JP5605138B2 - ストレーナ装置 - Google Patents

ストレーナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5605138B2
JP5605138B2 JP2010221654A JP2010221654A JP5605138B2 JP 5605138 B2 JP5605138 B2 JP 5605138B2 JP 2010221654 A JP2010221654 A JP 2010221654A JP 2010221654 A JP2010221654 A JP 2010221654A JP 5605138 B2 JP5605138 B2 JP 5605138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strainer
casing
annular protrusion
peripheral surface
internal space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010221654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012075997A (ja
Inventor
康生 鈴木
真一 梶野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2010221654A priority Critical patent/JP5605138B2/ja
Publication of JP2012075997A publication Critical patent/JP2012075997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5605138B2 publication Critical patent/JP5605138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

本発明は、流体中の異物を除去するストレーナ装置に関し、特に、シャワートイレで使用される水の中の異物を除去するストレーナ装置に関するものである。
従来、トイレ機器では、洗浄時に用いられる流体(例えば、水)の中の異物を除去するためストレーナ装置が取付けられている。例えば、特許文献1に示される、トイレ機器においては、止水栓と温水タンクとの間に、ストレーナ装置が設けられている。このストレーナ装置においては、流入口と流出口を有するケーシング(ボディー)に対して、流入口と流出口との間には着脱可能にストレーナ本体が取付けられ、ケーシングの内周面とストレーナ本体との隙間をシールするためOリングを取付けた構成としている。また、流入口から供給される液体は、ストレーナ本体に設けられたメッシュを通過して、ストレーナ本体の内部に進入し、ストレーナ本体の内部から流出口へ流れる構成となっている。この場合、ストレーナ本体とケーシングの隙間では、Oリングによって液体が流れる上流側と下流側が区切られている構成となっている。
特開2002−159808号公報(第1図)
上記した従来技術のストレーナ装置によれば、ケーシングに装着されたストレーナ本体をケーシングから抜き出すとき、Oリング手前のケーシング内周面に残った異物がケーシング内部に残ってしまうため、ストレーナ本体の着脱を行うたびに、異物が流出口側へ流れてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、ケーシングに対してストレーナ本体部を着脱する際に、液体中に含まれる異物がケーシングの内部に残りにくく、異物が流出口へ流出することを抑制できるストレーナ装置を提供することを目的とする。
上記した課題を達成するために講じた手段は、液体が流れる流路を内部に有するケーシングと、該ケーシングに着脱可能に取付けられ、前記液体中の異物を除去するストレーナ本体部と、を備えたストレーナ装置において、前記ケーシングは、前記ストレーナ本体部が取付けられる挿入口と、前記ストレーナ本体部が挿入される円筒状の内部空間と、該内部空間に前記液体が供給される流入口と、前記ストレーナ本体部を通過した前記液体が流出する流出口とを有し、前記ストレーナ本体部は、前記ケーシングに着脱可能に取付けられ前記挿入口を密閉する栓部と、該栓部に連結し、前記内部空間に挿入された状態で前記液体をろ過するフィルタ部をもつストレーナとを有し、前記ストレーナには、径方向外側への付勢力を有する環状突起部が設けられ、該環状突起部は、前記内部空間の内周面の径よりも大きく、前記ケーシングに前記ストレーナ本体部を挿入した際に、径方向内側に縮んだ状態で前記付勢力により前記内周面に圧接しており、前記環状突起部の先端には、径方向外側に設けられた環状の凸部を有し、該凸部の先端部が前記内周面に圧接され、さらに、前記環状突起部の先端には、該先端側が開口した放射状の切欠き部が設られ、前記ストレーナ本体部が前記ケーシングに挿入された際、前記内周面により前記環状突起部の先端が径方向内側に押圧され、前記切欠き部により前記凸部が径方向内側に撓み、隣接する前記凸部の隙間が閉状態となる、構成としたことである。
