JP6709287B2 - 容器用閉鎖要素 - Google Patents

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Description

本発明は、容器を閉鎖するための閉鎖要素、特に、いわゆる「プレスツイスト」タイプの閉鎖要素、即ち、初めて容器を閉鎖する際に、容器の口部上に閉鎖要素を押し付けることによって容器上に取り付けられる閉鎖要素に関する。その後、螺合の解除により、閉鎖要素は容器から取り外される。
本発明による閉鎖要素は、低温殺菌、滅菌等の加熱処理される食品の真空包装に使用することができる。本発明による閉鎖要素を用いて包装することができる食品には、特に、例えば均質化された食品のような、一般に「ベビーフード」と呼ばれる初期の食品が含まれる。しかしながら、本発明による閉鎖要素は、ソース、ジュース、魚類およびシーフード、肉ベースの製品、動物用食料品等の他のタイプの食品にも使用することができる。
本発明による閉鎖要素は、特に、排他的ではないが、缶または瓶のようなガラス容器を閉鎖するのに使用することができる。
「プレスツイスト」タイプの閉鎖要素は、一般に、金属材料から製造されるカプセルを含み、このカプセルには、長手方向軸線の周囲に延在する側壁と、長手方向軸線に対して横方向に配置される横断パネルと、が設けられている。側壁は閉鎖すべき容器の首部に係合するのに適している一方で、横断パネルは容器の口部によって画定される開口部を閉鎖するのに適している。
既知の閉鎖要素の製造中、環状シールとして形成されるシール材料がカプセルの内部に導入される。このシールは、カプセルの側壁と横断パネルとを接続する接続領域に配置され、側壁の内面との接触状態を維持する。
蓋付け機により、閉鎖要素を容器の首部に取り付けるが、この首部には雄ねじが設けられている。蓋付け機によりシールを加熱して、シールの軟化を促進する。容器に取り付けるために、閉鎖要素を容器の口部に押し付けると、容器の首部上に設けられた雄ねじは、圧痕によってシール上に対応する雌ねじを形成する。シール上に形成された雌ねじは、閉鎖要素を冷却した後でさえもシール上に残る故に、容器を開口するために閉鎖要素を螺合解除し、かつ、容器を閉鎖するために再び螺合することができる。
既知のシールは、ポリ塩化ビニル(PVC)ベースの材料から製造されるが、それにも関わらず、そのような材料は、容器内に存在する製品中に放出されると、消費者の健康に有害であり得る有害物質を含有する場合がある。
従って、「PVCフリー」材料としても知られている、PVCを含有しない材料でプレスツイストの閉鎖要素のシールを製造することが提案されてきた。
ベビーフード分野では、シールの性能は、国際規格、特にヨーロッパ規格によって提供されるような複数のパラメータによって測定される。考慮すべきパラメータの中には、閉鎖要素の真空気密性およびねじ緩めトルクが含まれる。
PVCを含有しない材料は、PVCを含有する材料とは極めて異なる物理的、化学的および機械的特性を有する。特に、PVCを含有しない材料は、PVCを含有する材料よりも極めて剛性が高い。
従って、シールをPVCを含有しない材料で製造する場合、PVCを含有するシールと同じ形状を採用すると、閉鎖要素は得られるが、これは、対応する容器に閉鎖要素を取り付けた際に、容器内において十分な程度の真空が形成されるのを阻止する場合があり、または、過度のねじ緩めトルクを必要とする場合がある。この点に関して、ねじ緩めトルクは12〜30kg×cmの範囲にあることが望ましい。
先行技術における閉鎖要素のいくつかの例は、特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4に開示されている。
独国特許第3332188号明細書 米国特許第4863030号明細書 仏国特許第2271993号明細書 米国特許出願公開第2015/028035号明細書
本発明の目的は、既知のタイプの閉鎖要素、特にプレスツイストタイプの閉鎖要素を改良することである。
更なる目的は、容器に取り付けた際に良好な性能を保証する、PVCを含有しない材料から製造されたシールを含む、特にプレスツイストタイプの閉鎖要素を提供することである。
特に、容器に取り付けた際に、良好な真空気密性を有する閉鎖要素を提供することが望ましい。
更に、閉鎖要素を、それが取り付けられていた容器から取り外す必要がある場合に、過度のねじ緩みトルクを必要としない閉鎖要素を提供することが望ましい。
