JP2010036447A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010036447A
JP2010036447A JP2008201743A JP2008201743A JP2010036447A JP 2010036447 A JP2010036447 A JP 2010036447A JP 2008201743 A JP2008201743 A JP 2008201743A JP 2008201743 A JP2008201743 A JP 2008201743A JP 2010036447 A JP2010036447 A JP 2010036447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ejection
printing
discharge
ink
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008201743A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoomi Mitsuki
清臣 光木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2008201743A priority Critical patent/JP2010036447A/ja
Publication of JP2010036447A publication Critical patent/JP2010036447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】印刷媒体の移動速度が変化する場合でも、印刷媒体上の印刷画像の濃度均一性を確保する。
【解決手段】インクジェット方式の印刷装置は、所定の移動方向に垂直な幅方向に関して印刷用紙上の印刷領域の幅全体に亘って複数の吐出口が配列される吐出部21、および、印刷用紙を移動方向へと連続的に移動する紙送り機構3を備える。印刷装置の本体制御部4では、印刷途上において印刷用紙の移動速度が連続的に変化して、吐出部21におけるインクの吐出動作の間隔が変化する際に、濃度補正部441が印刷用紙の移動速度を示すカウンタのカウント値に基づいて吐出部21に入力する吐出信号の電圧を変更することにより、1つのドットを描画する場合における各吐出口からのインクの吐出量が移動速度が変化する間およそ一定にされる。これにより、印刷用紙上の印刷画像の濃度均一性を確保することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、インクの微小液滴を印刷媒体に向けて吐出して印刷を行う技術に関する。
複数の吐出口を有するヘッドが設けられ、印刷用紙に対してヘッドを相対的に移動しつつ各吐出口からのインクの微小液滴の吐出のON/OFFを制御することにより印刷を行うインクジェット方式の印刷装置が従来より用いられている。また、このような印刷装置において、移動方向に垂直な方向に関して印刷用紙の幅全体に亘って多数の吐出口を配列し、印刷用紙がヘッドの下方を一回通過するのみで(ワンパスにて)高速に印刷を行うタイプの装置も知られている。
なお、特許文献1では、印刷速度の変化によって表面に付着するトナーの厚さが変化する感光体ドラムを有するプリンタにおいて、感光体ドラムから余剰の乾式トナーを吸引回収するときの吸引量を印刷速度に基づいて制御することにより、印刷速度によらず所望の印刷濃度を維持する手法が開示されている。
特開2003−323011号公報
ところで、印刷用紙がヘッドの下方を一回通過するのみで印刷を行うインクジェット方式の印刷装置では、印刷動作に並行して元の画像データから描画データを生成する際に(いわゆる、RIP(Raster Image Processing)処理の際に)、印刷対象の画像の複数の部位において描画データの生成に要する時間が変動することがあり、これに合わせて印刷用紙の移動速度(搬送速度)を変化させることが行われる。この場合、各吐出口におけるインクの吐出動作の間隔が変化し、一のドットの描画におけるインクの吐出量が吐出動作の間隔に依存して変化してしまう。また、インクの吐出量は、印刷用紙の移動速度の変化による風圧の変動の影響により変わることもある。このように、印刷途上において印刷用紙の移動速度の変化によりインクの吐出量が変化すると、印刷用紙上の印刷画像の濃度が移動方向に不均一となり、印刷画像の質が低下してしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、印刷媒体の移動速度が変化する場合でも、印刷媒体上の印刷画像の濃度均一性を確保することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、インクジェット方式の印刷装置であって、吐出信号の入力によりインクの微小液滴を印刷媒体に向けて吐出する複数の吐出口が、所定の移動方向に垂直な幅方向に関して前記印刷媒体上の印刷領域の幅全体に亘って一定のピッチにて配列される吐出部と、前記印刷媒体を前記移動方向へと連続的に移動する移動機構と、前記印刷媒体の前記移動方向への移動速度を検出する速度検出部と、印刷途上において前記印刷媒体の前記移動速度が変化して、前記吐出部におけるインクの吐出動作の間隔が変化する際に、前記速度検出部からの出力値に基づいて前記吐出部に入力する前記吐出信号の電圧を変更することにより、一のサイズのドットを描画する場合における各吐出口からのインクの吐出量を、前記移動速度が変化する間およそ一定にする制御部とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の印刷装置であって、前記制御部が、前記速度検出部からの出力値と前記吐出信号の電圧との関係を示す変換テーブルを記憶する記憶部を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の印刷装置であって、前記吐出部が、それぞれが吐出口の配列を有するとともに、前記幅方向に配列される複数のヘッドを備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の印刷装置であって、前記制御部が、前記速度検出部からの出力値と前記吐出信号の電圧との関係を示す変換テーブルを、前記複数のヘッドのそれぞれに対して記憶する記憶部を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項2または4に記載の印刷装置であって、前記制御部が、前記各吐出口による一のドットの描画毎に、前記速度検出部からの実際の出力値を用いて前記変換テーブルを参照し、前記吐出信号の電圧を決定する。