4322899B2 - 印字装置及び印字方法 - Google Patents
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Description
本発明は、印字ヘッドを走査方向に移動させても、つなぎ目の部分でヘッドの走査方向にスジ状に見えてしまう現象が走査方向に並んで出てこないようにすることで、ヘッドの走査方向のスジを目立たなくすることを目的とするものである。
また本発明は、前記変形データ部を前記主走査方向と副走査方向の両方に沿って印字率が変化するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の前記主データ部と接する側に、印字率100%の領域を設け、該印字率100%の領域と前記変形データ部の印字率が変化している領域とが凹凸状に接するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記凹凸状が波状であることを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記画像の印字は、前記印字ヘッドの前記印字媒体に対するN(Nは正数)回の走査を1単位として順次完了するようになし、前記印字ヘッドに主走査方向に印字率を変化させた変形データ部を備えた前記画像の印字データと前記補完分データを備えた印字ータ及び/又は前記変形データ部と補完分データの両方を備えた印字データが供給されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記印字ヘッドに1走査ごとに供給される印字データの中、画像の先端を含む印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、画像の中間部の印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、前端部に、これに隣接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成し、画像の後端を含む印字データの副走査方向の前端部にこれに接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成したことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部を含む画像の印字が完了したとき、該変形データ部の画像の削除部分が次の印字ヘッドの走査において該印字ヘッドに供給される印字データの端部に付加された補完分データによって補完されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、n(nは正数)ラインの印字データを印字単位として順次印字ヘッドの主走査方向の移動と印字媒体の副走査方向の搬送により印字媒体に印字する印字方法であって、前記印字データのつなぎ目側の所定数のラインを主走査方向に連続して並ばないように、つなぎ目側の端部のラインが凹凸形状を繰り返すようにし、前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向に変化させたことを特徴とする。
また本発明は、前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向と副走査方向の両方に沿って変化させたとを特徴とする。
また本発明は、前記印字データのつなぎ目側の、主走査方向に印字率の変化した領域を変形データ部とし、該変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部を備えた印字データとつなぎ目が接する他の印字データのつなぎ目側に、前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを設け、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の凹凸形状が波形であることを特徴とする。
図3は、本発明に係る印字装置の概略全体構成を示している。インクジェットプリンタ2は、コンピュータ回路を含むコントローラ4によって制御され、該コントローラ4はコネクタ6を介して外部のコンピュータ8に接続されている。コントローラ4には、印字用データの搬送方向前後の端部の変換処理を行うプログラムが組み込まれている。コンピュータ8は、プリンタ2に実装されたコントローラ4に印字データを送信する。コントローラ4は、後述するように、受信したデータの解析を行い、プリンタ2の駆動部を制御する。プリンタ2は、紙送りモータによってロール紙などの印字媒体10を矢方向Bに搬送する副走査送り機構と、キャリッジモータによってキャリッジ12を、駆動ローラ14の軸方向に往復動させる主走査送り機構とを有している。
コンピュータ8は、印刷出力すべき、サイン文字や図形、模様などの印字データを生成する。コンピュータ8で生成された印字データは、コネクタ6を介して、コントローラ4に転送される(ステップ1,2)。コントローラ4は、メモリに格納されたプログラムに基づいて、コンピュータ8から印字データを受信し、この印字データを解析する(ステップ3)。コントローラ4のCMYK変換部は、各画素の色をプリンタ2で出力可能なインク色に変換する。次に、印字データをインクジェット印字ヘッドに対応した印字用データに変換する(ステップ4)。図5に印字ヘッド30が示されている。
上記実施形態において、印字データのつなぎ目に主走査方向に印字率が変化した変形データ部を設けることで、印字データのつなぎ目に印字の規則性をなくしてランダム性を発生させ、これと変形データ部の凹凸形状によるスジ発生防止効果との相乗効果により、つなぎ目におけるスジの発生を防止している。また、インクが吐出されているノズルが並んでいる場合の端部に位置する印字精度の悪いノズルからの印字が横方向に連続で続かない事も良い効果を与えている。
4 コントローラ
6 コネクタ
8 コンピュータ
10 印字媒体
12 キャリッジ
14 駆動ローラ
16 印字ユニット
18 ベルト駆動ローラ
20 ベルト駆動ローラ
22 ベルト
24 ピンチローラ
26 プラテン
28 リニアスケール
30 印字ヘッド
32 ノズル
34 後端部
36 変形データ部
38 基本マスクパターン
40 データ
42 部分
44 前端部分
46 前端部分
48 後端部分
50 領域
52 領域
54 領域
Claims (14)
- 副走査方向に沿って複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに多数のドット情報からなる印字データを供給し、印字ヘッドと印字媒体とを主走査方向と副走査方向に相対移動させ、印字媒体の表面に画像を印字する印字装置であって、印字ヘッドの主走査動作ごとに供給される印字データ主データ部の副走査方向の端部に印字ヘッドの主走査方向に連続してドットが並ばないようにした変形データ部を形成し、該変形データ部を前記主走査方向に印字率が変化するようにしたことを特徴とする印字装置。
- 前記変形データ部を前記主走査方向と副走査方向の両方に沿って印字率が変化するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
- 前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
- 前記変形データ部の前記主データ部と接する側に、印字率100%の領域を設け、該印字率100%の領域と前記変形データ部の印字率が変化している領域とが凹凸状に接するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
- 前記凹凸状が波状であることを特徴とする請求項4に記載の印字装置。
- 前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
- 前記画像の印字は、前記印字ヘッドの前記印字媒体に対するN(Nは正数)回の走査を1単位として順次完了するようになし、前記印字ヘッドに主走査方向に印字率を変化させた変形データ部を備えた前記画像の印字データと前記補完分データを備えた印字ータ及び/又は前記変形データ部と補完分データの両方を備えた印字データが供給されるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の印字装置。
- 前記印字ヘッドに1走査ごとに供給される印字データの中、画像の先端を含む印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、画像の中間部の印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、前端部に、これに隣接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成し、画像の後端を含む印字データの副走査方向の前端部にこれに接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成したことを特徴とする請求項7に記載の印字装置。
- 前記変形データ部を含む画像の印字が完了したとき、該変形データ部の画像の削除部分が次の印字ヘッドの走査において該印字ヘッドに供給される印字データの端部に付加された補完分データによって補完されるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の印字装置。
- n(nは正数)ラインの印字データを印字単位として順次印字ヘッドの主走査方向の移動と印字媒体の副走査方向の搬送により印字媒体に印字する印字方法であって、前記印字データのつなぎ目側の所定数のラインを主走査方向に連続して並ばないように、つなぎ目側の端部のラインが凹凸形状を繰り返すようにし、前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向に変化させたことを特徴とする印字方法。
- 前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向と副走査方向の両方に沿って変化させたとを特徴とする請求項10に記載の印字方法。
- 前記印字データのつなぎ目側の、主走査方向に印字率の変化した領域を変形データ部とし、該変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする請求項10又は11に記載の印字方法。
- 前記変形データ部を備えた印字データとつなぎ目が接する他の印字データのつなぎ目側に、前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを設け、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする請求項12に記載の印字方法。
- 前記変形データ部の凹凸形状が波形であることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の印字方法。
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