JP6719250B2 - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上流側より搬送されてきた用紙等の印刷媒体に対し、並列配置された複数のノズル列を有するインクジェットヘッドによってインクを吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置に関し、特に、吸引搬送時の印刷媒体の浮きを検出し、印刷媒体がインクジェットヘッドに衝突しないようにしたインクジェット印刷装置に関する。
インクジェット印刷装置では、並列配置された複数のノズル列を有するインクジェットヘッドの下方に、エアーを吸引して負圧により用紙等の印刷媒体を吸着して搬送する吸引搬送が行われている。
吸引搬送では、搬送装置の搬送ベルトに形成した複数の吸気孔からエアーを吸引して負圧により用紙等の印刷媒体を吸着して搬送するが、インクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドに対し用紙を近接させてインクの吐出を行うため、用紙がインクジェットヘッドに衝突しないようにする必要がある。
そのため、用紙等の印刷媒体に所定値以上の用紙浮きが発生した場合は、その浮きを検出し、上流側の搬送ローラを急停止させて印刷媒体の搬送を停止させるインクジェット印刷装置(例えば、特許文献1参照。)や、用紙にカール等の浮きが発生した場合、搬送装置の搬送ベルトに設けられた吸気孔の吸引力を増大させて用紙がインクジェットヘッドに衝突しないようにしたインクジェット印刷装置(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
特開2007−136726号公報 特開2006−176265号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載のインクジェット印刷装置では、用紙の浮きが検出された場合、用紙後端を上流側ローラによってニップ(挟持)して用紙を急停止させているため、用紙の長さが短い場合や、用紙後端で浮きを検出した場合には、上流側ローラにて用紙後端をニップ(挟持)できず、そのまま吸引搬送部に用紙を送ってしまい、用紙の浮き部分がインクジェットヘッドに衝突する、という問題があった。
また、上述の特許文献2に記載のインクジェット印刷装置では、用紙の浮きを検出した場合、吸引搬送部における用紙吸引搬送時の吸引力を増大させて用紙を吸着しているが、インクジェットヘッドの周辺で吸引力を強くすると、ヘッド周辺での気流が速くなり、インクの着弾位置がずれると共に、ミストの発生量が増大して、糸引き(サテライト)が横流れる等、印字品質が低下するおそれがあり、紙を搬送ベルトに密着させることができず、用紙の浮き部分がインクジェットヘッドに衝突する、という問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、用紙等の印刷媒体が浮いたり、折れ曲がる等して印刷媒体の浮きが大きい場合でも、吸引搬送部において記録媒体とインクジェットヘッドとの衝突をより確実に防止することができるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、
並列配置された複数のノズル列を有するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドの下方に設けられ、負圧により印刷媒体を吸着して搬送する吸引搬送手段と、
前記インクジェットヘッドの上流側に設けられ、前記吸引搬送手段により搬送される前記印刷媒体の浮きを検出する浮き検出手段と、
前記吸引搬送手段における媒体保持面と前記インクジェットヘッドのインク吐出面との間の距離であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整手段と、
前記浮き検出手段によって前記印刷媒体の浮きが検出された場合、前記ヘッドギャップ調整手段を作動して前記吸引搬送手段を下方へ退避させることにより前記インクジェットヘッドから遠ざけると共に、前記吸引搬送手段における負圧を増大させて前記印刷媒体の吸着力を増大させる制御手段とを備えたことにある。
