JP2008030206A - 印字装置及び印字方法 - Google Patents

印字装置及び印字方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008030206A
JP2008030206A JP2006202700A JP2006202700A JP2008030206A JP 2008030206 A JP2008030206 A JP 2008030206A JP 2006202700 A JP2006202700 A JP 2006202700A JP 2006202700 A JP2006202700 A JP 2006202700A JP 2008030206 A JP2008030206 A JP 2008030206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
printing
print
scanning direction
deformation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006202700A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4322899B2 (ja
Inventor
Katsumi Nashimoto
勝実 梨本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2006202700A priority Critical patent/JP4322899B2/ja
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to US12/224,998 priority patent/US8284444B2/en
Priority to EP07706333.7A priority patent/EP1944162B1/en
Priority to KR1020087017405A priority patent/KR101498739B1/ko
Priority to CN200780012461.9A priority patent/CN101415559B/zh
Priority to KR1020147030067A priority patent/KR101551138B1/ko
Priority to PCT/JP2007/000085 priority patent/WO2007116577A1/ja
Priority to TW096105946A priority patent/TWI435809B/zh
Publication of JP2008030206A publication Critical patent/JP2008030206A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4322899B2 publication Critical patent/JP4322899B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】印字される画像の印字データのつなぎ目にヘッドの走査方向にスジが発生するのを防止する。
【解決手段】副走査方向に沿って複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに多数のドット情報からる印字データが供給される。印字ヘッドと印字媒体は、互いに、主走査方向と副走査方向に相対移動し、印字媒体の表面に画像が印字される。印字ヘッドの主走査動作ごとに供給される印字データには、その副走査方向の端部のつなぎ目に、印字ヘッドの主走査方向に連続してドットが並ばないようにした、例えば波形の凹凸形状を有する変形データ部が形成される。この変形データ部は印字率が主走査方向又は主走査方向と副走査方向の両方に変化する部分を有し、この変形データ部の削除され間引きされたドットデータは変形データ部にオーバーラップして印字される補完分データにより補完される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、副走査方向に沿って複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに多数のドット情報からなる印字データを供給し、印字ヘッドと印字媒体とを主走査方向と副走査方向に相対移動させ、印字媒体の表面に画像を印字するインクジェットプリンタにおいてヘッドを走査方向に移動させる方式の印字装置及び印字方法に関する。
印字装置として、つなぎ目部分の印字ムラを目立たなくするために印字位置を複雑にする提案がある(例えば特許文献1参照)。また、黒スジなどの濃度むらを低減するために、インクの量を制御する方式が知られている(例えば特許文献2参照)。また、ドットの間引き処理や重ねて印字する処理を行うことでバンドとバンドの境界部におけるつなぎスジによる画質の低下を抑えるようにしたインクジェット記録装置が知られている(例えば特許文献3参照)。また、つなぎ目を目立たなくさせるため、ラインを重複させ、重複ラインの記録濃度を他の非重複ラインより低濃度で記録する記録方法が知られている(例えば特許文献4参照)。また、斜めに印字し、バンディングを防止するプリンタが知られている(例えば特許文献5参照)。
