JP6719274B2 - カール矯正装置及び画像形成装置 - Google Patents

カール矯正装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、記録紙に付いたカールを矯正するカール矯正装置及び画像形成装置に関する。
加熱加圧状態で定着が行われた記録紙は、定着後におけるトナーの収縮を受けてカールや撓みを生じることが知られている。このカールは、用紙搬送路内での紙詰まりの原因となり、また記録紙を積層して処理する後処理部にあっては良好な後処理が行われない場合がある。また、カール量は記録紙の素材等によっても異なることが知られている。特許文献1には、カールを矯正すると共にカール矯正量調整機構を備えたカール矯正装置が提案されている。より具体的には、カール矯正装置は、画像形成装置から後処理装置への用紙搬送路に配置され、スポンジ製ローラと金属製ローラとが圧接状態で対向配置されている。また、カール矯正量調整機構は、専用のカール矯正量調整モータを駆動させて、スポンジ製ローラを金属製ローラとの圧接方向に接離移動することで、カール矯正量の調整を行うようにしている。
特開2010−132368号公報
ところで、特許文献1に記載された、カール矯正用として対向配置されたスポンジ製ローラと金属製ローラの一方は記録紙搬送用のモータで回転駆動されて、記録紙の搬送も行うものである。従って、カール矯正装置は、記録紙搬送用モータとカール矯正量調整モータとを備えており、その分、装置の大型化及びコストアップを招いている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、1個の回転駆動部で記録紙の搬送とカール矯正量の調整とを可能にするカール矯正装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、圧接状態で互いに平行配置された硬度の異なる第1のローラおよび第2のローラを有するカール矯正部と、当接部を有する調整回転軸を備え、前記調整回転軸の回転量に応じて前記当接部が前記第2のローラを押圧することで、前記第1のローラとの距離を調整する調整部と、正逆方向に回転可能な回転駆動部と、前記回転駆動部の回転駆動力を、正方向回転時には前記第1のローラに伝達し、逆方向回転時には前記調整回転軸に伝達するクラッチ部とを備えたものである。また、クラッチ部は、第1の一方向クラッチと第2の一方向クラッチと中継ローラとを含み、第1の一方向クラッチは、第1の入力軸が回転駆動部に連結され、第1の出力軸が第1のローラに連結され、第2の一方向クラッチは、第2の入力軸が第1の入力軸に連結され、第2の出力軸が調整回転軸に連結され、中継ローラは、第1の入力軸および第2の入力軸に当接する。
記録紙に付いたカールは、カール矯正量の設定を調整することで適切に矯正することが可能となる。カール量は記録紙の素材や種類によって変わることから、カールの矯正量も、カール量に合わせて調整することが好ましい。カールの矯正は、圧接された硬度の異なる一対のローラ間に記録紙を通すことで行われ、さらにカール矯正量の調整は、一対のローラの圧接状態、すなわち一対のローラの回転軸間の距離を調整することで可能となる。ただし、一対のローラ間の距離が調整されてもよい。そこで、記録紙の搬送とカール矯正量の調整動作とを1個の回転駆動部で行うようにした。一対の第1のローラおよび第2のローラのうちの第2のローラの回転軸の第1のローラの回転軸との相対的な距離を調整する際に、クラッチ部によって、正方向回転時には回転駆動部の駆動力が第1のローラに伝達されて駆動、すなわち相対的な距離は変動せず、専ら搬送状態とされ、一方、逆方向回転時には回転駆動部の駆動力が前記調整回転軸に伝達されて前記相対的な距離が変更調整される。従って、1個の回転駆動部で、記録紙の搬送、カール矯正動作と、カール矯正量の調整動作とが可能となるため、省スペース化が図れ、かつ安価な装置が提供できる。また、2個の一方向クラッチによって、カール矯正量の調整を、第1のローラや記録紙搬送のための別の搬送ローラの回転を止めた軽負荷状態で行うことが可能となる。
また、前記調整部の前記当接部は、偏心カムを含むことを特徴とする。この構成によれば、調整回転軸を回転させれば調整が可能となる。
また、前記第2のローラは、搬送ガイド部に支持されており、前記調整部は、前記搬送ガイド部を介して前記第2のローラの距離を調整することを特徴とする。この構成によれば、搬送ガイドと一体とすることで第1、第2のローラの相対的位置が変化しても、記録紙の搬送路の変更を極力なくして、常に円滑な搬送が確保されるようになる。
また、前記第1のローラの硬度は、前記に第2のローラの硬度よりも低いことを特徴とする。この構成によれば、一対のローラ間にニップ部が設けられ、したがって、この一対のローラの回転軸間の距離が調整されることにより、ニップ圧すなわち矯正圧を調整することができる。
