JP5179151B2 - 印字装置及び印字方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カラーインクを吐出する印字ヘッドと印字媒体とを主走査方向と副走査方向に相対移動させ、印字媒体の表面にカラー画像を印刷する印字装置及び印字方法に関する。
インクジェット式のプリンタは、プリントヘッドから印刷用紙等にインクを吐出して印刷を行うものであり、数色のインクを複数の印字ヘッドから吐出するタイプのカラープリンタが一般に広く普及し、特にコンピュータが処理した画像等を多色で印刷するのに多く用いられている。
図10(A)に示すように、ヘッド部16に、主走査方向に重なるように並列状に配列された異なる色のインクを吐出する4つの印字ヘッド30の並びがKCMYのように左右対称でない場合の印字では、ヘッド部16が右方向に移動して用紙の1列目に印字する場合には、インクの色重ね順が下からYMCKとなる。また、ヘッド部16が左方向に移動して、印字媒体10の2列目に印字する場合には、インクの色重ね順が下からKCMYとなる。ここでKCMYは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のことである。3列目は、YMCKの色重ね順となる。
ヘッド部16の印字ヘッド30の配列が、図10(B)に示すようにKCYMの場合には、双方向の印字では、用紙の1列目と3列目は、MYCKの色重ね順で印字され、2列目は、KCYMの色重ね順で印字されることになる。水性のインクなどを印字する場合は特にその重なりの差が印字ムラになることが知られている。片方向だけに走査する印字であればその影響はないのであるが、双方向に走査する印字ではインクの重なりによる色の差が目立つと印字ムラが起こり、上下のラインで色が微妙に違ってみえてしまうということになりインクを使用した印字結果に悪影響がある。特に水性の印字では、Yが最初に印字されるか後に印字されるかで、混色によるべた塗の印字などにおいてその違いがおきやすく、そのため印字ムラが生じやすい。その対策として、印字ヘッドを左右対称に配置したりして印字する技術などが多数提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2001−232826号公報 特開平11−320926号公報
しかし、印字ヘッドを左右対称に配置するには同じ色の印字ヘッドを複数用意する必要がありコスト高となる。
また印字ムラ以外にもバンドの繋ぎ目の部分がスジ状に出てしまう現象も印字に際しては起こる。その要因は、印字装置の用紙の搬送精度等の機械的誤差の問題やヘッドの取り付け位置の微妙なズレ、ヘッドから吐出されるインクの印字位置の僅かなズレ、印字データの問題などさまざまな複合的要因に影響されることが考えられる。しかしながら、ヘッドの走査方向にスジが出るということを考えると、用紙が搬送された後に印字ヘッドがヘッドの走査方向に移動しある印字幅分の印字を行っている点に原因があると考えられる。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、主走査方向に複数並んで配置され、それぞれ異なる色のインクを吐出し、それぞれ主走査方向と直交する副走査方向に多数のノズルが1列状または複数列状に形成された印字ヘッドを搭載したヘッド部を印字媒体に対して前記主走査方向及びこれと直交する副走査方向に相対的に駆動するとともに、前記印字媒体の各ドット形成位置に前記印字ヘッドの各色のノズルから吐出されたインク滴を重ね合わせてカラー画像を形成する印字装置において、前記印字媒体の各バンド領域に複数回の走査で画像が完成するカラー印字データを印字するようにし、印字対象のバンド領域において、最初に特定色の印字データを印字し、当該最初に印字された特定色の印字データの上に、特定色以外の印字を重ねて印字すると同時に、当該バンド領域の次のバンド領域に特定色の印字データを最初に印字するようにし、前記特定色が、イエロー(Y)又はマゼンタ・イエロー(MY)であり、前記複数の各色の印字ヘッドは、一方向の走査方向に対して、イエロー(Y)の印字ヘッド又はマゼンタ・イエロー(MY)の印字ヘッドが先頭になるように配列され、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色以外の印字データに、該印字データの端部のドットが主走査方向に連続して並ばないようにするためのドットが削除された変形データ部を設け、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色の印字データに、該印字データの端部のドットが削除された変形データ部を設け、印字媒体のバンド領域に最初に印字した特定色の前記変形データ部に重ねて特定色以外の前記変形データ部を印字するようにし、前記特定色の印字データ及び特定色以外の印字データに設けられた変形データ部の削除されたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたものである。
