JP6713402B2 - 用紙巻取り機構 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺の帯状の用紙を巻き取るための用紙巻取り機構に関する。
長尺の帯状の用紙(例えばラベル剥離後のラベル台紙等)を巻き取るための用紙巻取り機構として種々のものが提案されている。
(i)特開平10−250885号公報に記載のものでは、台紙巻取部を周方向に分割された複数の円筒部材から構成して、各円筒部材の内面に小径部および大径部をそれぞれ形成し、操作部材が小径部に嵌合したときに各円筒部材を巻き取り径に保持して台紙の巻き取りを行うとともに、台紙の巻き取り後は、操作部材を各円筒部材の大径部に嵌合させて各円筒部材の巻き取り径を縮径させることにより、各円筒部材に巻き取られた台紙を各円筒部材の一端側から引き抜けるようにしている(同公報の段落[0043]〜[0044]、図1および図7参照)。
(ii)特開2009−203029号公報に記載のものでは、巻き取り軸を、一端がフランジ部に固定された固定軸と、固定軸の外周側に対向配置された軸方向移動可能な一対の平板状の可動片とから構成し、各可動片の一端を固定軸の他端側に形成された大径の可動片支持部に係合させた状態で台紙の巻き取りを行うとともに、台紙の巻取り後は、各可動片をフランジ部側から軸方向に引っ張って各可動片の一端と固定軸の他端側の可動片支持部との係合状態を解除して巻き取り径を縮径させることにより、巻き取り軸に巻き取った台紙を巻き取り軸から取り外すようにしている(同公報の段落[0060]、[0062]〜[0064]、図6および図9参照)。
(iii)特開昭63−165257号公報に記載のものでは、各々略半円筒状の一対の巻取コアを円筒状に組み付けて巻取部を構成し、巻取部の内部に軸方向に延びかつ一端に操作レバーを有するボス部を挿通させ、ボス部外周の複数のカム部を巻取コア内周の複数のカム圧接部にそれぞれ圧接させて巻取部を拡径させた状態で台紙の巻き取りを行うとともに、巻取り後は、操作レバーを操作してボス部外周の各カム部と巻取コア内周の各カム圧接部との圧接状態を解除して各巻取コアの巻き取り径を縮径させることにより、各巻取コアに巻き付けられた台紙を各巻取コアから取り外すようにしている(同公報の第2頁左上欄第19行〜同頁右上欄第8行、同頁左下欄第7〜12行、同頁同欄第19行〜同頁右下欄第3行、第3頁左上欄第5〜13行、第1図、第2図および第4図〜第7図参照)。
(iv)特開2010−1082号公報に記載のものでは、台紙巻取り軸を、基体と、これに接近離反自在な移動体とから構成し、台紙巻取り軸の内部に軸方向に延びかつ一端に操作ノブを有する押体を挿通させ、押体外周の複数のカムを移動体内周の複数のカムフォロアにそれぞれ圧接させ移動体を基体から離反させて台紙巻取り軸を拡径させた状態で台紙の巻き取りを行うとともに、巻取り後は、操作ノブを操作して押体外周の各カムと移動体内周の各カムフォロアとの圧接状態を解除し移動体を基体に接近させて台紙巻取り軸の巻き取り径を縮径させることにより、台紙巻取り軸に巻き付けられた台紙を台紙巻取り軸から取り外すようにしている(同公報の段落[0022]、[0023]、[0036]、[0045]、図4および図5参照)。
しかしながら、前掲(i)の特開平10−250885号公報に記載のものでは、台紙巻取部を構成する各円筒部材の巻き取り径が縮径されるのは、あくまで各円筒部材の一端側のみであり、他端側は縮径されない(すなわち、台紙の幅方向全体にわたって縮径されるのではない)。したがって、長尺の台紙が各円筒部材に厚く巻き付けられて相当の巻付圧が各円筒部材の外面に作用している状態では、とくに、縮径されていない台紙巻取部の他端側において台紙を引き出す際に大きな力を必要とし、その結果、巻取り後のロール状の台紙の取外しを簡単かつ速やかに行えない場合が生じる。
同様に、前掲(ii)の特開2009−203029号公報に記載のものにおいても、巻き取り軸の巻き取り径が縮径されるのは、あくまで各可動片の一端側のみであり、他端側は縮径されない(すなわち、台紙の幅方向全体にわたっては縮径されるのではない)。したがって、長尺の台紙が固定軸および各可動片に厚く巻き付けられて相当の巻付圧が各可動片の外面に作用している状態では、とくに、縮径されていない各可動片の他端側において台紙を引き出す際に大きな力を必要とし、その結果、巻取り後のロール状の台紙の取外しを簡単かつ速やかに行えない場合が生じる。
また、前掲(iii)の特開昭63−165257号公報に記載のものでは、前掲(i)および(ii)のものとは異なり、台紙の幅方向全体にわたって巻き取り径を縮径することは一応可能ではあるが、縮径の操作の際には、巻取コア内周の各カム圧接部に強固に圧接して局所的に喰い込んだボス部外周の各カム部の圧接状態を操作レバーを回転操作することで解除する必要があり、その際、各巻取コアの外周面に巻き取られた長尺の台紙から当該外周面に相当の巻付圧が作用していることと相俟って、操作レバーの操作には非常に大きな力を必要とし、その結果、巻取り後のロール状の台紙の取外しを簡単かつ速やかに行えない場合が生じる。