また、前記調整回転軸に当該調整回転軸とともに回転する検出片を設け、光学センサと、少なくとも前記検出片の有無を前記光学センサの出力に基づいて検出して前記調整回転軸の回転量を制御する回転量制御手段とをさらに備えることを特徴とする。光学センサを用いて調整回転軸の回転量を制御するので、簡単な構成で、記録紙の厚みなどに応じて適切に矯正圧を調整することができる。
また、中継ローラは、それぞれ同軸で一体回転する第1中継ローラと第2中継ローラとを含み、第1中継ローラは、第1の入力軸および第2の入力軸に当接し、第2中継ローラは、記録紙を搬送する搬送ローラに連結されることを特徴とする
また、前記クラッチ部は、一方向クラッチを含み、前記一方向クラッチは、入力軸が前記回転駆動部に連結され、出力軸が前記調整回転軸に連結されていることを特徴とする。一つの方向クラッチを用いた場合であっても、1個の回転駆動部で、記録紙の搬送、カール矯正動作と、カール矯正量の調整動作とが可能である。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記カール矯正装置と、記録紙の搬送時に前記回転駆動部を正方向に回転させ、カール矯正量調整時に前記回転駆動部を逆方向に回転させる駆動制御部とを備えたものである。この構成によれば、カール矯正量の調整が可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明によれば、1個の回転駆動部で、記録紙の搬送、カール矯正動作と、カール矯正量の調整動作とが可能となるため、省スペース化が図れ、かつ安価な装置が提供できる。
本発明に係るカール矯正装置が適用される画像形成装置の構成を示す側面断面図である。 第1実施形態に係るカール矯正装置の斜視図である。 第1実施形態に係るカール矯正装置の搬送系を示す側面断面図である。 ガイド部材の構造を説明する斜視図である。 矯正量調整部の部分斜視図である。 (a)は矯正圧が最小である場合の偏心カムの回転位置に対するガイド部材の傾き量の一例を示す断面図であり、(b)は矯正圧が最大である場合の偏心カムの回転位置に対応するガイド部材の傾き量の一例を示す断面図である。 (a)は、矯正圧が最小である場合における光学センサの検知部に対する検出片の位置の一例を示す図解図であり、(b)は、矯正圧が最大である場合における光学センサの検知部に対する検出片の位置の一例を示す図解図である。 第1実施形態に係るカール矯正装置の調整系を示す側面断面図である。 第1実施形態に係るカール矯正装置の調整系を斜め下方向から見た斜視図である。 第1実施形態に係るカール矯正装置の調整系を示す略図であり、(a)は搬送時の各部の動きを示し、(b)は調整時の各部の動きを示す。 第2実施形態に係るカール矯正装置の調整系を斜め下方向から見た斜視図である。 第2実施形態に係るカール矯正装置の調整系を示す略図であり、(a)は搬送時の各部の動きを示し、(b)は調整時の各部の動きを示す。 第3実施形態に係るカール矯正装置の調整制御を示すブロック図である。
[第1実施形態]
図1に示すように、画像形成装置1は、本体上部に、原稿の画像を読み取って画像データを生成するスキャナ装置2が搭載されると共に、本体に、記録紙に対して画像形成処理を実行する画像形成ユニット3、画像形成ユニット3に対して記録紙を供給する給紙ユニット4、画像形成ユニット3を通過した記録紙のカールを矯正して後処理ユニット6に導く中継搬送ユニット5、及び画像形成処理が施された記録紙に対して後処理を実行する後処理ユニット6を備えている。また、画像形成装置1は、給紙ユニット4から中継搬送ユニット5まで記録紙を搬送する搬送ガイド及び搬送ローラ群から構成された用紙搬送路7を備えている。
画像形成ユニット3は、定速回転する感光体ドラム31を備え、その周囲に回転方向上流側から露光部32、現像部33及び転写部34等が配置されている。画像形成ユニット3は、転写部34の用紙搬送方向下流側に定着部35を備えている。定着部35は、記録紙を挟持する加熱ローラと加圧ローラとを備え、記録紙面に転写されたトナー像を加熱溶融して記録紙に定着する。定着部35の用紙搬送方向下流側には、記録紙を中継搬送ユニット5に搬送する搬送ローラ71が設けられている。
給紙ユニット4は、種類(サイズや厚さ、坪量等)の異なる記録紙を収容する、好ましくは複数の給紙カセットを備えている。各給紙カセットは、記録紙を1枚ずつ用紙搬送路7に送り出す給紙機構と対応して配置されている。
中継搬送ユニット5は、搬入される記録紙に対してカール矯正処理を施し、後処理ユニット6へ搬出するもので、カール矯正装置として機能する。中継搬送ユニット(カール矯正装置)5の構成は後述する。
