JP2003326683A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2003326683A
JP2003326683A JP2002139852A JP2002139852A JP2003326683A JP 2003326683 A JP2003326683 A JP 2003326683A JP 2002139852 A JP2002139852 A JP 2002139852A JP 2002139852 A JP2002139852 A JP 2002139852A JP 2003326683 A JP2003326683 A JP 2003326683A
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JP2002139852A
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English (en)
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Satoru Sekine
哲 関根
Saburo Shimizu
三郎 清水
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はインクジェット記録装置に関し、ノ
ズルのメンテナンスの実施回数を減らすことができるイ
ンクジェット記録装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 印字ヘッドを記録紙搬送方向と直交する
方向に走査させて印字するように制御する制御部を有す
るインクジェット記録装置において、前記制御部は印字
ヘッドの幅と記録紙の印字領域の長さから走査回数を算
出し、1回の走査幅を略均等になるように振り分け、印
字する場合において、各走査におけるノズル列の内、使
用する範囲を1回或いは複数回走査する毎に切り替える
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、主としてイ
ンクジェットプリンタとして用いられる。近年、インク
ジェットヘッドの改良が進み、500dpi以上の高分
解度のインクジェットプリンタも開発されてきている。
この種のインクジェット記録装置では、複数の印字ヘッ
ドをキャリッジに搭載して、インクヘッドのノズルから
インクを吐出させ、記録紙に印字する。
【0003】この種のインクジェット記録装置では、記
録紙の印字領域に如何にうまく印字させることができる
かが問題となる。図3は記録紙と印字領域の関係を示す
図である。図において、1は印字用の記録紙、2は印字
する印字領域である。記録紙1から印字領域を除いた部
分3は余白部である。Lは印字領域の長さを示す。印字
領域2の後端部に丁度ぴったり合うように印字すること
は困難なことである。
【0004】図4は余白部への印字領域のかぶりの説明
図である。図3と同一のものは、同一の符号を付して示
す。図の斜線領域は、印字領域2を越えて余白部3にか
ぶり印字されたかぶり領域4を示している。
【0005】そこで、従来は印字の最終行において、印
字幅の調整を実施し、最終行を印字する際はその印字幅
を調整することが知られている(特許第2750692
号)。この特許は、記録紙の最後の行で、通常のヘッド
のドット数(K)分の記録紙送りをした場合には、後端
余白を越えるドット数Fを求め、ヘッドのドット数から
この越えたドット数Fを差し引いた必要ドット数のデー
タをヘッド下部で印字するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のインク
ジェット記録装置では、最終行のみで印字幅の調整を行
なっている。この結果、ノズルのインク吐出確率に偏り
が生じ、ノズルのメンテナンスの実施回数を増加させる
という問題があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みて、ノズル
のメンテナンスの実施回数を減らすことができるインク
ジェット記録装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の発
明は、印字ヘッドを記録紙搬送方向と直交する方向に走
査させて印字するように制御する制御部を有するインク
ジェット記録装置において、前記制御部は印字ヘッドの
幅と記録紙の印字領域の長さから走査回数を算出し、1
回の走査幅を略均等になるように振り分け、印字する場
合において、各走査におけるノズル列の内、使用する範
囲を1回或いは複数回走査する毎に切り替えるように制
御することを特徴とする。
【0009】このように構成すれば、1回のノズルの走
査幅を略均等に割り付け、しかもノズルの使用範囲も1
回或いは複数回走査する毎に切り替えることで各ノズル
の部分を平等に使用することができ、ノズルの詰まりを
なくすと共に、ノズルのメンテナンスの実施回数を少な
くすることができる。 (2)請求項2記載の発明は、前記ノズル列の1走査で
の印字幅は、1枚の記録紙を印字するのに最小の走査回