また本発明は、主走査方向に複数並んで配置され、それぞれ異なる色のインクを吐出し、それぞれ主走査方向と直交する副走査方向に多数のノズルが1列状または複数列状に形成された印字ヘッドを搭載したヘッド部を印字媒体に対して前記主走査方向及びこれと直交する副走査方向に相対的に駆動するとともに、前記印字媒体の各ドット形成位置に前記印字ヘッドの各色のノズルから吐出されたインク滴を重ね合わせてカラー画像を形成する印字方法において、前記印字媒体の各バンド領域に複数回の走査で画像が完成するカラー印字データを印字するようにし、印字対象のバンド領域において、最初に特定色の印字データを印字し、当該最初に印字された特定色の印字データの上に、特定色以外の印字を重ねて印字すると同時に、当該バンド領域の次のバンド領域に特定色の印字データを最初に印字するようにし、前記特定色が、イエロー(Y)又はマゼンタ・イエロー(MY)であり、前記複数の各色の印字ヘッドは、一方向の走査方向に対して、イエロー(Y)の印字ヘッド又はマゼンタ・イエロー(MY)の印字ヘッドが先頭になるように配列され、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色以外の印字データに、該印字データの端部のドットが主走査方向に連続して並ばないようにするためのドットが削除された変形データ部を設け、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色の印字データに、該印字データの端部のドットが削除された変形データ部を設け、印字媒体のバンド領域に最初に印字した特定色の前記変形データ部に重ねて特定色以外の前記変形データ部を印字するようにし、前記特定色の印字データ及び特定色以外の印字データに設けられた変形データ部の削除されたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたものである。
また本発明は、前記特定色以外の印字データの変形データ部が凹凸部を形成するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする。
また本発明は、前記特定色の印字データの変形データ部が所定の印字率に設定された矩形のデータ部であることを特徴とするものである。
本発明は、混色印字において、必ずイエロー(Y)あるいはマゼンタ・イエロー(MY)などの特定色の印字が下となる色重ね順の印字となるので、双方向印字におけるインク色の重なりによる印字結果の差が少なくなるので色ムラに対する印字結果が良くなる。また、印字データに変形データ部を生成する変形データ生成手段を設けたのでバンドの繋ぎ目の印字に対してもスジの発生防止に対して有効となり、色重ね順との相乗効果により非常に良好な印字結果が得られる。
以下に本発明の第一の実施形態の構成を添付した図1と図4を参照して詳細に説明する。
図4は、本発明に係る印字装置の概略全体構成を示している。インクジェットプリンタ2は、コンピュータ回路を含むコントローラ4によって制御され、該コントローラ4はコネクタ6を介して外部のコンピュータ8に接続されている。コントローラ4には、印字用データの搬送方向前後の端部の変換処理を行うプログラムが組み込まれている。コンピュータ8は、印刷出力すべき画像データをプリンタ2に実装されたコントローラ4に送信する。コントローラ4は、入力された画像データを、色変換処理、階調処理等によって、ビットマップデータに変換し、ビットマップメモリに記憶する。コントローラ4は、受信したデータの解析を行い、プリンタ2の駆動部を制御する。プリンタ2は、紙送りモータによってロール紙などの印字媒体10を矢方向Bに搬送する副走査送り機構と、キャリッジモータによってキャリッジ12を、駆動ローラ14の軸方向に往復動させる主走査送り機構とを有している。
