JP6717341B2 - ロープテスタ装置の取付器具及びロープテスタシステム - Google Patents

ロープテスタ装置の取付器具及びロープテスタシステム Download PDF

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本発明は、ロープテスタ装置の取付器具及びロープテスタシステムに関する。
ロープテスタ装置は、ロープテスタを備えており、ロープテスタは、エレベータのかごに接続されるロープの損傷を検出するために、ロープに押し当てられている。従来、例えば、ロープテスタ装置の取付器具は、構造体に固定される本体部と、ロープテスタ装置が取り付けられ、本体部に回転可能に接続される取付部とを備えている(例えば、特許文献1)。
ところで、例えば、ロープに異常(例えば、断線等の損傷、塵埃の付着)があった場合に、ロープテスタは、走行するロープから力を受ける。そして、特許文献1に係る取付器具においては、取付部が本体部に対して回転することができる構成であるものの、ロープテスタがロープに押し当てられているため、ロープテスタをロープから容易に離すことができない場合がある。斯かる場合においては、例えば、ロープテスタを損傷させてしまう場合がある。
特開2012−153488号公報
そこで、課題は、ロープテスタをロープから容易に離すことができるロープテスタ装置の取付器具及びロープテスタシステムを提供することである。
ロープテスタ装置の取付器具は、エレベータのロープに押し当てられるロープテスタを有するロープテスタ装置が、取り付けられる、ロープテスタ装置の取付器具であって、構造体に固定される本体部と、前記ロープテスタ装置が取り付けられ、上下方向に移動可能な取付部と、前記ロープテスタが前記ロープから離れるように、前記取付部に力を加える加力部と、前記取付部が前記加力部の力によって移動することを停止させる停止状態から、前記取付部が上下方向に移動することによって当該停止を解除させる解除状態へ、切り替える切替部と、を備える。
また、ロープテスタ装置の取付器具においては、前記取付部は、前記上下方向と交差する交差方向にも移動可能であり、前記加力部は、前記取付部に、前記交差方向の力を加え、前記切替部は、前記本体部又は前記取付部に前記交差方向で止められる停止部を備え、前記停止部は、前記取付部の上下方向の移動に伴って、前記本体部又は前記取付部から離れる、という構成でもよい。
また、ロープテスタ装置の取付器具は、前記本体部と前記取付部とを接続する接続部をさらに備え、前記取付部は、前記接続部に対して前記上下方向に移動可能となるように、前記接続部に接続され、前記接続部は、前記本体部に対して前記交差方向に移動可能となるように、前記本体部に接続され、前記加力部は、前記接続部に、前記交差方向の力を加える、という構成でもよい。
また、ロープテスタ装置の取付器具においては、前記取付部と前記接続部とを接続するリンク機構を備え、前記接続部は、前記取付部と前記上下方向で対面し且つリンク機構に接続されるベース部を備え、前記リンク機構は、互いの中間部で回転可能に接続され合う第1及び第2リンク体を備え、前記第1及び第2リンク体のそれぞれの一端部は、前記取付部に横方向でスライド可能に接続され、前記第1及び第2リンク体のそれぞれの他端部は、前記ベース部に前記横方向でスライド可能に接続される、という構成でもよい。
また、ロープテスタシステムは、エレベータのロープに押し当てられるロープテスタを有するロープテスタ装置と、前記ロープテスタ装置が取り付けられる前記の取付器具と、を備える。
図1は、一実施形態に係るロープテスタ装置の取付器具が設置された状態を示す模式図である。 図2は、同実施形態に係るロープテスタシステムの斜視図である。 図3は、同実施形態に係るロープテスタ装置の斜視図である。 図4は、同実施形態に係る取付器具の斜視図である。 図5は、図4のV−V線拡大断面図である。 図6は、図4のVI−VI線拡大断面図である。 図7は、図6の斜視図である。 図8は、同実施形態に係る取付器具の構成部品の斜視図である。 図9は、同実施形態に係る取付器具の動作を説明する一部断面を示す図である。 図10は、同実施形態に係る取付器具の動作を説明する一部断面を示す図である。 図11は、同実施形態に係る取付器具の動作を説明する断面図である。 図12は、同実施形態に係る取付器具の動作を説明する一部断面を示す図である。 図13は、他の実施形態に係る取付器具の一部断面を示す図である。 図14は、同実施形態に係る取付器具の動作を説明する一部断面を示す図である。 図15は、さらに他の実施形態に係る取付器具の一部断面を示す図である。 図16は、さらに他の実施形態に係る取付器具の一部断面を示す図である。 図17は、さらに他の実施形態に係る取付器具の一部断面を示す図である。 図18は、同実施形態に係る取付器具の動作を説明する一部断面を示す図である。 図19は、さらに他の実施形態に係る取付器具の斜視図である。 図20は、同実施形態に係る取付器具の動作を説明する一部断面を示す図である。
