JP2017190194A - エレベータの着床装置及びその検査治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡単な構成により、コストの増加を抑えて、検出板の水平方向への設置位置を検査することを目的とするものである。【解決手段】検査治具11は、検査時に検出スイッチ8に取り付けられるフレーム12と、フレーム12に支持されている着色材保持部13とを有している。着色材保持部13は、着色材を保持している。着色材保持部13は、検査時に、フレーム12を検出スイッチ8に取り付けることにより、検出溝8a内に配置される。また、着色材保持部13は、検査時に、検出板7への着色材の付着の有無により、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせる。【選択図】図4
Description
この発明は、昇降路に設置される検出板と、検出板を非接触で検出する検出スイッチとを有するエレベータの着床装置、及びその検査治具に関するものである。
従来のエレベータの着床装置の設置位置判定装置は、光電センサの溝底部の中央に設けられる反射式距離計測センサを有している。反射式距離計測センサは、光電センサの光軸と直交する方向における遮蔽板の各部位に対する反射波を検出し、遮蔽板の各部位との距離を計測する(例えば、特許文献1参照)。
上記のような従来の設置位置判定装置では、反射式距離計測センサの追加により機器コストが増加する。また、反射式距離計測センサの取り付け及びセンサケーブルの配線作業に手間がかかる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、コストの増加を抑えて、検出スイッチに対する検出板の水平方向への設置位置を検査することができるエレベータの着床装置及びその検査治具を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの着床装置は、昇降路内に設置される検出板、かごの走行時に検出板が通る検出溝が設けられており、かごに搭載されて検出板を検出する検出スイッチ、及び検出スイッチに対する検出板の水平方向への設置位置の検査時に検出スイッチに取り付けられる検査治具を備え、検査治具は、着色材を保持し検査時に検出溝内に配置される着色材保持部を有しており、検査時に、検出板への着色材の付着の有無及び付着位置の少なくともいずれか一方により、検出スイッチに対する検出板の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせる。
この発明のエレベータの着床装置は、検査治具が、着色材を保持し検査時に検出溝内に配置される着色材保持部を有しており、検査時に、検出板への着色材の付着の有無及び付着位置の少なくともいずれか一方により、検出スイッチに対する検出板の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせるので、簡単な構成により、コストの増加を抑えて、検出板の水平方向への設置位置を検査することができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの要部を示す正面図である。図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2a,2bが設置されている。かご3は、かごガイドレール2a,2bに沿って昇降路1内を昇降する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの要部を示す正面図である。図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2a,2bが設置されている。かご3は、かごガイドレール2a,2bに沿って昇降路1内を昇降する。
また、かご3は、かご枠4及びかご枠4に支持されているかご室5を有している。かご枠4は、一対のかご枠柱4a,4bと、かご枠柱4a,4bの上端部間に固定されているかご上梁4cとを有している。
かご上梁4cには、かご3を吊り下げる懸架体6の第1の端部が接続されている。懸架体6としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体6の第2の端部には、釣合おもり(図示せず)が接続されている。懸架体6の中間部は、巻上機(図示せず)の駆動シーブに巻き掛けられている。かご3及び釣合おもりは、駆動シーブを回転させることにより昇降路1内を昇降する。
着床装置は、昇降路1内に設置されている複数の検出板7と、かご3に搭載されており、検出板7を検出する検出スイッチ8とを有している。なお、図1では、1つの停止階の検出板7のみを示している。検出板7は、それぞれ昇降路1内の停止階に対応する位置に鉛直に設置されている。また、各検出板7は、検出板支持腕9を介してかごガイドレール2aに支持されている。
検出スイッチ8は、スイッチ支持腕10を介してかご上梁4cに支持されている。検出スイッチ8としては、例えば、検出板7が検出光を遮ることにより検出板7を検出する光電スイッチ、又は磁界の変化により検出板7を検出する磁気センサを用いることができる。
図2は図1の着床装置を示す平面図である。各検出板7は、検出板支持腕9により、かごガイドレール2aに対してかご3の前後方向、即ち図2の上下方向へずらして配置されている。また、昇降路1を真上から見たとき、全ての検出板7は、昇降路1内の同じ位置に配置されている。
