JP6731746B2 - グリル - Google Patents
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Description
つまり、加熱部としての上面バーナ及び下面バーナは、両者を強火力にする状態で点火され、その後、火力指令部にて目標火力を指令されると、指令された目標火力に変更されることになる。
前記運転制御部が、前記加熱開始指令が指令されたときに、前記温度検出部が検出する加熱開始時点温度に基づいて、前記加熱開始時点温度が高いほど前記目標火力を大きく減少させる値に設定する火力減少変数を定める火力減少変数設定処理、及び、前記目標火力を前記火力減少変数に基づいて減少補正する火力減少補正処理を実行するように構成されている点にある。
そして、火力減少補正処理によって、目標火力が、火力減少変数に基づいて減少補正されることになる。
しかも、目標火力を減少側に補正するものであるから、被加熱物を加熱する加熱時間を、被加熱物の内部までを適切に加熱調理できる時間にしても、被加熱物の焦げ付きを抑制することができる。
図1に示すように、3つのコンロバーナ1、および、ガス燃焼式の加熱部としてのグリルバーナ2(図4参照)を備えたグリル3を装備したビルトインタイプのガスコンロが構成されている。
グリル3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が、ガスコンロの上面を覆うトッププレート5の後方側箇所に形成されている。
3つのコンロバーナ1は、標準バーナ1a、小バーナ1b、及び、高火力バーナ1cであり、トッププレート5の上部には、鍋等を受け止め支持するための五徳6が3つのコンロバーナ1の夫々に対応して載置支持されている。
ガスコンロには、マイクロコンピュータを用いて構成された運転制御部H(図2参照)が備えられ、この運転制御部Hが、手動操作部Sにて指令された指令情報に基づいて、ガスコンロの運転制御、つまり、コンロバーナ1およびグリルバーナ2の燃焼制御を行うように構成されている。
尚、ガスコンロの前面部には押し操作式の電源スイッチ9が設けられており、電源スイッチ9の入り状態のときに、運転制御部Hがコンロバーナ1及びグリルバーナ2の燃焼制御を行うように構成されている。
図2及び図4に示すように、グリルバーナ2は、上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b、2cとを備えた両面バーナ式に構成されている。そして、図2に示すように、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b、2cの夫々にも、コンロバーナ1と同様に、点火器7及び着火検出センサ8が備えられている。
図2に示すように、都市ガス供給管等のガス供給源に接続される元ガス供給路11に元電磁弁12が設けられ、元ガス供給路11からは、標準バーナ用分岐路13a、小バーナ用分岐路13b、高火力バーナ用分岐路13c及びグリルバーナ用分岐路13dの4系統のガス流路が分岐されている。
尚、図示は省略するが、グリルバーナ用分岐路13dには、ガスガバナが設けられて、定流量のガスがグリルバーナ2に供給されるように構成されている。
本実施形態は、開閉式電磁弁16の開閉によりグリルバーナ2の火力(加熱量)を変更するように構成されている。
図1に示すように、ガスコンロ前側面19には、手動操作部Sとして、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対して各別に点火及び消火や火力調節を指令するための3つのコンロ操作具20と、コンロバーナ1による自動調理の設定を行うコンロバーナ用入力パネル21と、グリルバーナ2に対して点火及び消火や火力調整を指令するためのグリル用の設定入力パネル22とが設けられている。
メニュー(調理メニュー)としての焼き加減については「弱め」「標準」「強め」の3段階があり、そのうちの選択されたものをLEDランプにて示す焼き加減表示部30aが設けられている。
そして、図5に示すように、調理するときに使用者が参照するメニュー表が別途用意されており、使用者はこのメニュー表を参照しながら、メニュー(調理メニュー)を設定することになる。
また、点消火スイッチ23が、グリルバーナ2による加熱を開始する加熱開始指令を指令する加熱開始指令部として機能し、火力変更スイッチ27が、グリルバーナ2の目標火力Amを指令する火力指令部として機能するように構成されている。
さらに、メニュー変更スイッチ29、焼き加減調整スイッチ30及び点消火スイッチ23が、自動調理運転の開始を指令する自動調理運転指令部Eとして機能するように構成されている。
図4に示すように、グリル3には、前面部が開口する筒状に形成されたグリル庫32が備えられ、そのグリル庫32の内部に、被加熱物を載置する載置部としての焼き網33が設けられている。そして、焼き網33に載置された被加熱物がグリルバーナ2にて加熱されるように構成されている。
グリル庫32の後方側には、グリルバーナ2の燃焼排ガスや被調理物からでる水蒸気等の調理排気を排気する排気路34を形成する排気筒34Aが上方側に延びる状態で連設され、その排気路34にて調理排気を上述のグリル排気口4に導くように構成されている。
ちなみに、グリルバーナ2の二次空気は、グリル庫32の前面側箇所及び底面側箇所に形成された通気孔(図示は省略)を通して取り入れられることになり、そして、この二次空気の流動により、次述する汁受皿35を冷却するように構成されている。