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷装置であって、前記吐出部と同様の構成であり、前記制御部による同様の制御が行われるもう1つの吐出部をさらに備え、前記吐出部から一の色のインクが吐出され、前記もう1つの吐出部から他の色のインクが吐出される。
請求項7に記載の発明は、インクの微小液滴を印刷媒体に向けて吐出する吐出部を用いる印刷方法であって、前記吐出部において、吐出信号の入力によりインクの微小液滴を印刷媒体に向けて吐出する複数の吐出口が、所定の移動方向に垂直な幅方向に関して前記印刷媒体上の印刷領域の幅全体に亘って一定のピッチにて配列されており、前記印刷方法が、a)前記印刷媒体を前記移動方向へと連続的に移動する工程と、b)前記a)工程に並行して前記吐出部からのインクの吐出制御を行う工程とを備え、前記b)工程において、前記印刷媒体の前記移動方向への移動速度が速度検出部にて検出され、印刷途上において前記印刷媒体の前記移動速度が変化して、前記吐出部におけるインクの吐出動作の間隔が変化する際に、前記速度検出部からの出力値に基づいて前記吐出部に入力する前記吐出信号の電圧を変更することにより、一のサイズのドットを描画する場合における各吐出口からのインクの吐出量が、前記移動速度が変化する間およそ一定にされる。
本発明によれば、印刷媒体の移動速度が変化する場合でも、印刷媒体上の印刷画像の濃度均一性を確保することができる。
また、請求項2の発明では、吐出信号の電圧の変更を容易に行うことができ、請求項3の発明では、複数の吐出口を印刷媒体上の印刷領域の幅全体に亘って容易に配列することができる。
また、請求項4の発明では、複数のヘッドに対する吐出信号の電圧の変更を容易に行うとともに、複数のヘッドにおけるインクの吐出量のばらつきを抑制することができ、請求項5の発明では、各吐出口からのインクの吐出量を精度よく一定にすることができ、請求項6の発明では、カラーの印刷画像の濃度均一性を確保することができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係るインクジェット方式の印刷装置1の構成を示す図である。印刷装置1は、印刷装置1の本体10および本体10に接続されるコンピュータ5を備える。本体10は、インクの微小液滴を印刷用紙9に向けて吐出するヘッドユニット2、ヘッドユニット2の下方(図1中の(−Z)側)にて図1中のY方向へと印刷用紙9を移動する紙送り機構3、並びに、ヘッドユニット2および紙送り機構3に接続される本体制御部4を備える。
紙送り機構3は、図示省略のモータに接続された2つのベルトローラ31、および、2つのベルトローラ31の間に掛けられたベルト32を有する。印刷用紙9は所定の幅の連続紙であるロール紙とされ、(+Y)側のベルトローラ31の上方に設けられたローラ33を介してベルト32上へと導かれて保持され、ベルト32と共にヘッドユニット2の下方を通過して(−Y)側へと移動する。また、紙送り機構3のベルトローラ31にはエンコーダ(図3参照)が設けられる。なお、紙送り機構3は、ローラのみの搬送機構等、他の構成により実現されてもよい。
ヘッドユニット2には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の色のインクをそれぞれ吐出する複数の吐出部21が設けられ、複数の吐出部21はY方向に配列される。図2は1つの吐出部21を示す底面図であり、図2では印刷用紙9のヘッドユニット2に対する移動方向(すなわち、Y方向)を縦向きに図示している。
図2に示すように、各吐出部21には複数のヘッド211がX方向に千鳥状に配列されており、各ヘッド211の底面には、複数の吐出口212が印刷用紙9の移動方向(Y方向)に垂直かつ印刷用紙9に沿う方向(図1中のX方向であり、印刷用紙9の幅に対応する方向であるため、以下、「幅方向」という。)に一定の吐出口ピッチにて配列形成される。ヘッド211には各吐出口212に対して圧電素子が設けられており、圧電素子を駆動することにより各吐出口212からインクの微小液滴が印刷用紙9に向けて吐出される。実際には、幅方向に関して互いに隣接する2つのヘッド211間の距離も精度よく調整されており、吐出部21に含まれる全ての吐出口212は幅方向に関して印刷用紙9上の印刷領域の幅全体に亘って一定のピッチにて並んでおり、印刷装置1ではワンパスにて高速な印刷が可能とされる。図2では、各ヘッド211に5個の吐出口212のみが図示されているが、実際には多数の吐出口212が配列形成される。また、ヘッド211はインクの加熱により微小液滴を吐出するタイプのものであってもよい。
図3は本体制御部4の構成を示すブロック図である。本体制御部4は、紙送り機構3の駆動制御を行う駆動機構制御部41、紙送り機構3のエンコーダ34からのエンコーダパルスが入力されるとともに各構成要素の動作のタイミングを制御するタイミング制御部42、インターフェイス(I/F)を介してコンピュータ5に接続される描画信号生成部43、吐出部21に接続されるヘッド制御部44、および、本体制御部4の全体制御を担う全体制御部45を備える。なお、図3では図示の便宜上1つの吐出部21のみを示しているが、実際には、ヘッド制御部44から複数の吐出部21に信号が入力される。以下、1つの吐出部21に着目して説明を行うが、他の吐出部21においても同様である。
