JP6714013B2 - 容積式ポンプ用のカートリッジ型ボールチェックバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、概ね流体供給システムに関するものであり、具体的には、流体供給システム用の容積式ポンプに関するものである。
塗料の供給システムなどのような流体供給システムは、容器から流体を引き出して下流側に押し出すために、容積式ポンプを用いるのが一般的である。通常、容積式ポンプは、ポンプ吸入口にチェックバルブを有している。作動時、容積式ポンプのポンプ吸入口に設けられたチェックバルブは、開弁してポンプ内への流体の流入を許容した後、ポンプがポンプ室内で流体を加圧してポンプ吐出口に移動させる際に閉弁する。場合によっては、ポンプ吐出口にもチェックバルブを設け、圧送の合間に流体が容積式ポンプ内に逆流するのを防止することも可能である。
容積式ポンプの使用後は、その都度、チェックバルブを洗浄し(即ち、水またはそれ以外の溶剤をチェックバルブに通して、すすぐか清浄化し)、後で容積式ポンプを使用する際に、使い終わった古い流体が新たな流体に混入しないように、この古い流体を除去する必要がある。塗料の塗布に容積式ポンプを使用する場合には、新しい塗料の色及び質感に対し、古い塗料が悪影響を及ぼす可能性があるため、チェックバルブからの古い流体の洗い流しが特に重要となる。チェックバルブ内部の構成部材及びシールは、チェックバルブの洗浄時にきれいにすることが困難な、狭い空間や角部をチェックバルブの内部に形成する可能性がある。
本発明の一態様において、チェックバルブ組立体は、当該チェックバルブ組立体の中心軸線に沿って第1端部から第2端部まで延在するハウジングを備える。ハウジングは、第1端部に設けられた開口部と、第2端部に設けられた流出口とを備える。開口部には、バルブシートが設けられ、当該バルブシートがハウジングに結合される。バルブシートは、中心軸線に沿う方向に当該バルブシートを貫通する流入口を備える。ハウジング内の、バルブシートと流出口との間には、ボールが設けられる。ボールは、流入口よりも径が大きい。ハウジング内の、ボールと流出口との間には、ボールガイドが設けられる。ハウジング内の、ボールガイドと流出口との間には、スプリングが設けられる。スプリングは、ボールガイドと流出口との間で圧縮される。
本発明の一態様において、チェックバルブ組立体は、当該チェックバルブ組立体の中心軸線に沿って第1端部から第2端部まで延在する筒状のハウジングを備える。ハウジングは、第1端部から第2端部まで実質的に一定の外径を有する。第1端部には開口部が設けられ、第2端部には流出口が設けられる。流出口は、開口部よりも径が小さい。開口部には、バルブシートが設けられ、当該バルブシートがハウジングに結合される。バルブシートは、中心軸線に沿う方向に当該バルブシートを貫通する流入口を備える。ハウジング内の、バルブシートと流出口との間には、ボールが設けられる。ボールは、流入口よりも径が大きい。ハウジング内の、ボールと流出口との間には、スプリングが設けられる。
本発明の一態様において、チェックバルブ組立体は、当該チェックバルブ組立体の中心軸線に沿って第1端部から第2端部まで延在する筒状のハウジングを備える。ハウジングは、第1端部に設けられた開口部と、第2端部に設けられた流出口とを備える。開口部には、バルブシートが設けられ、当該バルブシートがハウジングに結合される。バルブシートは、第1の側と、当該第1の側とは中心軸線に沿う方向で反対側にある第2の側とを有する。流入口が、中心軸線に沿う方向にバルブシートを貫通する。ハウジング内の、バルブシートの第2の側と流出口との間には、ボールが設けられる。ボールは、流入口よりも径が大きい。ハウジング内の、ボールと流出口との間には、ボールガイドが設けられる。ハウジング内の、ボールガイドと流出口との間には、スプリングが設けられる。スプリングは、ボールガイドと流出口との間で圧縮される。バルブシートの第1の側には第1シールが設けられる。ハウジングの第2端部には第2シールが設けられる。ハウジングは、第1端部から第2シールまで一定の外径を有する。
添付の図面を含め、ここに開示する全てを参酌することにより、本発明の更なる特徴及び態様を得ることが可能であることは、当業者が認識しうるものである。