以下、ロープテスタシステム及びロープテスタ装置の取付器具における一実施形態について、図1〜図12を参照しながら説明する。なお、各図(図13〜図20も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1及び図2に示すように、ロープテスタ装置21の取付器具1は、ロープテスタシステム20に設けられている。そして、ロープテスタシステム20は、エレベータ30に設置されている。
エレベータ30は、ユーザが乗るためのかご31と、一方側がかご31に接続されるロープ32と、ロープ32の他端側が接続される釣合錘33とを備えている。また、エレベータ30は、ロープ32が巻き掛けられる綱車34aを有する巻上機34と、ロープ32の損傷を検出するロープテスタシステム20とを備えている。
本実施形態に係るエレベータ30は、巻上機34を機械室X1の内部に配置する、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ30は、巻上機34を昇降路X2の内部に配置する、という構成でもよい。また、ロープテスタシステム20がロープ32の損傷を検出する位置は、特に限定されない。例えば、図1においては、ロープテスタシステム20は、機械室X1の内部に配置されている。
図2に示すように、ロープテスタシステム20は、ロープ32の損傷を検出するロープテスタ装置21と、ロープテスタ装置21が取り付けられる取付器具1とを備えている。ロープテスタ装置21は、ロープ32を検査して損傷を検出するためにロープ32に押し当てられるロープテスタ22と、ロープテスタ22を支持するロープテスタ支持具23と、ロープテスタ22及びロープテスタ支持具23を移動させる移動装置24とを備えている。なお、移動装置24が、取付器具1に固定されている。
ロープ32は、図2において、一本のみ図示しているが、通常、複数本備えられている。具体的には、ロープ32は、第2の横方向D2に沿って並ぶように、複数本備えられている。また、ロープ32の直径は、例えば、10mm〜18mmであって、ロープ32の間隔は、例えば、ロープ32の直径よりも、小さくなっている。
図3に示すように、ロープテスタ22は、ロープ32が通過するための溝部22aを備えている。そして、溝部22aは、上下方向D3に沿って延びており、ロープ32(図2参照)は、溝部22aの内面に接している。なお、ロープテスタ22は、例えば、内部に永久磁石(図示していない)や検出コイル(図示していない)を備えている。そして、例えば、永久磁石がロープ32を磁化し、検出コイルが漏洩磁束を検出することによって、ロープ32の損傷(例えば、断線)が検出される。
ロープテスタ支持具23は、ロープテスタ22を固定する固定部25と、固定部25を支持する支持部26とを備えている。そして、固定部25は、第2の横方向D2を中心に回動可能に、支持部26に接続されている。なお、固定部25の回動可能な角度は、60°(±30°)以下とすることができる。
移動装置24は、ロープ32に対して支持部26を第1の横方向D1に移動させる第1移動部24aと、ロープ32に対して支持部26を第2の横方向D2に移動させる第2移動部24bとを備えている。なお、第1の横方向D1と第2の横方向D2とは、直交している。
それぞれの移動部24a,24bは、支持部26を移動させるための駆動源(例えば、モータ)24c,24dと、駆動源24c,24dの駆動を支持部26に伝達させることによって、支持部26を横方向D1,D2に移動させる移動機構24e,24fとを備えている。なお、第2移動部24bは、支持部26だけでなく、第1移動部24aも第2の横方向D2に移動させている。即ち、支持部26及び第1移動部24aは、一体となって、第2の横方向D2に移動する。
図3〜図6に示すように、取付器具1は、構造体に固定される本体部2と、ロープテスタ装置21が取り付けられる取付部3と、本体部2と取付部3とを接続する接続部4とを備えている。また、取付器具1は、取付部3に力を加える加力部5と、取付部3の状態を切り替える切替部6とを備えている。
なお、構造体は、建物の躯体だけでなく、躯体に固定された各種の構造物(例えば、エレベータ30の設備、建物に関する設備等)も含まれる。即ち、本体部2は、建物の躯体に直接的に又は間接的に固定されている。
取付部3は、ロープテスタ装置21が取り付けられる取付本体3aと、取付本体3aを接続部4に回転可能に接続する軸部3bとを備えている。取付本体3aは、ロープ32(図2参照)に近い端部である先端部3cと、ロープ32から遠い端部である基端部3dとを備えている。そして、軸部3bは、取付本体3aの基端部3dに固定されている。即ち、取付部3は、基端部3dで、接続部4に回転可能に接続されている。