後処理ユニット6は、中継搬送ユニット5から搬入された記録紙の搬送方向の切換えを行う切換部61、後処理の一例としてのステープルトレイ62、排紙トレイ63及び排紙トレイ64を備えている。後処理ユニット6は、切換部61によって記録紙をそのまま排紙トレイ63へ排出し、あるいはステープルトレイ62に導く。ステープル処理が施された記録紙は、排紙トレイ64へ排出される。なお、後処理部として公知のソート処理部やパンチ処理部その他を含めてもよい。
次に、図2〜図10を用いてカール矯正装置5について説明する。カール矯正装置5は、幅方向に両側面を有する本体5Aの内部に、用紙搬送方向における上流側(図2の右方)から下流側(図2の左方)に向かって並んで配置される2つの下面側搬送ガイド501,502(図2参照)を備えている。なお、図2では、下面側搬送ガイド501,502と対面する上面側の搬送ガイドは、内部構造の説明上、省略している。下面側搬送ガイド501,502には、それぞれ用紙搬送方向に直交する方向(以下、幅方向)に対称に搬送ローラ511,512が搬送方向に沿ってそれぞれ上面に一部露出するように所要数配設されている。なお、図3に一部見えているように、搬送ローラ511,512に対面する上面側の搬送ガイドには従動ローラが配置されている。また、図1においては、カール矯正装置5における用紙搬送方向は、右から左に向かう方向であり、幅方向は、図1の紙面に対して垂直な方向である。
上流側と下流側の略中央位置には、互いに硬度の異なるカール矯正用のローラ53とローラ543(図3参照)とが圧接した状態で互いに平行配置されている。ローラ53は、表面が相対的に変形容易な材料、例えばスポンジ等で形成され、ローラ543は、表面が相対的に硬い、例えば金属等で形成されている。記録紙は、ローラ53とローラ543との間を通過する間に、圧接により変形しているスポンジのローラ53側に押し当てられることで、定着後に生じたカールが矯正される。なお、後述するように、ローラ53とローラ543との間の距離は調整可能にされている。厳密に言うと、ローラ53の回転軸とローラ543の回転軸との距離が調整可能である。図3において、ローラ543’は、ローラ53に、より接近した位置に調整された状態にあることを示している。
ローラ543は、図4に示すように、ガイド部材54によって支持されている。ガイド部材54は、幅方向両側に側板541を有し、両側板541間に長尺のガイド面部542が支持されている。ローラ543は、両側板541の軸受5411に回転可能に軸支されている。記録紙は、ガイド面部542に沿ってローラ543の上面側を通過し、これによってローラ53との間に挟持されて、カールを矯正されるとともに、搬送力を受ける。
また、ガイド部材54は、本体5Aの側壁に立設された揺動軸540(図3も参照)に軸支される、U字状に切り欠かれた嵌合部5412を有し、揺動軸540を中心に揺動可能にされている。この揺動によって、ローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離が調整可能とされる。ローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離が長い場合には、スポンジのローラ53の変形量が小さいため、カール矯正量(矯正力)は小さく、ローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離が短くなるに従って、スポンジのローラ53の変形量がより大きくなって、カール矯正量が大きくなる。すなわち、ローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離が調整されると、カールの矯正量(矯正力)が調整される。なお、ローラ543単体で移動させる態様としてもよいが、ローラ543をガイド部材54と一体で揺動する態様では、このローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離変化に対しても、記録紙を確実に挟持位置にガイドすることが可能となる。
ガイド部材54の適所であって、嵌合部5412と反対側となる箇所には当接部54aが、本実施形態では幅方向に一対設けられている。後述するように、当接部54aに外力が作用することで、揺動軸540周りの揺動が実行される。
図2、図3及び図5に示すように、ガイド部材54の近傍には、ガイド部材54を揺動させる矯正量調整部56が設けられている。矯正量調整部56は、本実施形態では、後述するように一方向クラッチ55に同心で支持されている。矯正量調整部56は、幅方向に延び、本体5Aの両側で軸支される回転軸561と、回転軸561に固定され、当接部54aに当接する偏心カム562(図5参照)と、回転軸561に固定され、回転位相例えば基準角度位置を検出するための検出片563(図2参照)とを備えている。