また、本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、
前記吸引搬送手段は、
複数の吸気孔が設けられ、前記印刷媒体を吸着して搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの下方に設けられ、可動側壁の駆動によって容積が変更可能な圧力室と、
前記圧力室を負圧にして前記搬送ベルトの複数の吸気孔によって前記印刷媒体を吸着させる吸引ファンと、を備え、
前記制御手段は、
前記浮き検出手段によって前記印刷媒体の浮きが検出され、前記吸引搬送手段における負圧を増大させる際に、前記圧力室の前記可動側壁を駆動して当該圧力室の容積を減少させる、ことにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、制御手段は、浮き検出手段によって印刷媒体の浮きが検出された場合、ヘッドギャップ調整手段を動作させて吸引搬送手段を下方へ退避させることによりインクジェットヘッドから遠ざけると共に、吸引搬送手段における負圧を増大させて印刷媒体の吸着力を増大させる。
そのため、用紙等の印刷媒体が浮いたり、折れ曲がる等して印刷媒体の浮きが大きい場合でも、吸引搬送部において記録媒体とインクジェットヘッドとの衝突をより確実に防止することができる。
特に、本発明では、浮き検出手段によって印刷媒体の浮きが検出された場合、吸引搬送手段における負圧を増大させて印刷媒体の吸着力を増大させるだけでなく、吸引搬送手段を下方へ退避させてインクジェットヘッドから遠ざけるため、単に吸引搬送主段における負圧を増大させる場合よりも、より確実に印刷媒体がインクジェットヘッドに衝突することを防止できる。
その結果、本発明の第1の特徴によれば、用紙PAの搬送速度を向上させることができると共に、浮き検出手段をよりインクジェットヘッドに近付けて設置することにより印刷媒体の浮きの検出精度が向上して、エラー回数が減少するので、ユーザの使用勝手を向上させることができる。
また、本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、制御手段は、浮き検出手段によって印刷媒体の浮きが検出され、吸引搬送手段における負圧を増大させる際に、圧力室の可動側壁を駆動して当該圧力室の容積を減少させる。
そのため、印刷媒体の浮きが検出され、吸引搬送手段における負圧を増大させて印刷媒体の吸着力を増大させる際、圧力室の容積が小さくなるので、圧力室の容積を変更せずに負圧を増大させる場合や、吸気孔をシャッター等で閉めて負圧を増大させる場合と比較して印刷媒体の吸着力を迅速に増大させることができる。
本発明に係る実施の形態のインクジェット印刷装置の概略構成図である。 本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置におけるインクジェットヘッドと搬送ベルトの断面図である。 本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置における印刷部と吸引搬送部の構造を詳細に示す分解斜視図である。 本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置における動作を示すフローチャートである。 (a),(b)は、それぞれ、本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置における圧力室の可変側壁を横にして容積を最大にした状態と、可変側壁を縦に起立させて容積を最小にした状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するために例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(インクジェット印刷装置1の構成)
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図、図2は、図1に示すインクジェット印刷装置の制御系の構成を示すブロック図、図3は、搬送ベルトおよびプラテンプレートの部分拡大断面図である。