ここで、副走査送り機構による印字媒体10の送り方向Bを副走査方向と言い、主走査送り機構によるキャリッジ12の移動方向Aを主走査方向という。なお、印字という用語は、単なる文字を書くという意味ではなく、画像、記号等を含む広い概念で使用している。キャリッジ12にはヘッド部16が連結されている。ヘッド部16は、主走査方向に並び、異なる色のインクを吐出する複数の印字ヘッド30を搭載している。本実施形態では、図1に示すように、左から主走査方向に、各色のブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを吐出する印字ヘッド30がKCMYの順で並んでいる。前記キャリッジ12は、ベルト駆動ローラ18,20に掛け渡されたヘッド駆動用ベルト22によって、Y軸レール(図示省略)に沿って主走査方向Aに往復駆動される。印字媒体10は、駆動ローラ14及びピンチローラ24によって副走査方向に駆動され、プラテン26上を摺動する。印字媒体10としては、通常ロール紙が使用される。キャリッジ12の位置は、ヘッド部16に設けられたセンサとこれに対向するように設けられたリニアスケール28とからなるリニアエンコーダからのタイミングフェンス信号によって検出される。
上記した構成において、印字動作がスタートすると、コントローラ4の制御により、キャリッジ12は、Y軸レールに沿って主走査方向に往復駆動され、ヘッド部16に搭載された4色の印字ヘッド30のノズルからインク滴を吐出させる。ヘッド部16が主走査方向の末端に達すると、コントローラ4は、印字媒体10を副走査方向Bに所定ピッチだけ移動させて、次の主走査方向の印字動作を実行する。上記プリンタ2、コントローラ4及びコンピュータ8は、全体として印字装置を構成する。
コンピュータ8は、印刷出力すべき、サイン文字や図形、画像などの印字データを生成する。コンピュータ8で生成された印字データは、コネクタ6を介して、コントローラ4に転送される。コントローラ4は、メモリに格納されたプログラムに基づいて、コンピュータ8から印字データを受信し、この印字データを解析する。コントローラ4のCMYK変換部は、各画素の色をプリンタ2で出力可能なインク色に変換する。次に、印字データをインクジェット印字ヘッドに対応した印字用データに変換する。
次に、コントローラ4は、印字用データに基づいて、インク色ごとのデータを作成する。本実施形態では、各印字ヘッド30は副走査方向に多数のノズルが配列されている。このノズルによって規定される副走査方向の印字幅は、ヘッド部の走査ごとに行われる印字媒体の副走査方向の搬送距離の2倍に設定されている。各印字ヘッド30の印字幅の半分は、次の列(バンド領域)のYの印字データの印字用として使用し、他の半分の印字幅を当列の印字用として使用する。図1中、印字媒体10に1列目、2列目、3列目と記載されているのは、各列が、各印字ヘッド30の半分の印字幅の帯状のバンド領域を示し、この幅は、印字媒体10の1回の副走査方向の搬送距離と同一である。上記のように、インク色ごとにデータを作成した後、次にコントローラ4は、YKCMのデータを対応する印字ヘッド30に転送し、印字ヘッド30による印字と、印字媒体10の搬送が行われ、印字媒体10に原画像の印字が行われる。次にコントローラ4はデータ終了か否か判断し、否定を判断したときは、データ解析動作に戻り、肯定を判断したしたときは印字を終了する。
上記印字動作を図1を参照して以下に説明する。
まず、印字媒体10が、1バンド分(即ち1列分)副走査方向Bに引き出される。ヘッド部16は、まず、印字媒体10に対して、図中、左側の待機位置から主走査方向に沿って右方向に移動し、印字媒体10に半分の印字幅で1列目の印字を行う。この1列目には、図に示すように、下からYMCKの色重ね順でインク重ね混色層が形成される。このときヘッド部16は、他の半分の印字幅を利用して2列目に、該2列用のYMCKの印字データ中のYの印字データを、2列目用のMCKの印字に先立って、同時に印字する。次に、印字媒体10が副走査方向Bに搬送される。次に、ヘッド部16が右側から左方向に移動し、2列目の印字が行われる。
2列目には、既にYの印字データが印字済みなので、2列目は、KCMの順序で、既に打たれているYの上に印字される。またこのとき、3列目には、次の印字データの中のYの印字データが、次の印字データの印字に先行して、印字される。次に、印字媒体10が副走査方向に搬送される。次に、ヘッド部16が印字媒体10の左側から右方向に移動し、3列目の印字が行われる。3列目には、既にYの印字データが印字されているので、3列目は、MCKの順で、既に打たれているYの上に印字される。また、このヘッド部16の右方向の移動に際し、4列目に、次の印字データのYの印字データが印字される。この動作が繰り返し実行され、印字媒体10の各バンド領域に順次画像が印字される。印字媒体10の各列に印字される画像は、Yのインク滴が最初に打たれ、その上に、MCKあるいはKCMの順でインク滴が打たれ、かならず特定色であるYが一番下の状態となる。