本発明の更なる目的は、容器に容易に取り付けることができる閉鎖要素を提供することである。
本発明によれば、容器を閉鎖するためのプレスツイストタイプの閉鎖要素が提供され、この閉鎖要素は、
軸線の周囲に延在する側壁と、前記軸線に対して横方向に延在する横断パネルとを有するカプセルと、
容器の口部に密閉係合するための環状シールであって、PVCを含有しない材料から製造されており、
カプセルの側壁に接触するように配置される側部と、
側部から前記軸線に向けて延在する前部と、
前部の変形可能性を高めるための変形可能性促進手段であって、前部が口部を画定する容器の端縁に押し付けられると、前部を形成する材料によって少なくとも部分的に充填することができる凹領域を含む変形可能性促進手段と、
を含む環状シールと、
を含む。
従って、端縁を前部の厚みに侵入させることで、容器を密閉閉鎖することができる。
本発明によれば、閉鎖要素が容器に取り付けられたときに、環状シールの前部による効果的な密閉作用を確実にすることで、使用前に容器内に含まれる製品が劣化するリスクを最小化したプレスツイストタイプの閉鎖要素を取得することが可能である。
所望の製品で充填され、蓋付けされた後に、本発明による閉鎖要素を使用して、加熱され、かつ、滅菌、低温殺菌等のプロセスを経た容器を閉鎖することができる。相応に充填され、蓋付された容器が加熱されると、環状シールの温度も上昇し、環状シールの材料が軟化する。
続いて、容器が冷却され、容器の上部空間に真空が生成される。この真空に起因して、カプセルの横断パネルが変形することによって容器の内側に向けて湾曲する。
本発明による閉鎖要素の環状シール上の凹領域により、前部(依然として比較的高温かつ軟化状態にある)を形成する材料は、カプセルの横断パネルが容器の内側に向けて湾曲する際に容易に変形することができる。特に、凹領域は、環状シールの前部の材料によって少なくとも部分的に充填されるように意図された一種のポケットを画定しており、前記材料は、カプセルの横断パネルが変形すると、容器の端縁に対して圧縮される。これにより、容器の端縁が環状シールの前部の厚みに侵入しやすくなることで、容器は、環状シールの前部によってもたらされる軸方向の(または正面への)密閉作用により密閉される。
一実施形態では、凹領域は、前部が側部に接続されている環状シールの接続領域に設けられる。
一実施形態では、環状シールの側部の内側にはサイドリップが設けられており、このサイドリップは、容器の口部の側面と係合するように閉鎖要素の内側に向けて突出している。
サイドリップは、容器に蓋付けするプロセスのうち初期のステップにおいて、即ち、軸方向の密閉作用が有効になる前に、良好な横方向への密閉を確実にするが、前記軸方向の密閉作用は、シールの前部と係合する容器の端縁によるものである。従って、容器内の製品の汚染、および/または容器内に存在する物質の望ましくない漏出を、初期の蓋付けステップにおいてさえも回避する。更に、容器を蓋付けするプロセスのうち初期のステップにおいて、サイドリップは、閉鎖要素が容器から分離するのを防止する。サイドリップを有しない場合、容器の内部に生成される真空レベルが、閉鎖要素を口部に安定的に固定された状態を維持するのに十分ではないという事実により、閉鎖要素が容器から分離する可能性がある。
一実施形態では、環状シールの側部には、閉鎖要素の内側に向けて突出する複数のリブが設けられている。
リブは、使用時に、固定要素の下の容器上に設けられる環状ビードと相互作用することなく、リブが固定要素、例えば容器上に設けられる雄ねじに係合するように、軸方向寸法を有する。
容器の環状ビードと係合しないリブを設けることによって、閉鎖要素の密閉特性を損なうことなく、閉鎖要素を容器から取り外すために閉鎖要素に印加される必要がある、過度な値のねじ緩めトルクを回避することができる。
一実施形態では、リブは、横断パネルに対して側対向面にて、それぞれ丸い端部または面取りされた端部によって画定されている。丸い端部または面取りされた端部により、閉鎖要素が容器に取り付けられる際に、環状シールがカプセルから分離するリスクを低減しつつ、容器に閉鎖要素を容易に取り付けることができる。
一実施形態では、少なくとも2つのリブは、残りのリブよりも目立たないように面取りされているか、または少なくとも2つのリブは全く面取りされていない。