この場合、前記環状突起部は、前記内部空間の前記流出口側に突設していると良い。
更に、前記環状突起部は、該環状突起部の先端より付根側に、薄肉となった窪み部が設けられると良い。
上記した手段によれば、ストレーナに径方向外側に付勢力をもつ環状突起部が設けられ、該環状突起部は、前記内部空間の内周面の径よりも大きく、前記ケーシングに前記ストレーナ本体部を挿入した際、径方向内側に縮んだ状態で前記付勢力により前記内周面に圧接している構成としたことにより、ケーシングに装着されたストレーナ本体をケーシングから抜き出すとき、環状突起部がケーシング内周面を押圧しつつ摺動するため、ケーシングの内周面に付着した異物を掻き出すことができ、異物が流出口側へ流出することを抑制できる。
この場合、前記環状突起部を前記内部空間の前記流出口側に突設するようにすれば、ストレーナと内部空間との隙間を狭めた状態で環状突起部に径方向外側への付勢力を付与すること容易となる。
また、前記環状突起部の先端側に、径方向外側に設けられた状の凸部を有し、凸部の先端で内周面に接触させるようにすれば、ストレーナ本体を取り出すとき、ストレーナ本体とケーシングの内周面に溜まった異物を周状の複数の凸部により掻き出すことが可能である。環状突起部はケーシングに形成された内部空間の内周面に対して、隙間なく接触させるのに好適であり、環状突起部の外形外側方向への付勢力を高めることができ、圧接力を向上させるのに好適である。
また、前記環状突起部の先端には、該先端側が開口した切欠き部が設られ、前記ストレーナ本体が前記ケーシングに挿入された際、前記内周面により前記環状突起部を径方向内側に押圧され、前記切欠き部により前記凸部が径方向内側に撓み、隣接する前記凸部の隙間が閉状態となる構成とすれば、切欠き部の形成により環状突起部がたわみ易くなり、ストレーナ本体の着脱時に、環状突起部に過度の負荷が部分的に掛かりにくくなり、切欠き部により着脱が容易となる。また、環状突起部の劣化を抑制される。
更に、前記環状突起部は、前記凸部よりも付根側に、薄肉となった窪み部を設けるようにすれば、環状突起部がたわみ易くなり、ストレーナ本体の着脱時に、環状突起部に加わる力が弱まり、着脱が容易となり、また突起部の劣化を抑制することができる。
本発明の実施形態におけるストレーナ装置の断面図である。 図1に示すケーシングに装着されていないストレーナ本体部の形状を示す断面図である。 図2のA方向から環状突起部を見た場合の要部部分矢視図である。 本発明のストレーナ装置をシャワートイレに適用した場合の取付図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、ケーシング1にストレーナ本体部2が装着された状態のストレーナ装置10の説明を行う断面図である。図2は、ケーシング1に図1に示すストレーナ本体部2が装着されていない状態のストレーナ本体部2の形状を示す断面図である。また、図3は、図2のA方向から環状突起部を見たときの要部矢視図である。
図1に示されるように、ストレーナ装置10は、液体(例えば、水)の流路を内部に有するケーシング1と、ケーシング1に着脱可能に取付けられ、液体中の異物を除去するストレーナ本体部2とを備える。
ケーシング1は、エルボ管状であり、ストレーナ本体部2が挿入される内部空間31を有する第1管3と、第1管3へ液体を供給する第2管4を有する。第1管3と第2管4は、樹脂で一体に成形されたものである。第2管4は、第1管3の外周面にほぼ直角に連結している。その連結部には、第2管4から流入する液体が第1管3の内部空間31に供給される流入口33が設けられている。
第1管3は、ストレーナ本体部2が挿入される円筒状の内部空間31と、内部空間31に液体が供給される流入口33と、液体が前記ストレーナ本体部2を通過した後、液体が流出する流出口34と、内部空間31にストレーナ本体部2を挿入するための挿入口32を有する。第1管3は、一端に流出口34、他端に挿入口32、流出口34と挿入口32の間の側面に流入口33をもち、流入口33は挿入口32に近い位置にある。