偏心カム562は、例えば周方向に対して漸次回転中心からの距離が変化するものである。検出片563は、本体5A側に設けられた光学センサ5B(図5、図7、図9参照)等によって検出されることで、回転軸561の基準角度位置の検出を行うために回転軸561に固定的に設けられる。
偏心カム562は、回転軸561の回転位相位置に対応した偏心距離分だけ当接部54aを、図略のバネなどによる揺動軸540を中心にした時計回り方向(図3)への付勢力に抗して揺動させることで、ガイド部材54の揺動量、すなわちローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離が調整される。したがって、ローラ53の表面が変形することにより、ローラ543とローラ53との間のニップ部のニップ圧が変化され、カール矯正量(矯正圧)が調整される。ただし、厚さの大きい記録紙に印字を行う画像形成装置1においては、ローラ543とローラ53とが離間可能に設けられる場合がある。かかる場合には、ローラ543の回転軸のローラ53の回転軸に対する距離のみならず、ローラ543のローラ53に対する離接距離が調整されることもある。したがって、ローラ543のローラ53に対する離接距離によってカール矯正量が調整される場合もある。このような構成とすることにより、基準角度位置と偏心カム562の回転位相位置に対応した偏心距離との関係から、回転軸561の基準(基準角度位置)からの回転量に応じたカール矯正量を設定することが可能となる。
検出片563は、回転軸561の所定位置に固定され、回転軸561とともに回転する。図面では分かり難いが、検出片563は、光学センサ5Bの検知部(受光部)を遮蔽可能な幅を有する略長方形の板状に形成され、その長手方向は回転軸561の中心から放射方向に延びる方向である。この第1実施例では、回転軸561の基準角度位置において、光学センサ5Bの検知部を遮蔽するように検出片563は配置される。
たとえば、光学センサ5Bは、透過型の光学センサであり、発光部から照射された光が受光部で受光される。したがって、検出片563の厚みは、発光部と受光部との間隔よりも小さくされる。ただし、検出片563によって受光部が遮蔽されると、発光部から照射された光は受光部で受光されない。したがって、受光部で受光される光の変化によって、光学センサ5Bの出力が変化する。
なお、詳細な説明は省略するが、光学センサ5Bは、反射型の光学センサを用いることもできる。かかる場合には、発光部および受光部に対応する位置に検出片563が位置する場合に、たとえば、反射光が受光部で検出される。
図6(a)は矯正圧が最小である場合の偏心カム562の回転位置に対するガイド部材54の傾き量の一例を示す断面図であり、図6(b)は矯正圧が最大である場合の偏心カム562の回転位置に対応するガイド部材54の傾き量の一例を示す断面図である。ただし、図6(a)および(b)では、図5に示していない側の偏心カム562を、用紙搬送方向と平行であり、回転軸561の方向に対して垂直である方向に切断した場合についての断面図が示される。なお、図6(a)および(b)(図7(a)および(b)も同じ)では、ローラ53の回転軸をハッチングで示し、スポンジ部分についてはハッチングを省略してある。
図6(a)に示すように、矯正力が最小である場合には、偏心カム562の回転の中心(回転軸561の中心)から当該偏心カム562の外周面が当接部54aの凸部と接触する位置までの距離は最も短い。したがって、水平面に対するガイド部材54の傾き量(揺動)は最小であり、ローラ53の回転軸とローラ543の回転軸との距離が最も長い。ただし、矯正力が最小である場合に、回転軸561は基準角度位置で停止される。ただし、凸部は、当接部54aの下側の面に下方に突出するように設けられる。
一方、図6(b)に示すように、矯正力が最大である場合には、偏心カム562の回転の中心から当該偏心カム562の外周面が当接部54aの凸部と接触する位置までの距離は最も長い。したがって、水平面に対するガイド部材54の傾き量は最大であり、ローラ53の回転軸とローラ543の回転軸との距離が最も短い。
図6(a)および(b)に示すように、カール矯正装置5の本体5Aを一方側(図2の手前側)から見た場合、後述するように、回転軸561は、反時計周りに回転(回動)され、これに従って偏心カム562も回転(回動)される。回転軸561の回転(回動)が停止されたときの位置で決まる偏心カム562の回転の中心から当該偏心カム562の外周面が当接部54aと接触する位置までの距離に応じて、ローラ53の回転軸とローラ543の回転軸の距離が決定され、その結果、矯正圧が決定される。