前掲(iv)の特開2010−1082号公報に記載のものでは、同様に、前掲(i)および(ii)のものとは異なり、台紙の幅方向全体にわたって巻き取り径を縮径することは一応可能ではあるが、縮径の操作の際には、移動体内周の各カムフォロアに強固に圧接して局所的に喰い込んだ押体外周の各カムの圧接状態を操作ノブを引き出し操作することで解除する必要があり、その際、台紙巻取り軸の外周面に巻き取られた長尺の台紙から当該外周面に相当の巻付圧が作用していることと相俟って、操作ノブの操作には非常に大きな力を必要とし、その結果、巻取り後のロール状の台紙の取外しを簡単かつ速やかに行えない場合が生じる。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、長尺の帯状の用紙を巻き取った後のロール状用紙の取外しを簡単かつ速やかに行える用紙巻取り機構を提供することにある。また、本発明は、長尺の帯状の用紙の巻取り始端を簡単かつ確実に保持できる用紙巻取り機構を実現しようとしている。
本発明に係る用紙巻取り機構は、長尺の帯状の用紙を巻き取るための機構であって、用紙が巻き付けられる外周面を有しかつ外周面の一部にポケット穴が形成された巻取り軸部と、ポケット穴に収容されるとともに、ポケット穴の外側に配置されかつ用紙の幅方向全体にわたって延在する外側面、および、ポケット穴の内側に配置されかつ軸方向にテーパ状に延びるテーパ状内側面を有し、ポケット穴からの外側面の突出量が変化するようにポケット穴内で半径方向に移動自在な内側テーパ部材と、内側テーパ部材のテーパ状内側面に対応しかつ係合し得るテーパ状外側面を有し、内側テーパ部材を半径方向に移動させるように軸方向に移動自在な外側テーパ部材とを備え、巻取り軸部が、外周面に開口しかつ軸方向に延びるスリットを介して離隔配置された第1、第2の巻取り軸部から構成されるとともに、第1の巻取り軸部が、外周面の一部に形成された第1のポケット穴と、スリットに開口する第2のポケット穴とを有し、第1、第2のポケット穴にそれぞれ第1、第2の内側テーパ部材が収容されており、外側テーパ部材が、第1、第2の内側テーパ部材の第1、第2のテーパ状内側面にそれぞれ対応しかつ係合し得る第1、第2のテーパ状外側面を有しており、用紙の始端がスリット内において第2の内側テーパ部材の外側面と第2の巻取り軸部との間で把持されるようになっている。
本発明によれば、用紙を巻取り軸部に巻き取る際には、内側テーパ部材が半径方向外方に移動して内側テーパ部材のポケット穴からの突出量が大きくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させた状態で、用紙を巻取り軸部の外周面および内側テーパ部材の外側面に巻き付ける一方、用紙の巻取り後は、内側テーパ部材が半径方向内方に移動して内側テーパ部材のポケット穴からの突出量が小さくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させることで、巻取り軸部の外周面および内側テーパ部材の外側面による巻き取り径を用紙の幅方向全体にわたって縮径させることができるので、巻取り軸部の外周面および内側テーパ部材の外側面に巻き取られた用紙を巻取り軸部から簡単に取り外すことができる。しかも、この場合には、外側テーパ部材が内側テーパ部材のテーパ状内側面に対応するテーパ状外側面を有していることで、外側テーパ部材のテーパ状外側面および内側テーパ部材のテーパ状内側面がそれぞれくさび面として面接触するので、内側テーパ部材の半径方向移動を比較的小さな力で行うことができ、これにより、巻取り軸部からの用紙の取外しを速やかに行うことができる。
また、本発明においては、スリットを介して離隔配置された第1、第2の巻取り軸部から巻取り軸部が構成されるとともに、第1の巻取り軸部が、外周面の一部に形成された第1のポケット穴と、スリットに開口する第2のポケット穴とを有し、第1、第2のポケット穴にそれぞれ第1、第2の内側テーパ部材が収容されており、外側テーパ部材が、第1、第2の内側テーパ部材の第1、第2のテーパ状内側面にそれぞれ対応しかつ係合し得る第1、第2のテーパ状外側面を有しており、用紙の始端がスリット内において第2の内側テーパ部材の外側面と第2の巻取り軸部との間で把持されるようになっている。
本発明によれば、用紙を巻取り軸部に巻き取る際には、第1の内側テーパ部材が半径方向外方に移動して第1の内側テーパ部材の第1のポケット穴からの突出量が大きくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させた状態で、用紙を第1、第2の巻取り軸部の外周面および第1の内側テーパ部材の外側面に巻き付ける一方、用紙の巻取り後は、第1の内側テーパ部材が半径方向内方に移動して第1の内側テーパ部材の第1のポケット穴からの突出量が小さくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させることで、第1、第2の巻取り軸部の外周面および第1の内側テーパ部材の外側面による巻き取り径を用紙の幅方向全体にわたって縮径させることができるので、第1、第2の巻取り軸部の外周面および第1の内側テーパ部材の外側面に巻き取られた用紙を第1、第2の巻取り軸部から簡単に取り外すことができる。しかも、この場合には、外側テーパ部材が第1の内側テーパ部材の第1のテーパ状内側面に対応する第1のテーパ状外側面を有していることで、外側テーパ部材の第1のテーパ状外側面および第1の内側テーパ部材の第1のテーパ状内側面がそれぞれくさび面として面接触するので、第1の内側テーパ部材の半径方向移動を比較的小さな力で行うことができ、これにより、第1、第2の巻取り軸部からの用紙の取外しを速やかに行うことができる。