以下の説明において、ユーザが位置する図1の紙面表方向を前方とする。また、図1に示すように、ユーザから視て、上下左右を上下左右方向とする。また、図1において破線で示す経路が、印刷媒体である用紙PAが搬送される搬送経路Rである。以下の説明における上流、下流は、搬送経路Rにおける上流、下流を意味する。
図1、図2に示すように、インクジェット印刷装置1は、給紙部2と、吸引搬送部3と、印刷部4と、制御部5と、排紙部6と、操作パネル部7等を備える。
給紙部2は、印刷媒体である用紙PAの給紙を行う。給紙部2は、給紙台11と、給紙ローラ12と、レジストローラ13とを備える。
給紙台11は、印刷に用いられる用紙PAが積載される。
給紙ローラ12は、給紙台11に積載された用紙PAを1枚ずつピックアップしてレジストローラ13に向けて搬送する。給紙ローラ12は、給紙台11の上側に配置されている。給紙ローラ12は、図示しないモータにより回転駆動される。
レジストローラ13は、給紙ローラ12により搬送されてきた用紙PAを一旦止めた後、吸引搬送部3に向けて搬送する。レジストローラ13は、給紙ローラ12の下流側に配置されている。レジストローラ13は、図示しないモータにより回転駆動される。
吸引搬送部3は、本発明の吸引搬送手段として機能するもので、レジストローラ13から搬送されてきた用紙PAを印刷部4や排紙部6に向け搬送する。吸引搬送部3は、搬送ベルト21と、駆動ローラ22と、従動ローラ23〜25と、ベルト駆動モータ26と、プラテンプレート27と、吸引ファン28と、用紙浮きセンサ29と、圧力室30とを備える。
搬送ベルト21は、駆動ローラ22および従動ローラ23〜25に掛け渡される環状の無端ベルトである。搬送ベルト21には、図3に示すように、用紙PAを吸着保持するための貫通穴である吸気孔21aが多数形成されている。搬送ベルト21は、吸引ファン28の駆動により吸気孔21aに発生する負圧(吸着力)により、用紙PAを用紙保持面21b上に吸着保持する。
用紙保持面21bは、駆動ローラ22と従動ローラ23との間で略水平となる搬送ベルト21の上面である。搬送ベルト21は、駆動ローラ22の回転駆動により、図1における時計回り方向に回転する。これにより、搬送ベルト21は、無端移動することで、用紙保持面21b上に吸着保持した用紙PAを右方向へ搬送する。
駆動ローラ22および従動ローラ23〜25は、搬送ベルト21が掛け渡されるものである。駆動ローラ22は、ベルト駆動モータ26により回転駆動され、搬送ベルト21を回転させる。従動ローラ23〜25は、搬送ベルト21を介して駆動ローラ22に従動する。従動ローラ23は、駆動ローラ22と略同じ高さで、駆動ローラ22から左右方向に所定間隔だけ離間して配置されている。従動ローラ24,25は、駆動ローラ22および従動ローラ23の下方において、互いに左右方向に所定間隔だけ離間して、略同じ高さに配置されている。
ベルト駆動モータ26は、駆動ローラ22を回転駆動させる。
プラテンプレート27は、駆動ローラ22と従動ローラ23との間において搬送ベルト21の下側に配置され、搬送ベルト21の下面を摺動可能に支持する。プラテンプレート27は、図3に示すように、吸気孔21aが通過する箇所において上面から下面に向かって掘り下げられた複数の凹部27aと、凹部27aの底面の一部からプラテンプレート27の下面に貫通する複数の吸引孔27bとを有する。
吸引ファン28は、プラテンプレート27の下方に配置され、下方向への気流を生じさせる。これにより、吸引ファン28は、圧力室30、プラテンプレート27の吸引孔27b、凹部27a、および搬送ベルト21の吸気孔21aを介して空気を吸引して負圧を発生し、用紙PAを用紙保持面21b上に吸着する。
用紙浮きセンサ29は、本発明の浮き検出手段として機能するもので、インクジェットヘッド31の上流側であってレジストローラ13よりも下流側に設けられ、吸引搬送部3により搬送される用紙PAの浮きを検出する。用紙浮きセンサ29は、例えば、反射型のセンサ等により構成されており、用紙PAの幅方向に所定間隔で複数個配置され、用紙PAの全域の浮き量を検出する。用紙浮きセンサ29が所定の閾値、例えば、0.3mm以上の浮き量を検知した場合、制御部5は異常と判断して、後述する図5に示すように動作し、用紙PAがインクジェットヘッド31の衝突することを防止する。