次に本発明の他の実施形態を図2を参照して説明する。
本実施形態では、ヘッド部16の4色の印字ヘッド30は、左からKCYMの順で配置されている。印字ヘッドのノズルの分割構成及び印字方式は第1の実施形態と同一である。
1回目のヘッド部16の右方向の走査により、用紙の1列目にMYCKのインク層が形成され、2列目に次の印字データのMYの印字データが印字される。2回目のヘッド部16の左方向の走査により、2列目に、既に打たれているMYの上に、KCの順で印字データが打たれる。またこのとき、3列目に、次の印字データの中のYMの印字データが印字される。次に、用紙が副走査方向に搬送される。次にヘッド部16が印字媒体10の左側から右方向に移動し、3列目と4列目に印字が行われる。3列目は、CKの順で、既に打たれているYMの上にインクが打たれる。この動作が繰り返し行われ、印字媒体10にカラー画像が印刷される。本実施形態では、印字媒体10の各列に印字されるカラー画像は、MYかYのインク滴が下になるように印字される。
次に本発明の他の実施形態を図3を参照して説明する。
本実施形態では、4色の印字ヘッドの配列は、図2に示す実施形態と同一である。本実施形態では、ヘッド部の1回目の走査は、右方向と左方向の往復移動で行われる。この往復移動において、右方向の移動のとき、用紙の1列目には、印字データの中、Yの印字データが印字される。また、左方向の移動のとき、用紙の1列目にKCMの順で、既に印字済みのYのインク滴の上に印字が行われる。またこのとき、2列目には、2列目用のカラー印字データの中の、Yの印字データが先に印字される。次に、用紙の1バンド分の搬送が行われる。次に、ヘッド部16が右方向に移動し、2列目に、既に印字済みのYの上から、MCKの順で印字が行われる。
またこのとき、3列目に3列目用の印字データの中のYの印字が行われる。次に、用紙の1バンド分の副走査方向の搬送が行われる。次にヘッド部16が左走査方向に移動し、このとき、用紙の3列目に、既に印字済みのYのインク滴の上に、KCMの順で印字が行われ、4列目には、4列目用の印字データのYの印字が行われる。以後、2列目と3列目の印字動作と同様な印字動作が繰り返し行われ、印字媒体10にカラー画像が印字される。本実施形態では、各列のインク層は、必ずYが下に位置する。
次に、図9を参照して本発明に係る印字装置の他の実施形態における印字動作について説明する。ステップ1乃至5までの動作は、上記実施形態と同一なのでその説明を省略する。
本実施形態では、印字ヘッド30は、図6に示すように、副走査方向に256個のノズルが配列されている。なお、図面では作図の都合上全てのノズルは図示していない。勿論、印字ヘッド30の解像度は、種々のものを採用することができ、特に256個のノズル数に限定されるものではない。また、印字ヘッド30のノズル配列は1列状又は複数列状の構成を採用することができる。前記256個のノズルの中、例えば5回の走査で印字を完成させていく場合においては、1回の用紙搬送距離を42ノズル分とした場合、42ノズルの3倍にあたる126ノズル分と端部の変形データ印字用としての42ノズル分と補完分データ印字用としての42ノズルを印字に使用するノズルとして割り当て、各印字ヘッド30はその210ノズルを使用しながら印字を行っていく。そのため残りの46ノズル分は未使用となるが、この未使用ノズルの存在によって、後述するインク色ごとのデータシフト構成を可能としている。
前記端部データ印字用としての42ノズルは後述するCMKの印字データの波状の変形データ部36やYの印字データの矩形の変形データ部36の領域の印字用として使用される。図6で、用紙の各列に最初の走査で印字されるCMKの変形データ部36をV1’、2回目以後の走査で印字されるCMKの主データ部eをV1として示している。これら波形の変形データ部V1’と主データ部V1は、それぞれ副走査方向に印字ヘッド30の42ノズル分の印字幅を有している。用紙の各列に最初の走査で印字されるYの変形データ部36をV2’、2回目以後の走査で印字されるYの主データ部eをV1として示している。これら矩形の変形データ部V2’と主データ部V2は、それぞれ副走査方向に印字ヘッド30の42ノズル分の印字幅を有している。なお使用するノズルの数、搬送距離、走査回数などは必要に応じて変更が可能である。コントローラは、ステップ5で、インク色(KCYM)ごとにデータを作成し(ステップ5)、KCMの印字データとYの印字データを作成する(ステップ6,7)。コントローラはYMCKの印字データの変形データ部36を作成するための各種の基本マスクパターンP1〜P3をメモリに格納している。