より目立たないように面取りされたリブは、それぞれ当接要素を画定し、蓋付け機において複数の閉鎖要素が互いに積み重ねられたときに、閉鎖要素が当接要素に当接する。蓋付け機上で閉鎖要素を互いに分離することが困難になり得る故、より目立たないように面取りされたリブにより、閉鎖要素が隣接する閉鎖要素の内部に過度に侵入しないようにする。
本発明は、いくつかの例示的かつ非限定的な実施形態を示す添付の図面を参照して、よりよく理解され、実行されるであろう。
プレスツイストタイプの閉鎖要素の斜視図である。 図1の閉鎖要素の上面図である。 図2の平面III〜IIIに沿った断面図である。 図3の詳細Aを示す、拡大された部分断面図である。 図1の詳細Bを示す、拡大された部分図である。 容器の首部を示す、概略部分断面図である。 図6の首部に取り付けられる閉鎖要素を示す概略断面図である。 図7の詳細Cを示す、拡大された部分断面図である。 代替的な実施形態による閉鎖要素の詳細を示す、拡大された部分断面図である。 更なる代替的な実施形態による閉鎖要素の詳細を示す、拡大された部分断面図である。 別の代替的な実施形態による閉鎖要素の詳細を示す、拡大された部分断面図である。
図1は、容器を閉鎖するための閉鎖要素1を示す。閉鎖要素1は、いわゆる「プレスツイスト」または「プレスオン、ツイストオフ」タイプのものであり、即ち、容器が最初に閉鎖される際に、加圧されることで容器上に取り付けられることが意図されており、また、螺合解除されることで容器から取り外されることが意図されている。
閉鎖要素1は、図6に示すタイプの容器51を閉鎖するために使用する上で特に適している。容器51はガラス製であってもよい。容器51は、ベビーフード、ソース、フルーツジュース、魚類およびシーフード、肉ベースの製品、動物用食品等のような真空包装された食品を収容するように設計されていてもよい。
容器51は開口部53を画定する口部52を含み、この開口部53を通して容器51を充填および空にすることができる。口部52は、長手方向軸線Z1を中心に延在している。容器51が使用位置において水平面上に休止するとき、端縁54が口部52の頂部において、口部52よりも上方に位置するため、口部52は、口部52の上端縁として画定することができる端縁54によって画定される。図示の例では、端縁54は、長手方向軸線Z1に対して横方向に、特に垂直方向に延在する、ほぼ平坦な環状面によって画定される。
容器51は、端縁54の下に、容器51の外側に向けて半径方向に突出する環状ビード55を含む。
端縁54と環状ビード55との間には、1つ以上の固定要素56が設けられ、この固定要素56は、閉鎖要素1が容器51に固定されるように、容器51の外側に向けて突出するねじ山またはより一般的には突出部として形成される。
閉鎖要素1は、特に金属材料、例えば成形された板金から製造されるカプセル2を含む。
図3に示すように、カプセル2は、軸線Zを中心に延在する側壁3と、軸線Zに対して横方向に、特に垂直に配置される横断パネル4とを備える。側壁3により、閉鎖要素1を容器51に固定することができる。一方、閉鎖要素1を容器51に取り付ける際、横断パネル4により開口部53を閉鎖することができる。閉鎖要素1が容器51に取り付けられると、閉鎖要素1の軸線Zは、容器51の長手方向軸線Z1と一致する。
側壁3は、ほぼ円筒形のスカートとして成形される。側壁3は、横断パネル4に接続される端部領域を有する。横断パネル4に隣接する端部領域とは反対の、側壁3の更なる端部領域において、側壁3は、閉鎖要素1の内側に向けて折り畳まれた一種のカールを形成する丸められた端縁5によって画定される。丸められた端縁5は、鋭い端縁への接触を不要にする目的を有し、それによって使用者が負傷するのを防ぐ。この鋭い端縁は、閉鎖要素1を形成する板金を切断した端縁である。
横断パネル4はほぼ平坦である。
図示の例では、横断パネル4には開口インジケータ要素6が設けられており、この開口インジケータ要素6は、横断パネル4の中心から突出する突出部、特に円形突出部として成形される。閉鎖要素1が容器51に取り付けられていない場合、開口インジケータ要素6は、閉鎖要素1の外側に向けて、即ち、側壁3が突出する側とは反対側の横断パネル4の側面に向けて突出する。内部に真空が生成された容器51に閉鎖要素1を取り付けると、開口インジケータ要素6は、容器の内側に向けて変形する。従って、開口インジケータ要素6を観察することによって、閉鎖要素1によって閉鎖された容器51が既に開口されたか否かを判定することができる。実際、容器51が既に開口されている場合、開口インジケータ要素6は閉鎖要素1の外側に向けて突出する。一方、容器51が開口されたことがなく、従って未だに密閉状態である場合、開口インジケータ要素6は、容器51の内部に向けて変形する。