図7(a)は、矯正圧が最小である場合における光学センサ5Bの検知部に対する検出片563の位置の一例を示す図解図であり、図7(b)は、矯正圧が最大である場合における光学センサ5Bの検知部に対する検出片563の位置の一例を示す図解図である。ただし、図7(a)および(b)では、検出片563を、用紙搬送方向と平行であり、回転軸561の方向に対して垂直である方向に切断した場合についての断面図が示される。
図7(a)に示すように、矯正圧が最小である場合には、検出片563は、光学センサ5Bの検知部を遮蔽する位置で停止される。具体的には、回転軸561が回転(回動)することにより、回転軸561が基準角度位置に来ると、光学センサ5Bの発光部からの光が検出片563によって遮られる。そして、光学センサ5Bの出力に基づいて、回転軸561の回転が停止される。つまり、矯正力を最小に設定する場合には、回転軸561を回転させて、検出片563が光学センサ5Bの受光部を遮蔽する位置で停止させればよい。
一方、矯正圧が最大値である場合には、上述したように、偏心カム562の回転の中心から当該偏心カム562の外周面が当接部54aの凸部と接触する位置までの距離が最も長くなるように、回転軸561が回動される。このとき、図7(b)に示すように、たとえば、検出片563は、偏心カム562の外周面と当接部54aが接する位置(図6(b)参照)と重なる位置で停止される。
たとえば、矯正圧が最小である場合の基準角度位置から、矯正圧が最大である場合の回転軸561の回転角度(回動量)およびこの回転角度に対応する矯正圧を予め計測することにより、回転軸561の回転量を制御して、矯正圧(カール矯正量)を線形的にまたは段階的に調整することができる。
搬送系であるローラ53、搬送ローラ511,512、及び矯正量調整部56の回転軸561は、単一の回転駆動源であるモータ57によって回転駆動される。
図8は、この第1実施形態に係るカール矯正装置5の調整系を示す側面断面図である。図9は、この第1実施形態に係るカール矯正装置5の調整系を斜め下方向から見た斜視図である。図10は、この第1実施形態に係るカール矯正装置5の調整系を示す略図である。ただし、図10は、カール矯正装置5の本体5Aを一方側から他方側(図2の奥側)を見た場合について示してある。
図8〜図10において、モータ57と、ローラ53、搬送ローラ511,512及び回転軸561との間には、一方向クラッチ機構が介設されている。第1の実施形態では、一方向クラッチ機構として、2個の一方向クラッチ52,55が設けられている。一方向クラッチ52,55は、互いに同心の入力軸と出力軸とを備え、公知のように入力軸が正転する場合には出力軸が共回りし、一方、入力軸が逆転する場合には出力軸が回転しない(静止する)ものである。また、必須ではないが、中継ローラ部58を介在させている。図2および図8から分かるように、モータ57、一方向クラッチ52,55及び中継ローラ部58は、本体5Aの他方側(図2の奥側)の側壁に支持されている。
一方向クラッチ52は、入力軸521と出力軸522とを備え、図9および図10に示すように、入力軸521はベルト571を介してモータ57の回転軸に固定されるローラと連結されると共に、中継ローラ部58の第1ローラ581と当接して一体回転可能にされている。ただし、図9ではモータ57を省略してある。このことは、後述する図11についても同じである。
また、一方向クラッチ52の出力軸522にはカール矯正用のローラ53が同心で一体結合されていると共に、中継ローラ部58の第2ローラ582に当接している。なお、一方向クラッチ52は、図10において、入力軸521が時計回り方向(以下、CW方向)に回転するとき、出力軸522が共回りし、入力軸521が反時計回り方向(以下、CCW方向)に回転するとき、出力軸522が共回りせずに静止する。また、図9では、第2ローラ582を点線で示すことにより(一方向クラッチ55も同様)、図9において第2ローラ582背面側に配置されるローラを透過して見えるようにしてある。
中継ローラ部58は、それぞれ同軸の第1ローラ581,第2ローラ582,第3ローラ583および第4ローラ583’を備え、第1ローラ581と第3ローラ583とが一体回転し、別途、第2ローラ582と第4ローラ583’とが一体回転する。図9から良く分かるように、第1ローラ581,第2ローラ582,第3ローラ583,第4ローラ583´は、同心で幅方向に並んで配置される。第3ローラ583が本体5Aの幅方向における他方側の端に配置され、この第3ローラ583と一体的に形成(一体結合)される第1ローラ581が第3ローラ583の内側に配置される。さらに、第1ローラ581の内側に、第4ローラ583´および第2ローラ582がこの順番で配置される。図面では分かり難いが、第3ローラ583と第1ローラ581とは一体結合され、第4ローラ583´と第2ローラ582とは一体結合される。