少なくとも1つのチェックバルブ組立体を有した容積式ポンプの部分断面図である。 図1に示すチェックバルブ組立体の斜視図である。 図2に示すチェックバルブ組立体の断面図である。
添付の図面は、本発明の1以上の実施形態を示すものであるが、それ以外の実施形態も考えられる。ここで開示するものは、説明の手段として本発明を示すものであって、限定を目的とするものではない。当業者は、別の多くの変更や実施の形態を考えうるが、それらは本発明の基本的概念の範囲及び趣旨に含まれると理解すべきである。図面は、必ずしも一定の比率では縮尺されていない場合があり、本発明の適用及び具現化においては、図面に具体的に示されない特徴や構成要素が含めてもよい。同様の符号は、同様の構造物を特定するものである。
本発明は、チェックバルブ組立体に関するものであり、より具体的には、筒状のハウジングを備えたチェックバルブ組立体に関する。図面に基づいて以下に説明するように、チェックバルブ組立体のハウジングは、単一のカプセル状容器内に、チェックバルブ組立体の構成部品を収容するものであり、従来のチェックバルブ組立体に比べ、より迅速にポンプまたはそれ以外の流体供給システムへの組み付けを行うことが可能となる。また、本発明によるチェックバルブ組立体のカプセル状構造により、チェックバルブ組立体の修理または交換を行う場合に、単一部品として、チェックバルブ組立体をポンプまたは流体システムから迅速に取り外すことが可能となる。1つずつ別個の工程により複数の部品をポンプに組み付けていく従来のチェックバルブ組立体に比べ、チェックバルブ組立体をカプセル状構造とすることにより、ポンプへのチェックバルブ組立体の不適切な組み付けの可能性が低下する。また、チェックバルブ組立体をカプセル状構造とすることにより、チェックバルブ組立体をポンプ吸入口に適用したり、逆向きにしてポンプ吐出口に適用したりすることが可能となる。
図1は、ポンプ10の部分断面図である。図1に示すように、ポンプ10は、カバーハウジング12、ポンプ吸入口14、ポンプ吐出口16、及び少なくとも1つのチェックバルブ組立体18を備える。ポンプ10は、塗料、コーティング材、及び潤滑剤などといった様々な流体を移動させるための大型の流体供給システム(図示せず)の一部とすることができる。ポンプ吸入口14は、ポンプ吸入ボア20及びポンプ吸入マニホールド22を備える。ポンプ吐出口16は、ポンプ吐出ボア24及びポンプ吐出マニホールド26を備える。また、ポンプ10は、固定具28も有する。チェックバルブ組立体18は、ハウジング30、バルブシート32、ボール34、ボールガイド36、スプリング38、第1シール40、及び第2シール42を備える。
ポンプ10は、ダイヤフラムポンプや往復動ピストンポンプなどのような、容積式ポンプとすることができる。ポンプ吸入ボア20は、カバーハウジング12に形成することが可能であり、ポンプ吸入口14の径を拡大して、第1のチェックバルブ組立体18を収容することが可能となっている。ポンプ吸入マニホールド22は、固定具28によりカバーハウジング12に結合され、ポンプ吸入ボア20及び第1のチェックバルブ組立体18を覆うように配置されて、ポンプ吸入ボア20内に第1のチェックバルブ組立体18を保持する。図1に示すように、第1のチェックバルブ組立体18のハウジング30及びバルブシート32は、ボール34、ボールガイド36、及びスプリング38を収容して取り囲んでいる。第1シール40は、バルブシート32に装着され、バルブシート32とポンプ吸入マニホールド22との間に配置される。第1シール40は、ポンプ吸入口14を通過する流体が、ポンプ吸入マニホールド22とバルブシート32との間から漏出するのを防止すると共に、ハウジング30とポンプ吸入ボア20との間から第1のチェックバルブ組立体18の周囲に漏出するのを防止する上で有効となる。第2シール42は、ハウジング30に装着可能であり、ポンプ吸入ボア20内に第1のチェックバルブ組立体18を取り付けたときに、ハウジング30とポンプ吸入ボア20との間で圧縮可能となっている。第1シール40と同じく、第2シール42も、ポンプ吸入口14を通過する流体が、ハウジング30とポンプ吸入ボア20との間から第1のチェックバルブ組立体18の周囲に漏出するのを防止する上で有効となる。ポンプ吸入口14を流動する流体の漏洩を防止することにより、ポンプ10は、行程毎に適正な量の流体を確実に吐出することができる。行程あたりの最大限の量の流体が、ポンプ吸入口14及び第1のチェックバルブ組立体18を通って吐出されるようにすることで、ポンプ10の作動効率が増大する。