更に、閉鎖要素1が容器51から初めて取り外されるとき、開口インジケータ要素6は、音、特に使用者が知覚する一種の「クリック」音を発する。この音は、開口インジケータ要素6が容器51の内部に向けて変形している構成から、開口インジケータ要素が閉鎖要素1の外側に向けて突出する構成へと変化するときに発生する。上述した音を聞くと、使用者は、閉鎖要素1を取り外す前に、容器51が適切に閉鎖されていた、即ち密閉されていたことを確信する。
図4に示すように、側壁3は、座部8を含むことができる接続領域7において横断パネル4に接続されている。座部8は、特に、環状溝として成形することができる。座部8は、カプセル2の内側に面しており、横断パネル4を包囲している。図示した例では、座部8は、閉鎖要素1の外側に向けて突出する突出部9の内側に画定されている。
閉鎖要素1は、環状シール10を更に備えており、この環状シール10は、容器51を密閉するために、容器51の口部52と係合するのに適している。環状シール10は、ポリマー材料あるいはエラストマー材料、またはそれらの混合物から製造され、ポリ塩化ビニル(PVC)を含有しない。環状シール10は、溶融状態の対応する材料を導入することによって、および、カプセル2の内部の環状構造により、並びに、この材料を金型によって適切に成形することによって、取得することができる。
環状シール10は、側壁3と接触するように配置される側部11を含む。側部11は、軸線Zを中心に連続的に延在している。後のセクションで詳述するように、側部11は、容器51上に配置される固定要素56と相互作用することを意図している。
環状シール10は、側部11から軸線Zに向けて延在する前部12を更に含む。前部12は、容器51の頂部において、容器51の口部52を画定する端縁54と相互作用するように意図されているが、これについては以下に詳しく説明する。前部12は、接続領域7内、特に座部8内に延在している。前部12は、図示の例では、座部8が終了し横断パネル4が開始する領域に配置される内側自由縁13を有する。代替的な実施形態では、内側自由縁13は、軸線Zに向けてより突出している場合があり、即ち、内側自由縁13は、図4に示されるよりもより多くの部分の横断パネル4を被覆してもよい。
図4に示すように、容器51が閉鎖要素1によって密閉されるように、前部12は、容器51の端縁54に接触するのに適した密閉面14によって画定される。密閉面14は、閉鎖要素1の軸線Zに対して横方向に、特に垂直に延在する平坦な環状面である。
環状シール10は、前部12の変形可能性を高めるための変形可能性促進手段15を更に含む。
変形可能性促進手段15は、容器51を蓋付けするための蓋付けプロセスの間に、前部12を形成する材料で少なくとも部分的に充填され得る一種のポケットを画定する凹領域16を含む。
凹領域16は、前部12と側部11とを接続する接続領域において、密閉面14の外側に設けられる。
図示された例では、凹領域16は、環状形状、特に円形形状を有する連続溝として成形されている。凹領域16は、軸線Zを中心に、この軸線と同軸上に延在している。
凹領域16は、座部8の内側に収容される、環状シール10を形成する材料の一部に設けられる。換言すると、凹領域16は、前面14に対して座部8の内側に向けて侵入している。
凹領域16は、環状シール10の前面14と側部11との間に配置される。
後により詳細に開示するように、変形可能性促進手段15、特に凹領域16は、閉鎖要素1が容器51上に取り付けられるときに、前部12の変形可能性を増加させることができる。特に、後により詳細に説明するように、凹領域16により、容器51の端縁54は、前部12に容易に侵入することができ、それによって、前部12と密閉係合する。
前部12は、環状シール10の前面14と内側自由縁13との間に配置される段差17を更に備えてもよい。段差17により、横断パネル4上に配置される内側自由縁13を、横断パネル4とは異なるレベルに配置される前面14に接続することができる。代替的な実施形態では、段差17は省略してもよい。