図9および図10に示すように、中継ローラ部58の第3ローラ583は、ベルト591を介して搬送ローラ511の回転軸に固定されるローラ5110と連結され、中継ローラ部58の第4ローラ583’は、ベルト592を介して用紙搬送方向の下流側に配置される搬送ローラ512の回転軸に固定されるローラ5120に連結され、ベルト593を介して、ローラ5120は、用紙搬送方向のさらに下流側に配置される他の搬送ローラ512の回転軸に固定されるローラ5122と連結されている。また、中継ローラ部58の第1ローラ581は、一方向クラッチ55と当接している。
一方向クラッチ55は、互いに同心の入力軸551と出力軸552とを備え、入力軸551は第1ローラ581と当接して一体回転可能にされ、出力軸552には矯正量調整部56の回転軸561が同心で一体結合されている。なお、一方向クラッチ55は、図10において、入力軸551がCW方向に回転するとき、出力軸552が共回りせず、入力軸551がCCW方向に回転するとき、出力軸552が共回りする。
以上の構成において、次に、記録紙搬送時及びカール矯正量調整時の各部の動きについて、図9および図10を参照しつつ説明する。
(1)記録紙搬送時
図10(a)に示すように、モータ57がCW方向(正転方向)に回転すると、一方向クラッチ52の入力軸521はCW方向に回転し、出力軸522もCW方向に共回りする。従って、第1ローラ581および第3ローラ583が回転して、上流側のローラ5110(搬送ローラ511)が、矢印で示すように用紙搬送方向(CCW方向)に回転する。また、図9も参照して分かるように、出力軸522も共回りすることで、ローラ53もCW方向に回転して、第2ローラ582および第4ローラ583’が用紙搬送方向(CCW方向)に回転する。また、第4ローラ583´が回転することにより、ローラ5120、5122(搬送ローラ512,512)が、用紙搬送方向(CCW方向)に回転する。
また、第1ローラ581の回転によって一方向クラッチ55の入力軸551はCW方向に回転するが、図10(a)に破線の矢印で示すように、出力軸552は共回りしないため、矯正量調整部56の回転軸561は、静止したままとなる。
このように、モータ57がCW方向に回転する時は、ローラ53及び搬送ローラ511,512が回転する一方、回転軸561が静止した状態となり、記録紙の搬送のみが行われる。
(2)カール矯正量調整時
図10(b)に示すように、モータ57がCCW方向(逆転方向)に回転すると、一方向クラッチ52の入力軸521はCCW方向に回転する一方、出力軸522は静止する。従って、出力軸522と一体のローラ53は静止したままとなる。また、図9も参照して分かるように、第1ローラ581および第3ローラ583が回転することで上流側のローラ5110(搬送ローラ511)はCW方向に回転する一方、出力軸522が静止しているため、第2ローラ582および第4ローラ583’は静止し、下流側のローラ5120,5122(搬送ローラ512,512)は静止する。
また、第1ローラ581の回転によって一方向クラッチ55の入力軸551はCCW方向に回転し、その結果、図10(b)に矢印で示すように、出力軸552がCCW方向に共回りするため、矯正量調整部56の回転軸561が回転する。すなわち、回転軸561が回転され、上述したように、この回転量を制御することによって、ローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離を調整し、カールの矯正量を適宜に調整することが可能となる。
このように、モータ57がCCW方向に回転する時は、ローラ53及び搬送ローラ512が静止し(なお、搬送ローラ511はCW方向に回転)、回転軸561が回転する状態となり、モータ57の駆動量制御によってカールの矯正量の調整が可能となる。しかも、この時、ローラ53及び搬送ローラ512への駆動力伝達を遮断することで、モータ57の負荷がその分軽減されることになる。
[第2実施形態]
第2実施形態の画像形成装置1は、カール矯正装置5の構成および動作の一部が異なる以外は第1実施形態の画像形成装置1と同じであるため、第1実施形態と異なる内容について説明し、重複する内容については省略する、または、簡単に説明することにする。
図11は、第2実施形態に係るカール矯正装置5の調整系を斜め下方向から見た斜視図である。図12は、第2実施形態に係るカール矯正装置5の調整系を示す略図である。
図11および図12は、第2実施形態のカール矯正装置5の構成を示し、第1実施形態の図9および図10に対応する図である。第1実施形態では、2個の一方向クラッチ52,55を採用したが、一方向クラッチ52のみでも同様に搬送動作と調整動作とが可能である。図11および図12において、図9および図10と同一部分には同一の符号を付している。