圧力室30は、上述したようにプラテンプレート27と吸引ファン28との間に設けられた空間であり、上流および下流に設けられた各可動側壁30a,30bを図示しない駆動部によって駆動し、後述する図6(a)に示すように水平状態に倒したり、図6(b)に示すように垂直状態に起立させて可動側壁30a,30bの先端をプラテンプレート27の下側面に接触させることにより、圧力室30の容積を変更する。
印刷部4は、吸引搬送部3により搬送される用紙PAに印刷を行う。印刷部4は、吸引搬送部3の上側に設けられている。印刷部4は、インクジェット印刷装置1の筐体(図示せず)内に固定されている。印刷部4は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)のインクジェットヘッド31C,31K,31M,31Y(以下、インクジェットヘッド31と略す。図2でも同様。)と、ヘッドホルダ32と、ヘッドギャップ調整ユニット33とを備える。
ヘッドホルダ32は、吸引搬送部3の上方において、インクジェットヘッド31のヘッドブロック35を保持する。ヘッドホルダ32は、中空状の略直方体形状に形成されている。
ヘッドギャップ調整ユニット33は、本発明のヘッドギャップ調整手段として機能するもので、通常紙や厚紙等の用紙PAの厚さや、通常紙、封筒等の用紙PAの種類等に応じてヘッドギャップHを調整する。ヘッドギャップHは、図3に示すように、搬送ベルト21の用紙保持面21bとインクジェットヘッド31の吐出面36aとの間の間隔である。
ヘッドギャップ調整ユニット33は、ヘッドギャップ調整部40と、昇降モータ41と、電磁クラッチ42と、接続部材43とを備える。
ヘッドギャップ調整部40は、インクジェットヘッド31に対して吸引搬送部3を昇降させるものである。ヘッドギャップ調整部40は、前後方向に離間して2つ設けられている。ヘッドギャップ調整部40は、1対のワイヤ巻取リール46,47と、シャフト48と、ワイヤ49,50とを備える。
ワイヤ巻取リール46,47は、それぞれワイヤ49,50の巻き取りおよび繰り出しを行う。ワイヤ巻取リール46,47は、互いに左右方向に離間して、ヘッドホルダ32内に回転可能に支持されている。
シャフト48は、1対のワイヤ巻取リール46,47を互いに接続するものである。シャフト48は、左右方向に延びる長尺状の部材からなり、一端がプーリ46に固定され、他端がプーリ47に固定されている。これにより、1対のワイヤ巻取リール46,47が同期して回転される。
ワイヤ49,50は、吸引搬送部3を吊り下げ支持する。ワイヤ49,50の一端は、吸引搬送部3に接続され、他端側は、ワイヤ巻取リール46,47に巻き付けられている。ワイヤ49,50がワイヤ巻取リール46,47の回転により巻き取られたり繰り出されたりすることで、吸引搬送部3が昇降し、ヘッドギャップHが変化する。
昇降モータ41は、ワイヤ巻取リール46,47を回転駆動させる。
接続部材43は、ヘッドホルダ32と吸引搬送部3とを接続する部材である。接続部材43は、ヘッドギャップHに応じて上下方向の長さが調整可能に構成されている。
制御部5は、例えば、CPUやRAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成され、インクジェット印刷装置1の各部の動作を制御するものである。特に、制御部5は、本発明の制御手段として機能して後述する図5に示すように動作し、用紙浮きセンサ29によって用紙PA等の印刷媒体の浮きが検出された場合、レジストローラ13および吸引搬送部3の搬送ベルト21の回転も停止させるだけでなく、ヘッドギャップ調整ユニット33を作動させて吸引搬送部3を下方へ退避させることによりインクジェットヘッド31から遠ざけると共に、吸引搬送部3における負圧を増大させて用紙PAの吸着力を増大させたり、圧力室30の可動側壁30a,30bを駆動して圧力室30の容積を変更するように制御する。
排紙部6は、印刷部4にて印刷された用紙PAが排紙される。
操作パネル部7は、テンキー等の入力部や表示部等を備えており、ユーザによる入力操作を受け付けると共に、入力結果やインクジェット印刷装置における動作状態等を表示し、エラー表示も行う。
図4は、本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置における印刷部4と吸引搬送部3の構造を詳細に示す分解斜視図である。