そして、取付本体3aが軸部3bを中心に回転することによって、取付本体3aの先端部3cは、上下方向D3に移動する。これにより、取付部3が接続部4に対して回転することによって、取付部3の先端部3cは、接続部4及び本体部2に対して上下方向D3に移動する。
軸部3bの端部の断面形状は、円形状であるのに対して、軸部3bの中間部の断面形状は、一部が切り欠けられた円形状となっている。そして、切り欠けられた部分に、取付本体3aが固定されている。例えば、取付本体3aは、ボルト(図示していない)等によって、軸部3bに固定されている。
接続部4は、取付部3を内部に収容している。そして、接続部4は、取付部3の先端部3cに沿って配置される先端壁部4aと、取付部3の基端部3dに沿って配置される基端壁部4bと、先端壁部4aと基端壁部4bとを連結する一対の側壁部4c,4dとを備えている。
また、接続部4は、取付部3と上下方向D3で対面するベース部4eを備えている。ベース部4eは、取付部3(取付本体3a)の先端部3cよりも下方側に配置され、取付部3(取付本体3a)の先端部3cと対面するように配置されている。また、ベース部4eは、板状に形成されている。
本体部2は、接続部4を内部に収容している。そして、本体部2は、接続部4の先端壁部4aと平行に配置される先端壁部2aと、接続部4の基端壁部4bと平行に配置される基端壁部2bと、接続部4の側壁部4c,4dと平行に配置され、本体部2の先端壁部2aと基端壁部2bとを連結する一対の側壁部2c,2dとを備えている。
接続部4は、上下方向D3と交差する交差方向D1に案内される被案内部4fを備え、本体部2は、被案内部4fを交差方向D1に案内する案内部2eを備えている。そして、接続部4及び本体部2は、被案内部4f及び案内部2eによって、接続されている。これにより、接続部4は、取付部3と一体になって、本体部2に対して交差方向D1に移動可能となるように、本体部2に接続されている。なお、本実施形態においては、交差方向D1は、第1の横方向D1である。
被案内部4fは、接続部4の側壁部4c,4dの外面部に設けられ、案内部2eは、本体部2の側壁部2c,2dの内面部に設けられている。そして、被案内部4fは、凸状に形成されると共に、交差方向D1に延びており、案内部2eは、凹状に形成されると共に、交差方向D1に延びている。
加力部5は、本体部2と接続部4との間に配置される弾性部5aを備えている。本実施形態においては、弾性部5aは、弦巻バネとしているが、例えば、板バネやゴムであってもよい。そして、ロープテスタ22がロープ32を検査する際に、弾性部5aは、収縮する弾性変形をした状態で、本体部2の先端壁部2aと接続部4の先端壁部4aとの間に配置されている。
これにより、加力部5は、交差方向D1(具体的には、先端壁部4aから基端壁部4bへの方向)の力を、接続部4に加えている。即ち、加力部5は、取付部3に対して、接続部4を経由して交差方向D1の力を加えている。
切替部6は、本体部2に交差方向D1で止められる停止部6aと、本体部2から停止部6aを離すように、取付部3の上下方向D3の移動を停止部6aの移動に変換する変換部6bとを備えている。そして、変換部6bは、取付部3の先端部3cと接続部4のベース部4eとを接続するリンク機構6cを備えている。
リンク機構6cは、互いの中間部で回転可能に接続され合う第1及び第2リンク体6d,6dを備えている。第1及び第2リンク体6d,6dのそれぞれは、互いに回転可能に接続され合うリンク6e,6eと、リンク6eの一端部に回転可能に接続され、取付部3に対してスライドする第1スライド部6f,6fと、リンク6eの他端部に回転可能に接続され、ベース部4eに対してスライドする第2スライド部6g,6gとを備えている。
取付部3は、第2の横方向D2に延びるスライド孔3eを備えており、第1スライド部6fの一部は、取付部3のスライド孔3eの内部に配置されている。そして、第1スライド部6fは、スライド孔3eから抜け止めされていると共に、第1スライド部6fは、第2の横方向D2にスライド可能である。したがって、リンク体6dの一端部は、取付部3に、第2の横方向D2でスライド可能に接続されている。
ベース部4eは、第2の横方向D2に延びるスライド孔4gを備えており、第2スライド部6gの一部は、ベース部4eのスライド孔4gの内部に配置されている。そして、第2スライド部6gは、スライド孔4gから抜け止めされていると共に、第2スライド部6gは、第2の横方向D2にスライド可能である。したがって、リンク体6dの他端部は、ベース部4eに、第2の横方向D2でスライド可能に接続されている。