図2に示されるように、ストレーナ本体部2は、液体をろ過する円筒状のフィルタ部51をもつストレーナ5と、ストレーナ5に着脱可能に取付けられるキャップ6を有する。
キャップ6は、ケーシング1に円筒状のストレーナ本体部2を着脱可能に取付けるための栓部61と、ストレーナ5の雌コネクタ部71に連結するための筒状の雄コネクタ部72とを有する。栓部61には、ケーシング1の流出口32でケーシング1と螺着される螺着部62と、ケーシング1の内部空間31の一部に挿入される挿入部63を有する。挿入部63の外周には、栓部61とケーシング1との水密性を確保するためのOリング64が設けられている。雄コネクタ部72は、円筒状の側面に、雄コネクタ部72の外部と内部と導通する第1開口72aを有している。第1開口72aは、雄コネクタ部72と雌コネクタ部71とを連結させた状態においても、雄コネクタ部72の外周外側と内部が連通されるように形成される。
ストレーナ5は、液体をろ過するフィルタ部51と、キャップ6の雄コネクタ部72に着脱可能に連結するための雌コネクタ部71を有する。フィルタ部51は、一方の端面が第2開口52となったカップ状の筒状体であり、筒状体の側面および底面の少なくとも一部に、異物を捕捉するためのフィルタ53が形成されている。すなわち、第2開口52から流入した液体はフィルタ部51を通過して、フィルタ53の外部へ流出する構成となっている。雌コネクタ部71は、筒状体(環状体)であり、その内部がフィルタ部51と導通するようにフィルタ部51と一体に形成されている。また、雌コネクタ部71の外径は、フィルタ部51の外径よりも小さい。したがって、雌コネクタ部71には、フィルタ部51がある側、つまり、内部空間31の下流側空間31cに、雌コネクタ部71の外周面とフィルタ部51の外周面とをつなぐ段差面71aをもつ。
図1によれば、液体は、第2管4から、第1管3の流入口33、内部空間31の上流側空間31b、第1開口72a、雄コネクタ部72の内部、第2開口52、フィルタ部51の内部、フィルタ53、内部空間31の下流側空間31cを通じて、流出口34から流出する構成となっている。ここで、上流側空間31bとは、内部空間31のうち、液体の流れがフィルタ53よりも上流側となる空間のことである。つまり、流入口33からフィルタ53までの流路である。また、下流側空間31cとは、内部空間31のうち、液体の流れがフィルタよりも下流側となる空間のことである。つまり、フィルタ53から流出口34までの流路のことである。
また、キャップ6とストレーナ5とを連結する部分、すなわち、雄コネクタ部72と雌コネクタ部71をストレーナ連結部7とした場合、液体は、第2管4から、第1管3の流入口33、内部空間31の上流側空間31b、第1開口72a、ストレーナ連結部7の内部、第2開口52、フィルタ部51の内部、フィルタ53、内部空間31の下流側空間31cを通じて、流出口34から流出する構成となっている。
実施形態1の構成では、図1に示されるように、ストレーナ連結部7、すなわち、雌コネクタ部71の段差面71aに、環状突起部8が設けられている。この環状突起部8は、雌コネクタ部71と一体に成形された樹脂である。
環状突起部8は、内部空間31の下流側空間31cに向けて、内部空間31の内周面31aに沿って突設している。この環状突起部8の先端部は、ケーシング1にストレーナ本体部2が挿入された状態では、径方向外側への付勢力を有し、内部空間31の内周面31aに圧接されている。実施形態1によれば、環状突起部8の先端部には、径方向外側に向けて突形状となる凸部9を有する。この凸部9の先端部9aが、内部空間31の内周面31aに対して圧接されている。この圧接された部分は、水密に圧接されると良いが、液体中の捕集したい異物が通過しなければ良く、完全な水密でなくても良い。例えば、除去する異物の大きさよりも狭い所定の隙間あるいは孔があっても良い。また、異物をろ過するフィルタ53の細孔よりも狭い隙間あるいは孔があっても良い。
この凸部9を含めた環状突起部8は、ケーシング1にストレーナ本体部2に挿入されていない状態では、環状突起部8の最外径が、ケーシング1の円筒状の内部空間31の内径よりも若干大きい。よって、図1のようにケーシング1にストレーナ本体部2が挿入された場合、環状突起部8の最外径となる凸部9の先端部9aが、内部空間31の内周面31aにより径方向内側へ押圧される。そのため、環状突起部8の先端と付根との間の環状部が径方向内側に撓み、環状突起部8の先端は径方向外側へ付勢力が生じる。この付勢力により、内部空間31の内周面31aに対して環状突起部8が圧接している。
このような構成のストレーナ装置10において、液体が、流入口33から内部空間31の上流側空間31bに流入した後、第1開口72aを通過せずに、ストレーナ連結部7の外周面、すなわち、雌コネクタ部71の外周面と内部空間31の内周面31aとの間に、液体が流れ込み、液体中に含まれる異物が溜まりやすい。