ポンプ吐出ボア24は、カバーハウジング12に形成することが可能であり、ポンプ吐出口16の一部の径を拡大して、第2のチェックバルブ組立体18を収容することが可能となっている。ポンプ吐出マニホールド26は、固定具28によりカバーハウジング12に結合され、ポンプ吐出ボア24及び第2のチェックバルブ組立体18を覆うように配置されて、ポンプ吐出ボア24内に第2のチェックバルブ組立体18を保持する。図1に示すように、第2のチェックバルブ組立体18は第1のチェックバルブ組立体18と同じであるが、第2のチェックバルブ組立体18の向きは、第1のチェックバルブ組立体18の向きとは逆であって、流体がポンプ吐出口16を通ってポンプ10の外に流出するのを許容するようになっている。第2のチェックバルブ組立体18の向きが、第1のチェックバルブ組立体18の向きとは逆になっているので、第2のチェックバルブ組立体18の第1シール40は、ポンプ吐出ボア24の内壁に当接する一方、第2のチェックバルブ組立体18の第2シール42は、ポンプ吐出マニホールド26に当接する。
ポンプ10の作動時、ポンプ10は、流体が、第1のチェックバルブ組立体18のボール34及びボールガイド36を押して第1のチェックバルブ組立体18のバルブシート32から離間させるような圧力差を生成することにより、流体がポンプ吸入口14に流入すると共に第1のチェックバルブ組立体18を通過できるようになる。流体がポンプ10に流入すると、ポンプ10は、この流体をポンプ吐出口16に押し出し、第2のチェックバルブ組立体18のボール34を押圧する。ポンプ吐出口16に流入する流体の圧力が、第2のチェックバルブ組立体18のボール34及びボールガイド36を押して第2のチェックバルブ組立体18のバルブシート32から離間させることにより、流体が第2のチェックバルブ組立体18を通過すると共にポンプ吐出口16から流出できるようになる。
点検または交換のために、ポンプ10から第1及び第2のチェックバルブ組立体18の一方または双方を取り外す必要が生じた場合には、固定具28を取り外し、ポンプ10のカバーハウジング12から、ポンプ吸入マニホールド22及びポンプ吐出マニホールド26の一方または双方を外すことができる。ポンプ吸入マニホールド22及びポンプ吐出マニホールド26の一方または双方をカバーハウジング12から取り外した状態にあるときには、ポンプ吸入ボア20及びポンプ吐出ボア24の一方またはそれぞれから、それぞれのハウジング30を単に引き出すだけで、チェックバルブ組立体18を取り外すことができる。チェックバルブ組立体18を再びポンプ10に組み付ける場合は、ハウジング30を、ポンプ吸入ボア20及びポンプ吐出ボア24の一方またはそれぞれに差し込んで、ポンプ吸入ボア20及びポンプ吐出ボア24の一方またはそれぞれの中に、予め組み立てられているチェックバルブ組立体18を単に挿入するだけでよい。次に、ポンプ吸入マニホールド22及びポンプ吐出マニホールド26の一方または双方を、それぞれ対応するポンプ吸入ボア20またはポンプ吐出ボア24にかぶせて載置し、固定具28を用いて、ポンプ吸入マニホールド22及びポンプ吐出マニホールド26の一方または双方をカバーハウジング12に結合し、ポンプ吸入ボア20及びポンプ吐出ボア24の一方またはそれぞれの中に、チェックバルブ組立体18を固定する。チェックバルブ組立体18の内部の構造に関し、図2及び図3に基づき、以下に詳しく説明する。
図2及び図3について同時に説明する。図2は、図1に示したチェックバルブ組立体18の斜視図である。図3は、図2のチェックバルブ組立体18の断面図である。図2及び図3に示すように、チェックバルブ組立体18は中心軸線CAを有する。ハウジング30は、第1端部44、第2端部46、外周面48、内周面50、ロック用環状溝52、開口部54、バルブ流出口56、外径OD、第2シール取付溝58、スプリングシート60、及び流動方向表示62を備える。バルブシート32は、第1の側64、第2の側66、外周面68、ロック用環状隆起部70、バルブ流入口72、環状溝74、ボール用シール76、及び第1シール取付溝78を備える。