さらに、本発明によれば、用紙を巻取り軸部に巻き取り始める際には、用紙の始端を第1、第2の巻取り軸部間のスリットを通して第2の内側テーパ部材の外側面と第2の巻取り軸部との間に挿入する。この状態から、第1の内側テーパ部材の第1のポケット穴からの突出量が大きくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させると、第2の内側テーパ部材の第2のポケット穴からの突出量も同様に大きくなり、これにより、用紙の始端を第2の内側テーパ部材の外側面と第2の巻取り軸部との間で簡単かつ確実に保持できる。一方、用紙の巻取り後は、第1の内側テーパ部材の第1のポケット穴からの突出量が小さくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させると、第2の内側テーパ部材の第2のポケット穴からの突出量も同様に小さくなり、その結果、第2の内側テーパ部材の外側面と第2の巻取り軸部との間で把持されていた用紙の始端の把持状態が解除される。これにより、用紙の始端を第1、第2の巻取り軸部の間のスリットから簡単に取り外すことができる。
このように、本発明によれば、外側テーパ部材の軸方向移動により、第1の内側テーパ部材のみならず第2の内側テーパ部材についても半径方向に移動させることができるので、第1の内側テーパ部材の第1のポケット穴からの突出量の調整のみならず、第2の内側テーパ部材による用紙の始端の把持および解除についても簡単かつ確実に行えるようになり、これにより、効率的に用紙の巻取りおよび取外しの処理を行うことができるようになる。
本発明においては、外側テーパ部材を軸方向に挿通するとともに外側テーパ部材に回転自在に支持されかつ軸方向移動不能に固定された操作軸をさらに備え、操作軸の先端に形成された雄ネジ部が第1の巻取り軸部の端部に形成された雌ネジ部に螺合している。
本発明によれば、操作軸を回転操作すると、操作軸先端の雄ネジ部が第1の巻取り軸部の雌ネジ部に対して進入または後退することで、操作軸および外側テーパ部材が軸方向に前進または後退する。操作軸の前進時には、外側テーパ部材の第1のテーパ状外側面が第1の内側テーパ部材の第1のテーパ状内側面を押圧して第1の内側テーパ部材を半径方向外方に移動させることにより、第1の内側テーパ部材の外側面のポケット穴からの突出量が大きくなる。また、操作軸の後退時には、外側テーパ部材の第1のテーパ状外側面が第1の内側テーパ部材の第1のテーパ状内側面から離れる側に移動して第1の内側テーパ部材が半径方向内方に移動することにより、第1の内側テーパ部材の外側面の第1のポケット穴からの突出量が小さくなる。この場合には、第1の巻取り軸部の端部の雌ネジ部に螺合する操作軸先端の雄ネジ部による推力を利用して操作軸を移動させるので、第1の内側テーパ部材の半径方向移動をより小さな力で行うことができる。
さらに、本発明によれば、操作軸の回転操作により、第1の内側テーパ部材のみならず第2の内側テーパ部材についても半径方向に移動させることができるので、第1の内側テーパ部材の第1のポケット穴からの突出量の調整と同時に、第2の内側テーパ部材による用紙の始端の把持および解除を操作軸の回転操作で行えるようになり、これにより、効率的にかつ簡単な操作で用紙の巻取りおよび取外しの処理を行うことができるようになる。
本発明においては、巻取り軸部には、巻取り時の用紙の幅方向の一端側および他端側をそれぞれガイドする一対の側板部材が設けられており、各側板部材の内周側には、内側テーパ部材によりキー結合されるキー溝が形成されている。この場合には、各側板部材を巻取り軸部に連結するためのキー等の軸締結部材を別途必要としないので、構造を簡略化できる。
本発明においては、内側テーパ部材が各側板部材を越えてその外側まで延びている。この場合には、用紙の巻取り後に内側テーパ部材の半径方向内方への移動(すなわち、内側テーパ部材のポケット穴からの突出量の減少)を各側板部材の外側から確認できるので、操作性を向上できる。
本発明においては、当該用紙巻取り機構が、ラベル台紙貼付け装置におけるラベル剥離後の台紙を巻き取るためのものである。
以上のように、本発明に係る用紙巻取り機構によれば、外周面の一部にポケット穴が形成された巻取り軸部と、ポケット穴からの突出量が変化するようにポケット穴内で半径方向に移動自在な内側テーパ部材と、内側テーパ部材のテーパ状内側面に係合し得るテーパ状外側面を有し、軸方向に移動自在な外側テーパ部材とを設けたので、用紙を巻取り軸部に巻き取る際には、内側テーパ部材のポケット穴からの突出量が大きくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させた状態で、用紙を巻取り軸部の外周面および内側テーパ部材の外側面に巻き付ける一方、用紙の巻取り後は、内側テーパ部材のポケット穴からの突出量が小さくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させることで、巻取り軸部の外周面および内側テーパ部材の外側面による巻き取り径を用紙の幅方向全体にわたって縮径させることができるので、巻取り軸部の外周面および内側テーパ部材の外側面に巻き取られた用紙を巻取り軸部から簡単に取り外すことができる。しかも、この場合には、外側テーパ部材が内側テーパ部材のテーパ状内側面に対応するテーパ状外側面を有していることで、外側テーパ部材のテーパ状外側面および内側テーパ部材のテーパ状内側面がそれぞれくさび面として面接触するので、内側テーパ部材の半径方向移動を比較的小さな力で行うことができ、これにより、巻取り軸部からの用紙の取外しを速やかに行うことができる。