しかし、本発明のストレーナ装置10においては、ストレーナ5(ストレーナ連結部7)に設けられた環状突設部8が、内部空間31の内周面31aの内周に沿って圧接している、つまり、内周面の全体にわたって円環状に接触している。
そのため、ケーシング1に装着されたストレーナ本体部2をケーシング1から抜き出すとき、環状突起部8がケーシング内周面31aを押圧しつつ摺動するため、ケーシングの内周面31aに付着した異物を掻き出すことができ、異物が流出口34側へ流出することを抑制できる。
また、ストレーナ本体部2がケーシング1に装着された状態においても、ケーシング内周面31aとストレーナ5(ストレーナ連結部7)との隙間から、液体中の異物が内部空間31の上流から下流へ漏出することを防止することができる。
また、Oリングを使わずに、ケーシング1の内周面31aとストレーナ本体部2との隙間から、液体中の異物が内部空間31の上流から下流へ漏出することを防止することができる。
更に、異物の漏出を防止する環状突起部8は、ストレーナ5と一体に形成された構成であるため、部品点数を増やすことなく、流出口34への異物の漏出を防止することができる。
また、前記環状突起部は、前記内部空間の前記流出口側に突設している。
そのため、ストレーナと内部空間との隙間を狭めた状態で環状突起部に径方向外側への付勢力を付与すること容易となる。また、ストレーナ本体部2の着脱の際に、環状突起部8に掛かる荷重を、樹脂で形成された環状突起部8の弾性力により吸収することができ、着脱が容易となる。また、着脱の繰り返しに対する耐久性も向上し、着脱の繰り返しに対して、異物の掻き出し効果の低下を抑制することができる。
また、実施形態1では、環状突起部8の先端に径方向外側に設けられた環状の凸部9を有し、凸部9の先端部9aが内部空間31の内周面31aに圧接している。
そのため、環状突起部8を内部空間31の内周面31aへの圧接力を高めると共に、隙間なく圧接するのに好適である。また、ケーシング1からストレーナ本体部2を取り出すとき、ケーシング1の内周面31aとストレーナ本体部2の外周面との間に溜まった異物を凸部9により掻き出し易くなる。
また、凸部9は、内部空間31の内周面31aに接触する先端部9aと、内部空間31の下流側空間31cに接する第1側面9bと、内部空間31の上流側空間31bに接する第2側面9cを有する。先端部9aは、実施形態1では、鋭角として、内周面31aと円周に沿って線状に接触させている。しかし、先端部9aは面状とし、内周面31aと面状に接触させても良い。また、先端部9aを、鈍角、曲面等に接触させても良い。実施形態1において、第1面は、ストレーナ本体部2をケーシング1に挿入する際、ケーシング1の流出口32やケーシング1内部の段差部等に当たっても、ケーシング1の内周面31aに沿って挿入しやすいように傾斜面となっている。また、第2面は、ストレーナ本体部2をケーシング1から取り出す際に、ストレーナ本体部2とケーシング1の間に溜まった異物を掻き出しやすくするために、第1側面9bよりも傾斜角度が大きい。実施形態1では、第2面の傾斜角度を90°とした。
さらに、環状突起部8には、図3に示されるように、環状突起部8の先端側が開口した切欠き部8aが放射状(周方向に6箇所)に設けられている。この切欠き部8aは、ストレーナ本体部2が挿入されていない状態では隣合う凸部9が周方向に所定間隔を保ち切欠き部8aを介して開口しているが、ストレーナ本体部2が挿入された状態では切欠き部8aの間隔が周方向で狭くなり隣合う凸部9同士が当接して閉口する。
ケーシング1にストレーナ本体部2を取付ける場合、切欠き部8aの開口が狭まり環状突起部8に掛かる負荷を、特定部位に集中させることなく分散して低減させることができる。また、ストレーナ本体部2が取付けられた後は、切欠き部8aが閉口するため、切欠き部8aからの異物の漏出が防止される。
さらに、環状突起部8には、図1に示されるように、先端部と付根の間となる中間環状部の外周側に薄肉となった環状の窪み部8bが設けられている。このような構成にすることにより、環状突起部8が窪み部8bにより径方向内側に付勢力に抗して撓みやすくなる。このストレーナ本体部2をケーシング1に着脱する際に、環状突起部8に掛かる荷重を、環状突起部8の弾性力により吸収しやすくなるため、着脱の繰り返しに対する耐久性が確保される。つまり、着脱の繰り返しに対して、異物の流出を防止する効果の低下が抑制される。