斯かるリンク機構6cによれば、第1リンク体6dの第1スライド部6fと第2リンク体6dの第2スライド部6gとの距離と、第2リンク体6dの第1スライド部6fと第1リンク体6dの第2スライド部6gとの距離とは、同じで維持される。したがって、取付部3の先端部3cとベース部4eとは、常に平行となる。
例えば、ロープテスタ支持具23の位置が、移動装置24によって変わるため、ロープテスタ22がロープ32から力を受け際に、当該力が取付部3に加えられる位置、方向及び大きさは、異なることになる。しかしながら、リンク機構6cによれば、取付部3がロープ32から受ける力の位置、方向及び大きさに関わらず、取付部3は、ベース部4eに対して平行を維持するように、移動する。
停止部6aは、長尺に形成されている。そして、停止部6aの基端部は、リンク体6dに回転可能に接続されている。具体的には、停止部6aの基端部は、第2スライド部6gに回転可能に接続されている。これにより、停止部6aは、リンク機構6cを経由して、取付部3に接続されている。
本体部2及び接続部4は、側壁部2c,2d,4c,4dに、停止部6aの先端部が挿入される挿入孔2f,4hを備えている。そして、停止部6aの先端部がそれぞれの挿入孔2f,4hに挿入されることによって、停止部6aの先端部が本体部2の挿入孔2fに交差方向D1で接する。このように、停止部6aが本体部2に交差方向D1で止められることによって、切替部6は、取付部3の停止状態を維持している。
一方、リンク機構6cが動作して、停止部6aが第2の横方向D2に移動することによって、停止部6aの先端部が本体部2の挿入孔2fから抜け出る。これにより、停止部6aが本体部2から離れるため、切替部6は、取付部3の停止状態から、当該停止を解除し、加力部5の力による取付部3の移動を可能にする解除状態に切り替える。
本実施形態に係る取付器具1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る取付器具1の動作について、図5〜図12を参照しながら説明する。
まず、ロープ32の検査を開始する際には、図5〜図9に示すように、取付部3が基準位置に位置している。このとき、加力部5が交差方向D1の力を接続部4に加えていることに対して、停止部6aの先端部は、本体部2及び接続部4のそれぞれの挿入孔2f,4hに挿入されている。これにより、停止部6aが本体部2に交差方向D1で止められているため、取付部3は、加力部5の力によって移動することを停止されている。即ち、切替部6が取付部3の停止状態としている。
ところで、ロープ32に異常(例えば、断線等の損傷、塵埃の付着)があった場合に、ロープテスタ22は、走行するロープ32から力を受ける。例えば、ロープ32が上方向に走行している場合には、図10に示すように、ロープテスタ22は、上方向の力を受ける。これにより、取付部3が、基端部3dの軸部3bを中心に、接続部4に対して回転するため、取付部3の先端部3cは、上方向に移動する。このとき、取付部3が加力部5からの力を受けていないため、取付部3の先端部3cは、上方向に円滑に移動する。
これにより、図11に示すように、スライド部6f,6f(6g,6g)同士が近づくように、リンク機構6cが動作する。そして、停止部6aの先端部が、本体部2の挿入孔2fから抜け出るため、停止部6aが本体部2から離れる。即ち、取付部3が上方向に移動することによって、切替部6は、取付部3の停止状態から解除状態に切り替える。なお、図11において、ロープテスタ装置21は、図示されていない。
そして、図12に示すように、加力部5が交差方向D1の力を接続部4に加えているため、切替部6が解除状態に切り替えることによって、取付部3及び接続部4は、一体となって、本体部2に対して交差方向D1に移動する。このとき、ロープテスタ22も、上下方向D3と交差する交差方向D1に移動するため、ロープテスタ22がロープ32と当たることがない。したがって、ロープテスタ22をロープ32から円滑に離すことができる。
しかも、その後に、ロープテスタ22がロープ32に近づこうとしても、加力部5が取付部3及び接続部4に力を加えるため、ロープテスタ22がロープ32に向けて戻ることを規制する。したがって、ロープテスタ22をロープ32から離すことを維持することができる。
このように、ロープテスタ22がロープ32から力を受けて上方向に移動することによって、取付部3が加力部5の力によって移動するため、ロープテスタ22をロープ32から容易に離すことができる。しかも、加力部5が弾性復元力の力を利用しているため、取付器具1に電気を供給する必要もない。
また、ロープ32から力を受けた際に、取付部3が上下方向D3に移動する機構は、取付部3及び接続部4の接続機構であり、加力部5から力を受けた際に、取付部3が交差方向D1に移動する機構は、本体部2及び接続部4の接続機構である。このように、それぞれの移動する機構が、互いに独立した機構となっている。