ハウジング30は、チェックバルブ組立体18の中心軸線CAに沿って、第1端部44から第2端部46まで延びている。図2及び図3に示すように、ハウジング30は、ハウジング30の第1端部44から第2端部46にかけて実質的に一定の外径ODの外周面48を有した、実質的に円筒状に形成されている。「実質的に一定の外径」とは、本開示の場合、一定の外径がシール用の溝によって途切れるだけであるものと規定することができる。図2に示す流動方向表示62は、外周面48に設けることが可能であり、チェックバルブ組立体18に対して、どちらの方向に流体を流入させるべきかを示すことができる。例えば、流動方向表示62は、外周面48に刻み込むか印刷した矢印とすることが可能であり、ハウジング30の第1端部44から第2端部の方に向くように配置することができる。ハウジング30の内周面50は、外周面48の径方向内側にあって、第1端部44から第2端部46に向けて延びている。開口部54は、ハウジング30の第1端部44に設けられ、バルブ流出口56は、開口部54とは反対側となるハウジング30の第2端部46に設けられる。開口部54は、バルブシート32を収容できるように、バルブ流出口56よりも大きくすることができる。
バルブシート32は、開口部54に設けられ、ハウジング30の第1端部44に近接して、ハウジング30の内周面50に結合されている。バルブシート32は、ステンレス鋼で形成することが可能であり、また、それ以外に、チェックバルブ組立体18を通過する流体に対して耐食性を有した金属またはプラスチックで形成することもできる。バルブシート32の第1の側64は、バルブシート32の第2の側66とは中心軸線方向で反対側にあり、バルブシート32の第2の側66が、チェックバルブ組立体18の内部に位置して、ボール34及びバルブ流出口56の方に向いている。バルブシート32の外周面68は、バルブシート32の第1の側64と第2の側66との間に延びて、バルブシート32の径方向外方を向く面である。バルブシート32の外周面68は、第1の側64から第2の側66にかけて径が減少していくテーパ状となっており、チェックバルブ組立体18の組立の際に、ハウジング30の開口部54内へのバルブシート32の挿入が容易となる。ハウジング30の内周面50の一部は、ハウジング30の第1端部44からバルブシート32の第2の側66が位置する部位にかけて径が減少していくテーパ状となっており、この内周面50のテーパ状の部分は、バルブシート32の外周面68の形状に対応した形状となっている。ロック用環状溝52は、ハウジング30の内周面50のテーパ状の部分に形成されている。ロック用環状隆起部70は、バルブシート32の外周面68に形成されており、ハウジング30のロック用環状溝52内に位置することにより、スナップ嵌めの状態で、バルブシート32をハウジング30に結合することができるようになっている。
バルブ流入口72は、中心軸線CAを中心とし、バルブシート32の第1の側64から第2の側66まで貫通して中心軸線方向に延設される。環状溝74は、バルブシート32に形成され、バルブ流入口72の周囲に配置される。ボール用シール76は、環状溝74内に設けられる弾性Oリングシールとすることが可能であり、バルブ流入口72の周囲に設けられる。図3に示すように、環状溝74及びボール用シール76は、中心軸線方向でバルブシート32の第1の側64と第2の側66との間に配置される。ボール用シール76は、チェックバルブ組立体18のボール用座部となり、作動中は、チェックバルブ組立体18が閉弁状態にあるときにボール34と接して、ボール34とバルブシート32との間から流体が漏洩するのを防止する。ボール用シール76は弾性体であるため、ボール34に押されて変形し、従来の硬質のボール用座部とボールとの間で得られる密閉状態よりも強固な密閉状態を、ボール34とバルブシート32との間で得ることができる。ボール用シール76は、パーフルオロエラストマで形成することにより、チェックバルブ組立体18に接する流体による化学的浸食からボール用シール76を保護することができる。また、流体による化学的浸食に耐性を有し、ボール34と共に密閉状態を得ることが可能な任意種類の材料で形成することも可能である。これに代わる実施形態として、バルブシート32と一体として、バルブシート32により形成されるボール用座部を備えるようにしたバルブシート32とすることもできる。