また、本発明に係る用紙巻取り機構によれば、スリットを介して離隔配置された第1、第2の巻取り軸部から巻取り軸部を構成するとともに、第1の巻取り軸部に形成された第1、第2のポケット穴にそれぞれ第1、第2の内側テーパ部材を収容するようにしたので、用紙を巻取り軸部に巻き取り始める際には、用紙の始端を第1、第2の巻取り軸部間のスリットを通して第2の内側テーパ部材の外側面と第2の巻取り軸部との間に挿入し、その状態から、第2の内側テーパ部材の第2のポケット穴からの突出量が大きくなるように外側テーパ部材を軸方向に移動させることで、用紙の始端を第2の内側テーパ部材の外側面と第2の巻取り軸部との間で簡単かつ確実に保持できるようになる。
本発明の一実施例による用紙巻取り機構を含む用紙巻取り装置全体の正面概略図である。 図1のII-II 線断面概略図である。 図2の一部拡大図であって、巻取り軸部およびその周辺部材を示す図である。 図3のIV-IV 線断面図である。 図3のV-V線矢視概略図である。 前記用紙巻取り機構(図1)により用紙を巻き取る際の作業手順を時系列的に説明するための図である。 図6のVII-VII線断面図である。 前記用紙巻取り機構(図1)により用紙を巻き取る際の作業手順を時系列的に説明するための図である。 前記用紙巻取り機構(図1)により用紙を巻き取る際の作業手順を時系列的に説明するための図である。 前記用紙巻取り機構(図1)により用紙がロール状に巻き取られた状態を示す図である。 前記用紙巻取り機構(図1)に巻き取られた用紙を取り外す際の作業手順を時系列的に説明するための図である。 前記用紙巻取り機構(図1)に巻き取られた用紙を取り外す際の作業手順を時系列的に説明するための図である。
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図12は、本発明の一実施例による用紙巻取り機構を示している。ここでは、用紙巻取り機構により巻き取られる長尺の帯状の用紙として、裏面に粘着面を有するラベルが台紙に仮着されたラベル台紙からラベルが剥離された台紙を例にとる。
図1に示すように、用紙巻取り装置1は、2つの用紙巻取り機構1A、1Bを備えている。各巻取り機構1A、1Bは、台紙Sを巻き取るための巻取り軸部2、2’をそれぞれ有している。用紙巻取り装置1の上流側(図左側)には、図示していないが、ラベル貼付け装置(ラベラー)が配置されており、用紙巻取り装置1には、ラベル貼付け装置でラベル貼付け処理が施されてラベルが剥離された台紙Sが矢印方向から供給されるようになっている。供給されてきた台紙Sは、ローラ100およびテンションローラ101を経て、下方に配置された複数のローラ102および上方に配置された複数のローラ103に交互に掛け渡された後、各用紙巻取り機構1A、1Bの上方に配置されたローラ104を経ていずれかの用紙巻取り機構1A、1Bに巻き取られる。
図1においては、台紙Sが用紙巻取り機構1Aに巻き取られる場合を示しており(実線参照)、用紙巻取り機構1Aの巻取り軸部2に所定長さの台紙Sがロール状に巻き取られた後は、ローラ104と用紙巻取り機構1Aの巻取り軸部2との間のスパンで台紙Sが切断され、切断された台紙Sの端部が用紙巻取り機構1Bの巻取り軸部2’に係止されて巻取り軸部2’での巻取りが開始されるとともに(二点鎖線参照)、このとき、用紙巻取り機構1Aにおいては、巻取り軸部2にロール状に巻き取られた台紙Sの取外し作業が行われる。同様にして、用紙巻取り機構1Bの巻取り軸部2’に所定長さの台紙Sがロール状に巻き取られた後は、ローラ104と用紙巻取り機構1Bの巻取り軸部2’との間のスパンで台紙Sが切断され、切断された台紙Sの端部が用紙巻取り機構1Aの巻取り軸部2に係止されて巻取り軸部2での巻取りが開始されるとともに、このとき、用紙巻取り機構1Bにおいては、巻取り軸部2’にロール状に巻き取られた台紙Sの取外し作業が行われる。このようにして、用紙巻取り装置1においては、2つの用紙巻取り機構1A、1Bによる台紙Sの巻取り(つまり巻取り軸2、2’の切替え)を交互に行うことで、台紙Sの巻取りを中断することなく、連続して処理を行えるようになっている。
なお、各ローラ102は、図1中の実線に示す下方位置と、同図中の一点鎖線で示す上方位置との間のバッファゾーンを移動可能に設けられており、巻取り軸部2、2’を切り替える際には、各ローラ102をこれら上方位置および下方位置間で移動させることにより、巻取り軸部2、2’の切替えをスムーズに行えるようになっている。
用紙巻取り機構1Aは、図2および図3に示すように、巻取り時の台紙Sの幅方向の一端側および他端側をそれぞれガイドする円板状の一対の側板部材3(3、3)を有している(図1参照)。巻取り軸部2は、各側板部材3、3を挿通して軸方向に延びている。また、用紙巻取り機構1Aは、巻取り軸部2を回転駆動するための減速機付サーボモータ200を有している。サーボモータ200の出力軸200aは、壁パネル201に回転自在に支持されており、その軸端にはフランジ部材202が固定されている。