図1でも簡略して示したように、吸引搬送部3は、印刷部4のヘッドホルダ32からワイヤ49,50によって吊られており、ワイヤ49,50がワイヤ巻取リール46,47の回転により巻き取られたり繰り出されたりすることで、吸引搬送部3が昇降し、ヘッドギャップHが変化する。
ここで、本実施形態の場合、昇降モータ41により回転する駆動ギア41aと、ワイヤ巻取リール46,47が連結したシャフト48との間に電磁クラッチ42を設けている。
電磁クラッチ42は、制御部5からの制御信号によりオンまたはオフして昇降モータ41と、シャフト48との間を連結したり、その連結を解除する。
つまり、電磁クラッチ42はオンすると、昇降モータ41とシャフト48とが連結されるので、昇降モータ41の回転によりシャフト48が回転し、ワイヤ巻取リール46,47も回転するので、ヘッドホルダ32のインクジェットヘッド31に対する吸引搬送部3との間のヘッドギャップHを調整できる。
これに対し、電磁クラッチ42はオフすると、昇降モータ41とシャフト48との間の連結が解除されるので、ワイヤ49,50によって吊下げられている吸引搬送部3がその自重によって落下する。これにより、昇降モータ41の回転によってワイヤ巻取リール46,47を回転させるよりも吸引搬送部3を迅速に下降させることができる。
(インクジェット印刷装置1の動作)
次に、以上のように構成された本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置1の動作について説明する。
図5は、本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置1の動作を示すフローチャートである。
このインクジェット印刷装置1では、まず、印刷を開始すると、まず、給紙部2では給紙ローラ12が回転して給紙台11に積載されている用紙PAを1枚ずつピックアップしてレジストローラ13に向けて送り出し、レジストローラ13は用紙PAを一旦止めた後、吸引搬送部3に向けて送り出す(ステップS101)。
吸引搬送部3では、レジストローラ13から搬送されてきた用紙PAを駆動ローラ22と従動ローラ23〜25によって回転する搬送ベルト21上に載置してインクジェットヘッド31の方へ搬送する(ステップS103)。
具体的には、吸引搬送部3では、搬送ベルト21およびプラテンプレート27の下方の吸引ファン28が回転し、プラテンプレート27に設けられた複数の吸引孔27bおよび搬送ベルト21の吸気孔21aから空気を吸引して圧力室30を負圧にし、搬送ベルト21の上面に用紙PAを吸着し搬送ベルト21を回転させて搬送する。
なお、通常の搬送時は、インクジェットヘッド31の周辺で吸引力を強くすると、インクの着弾位置がずれたり、ミストの発生量が増大する等して印字品質が低下するおそれがあり、吸引ファン28のDuty比を50〜60%程度に抑えている。
用紙PAの搬送の際、搬送ベルト21の上方であってインクジェットヘッド31より上流側に設けられた用紙浮きセンサ29が搬送ベルト21上における用紙PAの浮き量を検出し(ステップS105)、制御部5が用紙浮きセンサ29からの用紙PAの浮き量が所定の閾値を超えるか否かを判定する(ステップS107)。
用紙PAの浮き量を検出する目的は、搬送ベルト21上で浮いた用紙PAや、用紙PAの折れ曲がり等による浮き部分がインクジェットヘッド31に衝突することを回避することにあるので、用紙PAの浮き量と比較する所定の閾値は、搬送ベルト21の上面とインクジェットヘッド31の下端との間の間隔から用紙PAの厚さを現在した値未満となる。
そして、用紙PAの浮き量が所定の閾値よりも大きくない、すなわち所定の閾値以下の場合は(ステップS107;YES)、搬送ベルト21に載置された用紙PAに浮きがないか、あるいは浮きがあったとしてもその浮き部分がインクジェットヘッド31に衝突することはない。
そのため、この場合、制御部5は、印刷部4に対し印刷動作指示を送って各色のインクジェットヘッド31から用紙PAにインクを吐出させて印刷を行うと共に(ステップS109)、印刷された用紙PAを排紙部6から排紙させ(ステップS111)、印刷が全て完了したか否かを判定する(ステップS113)。