特開2003−34017号公報 特開2002−200745号公報 特開2000−238935号公報 特開平09−99550号公報 特開2000−52595号公報
ヘッドの走査方向にスジ状に見えてしまう現象は、印字装置の用紙の搬送精度等の機械的誤差の問題やヘッドの取り付け位置の微妙なズレ、ヘッドから吐出されるインクの印字位置の僅かなズレ、印字データの問題などさまざまな複合的要因に影響されることが考えられる。しかしながら、ヘッドの走査方向にスジが出るということを考えると、用紙が搬送された後に印字ヘッドがヘッドの走査方向に移動しある印字幅分の印字を行っている点に一番大きな原因があると考えられる。また印字ヘッドによってはインク吐出ノズルがインクを連続的に吐出する場合に、これらノズル中、印字ノズルの中で多数の並んで吐出しているノズルがあるとすると、その端に位置するノズルからの印字位置の精度が出せない場合がある。この端のノズルとそれ以外のノズルのインク吐出制御は同じであるのだが、端のノズルから吐出されるインクの位置の精度が出せない場合があるので、これが横方向に繋がってしまうことで、スジ発生の要因の一つとなっている場合もある。
本発明は、印字ヘッドを走査方向に移動させても、つなぎ目の部分でヘッドの走査方向にスジ状に見えてしまう現象が走査方向に並んで出てこないようにすることで、ヘッドの走査方向のスジを目立たなくすることを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、 副走査方向に沿って複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに多数のドット情報からなる印字データを供給し、印字ヘッドと印字媒体とを主走査方向と副走査方向に相対移動させ、印字媒体の表面に画像を印字する印字装置であって、印字ヘッドの主走査動作ごとに供給される印字データ主データ部の副走査方向の端部に印字ヘッドの主走査方向に連続してドットが並ばないようにした変形データ部を形成し、該変形データ部を前記主走査方向に印字率が変化するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部を前記主走査方向と副走査方向の両方に沿って印字率が変化するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の前記主データ部と接する側に、印字率100%の領域を設け、該印字率100%の領域と前記変形データ部の印字率が変化している領域とが凹凸状に接するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記凹凸状が波状であることを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記画像の印字は、前記印字ヘッドの前記印字媒体に対するN(Nは正数)回の走査を1単位として順次完了するようになし、前記印字ヘッドに主走査方向に印字率を変化させた変形データ部を備えた前記画像の印字データと前記補完分データを備えた印字ータ及び/又は前記変形データ部と補完分データの両方を備えた印字データが供給されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記印字ヘッドに1走査ごとに供給される印字データの中、画像の先端を含む印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、画像の中間部の印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、前端部に、これに隣接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成し、画像の後端を含む印字データの副走査方向の前端部にこれに接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成したことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部を含む画像の印字が完了したとき、該変形データ部の画像の削除部分が次の印字ヘッドの走査において該印字ヘッドに供給される印字データの端部に付加された補完分データによって補完されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、n(nは正数)ラインの印字データを印字単位として順次印字ヘッドの主走査方向の移動と印字媒体の副走査方向の搬送により印字媒体に印字する印字方法であって、前記印字データのつなぎ目側の所定数のラインを主走査方向に連続して並ばないように、つなぎ目側の端部のラインが凹凸形状を繰り返すようにし、前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向に変化させたことを特徴とする。
また本発明は、前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向と副走査方向の両方に沿って変化させたとを特徴とする。
また本発明は、前記印字データのつなぎ目側の、主走査方向に印字率の変化した領域を変形データ部とし、該変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部を備えた印字データとつなぎ目が接する他の印字データのつなぎ目側に、前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを設け、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の凹凸形状が波形であることを特徴とする。