Yの印字データに使用される基本マスクパターンP3のオン(印字)ドットで形成される輪郭は矩形である。基本マスクパターンP1,P2は、CMKの印字データに使用される。Y用の基本マスクパターンP3は、1パス分のYの印字データのドットを50%の印字率で印字する変形データ部36を構成する。即ち4パスで画像が完成する印字データの1パス分のYの画像データの数を100%とすると、本実施形態では、Yの変形データ部36は、半分の50%分のデータから構成される。Y用変形データ部36のドット削除率は特に50%に限定されるものではなく、また、削除パターンも特定のパターンに限定されるものではない。本実施形態では、CMKのパス印字データは、図7に示すように、補完分データ36’の印字を含めて5回の走査(パス)で印字が完成し、Yのパス印字データは、補完分データ36’の印字を含めて5回の走査で画像が完成するように設定されている。
図5に示すように、基本マスクパターンP1,P2は、印字率0%の領域dと、印字率100%の領域wとからなる波形に構成され、印字率0%の領域dと印字率100%の領域wは波状に接している。印字率0%の領域dと印字率100%の領域wとの境界に形成される凹凸ラインLは、本実施形態では、波形であるが、波形パターン以外に、三角波形パターン、凸型パターン、のこぎり刃形パターン等その他、主走査方向にドットが連続的に並ばない形状であればどのような凹凸形状でも良い。またこの波形パターンの高さ、長さなどは必要に応じて任意に設定すればよいものであり、特定の形状に限定されない。
各KCMの印字データに変形データ部36を生成するには、各KCMの印字データの50ノズル幅分のデータを変更部分のデータとし、このデータに、基本マスクパターン1,2が波形に接続するように展開し、変更部分のデータに、マスクされた部分即ちドットの存在しない部分dと、印字率が100%の部分wとを生成させる。図5において、基本マスクパターン1,2は、互いに位相の異なる波形のパターンを示し、本実施形態では基本マスクパターンP1が使用されている。
尚、各KCMの印字データの変形データ部36を図5(K)に示す変形マスクパターンで作成することもできる。変形マスクパターンは、オン(印字)とオフ(削除)のドット(ビット)情報から成り、図中、オンドットは黒色で示され、オフドットは白色(無色)で示されている。変形マスクパターンで印字データに、図5(L)で示す変形データ部36を生成するには、印字データの50ノズル幅分のデータと主走査方向に繰り返して展開される変形マスクパターンとで論理積演算が行われ、データからドットが削除あるいは間引かれる。生成された変形データ部36に、波状の輪郭があいまいな状態となっている輪郭あいまい状態生成部が生成される。
本実施形態では、図5(K)に示すように、山状の部分では、その左右近傍において、下方においてオンドットの密度が高く、上方においてオンドットの密度が低く設定され、中央に近づくにつれてオンドット密度の高い部分が上方に伸びるように設定されている。この変形マスクパターンにより生成される変形データ部36は、山状の部分では、その左右近傍において、下方において印字の密度が高く、上方において印字密度が低く設定され、中央に近づくにつれて印字密度の高い部分が上方に伸びるように生成される。山状の輪郭の外側領域はマスク部分42を構成するが、このマスク部分にも印字ドットがまばらな状態で生成される。この印字密度の変化によって、変形データ部36の波形の凹凸形状の輪郭をあいまいな状態としている。
この輪郭があいまいな状態とは、印字された変形データ部36を目視したとき、この変形データ部36に波状の輪郭が、連続した輪郭線として顕れない状態のことであり、このあいまいな状態を生成するドットパターンは目視の印象を基準として実験的に求めるものである。このように、変形データ部36の輪郭をあいまいな状態とすることで、印字時における横スジの発生を効果的に阻止することが可能となる。尚、変形データ部36の輪郭をあいまいな状態とする変形マスクパターンは種々のドットパターンが可能であり、特に図5(K)に示すものに限定されるものではない。前記CMKの各印字データの変形データ部36の削除され間引かれたドット情報は、各印字データの変形データ部36の印字が完了したときは補完される必要がある。