そして、印刷が全て完了していない場合(ステップS113;NO)、制御部5は、ステップS101の処理に戻ってステップS101以降の処理を行う一方、印刷が全て完了した場合は(ステップS113;YES)、印刷を終了する。
これに対し、用紙PAの浮き量が所定の閾値よりも大きい場合(ステップS107;YES)、用紙PAの浮き部分がインクジェットヘッド31に衝突する可能性が高いと予想されるので、制御部5は、レジストローラ13および吸引搬送部3の搬送ベルト21の回転を停止させる処理(ステップS115)と同時に、後述するステップS117、ステップS119およびステップS121の処理も同時に行う。
つまり、制御部5は、レジストローラ13および吸引搬送部3の搬送ベルト21の回転を停止させる処理(ステップS115)と同時に、電磁クラッチ42をオフして吸引搬送部3を下降させる(ステップS117)。これにより、昇降モータ41とシャフト48との間の連結が解除されるので、吸引搬送部3をその自重により急激に落下する。
そのため、昇降モータ41の回転によりワイヤ巻取リール46,47を回転させて吸引搬送部3を下降させる場合よりも、吸引搬送部3を迅速に下降させることが可能となるので、用紙PAの浮き部分がインクジェットヘッド31に衝突することをより確実に防止できる。
またそれと同時に、制御部5は、ステップS117による電磁クラッチ42のオフと同時に、圧力室30の可動側壁30a,30bを駆動して起立させ、圧力室30の容積を減少させる(ステップS119)。ここで、可動側壁30a,30bの駆動は、図示しないモータによるカムやギアの回転や、ソレノイド等により可能である。
図6(a)は、圧力室30の可動側壁30a,30bを横に倒した状態の圧力室30の状態を示す断面図、図6(b)は、圧力室30の可動側壁30a,30bを縦に起立させた圧力室30の状態を示す断面図である。
図6(a)の場合、圧力室30の可動側壁30a,30bが横に倒れた状態で圧力室30の容積が最大で、かつ、圧力室30に通じている吸引孔27bの数も最大となる。
そのため、圧力室30の容積が最大となるので、吸引ファン28の回転数が同じ場合、図6(b)に示すように圧力室30の容積が最小の場合よりも圧力の変動が小さくなり、浮いている用紙PAまたは用紙の浮き部分を迅速に吸着できない。
また、圧力室30に通じている吸引孔27bの数も最大であるので、用紙サイズがA3等で最大の場合は、用紙PAが載置されてない搬送ベルト21の吸気孔21aから空気を吸引することはない。しかし、用紙のサイズがA4やB5等に小さくなると、図6(a)の状態のままでは、用紙PA周囲の搬送ベルト21の吸気孔21aからも空気を吸引することになり、用紙PAの吸引力が大きく低下するので、浮いている用紙PAまたは用紙の浮き部分を強力に吸着できない。
これに対し、図6(b)に示す場合は、圧力室30の可動側壁30a,30bが縦に起立して可動側壁30a,30bの先端がプラテンプレート27の下側面に接触するので、図6(a)に示す場合よりも圧力室30の容積が小さくなると共に、圧力室30に通じる吸引孔27bの数も減少する。
ここで、起立した可動側壁30a,30bによって圧力室30に通じる吸引孔27b、すなわち吸引ファン28によって空気を吸引できる吸引孔27bの範囲は、この吸引搬送部3で搬送可能な最小の用紙PAでもその周囲から吸引する空気の漏れがなくなるように、搬送可能な用紙PAの最小サイズ以下にする。
そのため、図6(a)に場合よりも圧力室30の容積が小さいので、吸引ファン28の回転数が同じ場合でも圧力の変動が大きくなり、図6(a)に場合よりも浮いている用紙PAの吸着力を迅速に増大させることができ、用紙PAの浮きに対する即応性が向上する。
また、図6(b)の場合であれば可動側壁30a,30bの起立によって圧力室30に通じる吸引孔27bの範囲が搬送可能な用紙PAの最小サイズ以下になるので、最小サイズの用紙PAでも、用紙PA周囲の吸気孔21aから空気が漏れることがなくなり、用紙PAの吸着力が増大するので、用紙PAの浮きを強力に抑えることができる。
次に、制御部5は、吸引ファン28に制御信号を送って吸引ファン28のDuty比を、通常搬送状態よりも増大させて吸引ファン28による吸引力を増大させる(ステップS121)。