数でほぼ均等になるように割り振られると共に、その最
終行を印字する場合は、記録紙の搬送ローラ側に最も近
いノズルを使用することを特徴とする。
【0010】このように構成すれば、1走査での印字幅
を均等になるように割り振ると共に、最終行の印字を記
録紙の搬送ローラ側に最も近い側のノズルを使用するこ
とで、後端の余白を小さくすることができる。
【0011】一般に、インクジェットノズルは、使用し
ないでおくと、その部分が乾燥してしまい詰まってしま
う。そこで、本発目は各ノズル領域をまんべんなく使用
して、ノズルの詰まりを防止するようにしたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明を実施す
る構成例を示す図である。図において、10は印字ヘッ
ド、11は該印字ヘッド10に取り付けられたノズル列
である。印字ヘッド10はキャリッジ(図示せず)に取
り付けられており、キャリッジが主走査方向に移動しな
がら、ノズル列11で記録紙へ印字する(インクを吐出
する)ようになっている。
【0013】12は印字がなされる記録紙、13は記録
紙12を矢印Y方向(副走査方向)に移動させる記録紙
搬送ローラである。14は全体の制御動作を行なう制御
部、15は該制御部14からの印字信号を受けてノズル
列11を駆動するドライバである。この装置は、印字ヘ
ッド10を記録紙の搬送方向(図のY方向)と直交する
方向(紙面に垂直な方向:主走査方向)に移動させるよ
うにしている。このように構成された装置の動作を説明
すれば、以下の通りである。
【0014】先ず、全体の動作を説明する。制御部14
は記録紙搬送ローラ13に駆動信号を与えると同時にこ
れに同期してドライバ15を介してノズル列11を駆動
する。この結果、記録紙12の搬送方向(副走査方向)
と直交する方向(主走査方向)に印字していくことがで
きる。この場合において、ノズルの使用する範囲は、後
述するように走査行毎に可変するようにする。このよう
にすれば、記録紙上に好ましい画像を印字することが可
能となる。
【0015】この場合において、走査には2種類があ
る。必ず左から右方向への走査印字のみ行なう方法と、
走査の往路時と復路時の何れも印字する方法である。前
者の場合には、印字のタイミングをとりやすいので、高
精度の印字を行なうことができる。後者の印字の場合に
は、往路と復路の何れも印字するので、印字速度を向上
させることができる。 1.走査ライン数の決定 印字領域の幅と印字ヘッド10の幅から走査回数を計算
する。ここで、印字ヘッド10の最大印字幅をW、印字
領域の長さをL(図3参照)とする。印字領域の長さL
は、画像データがインクジェット記録装置に送られてき
た時点で認識することができる。制御部14は、LとW
から次式で、走査数Nを求める。
【0016】N=L/W (1) Nは整数であることもあるし、整数でない場合もある。
整数でない場合とは、割り切れない場合である。割り切
れる場合には、Nを走査回数とする。割り切れない場
合、例えばN回(Nは整数)とQ(Qは小数)となった
ものとすると、走査回数N’をN+1行とする。この場
合、Nは最小となる。 2.走査幅の振り分け 走査回数が決定したら、1回の走査幅が略均等になるよ
うに振り分ける。例えば、走査回数が(1)式で整数と
なった場合には、ノズルの走査幅は最大走査幅Wとな
る。この走査幅Wで走査した場合、最終行まで問題なく
走査される。次に、(1)式が整数とならない場合、前
述したN’回の走査となる。この場合には、各行におけ
る走査幅は最大走査幅Wにはならない。この場合、各走
査におけるノズル幅が略均等になるように振り分ける。
こり振り分け制御は制御部14が行なう。各走査で、走
査幅が均等になるように走査することで、好ましい印字
画像が得られる。3.ノズル領域の切り替え前述した
N’回の走査を行なう場合、全てのノズルは使用しない
ことになる。この場合に、使用するノズルを固定して走
査すると、未使用ノズルが乾燥し、インク詰まりとな
る。そこで、走査毎に使用するノズルを切り替えて使用
するようにする。例えば、図1に示す使用ノズル幅wで
使用する場合、走査毎にノズル使用範囲を切り替える。
【0017】例えば、奇数行目は図1に示すようなノズ
ルの右側wを使用して印字を行ない、偶数行目はノズル
の左側wを使用して印字を行なう。このように、印字行
毎に使用するノズルを切り替えるのではなく、複数行の
走査毎に使用するノズル範囲を切り替えて使用するよう
にしてもよい。
【0018】このようにすれば、ノズル使用範囲は、走
査毎に変化する。このようなノズルの使用範囲の選択制
御は、制御部14が行なう。具体的には、使用するノズ
ル範囲を走査毎に切り替え、搬送ローラ13に遠い側と
搬送ローラ13に近い側でのインク吐出回数に偏りが生
じないようにする。このように、本発明によれば各ノズ
ルの部分を平等に使用することができ、ノズルのつまり
解消のためのメンテナンス回数を減らすことができる。
【0019】本発明によれば、最終行を印字する場合、
ノズルとして搬送ローラ側に最も近い側のノズルを使用
して印字するようにする。このようにすれば、後端の余
白を小さくすることができる。