また、汁受皿35の前端部には、汁受皿35をグリル庫32内に収納したときに、グリル庫32の前面部を閉塞する把手付きの扉36が装着されている。したがって、使用者は、把手にて扉36を開閉させることにより、汁受皿35と焼き網33をグリル庫32に対して出退移動させるように構成されている。
図4に示すように、グリル3には、グリル庫32の内部温度を検出する温度検出部Kが備えられている。
本実施形態においては、温度検出部Kとして、後述する熱容量判別用経過時間Y1及び熱容量判別用時間パラメータToを検出する熱容量判別用の温度センサとして機能する排ガス温度センサ37と、グリルバーナ2による加熱が開始された時点のグリル庫32の内部温度である加熱開始時点温度THや後述する温度上昇勾配αを検出する温度勾配判別用の温度センサとして機能する庫内温度センサ38とが備えられている。
尚、排ガス温度センサ37の直上方箇所には塵埃の降り掛かりを防止するための防塵板39が設けられ、その防塵板39よりも上方側でかつグリル庫内方側によった箇所には排ガスの流れの一部を排ガス温度センサ37に向けて案内する上部案内板40が設けられている。
この庫内温度センサ38が設けられる箇所は、この庫内温度センサ38の検出温度である庫内側検出温度TH2によって求められる温度上昇勾配αが、焼き網33に載置される被加熱物の載置状態の違いによって変化する箇所である。
尚、この庫内温度センサ38の焼き網33の存在側箇所には、被加熱物の下方側を流動する空気の流れを庫内温度センサ38に案内するための案内板41が設けられている。
運転制御部Hが、自動調理運転が指令されたときに、加熱開始指令に基づいて設定自動運転火力Asにてグリルバーナ2による加熱を開始した後の温度検出部Kの検出情報と、複数の負荷判別用条件のうち調理メニュー指令部MSにて指令された調理メニューに応じて選択された負荷判別用条件とに基づいて、被加熱物の加熱を行う加熱時間TMを求める加熱時間設定処理を実行するように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、グリルバーナ2を点火させるときの火力が大火力であり、そして、設定自動運転火力Asが、大火力に設定されている。
また、本実施形態は、加熱時間TMとして、後述の如く、残加熱時間TJを求めるように構成されている。
運転制御部Hが、加熱時間設定処理として、グリルバーナ2による加熱が開始された後の温度検出部Kの検出情報と、複数の負荷判別用条件のうち調理メニュー指令部MSにて指令された調理メニューに応じて選択された負荷判別用条件に基づいて、被加熱物の熱負荷を判定する負荷判別処理、及び、判別した熱負荷と、複数の算定条件のうち調理メニュー指令部MSにて指令された調理メニューに応じて選択された算定条件とに基づいて、判別処理が行われてから被加熱物の加熱が終了するまでの残加熱時間TJを、加熱時間TMとして設定する残加熱時間設定処理を実行するように構成されている。
dt=D・Δtb2+E・Δtb--------(1)
但し、D、Eは実験により求めた常数であり、例えば、D=0.03、E=0.69に設定される。
To=Y1+dt--------(2)
ちなみに、本実施形態では、第1監視温度X1や上述の演算式が負荷判別用条件に対応する。
本実施形態においては、温度上昇勾配αは、庫内温度センサ38にて検出される庫内側検出温度TH2に基づいて求められるものであり、グリルバーナ2の加熱が開始されてから100秒後の温度を第1検出値TB1として求め、グリルバーナ2の加熱が開始されてから160秒後の温度を第2検出値TB2として求め、次式(3)により、温度上昇勾配αを求めるように構成されている。
α=(TB2−TB1)/(160−100)--------(3)
複数の算定条件が、比率V(To/α)が大きいほど残加熱時間TJを長くし、かつ、同じ大きさの比率V(To/α)に対して求める残加熱時間TJを調理メニューに応じて異ならせるように定められている。
TJ=A・(To/α)+B--------(4)
但し、A、Bは、調理メニューに応じて予め設定されている変数である(図6参照)。
尚、本実施形態では、変数A、B及び上述の演算式が、算定条件に対応する。
つまり、求めた残加熱時間TJが設定最長時間TJmaxを越える場合には、残加熱時間TJを、設定最長時間TJmaxに設定するように構成されている。
図7に示すように、自動調理運転用の火力減少変数Kαが、加熱開始時点温度THが高いほど設定自動運転火力Asを大きく減少させ、かつ、加熱開始時点温度THの単位量増加に対する設定自動運転火力Asの減少量を、加熱開始時点温度THが増加するほど減少させる形態に定められている。
つまり、図示は省略するが、自動調理運転用の火力減少変数Kαは、調理メニュー指令部MSにて指令された調理メニューごとに異なる形態に定められることになり、図7には、調理メニューに応じて設定される自動調理運転用の火力減少変数Kαとして、代表的な一例を示す。
すなわち、本実施形態においては、加熱開始時点温度THの変化範囲が、70℃未満の区間、70℃以上で且つ110℃未満の区間、及び、110℃以上の区間の3つの区間に分割され、3つの区間夫々について、自動調理運転用の火力減少変数Kαを設定する関数が一次関数として定められている。
Kα=β+γ--------(5)