例えば、通常搬送時では吸引ファン28のDuty比を50%程度の低レベルで指示し、用紙PAの浮きが検出された場合には、吸引ファン28のDuty比を倍の100%のMAXレベルに向上させて吸引ファン28による吸着力を向上させる。
これにより、用紙PAの浮きが検出された場合には、用紙PAが強く吸着されて搬送ベルト21の吸気孔21aに吸着されるので、用紙PAを吸引搬送部3の搬送ベルト21上に急停止させて、搬送ベルト21上で用紙PAの浮き部分とインクジェットヘッド31との衝突を確実に防止することができる。
そして、制御部5は、操作パネル部7においてエラー表示を行って(ステップS123)、以上の印刷処理を中止する。
これにより、ユーザはこのインクジェット印刷装置1の修理用の扉を開けるなどして、所定の閾値以上の浮きのあった用紙PAを除去する等して再度、図5に示す印刷処理を再開する。
従って、本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置1によれば、制御部5は、用紙浮きセンサ29によって印刷媒体である用紙PAの浮きが検出された場合、ヘッドギャップ調整ユニット33を動作させて吸引搬送部3を下方へ退避させることによりインクジェットヘッド31から遠ざけると共に、吸引搬送部3における負圧を増大させて用紙PAの吸着力を増大させる。
そのため、印刷媒体である用紙PAの浮きが大きかったり、印刷媒体が変形していた場合でも、搬送ベルト21上で用紙PAの浮き部分とインクジェットヘッド31との衝突を防止することができる。
特に、本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置1では、用紙浮きセンサ29によって用紙PAの浮きが検出された場合、吸引搬送部3における負圧を増大させて用紙PAの吸着力を増大させるだけでなく、吸引搬送部3を下方へ退避させてインクジェットヘッド31から遠ざけている。
そのため、単に吸引搬送部3における負圧を増大させてインクジェットヘッド31への衝突を防止する場合よりも、より確実に用紙PAの浮き部分がインクジェットヘッド31に衝突することを防止できる。これにより、用紙PAの搬送速度を向上させることができると共に、用紙浮きセンサ29をよりインクジェットヘッド31に近付けて設置することにより用紙PAの浮きの検出精度が向上して誤検出やエラー回数が減少するので、ユーザの使用勝手を向上させることができる。
特に、本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置1では、吸引搬送部3を下方へ退避させる際、電磁クラッチ42をオフにすることにより昇降モータ41とワイヤ巻取リール46,47およびシャフト48との間の連結を解除してフリー状態にして、吸引搬送部3の自重により吸引搬送部3を下降させてインクジェットヘッド31から遠ざける。
そのため、昇降モータ41の回転によってワイヤ巻取リール46,47を回転させ吸引搬送部3を下方へ退避させる場合よりも、吸引搬送部3を迅速に下降させることができるので、より確実に用紙PAの浮き部分等がインクジェットヘッド31に衝突することを防止することができる。
また、本発明に係る実施形態のインクジェット印刷装置1では、用紙PAの浮きが検出された場合、圧力室30の可動側壁30a,30bを起立させて当該圧力室30の容積を減少させる。
そのため、用紙PAの浮きが検出された場合、可動側壁30a,30bが起立して圧力室30の容積が小さくなるので、吸引搬送部3により搬送される用紙PAが小さい場合でも、用紙PAの周囲の吸気孔21aから空気が漏れる場合が少なくなり、より強力に用紙PAを吸引し、より確実に用紙PAの浮き部分等がインクジェットヘッド31に衝突することを防止することができる。
特に、起立した可動側壁30a,30bによって圧力室30に通じる吸引孔27bの範囲を、吸引搬送部3で搬送可能な用紙PAの最小サイズ以下とした場合は、用紙PAの浮きが検出された場合、吸引孔27bから吸引する空気の漏れがなくなるので、より強力に用紙PAを吸引して、より確実に用紙PAがインクジェットヘッド31に衝突することを防止できる。