巻取り軸部2は、図2ないし図4に示すように、スリットsを介して半径方向に離隔配置された円筒状の第1の巻取り軸部20および略半円柱状の第2の巻取り軸部21から構成されており、第1の巻取り軸部20の外周面20Aおよび第2の巻取り軸部21の外周面21Aにより、全体として円筒状の外周面を有している。第1、第2の巻取り軸部20、21の基端側の底部20B、21Bは、ベース部材22を介してフランジ部材202に固定されている。
巻取り軸部2のスリットsは、巻取り軸部2の中心軸線O−O’から離れた位置に配置され、巻取り軸部2の外周面に開口するとともに軸方向に延びている。相対的に大形の第1の巻取り軸部20は、外周面20Aの一部に形成されかつ外周面20Aに開口する第1のポケット穴20aと、スリットsに開口する第2のポケット穴20bとを有しており、各ポケット穴20a、20bは第1の巻取り軸部20の内部で連通している。各ポケット穴20a、20bは、第1の巻取り軸部20の軸方向中央部から基端側の底部20Bの手前側まで軸方向に延びている。
第1のポケット穴20aには、第1の内側テーパ部材23が半径方向移動自在に収容され、第2のポケット穴20bには、第2の内側テーパ部材24が半径方向移動自在に収容されており、第1、第2の内側テーパ部材23、24が半径方向に移動することで、第1、第2のポケット穴20a、20bからの各内側テーパ部材23、24の突出量が変化するようになっている。また、第1、第2のポケット穴20a、20bを連通する内部空間20Cには、第1、第2の内側テーパ部材23、24を半径方向に移動させるためのブラケット部材(外側テーパ部材)25が配置されている。
第1の内側テーパ部材23は、第1のポケット穴20aの外側に配置されかつ台紙Sの幅wを越えて軸方向に直線状に延びる(すなわち、台紙Sの幅方向全体にわたって延在する)とともに各側板部材3、3を越えてその外側まで延びる円筒状の外側面23aと、外側面23aに対向して第1のポケット穴20aの内側に配置され、巻取り軸部2の基端側に向かって徐々に小径となるように軸方向にテーパ状に延びる第1のテーパ状内側面23bとを有している。同様に、第2の内側テーパ部材24は、第2のポケット穴20bの外側に配置されかつ台紙Sの幅wを越えて軸方向に直線状に延びる(すなわち、台紙Sの幅方向全体にわたって延在する)円筒状の外側面24aと、外側面24aに対向して第2のポケット穴20bの内側に配置され、巻取り軸部2の基端側に向かって徐々に小径となるように軸方向にテーパ状に延びる第2のテーパ状内側面24bとを有している。
ブラケット部材25は、第1の内側テーパ部材23の第1のテーパ状内側面23bに対応しかつこれに係合し得る第1のテーパ状外側面25aと、これと逆側に配置されるとともに、第2の内側テーパ部材24の第1のテーパ状内側面24bに対応しかつこれに係合し得る第2のテーパ状外側面25bとを有している。なお、ブラケット部材25と異なり、第1、第2の内側テーパ部材23、24は別部材であるため、第1、第2のテーパ状内側面23b、24bは、厳密な意味でのテーパ面ではないが、ブラケット部材25の第1、第2のテーパ状外側面25a、25bにそれぞれ対応しつつ軸方向に対して傾斜して配設されているため、本明細書中では、これらも併せてテーパ面と呼称することにした。
第1の内側テーパ部材23の外側面23aを含む上側部分は、図3に示すように、各側板部材3、3に内周側にそれぞれ形成された係合溝3a、3aにそれぞれ係合しており、各係合溝3a、3aは、第1の内側テーパ部材23によりキー結合されるキー溝として機能している。この場合には、各側板部材3、3を巻取り軸部2に連結するためのキー等の軸締結部材を別途必要としないので、構造を簡略化できる。各側板部材3、3の中央には、両端が開口する筒状部材26、27がそれぞれ取り付けられており、これらの筒状部材26、27の内周側にも、第1の内側テーパ部材23によりキー結合されるキー溝として機能する係合溝26a、27aがそれぞれ形成されている。また、スリットs内において、第2の内側テーパ部材24と対向する第2の巻取り軸部21の部位には、たとえばラバー製のプレート部材28が埋設されている。
第1の内側テーパ部材23の第1のテーパ状内側面23bの左右端部には、図4に示すように、ブラケット部材25の側に向かって半径方向内方に延びかつ左右側方に張り出す左右一対の張出部23cが設けられている。ブラケット部材25の第1のテーパ状外側面25aを含む外側部分は、第1の内側テーパ部材23の第1のテーパ状内側面23bおよび各張出部23cで限定される凹部内に収容されている。また、第1の巻取り軸部20の第1のポケット穴20aには、第1の内側テーパ部材23の各張出部23cを受け入れる左右一対の凹部20dが形成されている。第1の内側テーパ部材23の半径方向移動時には、第1の内側テーパ部材23の各張出部23cが各凹部20dの各端面20d、20dの間を移動する。