本体制御部4における基本的な処理では、コンピュータ5から描画信号生成部43に描画データ(後述するように、元の画像データから生成されるラスタデータである。)が順次入力され、ヘッド制御部44において吐出部21の各吐出口212に対して設けられるレジスタに、描画信号生成部43により描画データに基づいてインクの吐出の要否を指示する値(描画信号の値)が入力される。ヘッド制御部44では、各吐出口212に対応するレジスタにドットの描画を指示する値が入力されている場合には当該吐出口212に対して吐出信号が生成され、ドットの非描画を指示する値が入力されている場合には当該吐出口212に対して非吐出信号が生成され、複数の吐出口212に対する吐出信号および非吐出信号の集合が駆動信号として吐出部21へと入力される。
これにより、対応するレジスタにドットの描画を指示する値が入力されていた吐出口212ではインクの微小液滴の吐出が行われ、ドットの非描画を指示する値が入力されていた吐出口212では非描画時の動作(例えば、吐出口212から微小液滴が吐出されない程度の微小な振動運動)が行われる。すなわち、吐出部21の複数の吐出口212では、描画データに基づく駆動信号の入力により、インクの吐出または非描画時の動作のいずれかのインクの吐出に係る動作が行われる。
図4は、吐出信号の一例を示す図である。吐出信号は、例えば時間的な長さT1が100マイクロ秒(μs)とされる所定の形状の波形信号であり、ヘッド211に対して予め定められたものである。印刷装置1における理想的な印刷動作では、所定の定常速度にて印刷用紙9が吐出部21に対して連続的に移動しつつ、吐出部21に時間T1の周期(以下、「基本周期」という。)にて駆動信号が順次入力されて複数の吐出口212から印刷用紙9へのインクの吐出に係る動作が行われ、印刷用紙9上に所定の解像度(印刷用紙9の移動方向および幅方向のそれぞれにおける、単位距離当たりのドット数であり、例えば、dpi(dot per inch)にて表される。)にて画像が印刷される。換言すれば、定常速度にて連続的に移動する印刷用紙9が、移動方向の解像度から導かれる距離(この解像度での印刷後の画像において、印刷用紙9の移動方向に互いに隣接する2つのドット間の最小距離であり、以下、「設定距離」という。)だけ移動する毎に、複数の吐出口212にてインクの吐出に係る動作が行われる。
図5は、図3のヘッド制御部44における濃度補正部441の構成を示すブロック図である。濃度補正部441は吐出信号を生成するものであり、本実施の形態では、複数のヘッド211に対して個別に設けられる(すなわち、n個のヘッド211に対してn個の濃度補正部441が設けられる。)。図5に示すように、濃度補正部441は、エンコーダ34からの隣接する2つのエンコーダパルス間の期間(以下、「エンコーダパルス期間」という。)にて本体制御部4が有するクロック発生器461からの一定の周期のシステムクロックをカウント(計数)するカウンタ442、変換テーブルメモリ4431を有するとともにカウンタ442からのカウント値に基づいて吐出信号の電圧値を決定する電圧値決定部443、第1および第2D/Aコンバータ445,444、並びに、濃度補正部441の各構成要素の動作のタイミングを調整するタイミング発生器446を備える。濃度補正部441における吐出信号の生成に係る動作については後述する。
図6は、印刷装置1が印刷用紙9上に印刷を行う動作の流れを示す図である。印刷装置1では、まず、図3の駆動機構制御部41が紙送り機構3を駆動することにより印刷用紙9の移動が開始され(ステップS11)、印刷用紙9の移動速度が定常速度となった後に、本体制御部4では、吐出信号の電圧を(必要に応じて)変更しつつ吐出部21からのインクの吐出制御が行われる(ステップS12)。
図7は、吐出信号の電圧変更処理の流れを示す図であり、図6のステップS12におけるインクの吐出制御の一部として行われる動作を示している。吐出信号の電圧変更処理では、まず、図5の濃度補正部441のカウンタ442にてエンコーダパルス期間におけるシステムクロックがカウントされることにより、ロール紙である印刷用紙9のヘッドユニット2の下方の部分のほぼ現在の移動速度(ここでは定常速度)が実質的に検出される。このように、エンコーダ34およびカウンタ442が印刷用紙9の移動方向への移動速度を検出する速度検出部となっており、カウンタ442にエンコーダパルスが入力される毎に、直前のエンコーダパルス期間(すなわち、当該エンコーダパルスを終点とするエンコーダパルス期間)におけるシステムクロックのカウント値が電圧値決定部443に出力されて一時的に記憶される。実際には、電圧値決定部443にて記憶されるカウント値は、カウンタ442にエンコーダパルスが入力される毎に更新される。
図8は、カウンタ442におけるエンコーダパルス期間のカウント値と吐出信号の生成に用いる基準電圧値(リファレンス電圧値)との関係を示す図である。図5の電圧値決定部443が有する変換テーブルメモリ4431には、カウンタ442からのカウント値と吐出信号の生成に用いる基準電圧値(後述するように、第1D/Aコンバータ445に入力される基準電圧の値となる。)との関係を示す図8の変換テーブル81が記憶されており、タイミング発生器446が電圧値決定部443にタイミング信号を入力することにより、カウンタ442からの最新のカウント値を用いて変換テーブル81が参照されて、吐出信号の生成に用いる基準電圧値(以下、「設定基準電圧値」という。)が決定され、第2D/Aコンバータ444に出力される(ステップS121)。実際には、変換テーブル81では基準電圧値が8bitの値(0〜255のレベル値)にて表されており、設定基準電圧値を示す8bitの値が第2D/Aコンバータ444に出力される。なお、変換テーブル81の詳細については後述する。