また、用紙PAの浮きが検出され、吸引搬送部3における負圧を増大させて用紙PAの吸着力を増大させる際、圧力室30の容積が小さくなるので、単に用紙PAのサイズに応じて吸引孔をシャッター等により閉める場合よりも用紙PAの吸着力を迅速に増大させることができ、用紙PAの浮きに対する即応性が向上して、より確実に用紙PAがインクジェットヘッド31に衝突することを防止できる。
なお、上記実施形態の説明では、用紙浮きセンサ29によって用紙PAの浮き量が所定の閾値を超えた場合、電磁クラッチ42をオフして昇降モータ41とワイヤ巻取リール46,47が設けられているシャフト48とを切り離して、吸引搬送部3を落下させるように説明したが、本発明ではこれに限定されない。
例えば、電磁クラッチ42の代わりにソレノイド等を使用して、用紙浮きセンサ29によって用紙PAの浮き量が所定の閾値を超えた場合にシャフト48を支持している支持部材(ストッパ)を引いてシャフト48や吸引搬送部3等がそれらの自重により落下するように構成しても良いし、用紙浮きセンサ29によって用紙の浮き量が所定の閾値を超えた場合にシャフト48とワイヤ巻取リール46,47とを連結しているピン等をソレノイド等により抜いてワイヤ巻取リール46,47の回転をフリーにし、吸引搬送部3等がそれらの自重により落下するように構成しても良い。
また、昇降モータ41の回転によってワイヤ巻取リール46,47を高速に回転可能である場合には、電磁クラッチ42やソレノイド等を使用せずにワイヤ巻取リール46,47を回転させて吸引搬送部3を急激に落下させるようにしても良い。
1 インクジェット印刷装置
2 給紙部
3 吸引搬送部(吸引搬送手段)
4 印刷部
5 制御部(制御手段)
6 排紙部
7 操作パネル部
21 搬送ベルト
21a 吸気孔
28 吸引ファン
29 用紙浮きセンサ(浮き検出手段)
30 圧力室
30a,30b 可動側壁
31C,31K,31M,31Y インクジェットヘッド
33 ヘッドギャップ調整ユニット(ヘッドギャップ調整手段)
40 ヘッドギャップ調整部
41 昇降モータ
42 電磁クラッチ
46,47 ワイヤ巻取リール
48 シャフト
49,50 ワイヤ
PA 用紙

Claims (1)

  1. 並列配置された複数のノズル列を有するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドの下方に設けられ、負圧により印刷媒体を吸着して搬送する吸引搬送手段と、
    前記インクジェットヘッドの上流側に設けられ、前記吸引搬送手段により搬送される前記印刷媒体の浮きを検出する浮き検出手段と、
    前記吸引搬送手段における媒体保持面と前記インクジェットヘッドのインク吐出面との間の距離であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整手段と、
    前記浮き検出手段によって前記印刷媒体の浮きが検出された場合、前記ヘッドギャップ調整手段を作動して前記吸引搬送手段を下方へ退避させることにより前記インクジェットヘッドから遠ざけると共に、前記吸引搬送手段における負圧を増大させて前記印刷媒体の吸着力を増大させる制御手段と、
    を備え、
    前記吸引搬送手段は、
    複数の吸気孔が設けられ、前記印刷媒体を吸着して搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの下方に設けられ、可動側壁の駆動によって容積が変更可能な圧力室と、
    前記圧力室を負圧にして前記搬送ベルトの複数の吸気孔によって前記印刷媒体を吸着させる吸引ファンと、
    搬送される前記印刷媒体のサイズを検知するサイズ検知部と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記浮き検出手段によって前記印刷媒体の浮きが検出され、かつ、前記サイズ検知部により検知された印刷媒体のサイズが前記吸引搬送手段で搬送可能な最小の印刷媒体のサイズである場合、前記吸引搬送手段における負圧を増大させる際に、前記圧力室の前記可動側壁を駆動して当該圧力室の容積を減少させる、
    ことを特徴とするインクジェット印刷装置。
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