同様に、第2の内側テーパ部材24の第2のテーパ状内側面24bの左右端部には、ブラケット部材25の側に向かって半径方向内方に延びかつ左右側方に張り出す左右一対の張出部24cが設けられている。ブラケット部材25の第2のテーパ状外側面25bを含む外側部分は、第2の内側テーパ部材24の第2のテーパ状内側面24bおよび各張出部24cで限定される凹部内に収容されている。また、第1の巻取り軸部20の第2のポケット穴20bには、第2の内側テーパ部材24の各張出部24cを受け入れる左右一対の凹部20eが形成されている。第2の内側テーパ部材24の半径方向移動時には、第2の内側テーパ部材24の各張出部24cが各凹部20eの各端面20e、20eの間を移動する。
円筒状の第1の巻取り軸部20の内部空間20Cには、第1の巻取り軸部20の軸芯O−O’を通って軸方向に延びる操作軸29が配設されている。操作軸29は、第1の巻取り軸部20の端部20Dを挿通して軸方向に延びており、手前側端には操作つまみ29Aが設けられ、先端には雄ネジ部29aが形成されている。雄ネジ部29aは、第1の巻取り軸部20の底部20Bに形成された雌ネジ部20cに螺合している。操作軸29は、ブラケット部材25を軸方向に挿通するとともに、ブラケット部材25に回転自在に支持されかつ軸方向移動不能に固定されている。
この構成により、操作者が操作つまみ29Aを介して操作軸29を回転操作すると、操作軸29の雄ネジ部29aが第1の巻取り軸部20の底部20Bの雌ネジ部20cに対して進入または後退することにより、操作軸29およびブラケット部材25が軸方向に前進または後退するようになっており、ブラケット部材25が軸方向に移動することで、第1、第2の内側テーパ部材23、24が半径方向に移動する。
筒状部材27の外周面には、図5に示すように、レバー30が設けられており、レバー30の軸部には雄ネジ部30aが形成されている。一方、筒状部材27には、これを半径方向に挿通する貫通孔が形成されており、当該貫通孔には、レバー軸部の雄ネジ部30aが螺合する雌ネジ部27bが形成されている。レバー30を回転させてレバー軸部の雄ネジ部30aの先端を第1の巻取り軸部20の外周面に圧接させることで、レバー軸部の雄ネジ部30aは、筒状部材27を第1の巻取り軸部20に固定する止めネジとして機能している。
次に、上述した用紙巻取り機構1Aによる台紙巻取り時の作業手順について、図6ないし図9を用いて説明する。
まず、図6に示すように、操作つまみ29Aで操作軸29を回転操作するとともに軸方向に移動させて操作軸29の雄ネジ部29aを第1の巻取り軸部20の底部20Bの雌ネジ部20cから外して後退させることにより、操作軸29およびブラケット部材25を軸方向に後退させるとともに、用紙巻取り機構1Aから筒状部材27および側板部材3を取り外す。
このとき、図7に示すように、第1の内側テーパ部材23が半径方向内方に移動されて、第1の内側テーパ部材23の第1のポケット穴20aからの突出量が小さくなるとともに、第2の内側テーパ部材24が半径方向内方に移動されて、第2の内側テーパ部材24の第2のポケット穴20bからの突出量が小さくなり、スリットs内において、第2の内側テーパ部材24の外側面24aと第2の巻取り軸部21側のプレート部材28との間に隙間が形成される。この状態から、台紙Sの始端Saを当該隙間に挿入する。
次に、図8に示すように、側板部材3および筒状部材27を組み込む。このとき、側板部材3の内周側の係合溝3aおよび筒状部材27の係合溝27aを第1の内側テーパ部材23の外側面23aを含む外側部分に係合させて、筒状部材27を側板部材3に固定するとともに、レバー30を操作して、筒状部材27を第1の巻取り軸部20の外周面に固定する。側板部材3の組込時には、側板部材3との間隔は、台紙Sの幅wよりも若干大きな寸法に設定される。
また、図9に示すように、操作つまみ29Aで操作軸29を軸方向に前進させ、先端の雄ネジ部29aを第1の巻取り軸部20の底部20Bの雌ネジ部20cに挿入させるとともに、操作つまみ29Aで操作軸29を回転操作し、雄ネジ部29aを雌ネジ部20cに螺合させてさらに前進させることにより、操作軸29とともにブラケット部材25を軸方向に前進させる。
すると、ブラケット部材25の第1のテーパ状外側面25aが第1の内側テーパ部材23の第1のテーパ状内側面23bと係合して第1の内側テーパ部材23を半径方向外方に移動させることにより、第1の内側テーパ部材23の外側面23aの第1のポケット穴20aからの突出量が大きくなる(図4参照)。それと同時に、ブラケット部材25の第2のテーパ状外側面25bが第2の内側テーパ部材24の第2のテーパ状内側面24bと係合して第2の内側テーパ部材24を半径方向外方に移動させることにより、第2の内側テーパ部材24の外側面24aの第2のポケット穴20bからの突出量が大きくなる(同図参照)。これにより、巻取り軸部2とは別個に設けられた部材を必要とすることなく、台紙Sの始端Saを第2の内側テーパ部材24の外側面24aと第2の巻取り軸部21側のプレート部材28との間で簡単かつ確実に把持することができる(同図参照)。
この状態から、減速機付きサーボモータ200(図2)を駆動して出力軸200aを回転させると、巻取り軸部2とともに各側板部材3、3および各筒状部材26,27が回転し、これにより、第1の巻取り軸部20の外周面20A、第2の巻取り軸部21の外周面21Aおよび第1の内側テーパ部材23の外側面23aの周りに台紙Sが巻き付けられる(図4参照)。