【0020】ここで、本発明におけるノズルの使用範囲
について更に詳しく説明する。N’回の走査のうち、1
回又は複数回毎に、印字範囲を切り替えるように、1〜
N’−1回までのノズル使用範囲を計算し、使用する。
即ち、先ず最終行N’を搬送ローラ13に最も近いノズ
ル領域を使用して印字するものとする。そして、この第
N’行目の印字を基準として、それ以前の行、即ち1行
〜N’−1行までのノズル使用範囲を計算して使用す
る。この計算の方法は、各ノズルの使用範囲は最大使用
範囲ではないので、実際に使用するノズル範囲は全ての
ノズルを使用するものではない。
【0021】ここで、使用するノズルの幅がw(w<
W)であるものとすると、ノズルの使用範囲を走査行毎
に移動させるようにする。そして、各ノズルが1枚の記
録紙に印字される場合に、各ノズルがまんべんなく使用
されるようにする。このように、まんべんなく使用する
ことで、ノズル使用頻度の偏りを防ぎ、ノズルの詰まり
を防止することができる。
【0022】図2は本発明による印字例を示す図であ
る。図3と同一のものは、同一の符号を付して示す。図
において、5は印字行である。各印字行間には、各印字
行の印字状態を分かりやすくするために、印字行間に隙
間を設けてあるが、実際の使用状況においては、隙間が
ない状態で印字される。図に示すように、本発明によれ
ば、第1行から最終行であるN’行まで、バランスのよ
い印字を行なうことができる。
【0023】本発明によれば、上述した発明のシーケン
スをプログラムとしてプログラム記憶媒体に記憶させて
おくことができる。即ち、印字ヘッドの幅と記録紙の印
字領域の長さから走査回数を算出する工程と、1回の走
査幅を略均等になるように振り分け、印字する場合にお
いて、各走査におけるノズル列の内、使用する範囲を1
回或いは複数回走査する毎に切り替える工程とをプログ
ラムとして記憶しておくようにする。
【0024】このようにすれば、1回のノズルの走査幅
を略均等に割り付け、しかもノズルの使用範囲も1回或
いは複数回走査する毎に切り替えることで、ノズルのメ
ンテナンスの実施回数を少なくするようにしたプログラ
ムを記憶したプログラム記憶媒体を提供することができ
る。
【0025】上述の実施の形態例では、記録紙のサイズ
毎にその都度走査回数を求める場合について示したが、
本発明はこれに限るものではない。印字領域の長さと印
字ヘッドの幅から求めた走査回数を記録紙サイズ毎に予
めテーブルに記憶させておくようにすることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下の効果が得られる。 (1)請求項1記載の発明によれば、1回のノズルの走
査幅を略均等に割り付け、しかもノズルの使用範囲も1
回或いは複数回走査する毎に切り替えることで各ノズル
の部分を平等に使用することができ、ノズルの詰まりを
なくすと共に、ノズルのメンテナンスの実施回数を少な
くすることができる。 (2)請求項2記載の発明によれば、1走査での印字幅
を均等になるように割り振ると共に、最終行の印字を記
録紙の搬送ローラ側に最も近い側のノズルを使用するこ
とで、後端の余白を小さくすることができる。
【0027】このように、本発明によれば、ノズルのメ
ンテナンスの実施回数を減らすことができるインクジェ
ット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する構成例を示す図である。
【図2】本発明による印字例を示す図である。
【図3】記録紙と印字領域の関係を示す図である。
【図4】余白部への印字領域のかぶりの説明図である。
【符号の説明】
10 印字ヘッド 11 ノズル列 12 記録紙 13 記録紙搬送ローラ 14 制御部 15 ドライバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを記録紙搬送方向と直交する
    方向に走査させて印字するように制御する制御部を有す
    るインクジェット記録装置において、 前記制御部は印字ヘッドの幅と記録紙の印字領域の長さ
    から走査回数を算出し、 1回の走査幅を略均等になるように振り分け、印字する
    場合に、各走査におけるノズル列の内、使用する範囲を
    1回或いは複数回走査する毎に切り替えるように制御す
    ることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズル列の1走査での印字幅は、1
    枚の記録紙を印字するのに最小の走査回数でほぼ均等に
    なるように割り振られると共に、その最終行を印字する
    場合は、記録紙の搬送ローラ側に最も近いノズルを使用
    することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
    録装置。
JP2002139852A 2002-05-15 2002-05-15 インクジェット記録装置 Pending JP2003326683A (ja)

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