そのためコントローラは、印字データの変形データ部の削除され間引かれたドット情報を補完するデータとして各変形データ部36ごとに補完分データ36’を生成しメモリに保管する。後述するように、各バンド領域における5走査目以降の印字動作において、変形データ部36には、その削除され間引かれたドット情報を備えた補完分データ36’がオーバーラップして印字され、変形データ部36が補完される。変形データ部36と、該変形データ部36を補完する補完分データ36’の濃度の振り分けは、加算して100%となるように設定される。この場合、補完分データは、1回の印字で補完される構成に限定されるものではなく、複数回の印字によって補完される構成としても良い。また、変形マスクパターンで生成された変形データ部の補完分データの作成は、変形マスクパターンP1,P2,P3のオンオフドット(ビット)情報を白黒反転させ、変形データ部と同様な手順で作成していけば良い。図5の(C)(G)(J)に補完分データ36’が図示されている。
なお、変形データ部や補完分データを生成する変形データ生成手段は、マスクパターンを使用する構成に特に限定されるものではなく、コントローラによって、単純に計算でドット情報を間引くなど再現性のある技術を利用するようにしても良い。又、図5(L)に示す変形データ部36や補完分データの印字率変更部分をグラデーション技術によって細かく連続的に変化させる構成を採用することもできる。CMKのパス印字データ及びYのパス印字データの中、図7に示すように、原画像の前端部分46即ち印字開始端を含む印字データ(図示省略)には、副走査方向の後部に変形データ部36が形成され、原画像の後端部分即ち印字終了端を含む印字データには用紙搬送方向の前端部に補完分データが形成され、原画像の前後端部分を含まない中間部分の印字データには、副走査方向の前後端部に変形データ部36と補完分データ36’が形成される。
コントローラは、ステップ8で変形データ部を生成するための変形データ部用変換処理を実行する。次に、コントローラは、CMKの各パス印字データを対応するYの各パス印字データに対して一走査分後方にシフトする(ステップ9)。一方、Yの印字データは、ステップ10で変形データ部用変換処理が実行され、42ノズル分の印字幅の矩形の変形データ部が作成される。次にコントローラは、KCMの印字データとYの印字データをヘッド部16の対応する印字ヘッド30に転送し(ステップ11)、ヘッド部16による印字(ステップ12)と、印字媒体10の副走査方向の搬送が行われ(ステップ13)、印字媒体10に原画像の印字が行われる。図8は、Yの印字データとCMKの印字データが組み合わされて、用紙に順次印字される状態を示している。次に、コントローラ4は、データ終了か否か判断し(ステップ14)、否定を判断したときは、ステップ3に戻り、肯定を判断したときは印字を終了する。
上記ステップ12と13の動作を図7を参照して以下に説明する。
図7では、印字媒体10の、印字ヘッドの42ノズル幅分の帯状の印字領域をバンド領域と称し、印字媒体10の先端10aから順次番号を付して各バンド領域を特定している。
バンド領域1に印字されるYMCKのカラー印字データをA,バンド領域2に印字される印字データをB,以下C,D,E,F,と規定する。印字データAは4つのパスデータA1,A2,A3,A4から成り、これらがバンド領域1に全て印字されると画像が完成する。パスデータA1は変形データ部A1’と補完分データA1”から成り、これらが重なるとデータA1が完成する。結局、バンド領域1は5パスによって印字データAが完了する。他の印字データも同様に規定する。即ち、B1’,C1’,D1’・・・は変形データ部、B1”,C1”,D1”・・・は補完分データである。
1.ヘッド部16による一走査目の印字では、ヘッド部16が右方向に移動し、バンド領域1に、後列にシフトされたCMKのA1’の印字に先立って、YのA1’の印字が先に行われる。次に、印字媒体10が1バンド分副走査方向に搬送される。
2.次に、二走査目の印字では、ヘッド部16が左方向に移動し、バンド領域1に、CMKのA1’と、YのA2が印字され、バンド領域2に、YのB1’(変形データ部)が印字される。バンド領域1に印字されるCMKのA1’はバンド領域1に先に印字されているYのA1’の上に印字される。即ちバンド領域1においてA1’の印字のインクの色の重なりはYが下になる。次に、印字媒体10が1バンド分副走査方向に搬送される。