本発明は、印字ヘッドを走査方向に移動させる方式の印字装置において、データを変更するだけで、ヘッドの走査方向にスジ状に見えてしまう現象が目立たない印字結果を簡単に実現することができる。
以下に本発明の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係る印字装置の概略全体構成を示している。インクジェットプリンタ2は、コンピュータ回路を含むコントローラ4によって制御され、該コントローラ4はコネクタ6を介して外部のコンピュータ8に接続されている。コントローラ4には、印字用データの搬送方向前後の端部の変換処理を行うプログラムが組み込まれている。コンピュータ8は、プリンタ2に実装されたコントローラ4に印字データを送信する。コントローラ4は、後述するように、受信したデータの解析を行い、プリンタ2の駆動部を制御する。プリンタ2は、紙送りモータによってロール紙などの印字媒体10を矢方向Bに搬送する副走査送り機構と、キャリッジモータによってキャリッジ12を、駆動ローラ14の軸方向に往復動させる主走査送り機構とを有している。
ここで、副走査送り機構による印字媒体10の送り方向Bを副走査方向といい、主走査送り機構によるキャリッジ12の移動方向Aを主走査方向という。なお、印字という用語は、単なる文字を書くという意味ではなく、画像、記号等を含む広い概念で使用している。キャリッジ12には、複数個の印字ヘッドを備えた印字ユニット16が搭載されている。前記キャリッジ12は、ベルト駆動ローラ18,20に掛け渡されたヘッド駆動用ベルト22によって、Y軸レール(図示省略)に沿って主走査方向Aに往復駆動される。印字媒体10は、駆動ローラ14及びピンチローラ24によって副走査方向に駆動され、プラテン26上を摺動する。印字媒体10としては、通常ロール紙が使用される。キャリッジ12の位置は、印字ユニット16に設けられたセンサとこれに対向するように設けられたリニアスケール28とからなるリニアエンコーダからのタイミングフェンス信号によって検出される。
上記した構成において、印字動作がスタートすると、コントローラ4の制御により、キャリッジ12は、Y軸レールに沿って主走査方向に往復駆動され、印字ユニット16に搭載された印字ヘッドのノズルからインク滴を吐出させる。印字ユニット16が主走査方向の末端に達すると、コントローラ4は、印字媒体10を副走査方向に所定ピッチだけ移動させて、次の主走査方向の印字動作を実行する。上記プリンタ2、コントローラ4及びコンピュータ8は、全体として印字装置を構成する。
次に図4を参照して、本発明に係る印字装置の印字動作について説明する。
コンピュータ8は、印刷出力すべき、サイン文字や図形、模様などの印字データを生成する。コンピュータ8で生成された印字データは、コネクタ6を介して、コントローラ4に転送される(ステップ1,2)。コントローラ4は、メモリに格納されたプログラムに基づいて、コンピュータ8から印字データを受信し、この印字データを解析する(ステップ3)。コントローラ4のCMYK変換部は、各画素の色をプリンタ2で出力可能なインク色に変換する。次に、印字データをインクジェット印字ヘッドに対応した印字用データに変換する(ステップ4)。図5に印字ヘッド30が示されている。
印字ユニット16には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のそれぞれの色のインクを吐出する複数個の印字ヘッドが装備されている。説明の便宜のため、これら複数個の印字ヘッドの中、1つの印字ヘッド30について説明する。他の印字ヘッドの構成と動作はこれから説明する印字ヘッド30と同一である。本実施形態では、印字ヘッド30は、副走査方向に256個のノズル32が配列されている。なお、図面では作図の都合上全てのノズルは図示していない。勿論、印字ヘッド30の解像度は、種々のものを採用することができ、特に256個のノズル数に限定されるものではない。
前記256個のノズルの中、例えば4回の走査で印字を完成させていく場合においては、1回の用紙搬送距離を50ノズル分とした場合、50ノズルの4倍にあたる200ノズル分と端部データ印字用としての54ノズル分を印字に使用するノズルとして割り当て、その254ノズルを使用しながら印字を行っていく。そのため残りの2ノズル分は未使用となる。前記端部データ印字用としての54ノズルの中、図5に示すように18ノズルは後述する変形データ部36の印字率100%の波状部分wを含む領域aの印字用として使用され、残りの36ノズルは、凹凸部を有する印字率を変更した印字率変更領域bの印字用として使用される。なお使用するノズルの数、搬送距離、走査回数などは必要に応じて変更が可能である。
図6乃至図9には、印字ヘッド30の最初の4走査に対応する印字データA,B,C,Dが開示されている。図9に示すように、4回の印字ヘッド30の走査で、50ノズル分の走査領域34に相当する画像の印字が完了する。印字データAは、データの副走査方向の大きさが印字ヘッドの104ノズル分に対応し、印字媒体10の搬送方向を基準とすると、その主データ部eの後端部34に接して、54ノズル分の波形の変形データ部36が形成されている。この変形データ部36は、印字データA,B,C,Dの全ての主データ部の後端部34に形成される。ここで前端部あるいは後端部とは印字媒体の搬送方向即ち印字装置における副走査方向を基準にしている。変形データ部36は、図6に示すように、本実施形態では、印字率(濃度)100%の波形領域wと、印字率が主走査方向即ちヘッド移動方向に変化する印字率変化領域cと印字率0%の波形領域dとから構成されている。尚、ここで印字率とは、1回の走査で印字される必要があるデータを100とみた場合の印字の割合を言い、印字率100%とは、この100のデータを全て(100%)印字することを意味する。