したがって、ロープテスタ22がロープ32から力を受けた際に、取付部3は、加力部5からの力を受けることなく、上下方向D3に移動する。そして、取付部3の上下方向D3の移動によって、切替部6が取付部3の状態を切り替えるため、取付部3の停止状態から解除状態への切り替えを適正に行うことができる。
以上より、本実施形態に係るロープテスタシステム20は、エレベータ30のロープ32に押し当てられるロープテスタ22を有するロープテスタ装置21と、前記ロープテスタ装置21が取り付けられる前記の取付器具1と、を備える。
そして、本実施形態に係るロープテスタ装置21の取付器具1は、エレベータ30のロープ32に押し当てられるロープテスタ22を有するロープテスタ装置21が、取り付けられる、ロープテスタ装置21の取付器具1であって、構造体に固定される本体部2と、前記ロープテスタ装置21が取り付けられ、上下方向D3に移動可能な取付部3と、前記ロープテスタ22が前記ロープ32から離れるように、前記取付部3に力を加える加力部5と、前記取付部3が前記加力部5の力によって移動することを停止させる停止状態から、前記取付部3が上下方向D3に移動することによって当該停止を解除させる解除状態へ、切り替える切替部6と、を備える。
斯かる構成によれば、ロープテスタ22が、走行するロープ32から力を受けることによって、取付部3は、上下方向D3に移動する。これにより、切替部6は、取付部3の停止状態から解除状態へ切り替える。したがって、取付部3が、加力部5の力によって移動するため、ロープテスタ22がロープ32から離れる。このように、取付部3がロープ32からの力によって上下方向D3に移動することによって、加力部5の力が取付部3に加えられるため、ロープテスタ22をロープ32から容易に離すことができる。
また、本実施形態に係るロープテスタ装置21の取付器具1においては、前記取付部3は、前記上下方向D3と交差する交差方向D1にも移動可能であり、前記加力部5は、前記取付部3に、前記交差方向D1の力を加え、前記切替部6は、前記本体部2又は前記取付部3(本実施形態においては、本体部2)に前記交差方向D1で止められる停止部6aを備え、前記停止部6aは、前記取付部3の上下方向D3の移動に伴って、前記本体部2又は前記取付部3(本実施形態においては、本体部2)から離れる、という構成である。
斯かる構成によれば、取付部3は、交差方向D1に移動可能であり、加力部5は、取付部3に、交差方向D1の力を加えている。それに対して、停止部6aが、本体部2又は取付部3(本実施形態においては、本体部2)に交差方向D1で止められることによって、取付部3が加力部5の力によって移動することを停止させている。
斯かる状態から、取付部3が上下方向D3に移動することにより、停止部6aは、本体部2又は取付部3(本実施形態においては、本体部2)から離れる。これにより、取付部3は、加力部5の力によって、交差方向D1に移動する。
また、本実施形態に係るロープテスタ装置21の取付器具1は、前記本体部2と前記取付部3とを接続する接続部4をさらに備え、前記取付部3は、前記接続部4に対して前記上下方向D3に移動可能となるように、前記接続部4に接続され、前記接続部4は、前記本体部2に対して前記交差方向D1に移動可能となるように、前記本体部2に接続され、前記加力部5は、前記接続部4に、前記交差方向D1の力を加える、という構成である。
斯かる構成によれば、取付部3が接続部4に対して上下方向D3に移動することによって、取付部3は、本体部2に対して上下方向D3に沿って移動する。そして、接続部4が、加力部5からの力で、本体部2に対して交差方向D1に沿って移動することによって、取付部3は、接続部4と共に、本体部2に対して交差方向D1に沿って移動する。即ち、取付部3は、接続部4を経由して、加力部5からの力を受けている。
また、本実施形態に係るロープテスタ装置21の取付器具1は、前記取付部3と前記接続部4とを接続するリンク機構6cを備え、前記接続部4は、前記取付部3と前記上下方向D3で対面し且つリンク機構6cに接続されるベース部4eを備え、前記リンク機構6cは、互いの中間部で回転可能に接続され合う第1及び第2リンク体6d,6dを備え、前記第1及び第2リンク体6d,6dのそれぞれの一端部は、前記取付部3に横方向D2でスライド可能に接続され、前記第1及び第2リンク体6d,6dのそれぞれの他端部は、前記ベース部4eに前記横方向D2でスライド可能に接続される、という構成である。
斯かる構成によれば、リンク機構6cが取付部3とベース部4eとを接続しているため、取付部3が上下方向D3に移動する際に、取付部3がベース部4eに対して傾くことを抑制することができる。これにより、取付部3がロープ32から受ける力の位置、方向及び大きさに関わらず、取付部3を上下方向D3に確実に移動させることができる。