検出スイッチ8は、スイッチ支持腕10により、かご上梁4cに対して、かご3の前後方向の検出板7と同じ側へずらして配置されている。検出スイッチ8には、かご3の走行時に検出板7が通る検出溝8aが設けられている。
例えばエレベータの据付時には、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを検査する。そして、適正な範囲から外れていた場合には、検出板7及び検出スイッチ8の少なくともいずれか一方の設置位置をずらすことにより、検出スイッチ8に対する全ての検出板7の水平方向への設置位置を適正な範囲内に収める。
図3は図2の着床装置の設置位置の検査時の状態を示す平面図である。着床装置は、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置の検査時に検出スイッチ8に取り付けられる検査治具11をさらに有している。
図4は図3の検出スイッチ8及び検査治具11を拡大して示す平面図、図5は図4の検出スイッチ8及び検査治具11を示す正面図、図6は図4の検査治具11を示す平面図、図7は図6の検査治具11を示す正面図、図8は図6の検査治具11を示す側面図である。なお、図4では、検出板7を2点鎖線で示している。
検査治具11は、検査時に検出スイッチ8に取り付けられるフレーム12と、フレーム12に支持されている着色材保持部13とを有している。着色材保持部13は、着色材を保持している。着色材としては、例えば塗料、又は朱肉が用いられる。また、着色材としては、検出板7に付着したときに目視が容易であり、かつ拭き取りが容易であるものが好適である。
着色材保持部13としては、例えば布状又はスポンジ状のものが用いられる。また、着色材保持部13としては、検出板7に接触したときに検出板7に傷を付けず容易に弾性変形するものが好適である。
着色材保持部13は、検査時に、フレーム12を検出スイッチ8に取り付けることにより、検出溝8a内に配置される。また、着色材保持部13は、検査時に、検出板7への着色材の付着の有無により、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせる。
各検出板7は、一対の鉛直な検出板側面7a,7bと、検出溝8aの底面に対向する検出板先端面7cとを有している。
実施の形態1では、着色材保持部13は、平面形状がコ字形であり、検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に、一対の検出板側面7a,7bと検出板先端面7cとにそれぞれ隙間を介して対向する。この場合、検査治具11の内側を検出板7が通過しても、検出板7に着色材が付着しない。
これに対して、検出スイッチ8に対する検出板7の相対的な設置位置が適正な範囲を外れて、検出板7の厚さ方向、即ち図4の左右方向にずれている場合、検出板側面7a,7bのいずれか一方に着色材保持部13が接触し着色材が付着する。
また、検出板7の検出溝8aへの挿入量が大き過ぎる場合、検出板先端面7cに着色材保持部13が接触し着色材が付着する。
フレーム12は、検出溝8aの互いに対向する内壁面に接する一対の平板状の側面部12a,12bと、側面部12a,12bの端部間を繋ぎ、検出溝8aの底部に挿入される平板状の繋ぎ部12cと、側面部12a,12bの上端から外側へ突出し、検出溝8aの上縁部に接する一対の上フランジ部12d,12eと、側面部12a,12bの下端から外側へ突出し、検出溝8aの下縁部に接する一対の下フランジ部12f,12gとを有している。
フレーム12は、検出溝8aの底面とは反対側の端部から底面側へ向けてスライドさせることにより、検出スイッチ8に嵌め込まれる。また、フレーム12は、繋ぎ部12cが検出溝8aの底面から離れる方向へ引き出すことにより、検出スイッチ8から取り外される。
着色材保持部13は、検出板7の3面、即ち検出板側面7a,7b及び検出板先端面7cを囲むように、側面部12a,12b及び繋ぎ部12cのそれぞれ検出スイッチ8とは反対側の面に固定されている。
このようなエレベータの着床装置及びその検査治具11では、着色材を保持し検査時に検出溝8a内に配置される着色材保持部13を有しており、検査時に、検出板7への着色材の付着の有無により、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせるので、簡単な構成により、コストの増加を抑えて、検出板7の水平方向への設置位置を検査することができる。
即ち、検査治具11を検出スイッチ8に取り付けるだけで、着床装置の検査を容易に実施でき、距離計測センサを用いる場合と比べて、機器コストを低減できるとともに、センサの取り付け及び配線作業もなく、据付性を向上させることができる。また、据付性の向上により、据付コストの低減及び据付工期の短縮を図ることができる。
さらに、かご3を昇降させるだけで、各停止階での着床装置の検査を行うことができ、作業時間を大幅に短縮できる。
さらにまた、検出溝8aにフレーム12を挿入するだけで、検査治具11を検出スイッチ8に容易に取り付けることができる。
また、着色材保持部13が検出板7の3面を囲むように配置されているので、検出板7の3面のいずれかが着色されることにより、検出スイッチ8と検出板7との間隔が規定よりも短いことを容易に検出できる。さらに、着色材保持部13の構造が単純であり、着色材保持部13を容易に製作できる。
実施の形態2.