ボール34、ボールガイド36、及びスプリング38は、いずれもハウジング30内に設けられる。図3に最もよく示されているように、スプリング38は、中心軸線方向でバルブ流出口56とボールガイド36との間に設けられ、バルブ流出口56とボールガイド36との間で圧縮可能となっている。スプリング38は、バルブ流出口56よりも径が大きくなっており、スプリング38がバルブ流出口56からハウジング30の外に押し出されることがないようになっている。スプリングシート60は、ハウジング30の第2端部46において、ハウジング30の内周面50から径方向内方に延設され、スプリング38が係止して支持されるようになっている。また、スプリングシート60がバルブ流出口56を形成するようにすることも可能である。ボールガイド36は、ハウジング30の内部に設けられ、中心軸線方向でスプリング38とバルブシート32との間に配置される。ボール34は、中心軸線方向でボールガイド36とバルブシート32との間に設けられる。ボール34は、バルブ流入口72及びボール用シール76より径が大きくなっており、ボール34が、スプリング38に押されて完全にバルブ流入口72を通り過ぎることのないようにしている。ボール34及びスプリング38はいずれも、チェックバルブ組立体18を通過する流体による化学的浸食及び腐食に対して耐性を有するように、ステンレス鋼で形成することができる。ボールガイド36も、ポリフェニレンスルフィドなどのような、化学的浸食に対して耐性を有した耐久プラスチックで形成することができる。また、ボールガイド36も、金属で形成することが可能であり、また、ボールガイド36の形状に成形可能であると共に、流体に対して化学的耐性を有した別の任意の材料で形成することも可能である。
図1に示すポンプ10のようなポンプにより、流体がチェックバルブ組立体18のバルブ流入口72内に送り込まれると、流体の圧力により、ボール34が押されてボール用シール76から離れ、ボールガイド36とスプリングシート60との間でスプリング38が更に圧縮される。ボール34がボール用シール76から離れると、流体がボール34の周囲を通り抜けてハウジング30内に流入可能となり、バルブ流出口56に向けて流動できるようになる。その後、流体はバルブ流出口56からハウジング30の外に流出する。流体の圧力が、予め定められた値より低下すると、スプリング38が、ボール34を再びボール用シール76に押し付け、チェックバルブ組立体18への流体の流入が遮断される。
チェックバルブ組立体18のハウジング30の内周面50は、流体がチェックバルブ組立体18内を通過する際の、流路の少なくとも大部分を構成する。図3に示すように、ハウジング30の内周面50は、バルブ流出口56に向けて滑らかに続き、狭まっていく。バルブ流出口56に向けて、ハウジング30の内周面50が滑らかに続くことにより、チェックバルブ組立体18の洗浄時に残留物や粒子が留まったり堆積したりするような角部や場所が、ハウジング30内にほとんどなくなるため、チェックバルブ組立体18の内部に蓄積するゴミや残留物を低減することができる。従来のチェックバルブ組立体は、チェックバルブ組立体内を通過する流体の流路の形成が、ポンプハウジング及びポンプマニホールドの少なくとも一方に依存するものであった。ポンプハウジングやポンプマニホールドは、チェックバルブ組立体18のハウジング30に比べ、非常に多くの部品からなり、チェックバルブ組立体内を通過する流体の滑らかな流路を形成するように仕立てて加工処理するのが比較的困難な材料で形成されている。これに対し、ハウジング30は、型による成形処理で製造することにより、ハウジング30の内周面50に滑らかな変化を生成することが可能である。ハウジング30は、ポリフェニレンスルフィドなどのような、化学的浸食に対しても耐性を有した耐久プラスチックで形成することができる。また、ハウジング30は、金属で形成することも可能であり、また、ハウジング30の形状に成形可能であると共に、流体に対して化学的耐性を有した別の任意の材料で形成することも可能である。