なお、ロープテスタシステム20及びロープテスタ装置21の取付器具1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、ロープテスタシステム20及びロープテスタ装置21の取付器具1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係る取付器具1は、本体部2と取付部3とを接続する接続部4を備えている、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図13及び図14に示すように、接続部4は、設けられておらず、取付部3は、本体部2に直接に接続されている、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係る取付器具1においては、停止部6aは、取付部3に接続され、本体部2に交差方向D1で止められる、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図13及び図14に示すように、停止部2iは、本体部2に接続され、取付部3に交差方向D1で止められる、という構成でもよい。図13及び図14に係る構成について、以下に説明する。
図13及び図14に係る取付器具1においては、図13に示すように、本体部2は、底部2hと、底部2hから上下方向D3(具体的には、上方向)に突出する停止部2iを備えている。また、取付部3は、本体部2の底部2hに支持される被支持部3gと、取付本体3aと被支持部3gを連結する連結部3hとを備えている。
被支持部3gは、停止部2iが挿入される挿入孔3iを備えている。そして、取付部3の停止状態の際には、停止部2iは、挿入孔3iに挿入され、挿入孔3iに交差方向D1で止められている。また、本体部2は、取付部3の軸部3bを交差方向D1に案内する凹状の案内部2jを備えている。
加力部5においては、弾性部5aの一端部は、本体部2の基端壁部2bに接続されており、弾性部5aの他端部は、取付部3の基端部3dに接続されている。そして、取付部3の停止状態である際に、弾性部5aは、交差方向D1に伸長するように弾性変形している。
そして、ロープテスタ22がロープ32から力を受けることによって、図14に示すように、取付部3が上下方向D3に移動することに伴って、停止部2iが挿入孔3iから抜け出す。即ち、取付部3が停止状態から解除状態に切り替わる。これにより、停止部2iが挿入孔3iから離れるため、弾性部5aが収縮するように復元する。
その結果、取付部3は、交差方向D1(図14における右方向)に移動する。なお、ロープテスタ22がロープ32から離れた後においては、取付部3の被支持部3gが本体部2の底部2hをスライドするため、取付部3は、交差方向D1に安定して移動する。
(3)また、上記実施形態に係る取付器具1においては、加力部5は、弾性部5aを備え、弾性部5aは、停止状態の際に収縮するように弾性変形している、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。
例えば、図13〜図15に示すように、加力部5においては、弾性部5aは、停止状態の際に伸長するように弾性変形している、という構成でもよい。また、例えば、図16に示すように、加力部5は、錘5bによって、取付部3に力を加える、という構成でもよい。また、例えば、図17及び図18に示すように、加力部5は、駆動源5cによって、取付部3に力を加える、という構成でもよい。
なお、上記実施形態及び図13〜図16に係る加力部5は、取付部3の解除状態だけでなく、取付部3の停止状態においても、取付部3に対して力を加える、という構成である。それに対して、図17及び図18に係る加力部5は、取付部3の停止状態においては、取付部3に対して力を加えておらず、取付部3の解除状態において、はじめて取付部3に力を加える、という構成である。図15〜図18に係る構成について、以下に説明する。
(3−1)図15に係る加力部5においては、弾性部5aの一端部は、本体部2の基端壁部2bに接続されており、弾性部5aの他端部は、接続部4の基端壁部4bに接続されている。そして、図15に示すように、取付部3の停止状態である際に、弾性部5aは、交差方向D1に伸長するように弾性変形している。
斯かる構成によれば、ロープテスタ22がロープ32から力を受けることによって、取付部3の停止状態から解除状態に切り替えられた際に、弾性部5aが収縮するように復元するため、その弾性復元力が接続部4に加えられる。これにより、取付部3は、接続部4と一体となって、交差方向D1(図15における右方向)に移動する。