次に、図9はこの発明の実施の形態2によるエレベータの着床装置の検出スイッチ8及び検査治具21を示す平面図、図10は図9の検出スイッチ8及び検査治具21を示す正面図、図11は図9の検査治具21を示す平面図、図12は図11の検査治具21を示す正面図、図13は図11の検査治具21を示す側面図である。なお、図9では、検出板7を2点鎖線で示している。
次に、図9はこの発明の実施の形態2によるエレベータの着床装置の検出スイッチ8及び検査治具21を示す平面図、図10は図9の検出スイッチ8及び検査治具21を示す正面図、図11は図9の検査治具21を示す平面図、図12は図11の検査治具21を示す正面図、図13は図11の検査治具21を示す側面図である。なお、図9では、検出板7を2点鎖線で示している。
実施の形態1の検査治具11は、検出溝8aの全体に装着したが、実施の形態2の検査治具21は、厚さ寸法、即ち上下方向寸法が検出スイッチ8よりも小さく、検出溝8aの上端部のみに装着されている。
検査治具21は、検査時に検出スイッチ8に取り付けられるフレーム22と、フレーム22に支持されている着色材保持部23とを有している。着色材保持部23は、着色材を保持している。着色材保持部23及び着色材の材料は、実施の形態1と同様である。
フレーム22は、検出溝8aの上端部に挿入されるコ字形の挿入部22aと、挿入部22aの上端から外側へ突出し、検出溝8aの上縁部に載せられることにより挿入部22aを検出溝8a内に支持するフランジ部22bとを有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの着床装置によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、挿入部22aを検出溝8aに差し込んで検査治具21を検出スイッチ8上に載せるだけで、着色材保持部13を検出溝8a内に容易に配置することができ、作業性を向上させることができる。さらに、検査治具21を小形軽量化することができる。
なお、挿入部22aの検出溝8aへの挿入深さ寸法は、検査治具21の装着の容易さの点からは小さい方が好ましく、検出溝8aの上下方向寸法の半分以下、より好ましくは1/4以下である。
実施の形態3.
次に、図14はこの発明の実施の形態3による検査治具21を示す平面図である。実施の形態3の着色材保持部23は、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に検出板側面7a,7bにそれぞれ対向する一対の側面着色部23a,23bと、検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に検出溝8aの底面側の検出板7の先端部が接触する先端着色部23cとを有している。
次に、図14はこの発明の実施の形態3による検査治具21を示す平面図である。実施の形態3の着色材保持部23は、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に検出板側面7a,7bにそれぞれ対向する一対の側面着色部23a,23bと、検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に検出溝8aの底面側の検出板7の先端部が接触する先端着色部23cとを有している。
先端着色部23cは、検出板7の通過を許容するように、左右方向の中間部で分割されている。即ち、先端着色部23cの中間部には、切れ目が設けられている。実施の形態3の検査治具21は、検出板7への着色材の付着の有無及び付着位置により、検出スイッチ8に対する検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせる。他の構成は、実施の形態2と同様である。
このような検査治具21を用いた検査では、検出板7の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合、図15に示すように、検出板7の先端部のみが着色部分7dとなる。
これに対して、検出板先端面7cと検出溝8aの底面との間隔が適正な範囲よりも小さい場合、図16に示すように、検出板7の先端部が先端着色部23cから突出した状態で検出板7が検査治具21を通過する。このため、図17に示すように、検出板7の先端部から離れた位置に帯状の着色部分7dが形成される。
逆に、検出板先端面7cと検出溝8aの底面との間隔が適正な範囲よりも大きい場合、図18に示すように、検出板7の先端部が先端着色部23cから離れた状態で検出板7が検査治具21を通過する。このため、図19に示すように、検出板7は着色されない。
また、検出板側面7a,7bのいずれか一方と、検出溝8aの互いに対向する内壁面のいずれか一方との間隔が適正な範囲よりも小さい場合、図20に示すように、検出板側面7a,7bのいずれか一方が検出溝8aの内壁面のいずれか一方に接触する。このため、図21に示すように、検出板側面7a又は7bの図17よりも広い領域に着色部分7dが形成される。
このようなエレベータの着床装置によっても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。また、検出板先端面7cと検出溝8aの底面との間隔が適正な範囲よりも小さい場合に、検出板7がどの程度ずれているかを容易に把握することができる。さらに、検出板先端面7cと検出溝8aの底面との間隔が適正な範囲よりも大きいことを、より確実に検出することができる。
なお、実施の形態1の着色材保持部13を実施の形態3のように構成してもよい。