第1シール40は、バルブシート32の第1の側64に設けられる。この第1シール40は、バルブ流入口72の周囲に設けられて、径方向におけるバルブ流入口72とハウジング30との間に、バルブ流入口72及びハウジング30からぞれぞれ離間して配置されるOリングシールとすることができる。図3に示すように、第1シール取付溝78を、バルブシート32の第1の側64に形成して、第1シール40を収容することができる。第1シール取付溝78は、中心軸線CAを中心に、バルブ流入口72から径方向外方に間をあけて、バルブ流入口72の周囲に形成されている。第1シール取付溝78は、径方向に延びて、バルブシート32の外周面68に達しており、チェックバルブ組立体18が、図1に示すようにポンプ10内に組み込まれたときに、第1シール40が圧縮されて変形する空間を形成している。
第2シール42は、ハウジング30の第2端部46に設けられ、バルブ流出口56の周囲に配置される。第2シール42は、ハウジング30の外径ODと等しいか、外径ODより小さく、且つバルブ流出口56の径より大きい外径を有したOリングとすることができる。ハウジング30の第2端部46には第2シール取付溝58が形成されており、第2シール42が収容される。第2シール取付溝58は、中心軸線CAを中心に、バルブ流出口56から径方向外方に間をあけて、バルブ流出口56の周囲に形成されている。ハウジング30は、ハウジング30の第1端部44から第2シール42が位置する部位まで、一定の外径ODとすることができる。ハウジング30は、ハウジング30の第1端部44から第2シール42の部位までを一定の外径とすることが可能であり、第2シール42を、ハウジング30の外径ODと等しいか、外径ODより小さい外径とすることができので、ポンプ吸入口14とポンプ吐出口16とのいずれに用いるかに応じ、チェックバルブ組立体18の向きを中心軸線方向で反転させて用いることが可能となる。
図1に基づき前述したように、第1シール40及び第2シール42は共に、流体がチェックバルブ組立体18の周囲に迂回して流動するのを防止している。第1シール40及び第2シール42は、ハウジング30の内周面50及びバルブシート32のバルブ流入口72によって形成される流路の外に設けられるので、チェックバルブ組立体18を水やそれ以外の溶剤で洗浄する際に、チェックバルブ組立体18の流路の中にある残留物やゴミの除去を妨げることはない。
これまでの説明から、ここに開示する実施形態は多くの利点及び利益をもたらすものであることが判る。例えば、本実施形態は、ハウジング30及びバルブシート32を有したチェックバルブ組立体18を提供するものである。ハウジング30及びバルブシート32は、予め組み立てた単一のカプセル状容器内に、チェックバルブ組立体18の構成部品の全てを収容するものであって、メンテナンスや交換の際に、ポンプ10への組み付けやポンプ10からの取り外しが比較的容易となる。ハウジング30は、実質的に一定の外径ODを有することにより、単にチェックバルブ組立体18の向きを変えるだけで、ポンプ吸入口14及びポンプ吐出口16のいずれにもチェックバルブ組立体18を用いることが可能である。また、ハウジング30及びバルブシート32は、バルブ流入口72からバルブ流出口56にかけて滑らかに続く流路をチェックバルブ組立体18に形成するので、残留物やゴミをチェックバルブ組立体18から容易に洗い流すことが可能となる。
ここで使用している「実質的に」、「本質的に」、「概ね」、「ほぼ」など、程度を表す相対語は、ここで明確に述べている適切な定義または限界に応じて解釈すべきである。全ての例示において、ここで用いている程度を表す相対語は、関連して示したいずれの実施形態をも広範に包含するだけでなく、通常の製造誤差範囲、偶発的な位置ずれ、一時的な振動状態や揺れ、及び作動条件によって生じる一時的な位置ずれや形状変化など、ここに開示する全てのものを考慮した上で、当業者が理解しうる範囲または変形をも包含すると解釈すべきである。
具体的な実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能であると共に、均等物で本発明の各構成要素を置き換えることが可能であることが当業者に理解されよう。また、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、特定の状況やものを本発明の教示に適合させるための様々な変形が可能である。従って、本発明は、開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内に包含される全ての態様を含むものである。