また、実施形態1の構成では、ストレーナ5の内側から外側へ液体が流れる構成となっている。このような構成にすることにより、液体中の異物の多くをストレーナの内部に溜めることができる。そのため、ケーシングとストレーナ本体部の隙間に溜まる異物を少なくすることができる。
(シャワートイレへの適用例)
は、上記したストレーナ装置10を、シャワートイレ100に適用した取付図を示す。本発明のストレーナ装置10は、例えば、シャワートイレ100のシャワー装置101に供給される水の中の異物を除去するために利用することができる。本発明のストレーナ装置10によれば、簡易な構成で、水中の異物を除去することができる。尚、本発明のストレーナ装置は、上記実施形態に基づいて説明されているが、実施形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形、変更及び改良が可能である。
(その他の実施形態)
1.本発明によるストレーナ装置は、内部空間31の所定位置に縮径部をもち、ストレーナ本体部2が挿入された際に、縮径部の面により環状突起部8を径方向内側へ押圧する構成としても良い。この場合、環状突起部8の径方向外側への付勢力が高まり、環状突設部と内部空間31の内周面31aとの圧接力を高めることができる。
2.本発明によるストレーナ装置は、凸部9を撓ませることにより、凸部9先端部9aに径方向外側に付勢力が生じ、凸部9の先端部9aが内部空間31の内周面31aに対して環状突起部8の先端部を圧接している構成としてもよい。
3.本発明によるストレーナ装置は、ストレーナ連結部7が、ストレーナ部側を雄コネクタ部72、キャップ6側を雌コネクタ部71とした構成としても良い。この場合、環状突起部8は、雌コネクタ部71に設けられると良い。
4.本発明によるストレーナ装置は、環状突起部8がストレーナ5の外周面(内部空間31の内周面31a側)に設けられる構成としてもよい。
1 ケーシング
2 ストレーナ本体部
5 ストレーナ
7 ストレーナ連結部
8 環状突起部
8a 切欠き部
8b 窪み部
9 凸部
10 ストレーナ装置
31 内部空間
31a 内周面
32 挿入口
33 流入口
34 流出口
51 フィルタ部
61 栓部
72a 第1開口(開口)

Claims (3)

  1. 液体が流れる流路を内部に有するケーシングと、
    該ケーシングに着脱可能に取付けられ、前記液体中の異物を除去するストレーナ本体部と、を備えたストレーナ装置において、
    前記ケーシングは、前記ストレーナ本体部が取付けられる挿入口と、
    前記ストレーナ本体部が挿入される円筒状の内部空間と、
    該内部空間に前記液体が供給される流入口と、
    前記ストレーナ本体部を通過した前記液体が流出する流出口とを有し、
    前記ストレーナ本体部は、前記ケーシングに着脱可能に取付けられ前記挿入口を密閉する栓部と、
    該栓部に連結し、前記内部空間に挿入された状態で前記液体をろ過するフィルタ部をもつストレーナとを有し、
    前記ストレーナには、径方向外側への付勢力を有する環状突起部が設けられ、
    該環状突起部は、前記内部空間の内周面の径よりも大きく、前記ケーシングに前記ストレーナ本体部を挿入した際に、径方向内側に縮んだ状態で前記付勢力により前記内周面に圧接しており、
    前記環状突起部の先端には、径方向外側に設けられた環状の凸部を有し、該凸部の先端部が前記内周面に圧接され、
    さらに、前記環状突起部の先端には、該先端側が開口した放射状の切欠き部が設られ、前記ストレーナ本体部が前記ケーシングに挿入された際、前記内周面により前記環状突起部の先端が径方向内側に押圧され、前記切欠き部により前記凸部が径方向内側に撓み、隣接する前記凸部の隙間が閉状態となる、
    ことを特徴とするストレーナ装置。
  2. 前記環状突起部は、前記内部空間の前記流出口側に突設している、ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナ装置。
  3. 前記環状突起部は、該環状突起部の先端より付根側に、肉薄となった窪み部が設けられる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のストレーナ装置。
JP2010221654A 2010-09-30 2010-09-30 ストレーナ装置 Active JP5605138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010221654A JP5605138B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 ストレーナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010221654A JP5605138B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 ストレーナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012075997A JP2012075997A (ja) 2012-04-19