次に、用紙巻取り機構1Aに巻き取られた台紙Sを巻取り軸部2から取り外す際の作業手順について、図10ないし図12を用いて説明する。
図10は、用紙巻取り機構1Aに台紙Sが所定長さ分だけロール状に巻き取られた状態を示しており、図中、台紙Sのロール体が参照符号Sで表されている。
この状態から、操作つまみ29Aで操作軸29を回転操作するとともに軸方向に移動させて操作軸29の雄ネジ部29aを第1の巻取り軸部20の底部20Bの雌ネジ部20cから外して後退させることにより、操作軸29およびブラケット部材25を軸方向に後退させるとともに(図11参照)、用紙巻取り機構1Aから筒状部材27および側板部材3を取り外す。
操作軸29およびブラケット部材25が軸方向に後退することにより、ブラケット部材25の第1のテーパ状外側面25aと第1の内側テーパ部材23の第1のテーパ状内側面23bとの間に隙間が形成されようとするが、このとき、第1の内側テーパ部材23の外側面23aに作用するロール体Sからの巻付圧により、または、操作者が筒状部材27を側板部材3から取り外した状態で第1の内側テーパ部材23の外側面23aを半径方向内方に押し込むことにより、上記隙間は解消する。その結果、図11に示すように、第1の内側テーパ部材23の第1のポケット穴20aからの突出量が小さくなって、巻取り軸部2の外周面および第1の内側テーパ部材23の外側面23aによる巻き取り径を台紙Sの幅方向全体にわたって縮径できる。
また、操作軸29およびブラケット部材25が軸方向に後退することにより、ブラケット部材25の第2のテーパ状外側面25bから第2の内側テーパ部材24の第2のテーパ状内側面24bに対して作用していた押付圧がなくなるので、台紙Sの始端Saに作用していた、第2の内側テーパ部材24の外側面24aと第2の巻取り軸部21側のプレート部材28との間の把持圧もなくなる。
したがって、図12に示すように、ロール体Sを含む台紙S全体を手前側(図示矢印方向)に移動させることで、始端Saが巻取り軸部2に把持されかつ巻取り軸部2の外周面および第1の内側テーパ部材23の外側面23aに巻き取られていた台紙Sを巻取り軸部2から簡単に取り外すことができる。
しかも、ブラケット部材25が第1の内側テーパ部材23の第1のテーパ状内側面23bに対応する第1のテーパ状外側面25aを有していることで、ブラケット部材25の第1のテーパ状外側面23bおよび第1の内側テーパ部材23の第1のテーパ状内側面23bがそれぞれくさび面として面接触するので、ブラケット部材25の軸方向移動および第1の内側テーパ部材23の半径方向移動を比較的小さな力で行うことができ、これにより、巻取り軸部2からの台紙Sの取外しを速やかに行うことができる。
さらに、第1の巻取り軸部2の底部20Bの雌ネジ部20cに螺合する操作軸29先端の雄ネジ部29aによる推力を利用して操作軸29およびブラケット部材25が軸方向に移動するので、ブラケット部材25の軸方向移動および第1の内側テーパ部材23の半径方向移動をより小さな力で行うことができる。
また、ブラケット部材25の軸方向移動により、第1の内側テーパ部材23のみならず第2の内側テーパ部材24についても半径方向に移動させることができるので、第1の内側テーパ部材23の第1のポケット穴20aからの突出量の調整のみならず、第2の内側テーパ部材24による用紙Sの始端Saの把持および解除についても、操作軸29の回転操作のみで簡単かつ確実に行えるようになり、これにより、効率的に用紙の巻取りおよび取外しの処理を行うことができるようになる。
以上、本発明に好適な実施例について説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、本発明には種々の変形例が含まれる。以下に変形例のいくつかの例を挙げておく。
<第1の変形例>
前記実施例では、好ましい態様として、用紙巻取り装置1が2つの用紙巻取り機構1A、1Bから構成された例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。用紙巻取り装置1は、3つ以上の用紙巻取り機構から構成されていてもよいし、また、単一の用紙巻取り機構から構成されていてもよい。
<第2の変形例>
前記実施例では、好ましい態様として、巻取り軸部2が第1、第2の巻取り軸部20、21から構成された例を示したが、巻取り軸部2は、概略円柱状の単一の巻取り軸部から構成されていてもよい。その場合、巻取り軸部の外周面に台紙Sの始端を保持するための保持部を別途設ける必要がある。
<第3の変形例>
前記実施例では、第1の内側テーパ部材23の各張出部23cと、第1のポケット穴20aの各凹部20dの各端面20d、20dとの間に単に空所のみが形成された例を示したが(図4参照)、本発明の適用はこれに限定されない。たとえば、第1の内側テーパ部材23の各張出部23cと、第1のポケット穴20aの各凹部20dの端面20dとの間に圧縮バネを配設するようにしてもよい。この場合、操作軸29およびブラケット部材25の後退時には、第1の内側テーパ部材23が圧縮バネの反発力により半径方向内方に容易に移動できるようになる。