図1に、変形データ部36の生成方法が示されている。コントローラ6は、予め変形データ部を作成するための基本マスクパターン38をメモリに格納している。基本マスクパターン38は、印字率0%の領域dと、印字率が主走査方向に変化する領域cと、印字率100%の領域wとから構成される。領域cは、更に、図2に示すように、印字率0〜25%の領域c1,印字率26〜50%の領域c2,c3,印字率51〜75%の領域c4,c5、印字率76〜100%の領域c6,c7に分割されている。各領域c1〜c7は、図2に示すように、左右端側が印字率が最も高く、徐々に中央に向けて印字率が低くなるように構成されている。
尚、印字率が主走査方向に変化する基本マスクパターン38は、図2に示すように横方向(主走査方向)のみに印字率を変化させるものに限定されるものではなく、図15に示すように、印字率を縦方向(副走査方向)と横方向(主走査方向)の両方に沿って変化させた構成としても良い。図15において、基本マスクパターン38の領域cは、その中央の領域が下から上に向かって76〜100%の印字率から0〜25%の印字率に変化している。領域cの左右の領域は下から斜め中央上方に向かって、76〜100%の印字率から0〜25%の印字率に変化している。
図15の矢印y1は、領域cの中央部分が印字率が矢印の方向に縦方向(副走査方向)に沿って低くなる状態を示し、矢印y2,y3は、領域cの左右の領域が印字率が矢印の方向に、縦方向(副走査方向)と横方向(主走査方向)の両方に沿って低くなる状態を示している。印字率0%の領域dと領域cの境界及び領域cと印字率100%の領域wは波状に接している。印字率0%の領域dと領域cの境界に形成される凹凸ラインL1と、領域cと印字率100%の領域wとの境界に形成される凹凸ラインL2は、本実施形態では、波形であるが、波形パターン以外に、三角波形パターン、凸型パターン、のこぎり刃形パターン等その他、主走査方向にドットが連続的に並ばない形状であればどのような凹凸形状でも良い。
またこの波形パターンの高さ、長さなどは必要に応じて任意に設定すればよいものであり、特定の形状に限定されない。印字データAの端部に変形データ部36を生成するには、印字データAの主データ部eの後端部に隣接する54ノズル幅分のデータを変更部分のデータ40とし、このデータ40に、基本マスクパターン38が波形に接続するように展開し、変更部分のデータ40に、マスクされた部分即ちドットの存在しない部分dと、濃度が図2に示すように、主走査方向に変化している印字率変更部分cと、印字率が100%の部分wとを生成させる。上記基本マスクパターン38の印字率変化領域cは特定の印字率に限定されるものではない。各印字データの変形データ部36は、基本マスクパターンによって、図6に示すように、領域dのドット情報が削除され、領域cのドット情報が印字率に応じて間引かれる。この削除され間引かれたドット情報は、各印字データの変形データ部の印字が完了したときは補完される必要がある。
そのためコントローラは、印字データの変形データ部の削除され間引かれたドット情報を補完するデータとして各変形データ部ごとに補完分データを生成しメモリに保管する。後述するように、5回目以降の印字動作において、変形データ部36には、その削除され間引かれたドット情報を備えた補完分データがオーバーラップして印字され、変形データ部36が補完される。変形データ部36と、該変形データ部36を補完する補完分データの濃度の振り分けは、加算して100%となるように設定される。この場合、補完分データは、1回の印字で補完される構成に限定されるものではなく、複数回の印字によって補完される構成としても良い。例えば、50%の印字率(濃度)で印字した変形データ部36の濃度変更部分cを、濃度30%と20%の2つの補完分データで2回の印字動作により補完する構成としても良い。
印字面のヒーターによるインクの乾燥という点を考慮した場合、最初に80%や70%などの高い濃度で印字し、後で、濃度20%や30%などの低い補完分データにより補完するという印字率の振り分けも効果的である。このような構成とすることで、ヒーターでインクを乾燥させる場合、最初にインク量を多めにしても乾燥時間に長く時間がかけられているため乾燥に余裕があるが、後の印字では乾燥にかける時間が短いため、インクが乾燥し難いという問題を解消できる。また、この時間の要因ではなく、最初に打った印字より後の印字の方がその場所にトータルで吐出されているインクの量が多くなるので乾きにくいため後の印字を少なくすると乾燥が容易になるという点もある。
なお、変形データ部や補完分データの印字率を主走査方向に変化させる技術は、マスクパターンを使用する構成に特に限定されるものではなく、コントローラによって、単純に計算でドット情報を間引くなど再現性のある技術を利用するようにしても良い。又、変形データ部36や補完分データの印字率変更部分をグラデーション技術によって細かく連続的に変化させる構成を採用することもできる。印字データAの、図6中、印字変更部分A’として示した変形データ部36の補完分データA”は、図1(B)に示す基本マスクパターン38のオン(印字)オフ(削除)ドット情報を反転したマスクパターン(図示省略)によって生成される。後述する他の補完分データB”,C”,D”,E”も同様である。