図11および図12において、図9および図10と相違する点は、第3ローラ583が幅方向(軸線方向)に長くされ、ローラ5120が第3ローラ583とベルト592を介して連結されていることである。また、第4ローラ583’及び一方向クラッチ55が採用されていないことである。さらに、ローラ53は、入力軸521と同心で一体結合され、出力軸522は本体Aの幅方向における他方側に延長される。図面では分からないが、一方向クラッチ52は、図9および図10に示した場合と、逆向きに配置される。この出力軸522に当接するように、第2ローラ582は、第3ローラ583よりも本体Aの幅方向における他方側に配置される。したがって、第2実施形態では、第2ローラ582と第1ローラ581との間に第3ローラ583が配置される。ただし、第1ローラ581と第3ローラ583とが一体結合されている点は、第1実施形態と同じである。また、矯正量調整部56の回転軸561は直接、第2ローラ582と当接している。
以上の構成において、次に、記録紙搬送時及びカール矯正量調整時の各部の動きについて、図12を参照しつつ説明する。
(1)記録紙搬送時
図12(a)に示すように、モータ57がCW方向(正転方向)に回転すると、一方向クラッチ52の入力軸521はCW方向に回転する一方、出力軸522は静止する。従って、入力軸521と一体のローラ53は共回りする。また、図11も参照して分かるように、入力軸521が回転することにより、第1ローラ581と第3ローラ583がCCW方向に回転すると、ローラ5110,5120、5122(搬送ローラ511,512,512)もCCW方向に回転する。一方、図12(a)に破線の矢印で示すように、出力軸522が静止しているため、第2ローラ582は静止し、矯正量調整部56の回転軸561は静止したままとなる。
このように、モータ57がCW方向に回転する時は、ローラ53及び搬送ローラ511,512が回転する一方、回転軸561が静止した状態となり、記録紙の搬送のみが行われる。
(2)カール矯正量調整時
図12(b)に示すように、モータ57がCCW方向(逆転方向)に回転すると、一方向クラッチ52の入力軸521はCCW方向に回転し、出力軸522もCCW方向に共回りする。従って、入力軸521と一体のローラ53は共回りする。また、図11も参照して分かるように、入力軸521が回転することにより、第1ローラ581と第3ローラ583がCW方向に回転すると、ローラ5110,5120,5122(搬送ローラ511,512,512)が、矢印で示すようにCW方向に回転する。また、出力軸522も共回りすることで、第2ローラ582がCW方向に回転して、矯正量調整部56の回転軸561はCCW方向に回転する。
すなわち、回転軸561が回転され、上述したように、この回転量を制御することによって、ローラ543の回転軸とローラ53の回転軸との距離を調整し、カールの矯正量を適宜に調整することが可能となる。
このように、モータ57がCCW方向に回転する時は、ローラ53及び搬送ローラ511,512をCW方向に回転させながらも、回転軸561が回転状態となって、モータ57の駆動量制御によってカールの矯正量の調整が可能となる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、第1実施形態および第2実施形態で説明したカールの矯正量の調整を実現するための電気的な構成の一例を示す。
制御部100は、画像形成装置1の動作を制御するもので、この画像形成装置1の筐体内の所定の位置に設けられる。制御部100は、CPUを備え、マイクロコンピュタ等で構成されている。図13に示すように、制御部100は、例えば、外部から入力可能なタッチパネル等の操作部80、画像形成ユニット3、中継搬送ユニット5のモータ57、光学センサ5B、後処理ユニット6及び記憶部110と接続されている。記憶部110は、制御部100が実行する制御プログラム(カール矯正量の調整処理のプログラムを含む)を記憶するエリア及びワークエリアを備えている。
制御部100は、制御プログラムをCPUで実行させることによって、少なくとも記録紙選択処理部101、印刷処理部102及びカール矯正量調整部103として機能する。記録紙選択処理部101は、タッチパネル等を介して印字の指示、記録紙のサイズ、種類(例えば厚さ、坪量)の指定を受付けると共に、対応する給紙カセットの選択処理を実行する。印刷処理部102は、印刷指示を受け付けて画像形成ユニット3等を動作させて所定の画像を記録紙に印字する。このとき、モータ57をCW方向に回転させてカールの矯正処理を行いながら記録紙の搬送を行う。