3.次に、三走査目の印字では、ヘッド部16が右方向に移動し、バンド領域1に、CMKのA2と、YのA3が印字され、バンド領域2にCMKのB1’と、YのB2が印字され、バンド領域3にYのC1’が印字される。バンド領域1に印字されるCMKのA2はバンド領域1に先に印字されているYのA2の上に印字される。即ちバンド領域1においてA2の印字のインクの色の重なりはYが下になる。次に、印字媒体10が1バンド分副走査方向に搬送される。
4.次に、四走査目の印字では、ヘッド部16が左方向に移動し、バンド領域1に、CMKのA3と、YのA4が印字され、バンド領域2にCMKのB2と、YのB3が印字され、バンド領域3にCMKのC1’とYのC2が印字され、バンド領域4にYのD1’が印字される。バンド領域1に印字されるCMKのA3はバンド領域1に先に印字されているYのA3の上に印字される。即ちバンド領域1においてA3の印字のインクの色の重なりはYが下になる。次に、印字媒体10が1バンド分副走査方向に搬送される。
5.次に、五走査目の印字では、ヘッド部16が右方向に移動し、バンド領域1に、CMKのA4と、YのA1”が印字され、バンド領域2にCMKのB3と、YのB4が印字され、バンド領域3にCMKのC2とYのC3が印字され、バンド領域4にCMKのD1’とYのD2が印字され、バンド領域5にYのE1’が印字される。バンド領域1に印字されるCMKのA4はバンド領域1に先に印字されているYのA4の上に印字される。即ちバンド領域1においてA4の印字のインクの色の重なりはYが下になる。また、バンド領域1に一走査目で印字されたYのA1’(変形データ部36)はYのA1”(補完分データ)によって補完される。次に、印字媒体10が1バンド分副走査方向に搬送される。
5.次に、六走査目の印字では、ヘッド部16が左方向に移動し、バンド領域1に、CMKのA1”が印字され、バンド領域2に、CMKのB4と、YのB1”が印字され、バンド領域3にCMKのC3とYのC4が印字され、バンド領域4にCMKのD2とYのD3が印字され、バンド領域5にCMKのE1’とYのE2が印字され、バンド領域6にYのF1’が印字される。バンド領域1に二走査目で印字されたCMKのA1’(変形データ部36)はCMKのA1”(補完分データ)によって補完される。この六走査目で印字データAの画像が完成する。次に、印字媒体10が1バンド分副走査方向に搬送される。
このようにして順次印字が行われ、各バンド領域に印字データA,B,C・・・が印字され、各バンド領域では、各印字データは、同一ドット形成位置において、常にYのインクの色が下になる状態を保ちながら印刷が行われる。尚、上記実施形態では矩形でYを印字しているので、変形データ部での最初に印字されるYのデータの印字面積は、波形のKCMの変形データ部の印字データに比べて大きくなっている。また本件の実施形態では変形データ部を矩形と波形との組み合わせで説明をしているが、矩形と矩形の組み合わせや波形と波形の組み合わせでももちろん良い。
本発明の第一の実施形態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の説明図である。 本発明の他の実施形態の説明図である。 本発明に係る印字装置の全体概略構成図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の動作を示すフローチャートである。 従来技術の説明図である。
符号の説明
2 プリンタ
4 コントローラ
6 コネクタ
8 コンピュータ
10 印字媒体
12 キャリッジ
14 駆動ローラ
16 ヘッド部
18 ベルト駆動ローラ
20 ベルト駆動ローラ
22 ベルト
24 ピンチローラ
26 プラテン
28 リニアスケール
30 印字ヘッド
36 変形データ部
42 マスク部分
46 前端部分

Claims (8)