図6乃至図9に示すように、印字データの中、原画像の前端部分46即ち印字開始端を含む印字データA,B,C,Dには、搬送方向の後端部34に変形データ部36即ちA’,B’,C’,D’が形成され、図11乃至図14に示すように、原画像の後端部分48即ち印字終了端を含む印字データF,G,H,Iには、搬送方向の前端部44に補完分データB”,C”,D”,E”が形成され、図10に示すように、原画像の前後端部分を含まない中間部分の印字データEには、搬送方向の前端部に補完分データA”が形成され、後端部に変形データ部E’が形成される。変形データ部及び補完分データが形成された各印字データA,B,C,D,E,F,G,H,Iのつなぎ目側は、波形の形状となる。
上記のように、印字データの搬送方向前後の端部の変更処理が実行されると(ステップ5)、次に、コントローラ4は、印字データを印字ヘッド30に転送し(ステップ6)、ヘッドユニット16による印字(ステップ7)、印字媒体10の搬送が行われ(ステップ8)、印字媒体10に原画像の印字が行われる。上記ステップ7と8の動作を図6乃至図14を参照して以下に説明する。
図6は、印字ヘッド30による1回目の走査を示している。印字ヘッド30の104ノズルのグループによる1回目の走査が完了すると、つなぎ目側が波形の印字データAが印字媒体10に印字される。次に、印字媒体10は、50ノズル分、搬送方向に搬送される。次に、図7に示すように、印字ヘッド30が主走査方向に移動して、2回目の印字が行われ、154ノズル分の長さを有する、つなぎ目側が波形の印字データBが印字される。印字ヘッド30による2回目の印字が完了すると、印字媒体10は、50ノズル分、搬送方向に搬送される。このようにして、図8,9に示すように、3回目、4回目の印字が行われる。
4回目の印字が完了すると、印字媒体10の、50ノズル分の長さに相当する1番目の領域50の印字が完了する。この領域50は、図8にA+B+C+Dで示すように、印字データA,B,C,Dによって4回の走査が行われ印字が完了する。印字媒体10の1番目の領域50に隣接する54ノズル分の領域52には、A’+B+C+Dで示すように、印字データAの変形データ部A’と、印字データB,C,Dの印字が行われ、まだこの領域は変形データ部A’で削除間引きされたドット情報の印字が補完されていない。従って、変形データ部A’を濃度50%の補完分データを含む補完分データA”で補完する必要がある。
次に、図10に示すように、印字媒体10が50ノズル分、搬送方向に搬送され、印字ヘッド30が主走査方向に移動して、5回目の印字が行われ、原画像の中間部分の、254ノズル分の長さを有する、印字データEが印字される。このとき、領域52の変更データ部のデータ削除間引き部分が、上記した印字データAの補完分データA”によって補完される。即ち、印字データEの前端部44(つなぎ目側)には、印字データAの補完分データA”からなる補完分データA”が生成されている。
このように、1枚の原画像の中間部分の、254ノズル分の長さを有する、印字データEは、その前端部分44に、隣接する領域50の変形データ部A’を補完する補完分データA”が、補完分データ部A”として作成される。印字データEの補完分データA”即ちつなぎ目側の波形凹凸形状は、印字データAのつなぎ目側の波形凹凸形状とぴったりと嵌合する。これにより、印字媒体10の1番目の領域50と2番目の領域54のつなぎ目(境界)に主走査方向に連続的に延びるラインが形成されることがなく、ヘッドの走査方向にスジ状に見えてしまう現象が発生しない。これは、印字媒体10の他の領域のつなぎ目も同様である。6回目の印字は、図11に示すように、原画像の後端部分48を含む254ノズル分の長さの印字データFによって実行される。印字データFには、その前端に、印字データBの変形データ部36(B’)を補完する補完分データB”が形成されている。
印字データFのつなぎ目側の波形凹凸形状は、印字データBのつなぎ目側の波形凹凸形状とぴったりと嵌合し、補完分データB”が変形データ部B’にオーバーラップして印字される。7回目の印字は、図11に示すように、原画像の後端部分48を含む204ノズル分の長さの印字データGによって実行される。印字データGには、その前端に、印字データCの変形データ部36(C’)を補完する補完分データC”が形成されている。印字データGのつなぎ目側の波形凹凸形状は、印字データCのつなぎ目側の波形凹凸形状とぴったりと嵌合し、補完分データC”が変形データ部C’にオーバーラップして印字され、印字データCの変形データ部C’が補完分データC”により補完される。
8回目の印字は、図13に示すように、原画像の後端部分48を含む154ノズル分の長さの印字データHによって実行される。印字データHには、その前端に、印字データDの変形データ部36(D’)を補完する補完分データD”が形成されている。印字データHのつなぎ目側の波形凹凸形状は、印字データDのつなぎ目側の波形凹凸形状とぴったりと嵌合する。9回目の印字は、原画像の後端部分48(印字終了端)を含む104ノズル分の長さの印字データIによって実行される。印字データIには、その前端部分44に、印字データEの変形データ部36(E’)を補完する補完分データ部E”が形成されている。印字データIのつなぎ目側の変形データ部36の波形凹凸形状は、印字データEのつなぎ目側の波形凹凸形状とぴったりと嵌合し、印字データEの変形データ部36(E’)が補完分データE”により補完され、原画像の印字が完了する。