環状シール10は、側部11から閉鎖要素1の内側に向けて突出するサイドリップ18を更に備える。サイドリップ18は、容器51の側面57と係合するように構成され、側面57は、固定要素56と端縁54との間に配置される。後により詳述するように、サイドリップ18により、蓋付けプロセスの最初のステップ中に、閉鎖要素1を容器51上に保持することができる。
サイドリップ18は、凹領域16の近傍に配置する。サイドリップ18は、側部11から軸線Zに向けて突出し、軸線Zの周囲を連続的に延在する突出部として成形される。
前部12の反対側において、側部11は自由縁21によって画定される。
図3および図7に示すように、自由縁21は、カプセル2の丸められた端縁5から離間している。自由縁21の位置、即ち、軸線Zに平行な側部11の長さは、閉鎖要素1を係合させることが意図される容器51の環状ビード55の位置に基づいて決定される。特に、側部11は、閉鎖要素1が容器51に取り付けられるとき、自由縁21が環状ビード55に接触しないように、即ち、自由縁21が環状ビード55から離間するような方法で寸法決めされる。
換言すると、閉鎖要素1が容器51に取り付けられるとき、側部11は、容器51をほぼ密閉するように寸法決めされるが、環状シール10の自由縁21は、環状ビード55に何ら干渉しない。非限定的な例として、この状態は、環状シール10の自由縁21が環状ビード55から少なくとも0.1mmの距離に配置されるときに起こり得る。
従って、環状ビード55と環状シール10との間の、何らかの望ましくない干渉を回避することができる。この干渉は、容器51を密閉する目的として実用性はないが、容器51から閉鎖要素1を取り外すのに必要なねじ緩めトルクを過度に増加させることによって有害なものとなり得る。
環状シール10は、側部11から軸線Zに向けて、即ち、閉鎖要素1の内側に向けて突出する複数のリブ19を更に備える。リブ19は、閉鎖要素1の内側にて長手方向に延在し、特に、軸線Zに平行に指向することができる。
リブ19は、軸線Zを中心に規則的に分布しており、即ち、軸線Zを中心に角度的に等距離に配置される。
閉鎖要素1が容器51に取り付けられると、リブ19は固定要素56と係合する。特に、固定要素56はリブ19を恒久的に変形させるが、このリブ19上において、各凹部は印加された状態を維持し、前記凹部は固定要素56の形状と相補的な形状を有している。例えば、固定要素56が雄ねじとして成形される場合、閉鎖要素1が容器51から取り外されると、リブ19は、容器51上において取得される雄ねじの形状に対して相補的な形状を有する雌ねじの部分を示すように変形される。これにより、使用者は、閉鎖要素1を容器51上に螺合することによって、閉鎖要素1を容器51上に再度取り付けることができる。
従って、リブ19により、閉鎖要素1を容器51から取り外すことができる。
リブ19は、環状シール10が固定要素56と接触するそれぞれの接触領域を画定する。2つの隣接するリブ19の間に、間隙20が画定される。閉鎖要素1が容器51に取り付けられると、間隙20において、固定要素56は側部11を限度内まで圧縮するか、または固定要素56は側部11を全く圧縮しない。
図3に示すように、各リブ19はサイドリップ18から自由縁21に向けて延在している。
リブ19の軸方向寸法、即ち、軸線Zに平行なリブ19の長さは、閉鎖要素1が容器51に取り付けられるときに、リブをビード55から離間させて、ビード55と相互作用しないようにするように選択する。
特に、リブ19は、環状シール10の自由縁21の近傍で終端してもよい。
図5に示すように、各リブ19は本体22を有しており、この本体22は、図示の例では、軸線Zに平行に延在するほぼ半円筒形である。各リブ19は、丸められた端縁5に面する、即ち、横断パネル4とは反対の端部を有する。丸められた端縁5に面するリブ19の端部は、異なる構造、特に2つの異なる構造を有し得る。
リブ19の大部分は、丸められた端縁5に面する、即ち、横断パネル4とは反対の挿入端部23を有しており、この挿入端部23は、閉鎖要素1の容器51への取り付けを促進するように成形する。挿入端部23は、特に、面取りされるか、または丸みを帯びていてもよい。
図示された例では、挿入端部23において、リブ19の寸法は、軸線方向、即ち軸線Zに平行な方向、および半径方向、即ち軸線Zに垂直な方向の両方に、本体22に対して減少している。その中央領域において、挿入端部23は、側壁3から本体22まで延在するほぼ平坦な面として成形される傾斜面24によって画定される。