第2D/Aコンバータ444には、変換テーブル81における8bitにて表される値の最大値255に対応する電圧が電圧源462から入力されており、第2D/Aコンバータ444にて電圧値決定部443からの値に対応する電圧(すなわち、設定基準電圧値となる電圧)が生成されて、電流増幅用バッファ447を介して第1D/Aコンバータ445に基準電圧として入力される。
第1D/Aコンバータ445には、図4の吐出信号の形状を示すとともに、電圧値の比が8bitの値にて表される波形データ(図5中にて符号A1を付す矢印にて示す。)も入力され、タイミング発生器446からのタイミング信号の入力により、波形データにおける8bitにて表される値の最大値255を設定基準電圧値として、波形信号である吐出信号が生成される。図5では、吐出信号を符号A2を付す矢印にて示している。
図9は吐出信号を示す図である。ここでは、図9中にて符号L1を付す実線にて示す吐出信号(定常速度時の吐出信号)が生成され、図3のヘッド制御部44では、各吐出口212に対応するレジスタにドットの描画を指示する値が入力されている場合には、吐出部21の当該吐出口212に対する圧電素子に吐出信号が入力され、ドットの非描画を指示する値が入力されている場合には当該吐出口212に対して所定の非吐出信号が入力される。このようにして、吐出部21に駆動信号が入力されることにより、複数の吐出口212にてインクの吐出に係る動作が行われる(ステップS122)。
実際には、図5のタイミング発生器446においてもクロック発生器461からのシステムクロックがカウントされており、直前のエンコーダパルス期間のカウント値に、設定距離αとエンコーダパルス期間に相当する距離βとの比(α/β)を乗じた値に基づいて印刷用紙9の(およそ)設定距離分の移動が検出される毎に、電圧値決定部443、第2D/Aコンバータ444および第1D/Aコンバータ445にタイミング信号が入力される。したがって、濃度補正部441における上記ステップS121,S122の処理は、印刷用紙9が設定距離だけ移動する毎に繰り返される(ステップS123)。これにより、各吐出口212による一のドットの描画毎に、カウンタ442からの実際のカウント値(すなわち、最新のカウント値)を用いて変換テーブル81が参照され、吐出信号の電圧が決定されることとなる。
本実施の形態における印刷動作では、ロール紙である印刷用紙9が紙送り機構3により連続的に移動しつつ印刷が行われ、デジタル印刷機である印刷装置1では、印刷動作に並行して、ラスタデータである描画データを元の画像データから生成する処理(いわゆる、RIP(Raster Image Processing)処理)が図3のコンピュータ5により行われる。このとき、印刷対象の画像の複数の部位において、描画データ(の部分)の生成に要する時間がその内容等に依存して相違することがあり、いずれかの色成分においてコンピュータ5から描画信号生成部43への描画データの転送速度が、ヘッド制御部44から吐出部21への基本周期での駆動信号の転送速度よりも遅い場合には(すなわち、画像の1ライン分に相当するデータの描画信号生成部43への転送に要する時間が基本周期よりも長い場合には)、全体制御部45が駆動機構制御部41を制御することにより、印刷用紙9のヘッド211に対する移動速度を連続的に(漸次)変化させて定常速度よりも遅くすることが行われる。
また、これに伴って、エンコーダパルス期間におけるシステムクロックのカウント値が変動し、図8の変換テーブル81に基づいて決定される設定基準電圧値も変化して、吐出部21に入力される実際の吐出信号の電圧が変化する(ステップS121,S122)。
ここで、図8の変換テーブル81について述べる。既述のように、変換テーブル81はカウンタ442からのカウント値と吐出信号の生成に用いる基準電圧値との関係を示すものであり、電圧値決定部443がカウンタ442からの最新のカウント値を用いて変換テーブル81を参照することにより、吐出信号の生成に用いる基準電圧の値が決定される。印刷装置1では、エンコーダパルス期間におけるシステムクロックのカウント値が1000の場合にて印刷用紙9が設定距離だけ移動する時間が基本周期と一致しており、カウンタ442からのカウント値が大きくなるに従って印刷用紙9が設定距離だけ移動する時間が長くなり(すなわち、移動速度が遅くなり)、吐出部21におけるインクの吐出に係る動作の時間的な間隔(駆動信号の入力間隔であり、以下、「駆動間隔」という。)が長くなる。
本実施の形態におけるヘッド211では、吐出部21における駆動間隔がカウンタ442からのカウント値2000に対応する間隔(すなわち、カウント値2000に、設定距離αとエンコーダパルス期間に相当する距離βとの比(α/β)を乗じた値に相当する時間であり、基本周期の2倍の時間)となる場合に、基本周期(すなわち、カウント値1000に対応する時間)の場合よりも1つのドットの描画の際のインクの吐出量が多くなり、吐出部21における駆動間隔がカウント値3000に対応する間隔、すなわち、基本周期の3倍の時間となる場合に、基本周期の場合よりもインクの吐出量が多く、かつ、カウント値2000に対応する間隔の場合よりもインクの吐出量が少なくなる。また、吐出部21における駆動間隔がカウント値4000に対応する間隔となる場合に、基本周期の場合よりもインクの吐出量が多くなり、カウント値2000および3000に対応する間隔の場合よりもインクの吐出量が少なくなる。
ここで、ヘッド211では、1つのドットの描画の際のインクの吐出量は吐出信号の電圧が高いほど増大する。したがって、図8の変換テーブル81では、カウンタ442からのカウント値が2000となる場合に、1000の場合よりも基準電圧値が低くされ(インクの吐出量が少なくなる。)、カウンタ442からのカウント値が3000となる場合に、基準電圧値が1000の場合よりも低くされ、かつ、2000の場合よりも高くされる(インクの吐出量が多くなる)。また、カウンタ442からのカウント値が4000となる場合に、基準電圧値が1000の場合よりも低くされ、かつ、2000および3000の場合よりも高くされる。さらに、変換テーブル81では、カウント値が1000と2000との間、2000と3000との間、および、3000と4000との間が適宜補間されている。その結果、変換テーブル81は、カウンタ442にて実際に取り得るカウント値の範囲において、一のドットを描画する場合における各吐出口212からのインクの吐出量をおよそ一定とする基準電圧値を示すものとなっている。図9では、カウント値1000、2000、3000に対応する吐出信号をそれぞれ線L1〜L3にて示している。