また、この発明の着床装置は、機械室を有するエレベータ、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、共通の昇降路内に複数のかごが配置されているワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、あらゆるタイプのエレベータに適用できる。
また、この発明の着床装置は、機械室を有するエレベータ、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、共通の昇降路内に複数のかごが配置されているワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、あらゆるタイプのエレベータに適用できる。
1 昇降路、3 かご、7 検出板、7a,7b 検出板側面、7c 検出板先端面、8 検出スイッチ、8a 検出溝、11,21 検査治具、12,22 フレーム、12a,12b 側面部、12c 繋ぎ部、12d,12e 上フランジ部、12f,12g 下フランジ部、22a 挿入部、22b フランジ部、23a,23b 側面着色部、23c 先端着色部。
Claims (7)
- 昇降路内に設置される検出板、
かごの走行時に前記検出板が通る検出溝が設けられており、前記かごに搭載されて前記検出板を検出する検出スイッチ、及び
前記検出スイッチに対する前記検出板の水平方向への設置位置の検査時に前記検出スイッチに取り付けられる検査治具
を備え、
前記検査治具は、着色材を保持し前記検査時に前記検出溝内に配置される着色材保持部を有しており、前記検査時に、前記検出板への前記着色材の付着の有無及び付着位置の少なくともいずれか一方により、前記検出スイッチに対する前記検出板の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせるエレベータの着床装置。 - 前記検査治具は、前記着色材保持部を支持しており、前記検査時に前記検出スイッチに取り付けられるフレームをさらに有している請求項1記載のエレベータの着床装置。
- 前記フレームは、
前記検出溝の互いに対向する内壁面に接する一対の側面部と、
前記側面部の端部間を繋ぎ、前記検出溝の底部に挿入される繋ぎ部と、
前記側面部の上端から外側へ突出し、前記検出溝の上縁部に接する一対の上フランジ部と、
前記側面部の下端から外側へ突出し、前記検出溝の下縁部に接する一対の下フランジ部と
を有している請求項2記載のエレベータの着床装置。 - 前記フレームは、
前記検出溝の上端部に挿入されるコ字形の挿入部と、
前記挿入部の上端から外側へ突出し、前記検出溝の上縁部に載せられることにより前記挿入部を前記検出溝内に支持するフランジ部と
を有している請求項2記載のエレベータの着床装置。 - 前記検出板は、一対の鉛直な検出板側面と、前記検出溝の底面に対向する検出板先端面とを有しており、
前記着色材保持部は、前記検出板の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に、前記一対の検出板側面と前記検出板先端面とにそれぞれ対向する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータの着床装置。 - 前記検出板は、一対の鉛直な検出板側面を有しており、
前記着色材保持部は、
前記検出板の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に前記一対の検出板側面にそれぞれ対向する一対の側面着色部と、
前記検出板の水平方向への設置位置が適正な範囲内である場合に前記検出溝の底面側の前記検出板の先端部が接触する先端着色部と
を有しており、
前記先端着色部は、前記検出板の通過を許容するように分割されている請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータの着床装置。 - 昇降路内に設置されている検出板と、かごに搭載されており、かつ前記かごの走行時に前記検出板が通る検出溝が設けられており、前記検出板を検出する検出スイッチとを備えているエレベータの着床装置に、前記検出スイッチに対する前記検出板の水平方向への設置位置の検査時に取り付けられる検査治具であって、
前記検査時に前記検出スイッチに取り付けられるフレーム、及び
前記フレームに支持されており、かつ着色材を保持しており、前記検査時に前記検出溝内に配置される着色材保持部
を備え、
前記検査時に、前記検出板への前記着色材の付着の有無及び付着位置の少なくともいずれか一方により、前記検出スイッチに対する前記検出板の水平方向への設置位置が適正な範囲内であるかどうかを知らせるエレベータの着床装置の検査治具。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021195184A (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-27 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの着床検出装置の調整方法 |
JP7359326B1 (ja) | 2023-05-18 | 2023-10-11 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | 位置検出装置の据付調整具及び据付方法 |
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JP7068744B2 (ja) | 2020-06-09 | 2022-05-17 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの着床検出装置の調整方法 |
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