挿入端部23により、閉鎖要素1を容器51により容易に取り付けることができる。挿入端部23により、初めて容器51に取り付けるために、閉鎖要素1が口部52に押し付けられる間、リブ19と容器51との間に過度の干渉が生じることにより、閉鎖要素1が口部52に圧力により取り付けられている間に、環状シール10が閉鎖要素1から分離するリスクが低下する。
環状シール10には所定数のリブ19を設けることができ、前記リブは、横断パネル4とは反対のスペーサ端部25を有する。スペーサ端部25は、挿入端部23の形状と異なる形状を有する。スペーサ端部25は、横断パネル4に対して遠位の位置に配置される当接面26によって画定される。以下でより詳細に説明するように、当接面26は、隣接する閉鎖要素1の横断パネル4の外面に接触するのに適している。
また、スペーサ端部25は、挿入端部23よりも目立たないが、面取りまたは丸み付けすることができる。
スペーサ端部25は、ほぼ平坦であり、本体22から延在する傾斜面27によって画定することができる。しかしながら、傾斜面27と側壁3との間に、当接面26が介在されている。当接面26は、軸線Zに平行な方向に、傾斜面27の曲率とは異なる曲率を有する。
図示の例では、図2に示すように、スペーサ端部25によって画定される3つのリブ19が設けられている。しかしながら、スペーサ端部25によって画定される多数のリブ19を、即ち、3つではなく、特に2つ〜6つのスペーサ端部25によって画定されるリブ19を設けることができる。スペーサ端部25によって画定されるリブ19は、軸線Zを中心に角度的に等距離に配置され、即ち図示の例では、120°の角度で互いに離間している。スペーサ端部25によって画定される2つのリブ19の間には、複数のリブ19が挿入され、これらのリブ19は挿入面23によって画定される。
閉鎖要素1は、好適に積み重ねられて配置される、進入してくる閉止要素1を受容する蓋付け装置によって各容器51に取り付けられる。この構成によれば、閉鎖要素1の内部では、隣接する閉鎖要素1の横断パネル4と、隣接する閉鎖要素1の横断壁3の一部とが収容される。スペーサ端部25は、各閉鎖要素1が閉鎖要素1の内部に過度に侵入するのを防ぐことにより、問題の閉鎖要素1を部分的に収容する。実際、閉鎖要素1は、最も内側の閉鎖要素1の横断パネル4が最も外側の閉鎖要素1のスペーサ端部25と接触する位置まで、隣接する閉鎖要素1の内部に挿入され得る。これにより、最も内側の閉鎖要素1が最も外側の閉鎖要素1の内部に深く挿入され過ぎるのを防ぎ、この場合、最も外側の閉鎖要素1内に張り付いたままとなり得る最も内側の閉鎖要素1を除去するのは困難となり得る。
個々の閉鎖要素1を最初の積み重ね配置から分離した後、キャビティ28が下向きになるように蓋付け機のスライドに沿って閉鎖要素1を移動させるが、このキャビティ28は横断パネル4と側壁3との間、即ち閉鎖要素1の内側に画定される。同時に、高温流体、特に水蒸気が、閉鎖要素1の内部、即ちキャビティ28の内部に送られ、高温流体により閉鎖要素1は滅菌され、環状シール10の材料が軟化する。直後に、閉鎖要素1は、対応する容器51の口部52上に配置され、続いて、押圧要素、例えば板状の押圧要素によって口部52に押し付けられる。
挿入端部23の形状により、容器51の口部52を閉鎖要素1のキャビティ28内に比較的容易に挿入することができる。特に、口部52をキャビティ28に挿入する初期ステップにおいて、環状シール10と容器51との間の摩擦が最小限に抑えられることで、環状シール10が閉鎖要素1から分離するのを防ぐ。
閉鎖要素1は、容器51に向けて徐々に押し込まれることで、蓋付け機の出口において、容器51の端縁54が環状シール10の前部12と接触するか、またはほぼ接触する構成に到達するまで、口部52をキャビティ28に嵌合させるようにする。
しかしながら、このステップでは、環状シール10の前部12は、容器51の端縁54とまだ密閉係合していない。この時点では、サイドリップ18によって密閉が保証されており、このサイドリップ18は、容器51の側面57との干渉により変形され、それによって、図8に示されるようなほぼ円筒形の構成をとる。この円筒構成は、側面57の形状に対応する。従って、サイドリップ18は、容器51に横方向への密閉作用をもたらす。