よって、電圧値決定部443がカウンタ442における実際のカウント値を用いて変換テーブル81を参照することにより、印刷用紙9が定常速度にて移動する間、印刷用紙9の移動速度が定常速度から他の速度に変化する間、印刷用紙9が当該他の速度にて移動する間の全てにおいて、各吐出口212からのインクの吐出量がおよそ一定にされることとなる。実際には、複数のヘッド211に対して変換テーブル81が個別に準備されることにより、吐出部21の全てのヘッド211にてドットの描画が指示された吐出口212からのインクの吐出量がおよそ一定とされる。
なお、図8の変換テーブル81は一例に過ぎず、ヘッド211の種類や波形データが示す形状等によっては、カウンタ値と基準電圧値との関係は相違する。変換テーブルは、好ましくは、印刷用紙9の移動速度(または吐出部21における駆動間隔)とインクの吐出量(または印刷用紙9上の濃度)との関係を実験にて取得することにより生成され、コンピュータ5を介して変換テーブルメモリ4431に書き込まれる。
印刷装置1では、印刷用紙9の連続的な移動に並行して、上記のように吐出部21からのインクの吐出制御が行われ、印刷対象の画像の全体が印刷用紙9上に印刷されると、インクの吐出制御が終了するとともに(ステップS123)、印刷用紙9の移動が停止され、印刷装置1における印刷動作が終了する(図6:ステップS13)。
以上に説明したように、図1の印刷装置1では、印刷途上において印刷用紙9の移動速度が連続的に変化して、吐出部21におけるインクの吐出動作の間隔(すなわち、駆動信号の入力間隔)が変化する際に、カウンタ442からの出力値であるカウント値に基づいて吐出部21に入力する吐出信号の電圧をリアルタイムに変更することにより、1つのドットを描画する場合における各吐出口212からのインクの吐出量が、移動速度が変化する間およそ一定にされる。これにより、印刷用紙9の移動速度が変化する場合でも、印刷用紙9上の印刷画像の濃度均一性を確保する(正確には、一様な濃度の画像を印刷する際の移動方向における濃度分布を一定にする)ことができ、印刷画像の質の低下を防止することができる。
ところで、それぞれが吐出口の配列(幅方向に並ぶ複数の吐出口の配列)を有する複数のヘッドが印刷用紙の幅全体に亘って並べられる比較例の印刷装置を想定した場合に、比較例の印刷装置において、印刷用紙が所定の定常速度にて移動する状態にて複数のヘッドからのインクの吐出量を一定に合わせたとしても、印刷用紙の移動速度の変化に伴って複数のヘッドからのインクの吐出量がばらついてしまうことがある。この場合、印刷用紙上の印刷画像において、幅方向に関して、隣接するヘッド間の境界に対応する位置にて濃度が変化して、移動方向に伸びる縦スジが発生してしまう。
これに対し、印刷装置1では、複数のヘッド211のそれぞれに対して、カウンタ442からのカウント値と吐出信号の電圧との関係を示す個別の変換テーブル81が準備されることにより、複数のヘッド211に対する吐出信号の電圧の変更を容易に行うとともに、複数のヘッド211におけるインクの吐出量のばらつき(特に、印刷用紙9の移動速度の変化により生じるばらつき)を抑制することができ、その結果、複数のヘッド211間における印刷濃度の相違を低減することができ、印刷画像において移動方向に伸びる縦スジが発生することを防止することができる。
また、濃度補正部441では、一のドットの描画毎に設定基準電圧値が取得されることにより、図9に示すように全体の電圧値が同じ割合でシフトする好ましい吐出信号を生成することが可能となる。なお、一の吐出信号の生成途上に第1D/Aコンバータ445に入力される基準電圧が変化して、吐出信号の形状が乱れることが許容される場合には、印刷装置1においてエンコーダパルスの発生毎に設定基準電圧値が取得されてもよい。
印刷装置1では、複数の濃度補正部441の変換テーブルメモリ4431の集合(物理的に1つのメモリにて構築されてもよい。)により、複数のヘッド211のそれぞれに対して変換テーブル81を記憶する記憶部が構成されるが、特性のばらつきが極めて少ないヘッド211が用いられる場合には、各吐出部21の全てのヘッド211に対して電流増幅率の高い電流増幅用バッファ447を有する1つの濃度補正部441のみが設けられてもよい。この場合、当該濃度補正部441の変換テーブルメモリ4431にて記憶される変換テーブルを参照することにより設定基準電圧値が決定されて、同じ基準電圧にて生成される吐出信号が複数のヘッド211に入力される。また、印刷装置1の設計によっては、複数のヘッド211にそれぞれ対応する複数の第1D/Aコンバータ445が設けられ、第1D/Aコンバータ445を除く濃度補正部441の各構成要素は1つのみ設けられてもよい。
以上の説明では、吐出部21の各吐出口212において印刷用紙9上に描画されるドットのサイズが一定であるものとして説明したが、ヘッド211では、複数サイズのドットの描画が可能とされてもよい。この場合も、印刷途上において印刷用紙9の移動速度が変化して、吐出部21における駆動間隔が変化する際に、印刷用紙9の移動速度を示すカウンタ442からのカウント値に基づいて設定基準電圧値が決定される。
ここで、印刷装置1では、複数サイズのドットの描画にそれぞれ対応する複数種類の吐出信号は、例えば、基本となる吐出信号を所定のアルゴリズムにてリアルタイムに修正することにより生成される。この場合、濃度補正部441では基本となる吐出信号の生成に用いる基準電圧を設定基準電圧値に合わせることにより、一のサイズのドットを描画する場合における各吐出口212からのインクの吐出量を、印刷用紙9の移動速度が変化する間およそ一定にすることが可能となる。その結果、複数サイズのドットの描画が可能とされる吐出部21を有する印刷装置1においても、印刷用紙9上の印刷画像の濃度均一性を確保することができる。もちろん、印刷装置1にて、複数サイズのドットの描画に用いられる複数種類の吐出信号をそれぞれ生成する複数の濃度補正部441が設けられてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