  1. 主走査方向に複数並んで配置され、それぞれ異なる色のインクを吐出し、それぞれ主走査方向と直交する副走査方向に多数のノズルが1列状または複数列状に形成された印字ヘッドを搭載したヘッド部を印字媒体に対して前記主走査方向及びこれと直交する副走査方向に相対的に駆動するとともに、前記印字媒体の各ドット形成位置に前記印字ヘッドの各色のノズルから吐出されたインク滴を重ね合わせてカラー画像を形成する印字装置において、前記印字媒体の各バンド領域に複数回の走査で画像が完成するカラー印字データを印字するようにし、印字対象のバンド領域において、最初に特定色の印字データを印字し、当該最初に印字された特定色の印字データの上に、特定色以外の印字を重ねて印字すると同時に、当該バンド領域の次のバンド領域に特定色の印字データを最初に印字するようにし、前記特定色が、イエロー(Y)又はマゼンタ・イエロー(MY)であり、前記複数の各色の印字ヘッドは、一方向の走査方向に対して、イエロー(Y)の印字ヘッド又はマゼンタ・イエロー(MY)の印字ヘッドが先頭になるように配列され、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色以外の印字データに、該印字データの端部のドットが主走査方向に連続して並ばないようにするためのドットが削除された変形データ部を設け、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色の印字データに、該印字データの端部のドットが削除された変形データ部を設け、印字媒体のバンド領域に最初に印字した特定色の前記変形データ部に重ねて特定色以外の前記変形データ部を印字するようにし、前記特定色の印字データ及び特定色以外の印字データに設けられた変形データ部の削除されたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたことを特徴とする印字装置。
  2. 前記特定色以外の印字データの変形データ部が凹凸部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする請求項2に記載の印字装置。
  4. 前記特定色の印字データの変形データ部が所定の印字率に設定された矩形のデータ部であることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  5. 主走査方向に複数並んで配置され、それぞれ異なる色のインクを吐出し、それぞれ主走査方向と直交する副走査方向に多数のノズルが1列状または複数列状に形成された印字ヘッドを搭載したヘッド部を印字媒体に対して前記主走査方向及びこれと直交する副走査方向に相対的に駆動するとともに、前記印字媒体の各ドット形成位置に前記印字ヘッドの各色のノズルから吐出されたインク滴を重ね合わせてカラー画像を形成する印字方法において、前記印字媒体の各バンド領域に複数回の走査で画像が完成するカラー印字データを印字するようにし、印字対象のバンド領域において、最初に特定色の印字データを印字し、当該最初に印字された特定色の印字データの上に、特定色以外の印字を重ねて印字すると同時に、当該バンド領域の次のバンド領域に特定色の印字データを最初に印字するようにし、前記特定色が、イエロー(Y)又はマゼンタ・イエロー(MY)であり、前記複数の各色の印字ヘッドは、一方向の走査方向に対して、イエロー(Y)の印字ヘッド又はマゼンタ・イエロー(MY)の印字ヘッドが先頭になるように配列され、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色以外の印字データに、該印字データの端部のドットが主走査方向に連続して並ばないようにするためのドットが削除された変形データ部を設け、複数回の走査で印字が完成するカラー印字データの中、印字媒体のバンド領域に最初に印字される特定色の印字データに、該印字データの端部のドットが削除された変形データ部を設け、印字媒体のバンド領域に最初に印字した特定色の前記変形データ部に重ねて特定色以外の前記変形データ部を印字するようにし、前記特定色の印字データ及び特定色以外の印字データに設けられた変形データ部の削除されたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたことを特徴とする印字方法。
  6. 前記特定色以外の印字データの変形データ部が凹凸部を形成するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の印字方法。
  7. 前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする請求項6に記載の印字方法。
  8. 前記特定色の印字データの変形データ部が所定の印字率に設定された矩形のデータ部であることを特徴とする請求項5に記載の印字方法。
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