横断パネル4と容器51に収容された製品の上側自由表面との間で、閉鎖要素1が所定の製品を予め所望のレベルまで充填した容器51上に取り付けられると、一定量の空気を閉じ込めた状態を維持するヘッドスペースが画定される。この空気が、閉鎖要素1の内部に先に送られた高温流体によって加熱される。蓋付け機の出口では、ヘッドスペース内に閉じ込められた空気が冷却され、それによって、容器51内に僅かながら最初の真空が形成される。この真空は、閉鎖要素1を容器51に固定した状態に保持する傾向がある。サイドリップ18は、閉鎖要素1を口部52に固定した状態に保つために、容器51のヘッドスペースの内部に存在する真空が十分でない場合であっても、閉鎖要素1はいずれにしても容器51から分離しないことを保証する。
実際、サイドリップ18は、側面57に干渉して結合され、かつ、容器51に関連する閉鎖要素1を保持するための保持要素として作用する。
蓋付け機の下流には、特にオートクレーブ内に、容器51を滅菌または低温殺菌するための設備が設けられている。そのような設備では、容器51は再加熱され、更に高い外部圧力に曝される。その結果、閉鎖要素1は、容器51に向けてより大きな力で押し付けられ、また、端縁54により、強度を高めて環状シール10の前部12を押圧する。設備の内部に存在する高温に起因して、環状シール10を形成する材料は軟化状態にある。更に、容器51の端縁54によって印加される圧力の結果として、環状シール10を形成する材料が変形され、それによって、凹領域16内に部分的に流れ、即ち、凹領域16内に画定される容積部の一部を充填する。これは、図8の詳細に明瞭に示されており、図8において、点線は、前部12の変形が生じる前の凹領域16の形状を示している。
凹領域16により、前部12を形成する材料を容易に変形させることができる故に、端縁54が前部12に侵入する能力が高まる。これにより、環状シール10を形成する材料がPVCを含有しておらず、従って比較的剛性であるにも関わらず、容器51の端縁54と環状シール10の前部12との間に効果的な前側密閉作用が生じる。従って、容器51に収容された製品が汚染されるのを防ぐ。
図示されていない実施形態では、変形可能性促進手段15は、凹領域16に加えて、またはその代わりに、前部12の内径、即ち、内側自由縁13の近傍にて取得される薄化領域を含んでもよい。薄化領域は、例えば、溝または面取りとして形作られてもよい。このタイプの薄化領域により、内側自由縁13の近傍にて前部12を容易に変形させることができる。
図9は、代替的な実施形態による環状シール110が設けられたカプセル2を含む閉鎖要素101を示す。環状シール110は、主に、環状シール10が代わりに設けられる凹領域16を有しない故に、図1〜図8に示す環状シール10とは異なる。環状シール110には、3つの円形突出部130が突出する前部112が設けられており、これらの突出部130は、互いに同心であり、その中心が軸線Z上にある。
図10は、カプセル2に環状シール210が設けられた閉鎖要素201を示しており、そこから、2つの円形突出部230が互いに同心に、かつ、軸Zを中心として突出している。円形突出部230は、閉鎖要素1の前部212から内側に突出している。
図11の実施形態では、閉鎖要素301が提供され、この閉鎖要素301のカプセル2には、単一の円形突出部330を有する環状シール310が代わりに設けられている。円形突出部330は、閉鎖要素1の前部312から内側に突出している。円形突出部330は、図9および図10に示す円形突出部130、230よりも長い長さを有し、前記円形突出部よりも薄い。
閉鎖要素101、201、301がそれぞれの容器に取り付けられるとき、円形突出部130、230、330は容器の上端縁に接触し、容器の上端縁に対して押し付けられることで、密閉リップとして作用し、これにより、容器を効果的に閉鎖する。

Claims (12)

  1. 容器(51)を閉鎖するためのプレスツイストタイプの閉鎖要素であって、
    軸線(Z)の周囲に延在する側壁(3)、及び前記軸線(Z)に対して横方向に延在する横断パネル(4)を有するカプセル(2)と、
    前記容器(51)の口部(52)に密閉係合するための環状シール(10)であって、環状シール(10)は、PVCを含有しない材料から製造されており、
    前記カプセル(2)の前記側壁(3)と接触するように配置される側部(11)と、
    前記側部(11)から前記軸線(Z)に向けて延在する前部(12)であって、前記口部(52)を画定する、前記容器(51)の端縁(54)に接触することを意図した平坦な環状面として構成される密閉面(14)によって画定される前部(12)と、