ただし、βの絶対値は1よりも小であり、γは零よりも大であり、本実施形態においては、自動調理運転用の火力減少変数Kαを、0よりも大きく且つ1以下の値として求めるように構成されている。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃未満の場合には、図8に示すように、傾き変数βとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により低温時傾き変数βCを求めるように構成されている。
βC=(βCB−βCA)・(TH−THB)÷(THB−THA)+βCB
ただし、THA=25℃、THB=70℃である。
βCAは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHAであるときに対応する低温時傾き変数βCの値である。
βCBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する低温時傾き変数βCの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃以上でかつ110℃未満の場合には、図10に示すように、傾き変数βとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により中温時傾き変数βSHの求めるように構成されている。
βSH=(βSHC−βSHB)・(TH−THC)÷(THC−THB)+βSHC
ただし、THB=70℃、THC=110℃である。
βSHBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する中温時傾き変数βSHの値である。
βSHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHCであるときに対応する中温時傾き変数βSHの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが110℃以上の場合には、図12に示すように、傾き変数βとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により高温時傾き変数βHを求めるように構成されている。
βH=(βHD−βHC)・(TH−THD)÷(THD−THC)+βHD
ただし、THC=110℃、THD=140℃である。
βHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTH0Cであるときに対応する高温時傾き変数βHの値である。
βHDは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTH0Dであるときに対応する高温時傾き変数βHの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃未満の場合には、図9に示すように、切片変数γとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により低温時切片変数γCを求める。
γC=(γCB−γCA)・(TH−THB)÷(THB−THA)+γCB
ただし、THA=25℃、THB=70℃である。
γCAは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHAであるときに対応する低温時切片変数γCの値である。
γCBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する低温時切片変数γCの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃以上でかつ110℃未満の場合には、図11に示すように、切片変数γとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により中温時切片変数γSHを求めるように構成されている。
γSH=(γSHC−γSHB)・(TH−THC)÷(THC−THB)+γSHC
ただし、THB=70℃、THC=110℃である。
γSHBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する中温時切片変数γSHの値である。
γSHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHCであるときに対応する中温時切片変数γSHの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが110℃以上の場合には、図13に示すように、切片変数γとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により高温時切片変数γHを求めるように構成されている。
γH=(γHD−γHC)・(TH−THD)÷(THD−THC)+γHD
ただし、THC=110℃、THD=140℃である。
γHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHCであるときに対応する高温時切片変数γHの値である。
γHDは、本出願人による実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHDであるときに対応する高温時切片変数γHの値である。