同様に、前記実施例では、第2の内側テーパ部材24の各張出部24cと、第2のポケット穴20bの各凹部20eの各端面20e、20eとの間に単に空所のみが形成された例を示したが(図4参照)、本発明の適用はこれに限定されない。たとえば、第2の内側テーパ部材24の各張出部24cと、第2のポケット穴20bの各凹部20eの端面20eとの間に圧縮バネを配設するようにしてもよい。この場合、操作軸29およびブラケット部材25の後退時には、第2の内側テーパ部材24が圧縮バネの反発力により半径方向内方に容易に移動できるようになる。
<第4の変形例>
前記実施例では、長尺の帯状の用紙として、裏面に粘着面を有するラベルが台紙に仮着されたラベル台紙からラベルが剥離された台紙を例にとって説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他の連続用紙でもよく、またフィルム用紙であってもよい。
<その他の変形例>
上述した実施例および各変形例はあらゆる点で本発明の単なる例示としてのみみなされるべきものであって、限定的なものではない。本発明が関連する分野の当業者は、本明細書中に明示の記載はなくても、上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する種々の変形例やその他の実施例を構築し得る。
以上のように、本発明は、長尺の帯状の用紙を巻き取るための用紙巻取り機構に有用である。
1: 用紙巻取り装置
1A: 用紙巻取り機構

2 : 巻取り軸部

20: 第1の巻取り軸部
20A: 外周面
20a: 第1のポケット穴
20b: 第2のポケット穴
20B: 底部(端部)
20c: 雌ネジ部(雌ネジ孔)

21: 第2の巻取り軸部
21A: 外周面

23: 第1の内側テーパ部材
23a: 外側面
23b: 第1のテーパ状内側面

24: 第2の内側テーパ部材
24a: 外側面
24b: 第2のテーパ状内側面

25: ブラケット部材(外側テーパ部材)
25a: 第1のテーパ状外側面
25b: 第2のテーパ状外側面

29 : 操作軸
29a: 雄ネジ部

3、3、3: 側板部材
a、3a: 係合溝(キー溝)

s: スリット

S: 台紙(用紙)
Sa: 始端
w: 幅
特開平10−250885号公報(段落[0043]〜[0044]、図1および図7参照) 特開2009−203029号公報(段落[0060]、[0062]〜[0064]、図6および図9参照) 特開2010−1082号公報(第2頁左上欄第19行〜同頁右上欄第8行、同頁左下欄第7〜12行、同頁同欄第19行〜同頁右下欄第3行、第3頁左上欄第5〜13行、第1図、第2図および第4図〜第7図参照) 特開2010−1082号公報(段落[0022]、[0023]、[0036]、 [0045]、図4および図5参照)

Claims (5)

  1. 長尺の帯状の用紙を巻き取るための用紙巻取り機構であって、
    用紙が巻き付けられる外周面を有し、前記外周面の一部にポケット穴が形成された巻取り軸部と、
    前記ポケット穴に収容されるとともに、前記ポケット穴の外側に配置されかつ用紙の幅方向全体にわたって延在する外側面と、前記ポケット穴の内側に配置されかつ軸方向にテーパ状に延びるテーパ状内側面とを有し、前記ポケット穴からの前記外側面の突出量が変化するように前記ポケット穴内で半径方向に移動自在な内側テーパ部材と、
    前記内側テーパ部材の前記テーパ状内側面に対応しかつ係合し得るテーパ状外側面を有し、前記内側テーパ部材を半径方向に移動させるように軸方向に移動自在な外側テーパ部材とを備え、
    前記巻取り軸部が、前記外周面に開口しかつ軸方向に延びるスリットを介して離隔配置された第1、第2の巻取り軸部から構成されるとともに、前記第1の巻取り軸部が、前記外周面の一部に形成された第1のポケット穴と、前記スリットに開口する第2のポケット穴とを有し、前記第1、第2のポケット穴にそれぞれ第1、第2の内側テーパ部材が収容されており、前記外側テーパ部材が、前記第1、第2の内側テーパ部材の第1、第2のテーパ状内側面にそれぞれ対応しかつ係合し得る第1、第2のテーパ状外側面を有しており、用紙の始端が前記スリット内において前記第2の内側テーパ部材の前記外側面と前記第2の巻取り軸部との間で把持されるようになっている、
    ことを特徴とする用紙巻取り機構。
  2. 請求項1において、
    前記外側テーパ部材を軸方向に挿通するとともに前記外側テーパ部材に回転自在に支持されかつ軸方向移動不能に固定された操作軸をさらに備え、前記操作軸の先端に形成された雄ネジ部が前記巻取り軸部の端部に形成された雌ネジ部に螺合している、
    ことを特徴とする用紙巻取り機構。
  3. 請求項1において、
    前記巻取り軸部には、巻取り時の用紙の幅方向の一端側および他端側をそれぞれガイドする一対の側板部材が設けられており、前記各側板部材の内周側には、前記内側テーパ部材によりキー結合されるキー溝が形成されている、
    ことを特徴とする用紙巻取り機構。
  4. 請求項3において、
    前記内側テーパ部材が前記各側板部材を越えてその外側まで延びている、
    ことを特徴とする用紙巻取り機構。
  5. 請求項1において、
    当該用紙巻取り機構が、ラベル台紙貼付け装置におけるラベル剥離後の台紙を巻き取るためのものである、
    ことを特徴とする用紙巻取り機構。
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