カール矯正量調整部103は、記録紙選択処理部101によって記録紙の種類が設定されると、印刷指示を受けて、1枚目の印刷が行われる前に、選択された記録紙の種別に対応したカール矯正量の調整処理を実行する。なお、記憶部110には、記録紙の種別とカール矯正量に応じた回転量(基準角度位置に対する回転角度)との関係を示すテーブルが記憶されている。より具体的には、カール矯正量調整部103は、光学センサ5Bの検出信号に基づいて、回転軸561が所定角度位置となる回転量だけモータ57をCCW方向に回転させるための回転駆動信号を出力する。回転駆動信号は、モータ57の種類によって駆動パルス個数、駆動時間で制御することが可能である。
また、第1実施形態では、上流側の搬送ローラ511(ローラ5110)をCW,CCW方向共に回転するようにしたが、搬送ローラ512(ローラ5120,5122)と同様にカール矯正量調整時に静止するようにしてもよい。
また、第1実施形態では、カール矯正量調整用として回転軸561に設けた偏心カム562を用いたが、偏心カム562に代えて、回転軸561に当接部を立設し、この当接部が回転軸561の回転位相位置に応じて、ガイド部材54の当接部54aを押圧することでガイド部材54を揺動軸540周り回転させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 画像形成装置
5 カール矯正装置
52,55 一方向クラッチ(クラッチ部)
53 ローラ(第1のローラ)
543 ローラ(第2のローラ)
56 矯正量調整部(調整部)
561 回転軸(調整回転軸)
562 偏心カム(当接部)
57 モータ

Claims (8)

  1. 圧接状態で互いに平行配置された硬度の異なる第1のローラおよび第2のローラを有するカール矯正部と、
    当接部を有する調整回転軸を備え、前記調整回転軸の回転量に応じて前記当接部が前記第2のローラを押圧することで、前記第1のローラとの距離を調整する調整部と、
    正逆方向に回転可能な回転駆動部と、
    前記回転駆動部の回転駆動力を、正方向回転時には前記第1のローラに伝達し、逆方向回転時には前記調整回転軸に伝達するクラッチ部とを備え
    前記クラッチ部は、第1の一方向クラッチと第2の一方向クラッチと中継ローラとを含み、
    前記第1の一方向クラッチは、第1の入力軸が前記回転駆動部に連結され、第1の出力軸が前記第1のローラに連結され、
    前記第2の一方向クラッチは、第2の入力軸が前記第1の入力軸に連結され、第2の出力軸が前記調整回転軸に連結され、
    前記中継ローラは、前記第1の入力軸および前記第2の入力軸に当接することを特徴とする、カール矯正装置。
  2. 前記調整部の前記当接部は、偏心カムを含む、請求項1に記載のカール矯正装置。
  3. 前記第2のローラは、搬送ガイド部に支持されており、前記調整部は、前記搬送ガイド部を介して前記第2のローラの距離を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載のカール矯正装置。
  4. 前記第1のローラの硬度は、前記第2のローラの硬度よりも低いことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のカール矯正装置。
  5. 前記調整回転軸に当該調整回転軸とともに回転する検出片を設け、
    光学センサと、
    少なくとも前記検出片の有無を前記光学センサの出力に基づいて検出して前記調整回転軸の回転量を制御する回転量制御手段とをさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載のカール矯正装置。
  6. 前記中継ローラは、それぞれ同軸で一体回転する第1中継ローラと第2中継ローラとを含み、前記第1中継ローラは、前記第1の入力軸および前記第2の入力軸に当接し、前記第2中継ローラは、記録紙を搬送する搬送ローラに連結されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のカール矯正装置。
  7. 前記クラッチ部は、一方向クラッチを含み、
    前記一方向クラッチは、入力軸が前記回転駆動部に連結され、出力軸が前記調整回転軸に連結されていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のカール矯正装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のカール矯正装置と、記録紙の搬送時に前記回転駆動部を正方向に回転させ、カール矯正量調整時に前記回転駆動部を逆方向に回転させる駆動制御部とを備えた画像形成装置。
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