JP5605138B2 true JP5605138B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=46236864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010221654A Active JP5605138B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 ストレーナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5605138B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4149974A (en) * 1977-04-01 1979-04-17 Carrier Corporation Strainer apparatus mounted within a tube
JP2001321596A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Sharp Corp フィルター装置及び排水ポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012075997A (ja) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5610712B2 (ja) 排出機構付きフィルター
USRE48122E1 (en) Filter element endplate defining inflow and outflow flow paths
US11358089B2 (en) Snap in place natural gas filter
JP5229573B2 (ja) ストレーナユニット及びストレーナの清掃方法
JP2015509047A (ja) イジェクト構成を有するフィルタ装置
PL237677B1 (pl) Element filtracyjny do zespołu filtracyjnego paliwa, zespół filtracyjny i sposób wytwarzania zespołu filtracyjnego
JP2011025150A (ja) インラインストレーナ
JP2006226289A (ja) 流体フィルタ
JP2010000501A (ja) 流体フィルター、流体フィルターアセンブリ及び取り付け方法
JP2014505822A5 (ja)
JP2009036250A (ja) 逆流防止止水栓と逆止弁ユニット
JP5605138B2 (ja) ストレーナ装置
JP4830929B2 (ja) オイルフィルタ
JP3885608B2 (ja) ストレーナ収容部材を備えた給水構造
JP4548201B2 (ja) 接続装置
JP4932794B2 (ja) フィルタユニット
KR20180079436A (ko) 수형 커플링 부재
JP2011125792A (ja) 縦形ストレーナ
US11583791B2 (en) Filter element for a vehicle
JP2018105382A (ja) 通水器具及び給湯装置
US11247149B2 (en) Systems and methods for securing a sealing member on a filter assembly
JP4780028B2 (ja) エレメント交換型流体フィルタ
JP2008080295A (ja) フィルタ装置
RU2591370C1 (ru) Фильтр тонкой очистки топлива многократного использования
US11382441B2 (en) Portable filter

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140811

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5605138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151