Claims (17)

  1. 中心軸線に沿って第1端部から第2端部まで延在するハウジングであって、前記第1端部に設けられた開口部と、前記第2端部に設けられた流出口とを備えるハウジングと、
    前記ハウジングの前記第1端部から前記第2端部に向けて延在する内周面であって、前記ハウジングの前記第1端部から前記第2端部に向けて半径方向で内側にテーパ状となっているテーパ状部分を含む内周面と、
    前記内周面の前記テーパ状部分に形成されたロック用環状溝と、
    前記開口部に設けられて前記ハウジングに結合されたバルブシートであって、前記中心軸線に沿う方向に当該バルブシートを貫通する流入口を備えたバルブシートと、
    前記ハウジングの前記内周面に接している外周面であって、前記バルブシートの第1端部から前記バルブシートの第2端部に向けて半径方向で内側にテーパ状となっているテーパ状部分を含む外周面と、
    前記バルブシートの前記外周面に形成され、前記ハウジングの前記ロック用環状溝内に位置しているロック用環状隆起部と、
    前記ハウジング内の、前記バルブシートと前記流出口との間に設けられ、前記流入口よりも径が大きいボールと、
    前記ハウジング内の、前記ボールと前記流出口との間に設けられるボールガイドと、
    前記ハウジング内の、前記ボールガイドと前記流出口との間に設けられ、前記ボールガイドと前記流出口との間で圧縮されるスプリングと
    を備えることを特徴とするチェックバルブ組立体。
  2. 前記ハウジングは、筒状をなし、前記第1端部から前記第2端部にかけて実質的に一定の外径を有することを特徴とする請求項1に記載のチェックバルブ組立体。
  3. 前記バルブシートは、
    前記バルブシートの前記流入口の周囲に形成された環状溝と、
    前記環状溝の中に設けられ、前記流入口の周囲に配置されるボール用シールを更に備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のチェックバルブ組立体。
  4. 前記ボール用シールは、パーフルオロエラストマからなるOリングシールであることを特徴とする請求項3に記載のチェックバルブ組立体。
  5. 前記バルブシートは、
    第1の側と、
    前記中心軸線に沿う方向で前記第1の側とは反対側となる第2の側と、
    前記第1の側に形成された第1シール取付溝とを更に備え、
    前記流入口は、前記第1の側から前記第2の側まで貫通しており、
    前記第2の側は、前記ボールに対向し、
    前記第1シール取付溝は、前記流入口から径方向外方に離間して前記流入口の周囲に設けられる
    ことを特徴とする請求項4に記載のチェックバルブ組立体。
  6. 前記第1シール取付溝内に設けられた第1シールを更に備えることを特徴とする請求項5に記載のチェックバルブ組立体。
  7. 前記ハウジングは、前記ハウジングの前記第2端部に形成された第2シール取付溝を更に備え、
    前記第2シール取付溝は、前記流出口から径方向外方に離間して前記流出口の周囲に設けられる
    ことを特徴とする請求項6に記載のチェックバルブ組立体。
  8. 前記第2シール取付溝内に設けられた第2シールを更に備えることを特徴とする請求項7に記載のチェックバルブ組立体。
  9. 前記流出口は、前記開口部よりも径が小さいことを特徴とする請求項8に記載のチェックバルブ組立体。
  10. 中心軸線に沿って第1端部から第2端部まで延在し、前記第1端部から前記第2端部まで実質的に一定の外径を有する筒状のハウジングであって、前記第1端部に設けられた開口部と、前記第2端部に設けられて前記開口部よりも径が小さい流出口とを備える筒状ハウジングと、
    前記筒状ハウジングの前記第1端部から前記第2端部に向けて延在する内周面であって、前記筒状ハウジングの前記第1端部から前記第2端部に向けて半径方向で内側にテーパ状となっているテーパ状部分を含む内周面と、