    前記前部(12)の変形可能性を高めるための変形可能性促進手段(15)であって、前記前部(12)が前記端縁(54)に押し付けられると、前記前部(12)を形成する材料によって少なくとも部分的に充填されることで、前記端縁(54)が前記前部(12)の厚みに侵入することによって、前記容器(51)を密閉できるように構成される凹領域(16)を含む変形可能性促進手段(15)と、
    を含む、環状シール(10)と、
    を備え
    前記環状シール(10)は、前記容器(51)に設けられた少なくとも1つの固定要素(56)と係合するように、前記側部(11)から前記閉鎖要素(1)の内側に向けて突出する複数の長手方向リブ(19)を更に含み、
    前記複数の長手方向リブ(19)のうち少なくとも第1の群のリブは、それぞれ挿入端部(23)を有するリブを含み、前記挿入端部(23)は、圧力による前記閉鎖要素(1)の前記口部(52)への取り付けを促進させるために面取りされ又は丸く、
    前記複数の長手方向リブ(19)は、前記第1の群の前記リブとは異なる形状の第2の群のリブを含み、前記第2の群の前記リブは、それぞれが当接面(26)によって画定されるスペーサ端部(25)をそれぞれ有し、前記当接面(26)は、隣接する前記閉鎖要素(1)が前記閉鎖要素(1)の内部に過度に侵入するのを防ぐために、隣接する閉鎖要素(1)の横断パネル(4)に接触するように意図されている、閉鎖要素。
  2. 前記凹領域(16)は、前記前部(12)が前記側部(11)に接続される接続領域に配置される、請求項1に記載の閉鎖要素。
  3. 前記凹領域(16)は、前記軸線(Z)の周りで連続的に延在する環状溝として成形される、請求項1または2に記載の閉鎖要素。
  4. 前記カプセル(2)は、前記横断パネル(4)から外方に突出する環状突出部(9)を含み、座部(8)が前記突出部(9)に画定され、前記凹領域(16)は前記座部(8)内に侵入している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の閉鎖要素。
  5. 前記凹領域(16)は、前記密閉面(14)を包囲する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の閉鎖要素。
  6. 前記前部(12)は、前記横断パネル(4)上に載置される内側自由縁(13)を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の閉鎖要素。
  7. 前記前部(12)は、前記密閉面(14)を前記内側自由縁(13)に連結する段差(17)を有する、請求項6に記載の閉鎖要素。
  8. 前記環状シール(10)は、前記容器(51)を蓋付けするための蓋付けプロセスの最初のステップにおいて、側部に密閉作用を及ぼすために、前記容器(51)の側面(57)と係合させるための、前記側部(11)から前記閉鎖要素(1)の内側に向けて突出するサイドリップ(18)を更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の閉鎖要素。
  9. 前記サイドリップ(18)は、前記複数のリブ(19)と、前記凹領域(16)との間に介在する、請求項に記載の閉鎖要素。
  10. 前記第2の群のリブ(19)は2つ〜6つであり、前記軸線(Z)の周りに角度的に等距離に配置され、前記第1の群の複数のリブ(19)は、前記第2の群の2つのリブ(19)の間に介在している、請求項に記載の閉鎖要素。
  11. 口部(52)は、環状ビード(55)および前記環状ビード(55)と前記容器(51)の端縁(54)との間に介在する少なくとも1つの雄ねじ(56)を有し、閉鎖要素(1)は、前記口部(52)に取り付けられ、前記複数のリブ(19)は、前記環状ビード(55)から離間されることで、前記環状ビード(55)に干渉しないようにした、請求項に記載の閉鎖要素(1)と、容器(51)の前記口部(52)との組み合わせ。
  12. 前記側部(11)は、前記前部(12)の反対側で、自由縁(21)によって画定され、前記閉鎖要素(1)は前記口部(52)に取り付けられ、前記自由縁(21)は前記環状ビード(55)から離間されている、請求項11に記載の組み合わせ。
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