なお本実施形態は説明として概念を説明しているだけであり、データが続いている場合にはEにあたるデータの部分が順次作成されていき(ステップ9)、最後にF以降のデータが作成される事はいうまでもない。
上記実施形態において、印字データのつなぎ目に主走査方向に印字率が変化した変形データ部を設けることで、印字データのつなぎ目に印字の規則性をなくしてランダム性を発生させ、これと変形データ部の凹凸形状によるスジ発生防止効果との相乗効果により、つなぎ目におけるスジの発生を防止している。また、インクが吐出されているノズルが並んでいる場合の端部に位置する印字精度の悪いノズルからの印字が横方向に連続で続かない事も良い効果を与えている。
本実施形態では、印字媒体の搬送は、上記した如く、50ノズル分ずつ等間隔に行われるように設定したが、搬送ごとに変更しても良い。これは、ノズルのピッチより細かい印字を行うときに、その間にドットを打つためのもので、等間隔は、50ノズル分であるが、例えば49ノズル分送ったり、51ノズル分送ったりというように、搬送毎に変更するようにしても良い。また、印字媒体(用紙)の搬送と印字ヘッドの走査の関係では、印字ヘッドの往動で印字、用紙送りして、復動で印字と紙送りをする場合もあるが、ヘッドの往動、復動で同じラインを印字する場合もあり、本発明の実施に際しては、ヘッドの走査、用紙の搬送は、特に図示する方式に限定されるものではない。
コントローラ4は、ステップ9で印字データが終了したか否か判断し、肯定を判断すると、印字を終了する。尚、上記実施形態では、ピエゾ素子を用いてインクを吐出するヘッドを備えたインクジェットプリンタを用いたが、本発明は、ピエゾ素子を用いたインクジェットプリンタに特に限定されるものではなく、バブルによりインクを吐出する方式やその他の方式など、横方向にヘッドユニットが移動するタイプの印字装置に用いることができる。
本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明に係る印字装置の全体概略構成図である。 本発明の動作を示すフローチャートである。 印字ヘッドの説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の他の実施形態を示す説明図である。
符号の説明
2 プリンタ
4 コントローラ
6 コネクタ
8 コンピュータ
10 印字媒体
12 キャリッジ
14 駆動ローラ
16 印字ユニット
18 ベルト駆動ローラ
20 ベルト駆動ローラ
22 ベルト
24 ピンチローラ
26 プラテン
28 リニアスケール
30 印字ヘッド
32 ノズル
34 後端部
36 変形データ部
38 基本マスクパターン
40 データ
42 部分
44 前端部分
46 前端部分
48 後端部分
50 領域
52 領域
54 領域

Claims (14)

  1. 副走査方向に沿って複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに多数のドット情報からなる印字データを供給し、印字ヘッドと印字媒体とを主走査方向と副走査方向に相対移動させ、印字媒体の表面に画像を印字する印字装置であって、印字ヘッドの主走査動作ごとに供給される印字データ主データ部の副走査方向の端部に印字ヘッドの主走査方向に連続してドットが並ばないようにした変形データ部を形成し、該変形データ部を前記主走査方向に印字率が変化するようにしたことを特徴とする印字装置。
  2. 前記変形データ部を前記主走査方向と副走査方向の両方に沿って印字率が変化するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
  4. 前記変形データ部の前記主データ部と接する側に、印字率100%の領域を設け、該印字率100%の領域と前記変形データ部の印字率が変化している領域とが凹凸状に接するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
  5. 前記凹凸状が波状であることを特徴とする請求項4に記載の印字装置。
  6. 前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
  7. 前記画像の印字は、前記印字ヘッドの前記印字媒体に対するN(Nは正数)回の走査を1単位として順次完了するようになし、前記印字ヘッドに主走査方向に印字率を変化させた変形データ部を備えた前記画像の印字データと前記補完分データを備えた印字ータ及び/又は前記変形データ部と補完分データの両方を備えた印字データが供給されるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の印字装置。
  8. 前記印字ヘッドに1走査ごとに供給される印字データの中、画像の先端を含む印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、画像の中間部の印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、前端部に、これに隣接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成し、画像の後端を含む印字データの副走査方向の前端部にこれに接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成したことを特徴とする請求項7に記載の印字装置。