    前記内周面の前記テーパ状部分に形成されたロック用環状溝と、
    前記開口部に設けられ、前記ハウジングに結合されたバルブシートであって、前記中心軸線に沿う方向に当該バルブシートを貫通する流入口を備えたバルブシートと、
    前記筒状ハウジングの前記内周面に接している外周面であって、前記バルブシートの第1端部から前記バルブシートの第2端部に向けて半径方向で内側にテーパ状となっているテーパ状部分を含む外周面と、
    前記バルブシートの前記外周面に形成され、前記筒状ハウジングの前記ロック用環状溝内に位置しているロック用環状隆起部と、
    前記ハウジング内の、前記バルブシートと前記流出口との間に設けられ、前記流入口よりも径が大きいボールと、
    前記ハウジング内の、前記ボールと前記流出口との間に設けられたスプリングと
    を備えることを特徴とするチェックバルブ組立体。
  11. 前記ハウジング内の、前記ボールと前記スプリングとの間に設けられるボールガイドを更に備えることを特徴とする請求項10に記載のチェックバルブ組立体。
  12. 前記バルブシートは、
    第1の側と、
    前記中心軸線に沿う方向で前記第1の側とは反対側となる第2の側とを備え、
    前記流入口は、前記第1の側から前記第2の側まで貫通しており、
    前記第2の側は、前記ボールに対向し、
    前記第1の側に設けられた第1シールを更に備える
    ことを特徴とする請求項11に記載のチェックバルブ組立体。
  13. 前記第1シールは、前記流入口の周囲に設けられ、前記流入口及び前記ハウジングから離間して前記流入口と前記ハウジングとの間に設けられるOリングシールであることを特徴とする請求項12に記載のチェックバルブ組立体。
  14. 前記ハウジングの前記第2端部において前記流出口の周囲に設けられた第2シールを更に備えることを特徴とする請求項13に記載のチェックバルブ組立体。
  15. 前記バルブシートは、前記第1の側と前記第2の側との間に配置された弾性Oリングシールを備えることを特徴とする請求項14に記載のチェックバルブ組立体。
  16. 中心軸線に沿って第1端部から第2端部まで延在する筒状のハウジングであって、前記第1端部に設けられた開口部と、前記第2端部に設けられた流出口とを備える筒状ハウジングと、
    前記筒状ハウジングの前記第1端部から前記第2端部に向けて延在する内周面であって、前記筒状ハウジングの前記第1端部から前記第2端部に向けて半径方向で内側にテーパ状となっているテーパ状部分を含む内周面と、
    前記内周面の前記テーパ状部分に形成されたロック用環状溝と、
    前記開口部に設けられて前記ハウジングに結合され、第1の側と、前記第1の側とは前記中心軸線に沿う方向で反対側にある第2の側とを有するバルブシートであって、前記中心軸線に沿う方向に当該バルブシートを貫通する流入口を備えたバルブシートと、
    前記筒状ハウジングの前記内周面に接している外周面であって、前記バルブシートの第1端部から前記バルブシートの第2端部に向けて半径方向で内側にテーパ状となっているテーパ状部分を含む外周面と、
    前記バルブシートの前記外周面に形成され、前記筒状ハウジングの前記ロック用環状溝内に位置しているロック用環状隆起部と、
    前記ハウジング内の、前記第2の側と前記流出口との間に設けられ、前記流入口よりも
    径が大きいボールと、
    前記ハウジング内の、前記ボールと前記流出口との間に設けられるボールガイドと、
    前記ハウジング内の、前記ボールガイドと前記流出口との間に設けられ、前記ボールガイドと前記流出口との間で圧縮されるスプリングと、
    前記バルブシートの前記第1の側に設けられる第1シールと、
    前記ハウジングの前記第2端部に設けられる第2シールとを備え、
    前記ハウジングは、前記第1端部から前記第2シールまで一定の外径を有する
    ことを特徴とするチェックバルブ組立体。
  17. 前記第2シールは、前記ハウジングの外径以下で前記流出口より大きい外径を有したOリングであることを特徴とする請求項16に記載のチェックバルブ組立体。
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