印刷装置1では、印刷動作の開始時に、定常速度よりも遅い速度にて印刷を行って印刷用紙9上の画像の品質が操作者により確認され(いわゆる、印字品質チェック)、品質が許容範囲内にあると判断される場合に、印刷用紙9の移動速度が定常速度に変更(増大)されてもよい。このような場合でも、印字品質チェック時の印刷濃度と定常速度での印刷時の印刷濃度とを等しくすることができ、印字品質チェックを精度よく行うとともに、印字品質チェック時に印刷が行われた部分が無駄になる(損紙が発生する)ことを防止することができる。
通常、エンコーダパルス期間における印刷用紙9の移動速度の変化は僅かであるため、印刷装置1では、所定個数(例えば、2〜5個)前のエンコーダパルス期間のカウント値に基づいて設定基準電圧値が決定されてもよい。また、印刷用紙9が設定距離の数倍(例えば、2〜10倍)だけ移動する毎に設定基準電圧値が変更されてもよい。これらのいずれの場合であっても、一のサイズのドットを描画する場合における各吐出口212からのインクの吐出量が、移動速度が変化する間およそ一定になると捉えられる。ただし、各吐出口212からのインクの吐出量を精度よく一定にするには、各吐出口212による一のドットの描画毎に、カウンタ442からの実際のカウンタ値(すなわち、最新のカウンタ値)を用いて変換テーブル81を参照して、吐出信号の電圧が変更されることが好ましい。
上記実施の形態では、インクの吐出量を変更する際に、第1D/Aコンバータ445に入力する基準電圧の変更により、吐出信号の全体の電圧が変更されるが、各吐出口212から吐出されるインクの吐出量が変更可能であるならば、吐出信号の一部における電圧のみが変更されてもよい。
また、図2の吐出部21では、それぞれが吐出口212の配列を有する複数のヘッド211が幅方向に配列されることにより、複数の吐出口を印刷用紙9上の印刷領域の幅全体に亘って配列することが容易に実現されるが、印刷装置1の設計によっては、多数の吐出口が幅方向に配列形成される1つのヘッドにより吐出部21が構成されてもよい。また、幅方向に関して一のヘッド211の隣接する吐出口212間を他のヘッド211の吐出口212が補間するようにして、複数のヘッド211が移動方向にも並べられ、幅方向に関して複数の吐出口が微小なピッチにて配列されてもよい。
印刷装置1では、C、M、Y、K以外に、例えばライトシアンやライトマゼンタ等の他の色のインクを吐出する吐出部が設けられてもよい。それぞれが同様の構成であり、本体制御部4により同様の制御が行われる複数の吐出部21が設けられる印刷装置1では、当該複数の吐出部21から互いに異なる色のインクを吐出することにより、カラーの印刷画像の濃度均一性を確保することが可能となる。
印刷装置1における印刷媒体はロール紙以外の他の印刷用紙やフィルム等であってもよい。
印刷装置の構成を示す図である。 吐出部を示す底面図である。 本体制御部の構成を示すブロック図である。 吐出信号を示す図である。 濃度補正部の構成を示すブロック図である。 印刷装置が印刷用紙上に印刷を行う動作の流れを示す図である。 吐出信号の電圧変更処理の流れを示す図である。 カウント値と基準電圧値との関係を示す図である。 吐出信号を示す図である。
符号の説明
1 印刷装置
3 紙送り機構
4 本体制御部
9 印刷用紙
21 吐出部
34 エンコーダ
81 変換テーブル
211 ヘッド
212 吐出口
442 カウンタ
4431 変換テーブルメモリ
L1〜L3 (吐出信号を示す)線
S11〜S13 ステップ

Claims (7)

  1. インクジェット方式の印刷装置であって、
    吐出信号の入力によりインクの微小液滴を印刷媒体に向けて吐出する複数の吐出口が、所定の移動方向に垂直な幅方向に関して前記印刷媒体上の印刷領域の幅全体に亘って一定のピッチにて配列される吐出部と、
    前記印刷媒体を前記移動方向へと連続的に移動する移動機構と、
    前記印刷媒体の前記移動方向への移動速度を検出する速度検出部と、
    印刷途上において前記印刷媒体の前記移動速度が変化して、前記吐出部におけるインクの吐出動作の間隔が変化する際に、前記速度検出部からの出力値に基づいて前記吐出部に入力する前記吐出信号の電圧を変更することにより、一のサイズのドットを描画する場合における各吐出口からのインクの吐出量を、前記移動速度が変化する間およそ一定にする制御部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記制御部が、前記速度検出部からの出力値と前記吐出信号の電圧との関係を示す変換テーブルを記憶する記憶部を備えることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記吐出部が、それぞれが吐出口の配列を有するとともに、前記幅方向に配列される複数のヘッドを備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置であって、
    前記制御部が、前記速度検出部からの出力値と前記吐出信号の電圧との関係を示す変換テーブルを、前記複数のヘッドのそれぞれに対して記憶する記憶部を備えることを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項2または4に記載の印刷装置であって、
    前記制御部が、前記各吐出口による一のドットの描画毎に、前記速度検出部からの実際の出力値を用いて前記変換テーブルを参照し、前記吐出信号の電圧を決定することを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記吐出部と同様の構成であり、前記制御部による同様の制御が行われるもう1つの吐出部をさらに備え、