(3−2)図16に係る加力部5は、錘5bと、一端部が錘5bに接続されて且つ他端部が接続部4の基端壁部4bに接続される紐体5dと、紐体5dが掛けられ、本体部2の基端壁部2bに回転可能に接続される回転部5eとを備えている。そして、錘5bの重力は、接続部4に対して交差方向D1(図16における右方向)に加えられている。斯かる構成によれば、ロープテスタ22がロープ32から力を受けることによって、取付部3の停止状態から解除状態に切り替えられた際に、取付部3は、接続部4と一体となって、交差方向D1(図16における右方向)に移動する。
(3−3)図17及び図18に係る加力部5は、駆動源5cと、駆動源5cによって交差方向D1に移動し、端部が接続部4の基端壁部4bに接続されるシリンダ5fとを備えている。図17及び図18においては、駆動源5cは、(電磁式、エア式、油圧式)シリンダ装置としているが、特に限定されず、例えば、モータでもよい。
また、取付器具1は、取付部3が上下方向D3に移動したことを検出する検出部(例えば、光電センサ)7を備えている。斯かる構成においては、切替部6は、検出部7の検出に基づいて、駆動源5cを動作させない状態(取付部3の停止状態)と、駆動源5cを動作させる状態(取付部3の解除状態)とを切り替える制御部とすることができる。そして、検出部7から切替部6(制御部)に信号が入力され、切替部6(制御部)から駆動部5cに信号が出力される。
斯かる構成によれば、図17に示すように、検出部7が取付部3の上下方向D3の移動を検出していない場合には、切替部6(制御部)は、取付部3を停止状態とする。これにより、駆動源5cが動作しないため、加力部5は、接続部4に力を加えない。
そして、ロープテスタ22がロープ32から力を受けることによって、図18に示すように、検出部7が取付部3の上下方向D3の移動を検出した場合には、切替部6(制御部)は、取付部3を解除状態に切り替える。これにより、駆動源5cが動作し、シリンダ5fは、交差方向D1(図18における右方向)に移動する。したがって、加力部5が、接続部4に力を加えるため、取付部3は、接続部4と一体となって、交差方向D1(図18における右方向)に移動する。
(4)また、上記実施形態に係る取付器具1においては、切替部6は、取付部3の上下方向D3の移動を停止部6aの移動に変換する変換部6bを備えている、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。例えば、停止部は、本体部2に備えられている、という構成でもよく、また、図19及び図20に示すように、停止部3fは、取付部3に備えられている、という構成でもよい。図19及び図20に係る構成について、以下に説明する。
図19及び図20に係る取付器具1においては、図19に示すように、取付部3は、取付本体3aから第2の横方向D2に突出する停止部3fを備えており、本体部2及び接続部4は、それぞれ側壁部2c,2d,4c,4dに、停止部3fを収容する凹部2g,4iを備えている。そして、取付部3の停止状態の際には、停止部3fは、凹部2g,4iに収容され、凹部2gに交差方向D1で止められている。
そして、ロープテスタ22がロープ32から力を受けることによって、図20に示すように、取付部3が上下方向D3に移動することに伴って、停止部3fが凹部2g,4iから抜け出す。即ち、取付部3が停止状態から解除状態に切り替わる。これにより、停止部3fが凹部2gから離れるため、取付部3及び接続部4は、交差方向D1(図20における右方向)に移動する。
(5)また、上記実施形態に係る取付器具1においては、取付部3の先端部3c、即ち、一部が、上下方向D3に移動する、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。例えば、取付部3の全体が、上下方向D3に移動(回転移動、平行移動)する、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係る取付器具1においては、ロープ32からの力によって、取付部3が移動する上下方向D3は、鉛直方向に沿った湾曲した方向(曲線方向)である、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。例えば、ロープ32からの力によって、取付部3が移動する上下方向D3は、鉛直方向に対して平行な直線方向である、という構成でもよく、また、鉛直方向に対して傾斜した直線方向である、という構成でもよい。
(7)また、上記実施形態に係る取付器具1においては、取付部3が上方向に移動した際に、ロープテスタ22がロープ32から離れるように、取付部3が加力部5によって移動される、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。例えば、取付部3が上方向及び下方向の少なくとも一方に移動した際に、ロープテスタ22がロープ32から離れるように、取付部3が加力部5によって移動される、という構成であればよい。