  9. 前記変形データ部を含む画像の印字が完了したとき、該変形データ部の画像の削除部分が次の印字ヘッドの走査において該印字ヘッドに供給される印字データの端部に付加された補完分データによって補完されるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の印字装置。
  10. n(nは正数)ラインの印字データを印字単位として順次印字ヘッドの主走査方向の移動と印字媒体の副走査方向の搬送により印字媒体に印字する印字方法であって、前記印字データのつなぎ目側の所定数のラインを主走査方向に連続して並ばないように、つなぎ目側の端部のラインが凹凸形状を繰り返すようにし、前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向に変化させたことを特徴とする印字方法。
  11. 前記つなぎ目側の近傍の所定範囲の印字率を主走査方向と副走査方向の両方に沿って変化させたとを特徴とする請求項10に記載の印字方法。
  12. 前記印字データのつなぎ目側の、主走査方向に印字率の変化した領域を変形データ部とし、該変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする請求項10又は11に記載の印字方法。
  13. 前記変形データ部を備えた印字データとつなぎ目が接する他の印字データのつなぎ目側に、前記変形データ部の削除され間引きされたドットデータを補完する補完分データを設け、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする請求項12に記載の印字方法。
  14. 前記変形データ部の凹凸形状が波形であることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の印字方法。
JP2006202700A 2006-03-31 2006-07-26 印字装置及び印字方法 Active JP4322899B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202700A JP4322899B2 (ja) 2006-07-26 2006-07-26 印字装置及び印字方法
EP07706333.7A EP1944162B1 (en) 2006-03-31 2007-02-14 Printer and printing method
KR1020087017405A KR101498739B1 (ko) 2006-03-31 2007-02-14 인쇄 장치 및 인쇄 방법
CN200780012461.9A CN101415559B (zh) 2006-03-31 2007-02-14 印刷装置以及印刷方法
US12/224,998 US8284444B2 (en) 2006-03-31 2007-02-14 Apparatus and method that reduces streaking by using a deformed data portion to not array dots continuously in the main scan direction of the print head in the end portions of the sub-scan direction
KR1020147030067A KR101551138B1 (ko) 2006-03-31 2007-02-14 인쇄 장치 및 인쇄 방법
PCT/JP2007/000085 WO2007116577A1 (ja) 2006-03-31 2007-02-14 印字装置及び印字方法
TW096105946A TWI435809B (zh) 2006-03-31 2007-02-16 Printing apparatus and printing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202700A JP4322899B2 (ja) 2006-07-26 2006-07-26 印字装置及び印字方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008030206A true JP2008030206A (ja) 2008-02-14
JP4322899B2 JP4322899B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=39120133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006202700A Active JP4322899B2 (ja) 2006-03-31 2006-07-26 印字装置及び印字方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4322899B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685615B1 (ko) * 2003-05-28 2007-02-22 이제너두 주식회사 포인트제를 기반으로 한 온라인 복지관리 시스템 및 그운영방법