    前記吐出部から一の色のインクが吐出され、前記もう1つの吐出部から他の色のインクが吐出されることを特徴とする印刷装置。
  7. インクの微小液滴を印刷媒体に向けて吐出する吐出部を用いる印刷方法であって、
    前記吐出部において、吐出信号の入力によりインクの微小液滴を印刷媒体に向けて吐出する複数の吐出口が、所定の移動方向に垂直な幅方向に関して前記印刷媒体上の印刷領域の幅全体に亘って一定のピッチにて配列されており、
    前記印刷方法が、
    a)前記印刷媒体を前記移動方向へと連続的に移動する工程と、
    b)前記a)工程に並行して前記吐出部からのインクの吐出制御を行う工程と、
    を備え、
    前記b)工程において、前記印刷媒体の前記移動方向への移動速度が速度検出部にて検出され、印刷途上において前記印刷媒体の前記移動速度が変化して、前記吐出部におけるインクの吐出動作の間隔が変化する際に、前記速度検出部からの出力値に基づいて前記吐出部に入力する前記吐出信号の電圧を変更することにより、一のサイズのドットを描画する場合における各吐出口からのインクの吐出量が、前記移動速度が変化する間およそ一定にされることを特徴とする印刷方法。
JP2008201743A 2008-08-05 2008-08-05 印刷装置および印刷方法 Pending JP2010036447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201743A JP2010036447A (ja) 2008-08-05 2008-08-05 印刷装置および印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201743A JP2010036447A (ja) 2008-08-05 2008-08-05 印刷装置および印刷方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010036447A true JP2010036447A (ja) 2010-02-18

Family

ID=42009492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008201743A Pending JP2010036447A (ja) 2008-08-05 2008-08-05 印刷装置および印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010036447A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255525A (ja) * 2010-06-04 2011-12-22 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd 輪転機版掛け間違い防止方法及び装置
US20120050363A1 (en) * 2010-08-27 2012-03-01 Kanji Nagashima Inkjet recording apparatus and method
CN103182837A (zh) * 2011-12-30 2013-07-03 北大方正集团有限公司 一种适用于间歇式印刷设备的多色套印的控制方法与装置
US11642902B2 (en) 2021-01-29 2023-05-09 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and printing method
JP7434927B2 (ja) 2020-01-23 2024-02-21 セイコーエプソン株式会社 液体吐出方法、駆動パルス決定プログラム、および、液体吐出装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08230190A (ja) * 1995-02-23 1996-09-10 Canon Inc 記録ヘッド補正方法及びその装置及びその装置によって補正された記録ヘッド及びその記録ヘッドを用いた記録装置
JP2003211770A (ja) * 2002-01-18 2003-07-29 Hitachi Printing Solutions Ltd カラー画像記録装置
JP2006239861A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Sii Printek Inc インクジェットプリンタ装置
JP2007069364A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷方法および印刷装置
JP2007090642A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP2008155421A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Seiko Epson Corp 液体吐出装置および液体吐出方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08230190A (ja) * 1995-02-23 1996-09-10 Canon Inc 記録ヘッド補正方法及びその装置及びその装置によって補正された記録ヘッド及びその記録ヘッドを用いた記録装置
JP2003211770A (ja) * 2002-01-18 2003-07-29 Hitachi Printing Solutions Ltd カラー画像記録装置
JP2006239861A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Sii Printek Inc インクジェットプリンタ装置
JP2007069364A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷方法および印刷装置