すなわち、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがある温度より高いときには、設定自動運転火力Asの減少量を一定にして、設定自動運転火力Asを減少させ過ぎないようにすることにより、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが高いときにも、適正な設定自動運転火力Asが設定され、適正な焼き上がり状態が得られる。
運転制御部Hが、自動調理運転用の火力減少補正処理として、グリルバーナ2を設定自動運転火力Asで燃焼させる自動運転火力燃焼状態とグリルバーナ2を設定自動運転火力Asよりも小さな設定抑制火力で燃焼させる抑制火力燃焼状態とを繰り返し、かつ、自動運転火力燃焼状態にて燃焼させる時間に対する抑制火力燃焼状態で燃焼させる時間の比を自動調理運転用の火力減少変数Kαに応じて変更する処理を実行するように構成されている。
また、抑制火力燃焼状態で燃焼させる時間が、所定の周期(例えば30秒)と(1−自動調理運転用の火力減少変数Kα)との積として求められる。
図14に示すように、手動調理運転用の火力減少変数Kxが、加熱開始時点温度THが高いほど目標火力Amを大きく減少させ、かつ、加熱開始時点温度THの単位量増加に対する目標火力Amの減少量を、加熱開始時点温度THが増加するほど減少させる形態に定められている。
尚、図14は、手動調理運転用の火力減少変数Kxと加熱開始時点温度THとの関係の一例を示すものであって、両者の関係は、実験によって求められることになる。
すなわち、本実施形態においては、加熱開始時点温度THの変化範囲が、70℃未満の区間、70℃以上で且つ110℃未満の区間、及び、110℃以上の区間の3つの区間に分割され、3つの区間夫々について、手動調理運転用の火力減少変数Kxを設定する関数が一次関数として定められている。
Kx=Y+Z--------(6)
ただし、Yの絶対値は1よりも小であり、Zは零よりも大であり、本実施形態においては、手動調理運転用の火力減少変数Kxを、0よりも大きく且つ1以下の値として求めるように構成されている。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃未満の場合には、図15に示すように、傾き変数Yとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により低温時傾き変数YCを求めるように構成されている。
YC=(YCB−YCA)・(TH−THB)÷(THB−THA)+YCB
ただし、THA=25℃、THB=70℃である。
YCAは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHAであるときに対応する低温時傾き変数YCの値である。
YCBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する低温時傾き変数YCの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃以上でかつ110℃未満の場合には、図17に示すように、傾き変数Yとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により中温時傾き変数YSHの求めるように構成されている。
YSH=(YSHC−YSHB)・(TH−THC)÷(THC−THB)+YSHC
ただし、THB=70℃、THC=110℃である。
YSHBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する中温時傾き変数YSHの値である。
YSHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHCであるときに対応する中温時傾き変数YSHの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが110℃以上の場合には、図19に示すように、傾き変数Yとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により高温時傾き変数YHを求めるように構成されている。
YH=(YHD−YHC)・(TH−THD)÷(THD−THC)+YHD
ただし、THC=110℃、THD=140℃である。
YHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTH0Cであるときに対応する高温時傾き変数YHの値である。
YHDは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTH0Dであるときに対応する高温時傾き変数YHの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃未満の場合には、図16に示すように、切片変数Zとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により低温時切片変数ZCを求める。
ZC=(ZCB−ZCA)・(TH−THB)÷(THB−THA)+ZCB
ただし、THA=25℃、THB=70℃である。
ZCAは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHAであるときに対応する低温時切片変数ZCの値である。
ZCBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する低温時切片変数ZCの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが70℃以上でかつ110℃未満の場合には、図18に示すように、切片変数Zとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により中温時切片変数ZSHを求めるように構成されている。
ZSH=(ZSHC−ZSHB)・(TH−THC)÷(THC−THB)+ZSHC
ただし、THB=70℃、THC=110℃である。
ZSHBは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHBであるときに対応する中温時切片変数ZSHの値である。
ZSHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHCであるときに対応する中温時切片変数ZSHの値である。
庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが110℃以上の場合には、図20に示すように、切片変数Zとして、庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THを用いて次式により高温時切片変数ZHを求めるように構成されている。
ZH=(ZHD−ZHC)・(TH−THD)÷(THD−THC)+ZHD
ただし、THC=110℃、THD=140℃である。
ZHCは、本出願人が実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHCであるときに対応する高温時切片変数ZHの値である。
ZHDは、本出願人による実験データに基づいて予め定めた基準情報であり、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがTHDであるときに対応する高温時切片変数ZHの値である。
すなわち、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THがある温度より高いときには、目標火力Amの減少量を一定にして、目標火力Amを減少させ過ぎないようにすることにより、加熱開始時の庫内温度センサ38の加熱開始時点温度THが高いときにも、適正な目標火力Amが設定され、適正な焼き上がり状態が得られる。
運転制御部Hが、手動調理運転用の火力減少補正処理として、グリルバーナ2を目標火力Amで燃焼させる目標火力燃焼状態とグリルバーナ2を目標火力Amよりも小さな設定抑制火力で燃焼させる抑制火力燃焼状態とを繰り返し、かつ、目標火力燃焼状態にて燃焼させる時間に対する抑制火力燃焼状態で燃焼させる時間の比を手動調理運転用の火力減少変数Kxに応じて変更する処理を実行するように構成されている。
尚、本実施形態においては、目標火力Amが小火力である場合にも、設定抑制火力が小火力であるため、手動調理運転用の火力減少変数Kxに拘わらず、小火力が維持されることになる。
また、抑制火力燃焼状態で燃焼させる時間が、所定の周期(例えば30秒)と(1−手動調理運転用の火力減少変数Kx)との積として求められる。
運転制御部Hの制御作動をフローチャートに基づいて説明する。
図21に示すように、運転制御部Hは、電源スイッチ9がオン操作された後に点消火スイッチ23がオン操作されると手動調理運転を実行する(#1、2)。この手動調理運転については、後述する。
ちなみに、排ガス温度センサ37にて検出される排ガス側検出温度TH1が適正な範囲内(―5℃〜100℃の範囲内)になければ(#4)、ブザーBZ(図2参照)の鳴動により警告音を発生させ(#7)、その後、#2に移行する。
次に、図22のフローチャートに基づいて自動調理運転について説明する。
自動調理運転においては、先ず、グリルバーナ2に対する点火処理を実行することになる(#30)。具体的には、点火器7による点火を開始させた後に、元電磁弁12及び開閉式電磁弁16を開弁させてグリルバーナ2を点火し、着火検出センサ8により着火が確認されると点火器7の動作を停止して燃焼ランプ24を点灯させる。
尚、設定時間内に着火検出センサ8により着火が確認されなければ不着火エラーとして元電磁弁12が閉弁されると共に、異常を報知する報知処理が行われることになる。
尚、温度異常判別処理にて異常高温状態であることが判別された場合には、消火処理を行う共に、ブザーBZの鳴動により警告音を発生させ、かつ、燃焼ランプ24を10回点滅させて、自動調理運転を終了する。
そして、上述の式(3)により、温度上昇勾配αを求めることになる。
そして、上述の式(1)により、補正時間dtを求め、上述の式(2)により、熱容量判別用時間パラメータToが求められる。
つまり、先ず、判定用情報として算出された熱容量判別用時間パラメータToと温度上昇勾配αとの比率V(To/α)に基づいて、上述の式(4)により、残加熱時間TJを求めることになる。
ちなみに、加熱時間TMとして、残加熱時間TJと上述の熱容量判別用経過時間Y1とを加えた値を求め、加熱を開始してからの加熱経過時間を加熱時間TMから減算した残り時間をタイマー表示部26に表示するようにしてもよい。