(8)また、上記実施形態に係る取付器具1においては、加力部5は、取付部3に対して、交差方向D1に力を加える、という構成である。しかしながら、取付器具1は、斯かる構成に限られない。例えば、加力部5は、取付部3に対して、上下方向D3に力を加える、という構成でもよい。
(9)また、上記実施形態に係るロープテスタシステム20においては、ロープテスタ装置21の移動装置24が、取付部3に取り付けられている、という構成である。しかしながら、ロープテスタシステム20は、斯かる構成に限られない。
例えば、ロープテスタ支持具23が、取付部3に取り付けられる、という構成でもよく、また、例えば、ロープテスタ22が、取付部3に取り付けられている、という構成でもよい。即ち、ロープテスタ装置21は、ロープテスタ支持具23及び移動装置24の少なくとも一方を備えていない、という構成でもよい。
1…取付器具、2…本体部、2a…先端壁部、2b…基端壁部、2c…側壁部、2d…側壁部、2e…案内部、2f…挿入孔、2g…凹部、2h…底部、2i…停止部、2j…案内部、3…取付部、3a…取付本体、3b…軸部、3c…先端部、3d…基端部、3e…スライド孔、3f…停止部、3g…被支持部、3h…連結部、3i…挿入孔、4…接続部、4a…先端壁部、4b…基端壁部、4c…側壁部、4d…側壁部、4e…ベース部、4f…被案内部、4g…スライド孔、4h…挿入孔、4i…凹部、5…加力部、5a…弾性部、5b…錘、5c…駆動源、5d…紐体、5e…回転部、5f…シリンダ、6…切替部、6a…停止部、6b…変換部、6c…リンク機構、6d…リンク体、6e…リンク、6f…第1スライド部、6g…第2スライド部、7…検出部、20…ロープテスタシステム、21…ロープテスタ装置、22…ロープテスタ、22a…溝部、23…ロープテスタ支持具、24…移動装置、24a…第1移動部、24b…第2移動部、24c…駆動源、24d…駆動源、24e…移動機構、24f…移動機構、25…固定部、26…支持部、30…エレベータ、31…かご、32…ロープ、33…釣合錘、34…巻上機、34a…綱車、D1…第1の横方向(交差方向)、D2…第2の横方向、D3…上下方向、X1…機械室、X2…昇降路

Claims (5)

  1. エレベータのロープに押し当てられるロープテスタを有するロープテスタ装置が、取り付けられる、ロープテスタ装置の取付器具であって、
    構造体に固定される本体部と、
    前記ロープテスタ装置が取り付けられ、上下方向に移動可能な取付部と、
    前記ロープテスタが前記ロープから離れるように、前記取付部に力を加える加力部と、
    前記取付部が前記加力部の力によって移動することを停止させる停止状態から、前記取付部が上下方向に移動することによって当該停止を解除させる解除状態へ、切り替える切替部と、を備える、ロープテスタ装置の取付器具。
  2. 前記取付部は、前記上下方向と交差する交差方向にも移動可能であり、
    前記加力部は、前記取付部に、前記交差方向の力を加え、
    前記切替部は、前記本体部又は前記取付部に前記交差方向で止められる停止部を備え、
    前記停止部は、前記取付部の上下方向の移動に伴って、前記本体部又は前記取付部から離れる、請求項1に記載のロープテスタ装置の取付器具。
  3. 前記本体部と前記取付部とを接続する接続部をさらに備え、
    前記取付部は、前記接続部に対して前記上下方向に移動可能となるように、前記接続部に接続され、
    前記接続部は、前記本体部に対して前記交差方向に移動可能となるように、前記本体部に接続され、
    前記加力部は、前記接続部に、前記交差方向の力を加える、請求項2に記載のロープテスタ装置の取付器具。
  4. 前記取付部と前記接続部とを接続するリンク機構を備え、
    前記接続部は、前記取付部と前記上下方向で対面し且つリンク機構に接続されるベース部を備え、
    前記リンク機構は、互いの中間部で回転可能に接続され合う第1及び第2リンク体を備え、
    前記第1及び第2リンク体のそれぞれの一端部は、前記取付部に横方向でスライド可能に接続され、
    前記第1及び第2リンク体のそれぞれの他端部は、前記ベース部に前記横方向でスライド可能に接続される、請求項3に記載のロープテスタ装置の取付器具。
  5. エレベータのロープに押し当てられるロープテスタを有するロープテスタ装置と、
    前記ロープテスタ装置が取り付けられる請求項1〜4の何れか1項に記載の取付器具と、を備える、ロープテスタシステム。
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