JP2007090642A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP2008155421A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Seiko Epson Corp 液体吐出装置および液体吐出方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255525A (ja) * 2010-06-04 2011-12-22 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd 輪転機版掛け間違い防止方法及び装置
US20120050363A1 (en) * 2010-08-27 2012-03-01 Kanji Nagashima Inkjet recording apparatus and method
JP2012045836A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及び方法
CN102381028A (zh) * 2010-08-27 2012-03-21 富士胶片株式会社 喷墨记录设备和方法
US8851600B2 (en) 2010-08-27 2014-10-07 Fujifilm Corporation Inkjet recording apparatus and method
CN102381028B (zh) * 2010-08-27 2015-07-15 富士胶片株式会社 喷墨记录设备和方法
CN103182837A (zh) * 2011-12-30 2013-07-03 北大方正集团有限公司 一种适用于间歇式印刷设备的多色套印的控制方法与装置
WO2013097776A1 (zh) * 2011-12-30 2013-07-04 北大方正集团有限公司 一种适用于间歇式印刷设备的多色套印的控制方法与装置
US8998359B2 (en) 2011-12-30 2015-04-07 Peking University Founder Group Co., Ltd. Method and apparatus for controlling multicolor overprint of intermittent print device
JP7434927B2 (ja) 2020-01-23 2024-02-21 セイコーエプソン株式会社 液体吐出方法、駆動パルス決定プログラム、および、液体吐出装置
US11642902B2 (en) 2021-01-29 2023-05-09 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and printing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9895893B2 (en) Printer and printing method
JP6878818B2 (ja) インクジェット装置及びインクジェット装置の濃度調整方法
JP5381530B2 (ja) 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
US7407244B2 (en) Printing method and printing apparatus
JP2010036447A (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2009018534A (ja) インクジェット記録装置
JP2008296506A (ja) 記録装置
US9616658B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP4185738B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
US20110157268A1 (en) Printing apparatus, printing method, program and printing system
JP2010173150A (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP2010173148A (ja) 画像形成装置およびプログラム
US8313158B2 (en) Printing apparatus and method of controlling printing apparatus
JP4539182B2 (ja) 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、及び、印刷方法
JP2020019201A (ja) 画像記録装置
JP6289010B2 (ja) インクジェットプリンタ、及び、吐出制御装置
JP2019181893A (ja) インクジェット記録装置及び記録方法
JP7251274B2 (ja) 液体吐出装置
JP5853474B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6031794B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2023127020A (ja) 記録装置、及び、記録方法
JP2020023076A (ja) 記録装置及びその記録方法
JP2022182540A (ja) 記録装置及び記録方法
JP2013169750A (ja) 印刷装置及び印刷装置の制御方法
JP2014087964A (ja) 印刷装置及び印刷装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130716

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131202