つまり、初期設定状態においては、設定自動運転火力Asに調整されているグリルバーナ2の火力を小火力にするように、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐した分岐路の夫々に備えられる開閉式電磁弁16を共に閉状態に切り換える。尚、第2監視温度X2は、図6に示すように調理メニューごとに予め設定されている。
また、消火処理に続いて、ブザーBZを鳴らす報知処理(#43)、及び、タイマー表示部26に表示されている「00」の表示を10回点滅させ、その後、タイマー表示部26を消灯する処理を実行し(#44)、その後、図21のフローチャートにおける#2に移行することになる。
尚、手動調理運転に移行した後は、火力変更スイッチ27の操作による火力の変更が可能となる。
次に、図23のフローチャートに基づいて手動調理運転について説明する。
手動調理運転においては、先ず、グリルバーナ2に対する点火処理を実行することになる(#50)。具体的には、点火器7による点火を開始させた後に、元電磁弁12及び開閉式電磁弁16を開弁させてグリルバーナ2を点火し、着火検出センサ8により着火が確認されると点火器7の動作を停止して燃焼ランプ24を点灯させることになる。
尚、設定時間内に着火検出センサ8により着火が確認されなければ不着火エラーとして元電磁弁12が閉弁されると共に、異常を報知する報知処理が行われることになる。
尚、温度異常判別処理にて異常高温状態であることを判別した場合には、元電磁弁12を閉じて消火する消火処理を行う共に、ブザーBZの鳴動により警告音を発生させ、かつ、燃焼ランプ24を10回点滅させて、手動調理運転を終了する。
また、#56にて、消火が指令されていないと判定したときには、手動調理運転について設定されている手動調理運転用の加熱時間が経過したか否か、つまり、タイマーカウントがアップしたか否かを判別し(#58)、タイマーアップしている場合には、#57の消火処理を実行し、タイマーアップしていない場合には、#53の処理に移行することになる。
また、手動調理運転においても自動調理運転と同様に、加熱経過時間を手動調理用加熱時間から減算した残り時間をタイマー表示部26に表示するタイマー残時間表示処理を実行することになるが、本実施形態では説明を省略する。
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、点火用火力が、大火力に設定される場合を例示したが、点火用火力は、点火に適した種々の火力に設定できるものである。
この場合、目標火力燃焼状態と抑制火力燃焼状態とを繰り返す周期を、上面バーナ2aと下面バーナ2b、2cとで異ならせるようにしてもよい。
この場合、グリルバーナ2の火力を、多段階や無段階に変更できるようにして、適切な設定抑制火力を設定できるようにすることが好ましい。
16 火力調節部
23 加熱開始指令部
27 火力指令部
32 グリル庫
33 載置部
Am 目標火力
H 運転制御部
K 温度検出部
Kx 火力減少変数
TH 加熱開始時点温度
Claims (6)
- グリル庫の内部の載置部に載置された被加熱物を加熱するガス燃焼式の加熱部と、前記加熱部の加熱開始指令を指令する加熱開始指令部と、前記加熱部の火力を設定大火力状態と設定小火力状態との間で調節する火力調節部と、前記加熱部の目標火力を指令する火力指令部と、前記加熱開始指令に基づいて前記加熱部の加熱作動を開始し且つ前記目標火力に基づいて前記火力調節部を制御する運転制御部と、前記グリル庫の内部温度を検出する温度検出部とが設けられたグリルであって、
前記運転制御部が、前記加熱開始指令が指令されたときに、前記温度検出部が検出する加熱開始時点温度に基づいて、前記加熱開始時点温度が高いほど前記目標火力を大きく減少させる値に設定する火力減少変数を定める火力減少変数設定処理、及び、前記目標火力を前記火力減少変数に基づいて減少補正する火力減少補正処理を実行するように構成されているグリル。 - 前記運転制御部が、前記火力減少補正処理として、前記加熱部を前記目標火力で燃焼させる目標火力燃焼状態と前記加熱部を前記目標火力よりも小さな設定抑制火力で燃焼させる抑制火力燃焼状態を繰り返し、かつ、前記目標火力燃焼状態にて燃焼させる時間に対する前記抑制火力燃焼状態で燃焼させる時間の比を前記火力減少変数に応じて変更する処理を実行するように構成されている請求項1記載のグリル。
- 前記火力減少変数が、前記加熱開始時点温度が高いほど前記目標火力を大きく減少させ、かつ、前記加熱開始時点温度の単位量増加に対する前記目標火力の減少量を、前記加熱開始温度が高いほど減少させる形態に定められている請求項1又は2記載のグリル。
- 前記火力減少変数が、前記加熱開始時点温度の変化範囲を複数に分割した複数の温度区間の夫々に対して定めた複数の関数を用いて設定されている請求項3記載のグリル。
- 前記火力減少変数が、前記加熱開始時点温度が設定高温度以上である場合には、一定の設定値に設定されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリル。
- 前記運転制御部が、前記加熱開始指令に基づいて点火用火力にて前記加熱部の加熱作動を開始し、前記加熱部の点火後でかつ前記火力指令部にて前記目標火力が指令されるまでの間は、前記点火用火力を前記目標火力として、前記火力減少補正処理を実行するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリル。
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