US9016568B2 (en) 2012-02-22 2015-04-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Reader device, data processing apparatus mounted with the same and genuine/counterfeit judgment method
US9278523B2 (en) 2013-07-12 2016-03-08 Seiko Epson Corporation Dot recording apparatus, dot recording method and computer program for the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5032275B2 (ja) * 2007-11-19 2012-09-26 武藤工業株式会社 印字装置及び印字方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685615B1 (ko) * 2003-05-28 2007-02-22 이제너두 주식회사 포인트제를 기반으로 한 온라인 복지관리 시스템 및 그운영방법
US9016568B2 (en) 2012-02-22 2015-04-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Reader device, data processing apparatus mounted with the same and genuine/counterfeit judgment method
US9278523B2 (en) 2013-07-12 2016-03-08 Seiko Epson Corporation Dot recording apparatus, dot recording method and computer program for the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4322899B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5065719B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP4227627B2 (ja) インクジェット記録装置および画像処理方法
JP4322883B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP6161308B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP4988033B2 (ja) 印字装置及び印字方法
KR101551138B1 (ko) 인쇄 장치 및 인쇄 방법
JP4322899B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP4185738B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2010208120A (ja) 液体噴射装置
JP2008149566A (ja) 記録装置、記録方法および画像処理装置
JP4358210B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP4322900B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP2014113708A (ja) 画像変換装置、画像形成装置、画像形成システム、及び生産方法
JP5032275B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP2010208121A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP5179151B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP2015205431A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、及び、コンピュータプログラム
JP2019181893A (ja) インクジェット記録装置及び記録方法
JP5787474B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2010000713A (ja) インクジェットプリンタ、印刷データ処理方法及び印刷データ処理プログラム
JP2007001251A (ja) 印刷装置
JP2003089199A (ja) インクジェット記録装置
JP2001277482A (ja) インクジェット記録装置における記録制御方法ならびに装置
JP2003326683A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090521

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4322899

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250